JP3056931B2 - プリント基板分割装置 - Google Patents

プリント基板分割装置

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JP3056931B2
JP3056931B2 JP5315040A JP31504093A JP3056931B2 JP 3056931 B2 JP3056931 B2 JP 3056931B2 JP 5315040 A JP5315040 A JP 5315040A JP 31504093 A JP31504093 A JP 31504093A JP 3056931 B2 JP3056931 B2 JP 3056931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプリント配線基
板が一体成形された大型の複合プリント基板を複数のプ
リント配線基板に分割するプリント基板分割装置に係
り、特に、プリント基板分割に際してプリント基板に歪
みを発生させないプリント基板分割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板に電子部品を搭載し半田付
け実装するに際しては、一般的には工数削減のため、予
め、ミシン目またはV字溝の設けられた大型のプリント
基板に電子部品を搭載し、半田付けした後、ミシン目ま
たはV字溝に沿って複数の小型プリント基板に分割する
方法が採られている。
【0003】図2は従来のプリント基板を示す(a)平
面図、(b)断面図である。1はプリント基板で、予
め、分割部分にミシン目2またはV字溝3が設けられて
いる。ミシン目2は分割部に沿って複数の長方形の開口
部12で構成されており、各開口部12の間の繋ぎ部2
2でプリント基板1は1枚のプリント基板として形状を
保持している。また、V字溝3は分割部に沿ってプリン
ト基板1の両面に形成されたV字型の溝である。ミシン
目2の場合は繋ぎ部22の部分を狭くすることにより、
また、V字溝3の場合は溝を深くすることにより、プリ
ント基板1を容易に分割することがでいる。しかし、過
度に繋ぎ部22を狭くしたり、V字溝3を深くすると、
電子部品の搭載時に部品の挿入圧力でプリント基板1が
ミシン目2またはV字溝3の部分で割れたり、または、
半田付け時にプリント基板1が反ることがある。
【0004】図3は従来のプリント基板を2つに分割す
る方法を示す図である。(a)は手動によるプリント基
板分割方法、(b)はローラーカッターによるプリント
基板分割方法を示す図である。以下、図に従って説明す
る。1は予め分割部分にミシン目2またはV字溝3が設
けられたプリント基板で、電子部品4が搭載され半田付
けが完了している。5はプリント基板1に圧着して切断
するローラーカッターで、円板の中心部に回転軸15が
挿入される孔と円周部にカッター部25が設けられてい
る。
【0005】次に、プリント基板の分割方法について述
べる。図3(a)は手動によるプリント基板分割方法
で、大型のプリント基板1の両端部11を両手で保持し
て、予め設けられたミシン目2またはV字溝3(図で
は、V字溝3が示されている)を支点としてプリント基
板1を折り曲げる。このようにして、プリント基板1は
2つの小型プリント基板に分割される。
【0006】図3(b)はローラーカッターによるプリ
ント基板分割方法で、プリント基板1のV字溝3の両側
よりローラーカッター5のカッター部25に挟まれ、プ
リント基板1の移動とローラーカッター5のカッター部
25の回転によって、プリント基板1はV字溝3に沿っ
て2つの小型プリント基板に切断される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】プリント基板1の両端
部11を手で保持して折り曲げると、ミシン目2または
V字溝3の分割部分に直接応力が集中せずにプリント基
板1の部品実装面も曲がる。その結果として、電子部品
の半田付け部、プリント配線の銅パターン部に力がかか
り、半田外れ、パターン断線等の不良が発生する。
【0008】また、ローラーカッターを使用する方法で
は、特に、ガラス繊維入りプリント基板1の場合は、カ
ッター部25の磨耗が激しくローラーカッター5の交換
頻度が高く、費用が嵩む。また、上下のローラーカッタ
ー5の位置合わせ、特に上下カッター部25間の距離の
調整が困難であり、分割時に両者の位置がずれると切断
面が凸凹になるという問題があった。
【0009】本発明は、プリント基板の分割部分に応力
を集中させて、容易に分割でき、かつ、プリント基板の
電子部品搭載部には応力がかからないようにして、電子
部品の不良、プリント配線の断線不良をなくすことを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するめた
めに本発明は、第1基板と第2基板とが分割部分に分割
加工がなされて一体に形成された複合基板を分割するプ
リント基板分割装置において、前記複合基板における分
割加工がなされた分割部分を該複合基板の両面から挟み
込んで固定する固定手段と、前記第1基板における前記
分割部分に対して隣接する両側面部を保持して固定する
基板固定手段と、前記第2基板における前記分割部分に
対して隣接する両側面部を保持する基板保持手段と、前
記基板保持手段を移動し、前記複合基板を前記分割部分
で折り曲げ切断する駆動手段とを有することを特徴とす
る。
【0011】プリント基板の分割部分が固定手段により
プリント基板の両面から挟み込まれて固定された状態
で、保持されたプリント基板の両側面が移動され、プリ
ント基板の分割部分が折り曲げられるように切断され
る。従って、プリント基板の分割部分に応力が集中され
て容易にプリント基板が分割される。また、プリント基
板はプリント基板における前記分割部分に対して隣接す
る両側面から保持されているので、プリント基板の部品
が搭載されている部分の反りの発生を抑えることがで
き、プリント基板分割時における電子部品やプリント配
線パターンの損傷を防止できる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のプリント基板分
割装置を示す図である。(a)は斜視図、(b)は側面
図である。6はプリント基板分割装置で、基板分割部支
持機構7、基板固定機構8、基板回転機構9より構成さ
れる。7はプリント基板1の分割部に応力を集中させる
基板分割部支持機構で、プリント基板1の分割部の上下
よりミシン目2またはV字溝3(図では、V字溝の例が
示されている)を挟んで支持する楔17、27と、楔1
7、27を上下に駆動するエアーシリンダ37、47に
より構成される。8は分割するプリント基板1の一方を
分割時にプリント基板1が湾曲しないように固定する基
板固定機構で、分割されるプリント基板1の一方の側面
部21が挿入される溝38、48を有する一対の固定基
板保持台18、28と、プリント基板1の一端から分割
部までの寸法を一定に保ち、分割部のミシン目2または
V字溝3が丁度基板分割部支持機構の楔17、27と一
致させるための位置決めを行う基板ストッパー58で構
成される。尚、基板ストッパー58の位置は予めプリン
ト基板1の種類毎の調整が必要である。9は分割時にプ
リント基板1が湾曲しないように固定し応力を分割部に
集中させるとともにプリント基板1を曲げる基板回転機
構で、分割されるプリント基板1の他方の側面部31が
挿入される溝39、49を有する一対の回転基板保持台
19、29と、プリント基板1を回転させるエアーシリ
ンダ59、69により構成される。尚、分割されるべき
プリント基板1の幅に対応して、一対の固定基板保持台
18、28の間隔および一対の回転基板保持台19、2
9の間隔はそれぞれ可変できる。
【0013】次に、プリント基板分割方法について述べ
る。部品が搭載され半田付けの完了したプリント基板1
は回転基板保持台19、29の溝39、49から挿入さ
れ、他方の固定基板保持台18、28の溝38、48を
通過して、予め位置調整の完了した基板ストッパー58
に当接される。このことにより、プリント基板1の分割
部のミシン目2またはV字溝3が丁度基板分割部支持機
構の楔17、27と一致する。
【0014】次に、基板分割部支持機構7の上下のエア
ーシリンダ37、47が駆動され、楔17、27がプリ
ント基板1の分割部のミシン目2またはV字溝3を両側
から挟み込む。続いて、エアーシリンダ59、69が駆
動され、一対の回転基板保持台19、29が上部に引き
上げられプリント基板1は楔17、27で支持された部
分を支点として、回転され応力は楔17、27部分に集
中され容易に切断される。この時、プリント基板1の固
定側は一対の固定基板保持台18、28の溝38、48
と楔17、27により固定されているため、平面が保持
されプリント基板1には応力はかからない。また、プリ
ント基板1の回転側は一対の回転基板保持台19、29
の溝39、49と楔17、27により固定されているた
め、平面が保持されプリント基板1には同様に応力はか
からない。
【0015】本実施例によると、プリント基板1の分割
部(ミシン目2またはV字溝3)にのみ応力が集中して
容易に切断されるとともに、プリント基板は常に平面に
保たれているので、プリント基板に搭載された電子部品
や半田付け部には全く力がかからず、プリント配線パタ
ーンの断線も生じない。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、プリント基板の切断時には切断部が固定手段で固
定され、プリント基板は常に平面に保たれるので電子部
品、半田付け部、プリント配線パターンへの損傷は全く
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプリント基板分割装置を示
す(a)は斜視図、(b)は側面図。
【図2】プリント基板の分割部を示す(a)平面図、
(b)断面図。
【図3】従来のプリント基板を2つに分割する方法を示
す図。
【符号の説明】
1・・・プリント基板 7・・・基板分割部支持機構 8・・・固定基板保持機構 9・・・回転基板保持機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板と第2基板とが分割部分に分割
    加工がなされて一体に形成された複合基板を分割するプ
    リント基板分割装置において、 前記複合基板における分割加工がなされた分割部分を該
    複合基板の両面から挟み込んで固定する固定手段と、 前記第1基板における前記分割部分に対して隣接する両
    側面部を保持して固定する基板固定手段と、 前記第2基板における前記分割部分に対して隣接する両
    側面部を保持する基板保持手段と、 前記基板保持手段を移動し、前記複合基板を前記分割部
    分で折り曲げ切断する駆動手段とを有することを特徴と
    するプリント基板分割装置。
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