JPH09275072A - 移動鏡の真直度誤差補正方法及びステージ装置 - Google Patents

移動鏡の真直度誤差補正方法及びステージ装置

Info

Publication number
JPH09275072A
JPH09275072A JP8110281A JP11028196A JPH09275072A JP H09275072 A JPH09275072 A JP H09275072A JP 8110281 A JP8110281 A JP 8110281A JP 11028196 A JP11028196 A JP 11028196A JP H09275072 A JPH09275072 A JP H09275072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable mirror
stage
data
axis direction
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8110281A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Kamiya
三郎 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8110281A priority Critical patent/JPH09275072A/ja
Priority to US08/820,502 priority patent/US5790253A/en
Publication of JPH09275072A publication Critical patent/JPH09275072A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/30Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring roughness or irregularity of surfaces
    • G01B11/306Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring roughness or irregularity of surfaces for measuring evenness

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動鏡の固定後の変形成分とともに、移動鏡
自体の加工誤差に由来するレーザ干渉計の測長軸間隔以
下の凹凸やうねり成分についての真直度誤差を確実に補
正する。 【解決手段】 ウエハステージ14に取り付ける前の移
動鏡28Aと28Bの面状データを一端からの距離の関
数データとして測定しメモリに記憶する。次に、ウエハ
ステージ14に取り付けた後の移動鏡28Aと28B
を、間隔dをおいて平行に配置された2つのレーザ干渉
計を用いて、間隔d毎の離散的な形状誤差データを計測
して、その計測結果をメモリに格納する。そして、主制
御部により、上記したウエハステージ14取り付け前と
後の移動鏡の面状データと形状誤差データの相関関係に
基づいて、ウエハステージ14取り付け後の移動鏡の連
続的な形状誤差データを作成し、これを補正データとし
て用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動鏡の真直度誤
差補正方法及びステージ装置に係り、更に詳しくはレー
ザ干渉計からのレーザ光を照射してステージ位置を測定
するためにステージに取り付けられる移動鏡の真直度誤
差補正方法及びその補正方法が適用されるステージ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、超大規模集積回路
(VLSI:Very Large Scale Integrated circuit )
のパターン転写に用いられる各種露光装置(ステッパー
等)、転写マスクの描画装置、マスクパターンの位置座
標測定装置、あるいはその他の位置決め装置では、対象
物を保持して直交する2軸(X軸,Y軸)方向に精密に
移動するXYステージが用いられている。このXYステ
ージの座標位置の計測には、通常、波長633nmで連
続発振するHe−Neの周波数安定化レーザを光源とし
た光波干渉計(レーザ干渉計)が使われている。
【0003】このレーザ干渉計は、本質的に一次元の測
定しかできないため、2次元の座標位置の測定には同一
のレーザ干渉計を少なくとも2つ用意し、反射面がほぼ
直交するようにXYステージに固定された2つの平面鏡
に対して各レーザ干渉計からのビームを投射して、各反
射面の垂直方向の距離変化を計測することにより、XY
ステージの2次元の座標位置を求めている。そして、X
Yステージに固定された2つの平面鏡の各反射面は、ス
テージの必要移動ストロークに合わせてX軸方向、Y軸
方向に伸びたものとなっている。このような平面鏡は、
座標位置の測定基準となるため、その反射面は極めて高
い平面性が要求される。
【0004】レーザ干渉計の計測分解能は、0.01μ
m程度と高精度であって、また、平面鏡の反射面の長さ
は、例えば、6インチの半導体ウエハを載置するステー
ジの場合、250mm程度が必要となる。このため、2
50mmの平面鏡の反射面全体が傾いていたり、部分的
に曲がっていたり、あるいは、局所的に凹凸がある場合
は、その量が0.01μm以上あると、それがレーザ干
渉計の計測値として取り込まれて、計測誤差の原因とな
っていた。
【0005】ところで、近年の半導体集積回路の製造工
程では、集積化が進むにつれて回路パターンが微細化す
るため、回路素子のレイヤー(層)間の重ね合わせ精度
を高める必要がある。しかし、この重ね合わせ精度に最
も大きく影響する要因の一つとしては、ウエハ上のショ
ット領域の配列精度があげられる。このショット領域の
配列精度は、上記したレーザ干渉計に計測誤差がある
と、この誤差に基づいてショット領域が位置決めされる
ため、配列精度が劣化するという不都合があった。
【0006】そこで、従来ではこの問題に対処するた
め、予め移動鏡の真直度誤差をウエハステージの位置に
応じて求めた結果を真直度誤差マップとし、これに基づ
いてウエハステージの位置を補正する技術が実開昭59
ー98446号公報等で開示されている。
【0007】この従来技術は、2次元平面内で直交する
X軸,Y軸方向に移動可能なウエハステージに対して、
X軸,Y軸方向からウエハステージの座標位置を計測す
るために、2つの測長軸を所定間隔dだけ離したレーザ
干渉計がそれぞれ配置されている。そして、ウエハステ
ージのX軸方向に延設された移動鏡の真直度誤差を測定
する場合は、ウエハステージのY軸方向の位置を一定に
保ちつつ、X軸方向に間隔dづつ順次ステップ移動させ
て、Y軸方向に設けられた2つのレーザ干渉計で変位量
を測定して、ウエハステージのX軸方向に延設された移
動鏡の間隔d毎の離散的な形状誤差データを求めること
ができる。また、これと同時に各ステップ毎にX軸方向
に設けられた2つのレーザ干渉計の測長軸の差分データ
を求めることによって、ウエハステージのヨーイング変
化量を測定する。そして、前記ウエハステージのX軸方
向に延設された移動鏡の間隔d毎の形状誤差を前記ヨー
イング変化量を用いて補正することにより、X軸方向に
延設された移動鏡の真直度誤差を求めることができる。
【0008】他方のウエハステージのY軸方向に延設さ
れた移動鏡の真直度誤差を測定する場合は、上記X軸方
向に延設されたY側の移動鏡の場合と比べると、XとY
とが丁度逆になり、ウエハステージをY方向に間隔dづ
つ順次ステップ移動させながらY軸方向に延設された移
動鏡の間隔d毎の離散的な形状誤差データを測定すると
ともに、Y軸方向に設けられた2つのレーザ干渉計の差
分データをとってヨーイング変化量を測定し、Y軸方向
に延設された移動鏡の形状誤差を補正することにより、
Y軸方向に延設された移動鏡の真直度誤差を求めること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の移動鏡の真直度誤差補正方法にあっては、測長
軸間隔d毎の移動鏡の真直度誤差を測定することはでき
るが、原理的にレーザ干渉計の測長軸間隔dの間の真直
度誤差まで測定することができないという不都合があっ
た。
【0010】通常、ウエハステージの移動量を測定する
場合、レーザ干渉計の構成は、偏光ビームスプリッタ側
にコーナキューブ・プリズムを設置してダブルパス(光
路を2回折り返す系)とすることにより、ステージに角
度変化があったとしても正しい位置測定が行えるように
なっている。このように光学系をダブルパスで構成した
場合は、平行設置された2つのレーザ干渉計の測長軸間
隔dも光学部品の制約などから少なくとも30mm以上
となるため、真直度誤差も30mm以上の間隔でしか測
定できなかった。
【0011】そこで、2つの測長軸を有するレーザ干渉
計を用いた移動鏡の真直度誤差の測定では、移動鏡を測
長軸間隔以下(例えば、15mm)の間隔で移動させれ
ば、その測長軸間隔(例えば、30mm)の間の真直度
誤差も測定可能なように思われる。しかし、測長軸の測
定点が重なるように測長軸間隔で移動鏡を移動させて変
位量を測定する場合は、前後の測定値が関連性を持って
いるため、移動鏡の反射面の形状を示す真直度誤差を得
ることができるが、上記したように測長軸間隔以下で移
動鏡を移動させて変位量を測定する場合は、測定点同士
が重ならず、前後の測定値間に関連性がなくなるため、
移動鏡の反射面の真直度誤差が得られなくなる。したが
って、移動鏡の真直度誤差の測定は、上記の測長軸間隔
に制約されることになる。
【0012】もちろん、集積度のあまり高くない従来の
半導体集積回路を製造する場合は、重ね合せ精度の観点
から見てこの程度(30mm)の間隔でも十分であった
が、最近の投影露光装置のようにハーフミクロン以下の
オーダの回路線幅に対応する必要がある場合は、十分な
精度が確保できなくなるという不都合があった。
【0013】また、従来の移動鏡の真直度誤差補正方法
では、上記した事情による移動鏡の製造工程において、
30mm以下のうねり等の鏡面の加工誤差をできるだけ
小さくする必要があるが、鏡面加工の特性上、高い空間
周波数の凹凸やうねりの振幅を小さくしつつ、移動鏡全
体に渡っても高い精度を維持するような加工を行うこと
は困難である。
【0014】このように、従来の投影露光装置では、移
動鏡の真直度誤差を補正したとしても、移動鏡自体の製
造工程において真直度誤差を補正しない場合と同様に高
精度な加工が要求されることから、鏡面加工に多大の時
間を要し、高コストになるという問題があった。
【0015】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたものであり、その目的は、移動鏡の固
定後の変形成分とともに、移動鏡自体の加工誤差に由来
するレーザ干渉計の測長軸間隔以下の凹凸やうねり成分
についても真直度誤差の補正が可能な移動鏡の真直度誤
差補正方法及びこの補正方法が適用されるステージ装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、2次元平面内で第1軸方向とこれに直交する第2軸
方向とに沿って移動可能なステージに設けられた前記1
軸方向に伸びる移動鏡の真直度誤差補正方法であって、
前記移動鏡を前記ステージに取り付けるに先だって、前
記移動鏡の反射面の形状誤差を測定し、このデータを当
該移動鏡の一端からの距離の関数データとしてメモリに
格納する第1工程と;前記移動鏡をステージに取り付け
後、前記ステージを前記移動鏡の延設方向にほぼ一致す
る第1軸方向に沿って移動しつつ、前記ステージの前記
第2軸方向の位置を計測するために前記第1軸方向に所
定間隔隔てた少なくとも2つの測長軸を有するレーザ干
渉計を用いて前記移動鏡の反射面の測長軸間隔毎の離散
的な形状誤差を計測し、この形状誤差データをメモリに
格納する第2工程と;前記第2工程でメモリに格納され
た前記移動鏡反射面の測長軸間隔毎の離散的な形状誤差
データと、前記第1工程でメモリに格納された移動鏡の
一端からの距離の関数データとを、前記測長軸の位置と
前記移動鏡の取付位置の相対的な関係に基づいて合成す
ることにより、前記移動鏡の真直度誤差補正のための連
続的な補正データを作成する第3工程とを含む。
【0017】これによれば、ステージ取り付け前の移動
鏡の製造加工時に生じた反射面全体の形状誤差は、予め
測定しておいて、その測定データを移動鏡の一端からの
距離の関数データとしてメモリに格納する。次に、ステ
ージに固定された後の移動鏡は、固定時に加わる応力に
よって変形するため、2つの測長軸を有するレーザ干渉
計を用いてステージ取り付け後の移動鏡の測長軸間隔毎
の離散的な形状誤差データが測定されて、メモリに格納
される。そして、メモリに格納された移動鏡反射面の測
長軸間隔毎の離散的な形状誤差データと、移動鏡の一端
からの距離の関数データとを、測長軸の位置と移動鏡の
取付位置の相対的な関係に基づいて合成することによ
り、ステージ取り付け後の離散的な形状誤差データがス
テージ取り付け前の連続的な形状誤差データで補間さ
れ、移動鏡の真直度誤差の最終的な補正データを作成す
ることができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、第2工程で前記ステージを移動させる
際に、前記ステージの回転方向の変化量を計測するとと
もに、前記レーザ干渉計により計測された前記移動鏡の
反射面の測長軸間隔毎の離散的な形状誤差から前記計測
された回転方向の変化量成分を引いた値をメモリに格納
することを特徴とする。
【0019】これによれば、第2工程において、ステー
ジを移動させる際のステージの回転方向の変化量を計測
し、レーザ干渉計により計測された移動鏡の反射面の測
長軸間隔毎の離散的な形状誤差から回転方向の変化量成
分を引いた値をメモリに格納することから、ステージの
回転方向の変化量(ヨーイング)による誤差が修正さ
れ、より正確な補正データを作成することができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、第2工程のレーザ干渉計による
前記移動鏡の形状誤差の計測は、各測長軸位置での測長
データの差分を計測することを特徴とする。
【0021】これによれば、第2工程における移動鏡の
形状誤差の計測は、各測長軸位置での測長データの差分
をレーザ干渉計により計測して順次積算することから、
ステージに取り付けた後の移動鏡の測長軸間隔毎の変位
量を形状誤差データとして0.01μm程度と超精密に
計測することができる。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、第2工程におけるステージの回転方向
の変化量は、前記ステージの前記第1軸方向の位置を計
測するために少なくとも2つの測長軸を有するレーザ干
渉計の各測長軸における測定データの差分に基づいて測
定されることを特徴とする。
【0023】これによれば、第2工程におけるステージ
の回転方向の変化量は、第1軸方向の位置を計測する少
なくとも2つの測長軸を有するレーザ干渉計の各測長軸
の差分を0.01μm程度の精度で計測して、これを角
度成分に変換することにより回転方向の変化量を精密に
測定することができる。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれか一項に記載の発明において、第1工程で反
射面の形状誤差はフィゾー干渉計を用いて測定すること
を特徴とする。
【0025】これによれば、フィゾー干渉計を用いたこ
とにより、トワイマン・グリーン干渉計( Twyman-Gree
n interferometer)等と比べると、より少ない光学部品
で、より高精度に面形状データを測定することができ
る。
【0026】請求項6に記載の発明は、2次元平面内で
第1軸方向とこれに直交する第2軸方向とに沿って移動
可能なステージと;前記ステージの前記第1軸方向に沿
って延設された移動鏡と;前記移動鏡に前記第1軸方向
に所定間隔を隔てて少なくとも2軸の測長ビームを照射
するレーザ干渉計と;前記移動鏡のステージへの取り付
け前に測定された前記移動鏡の反射面の形状誤差データ
が移動鏡の一端からの距離の関数データとして記憶され
た記憶手段と;前記ステージを前記移動鏡の延設方向に
ほぼ一致する前記第1軸方向に沿って移動しつつ、前記
レーザ干渉計の出力に基づいて前記測長軸間隔毎の離散
的な形状誤差データを測定するとともに、該離散的な形
状誤差データと、前記記憶手段に記憶された関数データ
とを、前記測長軸の位置と前記移動鏡の取付位置の相対
的な関係に基づいて合成して前記移動鏡の真直度誤差補
正のための連続的な補正データを作成する補正データ作
成手段とを有する。
【0027】これによれば、補正データ作成手段は、移
動鏡の延設方向とほぼ一致する第1軸(例えば、X軸)
方向に沿ってステージを移動しながら、第1軸方向に所
定間隔を隔てて少なくとも2軸の測長ビームを照射する
レーザ干渉計の出力に基づいて測長軸間隔毎の離散的な
形状誤差データを測定し、その離散的な形状誤差データ
と記憶手段に記憶された関数データとを測長軸位置と移
動鏡の取付位置の相対的な関係に基づいて合成すること
により、移動鏡の真直度誤差を補正するための連続的な
補正データを作成する。
【0028】このように本発明では、ステージ取り付け
後の移動鏡の反射面に対してレーザ干渉計による少なく
とも2軸の測長軸間隔毎に測定した離散的な形状誤差デ
ータを、ステージ取り付け前に測定された移動鏡の反射
面の形状誤差データを用いて補間することにより、ステ
ージ取り付け後の移動鏡の真直度誤差の補正に必要な補
正データを得ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。
【0030】図1には、一実施形態に係るステップアン
ドリピート方式の露光装置10の構成が概略的に示され
ている。この露光装置10は、光源12を含む照明系、
レチクルRが載置されるレチクルステージRS、レチク
ルRに形成された回路パターンを感光基板としてのウエ
ハW上に所定の縮小倍率で投影露光する投影光学系P
L、ウエハWが搭載されたウエハステージ14、ウエハ
ステージ14を水平面内で移動させるウエハステージ駆
動系16、このウエハステージ駆動系16等を始めとし
て装置全体を統括的に制御する主制御部18、ウエハス
テージ14の座標位置を測定するレーザ干渉計26、ウ
エハステージ14上に固定されレーザ干渉計26からの
光ビーム(測長ビーム)を反射する移動鏡28、メモリ
30、ウエハアライメント顕微鏡32等を備えている。
【0031】前記照明系は、水銀ランプから成る光源1
2、楕円鏡20及び照明光学系22を備えている。ま
た、照明光学系22は、図では単一のレンズ24のみを
含んで構成されているが、実際には、フライアイレン
ズ、リレーレンズ、コンデンサレンズ等の各種レンズを
含み、図ではこれらのレンズがレンズ24で代表的に示
されている。この他、不図示のシャッタ、視野絞り、ブ
ラインド等をも備えている。従って、光源12から発せ
られた露光光は楕円鏡20で第二焦点に集光された後、
照明光学系22を通る間に光束の一様化、スペックルの
低減化等が行なわれ、照明光としてレチクルRのパター
ン面PAを照明する。
【0032】レチクルステージRS上には、レチクルR
が保持されている。このレチクルRのパターン面PAに
は、前述した回路パターンが描画されている。
【0033】前記投影光学系PLは、光軸AXを共通に
する当該光軸AX方向(図1のZ軸方向)に沿って所定
間隔で配置された複数枚のレンズエレメント(いずれも
図示せず)とこれらのレンズエレメントを保持する鏡筒
とを備えている。
【0034】ウエハステージ14は、ウエハステージ駆
動系16によって、水平面内でX軸方向(図1の紙面平
行方向)とY軸方向(図1の紙面直交方向)の2次元方
向に駆動される。また、このウエハステージ14上に
は、所定の長さの平面鏡からなる移動鏡28が設けら
れ、この移動鏡に光ビームを投射するレーザ干渉計によ
って、ウエハステージ14の位置が計測されている。
【0035】ここで、実際には移動鏡は、ステージ14
のX軸方向位置計測用の移動鏡28Aと、Y軸方向の位
置計測用の移動鏡28Bとが設けられ、また、レーザ干
渉計もX軸方向位置計測用のレーザ干渉計26A,26
Bと、Y軸方向位置計測用のレーザ干渉計26C,26
Dとが設けられているが、図1では、これらを代表し
て、移動鏡28、レーザ干渉計26として表わされてい
る(図2参照)。なお、これらの移動鏡、レーザ干渉計
の配置等については、後に詳述する。
【0036】主制御部18は、制御プログラムが格納さ
れたROM(Reed Only Memory)、制御動作に必要なワ
ークエリア等が形成されたRAM(Random Access Memo
ry)、及びこれらのメモリを用いて露光装置10全体の
動作を制御するCPU(Central Processing Unit)等
を含むマイクロコンピュータ(又はミニコンピュータ)
から成り、この主制御部18にはさらに外部記憶手段と
してのメモリ30が接続されている。
【0037】メモリ30には、本実施形態では後述する
フィゾー干渉計で測定されたステージ取り付け前の移動
鏡28(移動鏡28A,28B)の反射面の面形状デー
タ、その他、移動鏡の真直度誤差補正のためのデータを
作成するのに必要な演算データ等が格納されている。
【0038】ウエハアライメント顕微鏡32は、ウエハ
ステージ14に載置されたウエハWに形成された位置合
わせマーク(アライメントマーク)を検出するもので、
その検出結果は、主制御部18に入力される。
【0039】図2には、図1のウエハステージ14近傍
の平面図が示されている。この図2において、図2のウ
エハステージ14は、2次元平面上で直交するX軸方向
(紙面の左右方向)とY軸方向(紙面の上下方向)の2
軸方向に移動可能とされ、このウエハステージ14上面
のX軸方向の一端部には、X軸方向位置計測用の移動鏡
28AがY軸方向に延設され、また、Y軸方向の一端部
には、Y軸方向位置計測用の移動鏡28BがX軸方向に
延設されている。
【0040】X軸方向位置計測用の移動鏡28Aに対向
して、X軸方向位置計測用のレーザ干渉計26A,26
Bが配置され、これらの干渉計26A,26Bから移動
鏡28Aに対し、X軸方向の測長ビームLB1,LB2
が投射されている。これらの測長ビームLB1,LB2
の間隔は、距離dとされている。
【0041】なお、レーザ干渉計26A,26Bによる
移動鏡28Aの位置計測は、実際にはウエハステージ1
4に固定された移動鏡28Aと、基準位置に取り付けら
れた固定鏡に光ビームを照射し、その反射光を合成する
ことによって生じる干渉縞をカウントして、基準位置に
対する変位量の測定を行なっているが、図2では、固定
鏡は図示省略されている。そして、ウエハステージのX
軸方向の位置(座標位置)は、レーザ干渉計26A,2
6Bで計測された距離の平均値で与えられる。
【0042】同様に、Y軸方向位置計測用の移動鏡28
Bに対向して、Y軸方向位置計測用のレーザ干渉計26
C,26Dが配置され、これらの干渉計26C,26D
から移動鏡28Bに対し、Y軸方向の測長ビームLB
3,LB4が投射されている。これらの測長ビームLB
3,LB4の間隔は、距離dとされている。
【0043】なお、レーザ干渉計26C,26Dによる
移動鏡28Bの位置計測は、上記のレーザ干渉計26
A,26Bの場合と同様に、不図示の基準位置に取り付
けられた固定鏡との間で生じる干渉縞をカウントし、基
準位置に対する変位量を測定することにより行なわれて
いる。そして、ウエハステージのY軸方向の位置(座標
位置)は、レーザ干渉計26C,26Dで計測された距
離の平均値で与えられる。
【0044】また、上記レーザ干渉計26A,26B、
及び26C,26Dを用いてウエハステージ14のヨー
イング変化量を求める場合は、レーザ干渉計26Aと2
6Bの差分、及びレーザ干渉計26Cと26Dの差分の
平均値をとることによって行なわれる。
【0045】なお、上記したレーザ干渉計26Aと26
B、及び26Cと26Dは、図2に示されるように、別
々の干渉計で構成してもよいが、2軸の測長軸を有する
干渉計によって、これを構成するようにしてもよい。そ
して、このウエハステージ14上に搭載されたウエハW
は、不図示のウエハホルダにバキューム等により固定さ
れている。
【0046】図3には、ウエハステージ取り付け前の移
動鏡28の反射面全体についての形状誤差を測定するフ
ィゾー干渉計40の概略図が示されている。このフィゾ
ー干渉計40は、光源42、ビームスプリッタ44、フ
ィゾーレンズ46、参照面48及び干渉縞検出部52な
どを備えている。
【0047】具体的には、図3に示すように、フィゾー
干渉計40の光源42から発した光は、ビームスプリッ
タ44を透過してフィゾーレンズ46で平行光となり、
参照面48を通って、移動鏡28の反射面に照射され
る。参照面48及び移動鏡28の反射面から反射された
光は、フィゾーレンズ46を通って集光されながらビー
ムスプリッタ44で反射されて、干渉縞検出部52に導
かれる。干渉縞検出部52では、参照面48と移動鏡2
8の両方の反射面から反射されて合成された光の干渉縞
を検出して、解析される。これにより、ステージ取り付
け前の移動鏡28の反射面の連続的な形状を測定するこ
とができる。上記のフィゾー干渉計40による測定は、
実際には移動鏡28A,28Bのそれぞれについて行わ
れる。
【0048】次に、本実施形態に係る移動鏡の真直度誤
差の補正データの作成方法について図4及び図5を参照
しながら説明する。
【0049】図4には、移動鏡の真直度誤差を補正する
ための補正データの作成原理を説明する図が示され、同
図(a)には、ステージ取り付け前の移動鏡の形状誤差
の測定データが、同図(b)には、ステージ取り付け後
の移動鏡の形状誤差の離散的な測定データが、同図
(c)には、移動鏡の真直度誤差を補正する最終的な補
正データが示されている。なお、図4中の縦方向の6本
の実線の間隔dは、X軸,Y軸方向にそれぞれ設けられ
たレーザ干渉計の測長軸間隔dに相当し、また、図4で
は移動鏡の反射面の形状誤差を分かりやすくするために
極端に誇張して表している。
【0050】また、図5には、本実施形態に係る補正デ
ータの作成工程を説明するフローチャートが示されてい
る。
【0051】本実施形態では、まず、図1に示される移
動鏡28をウエハステージ14に取り付ける前に、反射
面の連続的な形状誤差の測定が行われる(図5のステッ
プ100参照)。
【0052】具体的には、図3に示されるフィゾー干渉
計40を用いて、ウエハステージ14に取り付ける前の
移動鏡28を測定物体50の位置でその反射面を紙面の
上方に向け、移動鏡28を一切拘束せずに重力以外の不
要な外力を加えないようにしてから測定が開始される。
【0053】その結果、上記フィゾー干渉計40によ
り、図4(a)に示されるようなステージ取り付け前の
移動鏡反射面の連続的な形状誤差データを測定すること
ができる。同図(a)に示されるように、レーザ干渉計
の測長軸間隔d(ここでは30mm)の間には、移動鏡
の製造加工時における高い空間周波数の凹凸やうねり等
が見られることがわかる。このように、移動鏡の反射面
に図4(a)に示すような測長軸間隔d以下の高い空間
周波数の凹凸があった場合は、従来技術では計測が不可
能であって、この移動鏡の凹凸を原因とした位置ずれを
補正することができなかった。
【0054】そして、フィゾー干渉計40によって得ら
れた移動鏡反射面の形状誤差データは、移動鏡28A,
28Bの一端からの距離の関数として、処理しやすいよ
うに干渉縞検出部52内のA/D変換器によりデジタル
データ化される。この形状誤差データの横方向の分解能
は、干渉縞検出部52の分解能で決定されるが、通常、
検出部にCCDカメラ等が用いられるため、横方向は初
めから離散的なデータとなり、分解能は1〜5mm程度
となる。このようにして得られたステージ固定前の移動
鏡の形状誤差データは、図1に示す露光装置10の主制
御部18に接続されたメモリ30内の真直度誤差テーブ
ルAに予め格納されている(図5のステップ102参
照)。
【0055】以上の工程は、ステージ取り付け前の移動
鏡の反射面の形状誤差を測定し、その測定データを移動
鏡の一端からの関数データとしてメモリに格納する本発
明の第1工程に対応している。
【0056】次に、本実施形態においては、図1に示さ
れるウエハステージ14に取り付けた後の移動鏡28の
反射面の形状誤差が、所定間隔毎の離散的な値として測
定される(図5のステップ104参照)。
【0057】具体的には、上記のフィゾー干渉計40で
形状誤差が測定された移動鏡28A,28Bは、図2に
示されるように、ウエハステージ14上にX軸,Y軸方
向に沿ってそれぞれ延設配置され、固定される。そし
て、ウエハステージ14に取り付けた後の移動鏡28
A,28Bの反射面は、取付固定時に加わる応力によっ
て変形し、空間周波数の低いたわみが生じる。このた
め、ステージ取り付け後の移動鏡28の反射面は、露光
装置10のレーザ干渉計26を用いて形状誤差が測定さ
れる。測定に用いられるレーザ干渉計26(26Aと2
6B、26Cと26D)は、測長軸が間隔d(ここでは
30mm)だけ離してX軸,Y軸方向にそれぞれ2つず
つ平行配置されている。
【0058】例えば、図2に示されるように、Y軸方向
に面した移動鏡28Bの形状誤差を測定する場合は、Y
軸方向に設けられたレーザ干渉計26C,26Dの測長
軸が移動鏡28Bの一端に設けられた基準位置に投射さ
れるようにウエハステージ14を移動させる。このよう
にして、ウエハステージ14をウエハステージ駆動系1
6によってY軸方向の位置を一定に保ちつつ、X軸方向
に順次dづつステップ移動させながら、ステージ取り付
け後の移動鏡28Bの離散的な変位量をレーザ干渉計2
6C,26Dにより順次測定する。主制御部18では、
このレーザ干渉計26C,26Dによって測定されたそ
れぞれの測定値の差分をとることによって変位量を測定
する。
【0059】上記した移動鏡28の測長軸間隔d毎の離
散的な変位量の測定は、ウエハステージ14をX軸方向
にステップ移動させながら行われるが、この際にウエハ
ステージ14にヨーイングが発生するため、そのヨーイ
ングの変化量(回転角)に応じて生じる誤差分を上記測
定値から差し引かなければ、正確な移動鏡の反射面形状
を求めることができない。
【0060】例えば、Y側の移動鏡28Bの測定値を補
正するヨーイング変化量は、X軸方向に設けられた2つ
のレーザ干渉計26A,26Bを用いて求めることがで
きる。すなわち、Y側の移動鏡28Bの形状誤差を測定
する場合は、ウエハステージ14のY軸方向の位置を一
定に保ちながら、X軸方向に1次元移動させることか
ら、レーザ干渉計26A,26Bからの光ビームは移動
鏡28Aの同一点に投影され続ける。このため、主制御
部18では、レーザ干渉計26A,26Bの差分を見る
ことによって、測定点毎のヨーイング変化量を求めるこ
とができる。
【0061】そして、前記測定したY側の移動鏡28B
の間隔d毎の差分データを上記した測定点毎のヨーイン
グの変化量を用いて補正することにより、ヨーイング量
を含まない真の形状誤差データを求めることができる。
【0062】このようにして補正された、形状誤差デー
タを用いて順次積算することにより、図4(b)に示さ
れるようなY側の移動鏡28Bの離散的な形状誤差デー
タを求めることができる。
【0063】また、他方のX側の移動鏡28Aの反射面
の形状誤差データを測定する場合は、上記の場合とXと
Yが丁度逆になり、上記したY側の移動鏡28Bの反射
面の形状誤差を測定する動作と同様に行えるため、ここ
では説明を省略する。
【0064】このようにして得られた移動鏡28Aと2
8Bのウエハステージ14取り付け後の形状誤差データ
は、露光装置10のメモリ30の真直度誤差テーブルB
にそれぞれ格納される(ステップ106)。
【0065】以上の工程は、ステージ取り付け後の移動
鏡の反射面の測長軸間隔毎の離散的な形状誤差を計測
し、その形状誤差データをメモリに格納する本発明の第
2工程に対応している。
【0066】次いで、移動鏡の真直度誤差を補正する補
正データが主制御部18によって作成される(図5のス
テップ108参照)。
【0067】すなわち、主制御部18では、メモリ30
の真直度誤差テーブルBに格納されたステージ取り付け
後の移動鏡の離散的な形状誤差データを、メモリ30の
真直度誤差テーブルAに格納されたウエハステージ取り
付け前の移動鏡の連続的な形状誤差データに基づいて補
間処理を行い、ウエハステージ取り付け後の移動鏡の真
直度誤差を補正する補正データを作成する。
【0068】具体的には、主制御部18は、図4に示さ
れるように、真直度誤差テーブルBに格納された移動鏡
固定後の真直度誤差の測定点に対応させて、前記真直度
誤差テーブルAのデータ点を特定する。真直度誤差テー
ブルAのデータは、移動鏡の一端からの距離の関数デー
タとして格納されているため、真直度誤差テーブルBの
測定点に対応した真直度誤差テーブルAのデータ点を特
定することができる。そして、主制御部18では、これ
らの各データ点間を図4(a)に示すように直線(破線
で図示)で結び、その直線とのデータの差を補間データ
とする。
【0069】そして、図4(a)に示す真直度誤差テー
ブルAの各測定点の間が図4(b)の直線(破線で図
示)と同じ位置関係となるように、ベースライン補間と
しての直線補間を行った後、これに対して真直度誤差テ
ーブルAで作成した補間データを加えることにより、図
4(c)に示すようなウエハテーブル14固定後の移動
鏡の反射面の連続的な形状誤差データを得ることができ
る。この形状誤差データは、最終的に真直度誤差補正を
行う際に参照する補正データであり、メモリ30の真直
度誤差テーブルCに格納される。
【0070】以上の工程は、第2工程でメモリに格納さ
れた移動鏡反射面の測長軸間隔毎の離散的な形状誤差デ
ータと、第1工程でメモリに格納された移動鏡の一端か
らの距離の関数データとを、測長軸位置と移動鏡の取付
位置の相対的な関係に基づいて合成することにより、前
記移動鏡の真直度誤差補正のための連続的な補正データ
を作成する本発明の第3工程に対応している。
【0071】次に、本実施形態の露光装置10の露光に
先立つウエハWのアライメント動作(位置合わせ動作)
とその位置補正方法について説明する。
【0072】ウエハWのアライメントは、ウエハアライ
メント顕微鏡32によって検出された位置合わせマーク
に基づいて、主制御部18によりウエハステージ駆動系
16が制御され、ウエハステージ14を所定のアライメ
ント位置に位置決めすることで行われる。ウエハステー
ジ14の位置決めは、ここでは、ウエハ上の3箇所以上
のショット領域のアライメントマーク位置を予め精密に
計測しておき、その計測結果を統計処理することによっ
てウエハ上の全ての露光ショット位置を決める、統計的
手法を用いたグローバルアライメント、いわゆる、エン
ハンストグローバルアライメント(EGA)を採用して
いる。
【0073】本実施形態では、このアライメントマーク
位置を予め計測する際の座標位置を決定する際に、移動
鏡の反射面自体に凹凸やたわみによる真直度誤差がある
と、高精度な位置決めを行うことができなくなる。そこ
で、本実施形態の露光装置10では、移動鏡の反射面の
真直度誤差による位置ずれを防止するため、各移動鏡の
真直度誤差を補正する固有の補正データを作成してメモ
リに格納しておき、ウエハアライメント顕微鏡32によ
って検出されるアラインメントマークの位置計測の際
に、補正データに基づいて位置補正が行なわれる。
【0074】これまでの説明から明らかなように、本実
施形態では、メモリ30によって記憶手段が構成され、
主制御部18によって補正データ作成手段が構成されて
いる。
【0075】以上説明したように、本実施形態による移
動鏡の真直度誤差補正方法では、移動鏡をウエハステー
ジに固定する際に生ずる変形には、30mm程度以下の
高い空間周波数の変形成分が非常に少ないことに着目
し、固定前の単体の移動鏡の面形状をフィゾー干渉計を
用いてあらかじめ測定しておく。そして、移動鏡をウエ
ハステージに固定する際に生じる大きなうねり成分は、
2つの測長軸を有するレーザ干渉計を用いて測長軸間隔
毎の離散的な真直度誤差を計測する。そして、固定後の
離散的な真直度誤差データを固定前の移動鏡の面形状デ
ータで補間することにより、ウエハステージ固定後の移
動鏡の真直度誤差を補正する連続的な補正データを作成
することができる。
【0076】このように、本実施形態における移動鏡の
真直度誤差補正方法によると、移動鏡の真直度誤差の内
の大きなうねり成分はもちろん、従来の方式では補正す
ることのできなかったレーザ干渉計の測長軸間隔以下の
細かい凹凸やうねり等の高い空間周波数成分まで補正す
ることが可能となる。
【0077】なお、上記の実施形態では、真直度誤差テ
ーブルAの測定点の間のベースライン補間を行う際に直
線補間を行ったが、これに限定されるものではなく、ス
プライン補間などを適用することもできる。
【0078】また、上記の実施形態では、ウエハステー
ジ14のX軸,Y軸側に固定される移動鏡は、いずれも
バーミラーを用いて実施したが、一方の側のみをバーミ
ラーとし、他方のレーザ干渉計の照射位置には、コーナ
ーキューブを設けて、そのバーミラーの真直度誤差の補
正のみを行うものであってもよい。
【0079】さらに、上記の実施形態では、補正データ
を用いて位置補正を行う場合として、統計的手法を用い
たグローバルアライメントを採用したステッパーを例に
あげて説明したが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、上記以外の各種露光装置はもちろん、その他転写
マスクの描画装置、マスクパターンの位置座標測定装
置、あるいはその他の位置決め装置に対しても本発明は
好適に適用することができるものである。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ステー
ジ取り付け前の移動鏡の反射面を面形状測定手段により
測定した面状データと、ステージ取り付け後の移動鏡を
ステージの移動方向である第1軸,第2軸方向のうち、
移動鏡の延設方向にほぼ一致する第1軸方向に沿って移
動させながら、レーザ干渉計により測定したステージ取
り付け後の測長軸間隔毎の離散的な形状誤差データとを
合成することにより、移動鏡の真直度誤差を正しく補正
することが可能な補正データを得ることができるという
従来にない優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るステップアンドリピート方式
の露光装置の構成を概略的に示す図である。
【図2】図1のウエハステージとレーザ干渉計との位置
関係を示す平面図である。
【図3】ウエハステージ取り付け前の移動鏡の反射面全
体についての形状誤差を測定するフィゾー干渉計の構成
を概略的に示す図である。
【図4】移動鏡の真直度誤差を補正する補正データの作
成原理を説明する図である。
【図5】図4の補正データの作成工程を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】 10 露光装置(ステージ装置) W ウエハ(感光基板) 14 ウエハステージ(ステージ) 18 主制御部(補正データ作成手段) 26 レーザ干渉計 28 移動鏡 30 メモリ(記憶手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元平面内で第1軸方向とこれに直交
    する第2軸方向とに沿って移動可能なステージに設けら
    れた前記1軸方向に伸びる移動鏡の真直度誤差補正方法
    であって、 前記移動鏡を前記ステージに取り付けるに先だって、前
    記移動鏡の反射面の形状誤差を測定し、このデータを当
    該移動鏡の一端からの距離の関数データとしてメモリに
    格納する第1工程と;前記移動鏡をステージに取り付け
    後、前記ステージを前記移動鏡の延設方向にほぼ一致す
    る第1軸方向に沿って移動しつつ、前記ステージの前記
    第2軸方向の位置を計測するために前記第1軸方向に所
    定間隔隔てた少なくとも2つの測長軸を有するレーザ干
    渉計を用いて前記移動鏡の反射面の測長軸間隔毎の離散
    的な形状誤差を計測し、この形状誤差データをメモリに
    格納する第2工程と;前記第2工程でメモリに格納され
    た前記移動鏡反射面の測長軸間隔毎の離散的な形状誤差
    データと、前記第1工程でメモリに格納された移動鏡の
    一端からの距離の関数データとを、前記測長軸の位置と
    前記移動鏡の取付位置の相対的な関係に基づいて合成す
    ることにより、前記移動鏡の真直度誤差補正のための連
    続的な補正データを作成する第3工程とを含む移動鏡の
    真直度誤差補正方法。
  2. 【請求項2】 前記第2工程において、前記ステージを
    移動させる際に、前記ステージの回転方向の変化量を計
    測するとともに、前記レーザ干渉計により計測された前
    記移動鏡の反射面の測長軸間隔毎の離散的な形状誤差か
    ら前記計測された回転方向の変化量成分を引いた値をメ
    モリに格納することを特徴とする請求項1に記載の移動
    鏡の真直度誤差補正方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程におけるレーザ干渉計によ
    る前記移動鏡の形状誤差の計測は、各測長軸位置での測
    定データの差分を計測することであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の真直度誤差補正方法。
  4. 【請求項4】 前記第2工程におけるステージの回転方
    向の変化量は、前記ステージの前記第1軸方向の位置を
    計測するために少なくとも2つの測長軸を有するレーザ
    干渉計の各測長軸における測定データの差分に基づいて
    測定されることを特徴とする請求項2に記載の移動鏡の
    真直度誤差補正方法。
  5. 【請求項5】 前記第1工程において、前記反射面の形
    状誤差はフィゾー干渉計を用いて測定することを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の真直度誤
    差補正方法。
  6. 【請求項6】 2次元平面内で第1軸方向とこれに直交
    する第2軸方向とに沿って移動可能なステージと;前記
    ステージの前記第1軸方向に沿って延設された移動鏡
    と;前記移動鏡に前記第1軸方向に所定間隔を隔てて少
    なくとも2軸の測長ビームを照射するレーザ干渉計と;
    前記移動鏡のステージへの取り付け前に測定された前記
    移動鏡の反射面の形状誤差データが移動鏡の一端からの
    距離の関数データとして記憶された記憶手段と;前記ス
    テージを前記移動鏡の延設方向にほぼ一致する前記第1
    軸方向に沿って移動しつつ、前記レーザ干渉計の出力に
    基づいて前記測長軸間隔毎の離散的な形状誤差データを
    測定するとともに、該離散的な形状誤差データと、前記
    記憶手段に記憶された関数データとを、前記測長軸の位
    置と前記移動鏡の取付位置の相対的な関係に基づいて合
    成して前記移動鏡の真直度誤差補正のための連続的な補
    正データを作成する補正データ作成手段とを有するステ
    ージ装置。
JP8110281A 1996-04-05 1996-04-05 移動鏡の真直度誤差補正方法及びステージ装置 Withdrawn JPH09275072A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8110281A JPH09275072A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 移動鏡の真直度誤差補正方法及びステージ装置
US08/820,502 US5790253A (en) 1996-04-05 1997-04-04 Method and apparatus for correcting linearity errors of a moving mirror and stage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8110281A JPH09275072A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 移動鏡の真直度誤差補正方法及びステージ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09275072A true JPH09275072A (ja) 1997-10-21

Family

ID=14531720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8110281A Withdrawn JPH09275072A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 移動鏡の真直度誤差補正方法及びステージ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5790253A (ja)
JP (1) JPH09275072A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001345254A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Canon Inc 干渉計搭載ステージ
JP2003534541A (ja) * 2000-05-19 2003-11-18 ザイゴ コーポレイション インサイチュミラー特徴付け
JP2005518523A (ja) * 2001-08-20 2005-06-23 ザイゴ コーポレイション インサイチュでの鏡の特徴付け
JP2005244088A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Canon Inc ステージ装置及びその制御方法
JP2005538362A (ja) * 2002-09-09 2005-12-15 ザイゴ コーポレーション 干渉計の誤差の測定および補償
JP2006510199A (ja) * 2002-12-12 2006-03-23 ザイゴ コーポレーション フォトリソグラフィック露光サイクルの間のステージ・ミラー歪の工程内補正
JP2007526450A (ja) * 2003-06-19 2007-09-13 ザイゴ コーポレーション 平面ミラー干渉計測定システムにおけるビーム・ミスアライメントの幾何学的な影響に対する補償
KR20110133788A (ko) * 2010-06-07 2011-12-14 삼성전자주식회사 바미러 장치
JP5040657B2 (ja) * 2005-10-24 2012-10-03 株式会社ニコン 露光装置、露光方法、デバイスの製造方法、デバイス組立方法
JP2018120996A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 株式会社ニューフレアテクノロジー ステージ機構の位置補正方法及び荷電粒子ビーム描画装置

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100525521B1 (ko) * 1996-10-21 2006-01-27 가부시키가이샤 니콘 노광장치및노광방법
US20030145353A1 (en) * 1997-05-07 2003-07-31 Lightner Jonathan E. Starch biosynthetic enzymes
US6888638B1 (en) 1999-05-05 2005-05-03 Zygo Corporation Interferometry system having a dynamic beam steering assembly for measuring angle and distance
CN1196031C (zh) * 1999-05-20 2005-04-06 麦克隆尼克激光***有限公司 在平版印刷中用于减少误差的方法
AU2002257034A1 (en) * 2001-03-13 2002-09-24 Zygo Corporation Cyclic error reduction in average interferometric position measurements
US6509971B2 (en) 2001-05-09 2003-01-21 Nikon Corporation Interferometer system
US7019843B2 (en) 2001-05-10 2006-03-28 Zygo Corporation Method and apparatus for stage mirror mapping
JP2002365016A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Nikon Corp 干渉計を用いた位置測定方法、干渉式位置測定装置、露光装置及び露光方法
US20030020924A1 (en) * 2001-06-19 2003-01-30 Fuyuhiko Inoue Interferometer system
US6674512B2 (en) 2001-08-07 2004-01-06 Nikon Corporation Interferometer system for a semiconductor exposure system
WO2003019111A1 (en) * 2001-08-23 2003-03-06 Zygo Corporation Dynamic interferometric controlling direction of input beam
US6785005B2 (en) 2001-09-21 2004-08-31 Nikon Corporation Switching type dual wafer stage
US6665054B2 (en) 2001-10-22 2003-12-16 Nikon Corporation Two stage method
JP3826042B2 (ja) * 2002-01-30 2006-09-27 キヤノン株式会社 ステージ装置、それを用いた半導体露光装置および位置計測方法
AU2003215204A1 (en) * 2002-02-12 2003-09-04 Zygo Corporation Characterization and compensation of non-cyclic errors in interferometry systems
US6906784B2 (en) * 2002-03-04 2005-06-14 Zygo Corporation Spatial filtering in interferometry
US7330274B2 (en) * 2002-05-13 2008-02-12 Zygo Corporation Compensation for geometric effects of beam misalignments in plane mirror interferometers
US7616322B2 (en) * 2002-07-08 2009-11-10 Zygo Corporation Cyclic error compensation in interferometry systems
EP1520151B1 (en) 2002-07-08 2018-10-10 Zygo Corporation Cyclic error compensation in interferometry systems
US7428685B2 (en) * 2002-07-08 2008-09-23 Zygo Corporation Cyclic error compensation in interferometry systems
US7262860B2 (en) * 2002-07-29 2007-08-28 Zygo Corporation Compensation for errors in off-axis interferometric measurements
US20040061869A1 (en) * 2002-07-29 2004-04-01 Hill Henry A. Compensation for errors in off-axis interferometric measurements
US7274462B2 (en) * 2002-09-09 2007-09-25 Zygo Corporation In SITU measurement and compensation of errors due to imperfections in interferometer optics in displacement measuring interferometry systems
US7327465B2 (en) * 2003-06-19 2008-02-05 Zygo Corporation Compensation for effects of beam misalignments in interferometer metrology systems
US20040263840A1 (en) * 2003-06-25 2004-12-30 Segall Stephen B. Calibration of reconfigurable inspection machine
US7180603B2 (en) * 2003-06-26 2007-02-20 Zygo Corporation Reduction of thermal non-cyclic error effects in interferometers
JP3965177B2 (ja) * 2003-10-30 2007-08-29 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ装置、干渉計およびデバイス製造方法
WO2005045529A2 (en) * 2003-11-04 2005-05-19 Zygo Corporation Characterization and compensation of errors in multi-axis interferometry system
WO2005047974A2 (en) * 2003-11-10 2005-05-26 Zygo Corporation Measurement and compensation of errors in interferometers
WO2005058129A2 (en) * 2003-12-17 2005-06-30 Check-Cap, Llc Intra-lumen polyp detection
US7379190B2 (en) * 2004-01-05 2008-05-27 Zygo Corporation Stage alignment in lithography tools
US7283248B2 (en) * 2004-01-06 2007-10-16 Zygo Corporation Multi-axis interferometers and methods and systems using multi-axis interferometers
US7375823B2 (en) * 2004-04-22 2008-05-20 Zygo Corporation Interferometry systems and methods of using interferometry systems
WO2005106383A2 (en) * 2004-04-22 2005-11-10 Zygo Corporation Interferometry systems and methods of using interferometry systems
US7489407B2 (en) * 2004-10-06 2009-02-10 Zygo Corporation Error correction in interferometry systems
US7433049B2 (en) * 2005-03-18 2008-10-07 Zygo Corporation Multi-axis interferometer with procedure and data processing for mirror mapping
US7576868B2 (en) * 2007-06-08 2009-08-18 Zygo Corporation Cyclic error compensation in interferometry systems
US8654344B2 (en) * 2008-12-04 2014-02-18 Ecole Polytechnique Device for generating a secondary source by laser-material interaction comprising an optical device for controlling the orientation and the position of a surface in movement
CN102129176B (zh) * 2010-01-19 2012-11-14 上海微电子装备有限公司 一种消除长条镜面形引起的倾斜误差的方法
CN102540738B (zh) * 2010-12-16 2015-02-11 上海微电子装备有限公司 一种光束间不平行角度的补偿方法
US8724115B2 (en) * 2011-09-06 2014-05-13 Kla-Tencor Corporation Linear stage and metrology architecture for reflective electron beam lithography
CN103197500B (zh) * 2012-01-05 2015-09-30 上海微电子装备有限公司 一种测量镜面形补偿效果的方法
CN103293865B (zh) * 2012-02-28 2015-05-13 上海微电子装备有限公司 工件台位置误差测量及预先补偿的方法
CN103453847B (zh) * 2012-06-05 2016-12-14 上海微电子装备有限公司 一种用于运动台误差校准的方法
CN103454862B (zh) * 2012-06-05 2015-11-18 上海微电子装备有限公司 用于光刻设备的工件台位置误差补偿方法
CN105278254B (zh) * 2014-07-11 2018-01-19 上海微电子装备(集团)股份有限公司 一种工件台长条镜面形漂移补偿的方法
CN107560553B (zh) * 2017-10-26 2019-11-22 清华大学 多轴激光位移测量***中干涉仪的安装偏差标定方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5998446A (ja) * 1982-11-29 1984-06-06 Nec Corp 電子ビ−ム装置
US5151749A (en) * 1989-06-08 1992-09-29 Nikon Corporation Method of and apparatus for measuring coordinate position and positioning an object
JPH04142438A (ja) * 1990-10-03 1992-05-15 Nikon Corp 平面鏡の面特性測定方法及び該測定機能を備えたステージ装置
JP2646412B2 (ja) * 1992-02-18 1997-08-27 キヤノン株式会社 露光装置
JP3005139B2 (ja) * 1993-06-01 2000-01-31 キヤノン株式会社 半導体製造方法
JPH07260472A (ja) * 1994-03-22 1995-10-13 Nikon Corp ステージ装置の直交度測定方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534541A (ja) * 2000-05-19 2003-11-18 ザイゴ コーポレイション インサイチュミラー特徴付け
JP4824248B2 (ja) * 2000-05-19 2011-11-30 ザイゴ コーポレイション インサイチュミラー特徴付け
JP2001345254A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Canon Inc 干渉計搭載ステージ
JP2005518523A (ja) * 2001-08-20 2005-06-23 ザイゴ コーポレイション インサイチュでの鏡の特徴付け
JP2005538362A (ja) * 2002-09-09 2005-12-15 ザイゴ コーポレーション 干渉計の誤差の測定および補償
JP2006510199A (ja) * 2002-12-12 2006-03-23 ザイゴ コーポレーション フォトリソグラフィック露光サイクルの間のステージ・ミラー歪の工程内補正
JP2007526450A (ja) * 2003-06-19 2007-09-13 ザイゴ コーポレーション 平面ミラー干渉計測定システムにおけるビーム・ミスアライメントの幾何学的な影響に対する補償
JP2005244088A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Canon Inc ステージ装置及びその制御方法
JP5040657B2 (ja) * 2005-10-24 2012-10-03 株式会社ニコン 露光装置、露光方法、デバイスの製造方法、デバイス組立方法
KR20110133788A (ko) * 2010-06-07 2011-12-14 삼성전자주식회사 바미러 장치
JP2018120996A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 株式会社ニューフレアテクノロジー ステージ機構の位置補正方法及び荷電粒子ビーム描画装置
CN108364899A (zh) * 2017-01-26 2018-08-03 纽富来科技股份有限公司 工作台机构的位置校正方法及带电粒子束描绘装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5790253A (en) 1998-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09275072A (ja) 移動鏡の真直度誤差補正方法及びステージ装置
KR100524266B1 (ko) 리소그래피 투영 장치
US6486955B1 (en) Shape measuring method and shape measuring device, position control method, stage device, exposure apparatus and method for producing exposure apparatus, and device and method for manufacturing device
JP4332486B2 (ja) 時間を節約する高さ測定を用いた、基板にマスク・パターンを繰り返し投影する方法および装置
JP4326508B2 (ja) リソグラフィ機器及びそれを較正する方法
EP0823977B1 (en) Lithopraphic apparatus for step-and-scan imaging of a mask pattern
KR101244395B1 (ko) 리소그래피 장치 및 디바이스 제조방법
US8351024B2 (en) Lithographic apparatus and device manufacturing method involving a level sensor having a detection grating including three or more segments
JP3295846B2 (ja) 位置測定方法、位置測定装置、位置決め方法、位置決め装置、および露光装置
JPH03233925A (ja) 自動焦点調整制御装置
WO2006068288A1 (ja) マスク表面の高さ方向位置測定方法、露光装置及び露光方法
JP4734281B2 (ja) 基板のターゲット部分にパターンをイメージングするための方法
CN100510965C (zh) 平板印刷设备和器件制造方法
US6674512B2 (en) Interferometer system for a semiconductor exposure system
US6813022B2 (en) Interferometer system
JPH09223650A (ja) 露光装置
JP2000349014A (ja) 重ね合わせ測定装置及び該装置を用いた半導体デバイス製造方法
JP3831720B2 (ja) 多重干渉ビームを使用するレチクル焦点測定システムおよびレチクル焦点測定方法
JP3357943B2 (ja) 露光装置、ステージ制御装置及びステージの位置制御方法
JPH0982610A (ja) 露光方法及び装置
JP3624528B2 (ja) 投影光学系の結像特性評価方法及び該方法を使用する投影露光装置
JP2006228890A (ja) 位置合わせ方法及び露光装置
JPH0979829A (ja) 移動鏡曲がりの計測方法
JPH10284416A (ja) 走査型露光装置及び方法
EP0867776A2 (en) Exposure method, exposure apparatus and method for making an exposure apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050114

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060927