JPH11108166A - 後退ギヤの意図せぬギヤ係合を抑制する装置を備えた、自動車用ギヤボックスの外部制御装置 - Google Patents
後退ギヤの意図せぬギヤ係合を抑制する装置を備えた、自動車用ギヤボックスの外部制御装置Info
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- JPH11108166A JPH11108166A JP10227800A JP22780098A JPH11108166A JP H11108166 A JPH11108166 A JP H11108166A JP 10227800 A JP10227800 A JP 10227800A JP 22780098 A JP22780098 A JP 22780098A JP H11108166 A JPH11108166 A JP H11108166A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 後退ギヤの意図せぬギヤ係合を抑制する装置
を備えた、自動車用ギヤボックスの外側制御装置を提供
する。 【解決手段】 抑制装置係止体（５）は、固定ベース
（９）上に支持された移動自在のベース（８）と一体化
されており、これらのベースには、抑制装置係止体
（５）の位置の調節を長さ方向及び横方向で行うことが
できるように第１ベースを第２ベース上で移動し係止
し、且つこのようにして確立された位置を固定するため
の手段が設けられている。
を備えた、自動車用ギヤボックスの外側制御装置を提供
する。 【解決手段】 抑制装置係止体（５）は、固定ベース
（９）上に支持された移動自在のベース（８）と一体化
されており、これらのベースには、抑制装置係止体
（５）の位置の調節を長さ方向及び横方向で行うことが
できるように第１ベースを第２ベース上で移動し係止
し、且つこのようにして確立された位置を固定するため
の手段が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者がギヤを意
図せずに後退ギヤに入れることができなくする、自動車
用ギヤボックスの外部コマンドシステムに関する。この
システムは、こうした目的のため、後退ギヤに相当する
位置へのギヤレバーの移動を係止するためのシステム、
特定的には、後退ギヤ用の係止体が移動自在のベースプ
レートに配置されており、このベースプレートの位置を
車輛の車室内でギヤボックスレバーのベースのところで
調節するシステムを使用する。
図せずに後退ギヤに入れることができなくする、自動車
用ギヤボックスの外部コマンドシステムに関する。この
システムは、こうした目的のため、後退ギヤに相当する
位置へのギヤレバーの移動を係止するためのシステム、
特定的には、後退ギヤ用の係止体が移動自在のベースプ
レートに配置されており、このベースプレートの位置を
車輛の車室内でギヤボックスレバーのベースのところで
調節するシステムを使用する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、自動車用ギヤボックスの
外部制御システムは、運転者の手が届く範囲内に配置さ
れたギヤレバーを含む。このギヤレバーは、ケーブル又
はバーによって、ギヤボックスに、更に詳細には前記ギ
ヤボックスのトランスミッションシステムに連結されて
いる。トランスミッションシステムは、運転者がコマン
ドレバーを通して選択した変速率を確立するため、ギヤ
ボックス内のギヤを配置し且つ連結するアーム、継手、
及びフォークからなるアッセンブリによって構成されて
いる。
外部制御システムは、運転者の手が届く範囲内に配置さ
れたギヤレバーを含む。このギヤレバーは、ケーブル又
はバーによって、ギヤボックスに、更に詳細には前記ギ
ヤボックスのトランスミッションシステムに連結されて
いる。トランスミッションシステムは、運転者がコマン
ドレバーを通して選択した変速率を確立するため、ギヤ
ボックス内のギヤを配置し且つ連結するアーム、継手、
及びフォークからなるアッセンブリによって構成されて
いる。
【０００３】一本のコマンドレバーに関するトランスミ
ッションの幾つかの関係を選択できるようにするため、
レバーは、幾つかの方向での角度移動を可能にする球形
部材によって枢着されている。通常は、横方向移動を使
用してギヤの位置を選択し、長さ方向移動を使用し、選
択されたギヤを係合する。
ッションの幾つかの関係を選択できるようにするため、
レバーは、幾つかの方向での角度移動を可能にする球形
部材によって枢着されている。通常は、横方向移動を使
用してギヤの位置を選択し、長さ方向移動を使用し、選
択されたギヤを係合する。
【０００４】外部ギヤ制御装置は、レバー、枢軸、及び
バー又はケーブルによって形成されたアッセンブリであ
り、コマンドレバーによるギヤを選択するための移動を
ギヤボックスに伝達する。
バー又はケーブルによって形成されたアッセンブリであ
り、コマンドレバーによるギヤを選択するための移動を
ギヤボックスに伝達する。
【０００５】特に加速時、減速時、又は車輛の緊急操作
時のギヤボックスの使用には、熟練運転者に周知である
ように、速度、正確さ、及び安全性が必要とされ、ギヤ
の選択時又は変更時に機械システムに何等かの困難が生
じると、重大な問題が起こる。この問題点は、特に後退
ギヤの場合に深刻であり、例えば、所与の速度で車輛が
走行している際、運転者が変速時に誤って後退ギヤに係
合すると、ギヤボックスのギヤが破裂し、車輛及び乗員
に重大な結果がもたらされる。
時のギヤボックスの使用には、熟練運転者に周知である
ように、速度、正確さ、及び安全性が必要とされ、ギヤ
の選択時又は変更時に機械システムに何等かの困難が生
じると、重大な問題が起こる。この問題点は、特に後退
ギヤの場合に深刻であり、例えば、所与の速度で車輛が
走行している際、運転者が変速時に誤って後退ギヤに係
合すると、ギヤボックスのギヤが破裂し、車輛及び乗員
に重大な結果がもたらされる。
【０００６】このため、多くの車輛において、後退ギヤ
は、制御レバーの何等かの種類の外部抑制装置によって
保護されている。このような抑制装置は、後退ギヤを係
合するために運転者が係止システムを強制的に開放する
ことを必要とする。このような外部抑制装置は、多くの
車輛に設けられた内部抑制装置とは別個に設けられてい
る。内部抑制装置は、高段のギヤから後退ギヤへの移動
を禁止する。
は、制御レバーの何等かの種類の外部抑制装置によって
保護されている。このような抑制装置は、後退ギヤを係
合するために運転者が係止システムを強制的に開放する
ことを必要とする。このような外部抑制装置は、多くの
車輛に設けられた内部抑制装置とは別個に設けられてい
る。内部抑制装置は、高段のギヤから後退ギヤへの移動
を禁止する。
【０００７】後退ギヤ抑制装置の導入により、抑制装置
の係止システムが係止しておらず、他のギヤへの接続を
困難にしないことを確かめる必要があるという、別の問
題点が生じる。この問題点をなくすためには、後退ギヤ
の位置を完全に決定できるように、及び前進ギヤの選択
及び接続を行うためのレバーの操作の自由度を損なわな
いように、選択された位置及び他のギヤへの接続に対し
て正確な位置に係止体を配置しなければならない。
の係止システムが係止しておらず、他のギヤへの接続を
困難にしないことを確かめる必要があるという、別の問
題点が生じる。この問題点をなくすためには、後退ギヤ
の位置を完全に決定できるように、及び前進ギヤの選択
及び接続を行うためのレバーの操作の自由度を損なわな
いように、選択された位置及び他のギヤへの接続に対し
て正確な位置に係止体を配置しなければならない。
【０００８】ギヤボックスでは、各移動についてのギヤ
に対する位置は、前記ボックスのリトランスミッション
システム（retransmission system ）によって決定され
る。ギヤボックス内のギヤの位置と制御レバーの対応す
る位置との間に存在する遊びの合計には、伝動エレメン
トの遊びが含まれ、これによって、後退ギヤ用の抑制装
置の場合にレバーの位置が大幅に変化し、これは、後退
ギヤ用抑制装置の場合には前記ギヤが係合し損ない、他
のギヤの係合が困難になる。
に対する位置は、前記ボックスのリトランスミッション
システム（retransmission system ）によって決定され
る。ギヤボックス内のギヤの位置と制御レバーの対応す
る位置との間に存在する遊びの合計には、伝動エレメン
トの遊びが含まれ、これによって、後退ギヤ用の抑制装
置の場合にレバーの位置が大幅に変化し、これは、後退
ギヤ用抑制装置の場合には前記ギヤが係合し損ない、他
のギヤの係合が困難になる。
【０００９】ギヤの係合位置と後退ギヤの抑制装置を係
止するための位置との間が対応するようにレバーの位置
を調節するため、通常は、長さ調節済のバー又はケーブ
ルの制御を使用する。前記調節済のエレメントが比較的
高価であるという理由の他に、この種の調節は、通常
は、特に現代の車輛では横置き式エンジンに設けられた
ギヤボックスでは、アクセスが困難であり、調節が極め
て複雑であり、時間を浪費し、正確でないため、困難で
ある。このような困難性は、従来のバーやケーブルを用
いた制御装置、又はバー及びケーブルの両方を用いたハ
イブリッド型の制御装置、及びプッシュ−プル型の制御
装置に見られる。
止するための位置との間が対応するようにレバーの位置
を調節するため、通常は、長さ調節済のバー又はケーブ
ルの制御を使用する。前記調節済のエレメントが比較的
高価であるという理由の他に、この種の調節は、通常
は、特に現代の車輛では横置き式エンジンに設けられた
ギヤボックスでは、アクセスが困難であり、調節が極め
て複雑であり、時間を浪費し、正確でないため、困難で
ある。このような困難性は、従来のバーやケーブルを用
いた制御装置、又はバー及びケーブルの両方を用いたハ
イブリッド型の制御装置、及びプッシュ−プル型の制御
装置に見られる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従って、レバーのベー
スに設けられた前記係止体の位置を車輛の車室内で迅速
に且つ正確に直接的に調節できる、後退ギヤの意図せぬ
係合を阻止する抑制装置を開発することが必要とされて
いる。
スに設けられた前記係止体の位置を車輛の車室内で迅速
に且つ正確に直接的に調節できる、後退ギヤの意図せぬ
係合を阻止する抑制装置を開発することが必要とされて
いる。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する解決策
は、後退ギヤの係合を阻止する装置であり、この装置
は、変速制御レバー上に軸線方向に配置された係止バー
と、レバーが接合された固定ベース上に配置された移動
自在のベースと一体化された抑制装置係止体が構成する
長さ方向ストップ及び横方向ストップと、第１部材（係
止バー）を第２部材（係止体）に関して係止するための
手段によって形成される。この係止は、抑制装置係止体
を長さ方向及び横方向で調節でき且つ後退ギヤ抑制装置
の作動に最良の位置に固定でき、可撓性カバーを変速制
御装置から取り外すだけで前記調節を車室内で直接的に
行うことができ、従って、係止体の位置調節作業を簡単
に且つ手早く行う行われるように行われる。
は、後退ギヤの係合を阻止する装置であり、この装置
は、変速制御レバー上に軸線方向に配置された係止バー
と、レバーが接合された固定ベース上に配置された移動
自在のベースと一体化された抑制装置係止体が構成する
長さ方向ストップ及び横方向ストップと、第１部材（係
止バー）を第２部材（係止体）に関して係止するための
手段によって形成される。この係止は、抑制装置係止体
を長さ方向及び横方向で調節でき且つ後退ギヤ抑制装置
の作動に最良の位置に固定でき、可撓性カバーを変速制
御装置から取り外すだけで前記調節を車室内で直接的に
行うことができ、従って、係止体の位置調節作業を簡単
に且つ手早く行う行われるように行われる。
【００１２】多くの車輛は、その係止解除を可能にする
ために抑制装置システムを使用することを考えると、前
記係止バーは制御レバーを備えた同軸のパイプと一体化
されており、これは、運転者が操作するとき、抑制装置
の係止を越えるために垂直方向方向に移動し、後退ギヤ
との係合を可能にする。
ために抑制装置システムを使用することを考えると、前
記係止バーは制御レバーを備えた同軸のパイプと一体化
されており、これは、運転者が操作するとき、抑制装置
の係止を越えるために垂直方向方向に移動し、後退ギヤ
との係合を可能にする。
【００１３】本発明の装置の特徴、目的、及び利点は、
添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより
明らかになるであろう。
添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより
明らかになるであろう。
【００１４】
【発明の実施の形態】添付図面を更に詳細に参照する
と、図１は、本発明の目的である後退ギヤの意図せぬ係
合を抑制する装置を持つギヤ制御アッセンブリを示す。
このアッセンブリは、ギヤレバー１を有し、このギヤレ
バーには、係止バー２が軸線方向に摺動自在に組み立て
られている。更に、このアッセンブリは、レバー１のロ
ッド３と同軸の駆動パイプ４と、係止体５を含む。この
係止体の面６は、レバー１の長さ方向移動に対する係止
バー２のストップであり、係止体の面７は、同じレバー
の横方向移動に対するストップである。係止体５の面６
は、後退ギヤの抑制装置ストップを構成し、面７は、面
６とともに構成する隅部でレバー１の選択平面を後退ギ
ヤと係止するように限定し、位置決めする。
と、図１は、本発明の目的である後退ギヤの意図せぬ係
合を抑制する装置を持つギヤ制御アッセンブリを示す。
このアッセンブリは、ギヤレバー１を有し、このギヤレ
バーには、係止バー２が軸線方向に摺動自在に組み立て
られている。更に、このアッセンブリは、レバー１のロ
ッド３と同軸の駆動パイプ４と、係止体５を含む。この
係止体の面６は、レバー１の長さ方向移動に対する係止
バー２のストップであり、係止体の面７は、同じレバー
の横方向移動に対するストップである。係止体５の面６
は、後退ギヤの抑制装置ストップを構成し、面７は、面
６とともに構成する隅部でレバー１の選択平面を後退ギ
ヤと係止するように限定し、位置決めする。
【００１５】係止体５は、移動自在のベース８と一体化
されており、このベースは、固定ベース９上に着座して
おり、この固定ベースはギヤ制御装置の支持体１０上に
固定されている。上述の形体では、固定ベース９と支持
体１０との間に制御レバー１の枢軸１１が設けられてい
る。レバーの移動は、トランスミッションバー又はケー
ブル１２のシステムを通してギヤボックスに伝達され
る。
されており、このベースは、固定ベース９上に着座して
おり、この固定ベースはギヤ制御装置の支持体１０上に
固定されている。上述の形体では、固定ベース９と支持
体１０との間に制御レバー１の枢軸１１が設けられてい
る。レバーの移動は、トランスミッションバー又はケー
ブル１２のシステムを通してギヤボックスに伝達され
る。
【００１６】図１に示す矢印は、車輛の長さ方向軸線を
示し、車輛の前側に向いている。抑制装置係止体５の長
さ方向１３及び横方向１４での位置を調節し固定するた
めの手段が図１及び図２に示してある。これらの図で
は、係止体５と一体化された可動ベース８の下に鋸歯状
部分１５が設けられている。この鋸歯状部分は二つの部
分に分かれており、これらの部分は、固定ベース９の上
側に設けられた鋸歯状部分１６の２つの部分と対応す
る。
示し、車輛の前側に向いている。抑制装置係止体５の長
さ方向１３及び横方向１４での位置を調節し固定するた
めの手段が図１及び図２に示してある。これらの図で
は、係止体５と一体化された可動ベース８の下に鋸歯状
部分１５が設けられている。この鋸歯状部分は二つの部
分に分かれており、これらの部分は、固定ベース９の上
側に設けられた鋸歯状部分１６の２つの部分と対応す
る。
【００１７】二つの鋸歯状部分を固定することによっ
て、移動自在のベース８を横方向１４に可変の長さで移
動でき、長さ方向に不連続のピッチで移動できる。歯か
ら歯までの間の間隔は抑制点を調節するのに十分であ
る。
て、移動自在のベース８を横方向１４に可変の長さで移
動でき、長さ方向に不連続のピッチで移動できる。歯か
ら歯までの間の間隔は抑制点を調節するのに十分であ
る。
【００１８】抑制装置係止体５には、特に、レバー１に
よって、長さ方向に衝撃が加えられる。図示の形体で
は、本発明にとって非限定的方法で、前記係止体の位置
が変わらないようにするため、鋸歯状部分１５及び１６
を使用した。この種の構造では、歯は、係合方向でのレ
バー１の衝撃により生ぜしめられた大きな応力の方向に
対して垂直であり、その結果、前記レバーの移動により
生じた衝撃は固定手段１９に全く伝達せず、移動自在の
ベース８と固定ベース９との間で摺動が起こる可能性が
ない。
よって、長さ方向に衝撃が加えられる。図示の形体で
は、本発明にとって非限定的方法で、前記係止体の位置
が変わらないようにするため、鋸歯状部分１５及び１６
を使用した。この種の構造では、歯は、係合方向でのレ
バー１の衝撃により生ぜしめられた大きな応力の方向に
対して垂直であり、その結果、前記レバーの移動により
生じた衝撃は固定手段１９に全く伝達せず、移動自在の
ベース８と固定ベース９との間で摺動が起こる可能性が
ない。
【００１９】横方向について、制御レバー１によって係
止バー２を通して係止体５に加えられた衝撃は、選択移
動のストロークがギヤボックス内のストップによって制
限されている場合、トランスミッションシステムの弾性
により吸収されるということを述べなければならない。
止バー２を通して係止体５に加えられた衝撃は、選択移
動のストロークがギヤボックス内のストップによって制
限されている場合、トランスミッションシステムの弾性
により吸収されるということを述べなければならない。
【００２０】抑制装置係止体５の調節は、固定手段１
９、即ち添付図面において移動自在のベース８を固定ベ
ース９に固定するボルト及びナットを外し、次いで移動
自在のベース８を、長さ方向に位置決めするため、向き
合った歯の縁部を越えるのに十分持ち上げることによっ
て行われる。横方向では、位置決めは、移動自在のベー
ス８を固定ベース９上で一方の側から他方の側まで摺動
することによって行われる。最後に、二つの位置が示さ
れた後、固定エレメントをしっかりと締め付ける。
９、即ち添付図面において移動自在のベース８を固定ベ
ース９に固定するボルト及びナットを外し、次いで移動
自在のベース８を、長さ方向に位置決めするため、向き
合った歯の縁部を越えるのに十分持ち上げることによっ
て行われる。横方向では、位置決めは、移動自在のベー
ス８を固定ベース９上で一方の側から他方の側まで摺動
することによって行われる。最後に、二つの位置が示さ
れた後、固定エレメントをしっかりと締め付ける。
【００２１】添付図面に非限定的に示す形体では、係止
体５ａの横方向位置を微調整するため、偏心ヘッドを備
えた調節ピン２０を使用する。調節ピン２０は、適当な
工具で調節するとき、偏心ヘッドが移動自在のベース８
の長円形の穴２２内で移動する際に固定ベース９の穴２
１を回転し、抑制装置係止体５を横方向に移動する。逆
方向に回転させることができないため、調節ピン２０
は、移動自在のベース８が、調節後に、誤って横方向に
移動しないようにする。
体５ａの横方向位置を微調整するため、偏心ヘッドを備
えた調節ピン２０を使用する。調節ピン２０は、適当な
工具で調節するとき、偏心ヘッドが移動自在のベース８
の長円形の穴２２内で移動する際に固定ベース９の穴２
１を回転し、抑制装置係止体５を横方向に移動する。逆
方向に回転させることができないため、調節ピン２０
は、移動自在のベース８が、調節後に、誤って横方向に
移動しないようにする。
【００２２】調節中、固定手段１９は、添付図面に示す
場合には、移動自在のベース８の移動に従って移動自在
のベース８に設けられた長円形の穴２３内で摺動する二
つのボルト及びナットによって構成される。これらのボ
ルトは、固定ベース９に設けられた横方向に延びる
「Ｔ」字形状開口部内で、ヘッドが上を向いた状態で摺
動する。抑制装置係止体５を正しい位置に配置した後、
以上の方法によって定められた位置で二つのベースを互
いに固定する。
場合には、移動自在のベース８の移動に従って移動自在
のベース８に設けられた長円形の穴２３内で摺動する二
つのボルト及びナットによって構成される。これらのボ
ルトは、固定ベース９に設けられた横方向に延びる
「Ｔ」字形状開口部内で、ヘッドが上を向いた状態で摺
動する。抑制装置係止体５を正しい位置に配置した後、
以上の方法によって定められた位置で二つのベースを互
いに固定する。
【００２３】運転者は、制御レバー１を使用してギヤの
選択−係合操作を移動ダイヤグラムに従って行う。図示
の例の移動ダイヤグラムを図３に示す。レバー１は、操
作を受けていない場合には、ニュートラル位置Ｎに止ま
る。レバーを選択平面Ｓ内で横方向に移動すると、三つ
の長さ方向係合平面Ｅ、即ち１速−２速、３速−４速、
及び５速−Ｒのうちの一つに至り、図３に示す６つのギ
ヤの一つと係合する。この図の矢印は、車輛の移動方向
を示す。ニュートラル位置から図４の側面図に示す平面
である５速−Ｒ係合平面に横方向に移動すると、レバー
１は、図５の平面図において、抑制装置係止体５の面７
のストップに当り、この位置から前方に自由に移動して
５速ギヤと係止させることができるが、後方に移動させ
て後退ギヤＲと係合させることができない。これは、係
止バー２が抑制装置係止体５の面６に当たるためであ
る。
選択−係合操作を移動ダイヤグラムに従って行う。図示
の例の移動ダイヤグラムを図３に示す。レバー１は、操
作を受けていない場合には、ニュートラル位置Ｎに止ま
る。レバーを選択平面Ｓ内で横方向に移動すると、三つ
の長さ方向係合平面Ｅ、即ち１速−２速、３速−４速、
及び５速−Ｒのうちの一つに至り、図３に示す６つのギ
ヤの一つと係合する。この図の矢印は、車輛の移動方向
を示す。ニュートラル位置から図４の側面図に示す平面
である５速−Ｒ係合平面に横方向に移動すると、レバー
１は、図５の平面図において、抑制装置係止体５の面７
のストップに当り、この位置から前方に自由に移動して
５速ギヤと係止させることができるが、後方に移動させ
て後退ギヤＲと係合させることができない。これは、係
止バー２が抑制装置係止体５の面６に当たるためであ
る。
【００２４】運転者が後退ギヤを係合しようとする場合
には、操作パイプ４の上方突出部によって、前記係止バ
ーが抑制装置係止体５の上を自由に越えるように、係止
バー２を持ち上げることによって抑制装置システムの係
止を解除し、レバーを図４に破線で示す後退ギヤ位置Ｒ
に移動する。
には、操作パイプ４の上方突出部によって、前記係止バ
ーが抑制装置係止体５の上を自由に越えるように、係止
バー２を持ち上げることによって抑制装置システムの係
止を解除し、レバーを図４に破線で示す後退ギヤ位置Ｒ
に移動する。
【００２５】５速から４速への変速、又はその逆を迅速
に行う場合には、移動が段階的に行われ、抑制装置シス
テムによりレバー１を所与の自由な方法で移動させるこ
とができ、これは、他のギヤにおいても同じである。こ
の目的のため、係止体５の面６及び７の位置は、レバー
１が選択平面Ｓと５速−Ｒ係合平面との間の交差点
「ｉ」にあるときに係止バー２の向き合った面と適当な
距離のところにある必要がある。この理由により、抑制
装置Ｓを微調整する必要がある。
に行う場合には、移動が段階的に行われ、抑制装置シス
テムによりレバー１を所与の自由な方法で移動させるこ
とができ、これは、他のギヤにおいても同じである。こ
の目的のため、係止体５の面６及び７の位置は、レバー
１が選択平面Ｓと５速−Ｒ係合平面との間の交差点
「ｉ」にあるときに係止バー２の向き合った面と適当な
距離のところにある必要がある。この理由により、抑制
装置Ｓを微調整する必要がある。
【００２６】図５は、係止バー２と係止体５の面６との
間に設けなければならない長さ方向遊び２５及び前記係
止バー２と同じ係止体の面７との間に存在する横方向遊
び２６を示す。これらの遊びにより、レバー１を、抑制
装置システムの作動の安全性に影響を及ぼすことなく、
自由に移動できる。
間に設けなければならない長さ方向遊び２５及び前記係
止バー２と同じ係止体の面７との間に存在する横方向遊
び２６を示す。これらの遊びにより、レバー１を、抑制
装置システムの作動の安全性に影響を及ぼすことなく、
自由に移動できる。
【００２７】本発明によれば、遊び２５及び２６の調節
は、抑制装置係止体５と一体化された上ベース８を下ベ
ース９上で前記遊びに対応する位置に位置決めした後、
固定手段１９によって固定することによって行われる。
は、抑制装置係止体５と一体化された上ベース８を下ベ
ース９上で前記遊びに対応する位置に位置決めした後、
固定手段１９によって固定することによって行われる。
【００２８】本発明の目的である手段を使用した抑制装
置係止体５の調節及び固定は、簡単に且つ手早く行うこ
とができる。これは、調節を行うために車輛の車室内で
前記手段に容易に近付けるためである。更に、調節の制
御が容易であり、前記遊びを良好に正確に決定できる。
これは、調節を行う人が、調節の結果を制御するため
に、調節中に変速システムを直接操作できるためであ
る。
置係止体５の調節及び固定は、簡単に且つ手早く行うこ
とができる。これは、調節を行うために車輛の車室内で
前記手段に容易に近付けるためである。更に、調節の制
御が容易であり、前記遊びを良好に正確に決定できる。
これは、調節を行う人が、調節の結果を制御するため
に、調節中に変速システムを直接操作できるためであ
る。
【００２９】本発明の目的から逸脱しない場合には、以
上の解決策には変更を加えることができ、その形体を変
えることができるということは理解されよう。
上の解決策には変更を加えることができ、その形体を変
えることができるということは理解されよう。
【図１】後退ギヤが５速ギヤと同じレベルに配置された
前進５速−後退１速のギヤボックス用の制御レバーの移
動を示す、本発明の目的である後退ギヤ抑制装置を備え
た外部ギヤ制御アッセンブリの部品の斜視図である。
前進５速−後退１速のギヤボックス用の制御レバーの移
動を示す、本発明の目的である後退ギヤ抑制装置を備え
た外部ギヤ制御アッセンブリの部品の斜視図である。
【図２】移動自在のベース及び固定ベースの調節固定手
段を示す、図１と同じアッセンブリの分解斜視図であ
る。
段を示す、図１と同じアッセンブリの分解斜視図であ
る。
【図３】前進５速−後退１速のギヤの選択及び係合を行
うための、図１の制御レバーの移動のダイヤグラムであ
る。
うための、図１の制御レバーの移動のダイヤグラムであ
る。
【図４】各速度での係止バーの位置及び後退ギヤ抑制装
置係止体の位置を示す、５速ギヤと後退ギヤとの間での
同じレバーの長さ方向移動を表す、ギヤ制御装置の部分
側面図である。
置係止体の位置を示す、５速ギヤと後退ギヤとの間での
同じレバーの長さ方向移動を表す、ギヤ制御装置の部分
側面図である。
【図５】レバー、係止バー、及び抑制装置係止体を調節
位置で示し、係止位置の調節において調節しなければな
らない各車輛についての予め決定された遊びを示す、図
４のＡ−Ａ線での部分平面図である。
位置で示し、係止位置の調節において調節しなければな
らない各車輛についての予め決定された遊びを示す、図
４のＡ−Ａ線での部分平面図である。
１ ギヤレバー ２ 係止バー ３ ロッド ４ 駆動パイプ ５ 係止体 ６、７ 係止体の面 ８ 移動自在のベース ９ 固定ベース １０ 支持体 １１ 枢軸 １２ ケーブル １３ 長さ方向 １４ 横方向 １５、１６ 鋸歯状部分 １９ 固定手段 ２０ 調節ピン ２１ 穴 ２２、２３ 長円形の穴
Claims (5)
- 【請求項１】 後退ギヤの意図せぬギヤ係合を抑制する
装置を備えた、自動車用ギヤボックスの外部制御装置で
あって、前記外部制御装置は、運転者が前記ギヤボック
スのギヤの組み合わせを通して選択した変速率を確立す
るため、バー及び／又はケーブル（１２）を通して前記
ギヤに連結された制御レバー（１）を有し、運転者が意
図せずして前記後退ギヤを係合することがないようにす
るための手段が設けられ、この手段は、前記制御レバー
（１）上で軸線方向に摺動する係止バー（２）を有し、
前記係止バー（２）は、前記係止バー（２）が運転者に
よって意図的に持ち上げられていない場合には前記後退
ギヤとの係合を防止するストップとして抑制装置係止体
（５）を有し、前記抑制装置係止体（５）を持ち上げる
と前記ギヤと係合できるように構成された、前記外部制
御装置において、 前記抑制装置係止体（５）は、固定ベース（９）上に支
持された移動自在のベース（８）と一体化され、前記ベ
ースには、前記抑制装置係止体（５）の位置の調節を長
さ方向及び横方向で行うことができるように第１ベース
を第２ベース上で移動して係止し、且つ、このようにし
て確立された位置を固定するための手段が設けられてい
ることを特徴とする、後退ギヤの意図せぬギヤ係合を抑
制する装置を備えた、自動車用ギヤボックスの外部制御
装置。 - 【請求項２】 前記係止体（５）と前記係止バー（２）
との間の長さ方向及び横方向の相対的な位置は、前記移
動自在のベース（８）の鋸歯状部分（１５）の歯の前記
固定ベース（９）の鋸歯状部分（１６）の歯に関する装
着位置によって決定され、位置は、前記移動自在のベー
ス（８）を固定する固定手段（１９）を解放し、前記ベ
ースを向き合った歯の縁部を離すのに十分持ち上げ、前
記係止バー（２）に関する調節遊びによって決定された
所与の距離のところに前記抑制装置係止体（５）がくる
まで長さ方向及び横方向に移動することによって、二つ
の方向で変更でき、 調節中、前記固定手段（１９）は、前記移動自在のベー
ス（８）の移動に従って、長円形の穴（２３）内及び
「Ｔ」字形状横方向開口部（２４）内で長さ方向に摺動
し、次いで、前記抑制装置係止体（５）の正しい位置で
締め付けられること、 を特徴とする、請求項１に記載の後退ギヤの意図せぬギ
ヤ係合を抑制する装置を有する、自動車用ギヤボックス
の外部制御装置。 - 【請求項３】 本発明の限定的でない所与の形体におい
て、前記抑制装置係止体（５）の位置は、前記鋸歯状部
分（１５）及び（１６）の歯によって、前記制御レバー
の衝撃を受け易い方向である長さ方向では変化せず、前
記形体においては、前記歯の方向は、移動が起こり易い
方向に対して垂直方向であり、従って、レバー（１）の
係合方向での移動により生ぜしめられる衝撃力の最小の
成分が固定手段（１９）に伝達されることを特徴とす
る、請求項１又は２に記載の後退ギヤの意図せぬギヤ係
合を抑制する装置を備えた、自動車用ギヤボックスの外
部制御装置。 - 【請求項４】 前記抑制装置係止体（５）の位置が長さ
方向で変化しないようにする前記鋸歯状歯（１５）及び
（１６）の機能は、突出部又はこれに等価の他の手段に
よって提供されることを特徴とする、請求項１、２、又
は３に記載の後退ギヤの意図せぬギヤ係合を抑制する装
置を備えた、自動車用ギヤボックスの外部制御装置。 - 【請求項５】 本発明を限定しない他の形体では、前記
移動自在のベース（８）の前記抑制装置係止体（５）
は、適当な工具によって駆動される偏心ヘッドを有する
調節ピン（２０）を前記固定ベース（９）の前記穴（２
１）内で回転させ、前記移動自在のベース（８）の長円
形の穴（２２）内で移動するヘッドが偏心していること
の作用により前記移動自在のベース（８）を横方向に移
動することによって更に正確に調節され、前記移動自在
のベース（８）は、調節後、前記調節ピン（２０）を逆
方向に回転させることができないため、係止体（５）が
横方向に移動しないようにするブロック手段を構成する
ことを特徴とする、請求項１又は２に記載の後退ギヤの
意図せぬギヤ係合を抑制する装置を備えた、自動車用ギ
ヤボックスの外部制御装置。
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|---|---|---|---|
| BR9702671A BR9702671A (pt) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | Comando externo de cãmbio automotivo com inibidor de engate involuntário de marcha a ré |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11108166A true JPH11108166A (ja) | 1999-04-20 |
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| JP10227800A Pending JPH11108166A (ja) | 1997-08-13 | 1998-08-12 | 後退ギヤの意図せぬギヤ係合を抑制する装置を備えた、自動車用ギヤボックスの外部制御装置 |
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