JP2000349014A - 重ね合わせ測定装置及び該装置を用いた半導体デバイス製造方法 - Google Patents
重ね合わせ測定装置及び該装置を用いた半導体デバイス製造方法Info
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Abstract
より発生する重ね合わせマークのずれを調整でき、正確
に重ね合わせを測定できる装置等を提供すること。 【解決手段】 少なくとも第1のマークと第2のマーク
とを有する基板を照明するための照明光学系1〜6と、
前記各マークの像を形成するための結像光学系6〜7
と、前記各マーク像を検出するための撮像部8と、前記
撮像部からの出力信号に基づいて前記第1のマークと前
記第2のマークとの重ね合わせずれ量を求めるための演
算処理部9とを有する重ね合わせ測定装置において、前
記結像光学系は、前記撮像部の撮像面で発生する色によ
る前記各マーク像のずれを所定の情報に基づいて調整す
る調整部10を含んでいる。
Description
び該装置を備える半導体デバイス製造方法、特に、マス
ク面上に形成されている電子回路パターンを投影光学系
によりウエハ面に投影露光するときに、ウエハ面上の状
態を観察し、これによりマスクとウエハとの相対的な位
置合わせを行い高集積度の半導体デバイスを製造する場
合に好適なものである。
グラフィ工程においては、マスクに形成された回路パタ
ーンを投影光学系によりウエハ上に投影露光する。この
とき、投影露光に先立って観察装置を用いてウエハ面を
観察することによりウエハ上の位置合わせ用マークを検
出し、この検出結果に基づいてマスクとウエハとの相対
的な位置合わせ、いわゆるアライメントを行っている。
アライメントは、重ね合わせ測定装置を用いて投影露光
工程において形成されたレジストパターンと下地パター
ンとの重ね合わせズレ量を測定することにより行う。重
ね合わせ測定装置は重ね合わせ(位置合わせ)用マーク
に対して照明光を照射し、該マークからの反射光を結像
光学系を介して所定面に結像し、このマーク像をCCD
カメラ等で撮像して画像処理を行い、重ね合わせズレ量
を測定する。
マークからの反射光が広い波長スペクトルを有している
場合、結像光学系固有の色分散特性の影響で結像位置が
シフトしてしまい、装置固有の測定誤差値、いわゆるT
IS値(Tool Induced Shift)を生ずる原因の一つとな
る。また、フォトリソグラフィ工程の種類によっては、
同一のウエハ内においても各ショット(露光領域)間で
重ね合わせマークからの反射光の波長スペクトルが異な
ることがある。このため、同一ウエハ内でもTIS値が
ばらついてしまうことがある。この場合、投影露光装置
にフィードバックするマスクとウエハとの重ね合わせの
ズレ量の信頼性が低くなってしまい、正確に重ね合わせ
て露光できずに歩留まりが低下するという問題がある。
であり、結像光学系の色分散特性に応じて色(波長)に
より発生する重ね合わせマークのずれを調整でき、正確
に重ね合わせを測定できる装置と、該装置を用いてマス
クとウエハとを正確にアライメントすることができる半
導体デバイス製造方法を提供することを目的とする。
に、本発明は、少なくとも第1のマークと第2のマーク
とを有する基板を照明するための照明光学系と、前記各
マークの像を形成するための結像光学系と、前記各マー
ク像を検出するための撮像部と、前記撮像部からの出力
信号に基づいて前記第1のマークと前記第2のマークと
の重ね合わせずれ量を求めるための演算処理部とを有す
る重ね合わせ測定装置において、前記結像光学系は、前
記撮像部の撮像面における色による前記各マーク像のず
れを所定の情報に基づいて調整する調整部を含むことを
特徴とする重ね合わせ測定装置を提供する。
板に施される各処理工程に応じて発生する前記マーク像
のずれを調整するために、前記マーク像のずれの調整値
を前記各処理工程毎に記憶する記憶部を配置し、前記調
整部は、前記所定の情報として、前記記憶部にて記憶さ
れた前記各処理工程毎に前記マーク像のずれの調整値に
基づいて、前記マーク像のずれを光学的に調整すること
が望ましい。
重ね合わせ測定装置を用いて前記第1のマークと前記第
2のマークとのずれ量を求める工程と、前記ずれ量に基
づいて、所定のパターンを有するマスクと前記基板との
相対的な位置合わせを行うためのオフセット値を求める
工程と、前記オフセット値に基づいて前記マスクと前記
基板との相対的な位置合わせを行う工程と、前記マスク
のパターンを前記基板に露光する工程とを含むことを特
徴とする半導体デバイス製造方法を提供する。
わせ用マークを位置検出光学系で検出する工程と、前記
位置検出光学系の光学特性により生ずる前記位置合わせ
用マークの色による結像位置のずれを調整する工程と、
前記基板の位置合わせを行う工程と、前記マスクのパタ
ーン像を投影光学系を介して前記基板に露光する工程と
を含むことを特徴とする半導体デバイス製造方法を提供
する。
の実施の形態を説明する。 (第1実施形態)図1(a)は、第1実施形態にかかる
重ね合わせ測定装置の概略構成を示す図である。光源1
から射出した照明光束はコンデンサーレンズ2により集
光され視野絞り3を均一に照明する。視野絞り3は図1
(b)に示すように矩形開口部S1を有する。次に、視
野絞り3を通過した光束は照明リレーレンズ4により略
平行光束に変換され(コリメートされ)、ハーフプリズ
ム5で反射される。そして、第1対物レンズ6により集
光され、重ね合わせマーク20を有するウエハ21を垂
直に照射する。ここで、視野絞り3とウエハ21とは共
役な位置にある為、絞り3の開口部S1の形状に応じた
ウエハ21上の領域が均一に照明される。また、ウエハ
21は回転機構を有するステージ22上に載置されてお
り、光軸AXを中心にステージを回転することで測定方
向の設定を変えることができる。
0からの反射光L1は第1対物レンズ6によってコリメ
ートされ、ハーフプリズム5を透過し、第2対物レンズ
7によって再び集光され、色分散調整機能を有する平行
平面板10を透過する。そして、光束L1は撮像素子C
CD8上に重ね合わせマーク20の像を結像する。図2
(a),(b)は、重ね合わせ(レジスト)マーク20
の構成を示す図である。演算処理装置9は、エッジ検出
等の画像処理を行い、重ね合わせマーク20のマーク中
心位置C1と下地マーク中心位置C2との差Rを重ね合
わせズレ量として算出する。好ましくは、図3及び図4
に示すようにショット領域S1〜S5が各々有するマー
クM1〜M5を所定方向(図3)と、該所定方向に対し
てウエハ21を180度回転させた方向(図4)とにお
いて2回の重ね合わせズレ量の測定を行うことが望まし
い。そして、所定方向における測定結果をR0、該方向
に対して180度回転した方向での測定結果をR180と
それぞれしたとき、本装置が有する測定ズレ量のTIS
値は次式により求められる。
うに重ね合わせマーク20からの反射光の色(波長)の
違いによるマーク像全体の結像位置のズレが考えられ
る。図5は、マーク21をCCD上に結像するための第
1対物レンズ6とハーフプリズム5と第2対物レンズ7
とからなる結像光学系が非対称な色分散特性を有してい
ない場合における、青色光の結像位置IBと赤色光の結
像位置IRとをそれぞれ示している。図からわかるよう
に、IBとIRとはそれぞれ視野中心Cを通る軸Lに対
して対称な位置に結像している。これに対して、結像光
学系が色分散特性を有していると、図6に示すように、
青色光の結像位置IBと赤色光の結像位置IRとが軸L
に対して非対称となる。このため、上記手順による重ね
合わせズレ量の測定値が測定装置固有のTIS値を含む
ことになる。非対称な色分散特性を生ずる原因として
は、結像光学系を構成する光学素子が偏芯することによ
るプリズム効果が挙げられる。また、結像光学系が有す
る色分散量も装置毎に固体差がある。
置のズレを調整する平行平面板10の機能を説明する。
図7に示すように、CCD8の撮像面(結像面)Sに向
って同一光路を進行してきたマークからの反射光のうち
波長の異なる光束、例えば青色光LB(実線)と赤色光
LR(破線)とを考える。2光束LB,LRが平行平面
板10を透過する場合、図8に示すように平行平面板1
0が光軸AXに対して角度θだけ傾斜しているとプリズ
ム効果によって光束LBとLRとは異なる光路を通り像
面Sで異なる位置で結像する。このことは、光軸外の光
束LB’とLR’とについても同様である。このよう
に、反射光の波長によってCCD上のマーク像の結像位
置が異なる。LBとLRとの結像位置の差Δは平行平面
板10の傾斜角θをモータMT(図1)により変化させ
ることにより調整することができる。従って、平行平面
板10の傾き角度を調整することで色による結像位置の
ずれを補正できる。
測定装置を備えた投影露光装置の全体構成を概略的に示
す図である。図示の投影露光装置において、光源31か
ら射出された光は、照明光学系32を介して、所定のパ
ターンが形成されたマスク33を均一に照明する。
光路には、必要に応じて光路を偏向するための1つ又は
複数の折り曲げミラーが配置される。また、光源31と
投影露光装置本体とが別体である場合には、光源31か
らの光の向きを常に投影露光装置本体へ向ける自動追尾
ユニットや、光源31からの光の光束断面形状を所定の
サイズ・形状に整形するための整形光学系、光量調整部
などの光学系が配置される。また、照明光学系32は、
例えばフライアイレンズや内面反射型インテグレータか
らなり所定のサイズ・形状の面光源を形成するオプティ
カルインテグレータや、マスク33上での照明領域のサ
イズ・形状を規定するための視野絞り、この視野絞りの
像をマスク上へ投影する視野絞り結像光学系などの光学
系を有する。さらに、光源31と照明光学系32との間
の光路はケーシング(不図示)で密封されており、光源
31から照明光学系32中の最もマスク側の光学部材ま
での空間は、露光光の吸収率が低い気体であるヘリウム
ガスや窒素などの不活性ガスで置換されている、マスク
33は、マスクホルダ34を介して、マスクステージ3
5上においてXY平面に平行に保持されている。マスク
33には転写すべきパターンが形成されており、パター
ン領域全体のうちY方向に沿って長辺を有し且つX方向
に沿って短辺を有する矩形状(スリット状)のパターン
領域が照明される。マスクステージ35は、図示を省略
した駆動系の作用により、マスク面(すなわちXY平
面)に沿って二次元的に移動可能であり、その位置座標
はマスク移動鏡36を用いた干渉計37によって計測さ
れ且つ位置制御されるように構成されている。
は、投影光学系38を介して、感光性基板であるウエハ
39上にマスクパターン像を形成する。ウエハ39は、
ウエハホルダ40を介して、ウエハステージ41上にお
いてXY平面に平行に保持されている。そして、マスク
33上での矩形状の照明領域に光学的に対応するよう
に、ウエハ39上ではY方向に沿って長辺を有し且つX
方向に沿って短辺を有する矩形状の露光領域にパターン
像が形成される。
動系の作用によりウエハ面(すなわちXY平面)に沿っ
て二次元的に移動可能であり、その位置座標はウエハ移
動鏡42を用いた干渉計43によって計測され且つ位置
制御されるように構成されている。
系38を構成する光学部材のうち最もマスク側に配置さ
れた光学部材と最もウエハ側に配置された光学部材との
間で投影光学系38の内部が気密状態を保つように構成
され、投影光学系38の内部の気体はヘリウムガスや窒
素などの不活性ガスで置換されている。
との間の狭い光路には、マスク33及びマスクステージ
35などが配置されているが、マスク33及びマスクス
テージ35などを密封包囲するケーシング(不図示)の
内部に窒素やヘリウムガスなどの不活性ガスが充填され
ている。
の狭い光路には、ウエハ39及びウエハステージ41な
どが配置されているが、ウエハ39及びウエハステージ
41などを密封包囲するケーシング(不図示)の内部に
窒素やヘリウムガスなどの不活性ガスが充填されてい
る。このように、光源31からウエハ39までの光路の
全体に亘って、露光光がほとんど吸収されることのない
雰囲気が形成されている。
規定されるマスク33上の視野領域(照明領域)及びウ
エハ39上の投影領域(露光領域)は、X方向に沿って
短辺を有する矩形状である。従って、駆動系及び干渉計
(37,43)などを用いてマスク33及びウエハ39
の位置制御を行いながら、矩形状の露光領域及び照明領
域の短辺方向すなわちX方向に沿ってマスクステージ3
5とウエハステージ41とを、ひいてはマスク33とウ
エハ39とを同期的に移動(走査)させることにより、
ウエハ39上には露光領域の長辺に等しい幅を有し且つ
ウエハ39の走査量(移動量)に応じた長さを有する領
域に対してマスクパターンが走査露光される。
な位置合わせを行うためのアライメント用光学系ALが
投影光学系38の近傍に設けられている。アライメント
光学系ALの構成は上記第1実施形態で述べた重ね合わ
せ測定装置の構成とほぼ同様であるので説明を省略す
る。
形成されたパターンをウエハ39に投影露光する際、不
図示のマスク搬送装置によりマスクを異なるパターンを
有する他のマスクに交換し、ウエハ上に順次異なるパタ
ーンを重ね合わせて露光する。このため、アライメント
光学系ALにより、例えば第1回目の露光により形成さ
れた下地パターンと、第2回目の露光によるレジストパ
ターン(重ね合わせマーク)との重ね合わせずれ量を算
出し、アライメントのためのオフセット値を求める。そ
して、このオフセット値に基づいて、マスクステージ3
5やウエハステージ41などを移動することによりマス
ク33とウエハ39との相対的なアライメントを行った
後、マスク33のパターンを投影光学系38を介してウ
エハ39上に露光する。
ト光学系AL内の平行平面板10の調整手順について述
べる。図3に示したように同一ウエハ内でショット領域
が異なる重ね合わせマークM1〜M5が存在する場合、
各マークの膜厚の相違等に起因して反射光のスペクトル
が各マーク毎に異なる場合、結像光学系の色分散特性に
より各マークM1〜M5のTIS値への影響度が異なる
ことがある。従って、ある種のリソグラフィ工程におい
ては、同一ウエハ内においても各マークのTIS値が大
きく異なることがある。
に色情報(色によるマークの結像位置)が異なるサンプ
ルウエハを用いて、各ショット領域ごとにTIS値を計
測し、そのバラツキ(分散σ)が最小となるように平行
平面板10の傾き角度θを予め求めておくことが望まし
い。例えば、図10(a)は、ある処理工程における傾
き角度θ(横軸)と分散値σ(縦軸)との関係を示す特
性曲線の図である。角度θ0でTIS値の分散σが最小
となる。これに対して、同一のサンプルウエハの他の処
理工程における傾き角度θとTIS分散値σとの関係の
特性曲線を図10(b)に示す。図10(a)、(b)
から明らかなように、処理工程の違い、例えば、第1回
目の露光工程と第2回目の露光工程とにより、特性曲線
の形が異なっている。このため、サンプルウエハを用い
て各処理工程ごとにTIS分散値が最小となる傾き角度
θ0を予め調整値として測定しメモリM(図9)に記憶
しておき、実際の被検ウエハを測定する場合に各処理工
程毎に記憶された傾き角度の最適値θ0となるように平
行平板10をモータMTにて傾けることでマーク像のず
れを光学的に調整する。かかる手順により、色によるマ
ーク像の結像位置ずれを容易に調整できる。
行平面板10の角度を変えているが、測定時間の短縮化
を望む場合、又は複数の処理工程において傾き角度の最
適値θ0が略一定である場合などは、平行平面板10を
1つの角度θ0に設定した状態で複数の処理工程を行っ
ても良い。
限られず、以下の構成を取ることも出来る。 (A) 少なくとも第1のマークと第2のマークとを有
する基板を照明するための照明光学系と、前記各マーク
の像を形成するための結像光学系と、前記各マーク像を
検出するための撮像部と、前記撮像部からの出力信号に
基づいて前記第1のマークと前記第2のマークとの重ね
合わせずれ量を求めるための演算処理部とを有するアラ
イメント装置において、前記結像光学系は、前記撮像部
の撮像面における色による前記各マーク像のずれを所定
の情報に基づいて調整する調整部を含むことを特徴とす
るアライメント装置。
クを照明するための照明光学系と、基板に形成された位
置合わせ用マークを検出する上記(A)記載のアライメ
ント装置と、前記アライメント装置で得られた重ね合わ
せずれ量に基づいて前記基板と前記マスクとの相対的な
位置合わせを行うための駆動部と、前記マスクのパター
ンを前記基板に投影露光するための投影光学系とを有す
ることを特徴とする投影露光装置。
とができる。
合わせ測定装置によれば、光学系が有する色分散量を最
適な値に調整でき、重ね合わせマークからの反射光の波
長の違いに起因するマーク像全体の結像位置ズレを防止
できる。これにより装置固有の測定誤差の発生を低減
し、より高精度な重ね合わせズレ量の測定ができる。ま
た、本発明の半導体デバイス製造方法によれば、マスク
とウエハとを相対的に正確に重ね合わせて投影露光でき
るので、デバイス素子の製造時の歩留まりを向上させる
ことが出来る。
わせ測定装置の構成、(b)は視野絞りの構成をそれぞ
れ示す図である。
す図である。
示す図である。
示す図である。
束の光路を示す図である。
の光路を示す図である。
を示す図である。
き角度の特性を示す曲線である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも第1のマークと第2のマーク
とを有する基板を照明するための照明光学系と、 前記各マークの像を形成するための結像光学系と、 前記各マーク像を検出するための撮像部と、 前記撮像部からの出力信号に基づいて前記第1のマーク
と前記第2のマークとの重ね合わせずれ量を求めるため
の演算処理部とを有する重ね合わせ測定装置において、 前記結像光学系は、前記撮像部の撮像面における色によ
る前記各マーク像のずれを所定の情報に基づいて調整す
る調整部を含むことを特徴とする重ね合わせ測定装置。 - 【請求項2】 前記基板に施される各処理工程に応じて
発生する前記マーク像のずれを調整するために、前記マ
ーク像のずれの調整値を前記各処理工程毎に記憶する記
憶部を配置し、 前記調整部は、前記所定の情報として、前記記憶部にて
記憶された前記各処理工程毎の前記マーク像のずれの調
整値に基づいて、前記マーク像のずれを光学的に調整す
ることを特徴とする重ね合わせ測定装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の重ね合わせ測定
装置を用いて前記第1のマークと前記第2のマークとの
ずれ量を求める工程と、 前記ずれ量に基づいて、所定のパターンを有するマスク
と前記基板との相対的な位置合わせを行うためのオフセ
ット値を求める工程と、 前記オフセット値に基づいて前記マスクと前記基板との
相対的な位置合わせを行う工程と、 前記マスクのパターンを前記基板に露光する工程とを含
むことを特徴とする半導体デバイス製造方法。 - 【請求項4】 基板に形成された位置合わせ用マークを
位置検出光学系で検出する工程と、 前記位置検出光学系の光学特性により生ずる前記位置合
わせ用マークの色による結像位置のずれを調整する工程
と、 前記基板の位置合わせを行う工程と、 前記マスクのパターンを投影光学系を介して前記基板に
露光する工程とを含むことを特徴とする半導体デバイス
製造方法。
Priority Applications (1)
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