JPH0527836B2 - - Google Patents

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JPH0527836B2
JPH0527836B2 JP59195483A JP19548384A JPH0527836B2 JP H0527836 B2 JPH0527836 B2 JP H0527836B2 JP 59195483 A JP59195483 A JP 59195483A JP 19548384 A JP19548384 A JP 19548384A JP H0527836 B2 JPH0527836 B2 JP H0527836B2
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Japan
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hand
minute
wheel
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time
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JP59195483A
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Yasuo Kamyama
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB08522739A priority patent/GB2167884B/en
Priority to US06/777,018 priority patent/US4623260A/en
Priority to DE19853533334 priority patent/DE3533334A1/de
Priority to DE19853546702 priority patent/DE3546702C2/de
Publication of JPS6173085A publication Critical patent/JPS6173085A/ja
Priority to HK274/89A priority patent/HK27489A/xx
Publication of JPH0527836B2 publication Critical patent/JPH0527836B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F8/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electromechanical means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクロノグラフ機能を付加した指針表示
式電子時計に関するもので、さらに詳しくは、ク
ロノグラフ各指針の帰零機構に関するものであ
る。
〔発明の背景〕
最近の電子時計の発展はめざましく、特にデジ
タル時計にクロノグラフ(ストツプウオツチ)機
能を付加することは一般的になつており、普及品
にまで及んでいる。更に市場では指針表示式電子
時計に対してもクロノグラフ付の腕時計の要求が
高まつてきている。本発明はこのような背景のも
とで指針表示式電子時計にクロノグラフ機能を付
加するに当り、部品点数が少なく且つ見やすく、
しかも、アラーム、タイマー等の機能をも簡単に
付加出来て操作の簡単な構造を検討しようとする
ものである。
〔従来技術と問題点〕
従来より指針表示式の機械時計に於いてはクロ
ノグラフ機構を付加するためいろいろの構造が試
みられているが、いずれの場合もクロノグラフ
(以下CGと呼ぶ)時針、CG分針、CG秒針の帰零
構造は各指針軸にハートカム等より成る機械的ス
リツプ戻し機構を設けて通常時刻表示の時針、分
針、秒針、との連結を外部操作部材にて切り離
し、及び規制することにより行なうものである。
しかし、このような構造の場合時針軸、分針軸
にとつては大きな問題はないが、回転トルクの弱
い秒針軸に前述の機械的スリツプ戻し機構を設け
ることは、精度の厳しい部品が必要なばかりでな
く、構造的にも厚くなり、コストも高くなるとい
う欠点を有している。さらに最近の電子時計に於
いては、サイズ、厚さ等が小さくなつてきており
秒針軸のトルクを機械時計並に大きくすること
は、それだけ大きなエネルギーが必要となり、電
子時計の場合はサイズの大きい高容量の電池が必
要となり、従つて時計サイズや厚みが大きくなり
現況の電子時計としては非常に不満足なものとな
つてしまう。
ところで指針表示式電子時計に於いてもクロノ
グラフを付加したものが最近になつて出現した
が、一方では前述の機械的スリツプ戻し機構を設
けているためにサイズ、厚さ等が厚く複雑な部品
を有する構造になつており、他方ではそれを避け
るために通常時刻用の時針、分針、秒針付きの時
計に、CG秒針、CG分針、CG時針に対して各々
個別にモーターや輪列等を設け、更にその各々に
電気的な計数回路を設けて電気信号にて各々のモ
ーター駆動によつてスタート、ストツプや帰零を
させる様にしたものも発表されている。しかし1
個の時計に通常時刻表示用モーター、CG秒用モ
ーター、CG分用モーター、CG時用モーターの如
く数個のモーターや輪列等を設けることは、部品
点数が増えるばかりでなく、時計部品としてはコ
ストの高いコイル、ヨーク、ローターの数が多く
なり非常にコストの高い時計になつてしまう。
又、モーターによる各CG針の帰零は機械的ス
リツプ戻し機構に比べてある時間を必要とし、出
来るだけ早く帰零する方が使用者としては使い易
い。この帰零速度を早くするには、例えば、CG
分針は1分ステツプ運針、CG時針は0.5〜1時間
ステツプ運針としてモーターと指針車との減速比
を少なくする必要が出てくる。なぜなら、現状の
時計用モーターの高速回転としては最大64〜128
Hzが限度であるからである。もしCG分針を1秒
ステツプ運針にすると、CG分針1回転で3600ス
テツプにもなり64Hzで帰零しても最大1時間
(CG分針1回転分)送るのに約1分も掛る事にな
つてしまう。
このためにCG分針を1分ステツプ運針とする
と、CG分針は1回転で60ステツプとなりCG分針
1回転を早送りするのに約1秒で帰零可能である
が、このような条件のもとでCGを操作したとき、
文字板等の偏り、車の偏心等により極くわずかの
切分ズレが発生した場合、使用者が経時時間を読
みとるとき1分の読み取り誤差を起す事がある。
例えば経時時間が15分58秒だつたとする。この
ときCG分針はCG分目盛り15分上にあり、前述の
ような切分ズレにより極くわずか15分の目盛りよ
り14分側に偏つていたとする。このとき使用者は
感覚的に14分58秒と読んでしまい、1分の読み取
り誤差を生じてしまう。これはCG時針について
も同様である。通常、指針と切分のズレは皆無で
はなく、指針表示車1回転に於いて進み方向と遅
れ方向が必ず有り、進み方向のみの指針と切分の
ズレは絶対に起り得ない事でありこの際進み方向
に針付けを調整する等の対策をとることもできな
くはないが面倒であり、大きなステツプ運針表示
の問題点である。
以上の如く指針表示式電子時計のクロノグラフ
については種々の欠点が有り、使用者を満足する
ものはいまだ出現していない。
〔発明の目的〕
本発明は前述の様な欠点を解消させ、部品点数
を少なく、使用者が読み取りやすく、操作の簡単
なクロノグラフ機構を付加した指針表示式電子時
計を提供するものである。
〔発明の実施例〕
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説
明する。第1図は本発明に基づく一実施例の指針
表示式クロノグラフ付電子時計の外観平面図であ
る。
図において1a,1bは通常時刻とアラーム時
刻の2時刻を表示する時分針、2は通常時刻と
CG時刻の2時刻の秒を表示する秒針、3はCG時
刻の時を表示するCG時針で12時間で1回転する。
4はCG時刻の分を表示するCG分針で60分で1回
転する。5はCG時刻の2/100秒を表示するCG2/1
00秒針で1秒を50ステツプで1回転する。又CG
2/100秒針5はタイマーの残存時間も表示するよ
うになつており1目盛り1分として最大49分のタ
イマーがセツト出来るようになつている。6,
7,8,9,10は外操作部材であり、6はCG
とタイマーのスタート・ストツプ機能を果すため
のボタン(以下スタート・ストツプボタンと呼
ぶ)、7はCGの帰零とタイマーのセツト機能を果
すためのボタン(以下セツト・リセツトボタンと
呼ぶ)、8は通常時刻とCG時刻の切替えを行なう
ためのボタン(以下切替えボタンと呼ぶ)、9は
リユーズであり、2段引きの左右回転で通常時刻
の時分針1a,1bの時刻修正、1段引きで時分
針1a,1bのアラーム時刻への切替え表示、左
右回転操作でアラーム目安時刻修正が出来る。1
0はアラームのON,OFFを切替えるためのアラ
ームボタンでありpush状態でアラーム鳴り止め、
pull状態でアラームの鳴り待ちになるようになつ
ている。使用動作を説明すると、リユーズ9が通
常使用状態の0段すなわち押し込み位置にある時
は通常時刻を時針1a、分針1b、秒針2で表示
している。CGを使用する場合は、切替えボタン
8を1回押操作する。すると秒針2は電気的に64
Hzにて早送りされて0秒位置に帰零してクロノモ
ードとなる。そこでスタート・ストツプボタン6
を押操作するとCG2/100秒針5が2/100秒ステツ
プで運針を開始する。そしてCG2/100秒針5が1
回転する毎に秒針2はCG秒針として1秒ステツ
プで運針する。
すると後述する如く秒針2に輪列を介して連動
しているCG分針4、CG時針3も1秒ステツプで
それぞれ60分で1回転、12時間で1回転するよう
運針を開始する。計時が終了したらスタート・ス
トツプボタン6を押操作すると各CG針2,3,
4,5は停止するので、その時の各指針を読むこ
とによつて経時時間を知ることができる。
さらに計時を続ける場合は再びスタート・スト
ツプボタン5を押操作することにより前述同様の
作動により、積算計時することができる。一方再
度0秒から計時を行なう場合は各CG針が停止し
ている状態でセツト・リセツトボタン7を押操作
するとCG時針3、CG分針4は瞬時に帰零し、秒
針2、CG2/100秒針5は64Hzの早送りにて帰零し
て、CGの再使用状態で待期する。
この状態でスタート・ストツプボタン6を押操
作してCGを動作すれば次の計時が出来るように
なつている。
CGの使用が完了した場合、切替えボタン8を
押操作すると、CG分針4、CG時針3は瞬時に帰
零し、秒針4は通常時刻の秒表示位置まで64Hzの
早さで早送りされ以降は1秒運針によつて通常時
刻の秒表示をする。なおこの通常時刻への切替え
は、CGの動作中すなわち計時中でも、あるいは
停止中でもいづれの場合でも可能のようになつて
いる。
次に通常時刻表示状態に於いて、セツト・リセ
ツトボタン7を押操作することによりタイマーが
セツト出来、その表示はCG2/100秒針5にて行な
うようになつている。すなわちセツト・リセツト
ボタン7を1操作する毎に1ステツプ1分づつセ
ツトされ、トータルで49分のタイマーセツトが可
能である。一定のタイマー時刻にセツト後スター
ト・ストツプボタン6を押操作することによりタ
イマーは計時を開始し、1分毎に1ステツプ歩針
し、タイマアツプすると報音を発生する。なお、
タイマーがセツトされてもスタート操作をしなけ
ればCG2/100秒針5はそのままで停止している。
更にCG2/100秒針5をタイマーとして使用しな
いでセツト・リセツトボタン7を1回押すことに
よつて1づつ積算カウントする単なる50進のカウ
ンターとして使用することも出来るようになつて
いる。またタイマーはスタート動作を行なうと、
いくらセツト・リセツトボタン7をpushしても
新しいセツトは禁止されるようになつており、タ
イマーの誤作動が起きないようになつている。
さて、次にアラームボタン10がpullの状態に
おいてリユーズ9を1段引き出すと、時針3、分
針4はアラーム時刻へ正転128Hzの早送りで切替
わり、アラーム目安時刻を表示する。この状態で
リユーズ9を正逆回転操作することにより、任意
の新しいアラームの目安時刻を設定する事が出来
るようになつている。アラーム時刻設定後リユー
ズ9を押込んで通常表示状態にすると時針3、分
針4は逆転64Hzにて現在時刻表示に切替るように
なつている。そしてアラームON・OFFボタン1
0がpull状態であれば、目安時刻になつた時アラ
ーム音を発し、push状態であれば鳴り止め状態
にあるのでそのままアラーム音は発せられないよ
うになつている。なお、CGやタイマーの使用時
には切替えボタン8による選択、セツト・リセツ
トボタン7、スタート・ストツプボタン6のみに
より操作され、アラームはリユーズ9とアラーム
ボタン10で操作され、互に独立して操作出来る
ため、使用者は操作順序等の制約がないので、簡
単なボタン操作で多種類の機能を満足することが
できる。
第2図は本発明の実施例の時計システムの要部
ブロツク線図である。12は水晶振動子、発振回
路等から構成される基準発振器であり、その出力
信号は分周器13により適当な周波数の信号に分
周される。分周器13からの出力信号は一方では
通常の指針表示式電子時計と全く同様にモーター
駆動回路14、モーター19、輪列15を経て表
示装置16の指針により通常時刻を表示する。分
周器13からのもう一方の出力信号は計数回路1
7と相互に信号の交信を行なつている。11は第
1図に示す各プツシボタン6,7,8,10やリ
ユーズ9等よりなる外部操作部材群であり、その
操作により輪列15及びスイツチ制御回路18を
制御している。そして、スイツチ制御回路18の
出力によつて計数回路17を制御するようになつ
ている。
第3図は、外部操作部材群11と輪列15の関
係を詳細に説明する要部ブロツク線図である。
モーター駆動回路14はモーター19中の、輪
列15の内の時分針輪列23を経て時分針1a,
1bを駆動する時分針モーター20と、輪列15
内の秒輪列24を経て秒針2を駆動する秒針モー
ター21と、輪列15の内のCG2/100秒針輪列2
5を経てCG2/100秒針5を駆動するCG2/100秒針
モーター22との、それぞれ3つのモーターを駆
動するようになつている。さらに秒針モーター2
1で駆動される秒輪列24はCG状態においては
秒針2を駆動する以外にCG分針4を運針させる
CG分針輪列26とCG時針3を運針させるCG時
輪列27を駆動するようになつている。
そしてこの状態の時外部操作部材群11の操作
により、CG分針輪列26とCG分針4の間に設け
られたCG分針戻し機構28と、CG時針輪列27
とCG時針3の間に設けられたCG時針戻し機構2
9を動作させCG分針4とCG時針3を制御するよ
うになつている。
次に、第4図は外部操作部材群11とスイツチ
制御回路18や計数回路17との関係を示す要部
ブロツク線図である。時間基準をつくる基準発振
器12の出力は分周器13により適切な信号に分
周、合成され、その出力信号はモーター駆動回路
14により秒モーターを駆動する。外部操作部材
群11に設けられた各スイツチは、スタート・ス
トツプボタン6に対応するS−SスイツチS211
2、セツト・リセツトボタン7に対応するR−S
スイツチS1111、切替エボタン8に対応する切
替スイツチS3113により構成されている。そし
てそれぞれのスイツチの出力信号はスイツチ制御
回路18に入力され、スイツチ制御回路18で制
御されたR−SスイツチS1111、S−Sスイツ
チS2112の信号は1pushにて1パルスの信号
に、また切替スイツチS3113はスイツチONで
Hレベル信号193と1パルス信号192が発せ
られ、スイツチOFFでLレベル信号193と1
パルス信号192が発せられるように制御されて
いる。計数回路17は60進の針位置カウンター1
71と、60進の時刻カウンター172、一致検出
回路173、0検出回路174、RSフリツプフ
ロツプ175,177,178、D型フリツプフ
ロツプ176、アンド回路179,180,18
3,184,185,188,189及びオア回
路181,182,186,187より構成され
ており、針位置カウンター171は秒針2の針位
置を、時刻カウンター172は通常時刻の秒時刻
をそれぞれ計数し一致検出回路173は針位置カ
ウンター171と時刻カウンター172との計数
内容が一致した時に出力信号を発する回路、0検
出回路174は針位置カウンター171のリセツ
ト信号を検出して出力信号を発する回路である。
次にオアゲート186とアンドゲート188,
189によつてセレクターを構成しており、切替
スイツチS3113の出力信号193によつて一致
検出回路173か0検出回路174の出力信号を
セレクトし、RSフリツプフロツプ(以下FFと称
す)178のセツト信号としている。
RSFF175はR−SスイツチS1111の出力
信号190を入力し、その出力信号はアンドゲー
ト179の入力信号となつており、D型FF17
6はS−SスイツチS2112の出力信号191を
入力信号としその出力はアンドゲート180の入
力信号となつている。アンドゲート179,18
0は切替スイツチS3113の出力信号193によ
り制御され、その出力信号はオアゲート182、
アンドゲート185の入力信号となつている。
RSFF177は切替スイツチS3113の出力信号
192を入力信号とし、その出力信号はオアゲー
ト182、アンドゲート184の入力信号となつ
ている。アンドゲート183はRSFF178の出
力信号とオアゲート182の出力信号により、分
周器13からの64Hz信号のインヒビツターとなつ
ている。アンドゲート184はRSFF177の出
力信号により分周器13からの1Hz信号のインヒ
ピツターであり、アンドゲート185はアンドゲ
ート180の出力信号により分周器13からの1
Hz信号を制御している。
次に動作を説明する。
通常時刻使用状態の場合、切替スイツチS311
3はOPEN(OFF)になつている。従つて出力信
号193からはLレベルの信号が発せられている
ためアンドゲート188にはHレベルの信号が一
方に入力している。一方針位置カウンター171
と時刻カウンター172は一致しているので、一
致検出回路173からはHレベルの出力信号がア
ンドゲート188の他方の入力信号となつている
ため、その出力信号によりRSFF177をリセツ
トしているのでRSFF177の出力信号はLレベ
ルになつているため、分周器13よりの64Hz信号
はアンドゲート183にてインヒピツトされ、分
周器13より1Hz信号がアンドゲート184より
出力されている。そしてアンドゲート184の出
力信号はモーター駆動回路14にも入力されて秒
モーターを1Hzにて駆動して、秒針2を歩進させ
るとともに、針位置カウンター171を秒針2の
歩進と同期してカウントアツプしている。
次に切替ボタン8をpushして切替スイツチS3
113をONにすると、その出力信号192によ
り、RSFF177がセツトされ、その出力信号は
Hレベルとなる。このため分周器13よりの1Hz
信号はアンドゲート184にてインヒビツトされ
るためのオアゲート187の出力信号はLレベル
となつて秒針2の1Hz歩進、及び針位置カウンタ
ー171への1Hz信号は停止する。又、切替スイ
ツチS3113の出力信号192はオアゲート18
1を介してRSFF178をリセツトすることによ
り、その出力信号がLレベルとなる。
このためアンドゲート183の一方の入力信号
はHレベルとなり、またアンドゲート183のも
う一方の入力信号は前述のようにRSFF177の
出力信号がHレベルにあるため、アンドゲート1
83は分周器13よりの64Hz信号を出力する。そ
の出力信号はオアゲート187を介してモーター
駆動回路14に入力され、秒モーターを64Hzにて
駆動して、秒針2を64Hzにて歩進させるととも
に、針位置カウンター171を秒針2と同期して
カウントアツプする。秒針2が0秒位置となり針
位置カウンター171が0秒となると、0検出回
路174が働いて出力信号を発しその出力信号に
より切替スイツチS3113の出力信号193から
のHレベル信号により待機状態にあつたアンドゲ
ート189を開き、その出力信号により、オアゲ
ート186を介してRSFF178がセツトされ、
RSFF178の出力信号はHレベルとなり、アン
ドゲート183により64Hz信号をインヒビツトす
る。これはクロノモードに切替わり、秒針2が0
秒位置に停止している状態である。
この状態でスタート・ストツプボタン6を
pushして、S−SスイツチS2112をONにする
と、その出力信号191により、D型FF176
の出力信号をHレベルとなし、切替スイツチS3
13の出力信号193によつて待機状態にあつた
アンドゲート180より、出力信号が発せられ
て、その出力信号によつてアンドゲート185を
開いてトリガーされた1Hz信号が出力され、秒モ
ーターを1Hzにて駆動して、秒輪列24により秒
針2を歩進させてクロノグラフの秒表示を行なう
とともに、針位置カウンター171を秒針2と同
期してカウントアツプする。
次にもう一度スタート・ストツプボタン6を
pushして、SSスイツチS2112をONにすると、
その出力信号191によりD型FF176の出力
信号はLレベルとなり、前述の1Hz信号はアンド
ゲート185によりインヒビツトされて、秒針
2、針位置カウンター171は停止する。このよ
うにしてスタート・ストツプボタン6を1pushす
る毎にクロノ表示のスタート・ストツプが繰り返
される。
ここで、セツト・リセツトボタン7をpushし、
R−SスイツチS1111をONにすると、その出
力信号190によりRSFF175の出力信号がH
レベルとなりアンドゲート179を通過してオア
ゲート182へ入力し、その出力信号がHレベル
となつてアンドゲート183の入力信号もHレベ
ルとなる。
又前記R−SスイツチS1111からの出力信号
190はオアゲート181の入力信号にもなつて
おり、オアゲート181からの出力信号により、
D型FF176、RSFF178をリセツトする。
このためD型FF176の出力信号はLレベルと
なり、アンドゲート180が閉じるのでその出力
信号もLレベルとなりアンドゲート185からの
1Hz信号も停止する。同時にRSFF178の出力
信号がLレベルとなるのでアンドゲート183が
開きアンドゲート183からの64Hz信号は、オア
ゲート187を通過して、針位置カウンター17
1を、秒針2と同期してカウントアツプさせる。
針位置カウンター171が0となると0検出回路
174が0を検出し、そこからの出力信号によ
り、アンドゲート189がHレベルとなり、
RSFF178がセツトされ、その出力信号がHレ
ベルとなり、アンドゲート183にて64Hz信号は
停止される。これによつてオアゲート187の出
力信号はLレベルとなり当然、秒針2は0秒に復
針される。
この状態でさらに、スタート・ストツプボタン
6をpushして、S−SスイツチS2112をONに
すると、前述と同様にその出力信号191により
D型FFの出力信号がHレベルとなり、アンドゲ
ート180より出力信号が発せられて、その出力
信号により、アンドゲート185を開いて、トリ
ガーされた1Hz信号が出力され、秒モーターが1
Hzで駆動され、秒針2を歩進させ、クロノグラフ
の秒表示を再スタートする。
次に、前述のCGのスタート、ストツプ又は復
針状態のいづれの場合でも、切替ボタン8を
pushして、切替スイツチS3113をOFFにする
と、その出力信号192からは1パルスのHレベ
ルの信号が発せられオアゲート181を通過して
RSFF178をリセツトするので、RSFF178
の出力はLレベルとなる。
従つてアンドゲート183への入力信号はHレ
ベルとなるため、アンドゲート183より64Hzが
出力されて、秒針2、針位置カウンター171は
64Hzで歩進、カウントアツプを開始する。同時
に、切替スイツチS3の操作によるもう1つの出力
信号193はLレベルになるため、アンドゲート
180の出力は、CGのスタート・ストツプに関
係なく、言い換えればD型FF176の出力に関
係なく、Lレベルとなり、CG秒の1Hz信号はア
ンドゲート185により停止される。
そして針位置カウンター171が、前述の64Hz
によりカウントアツプされ、時刻カウンター17
2と一致し、一致検出回路173より、出力信号
が発せられると、アンドゲート188よりの出力
信号により、RSFF178はリセツトされる。そ
の出力信号がHレベルとなるとアンドゲート18
3の入力信号はLレベルとなるのでアンドゲート
183の64Hzを停止すると共に、アンドゲート1
84から通常時刻の1Hz信号が出力され、秒針2
は通常時刻として歩進し、針位置カウンター17
1は時刻カウンター172と一致してカウントア
ツプすることになる。
又この状態ではRSFF178はセツト状態に、
RSFF175,178及びD型FF176は全て
リセツト状態に戻されている。
以上述べた様に、外部操作部材11の各ボタン
に連動した各スイツチにより、秒針2は通常時刻
表示と、クロノ時刻表示の2時刻を表示するとと
もに、その往復は64Hzの早送りにて動作するよう
になつている。
第5図は本発明による実施例の電子時計の平面
図であり、第6図はCG分輪列、CG分戻し機構及
びCG時輪列の要部断面図であり、第7図は、秒
輪列、時分輪列の要部断面図、第8図は、CG2/1
00秒輪列の要部断面図である。秒モーター21
は、第6図に示す秒モーターコイル211及び第
7図に示す秒モーター固定子212、秒モーター
回転子213から構成されている。秒モーター回
転子213の回転は、秒中間車240にて減速さ
れ、秒車241を回転させて秒輪列24を構成
し、秒車241に固着された秒針2を駆動して秒
時刻を表示している。
なお秒モーター回転子213、秒中間車240
は共に地板301と輪列受307にて軸支されて
いる。又、時分モーター20は第6図に示す時分
モーターコイル201と第7図に示す時分モータ
ー固定子202、時分モーター回転子203から
構成されており、地板301と輪列受307にて
軸支される五番車230、中受303と地板30
1により軸支される四番車231、三番車232
及び第6図に示す分針1bを支持する分針車23
3、日ノ裏車234、時針1aを支持する筒車2
35とから成る減速輪列により時分輪列23を構
成している。
次に、第8図において、CG2/100秒モーター2
2はCG2/100秒モーターコイル221、CG2/100
秒モーター固定子222、CG2/100秒回転子22
3から構成されており、CG2/100秒回転子223
の回転はクロノ受306と地板301にて軸支さ
れるCG2/100秒中間車252よりCG2/100秒車2
51へと伝達されるCG2/100秒輪列25を構成し
ている。そしてCG2/100秒車251にはCG2/100
秒針5が支持されCG時刻の2/100秒を表示する。
又前述の秒車241は、CGモードにおいて駆
動するよう秒車241のカナ部より、CG分中間
車260を経てCG分歯車261へ至るCG分輪列
26を構成しCG分軸284を駆動できるように
なつている。さらに秒車24のカナ部からはもう
一方の減速輪列であるCG時輪列27を構成して
いる。すなわち秒車241から、CG時第1中間
車270、CG第2中間車271、CG第3中間車
272を経てCG時歯車273へ至るCG時輪列2
7を構成しCG時軸290を駆動できるようにな
つている。
なお前述の各CG輪列は、クロノ受306と輪
列受307にて軸支されており、クロノ機能の有
無により、着脱が自由に出来るようにしてある。
そして第6図に示すようにCG分車と時車には
その歯車部と、CG分針と時針4,3を圧入取付
けするためのCG分軸と時軸284,290との
間に各戻し機構28,29(第3図図示)を構成
している。この戻し機構をCG分車によつて詳し
く説明すると、秒車241からCG分中間車26
0、CG分歯車261へ至る輪列は常に秒車24
1に同期して一定の減速比で回転している。CG
分歯車261はCG分歯車座283へ圧入結合さ
れており、CG分軸284とは遊合で嵌合されて
おり、CG分歯車261が軸に対して振れないよ
うになつている。
又、CG分軸284には後述するようなハート
型をしたハートカム281が圧入結合されてお
り、CG分歯車261とハートカム281の間に
は一定のタワミを持つたスリツプ用板バネ282
が挿入されている。ハートカム281には断面的
にみて同一面に復針伝エレバー280のCG分針
カム戻し部280aが外部操作部材群11の動作
によりハートカム281と係合するようになつて
いる。第6図に示すように復針伝エレバー280
のCG分針カム戻し部280aがハートカム28
1と係合していない場合は、CG分軸284は秒
車241に対して1/60の減速比で回転している。
第5図に示すように、CG分針カム戻し部28
0aがハートカム281に係合すると、ハートカ
ム281はCG分針カム戻し部280aにより安
定位置(0分位置)まで戻ることになり、このた
めCG分軸284が回転させられCG分針4も0分
位置に戻ることになる。しかし、CG歯車261
から見て、CG分中間車260、秒車241、秒
中間車240を経て秒モーター回転子213まで
は増速輪列になつている。
この場合ハートカムを強制回転させた時スリツ
プバネ282のマサツ力によつてはCG分軸28
4とCG分歯車261とはスリツプして前述の増
速輪列は回転せず、CG分歯車261は秒車24
1と同期して回転している事になる。秒モーター
21の秒モーター回転子213の回転数は、CG
分歯車261に減速されており、回転力は逆に増
巾されていてCG分歯車261の回転力としては、
約3.g−cmになるようになつている。
従つてCG分歯車261とハートカム281と
の回転スリツプ力を約0.4〜0.8g−cmになるよう
にスリツプ板バネ282を設定することにより、
ハートカム281の強制回転によるCG分歯車2
61は、回転しないようにすることが可能であ
る。ところで逆に回転スリツプ力を0.4g−cm以
下にすると、CG分針4やハートカム281等の
わずかな片重りにより、時計落下等の外部衝撃が
あつた場合CG分歯車261とCG分軸284がス
リツプしてしまい分針4がずれることになる。
CG時戻し機構29については前述と同様で、CG
時軸290、ハートカム291、スリツプ板バネ
292、復針伝エレバー280及びCG時戻し部
280bから構成されており、動作はCG分戻し
機構28と全く同様である。
この場合、CG時歯車273はCG分歯車261
より、さらに約12倍減速されており回転力は3×
12=36g−cm程度あり、スリツプ回転力が0.4〜
0.8g−cmでは、秒モーター21への影響はない。
以上の様にCG分、時の各戻し機構28,29
は秒モーター21への影響がなく構成されてお
り、従来の如く戻し機構を秒車241に適用した
場合、秒車241のトルクは3/60g−cm=0.05g
−cmとなるので、0.05g−cm以下の戻し機構を秒
車241に設ける事は非常に難しく、さらに複雑
な構造になる必要であるが、第4図で説明したよ
うに、分針2は電気的に帰零される構成としたの
で、本発明によれば複雑な構造を必要としない。
次に外部操作部材群11の前述した各スイツチ
S1111,S2112,S3113とCG分、時戻し
機構28,29との関係を以下に説明する。第9
図は、外部操作部材群11と各戻し機構28,2
9の通常時刻表示状態の要部平面図、第10図は
切替ボタン8をpushしてクロノ時刻表示に切替
えた状態の平面図、第11図はクロノをスタート
させた時の平面図、第12図は復針させた時の平
面図であり、第13図、第14図は、前記の外部
操作部材群の要部断面図である。
通常時刻モードに於いては復針伝エレバー28
0の各カム戻し部280a,280bが前述のよ
うに各ハートカムを規制しており、CG分、時針
4,3は指針0位置にて規制され、秒針2は1Hz
にて通常運針をしている。復針伝エレバー280
は、地板301に植設されたチユーブ301cを
中心に回転するようになつており、回転規制は復
針伝エレバー280に設けられたピン280c
を、クロノ押エ305に設けられた規制バネ部3
05eにより、押すことによつて各ハートカム2
81,291に復針伝エレバー280が押圧する
ように規制されている。
この状態では各スイツチS1〜S3は全てopenな
状態になつている。
次に第10図に示すように切替ボタン8を
pushすると、作動レバー120が、地板301
に植設されたピン301bをガイドにして、時計
中心部方向に移動する。
尚、作動レバー120にはクロノ押エ305に
設けられた戻しバネ部305aにより常に時計外
側方向に戻る力が働いている。
また作動レバー120には、作動カム上車12
1と係合する送り爪120aが設けてあり、切替
ボタン8を1pushすると作動カム上車121を1
歯反時計方向に回転させるようになつている。作
動カム上車121は作動カム下車122と一体に
なるように結合されているため下車は、地板30
1に植設された軸301aを回転中心に反時計方
向に回転する。作動カム上車121は12枚、下歯
車122は6枚になつており、作動レバー120
の1ストロークにて、下車122は1/2ピツチ回
転する。又、下車122には、地板に植設された
ピン301fを回転中心とする第10図の斜線で
示す作動カムレバー123が常に係合しており、
クロノ押エ305に設けられた躍制バネ部305
dにより常に下歯車の中心301a方向に押圧す
る力が働くようになつている。切替ボタン8の
1push毎に、作動カム下歯車122は、作動カム
レバー123を山(歯先)、谷(歯底)、山、谷と
交互に係合するように動作する。
又、作動カムレバー123にはピン123aが
植設されており、そのピン123aの位置は、ピ
ン301fを中心にして、作動カム下歯車122
の歯先位置と歯底位置によつて決まる2ケ所を交
互に動くことになる。さらに該ピン123aと係
合するスイツチバネ124がボス124aを回転
中心として設けられており、接点部124bが回
路基板304に設けられたスルーホールパターン
304aと接触することによりスイツチS3113
を形成するようになつている。動作を説明すると
通常時刻モードより、切替ボタン8をpushして
作動レバー120を1ストロークさせると作動カ
ム下歯車122が半ピツチ回転して、作動カムレ
バー123は該下歯車122との係合位置が歯底
位置に変り、作動カムレバー123のピン123
aが右回転してスイツチバネ124の接点部12
4bが回路基板304のスイツチパターン304
aと接触してスイツチS3113がON状態とな
り、秒針2は64Hzの早送りにて0秒位置に停止し
てクロノモードとなる。
次にこの状態でスタート・ストツプボタン6を
pushすると、第11図に示すように発停レバー
125が地板に植設された軸301dを中心に時
計方向に回転する。発停レバー125には、さら
に第11図に斜線で示す発停伝エレバー126と
係合する先端部125a、及びクロノ押エ305
に設けられたスイツチバネ部305bと係合する
先端部125bが設けられている。
前述の発停伝エレバー126は、前述の作動カ
ムレバー123に設けられたピン123aを回転
中心とするレバーで、一端は発停伝エレバー12
5と、もう一端は復針伝エレバー280と各々係
合する部分126a,126bが設けてあり、発
停レバー125の回転動作により、係合部126
aが反時計方向に回転される。さらにもう一端の
係合部126bの回転動作により、復針伝エレバ
ー280は時計方向に回転される。復針伝エレバ
ー280のカム係合部280a,280bが両ハ
ートカムより離れることにより、CG分時針4,
3は、秒車241と一定の減速比で回転すること
になる。
さらに、発停レバー125のもう一端125b
により、クロノ押エ305に設けられたスイツチ
バネ305bを押すことにより回路基板304に
設けられたスルーホールパターン304bに接触
させることによりスイツチS2112をONするよ
うになつている。
又、発停レバー125はその下側に設けられた
レバー戻しバネ127のバネ部127aにより常
に元に戻るようになつており、スタート・ストツ
プボタン6を離すと通常状態に復帰するようにな
つている。
動作を説明すると、クロノモードに於いてスタ
ート・ストツプボタン6をpushすると発停レバ
ー125の回転動作により、発停伝エレバー12
6を介して復針伝エレバー280がCG分、時針
4,3を秒車に同期して回転するようにし、スイ
ツチS2112がONになることにより秒針は1秒
運針をスタートして、クロノグラフ秒針2、CG
分針4、CG時針3はクロノグラフとしての表示
を行なうことになる。
次に、スタート・ストツプボタン6をpushす
ると、スイツチS2112のみ動作し、前述の発停
レバー125、発停伝エレバー126は動作する
が、復針伝エレバー280は前述のハートカムと
は係合しない位置のままの状態に保持される。な
ぜなら復針伝エレバー280のピン280cがク
ロノ押エの躍制バネ部305eにて保持されるか
らである。この時はスイツチS2112の動作でス
トツプ状態になることは、前述した通りである。
さらにCG2/100秒モーター22は、S2112の
動作に従い1秒に1回転を50ステツプで(2/100
秒単位)秒車112を駆動する秒モーター21と
同じスイツチ信号で動作するようになつている。
次に、第12図に示すようにクロノのスタート
動作中、ストツプ停止中にかかわらず、セツト・
リセツトボタン7をpushすると第12図斜線で
示す復針レバー128が、地板に植設された軸3
01eを回転中心にして時計方向に回転する。復
針レバー128には復針伝エレバー280と係合
する一端128aとクロノ押エ305に設けられ
たスイツチバネ部305cを押圧する一端128
bが設けてあり、一端128aにより復針伝エレ
バー280を反時計方向に回転することによりカ
ム係合部280a,280bにより、CG分、時
軸284,290に圧入されたハートカム28
1,291を0位置に戻すことになり、CG分、
時針は0位置に復針する。又、復針レバー128
のもう一端128bにより、回路基板304に設
けられたスルーホールパターン304cとクロノ
押エのスイツチバネ部305aの接触によりスイ
ツチS1111がONになり、第4図に前述した様
に秒針2は0位置に復針して停止することにな
る。さらにスタート・ストツプボタン6をpush
すると、クロノが再スタートすることは、前述の
スタート動作と同様に各レバーは動作するのは言
うまでもない。
又、クロノモードに於いて、スタート・ストツ
プボタン6、セツト・リセツトボタン7のpush
動作のいかんにかかわらず、切替ボタン8を
pushすると、作動レバー120の一端120b
と復針伝エレバー280の係合により復針伝エレ
バー280を復針レバー128により反時計方向
に回転させたのと同様に回転させ、もしCG分、
時針4,3がクロノ動作中で0位置に復針されて
いない場合は、復針させるようになつている。
さらに作動レバー120の送り爪120aによ
り作動カム上下歯車121,122が回転し、作
動カムレバー123を作動カム下歯車122の歯
底位置に戻すことにより、前述のように作動カム
レバーのピン123aが元の通常時刻モードの位
置に復帰してスイツチバネ124がスイツチS3
13をOFFにし、秒針2は64Hzの早送りにて通
常時刻に戻り1秒運針を行なうことになる。
スイツチS3113がOFFの状態では、第9図
に示すようにスタート・ストツプボタン6を
pushして発停レバー125を回転動作しても、
その一端125aは、発停伝エレバーの一端12
6aとは係合せず、発停伝エレバー126、復針
伝エ各レバー280は動作しない。この場合はス
イツチS2112のみ動作し、タイマーのスター
ト・ストツプ信号になるようになつている。
同様にスイツチS3113がOFFの状態ではセ
ツト・リセツトボタン7をpushして復針レバー
128を回転動作させても、復針伝エレバー28
0とその係合部128aは、復針伝エレバー28
0が通常時刻モード位置のハートカム押圧位置に
すでになつているため係合しない。この場合はス
イツチS1111が動作し、1push又はpush継続か
によりタイマーを1分単位又は連続運針により、
CG2/100秒針5を回転させタイマー時刻セツトを
行なうようにしてある。
又、セツト・リセツトボタン7をpushしてCG
2/100秒針5を歩進させてもスタート・ストツプ
ボタン6をpushしないとタイマーとしては動作
しないようになつており、単なる50進の計数装置
として使用することも可能になつている。
タイマーセツトのみでスタートしていない時、
又タイマースタート中のいかんにかかわらず切替
ボタン8をpushしてクロノモードに切替えると、
秒針2と同様にタイマー時間はキヤンセルされ
CG2/100秒針5は0位置に戻り、クロノモード優
先になるようになつており、タイマーの途中キヤ
ンセルとして切替ボタン8を2回pushして、ク
ロノモード(タイマーキヤンセル)→通常モード
(タイマーモード)とすることによりタイマーと
か計数装置の0リセツトとして使用しても良い様
になつている。
又アラーム構造については、リユーズ9と巻真
90等に設けられたリユーズ位置選択スイツチ、
リユーズ回転方向と数の選択スイツチ、又アラー
ムON/OFFボタン10とスイツチ巻真100に
設けられたON/OFFスイツチが第5図上辺部の
地板301と回路基板304の間に設けてあり、
そのスイツチ信号により、目安時刻と通常時及び
目安時刻の設定等を時分モーター20、時分輪列
23、時分針1a,bにより行なうようになつて
いる。
以上の実施例によれば、秒針は電気的帰零によ
るので、メカ構造を複雑にしないとともに、通常
時分針モーターは、時分針のみに使用しているた
め、秒針付の如く1秒ステツプ運針でなく、20
秒、30秒の運針が可能となり、時分針を比較的高
速にて動作させる事が可能になり、アラーム時刻
等の指針モニター等による二時刻表示も単時間に
て切替えることが出来るため、多機能化にも非常
に有効と言える。さらにCG2/100秒針をタイマー
表示としてクロノ回りのスイツチ、レバー関係を
利用することも可能になつている。
秒表示が通常時刻の場合でも、クロノ時刻表示
の場合でも同一の時計中心に配置されているため
スポーツ等に使用する場合でも通常時刻の秒表示
が非常に見易く使用することができる。
又操作もスタート・ストツプボタン、セツト・
リセツトボタンのみで、クロノ、タイマーを使用
出来、アラームはリユーズのみで操作出来るの
で、例えばクロノ使用中でもアラームの設定、確
認、タイマーとアラームの併用等が非常に簡単に
出来る。
〔発明の効果〕
以上の実施例から明らかなように本発明によれ
ば、秒針用モーター1個のみで、通常秒表示とク
ロノグラフの秒、分、時表示などを行なうことが
可能であり、モーター数を減らすと共に、クロノ
グラフ復針機構を、回転トルクの少ない秒軸で
は、電気的に行なう事により機械的構造を単純化
して、それより減速される回転トルクの大きいク
ロノグラフの少なくとも分軸は機械的に行なうこ
とにより、帰零を瞬時に行なうことができると共
に、比較的簡単な戻し構造にて復針させることが
出来る。又、クロノグラフの分、時針は秒軸より
の1秒ステツプ運針であるために、使用者が切分
に対して良く見なれたアナログ的に読みとること
が可能である等、非常に実用的なクロノグラフ付
時計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による時計の外観図、第2図は
本発明の時計システム要部ブロツク図、第3図は
本発明による輪列構成ブロツク図、第4図は本発
明の実施例による回路ブロツク図、第5図は本発
明の実施例による時計要部平面図、第6〜8図は
本発明の実施例による各輪列要部断面図、第9〜
12図は本発明の実施例によるスイツチ、クロノ
回りのレバー作動図、第13、14図は第9〜1
2図の要部断面図である。 11……外部操作部材群、15……輪列、17
……計数回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基準発振器、該基準発振器からの出力信号を
    分周する分周器、該分周器からの出力信号により
    モーターを駆動するための信号を出力するモータ
    ー駆動回路、該モーター駆動回路からの出力信号
    により電気・機械変換するためのモーター、該モ
    ーターの回転を伝達する輪列、及び前記分周器の
    信号により時刻情報を計時する計数回路を有し、
    外部操作部材により前記計数回路を制御すること
    により通常時刻とクロノグラフ時刻の二時刻を切
    替えて指針表示する電子時計において、前記クロ
    ノグラフ時刻用輪列は、秒車と減速輪列と該輪列
    を介して減速される分車とより構成されていて、
    秒車から分車に至る減速輪列中に、秒車と分車の
    回転を切り離す隔離機構を設けるとともに、クロ
    ノグラフ指針の帰零は、前記秒車を前記外部操作
    部材により制御される前記計数回路による電気的
    信号により行ない、前記分車は前記輪列に設けら
    れた機械的帰零機構により制御されることを特徴
    とするクロノグラフ付電子時計。
JP59195483A 1984-09-18 1984-09-18 クロノグラフ付電子時計 Granted JPS6173085A (ja)

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