JP2003534541A - インサイチュミラー特徴付け - Google Patents

インサイチュミラー特徴付け

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Abstract

(57)【要約】 フォトリソグラフィミラー(260、270)等の局所的な表面の特徴をインサイチュで干渉によって測定され、距離測定の精度および角測定の精度を高める補正信号を提供する干渉計装置および方法が提供される。1つ以上の方向の1つまたは複数の基準線に沿った表面特徴は、局所的な傾きを決定するために動作時に表面で反射したビームの角変化を測定し、その後、最終的に表面トポロジーを得るためにその傾きを積分することによって得られ得る。ミラー(260、270)は、フォトリソグラフィステージ(16)上、またはフォトリソグラフィステージ外の基準フレーム上のいずれかに取り付けられ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、概して、干渉計に関し、詳細には、フォトリソグラフィステージミ
ラー等の局所的な表面特徴部にインサイチュでの干渉計による測定を行い、距離
測定精度の高い補正信号を提供する干渉計装置およびその方法に関する。
【0002】 多くの臨界寸法を測定し、制御するための干渉計は、微細加工プロセスにおい
て広く用いられている十分に確立された計測学である。この干渉計は、0.1μ
m以下の臨界寸法に比べて10〜40%の精度が必要な半導体等の製造において
特に重要である。
【0003】 半導体材料から作製される集積回路は、典型的には平坦な露光面にシリコンウ
ェハを設置した状態で、そのシリコンウェハに異なる材料からなる層を堆積し、
続いてパターニングすることによって構築される。この平坦な露光面は、デカル
トx−y座標と、それに垂直なz軸とを有する。パターニングプロセスは、フォ
トレジストの露光および現像、続いて、その下にある層のエッチングおよびドー
ピング、そして、次の層の堆積の組み合わせからなる。このプロセスによって、
ウェハ上に複雑かつミクロンオーダーの極めて不均一な材料構造が得られる。
【0004】 典型的なウェハは、それぞれ、「フィールド」と呼ばれる同じパターンの複数
のコピーを含む。この「フィールド」は、「グリッド」として知られている名目
上は直線で囲まれた配置でウェハに並べられたものである。必ずではないが、各
フィールドは、1つの「チップ」に相当する場合が多い。
【0005】 露光プロセスは、ウェハ上にスピンコーティングされたフォトレジスト上(内
)に次の層のパターンイメージを投影するステップからなる。集積回路を適切に
機能させるためには、連続して投影された各イメージをウェハにすでに存在する
パターンに正確に整合させる必要がある。ウェハにすでに存在するパターンの位
置、方向、および、ひずみを決定するステップ、次に、投影されたイメージに対
して正確な関係となるようにそれらパターンを配置するステップからなるプロセ
スは、「アライメント」と呼ばれる。実際の結果(すなわち、連続してパターニ
ングされた各層がどの程度の精度でその前の層に整合しているか)は、「オーバ
ーレイ」と呼ばれる。
【0006】 一般に、アライメントプロセスは、すでに存在するパターンの実際の形状に整
合させるために、ウェハおよび/または投影されたイメージの平行移動による位
置付けおよび回転による位置付け、ならびに、イメージのひずみを必要とする。
ウェハおよびイメージが、一方のパターンを他方のパターンの上部に正確に位置
付けるために必要であるという事実は明らかである。イメージの実際のひずみも
また必要とされる場合が多い。熱および振動等の他の影響もまた補償する必要が
あり得る。
【0007】 このことすべての最終的な結果、ウェハに印刷された第1のレベルのパターン
の形状は理想的なものではなく、続くすべてのパターンは、ある程度可能な限り
第1のレベルの印刷パターンの形状全体に一致するように調整される必要がある
。異なる露光ツールは、これらの影響をなくす異なる機能を有するが、一般には
、xおよびy方向の大きさ、および、ゆがみを含むひずみまたは形状変形が、考
慮され得る。これらのひずみと平行移動および回転とを組み合わせた場合、これ
らのひずみは、平面における一次変換の完全なセットを構成する。
【0008】 問題は、投影されたイメージをウェハにすでに存在するパターンに続けて整合
させ、ウェハそのものの位置付けが困難であることにより、露光ツールは、ウェ
ハパターンそのものと投影されたイメージとの両方の相対的な位置、方向、およ
び、ひずみを効率的に検出するか、または、推測できる必要がある。
【0009】 回路パターンそのものを直接感知することは困難であり、そのため、アライメ
ントは、基準マークまたは「アライメントマーク」を回路パターンに付けること
によって行われる。これらのアライメントマークは、レチクルの位置、方向およ
びひずみ、および/または、投影されたイメージの位置、方向およびひずみを決
定するために用いられ得る。これらのアライメントマークはまた、回路パターン
とともにウェハに印刷され得、そのため、ウェハパターンの位置、方向およびひ
ずみを決定するためにも用いられ得る。アライメントマークは、一般に、レチク
ル上の1つ以上の透明または不透明な線からなり、後にウェハに印刷した際には
「トレンチ」または「メサ」となる。しかしながら、トレンチおよび/またはメ
サからなる単純な周期的アレイである格子、および、チェック基板パターン等の
より複雑な構造も用いられる。アライメントマークは、通常、各フィールドの「
切り口」のエッジに沿って配置されるか、または、いくつかの「マスターマーク
」がウェハ全体に配置されるかのいずれかである。アライメントマークは必須で
あるが、チップ回路の一部ではない。そのため、チップ製造者の立場からすれば
、貴重なウェハ領域または「リアルエステート」を無駄にしていることになる。
これにより、アライメントマークを可能な限り小さくしようとしており、側面に
数百マイクロメートル未満である場合が多い。
【0010】 アライメントマークを「見る」ために、アライメントセンサが露光ツールに組
み込まれている。一般に、ウェハ、レチクル、および/または、投影されたイメ
ージそれ自身用に別個のセンサがある。アライメントストラテジー全般に応じて
、これらのセンサは完全に別個のシステムであってもよいし、または、これらの
センサを効率的に組み合わせて1つのセンサとしてもよい。例えば、直接投影さ
れたイメージを見ることができるセンサは、名目上は、ウェハマークについては
「見えず」、そのため別個のウェハ用のセンサが必要である。しかし、レチクル
用アライメントマークそれ自身を介してウェハ位置で「見る」センサは、基本的
に、レチクルおよびウェハアライメントを同時に行っている。そのため別個のレ
チクル用センサは不要である。この場合、投影されたイメージのアライメントマ
ークの位置が、レチクル用のアライメントマークの位置から推測されており、ア
ライメントステップの前に、イメージ位置に対するレチクルの入念な校正を行う
必要があるということに留意されたい。
【0011】 さらに、上述したように、基本的には全ての露光ツールは、ウェハ用のアライ
メントマークを光学的に検出するセンサを用いている。つまり、センサは、1つ
以上の波長の光をウェハに投影し、ウェハ平面における位置の関数として、アラ
イメントマークからの散乱/回折を検出する。多くのタイプのアライメントセン
サが一般に用いられており、光学的な構成により単純な顕微鏡からヘテロダイン
格子干渉計までの全スペクトルが網羅されている。また、異なるセンサ構成によ
り所与のウェハのタイプに良くも悪くも作用するので、多くの露光ツールは、可
能な広い範囲のウェハタイプについて良好なオーバーレイが可能となるように、
1つよりも多くのセンサ構成を実行する。
【0012】 アライメントセンサ全体の仕事は、露光ツールに対して固定の座標系において
、ウェハ上のアライメントマークすべての所与のサブセットのそれぞれの位置を
決定することである。次いで、これらの位置データは、2つの一般的な方法(「
グローバル」および「フィールドバイフィールド」と呼ばれる)のうちいずれか
に用いられ、アライメントが行われる。グローバルアライメントでは、アライメ
ントセンサ(単数または複数)によって、数フィールドのみにあるマークが見つ
けられ、そのデータが最適一致と感知されるように組み合わされて、ウェハ上の
すべてのフィールドの最適アライメントが決定される。フィールドバイフィール
ドアライメントでは、1つのフィールドから集められたデータを用いて、そのデ
ータのみのアライメントが行われる。グローバルアライメントは、通常、高速か
つノイズの影響が小さいとされる。その理由は、ウェハ上のすべてのフィールド
のマークを見つけることがなく、データすべてをまとめて組み合わせ、全体から
最適一致を見つけるためである。しかしながら、最適一致の結果が、フィードフ
ォワード法または推定法に用いられるため、露光ツールの光機械的安定性全体に
依存することになる。
【0013】 アライメントは、一般に、2段階プロセスとして実行される。つまり、マイク
ロメートルの精度の初期粗アライメントステップを行い、次に、数十ナノメート
ルの精度の微アライメントステップが行われる。アライメントには、全部で6つ
の自由度(3つの平行移動と3つの回転)でウェハを位置付けるステップが必要
である。しかしながら、投影されたイメージ平面内にウェハが位置するようにウ
ェハを調整するステップ(すなわち、ウェハの水平位置を調整し、フォーカスす
るステップ)は、一般に、アライメントとは別とみなされる。このステップは、
水平移動の自由度1(光学軸、つまりz軸(すなわち、x−yウェハ方向に垂直
な方向に平行な方向)に沿った移動)と、回転の自由度2(投影されたイメージ
平面に平行となるようにウェハの平面を方向付ける)とを含む。アライメントを
参照する際、通常、面内平行移動(自由度2)および投影光学軸のまわりの回転
(自由度1)のみを意味する。名称が異なる理由は、必要な精度が異なるためで
ある。面内平行移動および回転に必要な精度は、一般に、数十ナノメートルのオ
ーダ、または、ウェハに印刷されるべき最小形状サイズ(または臨界寸法(CD
))の約20〜30%である必要がある。現在の最新技術のCD値は、数百ナノ
メートルのオーダであり、したがって、必要なアライメント精度は、100nm
未満である。一方、面外の平行移動および回転に必要な精度は、CD値に一般に
近いとされる露光ツールの使用可能合計焦点深さに関連する。したがって、ウェ
ハの面外焦点合わせおよび高さ調整には、面内アライメントほど高い精度は必要
ではない。また、焦点合わせおよび高さ調整用のセンサは、通常、「アライメン
ト用センサ」とは完全に別個のものであり、焦点合わせおよび高さ調整は、通常
、ウェハ上のパターンに依存しない。ウェハ表面またはその代替物のみを感知す
る必要がある。にもかかわらず、このことは、いまだに実質的な作業、とりわけ
、ウェハ上の光学投影システムの垂直方向の位置(高さ)に関する正確な情報を
要している。
【0014】 ダイナミック干渉計を用いて、アライメントを行うことは公知である。このダ
イナミック干渉計では、フィードバック構成を介して角度方向が制御されたダイ
ナミック素子を用いて、距離測定の精度を高めている。これにより、距離情報を
伝えるビームが、適切にアライメントされて、最適信号が確実に提供される。こ
のような干渉計は、例えば、2000年5月5日に出願された、Henry A
. Hillの「Interferometry Systems Havin
g a Dynamic Beam−Steering Assembly F
or Measuring Angle and Distance」と称する
国際出願番号第PCT/US00/12097号に示される。しかしながら、ダ
イナミック干渉計を用いた場合であっても、種々の反射素子の形状が、距離測定
で達成可能な精度および角度測定で達成可能な精度に影響を与える。この理由は
、ステージミラーが種々の動きをする際に、局所的な傾斜の変化がビームの方向
に影響を与えるためである。典型的には、このような反射素子(例えば、薄く高
いアスペクト比を有するミラー)の形状は、ステージ外にて特徴を示し、適切に
一致すると判定されると、ステージ上に取り付けられる。しかしながら、取り付
けプロセスそのものが、検査される形状に比べ素子の形状をひずませ、この形状
の変化によって測定誤差が生じ得るために、許容されない場合が多い。
【0015】 したがって、本発明の主要な目的は、ステージ上にある反射素子(例えば、薄
く高いアスペクト比のミラー)を取り付けた後に、その形状をインサイチュで測
定し、反射面の形状に関する光路長およびビーム方向の誤差を補償する補正信号
を生成し得る干渉計装置およびその方法を提供することである。
【0016】 本発明の別の目的は、ステージ上にある反射素子(例えば、薄く高いアスペク
ト比のミラー)を取り付けた後に、その形状をインサイチュで測定し、垂直面に
並ぶ反射面の形状に関する光路長およびビーム方向の誤差を補償する補正信号を
生成し得る干渉計装置およびその方法を提供することである。
【0017】 本発明のさらに別の目的は、ステージ上にある反射素子(例えば、薄く高いア
スペクト比のミラー)を取り付けた後に、その形状をインサイチュで測定し、反
射面の形状に関する光路長およびビーム方向の誤差を補償する補正信号を生成し
得るダイナミック干渉計の動作特性から生じる情報を利用することである。
【0018】 本発明のさらに別の目的は、ステージ外にある反射素子(例えば、薄く高いア
スペクト比のミラー)を取り付けた後に、その形状をインサイチュで測定し、反
射面の形状に関する光路長およびビーム方向の誤差を補償する補正信号を生成し
得る干渉計装置およびその方法を提供することである。
【0019】 本発明の他の目的の一部は、図面を参照して以下の詳細な説明を読めば明らか
となり、明白となる。
【0020】 (発明の要旨) フォトリソグラフィミラー等の局所的な表面の特徴がインサイチュで干渉計に
よって測定され、距離測定の精度および角測定の精度を高める補正信号を提供す
る干渉計装置および方法が提供される。1つ以上の方向の1つまたは複数の基準
線に沿った表面特徴は、局所的な傾きを決定するために動作時に表面で反射した
ビームの角変化を測定し、その後、最終的に表面トポロジーを得るためにその傾
きを積分することによって得られ得る。ミラーは、フォトリソグラフィステージ
上、またはフォトリソグラフィステージ外の基準フレーム上のいずれかに取り付
けられ得る。最も簡単な場合では、この目的のために1つのダイナミックビーム
ステアリングアセンブリ、または、干渉計サブシステムが採用される。2つの直
交方向におけるミラー特徴については、少なくとも2つのダイナミックビームス
テアリングアセンブリが用いられる。一方は、基準線に沿ってかつ基準線に直交
するミラー面の傾きの変化に関する情報を含む信号を生成し、他方は、ミラーが
取り付けられたステージの角方向に関する情報を含む信号を生成する。これらの
2つの信号を組み合わせ、基準線に沿ってかつ基準線に直交するミラーの傾きに
関する情報を抽出する。その後、傾きは変位を変数として積分され、トポグラフ
ィが得られる。単一ビーム干渉計は、1つのビームのみを用いてミラーに対する
ピッチ、揺れ角および変位を測定することができるため好ましい。互いに直交す
る方向に面する複数のミラーを用いても測定することができる。この場合、細長
い寸法に沿って第3のミラーを平行移動させつつ、細長い表面に対して1つ以上
を固定して保持し、続いて、このプロセスを繰り返すことによって行われる。あ
るいは、ミラー全部を一緒に移動させ、相対ミラートポグラフィを得てもよい。
3ビームステアリングアセンブリを用いて、対応する互いに直交する3つのミラ
ーおよびビームステアリングを完全に特徴付けてもよいし、または、干渉計サブ
システムを平行移動ステージ上または平行移動ステージ外に取り付けてもよい。
【0021】 ミラーのインサイチュトポグラフィが一旦確立すると、ルックアップテーブル
(LUT)等に格納され、通常動作時に精度を向上させるためにリアルタイムで
エラー訂正信号を提供する。
【0022】 本発明の他の目的および利点とともに、本発明の構造、動作および方法は、図
面を参照して詳細な説明を読めば最良に理解され得る。それぞれが一部をなす図
面には番号が付してあり、その番号は、その図面が種々の図面のどこで登場した
かを特定している。
【0023】 (詳細な説明) 次に、図1を参照する。図1は、一対の直交して配置されたダイナミック干渉
計または干渉計サブシステムを採用している干渉システム15の模式的斜視図で
ある。干渉システム15により、ステージ上に取り付けられた細長い対物ミラー
の形状は、基準線に沿ってインサイチュにて特徴付けられ得る。図1に示される
ように、システム15は、好ましくは、集積回路またはチップ等の半導体製品を
製造するためのフォトリソグラフィ装置の一部をなすステージ16を備える。ス
テージ16には、薄く高いアスペクト比の平面ミラー50が固定されている。こ
のミラー50は、y軸方向に細長いy−z反射面51を有している。また、ステ
ージ16には、別の薄く高いアスペクト比の平面ミラー60が固定して取り付け
られている。このミラー60は、x軸方向に細長いx−z反射面61を有してい
る。ミラー50および60は、それぞれの反射面51および61が、それぞれ互
いに名目上直交するように、ステージ16上に取り付けられている。ステージ1
6は、名目上は、面内平行移動するように周知の様態で取り付けられるが、ベア
リングおよび駆動機構の耐性に起因して、x、yおよびz軸の周りにわずかに角
回転し得る。通常動作時には、システム15は、y軸方向にのみに変位するよう
に適応されている。
【0024】 ステージ外には、ステージ16がy軸方向に平行移動する際のy軸およびz軸
まわりのステージ16、したがって平面ミラーの反射面51の回転角を測定する
ための単一ビームダイナミック干渉計(または干渉計サブシステム)10が固定
して取り付けられている。これを達成するために、ダイナミック干渉計10は、
上述の2000年5月5日に出願された、Henry A. Hillの「In
terferometry Systems Having a Dynami
c Beam−Steering Assembly For Measuri
ng Angle and Distance」と称するPCT特許出願に記載
される様態で構成され、配置されている。同出願の全体を本明細書中で参考とし
て援用する。同出願に記載されるように、ビームステアリング能力を備えたミラ
ーが設けられている。このミラーによって、面倒なステージの回転を測定し、ミ
ラーに垂直な光路上にビームを維持するために用いられるフィードバック信号が
提供される。ここで、ビーム12の反射ビーム成分がモニタされ、その角度が、
Henry Allen Hillの2000年5月3日に出願された、「Ap
paratus And Method(s) For Measuring
And/Or Controlling Differential Path
s Of Light Beams」と称する米国特許出願第60/201,4
57号に記載される干渉計装置を介して測定される。同出願の全体を本明細書中
で参考として援用する。
【0025】 入射ビーム12は、好ましくは、周波数差fを有する2つの直交する偏光成
分を含む。入射ビーム12の光源(例えば、レーザ)は、種々の周波数変調装置
および/またはレーザのうち任意であり得る。例えば、レーザは、当業者に公知
の種々の従来技術のうち任意の安定なガスレーザ(例えば、HeNeレーザ)で
あり得る。例えば、T. Baerらの「Frequency Stabili
zation of a 0.633μm He−Ne−longitudin
al Zeeman Laser」、Applied Optics、19、3
173〜3177(1980)、Burgwaldらの1975年6月10日に
付与された米国特許第3,889,207号、および、Sandstromらの
1972年5月9日に付与された米国特許第3,662,279号を参照された
い。あるいは、レーザは、当業者に公知の種々の従来技術のうちの1つの安定な
ダイオードレーザ周波数であり得る。例えば、T. OkoshiおよびK.
Kikuchiの「Frequency Stabilization of
Semiconductor Lasers for Heterodyne−
type Optical Communication Systems」、
Electronic Letters、16、179〜181(1980)、
および、S. YamaguchiおよびM. Suzukiの「Simult
aneous Stabilization of the Frequenc
y and Power of an AlGaAs Semiconduct
or Laser by Use of the Optogalvanic
Effect of Krypton」、IEEE J. Quantum E
lectronics、QE−19、1514〜1519(1983)を参照さ
れたい。
【0026】 2つの光学周波数は、次の技術のいずれかによって生成され得る。(1)ゼー
マン***レーザの使用;例えば、Bagleyらの1969年7月29日に付与
された米国特許第3,458,259号、G. Bouwhuisの「Inte
rferometrie Mit Gaslasers」、Ned. T. N
atuurk、34、225〜232(1968年8月)、Bagleyらの1
972年4月18日に付与された米国特許第3,656,853号、および、H
. Matsumotoの「Recent interferometric
measurements using stabilized lasers
」、Precision Engineering、6(2)、87〜94(1
984)を参照されたい。(2)一対の音響光学ブラッグセルの使用;例えば、
Y. OhtsukaおよびK. Itohの「Two−frequency
Laser Interferometer for Small Displ
acement Measurements in a Low Freque
ncy Range」、Applied Optics、18(2)、219〜
224(1979)、N. Massieらの「Measuring Lase
r Flow Fields With a 64−Channel Hete
rodyne Interferometer」、Applied Optic
s、22(14)、2141〜2151(1983)、Y. Ohtsukaお
よびM. Tsubokawaの「Dynamic Two−frequenc
y Interferometry for Small Displacem
ent Measurements」、Optics and Laser T
echnology、16、25〜29(1984)、H. Matsumot
o同書、P. Dirksenらの1996年1月16日に付与された米国特許
第5,485,272号、N. A. RizaおよびM. M. K. Ho
wladerの「Acousto−optic system for the
generation and control of tunable l
ow−frequency signals」、Opt. Eng.、35(4
)、920〜925(1996)を参照されたい。(3)1つの音響光学ブラッ
グセルの使用;例えば、G. E. Sommargrenの同一人に譲渡され
た1987年8月4日に付与された米国特許第4,684,828号、G. E
. Sommargrenの同一人に譲渡された1987年8月18日に付与さ
れた米国特許第4,687,958号、および、P. Dirksenらの同書
を参照されたい。(4)ランダム偏光したHeNeレーザの2つの縦モードの使
用;例えば、J. B. FergusonおよびR. H. Morrisの
「Single Mode Collapse in 6328Å HeNe
Lasers」、Applied Optics、17(18)、2924〜2
929(1978)を参照されたい。(5)レーザ内部の複屈折素子等の使用;
例えば、V. EvtuhovおよびA. E. Siegmanの「A 「T
wisted−Mode」 Technique for Obtaining
Axially Uniform Energy Density in a
Laser Cavity」、Applied Optics、4(1)、1
42〜143(1965)を参照されたい。あるいは、H. A. Hillの
1998年4月17日に出願された、「Apparatus to Trans
form Two Non−Parallel Propagating Op
tical Beam Components into Two Ortho
gonally Polarized Beam Components」と称
する米国特許出願第09/061,928号に記載されるシステムの使用である
。同出願の全体を本明細書中で参考として援用する。
【0027】 ビーム12の光源に用いられる特定の装置は、ビーム12の直径および発散を
決定する。例えば、ダイオードレーザ等の光源の場合、次に続く素子のための適
切な直径および発散を有するビーム12を提供するために、従来のビーム成形光
学素子(例えば、従来の微小対物レンズ)を用いることを必須とするものがある
。光源がHeNeレーザの場合、例えば、ビーム成形光学素子は不要となり得る
【0028】 別のダイナミック干渉計装置20は、好ましくは、干渉計10の設計と同じ設
計であり、x軸およびz軸のまわりのステージ16の回転角を測定するために、
ステージ外に固定して取り付けられている。これを達成するために、干渉計20
は、ビーム22をミラー面61に投影する。ビーム22の反射成分は、上述した
ように角測定干渉計に送られる。ビーム22は、ビーム12と同様にして生成さ
れる。
【0029】 システム15は、通常、y軸方向に平行移動して測定するように動作されるが
、基準線に沿ってインサイチュでミラー面51の形状を測定するように、特別ミ
ラー特徴モードで動作される。特別ミラー特徴モードでは、ステージ16は、入
射ビーム12が基準線に沿ってミラー面51を走査し、ステージ16を移動する
ための平行移動機構の振動に起因する任意の寄与成分とともに、x軸方向および
z軸方向の角方向および表面距離を示す情報を含む信号を生成するように、y軸
方向に平行移動される。ステージ16がy軸方向へ平行移動するのと同時に、干
渉計20は、ビーム22が反射面61によって遮断される点に相当するミラー6
1上の1つの点をモニタする。このステップによって、ステージ16の平行移動
機構(例えば、ベアリング、駆動機構等)の機械的寄与に起因するステージ16
の回転を測定することを可能にする。この情報を用いて、2つの信号が生成され
る。干渉計10からの第1の信号は、基準線に沿った、基準線と直交するミラー
面51の傾きの変化に関する情報を含み、干渉計20から第2の信号は、ステー
ジ16の角方向に関する情報を含む。これらの2つの信号を組み合わせて、基準
線に沿った、基準線と直交するミラー51の傾きに関する情報(すなわち、dx
/dyおよびdx/dz)のみが抽出される。次いで、dx/dyは、yの関数
としてxを得るために積分される。したがって、x−y平面およびx−z平面の
出射ビーム12の方向変化を測定し、ステージの回転の変化によって生じるこれ
らの方向変化への寄与成分を考慮することによって、ミラー面51の形状が、基
準線に沿って決定され得、傾きdx/dzは、使用環境に取り付けられた状態で
基準線に沿って決定され得る。
【0030】 単一ビーム干渉計は、ステージミラー50に入射する1つのビームのみを用い
てピッチ、偏揺れ角および距離(P、YおよびD)を測定することができるので
、このアプリケーションに好ましい。通常動作を変更しない限り、さらにハード
ウェアを変更することなく、ミラー形状に関する情報をインサイチュで抽出する
ことができる。
【0031】 しかしながら、y軸方向に平行移動させた場合には、ステージベアリング等に
よってステージがぐらつき、方向の誤差が大きくなるために、第2の方向の第2
の測定が必要となる。したがって、ミラー面61を用い、ビーム22の反射ビー
ムの一部を調べることによって、ステージの方向の偏差または変化を測定する。
このこともまた好ましくはダイナミック干渉計を用いて行われる。
【0032】 このアプリケーションの場合に単一ビーム干渉計を用いる重要な特徴は、1つ
のビームが、1/d(dはビーム直径)によって与えられるカットオフ周波数ま
でのすべての空間周波数を含むということである。一方、二重ビーム干渉計(例
えば、HSPMI)を用いることによって、2つの二重ビームまたはその高調波
のビーム間隔に等しい波長を有するすべての空間周波数を損失し、その結果、形
状を回復できなくなる。
【0033】 第2の干渉計20が、本発明の範囲および意図から逸脱することなく、複数の
ビーム干渉計(図示せず)を含む角測定干渉計の別の形態であり得ることは、当
業者にとって明白である。ただし、図示するタイプは、例えば、「Differ
ential Interferometer Arrangements f
or Distance and Angle Measurements:P
rinciples, Advantages, and Applicati
ons」、C. Zanoni、VDI Berichte NR.749、(
1989)に示されており、この内容の全体を本明細書中において参考として援
用する。
【0034】 次に、図2を参照する。図2は、システム115として示される干渉計装置の
模式的斜視図である。システム115は、一対の直交して配置されたダイナミッ
ク干渉計を採用している。それにより、ステージがまず一方の方向に平行移動さ
れ、その後直交方向に移動された場合に、ステージ上に直交するように取り付け
られた細長い対物ミラーの形状が、各ミラーに関連する基準線に沿ってインサイ
チュで特徴付けられ得るか、または、ミラーの相対形状が、直交方向に沿ってス
テージを移動させると同時に得られ得る。
【0035】 図2に示されるように、システム115は、ここでもやはり面内平行移動する
ように取り付けられたステージ16を備える。ただし、ステージ16は、ここで
は通常、x方向およびy方向の両方への移動を測定するように動作される。薄く
高いアスペクト比のミラー150は、y軸方向に細長いミラー面151を有して
おり、ステージ16に固定されている。薄く高いアスペクト比のミラー160は
、x軸方向に細長い細長反射面161を有しており、これもまたステージ16に
固定して取り付けられており、ミラー150と名目上直交している。
【0036】 システム115はまた、2つのミラー特徴モードのうちいずれかで動作され、
表面151および161をインサイチュで測定し得る。第1のミラー特徴モード
では、システム115は、図1のシステム15のミラー特徴モードの様態で動作
され、表面151の形状を得る。その後、ステージ16は、y軸方向の並進は固
定したままx軸方向に移動され、ミラー151の形状を得るのと同様の様態でミ
ラー161の形状を得る。したがって、これは2段階動作である。
【0037】 第2のミラー特徴モードでは、ステージ16は、x軸方向およびy軸方向に同
時に移動され得る。しかしながら、ミラー面の形状間の関係のみを得ることがで
きる。限られた情報のみをこのモードを用いて得るが、この情報が意図した下流
での使用に十分である場合には、このモードによって、以前のプロセスにおける
1ステップが省略される。
【0038】 図1の実施形態および図2の実施形態のいずれの通常動作にも関わる目的は、
ミラーの形状に関する情報を得て、この情報を用いてミラーの形状が精度の及ぼ
す影響を補正し得ることである。これにより距離を測定することができる。この
点について、ルックアップテーブル(LUT)または多項式あるいはフーリエ級
数閉近似式を用いて実現され得る距離補正アルゴリズムは、測定距離を調整する
ために用いられ得る。1ナノメートルの1/10のオーダの補正が可能である。
【0039】 図3は、直交して配置された3つのダイナミック干渉計を採用する干渉計装置
の模式的斜視図である。これにより、ステージが3つの直交方向x、yおよびz
に沿って平行移動されると、ステージ上に直交して取り付けられた細長い対物ミ
ラーの形状は、各ミラーに関連する複数の直交する基準線(x−z平面、x−y
平面およびy−z平面)に沿ってインサイチュで特徴付けられ得る。
【0040】 次に図3を参照する。図3において、この実施形態の装置は、ステージ16を
備えたシステム202として示されている。ステージ16の上部には、平面ミラ
ー270および平面ミラー260が固定して取り付けられている。平面ミラー2
60は、x−z平面の向きに、x軸方向に細長い反射面261を有する。平面ミ
ラー270は、y−z平面の向きに、y軸方向に細長い反射面271を有する。
ミラー270はまた、x−y平面の向きに、y軸方向に細長い上部反射面272
も有する。
【0041】 基準体(図示せず)には細長い平面ミラー280が固定して取り付けられてい
る。このミラー280は、下向き、すなわちステージ16の方向に面する下部反
射面を有する。単一ビーム干渉計231は、x軸方向にのみ平行移動するステー
ジ16のある部分に対して固定して取り付けられている。この干渉計231は、
ミラー面272とミラー280の下面との間の垂直方向の間隔または高さを測定
するように適応されている。
【0042】 ビーム212内に出射ビーム成分および反射ビーム成分を有する単一ビーム干
渉計210は、上述したように、x、および、y軸およびz軸まわりのピッチな
らびに揺れ角を測定する。ビーム222内に出射ビーム成分および反射ビーム成
分を有する単一ビーム干渉計220は、これも上述したように、y、および、そ
れぞれx軸およびz軸まわりのピッチならびに揺れ角を測定する。
【0043】 任意の高さにおける、ミラー270および260のxおよびyプロフィールは
、上述した手順を用いて測定され得る。しかしながら、これに加えて、この実施
形態によれば、異なる高さにおいても、ミラー260および270のxおよびy
形状を測定することが可能となる。例えば、xおよびy形状は、ステージ16の
ある高さにて決定され得、その後、垂直方向に間隔を空けられ得る別の高さ(例
えば、最初の高さの上下4〜5mm)にて測定され得る。このことを行うために
、z軸方向への移動によって生じるステージ16の角変化を最適精度に考慮する
必要がある。
【0044】 干渉計231は、ステージ16の方向の変化に敏感となるように上述された様
態で適応されてる。これにより、単一ビーム干渉計は、表面280および272
の1つの光路をなし、さもなくば、ビーム233のピッチおよび揺れ角を測定す
るように構成される。光源/検出器230は、干渉計231にビームを提供する
(図4aおよび図4bを参照のこと)。したがって、ステージ16がx軸または
y軸のまわりを回転する場合、干渉計231は、z軸方向へ平行移動している間
にそれを補正する。ビーム233が、ビーム212に対してx軸のまわりを回転
し、かつ、ビーム222に対してy軸のまわりを回転する場合も補正が行われる
。ステージ16の回転は、z軸方向への移動の情報を用いて、表面271および
261が、z軸方向およびy軸方向、ならびにx軸方向にマッピングされ得るよ
うに、補正されたzの移動をともなって決定され得る。
【0045】 表面272の形状もまた表面261および271の形状を決定するプロセスに
より得られることは、当業者には明らかである。
【0046】 図4aおよび図4bは、それぞれ、図3のシステム202に用いられる干渉計
231の模式的平面図および正面図である。図から分かるように、干渉計231
は、紙面に垂直な方向に配置された偏光ビームスプリッタ層302を有する第1
の偏光ビームスプリッタ300(PBS)を備える。PBS300は、PBS層
302に直角の向きのPBS層324を有するPBS312に続く。PBS31
2は、1/4波長板314、その後、ポロプリズム316に続く。
【0047】 PBS300は、一方の側面に1/4波長板304を有しており、その上部に
はミラー反射面306が位置し、PBS300の反対の側面には1/4波長板3
08が設けられている。この1/4波長板308の上には、反射面310が位置
する。
【0048】 PBS312は、上面には1/4波長板326および下面には別の1/4波長
板330を有する。ミラー280は1/4波長板326の上に、ミラー270は
1/4波長板330の下に位置する。
【0049】 第3のPBS318は、PBS300の出射端部に設けられており、PBS層
319を含む。ビーム232の反射成分は、PBS318によって2つのビーム
343および345に分けられる。これらのビーム343および345は、光検
出器322および320にそれぞれ送られ、さらなる解析を行うために電気信号
に変換される。
【0050】 この構成によれば、干渉計231が回転している場合には、出射ビームの方向
を変更させない。しかしながら、ミラー270または280のいずれかが回転し
ている場合には、それに対応する角が測定される。
【0051】 図4aの干渉計の平面図は、基準ビームが干渉計231を伝搬する場合の光路
を示している。図4bの正面図は、測定ビームが干渉計231を伝搬する場合の
光路を示している。
【0052】 ステージミラーがインサイチュで特徴付けられ得る上述の装置を説明してきた
が、次に、図5に注目する。図5は、ステージミラーのトポグラフィをインサイ
チュで特徴付ける方法のフローチャートを示す。図から分かるように、この方法
は、まずブロック400から開始する。ここで、ステージ16は、好ましくは、
パーク位置にある。次のステップは、ブロック402に示されるように、面内移
動するために、平行移動ステージに細長い平面対物ミラーを取り付けるステップ
である。この次は、干渉計から1つのビームを対物ミラーに指向させるステップ
である。次に、ブロック406に示されるように、ステージは、ビームがミラー
に指向されている間、ミラーの細長い方向に沿って移動され、ビームが基準線に
沿ってミラーを走査する。この後、ブロック408に示されるように、ミラーが
、基準線に沿ってミラー面の局所的な傾きに関する情報を含む信号を生成するよ
うに走査される間、ミラーからの反射ビームがモニタされ、反射ビームの角変化
が測定される。その後、ブロック410に示されるように、ステージがミラーの
長い寸法の方向に移動すると、ステージの角方向は、もう一方の直行するように
位置付けられた干渉計からの1つのビームを平行移動しないステージ上のある点
に指向することによって測定される。この後、第1の干渉計からの信号を測定さ
れたステージ方向情報と組み合わせて、ステージの変位を変数として、ミラー面
の局所的な傾きを決定する。その後、ブロック414において、傾き情報を積分
して、基準線に沿ったミラーのトポグラフィが得られる。最後に、ブロック41
6に示されるようにプロセスを繰り返し、もう一方の直交するように位置付けら
れたステージミラーをマッピングするか、または、z軸方向の初期基準線から間
隔を空けて配置された同じミラー上を基準線に沿って走査し得る。
【0053】 上述のプロセスは、適切にプログラムされた汎用コンピュータ、または、シス
テムハードウェアエレメントの全制御を行い、システム制御および人間の介入用
にユーザインターフェースを提供し、一般的なハウスキーピング機能を実行する
ためにさらに用いられ得る専用マイクロプロセッサを介して実行され得ることを
理解されたい。
【0054】 種々の実施形態を説明してきたが、当業者であれば、本発明の教示内容に基づ
いてさらなる変更をどのようにして行うかは明らかであり、このような変更は本
発明の範囲内であるとみなされる。例えば、リソグラフィツールウェハステージ
の計測学において、ウェハステージ上に干渉計を配置し、リソグラフィツールの
基準フレーム上にウェハステージ外の関連するバーミラーを配置することもまた
公知である。例えば、Carl A. Zanoniによる1998年3月に付
与された、「Interferometric Apparatus For
Measuring Motions Of A Stage Relativ
e to Fixed Reflectors」と称する同一人に譲渡された米
国特許第5,724,136号、および、Justin Kreuzerによる
1998年5月に付与された、「Moving Interferometer
Wafer Stage」と称する米国特許第5,757,160号を参照さ
れたい。同特許のいずれも本明細書中において参考として援用する。
【0055】 上述の方法および装置はまた、ウェハステージ上に位置する干渉計として用い
られるダイナミック干渉計を用いて、ウェハステージ外に位置するバーミラーの
形状をインサイチュで特徴付けるために用いられ得る。したがって、ウェハステ
ージ上のウェハの平面に直交する方向に向けられた測定表面(単数または複数)
を有するバーミラー(単数または複数)の形状(単数または複数)を特徴付ける
ことに関連する上述の実施形態の各々について、リソグラフィツールの基準フレ
ームに固定されたウェハステージ外に位置付けられたバーミラー(単数または複
数)およびウェハステージ上に位置付けられた1つ以上のダイナミック干渉計を
有する実施形態のセットに相当する。このような実施形態の一例が図6に示され
得る。次に、図6を参照する。
【0056】 図6は、干渉計装置602の模式的斜視図である。干渉計装置602は、ステ
ージ上に直交して配置された3つのダイナミック干渉計または干渉計サブシステ
ムを採用しており、これにより、ステージ外に直交して取り付けられた、薄く細
長い対物ミラーの形状、および、ステージ上に取り付けられた薄く細長いミラー
の形状は、平行移動ステージ616が3つの直交する方向(x、yおよびz)に
沿って平行移動されると、各ミラーに関連する複数の基準線(好ましくは、x−
z平面、x−y平面およびy−z平面)に沿ってインサイチュで特徴付けられ得
る。理解されるように、関連するミラー(単数または複数)と組み合わされた各
干渉計サブシステムは、平行移動ステージ616の変位を測定するために主に用
いられる干渉計であり、それにより、ウェハホルダ603によってステージ61
6上の所定位置で保持されるウェハ604は、基準フレーム600(一部分を示
す)によって取り付けられた周知の露光ユニット601によって生成される露光
ビーム606に正確に位置付けられ得る。干渉計サブシステムは、好ましくは、
単一ビーム平面ミラー干渉計であるが、これは、本発明の動作に必須ではない。
【0057】 続いて、図6を参照する。システム602は、平行移動ステージ616を備え
ることが分かり得る。その平行移動ステージ616の上には、干渉計サブシステ
ム610および干渉計サブシステム620が固定して取り付けられている。平面
ミラー650および670は、基準フレーム600に固定して取り付けられてい
る。平面ミラー650は、実質的にx−z平面に向いており、実質的にx軸方向
に細長い反射面661を有する。平面ミラー670は、実質的にy−z平面に向
いており、実質的にy軸方向に細長い反射面671を有する。
【0058】 ミラー680は、平行移動ステージ616の上部に固定して取り付けられ、実
質的にx−y平面に向いており、実質的にy軸方向に細長い上部反射面682も
有する。
【0059】 基準フレーム600(ここでもやはり一部を示す)には、下方向、すなわちス
テージ616方向に面する下部反射面を有する細長い平面ミラー690が固定し
て取り付けられている。実質的にx軸方向にのみ平行移動するステージ616の
ある部分には、単一ビーム干渉計631が固定して取り付けられている。この単
一ビーム干渉計631は、ミラー面682およびミラー690の下面との間の垂
直方向の間隔または高さを測定するように適応さている。
【0060】 ビーム612内に出射ビーム成分および反射ビーム成分を有する単一ビーム干
渉計610は、上述したように、x軸方向の実質的な変位、および、y軸および
z軸まわりの実質的なピッチならびに揺れ角をそれぞれ測定する。ビーム622
内に出射ビーム成分および反射ビーム成分を有する単一ビーム干渉計620は、
これも上述したように、y軸方向の実質的な変位、および、x軸およびz軸まわ
りの実質的なピッチならびに揺れ角をそれぞれ測定する。
【0061】 任意の高さにおける、ミラー650および670のxおよびyプロフィールは
、上述した手順を用いて測定され得る。しかしながら、これに加えて、この実施
形態によれば、異なる高さにおいても、高さを変数として、ミラー650および
670のxおよびy形状を測定することが可能となる。例えば、xおよびy形状
は、ステージ616のある高さにて決定され得、その後、垂直方向に間隔を空け
られ得る別の高さ(例えば、最初の高さの上下4〜5mm)にて測定され得る。
このことを行うために、z軸方向への移動によって生じるステージ616の角変
化を最適精度に考慮する必要がある。
【0062】 干渉計サブシステム631は、ステージ616の方向の変化に敏感となるよう
に上述された様態で適応されてる。これにより、単一ビーム干渉計は、下部69
0および表面682の1つの光路をなし、さもなくば、ビーム634のピッチお
よび揺れ角に対する、ビーム633のピッチおよび揺れ角を測定するように構成
される。したがって、ステージ616がx軸またはy軸のまわりを回転する場合
、干渉計631は、z軸方向へ平行移動している間にそれを補正する。z軸方向
への移動の情報を用いて、ステージ616の回転は、表面671および661が
、z軸方向およびy軸方向、ならびにx軸方向にマッピングされ得るように、補
正されたzの移動を用いて決定され得る。光源/検出器630は、類似する図4
aおよび図4bの装置に関連して説明された様態で干渉計サブシステム631に
ビームを提供する。
【0063】 表面682の形状およびミラー690の下面もまた表面661および671の
形状を決定するプロセスにより得られ得ることは、当業者には明らかである。
【0064】 上述の記載から、フォトリソグラフィ用途および機器に用いる薄く、細長いミ
ラーは、ミラー特徴モードで動作中の平行移動ステージの移動を制御することに
よって得られる相対移動を有するミラーに関連付けられた干渉計サブシステムを
用いることで、インサイチュにて特徴付けられ得ることが分かる。相対移動は、
平行移動ステージ上に干渉計サブシステムを取り付け、ステージ外に取り付けら
れた薄く細長いミラーのうちいくつかを基準フレームに固定して取り付ける(ま
たは、その逆)と得られ得る。ミラーが一旦特徴付けされると、装置が測定モー
ドで動作している場合、基準フレームに対して、その後ウェハを露光するために
用いられるマスクに対して、ウェハを正確に位置付けるために、エラー訂正信号
が用いられ得る。
【0065】 図6のステージ上のダイナミック干渉計へのレーザビームの提供は、光源/検
出器630を介して、または、Zanoniによるop. cit.に記載され
る光ファイバ、あるいは、例えば、Kreuzerによるop. cit.に記
載される自由空間輸送、もしくは、これらの組み合わせによって説明され得る。
【0066】 上述の教示内容および実施形態に基づく本発明の他の改変は、当業者には明ら
かであり、このような改変は、特許請求の範囲内であるとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、一対の直交して配置されたダイナミック干渉計を採用している干渉計
装置の模式的斜視図である。これにより、ステージ上に取り付けられた細長い対
物ミラーの形状は、ステージが一方の方向に平行移動されると、基準線に沿って
インサイチュにて特徴付けられ得る。
【図2】 図2は、一対の直交して配置されたダイナミック干渉計を採用している干渉計
装置の模式的斜視図である。これにより、ステージ上に直交するように取り付け
られた細長い対物ミラーの形状は、ステージが好ましくは、まず、一方の方向に
平行移動され、その後直交方向に移動された場合に、各ミラーに関連する基準線
に沿ってインサイチュで特徴付けられ得るか、または、ミラーの相対形状が、直
交方向に沿ってステージを移動させると同時に得られ得る。
【図3】 図3は、直交して配置された3つのダイナミック干渉計を採用する干渉計装置
の模式的斜視図である。これにより、ステージ上に直交して取り付けられた細長
い対物ミラーの形状は、ステージが3つの直交方向に沿って平行移動されると、
各ミラーに関連する複数の直交する基準線に沿ってインサイチュで特徴付けられ
得る。
【図4a】 図4aは、図3の装置に用いられる干渉計の模式的平面図である。
【図4b】 図4bは、図3の装置に用いられる干渉計の模式的正面図である。
【図5】 図5は、本発明の方法によるフローチャートである。
【図6】 図6は、ステージ上に直交して配置された3つのダイナミック干渉計を採用し
ている干渉計装置の模式的斜視図である。これにより、対応するステージ外に直
交して取り付けられた、細長い対物ミラーの形状は、ステージが3つの直交方向
に沿って平行移動されると、各ミラーに関連する複数の基準線に沿ってインサイ
チュで特徴付けられ得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 516B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),JP Fターム(参考) 2F064 AA01 AA06 AA09 AA15 BB01 BB05 CC04 DD01 DD07 DD08 EE01 FF02 FF06 GG12 GG13 GG23 GG38 GG70 JJ06 JJ15 2F065 AA06 AA35 AA39 AA51 BB11 BB25 CC00 CC21 EE00 EE05 FF51 GG05 GG13 GG23 HH04 HH13 JJ05 JJ09 LL36 LL37 LL57 MM03 NN08 QQ13 QQ14 QQ16 QQ17 QQ23 QQ25 5F046 CC03 CC13 CC16

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準フレームを規定する手段と、 平行移動ステージと、 該平行移動ステージを該基準フレームに対して少なくとも2つの直交方向のう
    ち少なくとも1つの方向に選択的に平行移動する電気機械的構成と、 該基準フレームに対して所定の様態で取り付けられた少なくとも1つの薄く細
    長いミラーであって、反射面と、該少なくとも1つの薄く細長いミラーの長手方
    向の寸法に沿って延びる公称基準線とを有する、少なくとも1つの薄く細長いミ
    ラーと、 該少なくとも1つの薄く細長いミラーに対して所定の様態で取り付けられた少
    なくとも1つの干渉計サブシステムであって、該少なくとも1つの薄く細長いミ
    ラーと協働して、少なくとも1つの方位における該平行移動ステージの変位を測
    定するように適応されており、該基準線に沿って、かつ、該基準線に直交する該
    少なくとも1つの薄く細長いミラーの局所的な傾き、および、該反射面に垂直な
    方向の局所的な変位を測定するように適応されている、少なくとも1つの干渉計
    サブシステムと、 動作モード時に互いに相対移動する該平行移動ステージと、該少なくとも1つ
    の薄く細長いミラーと、該少なくとも1つの干渉計サブシステムとを選択的に平
    行移動する該動作モードを有する制御手段であって、該少なくとも1つの干渉計
    サブシステムは、対応する基準線に沿って該少なくとも1つの薄く細長いミラー
    を走査し、該電気機械的構成自身から現れる変化に起因する何らかの寄与成分と
    ともに、該反射面の角変化および表面距離を示す情報を含む信号を生成する、制
    御手段と、 該信号に含まれる該情報を抽出し、該制御手段が該動作モード中に、該少なく
    とも1つの薄く細長いミラーの局所的な形状を決定する信号解析手段と を備える、干渉計装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの薄く細長いミラーは、前記平行移動ス
    テージとともに移動するように、該平行移動ステージに取り付けられ、前記少な
    くとも1つの干渉計サブシステムは、該平行移動ステージ外に固定して取り付け
    られている、請求項1に記載の干渉計装置。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの干渉計サブシステムは、前記平行移動
    ステージとともに移動するように該平行移動ステージに固定して取り付けられて
    おり、前記少なくとも1つの薄く細長いミラーは、該平行移動ステージ外に固定
    して取り付けられている、請求項1に記載の干渉計装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記平行移動ステージの移動が、前記基準
    フレームに対して少なくとも1つの方向に測定される別の動作モードを有するよ
    うに構成され、かつ、配置されている、請求項1に記載の干渉計装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つの薄く細長いミラーであって、互いに対して
    直交するように配置された反射面を有し、各々が該少なくとも2つの薄く細長い
    ミラーの長手方向に沿って延びる公称基準線を含む、少なくとも2つの薄く細長
    いミラーと、 前記平行移動ステージ外に少なくとも一部分が取り付けられた少なくとも2つ
    の干渉計サブシステムであって、各々が、該少なくとも2つの薄く細長いミラー
    の対応する1つを走査するように適応されており、該基準線に沿ってかつ直交し
    て走査されたミラーの局所的な傾き、および、該反射面に垂直方向の局所的な変
    位を測定するように構成されている、少なくとも2つの干渉計サブシステムと を備え、 前記制御手段は、前記動作モードにおいて、可能な移動方向の1つまたはすべ
    てに該平行移動ステージを選択的に平行移動するようにさらに構成されており、
    これにより、該少なくとも2つの干渉計サブシステムのうち少なくとも1つは、
    対応する該基準線に沿って該少なくとも2つの薄く細長いミラーのうち対応する
    1つを走査し、前記電気機械的構成自身から現れる変化に起因する何らかの寄与
    成分とともに、対応する該反射面の角変化および表面距離を示す情報を含む信号
    を生成し、一方、該少なくとも2つの干渉計サブシステムのうち他方は、少なく
    とも該平行移動ステージの角変化に関する情報を含む信号を生成し、 前記信号解析手段は、該信号に含まれる情報を抽出し、該少なくとも2つの薄
    く細長いミラーの局所的な形状を決定する、請求項1に記載の干渉計装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの干渉計サブシステムは、単一ビーム平
    面ミラー干渉計サブシステムを含む、請求項1に記載の干渉計装置。
  7. 【請求項7】 前記干渉計装置は、前記制御手段が前記動作モード中に、直
    交するように配置された3つの薄く細長いミラーと、互いに相対移動するように
    取り付けられた対応する3つの干渉形サブシステムとを備え、3つの方向におけ
    る該3つの薄く細長いミラーの局所的な形状を測定する、請求項1に記載の干渉
    計装置。
  8. 【請求項8】 前記平行移動ステージとともに移動するように該平行移動ス
    テージ上に位置付けられたフォトリソグラフィウェハをさらに備える、請求項1
    に記載の干渉計装置。
  9. 【請求項9】 前記平行移動ステージ上に位置付けられたウェハ上にマスク
    パターンを形成するために、前記基準フレームに固定して取り付けられたフォト
    リソグラフィ露光ユニットをさらに備える、請求項8に記載の干渉計装置。
  10. 【請求項10】 基準フレームを規定するステップと、 平行移動ステージを該基準フレームに対して移動するように提供するステップ
    と、 該平行移動ステージを該基準フレームに対して少なくとも2つの直交方向のう
    ち少なくとも1つの方向に選択的に平行移動するステップと、 該基準フレームに対して所定の様態で少なくとも1つの薄く細長いミラーを取
    り付けるステップであって、該少なくとも1つの薄く細長いミラーは、反射面と
    、該少なくとも1つの薄く細長いミラーの長手方向の寸法に沿って延びる公称基
    準線とを有する、ステップと、 該少なくとも1つの薄く細長いミラーに対して所定の様態で少なくとも1つの
    干渉計サブシステムを取り付けるステップであって、該少なくとも1つの干渉計
    サブシステムは、該少なくとも1つの薄く細長いミラーと協働して、少なくとも
    1つの方位における該平行移動ステージの変位を測定するように適応されており
    、該基準線に沿って、かつ、該基準線に直交する該少なくとも1つの薄く細長い
    ミラーの局所的な傾き、および、該反射面に垂直な方向の局所的な変位を測定す
    るようにも適応されている、ステップと、 動作モード時に該平行移動ステージを選択的に平行移動するステップであって
    、該少なくとも1つの薄く細長いミラーと該少なくとも1つの干渉計サブシステ
    ムとは、該動作モード時に、互いに相対移動し、該少なくとも1つの干渉計サブ
    システムは、対応する基準線に沿って該少なくとも1つの薄く細長いミラーを走
    査し、該平行移動ステージを選択的に平行移動するステップ時に現れる変化に起
    因する何らかの他の寄与成分とともに、該反射面の角変化および表面距離を示す
    情報を含む信号を生成する、ステップと、 該信号に含まれる該情報を抽出し、該動作モード中に、該少なくとも1つの薄
    く細長いミラーの局所的な形状を決定するステップと を包含する、干渉計による方法。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1つの薄く細長いミラーは、前記平行移動
    ステージとともに移動するように、該平行移動ステージに取り付けられ、前記少
    なくとも1つの干渉計サブシステムは、該平行移動ステージ外に固定して取り付
    けられている、請求項10に記載の干渉計による方法。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの干渉計サブシステムは、前記平行移
    動ステージとともに移動するように該平行移動ステージに固定して取り付けられ
    ており、前記少なくとも1つの薄く細長いミラーは、該平行移動ステージ外に固
    定して取り付けられている、請求項10に記載の干渉計による方法。
  13. 【請求項13】 前記平行移動ステージの移動が、前記基準フレームに対し
    て少なくとも1つの方向に測定される別の動作モードを有する、請求項10に記
    載の干渉計による方法。
  14. 【請求項14】 少なくとも2つの薄く細長いミラーであって、互いに対し
    て直交するように配置された反射面を有し、各々が該少なくとも2つの薄く細長
    いミラーの長手方向に沿って延びる公称基準線を含む、少なくとも2つの薄く細
    長いミラーと、 前記平行移動ステージ外に少なくとも一部分が取り付けられた少なくとも2つ
    の干渉計サブシステムであって、各々が、該少なくとも2つの薄く細長いミラー
    の対応する1つを走査するように適応されており、該基準線に沿ってかつ直交し
    て走査されたミラーの局所的な傾き、および、該反射面に垂直方向の局所的な変
    位を測定するように構成されている、少なくとも2つの干渉計サブシステムと が設けられており、 前記方法は、前記動作モードにおいて、可能な移動方向の1つまたはすべてに
    該平行移動ステージを選択的に平行移動するようにさらに構成されており、これ
    により、該少なくとも2つの干渉計サブシステムのうち少なくとも1つは、対応
    する該基準線に沿って該少なくとも2つの薄く細長いミラーのうち対応する1つ
    を走査し、該平行移動ステージを選択的に平行移動するステップ時に現れる何ら
    かの他の寄与成分から生じる変化に起因する何らかの寄与成分とともに、対応す
    る該反射面の角変化および表面距離を示す情報を含む信号を生成し、一方、該少
    なくとも2つの干渉計サブシステムのうち他方は、少なくとも該平行移動ステー
    ジの角変化に関する情報を含む信号を生成し、 該信号に含まれる情報を抽出するステップは、該少なくとも2つの薄く細長い
    ミラーの局所的な形状を決定する、請求項10に記載の干渉計による方法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの干渉計サブシステムは、単一ビーム
    平面ミラー干渉計サブシステムを含む、請求項10に記載の干渉計による方法。
  16. 【請求項16】 直交するように配置された3つの薄く細長いミラーと、互
    いに相対移動するように取り付けられた対応する3つの干渉形サブシステムとが
    設けられており、前記動作モード中に、3つの方向における該3つの薄く細長い
    ミラーの局所的な形状を測定する、請求項10に記載の干渉計による方法。
  17. 【請求項17】 前記平行移動ステージとともに移動するように該平行移動
    ステージ上にフォトリソグラフィウェハを取り付けるステップをさらに包含する
    、請求項10に記載の干渉計による方法。
  18. 【請求項18】 マスクパターンに照射することによって、前記基準フレー
    ムから前記ウェハをフォトリソグラフィ露光するステップをさらに包含する、請
    求項17に記載の干渉計による方法。
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