JP2001345254A - 干渉計搭載ステージ - Google Patents

干渉計搭載ステージ

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JP2001345254A JP2000164879A JP2000164879A JP2001345254A JP 2001345254 A JP2001345254 A JP 2001345254A JP 2000164879 A JP2000164879 A JP 2000164879A JP 2000164879 A JP2000164879 A JP 2000164879A JP 2001345254 A JP2001345254 A JP 2001345254A
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として小型にでき、レーザ干渉計による
計測を高精度で実現する移動可能なステージを提供す
る。 【解決手段】 少なくとも一軸方向に移動可能なステー
ジと、レーザ光を発生するレーザヘッドと、該ステージ
上に設けられ、該レーザ光を参照光と計測光とに分岐す
る光学部と、該ステージの外部に設けられ、該計測光を
反射するミラーと、該参照光と該計測光との干渉光を検
出するディテクタとを有することを特徴とするステージ
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1軸方
向に移動可能なステージの位置をレーザ干渉計を使用し
て計測する干渉計搭載ステージに関する。特に、長スト
ローク軸と短ストローク軸を有するステージの位置をレ
ーザ干渉計を使用して計測する干渉計搭載ステージに関
する。また、本発明は、該干渉計搭載ステージをレチク
ルステージ及び/またはウエハステージとして有するこ
とを特徴とする投影露光装置、及び該投影露光装置を用
いる半導体デバイス等の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高精度の加工が必要とされる
技術分野では、高精度の位置決めが可能なステージ上に
被加工物を搭載し、ステージを制御することで各種加工
を行って来た。以下、半導体デバイス等の製造に用いら
れる投影露光装置を例に従来の技術を説明する。
【0003】投影露光装置において、レチクルを搭載す
るレチクルステージやウエハを搭載するウエハステージ
は、露光時に互いに直交する平面上をX軸,Y軸方向に
平行移動させるとともに、その位置を正確に計測して制
御する必要がある。このため、レチクルステージやウエ
ハステージのX,Yストロークの位置をミクロンオーダ
以下で計測する手段としてレーザ干渉計が用いられてい
る。
【0004】また、レチクルステージやウエハステージ
は、一般にX軸、Y軸面内(θ軸方向)で微小回転する
(ヨーイング誤差)。レチクルステージやウエハステー
ジにこのヨーイング誤差が生じると、搭載しているレチ
クルやウエハもθ軸方向に微小回転し、その周辺部での
誤差が無視できなくなる。このため、このヨーイング誤
差を補正する必要が生じ、例えばレチクルステージやウ
エハステージ上のX方向の2点の位置をレーザ干渉計で
求めて、この2点の位置の差とレーザ干渉計のビームス
パンからθ軸方向の変位を計測している。このように、
レチクルステージやウエハステージにおいては、X軸,
Y軸方向の位置とθ軸方向の位置とを計るために、少な
くとも、ステージ上のX軸方向の位置の1点と、Y軸方
向の2点の位置とをレーザ干渉計を使って計測すること
が一般に行われていた。
【0005】図5は、レーザ干渉計を使った計測の原理
図であり、Y軸方向よりX−Yステージ12上のバーミ
ラーにレーザ光が照射され、反射光を用いて計測が行わ
れる。X、Yどちらかのストロークが長い場合、例えば
図5のように、Y軸方向のストロークが長い場合には、
X軸方向の位置の位置を測定するためのバーミラーは必
然的にY軸方向に長大化せざるを得ない。バーミラーの
長大化は装置の大型化をもたらす上に、片持ち構造とす
るとバーミラー自体の撓みと振動を発生することになる
という問題があった。
【0006】そこで、特開平5−217837号公報に
記載された発明ではバーミラーがX−Yステージから外
された。このXY移動ステージについて、図6を参照し
て説明する。
【0007】図6において、X−Yステージ12には、
Y軸方向に平行に延びる一対のレール13に沿ってY軸
方向に移動自在な矩形状のYテーブル14と、このYテ
ーブル14上にX軸方向に平行に敷設された一対のレー
ル15に沿ってX軸方向に移動自在な矩形状のXテーブ
ル16とが備えられて、このXテーブル16上にウエハ
Wを保持するようなされている。
【0008】レーザ干渉計は、通常、光源からのレーザ
光を受け、参照光と計測光に分岐して参照光の光路を確
保するとともに参照光と計測光を干渉させる光学部、計
測光を反射するバーミラー及び干渉光を検出するディテ
クタ等から構成される。
【0009】X−Yステージ12の外側には、レーザ光
を発生するレーザヘッド8と、レーザ光の光路を曲げる
ベンダと、このベンダの間に位置してレーザ光を分岐さ
せるビームスプリッタと、レーザ光を参照光と計測光に
分岐して参照光の光路を確保する光学部(インターフェ
ロメータ)9a,9b,9cと、参照光と計測光を検出
するディテクタ10a,10b,10cとが設けられて
いる。一方、Yテーブル14上をX軸方向に移動するX
テーブル16の前記光学部(インターフェロメータ)9
a,9b,9cに対向する互いに直交する2辺の側端部
には、レーザ光の計測光を反射して光学部(インターフ
ェロメータ)9a,9b,9cに該計測光を返すバーミ
ラー11a,11bが固着されてレーザ干渉計が構成さ
れている。
【0010】このレーザ干渉計によって、Xテーブル1
6及びYテーブル14の位置、ひいてはウエハWの位置
の計測が行われる。即ち、レーザヘッド8から出たレー
ザ光は、ベンダで曲げられ、ビームスプリッタで2つの
レーザ光に分岐される。この分岐されたレーザ光の一方
は、光学部(インターフェロメータ)9aに導かれ、こ
こで参照光と計測光に分岐される。この参照光は、イン
ターフェロメータ9aの内部で反射を繰り返し、ディテ
クタ10aに導かれる。また、計測光は、光学部(イン
ターフェロメータ)9aを出てXテーブル16に保持さ
れたバーミラー11aに到達し、ここで反射してまた光
学部(インターフェロメータ)9aに返り、もう一度バ
ーミラー11aに到達して反射した後、光学部(インタ
ーフェロメータ)9aを通してディテクタ10aに導か
れる。
【0011】ここで、参照光がディテクタ10aに入射
するまでの光路は、Yテーブル14の位置に無関係に一
定であり、また計測光がディテクタ10aに入射するま
での光路は、計測光が反射したXテーブル16上のバー
ミラー11aのY軸方向位置に依存しており、Yテーブ
ル14の位置情報を含んでいる。そこで、両者を比較す
ることにより、Xテーブル16に保持されたバーミラー
11aで計測光が反射した点Aにおけるバーミラー11
aとY軸方向の光学部(インターフェロメータ)9aと
の距離y、ひいてはYテーブル14の位置を測定するこ
とができる。
【0012】一方、ビームスプリッタに分岐されたレー
ザ光の他方は、別のビームスプリッタで更に2つのレー
ザ光に分岐される。この分岐された各レーザ光の一方は
直接、他方は別のベンダにより光路を曲げられて、それ
ぞれ光学部(インターフェロメータ)9b,9cに導か
れる。各光学部(インターフェロメータ)9b,9cに
導かれた各レーザ光は、前述と同様に参照光と計測光に
分岐され、計測光はバーミラー11bとの間を2往復し
た後に、参照光は、各光学部(インターフェロメータ)
9b,9c内で反射を繰り返した後にそれぞれディテク
タ10b,10cに導かれる。そして、この各ディテク
タ10b,10cに導かれた参照光と計測光により、X
テーブル16に保持されたバーミラー11b上でレーザ
光が反射した点B,CにおけるX軸方向のバーミラー1
1bと光学部(インターフェロメータ)9b,9cとの
距離x1,x2、ひいては2か所にかかるXテーブル1
6の位置を測定することができる。
【0013】このようにして得られたXテーブル16上
の2点のX軸方向の位置(距離)x1,x2と1点のY
軸方向の位置(距離)yにより、X−Yステージ12、
ひいてはウエハWのX,Y軸方向の位置及びθ軸方向の
位置を求めることができる。
【0014】このように、上記特開平5−217837
号公報では、ステージ全体の小型軽量化を図るため、レ
ーザ干渉計と該レーザ干渉計のレーザを反射するバーミ
ラーとを使用して前記各テーブルの位置を計測するよう
にしたX−Yステージにおいて、各テーブルの側方にこ
の各移動方向に沿って前記バーミラーを配置するととも
に、前記Xテーブルの前記各バーミラーに対向する側縁
上に前記レーザ干渉計の光学部(インターフェロメー
タ)を保持している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−217
837号公報では、バーミラーをステージ可動部外に配
置することによって小型化は達成されるものの、各ディ
テクタをステージ可動部上に搭載しているため、光ファ
イバーをステージ上に引き回さざるを得ず、可動するス
テージの配線が複雑になっていた。
【0016】本発明は、上記の従来技術の欠点を克服
し、全体として小型にでき、レーザ干渉計による計測を
高精度で実現する移動可能なステージを提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討した
結果、少なくとも1個のレーザ干渉計の光学部をステー
ジ可動部上に搭載することによって、上記課題が解決で
きることを見出し、本発明に至った。
【0018】即ち、本発明の干渉計搭載ステージは、少
なくとも一軸方向に移動可能なステージと、レーザ光を
発生するレーザヘッドと、該ステージ上に設けられ、該
レーザ光を参照光と計測光とに分岐する光学部と、該ス
テージの外部に設けられ、該計測光を反射するミラー
と、該参照光と該計測光との干渉光を検出するディテク
タとを有することを特徴とする置。ここで、前記光学部
において、参照光と計測光とを干渉させることができ
る。あるいは前記ディテクタにおいて、参照光と計測光
とを干渉させることができる。
【0019】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記レーザ光の方向と、前記光学部から前記ミラーに照射
される計測光の方向とは、直交していることが好まし
い。
【0020】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記ステージは、X軸方向およびY軸方向に移動可能であ
ることができる。ここで、前記ステージは、X軸方向よ
りもY軸方向の方が移動ストロークが長くすることがで
きる。また、前記レーザ光の方向はY軸方向と平行であ
って、前記計測光は、X軸方向と平行であることができ
る。更に、前記ステージは、Z軸方向に移動可能である
ことができる。そして、前記Z方向に計測光を照射する
光学部を更に有することができる。更に、前記ステージ
は、Z軸周りに移動可能であることができる。
【0021】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記Y軸方向から照射される計測光を反射する反射部材が
前記ステージに設けられていることができる。ここで、
前記Y軸方向から前記ステージに照射される計測光は、
複数であることができる。また、前記Y軸方向から前記
ステージに照射される計測光を利用して、前記ステージ
のZ軸回りの位置を計測することができる。更に、前記
Y軸方向から前記ステージに照射される計測光を利用し
て、前記ステージのX軸周りの位置を計測することがで
きる。
【0022】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記ミラーに前記計測光を照射する前記光学部が、前記ス
テージに複数個設けられていることができる。ここで、
前記光学部から前記ミラーに照射される計測光を利用し
て、前記ステージのZ軸周りの位置を計測することがで
きる。また、前記光学部から前記ミラーに照射される計
測光を利用して、前記ステージのY軸周りの位置を計測
することができる。
【0023】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記ステージ上の少なくとも2点の前記Y軸方向の位置情
報と、前記複数の光学部を用いて計測された前記ステー
ジ上の少なくとも2点の前記X軸方向に関する位置情報
とに基づいて、前記ステージの外部に設けられた前記ミ
ラーの形状を計測することができる。ここで、前記ミラ
ーの形状の計測結果に基づいて、前記光学部を用いて計
測される前記ステージ上のX軸方向に関する位置情報を
補正することができる。
【0024】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記ステージの6軸の位置をレーザ光を利用して計測する
ことができる。ここで、前記ステージの外部に設けられ
た前記ミラーは、該ミラーのベッセル点で支持されてい
ることが好ましい。
【0025】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記ステージの位置の計測結果に基づいて、前記ステージ
を駆動する駆動機構を制御することができる。
【0026】また、本発明の干渉計搭載ステージは、前
記ステージは、レチクルを搭載するレチクルステージで
あることができる。
【0027】また、本発明のステージ位置計測方法は、
レーザヘッドによりレーザ光を発生する工程と、移動可
能なステージに設けられた光学部に該レーザ光を照射す
る工程と、該光学部がレーザ光を参照光と計測光とに分
岐する工程と、該ステージの外部に設けられたミラーに
該計測光を照射する工程と、該ミラーに照射された計測
光を反射する工程と、該反射された計測光と参照光とを
干渉させる工程と、該干渉した干渉光を検出する工程
と、該検出した干渉光に関する信号に基づいて、前記ス
テージの位置を計測する工程とを有することを特徴とす
る。
【0028】また、本発明の投影露光装置は、前記の干
渉計搭載ステージをレチクルステージ及び/またはウエ
ハステージとして有することを特徴とする。
【0029】また、本発明の半導体デバイス製造方法
は、上記の露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群
を半導体製造工場に設置する工程と、該製造装置群を用
いて複数のプロセスによって半導体デバイスを製造する
工程とを有する。ここで、前記製造装置群をローカルエ
リアネットワークで接続する工程と、前記ローカルエリ
アネットワークと前記半導体製造工場外の外部ネットワ
ークとの間で、前記製造装置群の少なくとも1台に関す
る情報をデータ通信する工程とをさらに有することがで
きる。また、前記露光装置のベンダーもしくはユーザー
が提供するデータベースに前記外部ネットワークを介し
てアクセスしてデータ通信によって前記製造装置の保守
情報を得る、もしくは前記半導体製造工場とは別の半導
体製造工場との間で前記外部ネットワークを介してデー
タ通信して生産管理を行うことができる。
【0030】また、本発明の半導体製造工場は、上記の
露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群と、該製造
装置群を接続するローカルエリアネットワークと、該ロ
ーカルエリアネットワークから工場外の外部ネットワー
クにアクセス可能にするゲートウェイを有し、前記製造
装置群の少なくとも1台に関する情報をデータ通信する
ことを可能にするものである。
【0031】また、本発明の露光装置の保守方法は、半
導体製造工場に設置された上記の露光装置の保守方法で
あって、前記露光装置のベンダーもしくはユーザーが、
半導体製造工場の外部ネットワークに接続された保守デ
ータベースを提供する工程と、前記半導体製造工場内か
ら前記外部ネットワークを介して前記保守データベース
へのアクセスを許可する工程と、前記保守データベース
に蓄積される保守情報を前記外部ネットワークを介して
半導体製造工場側に送信する工程とを有する。
【実施例】以下、本発明の干渉計搭載ステージの実施例
を図1乃至図3を参照して説明する。 (実施例1)図1は、ステージが平面方向に自由度を有
するX軸、Y軸及びθ軸の3軸ステージであり、Y軸が
長ストロークであり、Y軸に直交するX軸及びθ軸が短
ストロークであって、長ストローク軸(Y軸)計測用レ
ーザ干渉計のバーミラーをステージ可動部上に搭載し、
前記レーザ干渉計の光学部及びディテクタをステージ可
動部外に配置し、短ストローク軸(X軸及びθ軸)計測
用レーザ干渉計の光学部をステージ可動部上に搭載し、
前記レーザ干渉計のバーミラー及びディテクタをステー
ジ可動部外に配置したステージ装置を示す。
【0032】図1において、レチクルステージ1は、X
軸、Y軸及びθ軸の3軸方向に移動可能に静圧軸受(不
図示)によって非接触でガイド2上に支持されている。
レチクルステージ1は、レチクル(不図示)を搭載し、
駆動機構であるリニアモータ3によって、Y軸方向に長
ストロークで、X軸・θ軸に短ストロークで駆動され
る。リニアモータ3は、レチクルステージ1の両脇に設
けられている。
【0033】リニアモータ3は、レチクルステージ1に
一体的に設けられた可動子4と、固定子5とを有する。
可動子4は、Y磁石(不図示)とX磁石とを有する。ま
た、固定子5は、Y軸方向に複数個配列されたYコイル
6と、単相コイルであるXコイル7とを有する。Y磁石
はYコイル6に対向しており、選択されたYコイル6に
電流が流れると、可動子4はY方向に駆動力を得ること
ができる。そして、2つのリニアモータが、Y方向に対
して反対方向の駆動力を与えると、レチクルステージ1
はθ軸方向に駆動力を得ることができる。X磁石はXコ
イル7に対向しており、Xコイル7に電流が流れると、
可動子はX方向に駆動力を得る。
【0034】レーザ干渉計は、通常、光源からのレーザ
光を受け、参照光と計測光に分岐して参照光の光路を確
保するとともに参照光と計測光を干渉させる光学部、計
測光を反射するバーミラー及び干渉光を検出するディテ
クタ等から構成される。
【0035】レチクルステージ1の外側には、レーザ光
を発生するレーザヘッド8a,8bと、レーザ光を参照
光と計測光に分岐して参照光の光路を確保する光学部
(インターフェロメータ)9a,9bと、参照光と計測
光を検出するディテクタ10a,10bとが設けられて
いる。一方、レチクルステージ1の前記光学部(インタ
ーフェロメータ)9a,9bに対向する1側端部には、
レーザ光の計測光を反射して光学部(インターフェロメ
ータ)9a,9bに該計測光を返すバーミラー11a,
11bが固着されてY軸方向のレーザ干渉計が構成され
ている。なお、計測光を反射する部材(11a、11
b)としては、バーミラーに限られず、コーナーキュー
ブであっても良い。また、バーミラー11a、11b
は、レチクルステージ1がX軸方向に短ストロークで移
動しても計測光が外れない程度の長さを有する。
【0036】また、レチクルステージ1の外側には、レ
ーザ光を発生するレーザヘッド8c,8dと、参照光と
計測光を検出するディテクタ10c,10dとが設けら
れている。レチクルステージ1上には、レーザ光を参照
光と計測光に分岐して参照光の光路を確保する光学部
(インターフェロメータ)9c,9dが搭載されてい
る。なお、レチクルステージ1は、X軸方向に短ストロ
ークに移動するが、X軸方向へ移動しても、レーザヘッ
ド8c、8dからの各レーザ光は、レチクルステージ1
に搭載された光学部(インターフェロメータ)から外れ
ないものとする。
【0037】また、レチクルステージ1の外側には、Y
軸方向に延伸し、前記光学部(インターフェロメータ)
9c,9dに対向して、レーザ光の計測光を反射して光
学部(インターフェロメータ)9c,9dに該計測光を
返す長尺のバーミラー11cが固着されてX軸方向のレ
ーザ干渉計が構成されている。なお、バーミラー11c
は、Y軸方向に長尺となるので、バーミラー11cのベ
ッセル点においてバーミラー11cを支持するようにす
るのが望ましい。
【0038】これらのY軸方向及びX軸方向のレーザ干
渉計によって、レチクルステージ1の位置、ひいては搭
載しているレチクル(不図示)の位置の計測が行われ
る。即ち、レーザヘッド8a,8b,8c,8dから出
たレーザ光の一方は、光学部(インターフェロメータ)
9a,9b,9c,9dに導かれ、ここで参照光と計測
光に分岐される。この参照光は、インターフェロメータ
9a,9b,9c,9dの内部で反射を繰り返し、ディ
テクタ10a,10b,10c,10dに導かれる。ま
た、計測光は、光学部(インターフェロメータ)9a,
9b,9c,9dを出てレチクルステージ1に保持され
たバーミラー11a,11b及びレチクルステージ1の
外側に設けられたバーミラー11cに到達し、ここで反
射してまた光学部(インターフェロメータ)9a,9
b,9c,9dに返り、もう一度バーミラー11a,1
1b,11cに到達して反射した後、光学部(インター
フェロメータ)9a,9b,9c,9dを通してディテ
クタ10a,10b,10c,10dに導かれる。
【0039】ここで、参照光がディテクタ10a,10
bに入射するまでの光路は、レチクルステージの位置に
無関係に一定であり、また計測光がディテクタ10a,
10bに入射するまでの光路は、計測光が反射したレチ
クルステージ1のバーミラー11a,11bのY軸方向
位置に依存しており、レチクルステージ1の位置情報を
含んでいる。そこで、両者を比較することにより、レチ
クルステージ1に保持されたバーミラー11a,11b
で計測光が反射した点A,Bにおけるバーミラー11
a,11bとY軸方向の光学部(インターフェロメー
タ)9a,9bとの距離y、ひいてはレチクルステージ
1の位置を測定することができる。
【0040】一方、各レーザ光8c,8dの一方は、そ
れぞれ光学部(インターフェロメータ)9c,9dに導
かれる。各光学部(インターフェロメータ)9c,9d
に導かれた各レーザ光は、前述と同様に参照光と計測光
に分岐され、計測光はバーミラー11cとの間を2往復
した後に、参照光は、各光学部(インターフェロメー
タ)9c,9d内で反射を繰り返した後にそれぞれディ
テクタ10c,10dに導かれる。そして、この各ディ
テクタ10c,10dに導かれた参照光と計測光によ
り、バーミラー11c上でレーザ光が反射した点C,D
におけるX軸方向のバーミラー11cと光学部(インタ
ーフェロメータ)9c,9dとの距離x1,x2、ひい
ては2か所にかかるレチクルステージ1の位置を測定す
ることができる。
【0041】なお、上記の説明では、レチクルステージ
1に搭載する光学部9c、9dはインターフェロメータ
であって、ここで参照光と計測光とが干渉し、干渉光が
ディテクタ10c、10dに照射される。しかし、本実
施形態は、レチクルステージ1上でレーザ光を参照光と
計測光とに分岐することができればよく、必ずしもレチ
クルステージ1上で参照光と計測光を干渉させる必要が
あるわけではない。例えば、レチクルステージ1上に設
けられた光学部が、参照光と計測光とを干渉させず、参
照光と計測光とを合波するのみであったとしても、レチ
クルステージ1の外部に設けられたディテクタ10c、
10dにおいて両波を干渉させるようにしても良い。
【0042】このようにして得られたレチクルステージ
1上の2点のX軸方向の位置(距離)x1,x2と2点
のY軸方向の位置(距離)y1,y2により、レチクル
ステージ1、ひいてはレチクルのX,Y軸方向の位置及
びθ軸方向の位置を求めることができる。
【0043】なお、レチクルステージ1のX軸方向の位
置は、上記x1、x2それぞれから求められるが、両者
の平均をレチクルステージ1のX軸方向の位置としても
良い。また、同様に、レチクルステージ1のY軸方向の
位置は、上記y1、y2それぞれから求められるが、両
者の平均をレチクルステージ1のY軸方向の位置として
も良い。また、レチクルステージ1のθ軸方向の位置
は、上記x1、x2のそれぞれの位置とビームスパンか
ら求められるが、上記y1、y2のそれぞれの位置とビ
ームスパンからも求められる。そのため、2つの方法で
計測したθ方向の位置情報を平均しても良い。
【0044】上記の図1では、X軸方向とY軸方向はそ
れぞれ2個の光学部(インターフェロメータ)9a,9
b及び9c,9dで計測されたが、X軸方向及びY軸方
向の両方または片方を1個の光学部で計測することもで
きる。図1の構成のうち、例えば、光学部(インターフ
ェロメータ)9c、9dのうちの一方を用いた干渉計が
なくても、レチクルステージ1の3軸方向(X軸方向、
Y軸方向、θ軸方向)の位置を計測することができる。
【0045】また、レチクルステージ1上の2点のY軸
方向の位置y1、y2と両者のスパンからレチクルステ
ージのθ方向の位置を算出することができるが、この値
とx1およびx2の情報に基づいて、バーミラー11c
の形状を計測することができる。そのため、これにより
予めバーミラー11cの形状を計測し、この計測結果に
基づいて、レチクルステージ1上の2点のX軸方向の位
置情報であるx1、x2の計測結果を補正しても良い。
【0046】なお、バーミラー11cを用いてレチクル
ステージのX軸方向の位置を計測する場合、レーザ光を
参照光と計測光に分岐して参照光の光路を確保する光学
部(インターフェロメータ)9c、9dをレチクルステ
ージ1に搭載せず、ステージの外部に設けても良い。こ
の場合、Y軸方向から入射される光学部(インターフェ
ロメータ)からの計測光をバーミラー11cに照射し、
バーミラー11cから反射されるX軸方向からの計測光
を光学部(インターフェロメータ)に戻すための光学素
子が、レチクルステージ1に搭載されることになる。し
かし、この構成では、計測光の光路が長く、光路周辺の
雰囲気が温度変化により揺らぐと、計測誤差が大きくな
る。すなわち、この場合、参照光がディテクタに入射す
るまでの光路は一定であるが、レチクルステージ1の外
部に設けられる光学部(インターフェロメータ)により
分岐された計測光は、Y軸方向の長ストロークの光路を
経てレチクルステージ上に設けられた光学素子に届き、
その後バーミラー11cに反射されて再び光学素子に戻
り、さらにY軸方向の長ストロークの光路を経て光学部
に到達することになるため、計測結果に揺らぎの影響が
受けやすくなる。
【0047】一方、図1の実施形態によれば、光学部
(インターフェロメータ)がステージに搭載されている
ので、レーザヘッド8c、8dから光学素子(インター
フェロメータ)9c、9dまでの間で雰囲気が揺らいで
いても、計測結果にはほとんど影響を与えない。これ
は、レーザヘッド8c、8dと光学素子(インターフェ
ロメータ)9c、9dとの間は、参照光と計測光の共通
の光路であるからである(換言すれば、レーザヘッド8
c、8dと光学素子(インターフェロメータ)9c、9
dとの間は、参照光と計測光による干渉光の光路である
からである)。
【0048】そのため、レチクルステージの外部に設け
られたバーミラー11cを用いてレチクルステージ1の
X軸方向の位置を計測する場合、上記のように光学部
(インターフェロメータ)をレチクルステージ外部に設
けた形態よりも、図1のようにレチクルステージに光学
部(インターフェロメータ)を設けた形態のほうが、計
測精度が向上する。
【0049】よって、本実施例によれば、レチクルステ
ージの位置を高精度に計測することができる。また、こ
の計測結果に基づいて、ステージを駆動するリニアモー
タを制御すれば、高精度なステージの位置決めを行なう
ことができる。
【0050】そして、本実施例によれば、ストロークに
比例してその長さが長くなるバーミラーをレチクルステ
ージで保持することなく、確実にレチクルステージの位
置を計測することができ、これによってレチクルステー
ジの大きさをバーミラーの大きさに係わることなく極力
小さくするとともに、ディテクタをステージの可動部外
に設けるので、光ケーブル等をステージ上で引き回す必
要がなく、レチクルステージ全体の小型軽量化を図るこ
とができる。
【0051】(実施例2)図2は、ステージが平面方向
に自由度を有するX軸、Y軸及びθ軸の3軸ステージで
あり、Y軸が長ストロークであり、Y軸に直交するX軸
及びθ軸が短ストロークであって、長ストローク軸(Y
軸)計測用レーザ干渉計のバーミラーをステージ可動部
上に搭載し、前記レーザ干渉計の光学部及びディテクタ
をステージ可動部外に配置し、短ストローク軸(X軸及
びθ軸)計測用レーザ干渉計の光学部をステージ可動部
上に搭載し、前記レーザ干渉計のバーミラー及びディテ
クタをステージ可動部外に配置した干渉計搭載ステージ
を示す。
【0052】図2において、X−Yステージ12には、
Y軸方向に平行に延びる一対のレール13に沿ってY軸
方向に移動自在な矩形状のYテーブル14と、このYテ
ーブル14上にX軸方向に平行に敷設された一対のレー
ル15に沿ってX軸方向に移動自在な矩形状のXテーブ
ル16とが備えられて、このXテーブル16上にウエハ
Wを保持するようなされている。
【0053】レーザ干渉計は、通常、光源からのレーザ
光を受け、参照光と計測光に分岐して参照光の光路を確
保するとともに参照光と計測光を干渉させる光学部、計
測光を反射するバーミラー及び干渉光を検出するディテ
クタ等から構成される。
【0054】X−Yステージ12の外側には、レーザ光
を発生するレーザヘッド8a,8bと、レーザ光を参照
光と計測光に分岐して参照光の光路を確保する光学部
(インターフェロメータ)9a,9bと、参照光と計測
光を検出するディテクタ10a,10bとが設けられて
いる。一方、Yテーブル14上をX軸方向に移動するX
テーブル16の前記光学部(インターフェロメータ)9
a,9bに対向する1側端部には、レーザ光の計測光を
反射して光学部(インターフェロメータ)9a,9bに
該計測光を返すバーミラー11a,11bが固着されて
Y軸方向のレーザ干渉計が構成されている。なお、計測
光を反射する部材(11a、11b)としては、バーミ
ラーに限られず、コーナーキューブであっても良い。ま
た、バーミラー11a、11bは、レチクルステージ1
がX軸方向に短ストロークで移動しても計測光が外れな
い程度の長さを有する。
【0055】X−Yステージ12の外側には、レーザ光
を発生するレーザヘッド8c,8dと、参照光と計測光
を検出するディテクタ10c,10dとが設けられてい
る。X−Yステージ12上には、レーザ光を参照光と計
測光に分岐して参照光の光路を確保する光学部(インタ
ーフェロメータ)9c,9dが搭載されている。なお、
Xテーブル16は、X軸方向に短ストロークに移動する
が、X軸方向へ移動しても、レーザヘッド8c、8dか
らの各レーザ光は、Xテーブル16に搭載された光学部
(インターフェロメータ)から外れないものとする。
【0056】また、Yテーブル14の外側にはY軸方向
に延伸し、Xテーブル16の前記光学部(インターフェ
ロメータ)9c,9dに対向して、レーザ光の計測光を
反射して光学部(インターフェロメータ)9c,9dに
該計測光を返す長尺のバーミラー11cが固着されてX
軸方向のレーザ干渉計が構成されている。なお、バーミ
ラー11cは、Y軸方向に長尺となるので、バーミラー
11cのベッセル点においてバーミラー11cを支持す
るようにするのが望ましい。
【0057】これらのY軸方向及びX軸方向のレーザ干
渉計によって、Xテーブル16及びYテーブル14の位
置、ひいてはウエハWの位置の計測が行われる。即ち、
レーザヘッド8a,8b,8c,8dから出たレーザ光
の一方は、光学部(インターフェロメータ)9a,9
b,9c,9dに導かれ、ここで参照光と計測光に分岐
される。この参照光は、インターフェロメータ9a,9
b,9c,9dの内部で反射を繰り返し、ディテクタ1
0a,10b,10c,10dに導かれる。また、計測
光は、光学部(インターフェロメータ)9a,9b,9
c,9dを出てXテーブル16に保持されたバーミラー
11a,11b及びYテーブル14の外側に設けられた
バーミラー11cに到達し、ここで反射してまた光学部
(インターフェロメータ)9a,9b,9c,9dに返
り、もう一度バーミラー11a,11b,11cに到達
して反射した後、光学部(インターフェロメータ)9
a,9b,9c,9dを通してディテクタ10a,10
b,10c,10dに導かれる。
【0058】ここで、参照光がディテクタ10a,10
bに入射するまでの光路は、Yテーブル14の位置に無
関係に一定であり、また計測光がディテクタ10a,1
0bに入射するまでの光路は、計測光が反射したXテー
ブル16上のバーミラー11a,11bのY軸方向位置
に依存しており、Yテーブル14の位置情報を含んでい
る。そこで、両者を比較することにより、Xテーブル1
6に保持されたバーミラー11a,11bで計測光が反
射した点A,Bにおけるバーミラー11a,11bとY
軸方向の光学部(インターフェロメータ)9a,9bと
の距離y、ひいてはYテーブル14の位置を測定するこ
とができる。
【0059】一方、各レーザ光8c,8dの一方は、そ
れぞれ光学部(インターフェロメータ)9c,9dに導
かれる。各光学部(インターフェロメータ)9c,9d
に導かれた各レーザ光は、前述と同様に参照光と計測光
に分岐され、計測光はバーミラー11cとの間を2往復
した後に、参照光は、各光学部(インターフェロメー
タ)9c,9d内で反射を繰り返した後にそれぞれディ
テクタ10c,10dに導かれる。そして、この各ディ
テクタ10c,10dに導かれた参照光と計測光によ
り、バーミラー11c上でレーザ光が反射した点C,D
におけるX軸方向のバーミラー11cと光学部(インタ
ーフェロメータ)9c,9dとの距離x1,x2、ひい
ては2か所にかかるXテーブル16の位置を測定するこ
とができる。
【0060】なお、上記の説明では、Xテーブル16に
搭載する光学部9c、9dはインターフェロメータであ
って、ここで参照光と計測光とが干渉し、干渉光がディ
テクタ10c、10dに照射される。しかし、本実施形
態は、Xテーブル16上でレーザ光を参照光と計測光と
に分岐することができればよく、必ずしもXテーブル1
6上で参照光と計測光を干渉させる必要があるわけでは
ない。例えば、Xテーブル16上に設けられた光学部
が、参照光と計測光とを干渉させず、参照光と計測光と
を合波するのみであったとしても、Xテーブル16の外
部に設けられたディテクタ10c、10dにおいて両波
を干渉させるようにしても良い。
【0061】このようにして得られたXテーブル16上
の2点のX軸方向の位置(距離)x1,x2と2点のY
軸方向の位置(距離)y1,y2により、X−Yステー
ジ12、ひいてはウエハWのX,Y軸方向の位置及びθ
軸方向の位置を求めることができる。
【0062】なお、Xテーブル16のX軸方向の位置
は、上記x1、x2それぞれから求められるが、両者の
平均をXテーブル16のX軸方向の位置としても良い。
また、同様に、Yテーブル14のY軸方向の位置は、上
記y1、y2それぞれから求められるが、両者の平均を
Yテーブル14のY軸方向の位置としても良い。また、
Xテーブル16のθ軸方向の位置は、上記x1、x2の
それぞれの位置とビームスパンから求められるが、上記
y1、y2のそれぞれの位置とビームスパンからも求め
られる。そのため、2つの方法で計測したθ方向の位置
情報を平均しても良い。
【0063】上記の図1では、X軸方向とY軸方向はそ
れぞれ2個の光学部(インターフェロメータ)9a,9
b及び9c,9dで計測されたが、X軸方向及びY軸方
向の両方または片方を1個の光学部で計測することもで
きる。図1の構成のうち、例えば、光学部(インターフ
ェロメータ)9c、9dのうちの一方を用いた干渉計が
なくても、レチクルステージ1の3軸方向(X軸方向、
Y軸方向、θ軸方向)の位置を計測することができる。
【0064】また、Yテーブル14上の2点のY軸方向
の位置y1、y2と両者のスパンからYテーブル14の
θ方向の位置を算出することができるが、この値とx1
およびx2の情報に基づいて、バーミラー11cの形状
を計測することができる。そのため、これにより予めバ
ーミラー11cの形状を計測し、この計測結果に基づい
て、Xテーブル16上の2点のX軸方向の位置情報であ
るx1、x2の計測結果を補正しても良い。
【0065】なお、バーミラー11cを用いてXテーブ
ル16のX軸方向の位置を計測する場合、レーザ光を参
照光と計測光に分岐して参照光の光路を確保する光学部
(インターフェロメータ)9c、9dをXテーブル16
1に搭載せず、ステージの外部に設けても良い。この場
合、Y軸方向から入射される光学部(インターフェロメ
ータ)からの計測光をバーミラー11cに照射し、バー
ミラー11cから反射されるX軸方向からの計測光を光
学部(インターフェロメータ)に戻すための光学素子
が、Xテーブル16に搭載されることになる。しかし、
この構成では、計測光の光路が長く、光路周辺の雰囲気
が温度変化により揺らぐと、計測誤差が大きくなる。す
なわち、この場合、参照光がディテクタに入射するまで
の光路は一定であるが、Xテーブル16の外部に設けら
れる光学部(インターフェロメータ)により分岐された
計測光は、Y軸方向の長ストロークの光路を経てレチク
ルステージ上に設けられた光学素子に届き、その後バー
ミラー11cに反射されて再び光学素子に戻り、さらに
Y軸方向の長ストロークの光路を経て光学部に到達する
ことになるため、計測結果に揺らぎの影響が受けやすく
なる。
【0066】一方、図2の実施形態によれば、光学部
(インターフェロメータ)がXテーブル16に搭載され
ているので、レーザヘッド8c、8dから光学素子(イ
ンターフェロメータ)9c、9dまでの間で雰囲気が揺
らいでいても、計測結果にはほとんど影響を与えない。
これは、レーザヘッド8c、8dと光学素子(インター
フェロメータ)9c、9dとの間は、参照光と計測光の
共通の光路であるからである(換言すれば、レーザヘッ
ド8c、8dと光学素子(インターフェロメータ)9
c、9dとの間は、参照光と計測光による干渉光の光路
であるからである)。
【0067】そのため、Xテーブル16の外部に設けら
れたバーミラー11cを用いてレチクルステージ1のX
軸方向の位置を計測する場合、上記のように光学部(イ
ンターフェロメータ)をXテーブル16外部に設けた形
態よりも、図2のようにXテーブル16に光学部(イン
ターフェロメータ)を設けた形態のほうが、計測精度が
向上する。
【0068】よって、本実施例によれば、X−Yステー
ジ12の位置を高精度に計測することができる。また、
この計測結果に基づいて、ステージを駆動するリニアモ
ータを制御すれば、高精度なステージの位置決めを行な
うことができる。
【0069】そして、本実施例によれば、ストロークに
比例してその長さが長くなるバーミラーをX−Yステー
ジで保持することなく、確実に各X,Yテーブルの位置
を計測することができ、これによってXテーブル及びY
テーブルの大きさをバーミラーの大きさに係わることな
く極力小さくするとともに、ディテクタをステージの可
動部外に設けるので、光ケーブル等をステージ上で引き
回す必要がなく、X−Yステージ全体の小型軽量化を図
ることができる。
【0070】(実施例3)図3は、ステージが6自由度
を有し、Y軸が長ストロークであり、その他のX軸、Z
軸等が短ストロークであって、長ストローク軸(Y軸)
計測用レーザ干渉計のバーミラーをステージ可動部上に
搭載し、前記レーザ干渉計の光学部及びディテクタをス
テージ可動部外に配置し、短ストローク軸(X軸、Z
軸)計測用レーザ干渉計の光学部をステージ可動部上に
搭載し、前記レーザ干渉計のバーミラー及びディテクタ
をステージ可動部外に配置した干渉計搭載ステージを示
す。図3(a)に示されるように、ステージ可動部上に
搭載したバーミラーと、ステージ可動部外に配置した光
学部及びディテクタによって長ストローク軸(Y軸)を
計測すること、及びステージ可動部上に光学部を搭載
し、ステージ可動部外に配置したバーミラー及びディテ
クタによって短ストローク軸(X軸)を計測することは
実施例1と同様であるので、説明を省略する。
【0071】本実施例では、レチクルステージ1上に設
けられた前記光学部(インターフェロメータ)9cと隣
接して、レーザ光を参照光と計測光とに分岐して、計測
光をZ軸方向へ照射する光学部(インターフェロメー
タ)9eが設けられている。この光学部(インターフェ
ロメータ)9eのZ軸方向にはバーミラー11dがステ
ージ可動部外に配置されていて、図2(b)に示される
ように、該バーミラーとの干渉によってE点との距離z
1が計測される。
【0072】また、本実施例では、レチクルステージ上
に設けられた前記光学部(インターフェロメータ)9c
と隣接して、レーザ光を参照光と計測光とに分岐して、
計測光をX軸方向へ照射する光学部(インターフェロメ
ータ)9fが設けられている。この光学部からバーミラ
ー11cに照射される計測光は、前述の光学部(インタ
ーフェロメータ)9cの計測光とZ方向に所定の間隔を
あけて形成されている。これにより得られる情報PX1
と、前述の光学部(インターフェロメータ)9cを用い
て得られるX軸方向の位置情報X1と、両計測光のZ方
向のビームスパンとに基づいて、レチクルステージ1の
X軸方向の位置情報とレチクルステージ1のωy(Y軸
回りの位置情報)を得ることができる。なお、レチクル
ステージ1のX軸方向の位置情報は、PX1とX1の位
置情報を平均して求めても良い。
【0073】また、本実施例では、レチクルステージの
外部に設けられた前記光学部(インターフェロメータ)
9aと隣接して、レーザ光を参照光と計測光とに分岐し
て、計測光をY軸方向へ照射する光学部(インターフェ
ロメータ)が設けられている。そして、この光学部から
バーミラー11aに照射される計測光は、前述の光学部
(インターフェロメータ)9aの計測光とZ方向に所定
の間隔をあけて形成されている。これにより得られる情
報PY1と、前述の光学部(インターフェロメータ)9
aを用いて得られるY軸方向の位置情報Y1と、両計測
光のZ方向のビームスパンとに基づいて、レチクルステ
ージ1のY軸方向の位置情報とレチクルステージ1のω
x(X軸回りの位置情報)を得ることができる。なお、
レチクルステージ1のY軸方向の位置情報は、PY1と
Y1の位置情報を平均して求めても良い。これらの干渉
計から得られるデータにより、ステージの6自由度が計
測される。
【0074】(実施例4)次に前述した実施例1の干渉
計搭載ステージ装置をレチクルステージとして搭載した
走査型露光装置の実施例を、図4を用いて説明する。鏡
筒定盤17は床または基盤18からダンパ19を介して
支持されている。また鏡筒定盤17は、レチクルステー
ジ定盤20を支持すると共に、レチクルステージ21と
ウエハステージ22の間に位置する投影光学系23を支
持している。
【0075】ウエハステージ22は、床または基盤から
支持されたステージ定盤24上に支持され、ウエハを載
置して位置決めを行う。また、レチクルステージ21
は、鏡筒定盤17に支持されたレチクルステージ定盤2
0上に支持され、回路パターンが形成されたレチクルを
搭載して移動可能である。ここで、上記実施例1のバー
ミラーは、鏡筒定盤17と一体的に設けられる。レチク
ルステージ21上に搭載されたレチクルをウエハステー
ジ22上のウエハに露光する露光光は、照明光学系25
から発生される。
【0076】なお、ウエハステージ22は、レチクルス
テージ21と同期して走査される。レチクルステージ2
1とウエハステージ22の走査中、両者の位置はそれぞ
れ干渉計によって継続的に検出され、レチクルステージ
21とウエハステージ22の駆動部にそれぞれフィード
バックされる。これによって、両者の走査開始位置を正
確に同期させるとともに、定速走査領域の走査速度を高
精度で制御することができる。投影光学系23に対して
両者が走査している間に、ウエハ上にはレチクルパター
ンが露光され、回路パターンが転写される。
【0077】本実施例では、前述の実施例1の干渉計搭
載ステージ装置をレチクルステージとして用いているた
め、投影光学系を基準としてステージの位置を計測する
ことが可能となり、高速・高精度な露光が可能となる。
【0078】<半導体生産システムの実施例>次に、半
導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パ
ネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の
生産システムの例を説明する。これは半導体製造工場に
設置された製造装置のトラブル対応や定期メンテナン
ス、あるいはソフトウェア提供などの保守サービスを、
製造工場外のコンピュータネットワークを利用して行う
ものである。
【0079】図7は全体システムをある角度から切り出
して表現したものである。図中、101は半導体デバイ
スの製造装置を提供するベンダー(装置供給メーカー)
の事業所である。製造装置の実例として、半導体製造工
場で使用する各種プロセス用の半導体製造装置、例え
ば、前工程用機器(露光装置、レジスト処理装置、エッ
チング装置等のリソグラフィ装置、熱処理装置、成膜装
置、平坦化装置等)や後工程用機器(組立て装置、検査
装置等)を想定している。事業所101内には、製造装
置の保守データベースを提供するホスト管理システム1
08、複数の操作端末コンピュータ110、これらを結
んでイントラネットを構築するローカルエリアネットワ
ーク(LAN)109を備える。ホスト管理システム1
08は、LAN109を事業所の外部ネットワークであ
るインターネット105に接続するためのゲートウェイ
と、外部からのアクセスを制限するセキュリティ機能を
備える。
【0080】一方、102〜104は、製造装置のユー
ザーとしての半導体製造メーカーの製造工場である。製
造工場102〜104は、互いに異なるメーカーに属す
る工場であっても良いし、同一のメーカーに属する工場
(例えば、前工程用の工場、後工程用の工場等)であっ
ても良い。各工場102〜104内には、夫々、複数の
製造装置106と、それらを結んでイントラネットを構
築するローカルエリアネットワーク(LAN)111
と、各製造装置106の稼動状況を監視する監視装置と
してホスト管理システム107とが設けられている。各
工場102〜104に設けられたホスト管理システム1
07は、各工場内のLAN111を工場の外部ネットワ
ークであるインターネット105に接続するためのゲー
トウェイを備える。これにより各工場のLAN111か
らインターネット105を介してベンダー101側のホ
スト管理システム108にアクセスが可能となり、ホス
ト管理システム108のセキュリティ機能によって限ら
れたユーザーだけがアクセスが許可となっている。具体
的には、インターネット105を介して、各製造装置1
06の稼動状況を示すステータス情報(例えば、トラブ
ルが発生した製造装置の症状)を工場側からベンダー側
に通知する他、その通知に対応する応答情報(例えば、
トラブルに対する対処方法を指示する情報、対処用のソ
フトウェアやデータ)や、最新のソフトウェア、ヘルプ
情報などの保守情報をベンダー側から受け取ることがで
きる。各工場102〜104とベンダー101との間の
データ通信および各工場内のLAN111でのデータ通
信には、インターネットで一般的に使用されている通信
プロトコル(TCP/IP)が使用される。なお、工場
外の外部ネットワークとしてインターネットを利用する
代わりに、第三者からのアクセスができずにセキュリテ
ィの高い専用線ネットワーク(ISDNなど)を利用す
ることもできる。また、ホスト管理システムはベンダー
が提供するものに限らずユーザーがデータベースを構築
して外部ネットワーク上に置き、ユーザーの複数の工場
から該データベースへのアクセスを許可するようにして
もよい。
【0081】さて、図8は本実施形態の全体システムを
図7とは別の角度から切り出して表現した概念図であ
る。先の例ではそれぞれが製造装置を備えた複数のユー
ザー工場と、該製造装置のベンダーの管理システムとを
外部ネットワークで接続して、該外部ネットワークを介
して各工場の生産管理や少なくとも1台の製造装置の情
報をデータ通信するものであった。これに対し本例は、
複数のベンダーの製造装置を備えた工場と、該複数の製
造装置のそれぞれのベンダーの管理システムとを工場外
の外部ネットワークで接続して、各製造装置の保守情報
をデータ通信するものである。図中、201は製造装置
ユーザー(半導体デバイス製造メーカー)の製造工場で
あり、工場の製造ラインには各種プロセスを行う製造装
置、ここでは例として露光装置202、レジスト処理装
置203、成膜処理装置204が導入されている。なお
図8では製造工場201は1つだけ描いているが、実際
は複数の工場が同様にネットワーク化されている。工場
内の各装置はLAN206で接続されてイントラネット
を構成し、ホスト管理システム205で製造ラインの稼
動管理がされている。一方、露光装置メーカー210、
レジスト処理装置メーカー220、成膜装置メーカー2
30などベンダー(装置供給メーカー)の各事業所に
は、それぞれ供給した機器の遠隔保守を行なうためのホ
スト管理システム211,221,231を備え、これ
らは上述したように保守データベースと外部ネットワー
クのゲートウェイを備える。ユーザーの製造工場内の各
装置を管理するホスト管理システム205と、各装置の
ベンダーの管理システム211,221,231とは、
外部ネットワーク200であるインターネットもしくは
専用線ネットワークによって接続されている。このシス
テムにおいて、製造ラインの一連の製造機器の中のどれ
かにトラブルが起きると、製造ラインの稼動が休止して
しまうが、トラブルが起きた機器のベンダーからインタ
ーネット200を介した遠隔保守を受けることで迅速な
対応が可能で、製造ラインの休止を最小限に抑えること
ができる。
【0082】半導体製造工場に設置された各製造装置は
それぞれ、ディスプレイと、ネットワークインターフェ
ースと、記憶装置にストアされたネットワークアクセス
用ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実
行するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メ
モリやハードディスク、あるいはネットワークファイル
サーバーなどである。上記ネットワークアクセス用ソフ
トウェアは、専用又は汎用のウェブブラウザを含み、例
えば図9に一例を示す様な画面のユーザーインターフェ
ースをディスプレイ上に提供する。各工場で製造装置を
管理するオペレータは、画面を参照しながら、製造装置
の機種(401)、シリアルナンバー(402)、トラ
ブルの件名(403)、発生日(404)、緊急度(4
05)、症状(406)、対処法(407)、経過(4
08)等の情報を画面上の入力項目に入力する。入力さ
れた情報はインターネットを介して保守データベースに
送信され、その結果の適切な保守情報が保守データベー
スから返信されディスプレイ上に提示される。またウェ
ブブラウザが提供するユーザーインターフェースはさら
に図示のごとくハイパーリンク機能(410〜412)
を実現し、オペレータは各項目の更に詳細な情報にアク
セスしたり、ベンダーが提供するソフトウェアライブラ
リから製造装置に使用する最新バージョンのソフトウェ
アを引出したり、工場のオペレータの参考に供する操作
ガイド(ヘルプ情報)を引出したりすることができる。
ここで、保守データベースが提供する保守情報には、上
記説明した本発明の特徴に関する情報も含まれ、また前
記ソフトウェアライブラリは本発明の特徴を実現するた
めの最新のソフトウェアも提供する。
【0083】次に上記説明した生産システムを利用した
半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図10は半
導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す。
ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計
を行なう。ステップ2(マスク製作)では設計した回路
パターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ
3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ
を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と
呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグ
ラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。
次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステッ
プ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化
する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボン
ディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組
立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で
作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テ
スト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバ
イスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。前工程
と後工程はそれぞれ専用の別の工場で行い、これらの工
場毎に上記説明した遠隔保守システムによって保守がな
される。また前工程工場と後工程工場との間でも、イン
ターネットまたは専用線ネットワークを介して生産管理
や装置保守のための情報がデータ通信される。
【0084】図11は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステッ
プ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステッ
プ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部
分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッ
チングが済んで不要となったレジストを取り除く。これ
らのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上
に多重に回路パターンを形成する。各工程で使用する製
造機器は上記説明した遠隔保守システムによって保守が
なされているので、トラブルを未然に防ぐと共に、もし
トラブルが発生しても迅速な復旧が可能で、従来に比べ
て半導体デバイスの生産性を向上させることができる。
【0085】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載されたステージ
装置によれば、ステージの軽量化を図ることができる。
また、本発明のステージ装置によれば、ステージの位置
を高精度に計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係るステージ装置。
【図2】 本発明の実施例2に係るステージ装置。
【図3】 本発明の実施例3に係るステージ装置。
【図4】 本発明の実施例4に係る干渉計搭載ステージ
装置を備えた露光装置。
【図5】 従来の干渉計搭載ステージの測定原理。
【図6】 従来の干渉計搭載ステージ装置。
【図7】 半導体デバイスの生産システムをある角度か
ら見た概念図。
【図8】 半導体デバイスの生産システムを別の角度か
ら見た概念図。
【図9】 ユーザーインターフェースの具体例。
【図10】 デバイスの製造プロセスのフローを説明す
る図。
【図11】 ウエハプロセスを説明する図。
【符号の説明】
1:レチクルステージ、2:ガイド、3:リニアモー
タ、4:可動子、5:固定子、6:Yコイル、7:Xコ
イル、8:レーザヘッド、9:光学部(インターフェロ
メータ)、10:ディテクタ、11:バーミラー、1
2:X−Yステージ、13:レール、14:Yテーブ
ル、15:レール、16:Xテーブル、17:鏡筒定
盤、18:床・基盤、19:ダンパ、20:レチクル定
盤、21:レチクルステージ、22:ウエハステージ、
23:投影光学系、24:ステージ定盤、25:照明光
学系。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 BB13 CC17 DD02 FF51 GG04 LL16 LL62 PP12 5F046 BA03 CB02 CC01 CC02 CC16 DB05 DB10

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一軸方向に移動可能なステー
    ジと、 レーザ光を発生するレーザヘッドと、 該ステージ上に設けられ、該レーザ光を参照光と計測光
    とに分岐する光学部と、 該ステージの外部に設けられ、該計測光を反射するミラ
    ーと、 該参照光と該計測光との干渉光を検出するディテクタと
    を有することを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記光学部において、参照光と計測光と
    を干渉させることを特徴とする請求項1に記載のステー
    ジ装置。
  3. 【請求項3】 前記ディテクタにおいて、参照光と計測
    光とを干渉させることを特徴とする請求項1に記載のス
    テージ装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザ光の方向と、前記光学部から
    前記ミラーに照射される計測光の方向とは、直交してい
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のステ
    ージ装置。
  5. 【請求項5】 前記ステージは、X軸方向およびY軸方
    向に移動可能であることを特徴とする請求項1〜4いず
    れかに記載のステージ装置。
  6. 【請求項6】 前記ステージは、X軸方向よりもY軸方
    向の方が移動ストロークが長いことを特徴とする請求項
    5に記載のステージ装置。
  7. 【請求項7】 前記レーザ光の方向はY軸方向と平行で
    あって、前記計測光は、X軸方向と平行であることを特
    徴とする請求項6に記載のステージ装置。
  8. 【請求項8】 前記ステージは、Z軸方向に移動可能で
    あることを特徴とする請求項5〜7いずれかに記載のス
    テージ装置。
  9. 【請求項9】 前記Z方向に計測光を照射する光学部を
    更に有することを特徴とする請求項8に記載のステージ
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ステージは、Z軸周りに移動可能
    であることを特徴とする請求項5〜9に記載のステージ
    装置。
  11. 【請求項11】 前記Y軸方向から照射される計測光を
    反射する反射部材が前記ステージに設けられていること
    を特徴とする請求項5〜10いずれかに記載のステージ
    装置。
  12. 【請求項12】 前記Y軸方向から前記ステージに照射
    される計測光は、複数であることを特徴とする請求項1
    1に記載のステージ装置。
  13. 【請求項13】 前記Y軸方向から前記ステージに照射
    される計測光を利用して、前記ステージのZ軸回りの位
    置を計測することを特徴とする請求項12に記載のステ
    ージ装置。
  14. 【請求項14】 前記Y軸方向から前記ステージに照射
    される計測光を利用して、前記ステージのX軸周りの位
    置を計測することを特徴とする請求項12または13に
    記載のステージ装置。
  15. 【請求項15】 前記ミラーに前記計測光を照射する前
    記光学部が、前記ステージに複数個設けられていること
    を特徴とする請求項5〜14いずれかに記載のステージ
    装置。
  16. 【請求項16】 前記光学部から前記ミラーに照射され
    る計測光を利用して、前記ステージのZ軸周りの位置を
    計測することを特徴とする請求項15に記載のステージ
    装置。
  17. 【請求項17】 前記光学部から前記ミラーに照射され
    る計測光を利用して、前記ステージのY軸周りの位置を
    計測することを特徴とする請求項15または16に記載
    のステージ装置。
  18. 【請求項18】 前記ステージ上の少なくとも2点の前
    記Y軸方向の位置情報と、前記複数の光学部を用いて計
    測された前記ステージ上の少なくとも2点の前記X軸方
    向に関する位置情報とに基づいて、前記ステージの外部
    に設けられた前記ミラーの形状を計測することを特徴と
    する請求項5〜17いずれかに記載のステージ装置。
  19. 【請求項19】 前記ミラーの形状の計測結果に基づい
    て、前記光学部を用いて計測される前記ステージ上のX
    軸方向に関する位置情報を補正することを特徴とする請
    求項18に記載のステージ装置。
  20. 【請求項20】 前記ステージの6軸の位置をレーザ光
    を利用して計測することを特徴とする請求項1〜19い
    ずれかに記載のステージ装置。
  21. 【請求項21】 前記ステージの外部に設けられた前記
    ミラーは、該ミラーのベッセル点で支持されていること
    を特徴とする請求項1〜20いずれかに記載のステージ
    装置。
  22. 【請求項22】 前記ステージの位置の計測結果に基づ
    いて、前記ステージを駆動する駆動機構を制御すること
    を特徴とする請求項1〜21に記載のステージ装置。
  23. 【請求項23】 前記ステージは、レチクルを搭載する
    レチクルステージであることを特徴とする請求項1〜2
    2いずれかに記載のステージ装置。
  24. 【請求項24】 レーザヘッドによりレーザ光を発生す
    る工程と、 移動可能なステージに設けられた光学部に該レーザ光を
    照射する工程と、 該光学部がレーザ光を参照光と計測光とに分岐する工程
    と、 該ステージの外部に設けられたミラーに該計測光を照射
    する工程と、 該ミラーに照射された計測光を反射する工程と、 該反射された計測光と参照光とを干渉させる工程と、 該干渉した干渉光を検出する工程と、 該検出した干渉光に関する信号に基づいて、前記ステー
    ジの位置を計測する工程とを有することを特徴とするス
    テージ位置計測方法。
  25. 【請求項25】 請求項1ないし23のいずれかに記載
    の干渉計搭載ステージをレチクルステージ及び/または
    ウエハステージとして有することを特徴とする投影露光
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の露光装置を含む各
    種プロセス用の製造装置群を半導体製造工場に設置する
    工程と、該製造装置群を用いて複数のプロセスによって
    半導体デバイスを製造する工程とを有することを特徴と
    する半導体デバイス製造方法。
  27. 【請求項27】 前記製造装置群をローカルエリアネッ
    トワークで接続する工程と、前記ローカルエリアネット
    ワークと前記半導体製造工場外の外部ネットワークとの
    間で、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報を
    データ通信する工程とをさらに有する請求項26に記載
    の方法。
  28. 【請求項28】 前記露光装置のベンダーもしくはユー
    ザーが提供するデータベースに前記外部ネットワークを
    介してアクセスしてデータ通信によって前記製造装置の
    保守情報を得る、もしくは前記半導体製造工場とは別の
    半導体製造工場との間で前記外部ネットワークを介して
    データ通信して生産管理を行う請求項27に記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 請求項25に記載の露光装置を含む各
    種プロセス用の製造装置群と、該製造装置群を接続する
    ローカルエリアネットワークと、該ローカルエリアネッ
    トワークから工場外の外部ネットワークにアクセス可能
    にするゲートウェイを有し、前記製造装置群の少なくと
    も1台に関する情報をデータ通信することを可能にした
    半導体製造工場。
  30. 【請求項30】 半導体製造工場に設置された請求項2
    5に記載の露光装置の保守方法であって、前記露光装置
    のベンダーもしくはユーザーが、半導体製造工場の外部
    ネットワークに接続された保守データベースを提供する
    工程と、前記半導体製造工場内から前記外部ネットワー
    クを介して前記保守データベースへのアクセスを許可す
    る工程と、前記保守データベースに蓄積される保守情報
    を前記外部ネットワークを介して半導体製造工場側に送
    信する工程とを有することを特徴とする露光装置の保守
    方法。
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