JPH0568675B2 - - Google Patents

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JPH0568675B2
JPH0568675B2 JP59205383A JP20538384A JPH0568675B2 JP H0568675 B2 JPH0568675 B2 JP H0568675B2 JP 59205383 A JP59205383 A JP 59205383A JP 20538384 A JP20538384 A JP 20538384A JP H0568675 B2 JPH0568675 B2 JP H0568675B2
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JP
Japan
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wheel
chronograph
hand
minute
train
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JP59205383A
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JPS6183991A (ja
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Takeo Muto
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP20538384A priority Critical patent/JPS6183991A/ja
Priority to GB08523699A priority patent/GB2166570B/en
Priority to DE19853534204 priority patent/DE3534204A1/de
Priority to US06/780,024 priority patent/US4623261A/en
Publication of JPS6183991A publication Critical patent/JPS6183991A/ja
Publication of JPH0568675B2 publication Critical patent/JPH0568675B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F8/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electromechanical means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クロノグラフ機能を付加した指針表
示式電子時計に関するもので、さらに詳しくは、
クロノグラフ指針表示部の配置構造に関するもの
である。
〔発明の背景〕
最近の電子時計の発展はめざましく、特にデイ
ジタル時計にクロノグラフ(ストツプウオツチ)
機能を付加することは一般的になつており、普及
品にまで及んでいる。更に市場では指針表示式電
子時計に対してもクロノグラフ付の腕時計の要求
が高まつてきている。本発明はこのような背景の
もとで指針表示式電子時計にクロノグラフ機能を
付加するに当り、部品点数を削減し低コスト化を
狙うと共に、指針表示部が見やすく、しかもアラ
ーム、タイマー等の機能を簡単に付加できて操作
性の簡単な構造を検討しようとするものである。
〔従来技術と問題点〕 従来より指針表示式の機械時計に於いてはクロ
ノグラフ機能を付加するためにいろいろの構造が
試みられているが、いずれの場合もクロノグラフ
(以下CGと呼ぶ)時計、CG分針、CG秒針の帰零
構造は各指針軸にハートカム等より成る機械的ス
リツプ戻し機構を設けて通常時刻表示の時針、分
針、秒針との連絡を外部操作部材にて切り離し及
び規制することにより行うものである。
しかし、このような構造の場合時針軸、分針軸
に対しては大きな問題はないが、回転トルクの弱
い秒針軸に前述の機械的スリツプ戻し機構を設け
ることは、精度の厳しい部品が必要なばかりでな
く、構造的にも厚くなり、コストも高くなるとい
う欠点を有している。さらに最近の電子時計に於
いては、サイズ、厚さ等が小さくなつてきており
秒針軸のトルクを機械時計並に大きくすることは
それだけ大きなエネルギーが必要となり、電子時
計の場合はサイズの大きい高容量の電池が必要と
なり、従つて時計サイズや厚みが大きくなり現況
の電子時計としては非常に不満足なものとなつて
しまう。
ところで指針表示式電子時計に於いてもクロノ
グラフを付加したものが最近になつて出現した
が、一方では前述の機械的スリツプ戻し機構を設
けているためにサイズ、厚さ等が厚く、複雑な部
品を有する構造になつており、他方ではそれを避
けるために通常時刻用の時針、分針、秒針付きの
時計に、CG秒針、CG分針、CG時針に対して
各々個別にモーターや輪列等を設け、更にその
各々に電気的な計数回路を設けて電気信号にて
各々のモーター駆動によつてスタート、ストツプ
や帰零をさせる様にしたものも発表されている。
しかし1個の時計に通常時刻表示用モーター、
CG秒用モーター、CG分用モーター、CG時用モ
ーターの如く数個のモーターや輪列等を設ける等
は、部品点数が増えるばかりでなく、時計部品と
してはコストの高いコイル、ヨーク、ローターの
数が多くなり非常にコストの高い時計になつてし
まう。又、モーターによる各CG針の帰零は機械
的スリツプ戻し機構に比べてある時間を必要と
し、出来るだけ早く帰零する方が使用者としては
使い易い。この帰零速度を早くするには、例えば
CG分針は1分ステツプ運針、CG時針は0.5〜1
時間ステツプ運針としてモーターと指針車との減
速比を少なくする必要が出てくる。なぜなら現状
の時計用モーターの高速回転としては最大64〜
128Hzが限度であるからである。もしCG分針を1
秒ステツプ運針にするとCG分針1回転で3600ス
テツプにもなり64Hzで帰零しても最大1時間
(CG分針1回転分)送るのに約1分も掛かる事に
なつてしまう。
このためにCG分針を1分ステツプ運針とする
と、CG分針は1回転で60ステツプとなりCG分針
1回転を早送りするのに約1秒で帰零可能である
が、このような条件のもとでCGを操作したとき、
文字板等の偏り、車の偏心等により極くわずかの
切分ズレが発生した場合、使用者が経時時間を読
みとるとき1分の読み取り誤差を起す事がある。
例えば経時時間が15分58秒だつたとする。この
ときCG分針はCG分目盛り15分上にあり、前述の
ような切分ズレにより極くわずか15分の目盛りよ
り14分側に偏つていたとする。このとき使用者は
感覚的に14分58秒と読んでしまい、1分の読み取
り誤差を生じてしまう。これはCG時針について
も同様である。通常、指針と切分のズレは皆無で
はなく、指針表示車1回転に於いて進み方向と遅
れ方向が必ず有り、進み方向のみの指針と切分の
ズレは絶対に起こり得ない事でありこの際進み方
向に針付けを調整する等の対策をとることもでき
るが、大きなステツプ運針表示の問題点である。
以上の如く指針表示式電子時計のクロノグラフ
については種々の欠点があり、使用者を満足する
ものはいまだ出現していない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前述のような欠点を解消させ
部品点数の削除を行ない低コスト化を図ると共
に、使用者が使い易く読みやすい薄型化を図つた
クロノグラフ機構付指針表示式電子時計を検討し
ようとするものである。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するため、本発明は次のよう
な構成をしている。即ち、基準発振器、分周器、
モーター駆動回路、複数のモーター、地板、通常
時刻を表示するための通常時刻歯車から成る通常
時刻輪列、クロノグラフ時刻を表示するためのク
ロノグラフ車から成るクロノグラフ輪列、各輪列
を支持するための受部材、巻真軸等の外部操作部
材、電池、前記分周器の信号により時刻情報を計
時する計数回路を有し、前記外部操作部材で前記
計数回路とモーター駆動回路を制御することによ
り通常時刻とクロノグラフ時刻を表示するムーブ
メントを備えた電子時計において、 前記通常時刻輪列は前記地板と前記受部材の間
に配置されると共に、前記クロノグラフ輪列は該
受部材を境に通常時刻輪列とは反対側に配置して
おり、前記巻真軸はその軸方向がムーブメント外
周から中心に向つて配置され、該ムーブメントの
中心には、前記通常時刻歯車が配置されるととも
に、該通常時刻歯車を挟んで前記巻真軸とは反対
側に位置し、且つ前記巻真軸の延長線上の位置に
は第1のクロノグラフ車を配置し、該ムーブメン
トの中心を頂点にして該第1のクロノグラフ車の
配設位置から左右に120度回転した位置にはそれ
ぞれ第2のクロノグラフ車と第3のクロノグラフ
車とを配置してなり、さらに第1のクロノグラフ
車と第2のクロノグラフ車との間の領域には、第
1、第2クロノグラフ車を駆動するための前記モ
ーターを配置するとともに、第1のクロノグラフ
車と第3のクロノグラフ車との間の領域には、前
記電池を配置したことを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に従つて説
明する。第1図は、本発明にもとづく1実施例の
指針表示式クロノグラフ付電子時計の外観平面図
である。図において、1a,1bは通常時刻とア
ラーム時刻の2時刻を表示する時針、分針、2は
通常時刻とCG時刻の2時刻の秒を表示する秒針、
3はCG時刻の時を表示するCG時針で12時間で1
回転する。4はCG時刻の分を表示するCG分針で
60分で1回転する。5はCG時刻の2/100秒を表示
するCG2/200秒針で1秒を50ステツプで1回転す
る。またCG2/100秒針5はタイマーの残存時間も
表示するようになつており1目盛り1分として最
大49分のタイマーがセツト出来るようになつてい
る。6,7,8,9,10は外部操作部材であ
り、6はCGとタイマーのスタートストツプ機能
を果たすためのボタン(以下スタート・ストツプ
ボタンと呼ぶ)、7はCGの帰零とタイマーのセツ
ト機能を果たすためのボタン(以下セツト・リセ
ツトボタンと呼ぶ)、8は通常時刻とCG時刻の切
替えを行うためのボタン(以下切替えボタンと呼
ぶ)、9はリユーズであり、2段引きの左右回転
で通常時刻の時分針1a,1bの時刻修正、1段
引きで時分針1a,1bのアラーム時刻への切替
え表示、左右回転操作でアラーム目安時刻修正が
出来る。10はアラームのON,OFFを切替える
ためのアラームボタンでありpush状態でアラー
ム鳴り止め、Pull状態でアラームON(鳴り待ち)
になるようになつている。
使用動作を説明すると、リユーズ9が通常使用
状態の0段(押し込み)位置にある時は通常時刻
を時針1a、分針1b、秒針2で表示している。
CGを使用する場合は、切替エボタン8を1回押
操作する。すると秒針2は電気的に64Hzにて早送
りされて0秒位置に帰零してクロノモードとな
る。そこでスタート・ストツプボタン6を押操作
するとCG2/100秒針5が2/100ステツプで運針を
開始する。そしてCG2/100秒針5が1回転する毎
に秒針2はCG秒針として1秒ステツプで運針す
る。すると後述する如く秒針2に輪列を介して連
動しているCG分針4、CG時針3も1秒ステツプ
でそれぞれ60分で1回転、12時間で1回転するよ
う運針を開始する。計時が終了したらスタート・
ストツプボタン6を押操作すると各CG針2,3,
4,5は停止するので、その時の各指針を読むこ
とによつて経時時間を知ることができる。さらに
計時を続ける場合は再びスタート・ストツプボタ
ン5を押操作することにより前述同様の作動によ
り積算計時することができる。
一方再度0秒から計時を行う場合は各CG針が
停止している状態でセツト・リセツトボタン7を
押操作するとCG時針3、CG分針4は瞬時に帰零
し、秒針2、CG2/100秒針5は64Hzの早送りにて
帰零して、CGの再使用状態で待期する。この状
態でスタート・ストツプボタン6を押操作して
CGを操作すれば次の計時が出来るようになつて
いる。
CGの使用が完了した場合、切替えボタン8を
押操作すると、CG分針4、CG時針3は瞬時に帰
零し、秒針4は通常時刻の秒表示位置まで64Hzの
早さで早送りされ以降は1秒運針によつて通常時
刻の秒表示をする。なおこの通常時刻への切替え
は、CGの動作中すなわち計時中でも、あるいは
停止中でもいづれの場合でも可能のようになつて
いる。
次に通常時刻表示状態に於いて、セツト・リセ
ツトボタン7を押操作することによりタイマーが
セツト出来、その表示はCG2/100秒針5にて行う
ようになつている。すなわちセツト・リセツトボ
タン7を1操作する毎に1ステツプ1分づつセツ
トされ、トータルで49分のタイマーセツトが可能
である。一定のタイマー時刻にセツト後スター
ト・ストツプボタン6を再操作することによりタ
イマーは計時を開始し、1分毎に1ステツプ歩針
し、タイムアツプすると報音を発する。なお、タ
イマーがセツトされてもスタート操作をしなけれ
ばCG2/100秒針5はそのままで停止している。更
にCG2/100秒針5をタイマーとして使用しないで
セツト・リセツトボタン7を1回押すことによつ
て1づつ積算カウントする単なる50進のカウンタ
ーとして使用することも出来るようになつてい
る。またタイマーはスタート動作を行うと、いく
らセツト・リセツトボタン7をpushしても新し
いセツトは禁止されるようになつており、タイマ
ーの誤動作が起きないようになつている。
さて、次にアラームボタン10がPullの状態に
おいてリユーズ9を1段引き出すと、時針3、分
針4はアラーム時刻へ正転128Hzの早送りで切替
わり、アラーム目安時刻を表示する。この状態で
リユーズ9を正逆回転操作することにより、任意
の新しいアラームの目安時刻を設定する事が出来
るようになつている。アラーム時刻設定後リユー
ズ9を押込んで通常表示状態にすると時針3、分
針4は逆転64Hzにて現在時刻表示に切替わるよう
になつている。そしてアラームON・OFFボタン
10がPull状態であれば、目安時刻になつた時ア
ラーム音を発し、push状態であれば鳴り止め状
態にあるのでそのままアラーム音は発せられない
ようになつている。なおCGやタイマーの使用時
には切替えボタン8による選択、セツト・リセツ
トボタン7、スタート・ストツプボタン6のみに
より操作され、アラームはリユーズ9とアラーム
ボタン10で操作され、互に独立して操作出来る
ため、使用者は操作順序等の制約がないので、簡
単なボタン操作で多種類の機能を満足することが
できる。
第2図は本発明の実施例の時計システムの要部
ブロツク線図である。12は水晶振動子、発振回
路等から構成される基準発振器であり、その出力
信号は分周器13により適当な周波数の信号に分
周される。分周器13からの出力信号は一方では
通常の指針表示式電子時計と全く同様にモーター
駆動回路14、モーター19、輪列15を経て表
示装置16の指針により通常時刻を表示する。分
周器13からのもう一方の出力信号は計数回路1
7と相互に信号の交信を行つている。11は第1
図に示す各プツシユボタン6,7,8,10やリ
ユーズ9等よりなる外部操作部材群であり、その
操作により輪列15及びスイツチ制御回路18を
制御している。そして、スイツチ制御回路18の
出力によつて計数回路17を制御するようになつ
ている。
第3図は、外部操作部材群11の輪列15の関
係を詳細に説明する要部ブロツク線図である。モ
ーター駆動回路14はモーター19中の、時分針
輪列23を経て時分針1a,1bを駆動する時分
針モーター20と、秒輪列24を経て秒針2を駆
動する秒針モーター21と、CG2/100秒針輪列2
5を経てCG2/100秒針5を駆動するCG2/100秒針
モーター22との、それぞれ3つのモーターを駆
動するようになつている。さらに秒針モーター2
1で駆動される秒輪列24はCG状態においては
秒針2を駆動する以外にCG分針4を運針させる
CG分輪列26とCG時針3を運針させるCG時輪
列27を駆動するようになつている。そしてこの
状態の時外部操作部材群11の操作により、CG
分輪列26とCG分針4の間に設けられたCG分針
戻し機構28と、CG時針輪列27とCG時針3の
間に設けられたCG時針戻し機構29を動作させ
CG分針4とCG時針3を制御するようになつてい
る。
次に、第4図は外部操作部材群とスイツチ制御
回路や計数回路との関係を示す要部ブロツク線図
である。時間基準をつくる基準発振器12の出力
は分周器13により適接な信号に分周、合成さ
れ、その出力信号はモーター駆動回路14により
秒モーター21を駆動する。外部操作部材11に
設けられた各スイツチは、スタート・ストツプボ
タン6に対応するS−SスイツチS2(112)、セ
ツト・リセツトボタン7に対応するR−Sスイツ
チS1(111)、切替エボタン8に対応する切替ス
イツチS3(113)により構成されている。そし
てそれぞれのスイツチの出力信号はスイツチ制御
回路18に入力され、スイツチ制御回路18で制
御されたR−SスイツチS1(111)、S−Sスイ
ツチS2(112)の信号は1pushにて1パルス信
号にて、また切替スイツチS3(113)はスイツ
チONでハイレベル信号193と1パルス信号1
92が発せられ、スイツチOFFでローレベル信
号193と1パルス信号192が発せられるよう
に制御されている。計数回路17は60進の針位置
カウンター171と、60進の時刻カウンター17
2、一致検出回路173、0検出回路174、
RSフリツプフロツプ175,177,178、
D型フリツプフロツプ176、アンド回路17
9,180,183,184,185,188,
189及びオア回路181,182,186,1
87より構成されており、針位置カウンター17
1は秒針2の針位置を、時刻カウンター172は
通常時刻の秒時刻をそれぞれ計数一致検出回路1
73は針位置カウンター171と時刻カウンター
172との計数内容が一致した時に出力信号を発
する回路、0検出回路174は針位置カウンター
171のリセツト信号を検出して出力信号を発す
る回路である。
次にオアゲート186とアンドゲート188,
189によつてセレクターを構成しており、切替
スイツチS3(113)の出力信号193によつて
一致検出回路173か0検出回路174の出力信
号をセレクトし、RSフリツプフロツプ(以下F.
F.と称す)178のセツト信号としている。
RSF.F.175はR−SスイツチS1(111)の出
力信号190を入力し、その出力信号はアンドゲ
ート179の入力信号となつており、D型F.F.1
76がS−SスイツチS2(112)の出力信号1
91を入力信号としその出力はアンドゲート18
0の入力信号となつている。アンドゲート17
9,180は切替スイツチS3(113)の出力信
号193により制御され、その出力信号はオアゲ
ート182、アンドゲート185の入力信号とな
つている。RSF.F.177は切替スイツチS3(11
3)の出力信号192を入力信号とし、その出力
信号はオアゲート182、アンドゲート184の
入力信号となつている。アンドゲート183は
RSF.F.178の出力信号とオアゲート182の
出力信号により、分周器13からの64Hz信号のイ
ンヒビツターとなつている。アンドゲート184
はRSF.F.177の出力信号により分周器13か
らの1Hz信号のインヒビツターであり、アンドゲ
ート185はアンドゲート180の出力信号によ
り分周器13からの1Hz信号を制御している。
次に動作を説明する。
通常時刻使用状態の場合、切替スイツチS3(1
13)はOPEN(OFF)になつている。従つて出
力信号193からはLレベルの信号が発せられて
いるためアンドゲート188にはHレベルの信号
が一方に入力している。一方針位置カウンター1
71と時刻カウンター172は一致しているの
で、一致検出回路173からはHレベルの出力信
号がアンドゲート188の他方の入力信号となつ
ているため、その出力信号によりRSF.F.177
をリセツトしているのでRSF.F.177の出力信
号はLレベルになつているため、分周器13より
の64Hz信号はアンドゲート183にてインヒビツ
トされ、分周器13よりの1Hz信号がアンドゲー
ト184より出力されている。そしてアンドゲー
ト184の出力信号はモーター駆動回路14に入
力されて秒モーターを1Hzにて駆動して、秒針2
を歩進させるとともに、針位置カウンター171
を秒針2の歩進と同期してカウントアツプしてい
る。
次に切替エボタン8をpushして切替スイツチ
S3(113)をONにすると、その出力信号19
2により、RSF.F.177がセツトされ、その出
力信号はHレベルとなる。このため分周器13よ
りの1Hz信号はアンドゲート184にてインヒビ
ツトされるためオアゲート187の出力信号はL
レベルとなつて秒針2の1Hz歩進、及び針位置カ
ウンター171への1Hz信号は停止する。又、切
替スイツチS3(113)の出力信号192はオア
ゲート181を介してRSF.F.178をリセツト
することにより、その出力信号がLレベルとな
る。このためアンドゲート183の一方の入力信
号はHレベルとなり、またアンドゲート183の
もう一方の入力信号は前述のようにRSF.F.17
7の出力信号がHレベルにあるため、アンドゲー
ト183は分周器13よりの64Hz信号を出力す
る。その出力信号はオアゲート187を介してモ
ーター駆動回路14に入力され、秒モーターを64
Hzにて駆動して、秒針2を64Hzにて歩進させると
ともに、針位置カウンター171を秒針2と同期
してカウントアツプする。秒針2が0秒位置とな
り針位置カウンター171が0秒となると、0検
出回路174が働いて出力信号を発しその出力信
号により切替スイツチS3(113)の出力信号1
93からのHレベル信号により待機状態にあつた
アンドゲート189を開き、その出力信号によ
り、オアゲート186を介してRSF.F.178が
セツトされ、RSF.F.178の出力信号はHレベ
ルとなり、アンドゲート183により64Hz信号を
インビヒツトする。これはCGモードに切替わり、
秒針2が0秒位置に停止している状態である。
この状態でスタート・ストツプボタン6をpush
して、S−SスイツチS2(112)をONにする
と、その出力信号191により、D型FF176
の出力信号をHレベルとなし、切替スイツチS3
(113)の出力信号193によつて待機状態に
あつたアンドゲート180より、出力信号が発せ
られて、その出力信号によつてアンドゲート18
5を開いてトリガーされた1Hz信号が出力され、
秒モーターを1Hzにて駆動して、秒輪列24によ
り秒針2を歩進させてクロノグラフの秒表示を行
うとともに、針位置カウンター171を秒針2と
同期してカウントアツプする。
次にもう一度スタート・ストツプボタン6を
pushして、S−SスイツチS2(112)をONに
すると、その出力信号191によりD型FF17
6の出力信号はLレベルとなり、前述の1Hz信号
はアンドゲート185によりインビヒツトされ
て、秒針2、針位置カウンター171は停止す
る。このようにしてスタート・ストツプボタン6
を1pushする毎にクロノ表示のスタート・ストツ
プが繰り返される。
ここで、セツト・リセツトボタン7をpushし、
R−SスイツチS1(111)をONにすると、そ
の出力信号190によりRSF.F.175の出力信
号がHレベルとなりアンドゲート179を通過し
てオアゲート182へ入力し、その出力信号がH
レベルとなつてオアゲート183の入力信号もH
レベルとなる。又前記R−SスイツチS1(111)
からの出力信号190はオアゲート181の入力
信号にもなつており、オアゲート181からの出
力信号により、D型FF176、RSF.F.178を
リセツトする。
このためD型FF176の出力信号はLレベル
となり、アンドゲート180が閉じるのでその出
力信号もLレベルとなりアンドゲート185から
の1Hz信号も停止する。同時にRSF.F.178の
出力信号がLレベルとなるのでアンドゲート18
3が開きアンドゲート183からの64Hz信号は、
オアゲート187を通過して、針位置カウンター
171を、秒針2と同期してカウントアツプさせ
る。針位置カウンター171が0となると0検出
回路174が0を検出し、そこからの出力信号に
よりアンドゲート189がHレベルとなりRSF.
F.178がセツトされ、その出力信号がHレベル
となり、アンドゲート183にて64Hz信号は停止
される。これによつてオアゲート187の出力信
号はLレベルとなり当然、秒針2は0秒に復針さ
れる。
この状態でさらに、スタート・ストツプボタン
6をpushして、S−SスイツチS2(112)を
ONにすると、前述と同様にその出力信号191
によりD型FFの出力信号がHレベルとなり、ア
ンドゲート180より出力信号は発せられて、そ
の出力信号により、アンドゲート185を開い
て、トリガーされた1Hz信号が出力され、秒モー
ターが1Hzで駆動され、秒針2を歩進させ、クロ
ノグラフの秒表示を再スタートする。
次に、前述のCGのスタート・ストツプ又は復
針状態のいづれの場合でも、切替エボタン8を
pushして、切替スイツチS3(113)をOFFにす
ると、その出力信号192からは1パルスのHレ
ベルの信号が発せられオアゲート181を通過し
てRSF.F.178をリセツトするので、RSF.F.1
78の出力はLレベルとなる。従つてアンドゲー
ト183への入力信号はHレベルとなるため、ア
ンドゲート183より64Hzが出力されて、秒針
2、針位置カウンター171は64Hzで歩進、カウ
ントアツプを開始する。同時に、切替スイツチS3
の操作によるもう1つの出力信号193はLレベ
ルになるため、アンドゲート180の出力は、
CGのスタート・ストツプに関係なく、言い換え
ればD型FF176の出力に関係なく、Lレベル
となり、CG秒の1Hz信号はアンドゲート185
により停止される。そして針位置カウンター17
1が、前述の64Hzによりカウントアツプされ、時
刻カウンター172と一致し、一致検出回路17
3より出力信号が発せられると、アンドゲート1
88よりの出力信号によりRSF.F.178はセツ
トされる。その出力信号がHレベルとなるとアン
ドゲート183の入力信号はLレベルとなるので
アンドゲート183の64Hzを停止すると共に、ア
ンドゲート184から通常時刻の1Hz信号が出力
され、秒針2は通常時刻として歩進し、針位置カ
ウンター171は、時刻カウンター172と一致
してカウントアツプすることになる。
又この状態ではRSF.F.178はセツト状態に、
RSF.F.175,178及びD型FF176は全て
リセツト状態に戻されている。
以上述べた様に、外部操作部材11の各ボタン
に連動した各スイツチにより、秒針2は通常時刻
表示と、クロノ時刻表示の2時刻を表示するとと
もに、その往復は64Hzの早送りにて動作するよう
になつている。
第5図は、本発明による実施例の電子時計の要
部平面図であり、第6図は時計ムーブメントを構
成する基台断面の概略配置を示すと共に、時計ム
ーブメントをケーシングした部分断面図である。
第7図は、DG分輪列、CG時輪列及びCG分、時
戻し機構の要部断面図であり、さらに第8図は
CG2/100秒輪列の要部断面図、第9図は砂輪列、
時分針輪列の要部断面図である。
図において、40は時計の基台である地板、4
1は中受、42は輪列受、43はクロノグラフ受
であり、これらは、比較的薄い平板状部材で構成
し、数本の間隔保持柱であるチユーブ類44,4
5で支持し、その間に車類を配設する、いわゆる
ピラー形式の時計ムーブメント構造となつてお
り、従来より広く用いられている抵コスト化のた
めの一手法をとつている。46は、外部操作切換
機構等を搭載する合成樹脂より成る巻真軸スペー
サ、47は水晶振動子、電気素子、ICチツプ
(いずれも図示せず)等を搭載し、各々の素子を
電気的に接続する配線パターンを有する回路基
板、48はクロノグラフ機構を構成するレバー類
を搭載すると共に、回路基板47のほぼ全面をカ
バーする合成樹脂より成る回路支持台、49は時
計ムーブメントの平面の中でクロノグラフ受43
を除く部分を略覆う如く配設しているクロノグラ
フ押エである。
さらに第6図において、51は、時計ケースを
構成するケース中胴、52は風防ガラス、53は
圧電素子54が接着されている裏ブタ、50は文
字板であり、従来より広く用いられている側構造
である。又、ムーブメントの固定方法は、時計の
低価格化を図るために、従来より用いられてい
る、いわゆるムーブメントとケースの密着性を向
上させ、デザインバリエーシヨンの多様化に比較
的容易に対応できるように配設されていた中枠を
廃止し、地板40に搭載する巻真スペーサ46の
外径を地板40の外径よりも平面的に大きく突出
すると共に、巻真スペーサ46が外周に突出した
部分の下面側には、文字板50と断面的にわずか
の隙間を持つたリング状の突出部46aを地板4
0の外周に形成している。すなわち巻真スペーサ
46の外周には、ケース中胴51の内径と密着す
るような突起部46bが外部操作部材より伝わる
外力によつてムーブメントがケース内で平面的に
動くことのないような位置、いわゆる外部操作部
材と略対向する位置に配設されている。
さらに、ケース内の断面的なムーブメントの押
えは、地板40に積層されている巻真スペーサ4
6、回路基板47、回路支持台48を介して裏ブ
タ53に設けたリング状の突出部53aと地板4
0の裏面の取り付けられる文字板50を介してケ
ース中胴51のベロ51a部との間でムーブメン
トのガタを防止する構造となつている。一方、回
路基板47の平面的な大きさは、前記構造よりム
ーブメントの外径と近似した外形形状から成り、
巻真スペーサ46と回路支持台48により断面的
な位置規制をする構造となつている。
以上は、本発明の実施例である時計ムーブメン
トを構成する基台、及び、これに準じる時計ムー
ブメントのベースとなる部材の構成を説明した
が、次に、各々の指針を駆動する輪列群について
説明する。
指針表示式電子時計の電気機械変換機であるモ
ーターは3個備えているが、その中の1個である
時分モーター20は、第9図に示す時分モーター
回転子55と時分モーター固定子56、及び第7
図に示す時分モーターコイル57から構成されて
いる。次に2個目のモーターである秒モーター2
1は、第9図に示す秒モーター回転子58と秒モ
ーター固定子59、及び第7図に示す秒モーター
コイル60から構成されており、さらに3個目の
モーターとして備えているCG2/100秒モーター2
2は、第8図に示すCG2/100秒モーター回転子6
1、CG2/100秒モーター固定子62、CG2/100秒
モーターコイル63から構成されている。
第7図において時針1a、分針1bを固着する
筒車64、二番車65を駆動する時分針輪列23
は、第9図に示す地板40と輪列受42により軸
受されている時分モーター回転子55より、時分
モーター回転子55と同様な軸受構造となつてい
る五番車66に回転が伝わり、さらに、地板40
と中受41により軸受されている四番車67→三
番車68に伝達され、三番車68より二番車65
→日ノ裏車(図示せず)→筒車64へと駆動され
る時分針輪列23を構成している。二番車65、
筒車64の軸受は、二番車65を軸支するように
同軸上に配設した円筒形状の中心パイプ69が中
受41に植設されており、二番車65の円筒外周
部65aに、時針1aを取り付ける筒車64が同
軸上に配設される構造となつている。
次に、秒針2を固着する秒車70の秒輪列24
について説明すると前記時分モーター回転子55
と同様の構造により軸受されている秒モーター回
転子58の回転は、秒中間車71にて減速され、
前記中心パイプ69に設けた中心穴69aとCG
受43により軸支する秒車70を回転させる構造
によつて秒時刻を表示する。
さらに、CG時針3、CG分針4を固着する時
CG車72(第1のクロノグラフ車)、分CG車7
3(第2のクロノグラフ車)を駆動させるCG分、
CG時輪列26,27について説明すると、時計
ムーブメントの薄型化を計り、CG機構のレバー
類を簡素化しコストダウンを計るために、第9図
に示す前記秒車70を構成し秒針2を取り付ける
中心軸70aの上柄側70bのカナ部70cを設
け、該カナ部70cは、輪列受42に設けた逃げ
穴42aを貫通して輪列受42上面に突出し、輪
列受42上面に配設したCG分輪列26とCG時輪
列27とに回転を伝える構造となつている。
すなわち、CG分輪列26は、前記秒車カナ部
70cより回転が伝わる分CG中間車74を介し
てCG分針4を取り付ける分CG車73を回転させ
る。他方のCG時輪列27は、前述同様に秒車カ
ナ部70cからの回転を前記分CG中間車74と
平面的に重なり合い、一方、断面的に重なること
のないように配設された第3時CG中間車75に
伝達し、第2時CG中間車76→第1時CG中間車
77を介して時CG車72に回転が伝わる構造と
なつている。
分CG車73及び時CG車72の、指針を取り付
ける中間軸73a,72aには後述するような機
械的に帰零ができるように、外部操作部材と連動
する復針伝エレバー78と係合し、帰零状態では
常に一定の位置に戻るハートカム79,80を軸
着すると共に、時CG車と分CG車72,73は
CG作動時には、各々の歯車81,82の回転力
を中心軸72a,73aに伝え、CG帰零時には、
前記歯車81,82の回転力を損失させるような
いわゆるスリツプ構造を、ハートカム79,80
と歯車81,82の隙間に配設したスリツプバネ
83,84により構成し、該スリツプバネ83,
84の反力を受け易い歯車81,82は、アオリ
を防止するために、中心軸72a,73aと係合
して回動する円筒形状をした歯車座85,86に
軸着されている構造となつている。又、分、時
CG車73,72は、上下柄の軸と軸受穴とのガ
タによる傾きを少なくし計測指針表示精度を向上
させるため、上柄の軸支をクロノグラフ受4で行
い、下柄については胴寸丈が比較的長く設定でき
るよう地板40により軸支している。
さらに、コストダウンを計るために、前記中心
軸73a,72a、歯車座85,86、スリツプ
バネ83,84、ハートカム79,80は各々部
品の共通化を計り低価格実現のための一手段とし
ている。
又、CG分、時輪列26,27を構成する各中
間車74,75,76,77は、比較的平面スペ
ース的に余裕があり、他部品への配設制約を与え
ないよう輪列受42により下柄を軸支し、時分針
輪列23に対して積層タイプの構造となつており
上柄の軸支はCG受43により行つている。
さて、前述したCG分針4、CG時針3の機械的
な戻し機構28,29について分CG車によつて
詳しく説明すると、秒車70から分CG中間車7
4、分CG歯車82へ至る輪列は常に秒車70に
同期して一定の減速比で回転している。前記ハー
トカム80には断面的にみて同一面に復針伝エレ
バー78のCG分針カム戻し部78aが外部操作
部材群11の動作により、ハートカム80と係合
するようになつている。第5図に示すように復針
伝エレバー78のCG分針カム戻し部78aがハ
ートカム80と係合していない場合は、分CG車
73は秒車70に対して1/60の減速比で回転して
いる。第7図に示すように、CG分針カム戻し部
78aがハートカム80に係合すると、ハートカ
ム80は、CG分針カム戻し部78aにより安定
位置(0分位置)まで戻ることになり、このため
分CG中心軸73aが回転させられCG分針4も0
分位置に戻ることになる。
しかし、分CG歯車82から見て、分CG中間車
74、秒車70、秒中間車71を経て秒モーター
回転子58までは増速輪列になつている。この場
合ハートカムを強制回転させた時スリツプバネ8
4のマサツ力によつては分CG中心軸73aと分
CG歯車82とはスリツプして前述の増速輪列は
回転せず、分CG歯車82は秒車70と同期して
回転している事になる。秒モーター21の秒モー
ター回転子58の回転数は、分CG歯車82に減
速されており、回転力は逆に増巾されていて分
CG歯車82の回転力としては、約3g−cmになる
ようになつている。従つて分CG歯車82とハー
トカム80との回転スリツプ力を約0.4〜0.8g−
cmになるようにスリツプバネ84を設定すること
により、ハートカム80の強制回転による分CG
歯車82は、回転しないようにすることが可能で
ある。
ところで逆に回転スリツプ力を0.4g−cm以下に
すると、CG作動時にCG分針4やハートカム80
等のわずかな片重りにより、時計落下等の外部衝
撃があつた場合分CG歯車82の分CG中心軸73
aがスリツプしてしまい分針4がずれることにな
る。CG時戻し機構29については前述と同様で、
時CG中心軸72a、ハートカム79、スリツプ
バネ83、復針伝エレバー78及びCG時戻し部
78bから構成されており、動作はCG時戻し機
構28と全く同様である。この場合、時CG歯車
81は分CG歯車82より、さらに約12倍減速さ
れており回転力は3×12=36g−cm程度あり、ス
リツプ回転力が0.4〜0.8g−cmでは、秒モーター
21への影響はない。
以上の様に、CG分、時の各戻し機構28,2
9は、秒モーター21への影響がなく構成されて
おり、従来の如く戻し機構を秒車70に適用した
場合、秒車70のトルクは3/60g−cm=0.05g−
cmとなるので、0.05g−cm以下の戻し機構を秒車
70に設ける事は非常に難しく、さらに複雑な構
造にする必要がある。
前記、分CG車73、時CG車72の上柄を軸支
するCG受43は、第8図に示すようにCG2/100
秒針5を駆動するCG2/100秒輪列25の上柄の軸
支も一緒に行つている。すなわち、CG2/100秒モ
ーター回転子61は、地板40とCG受43によ
り軸受され、その回転はCG2/100秒モーター回転
子61と同様な軸受構造となつているCG2/100秒
中間車87で減速され、CG2/100秒針5が固着さ
れるCG2/100秒車88(第3のクロノグラフ車)
に回転が伝わる輪列構造となつていてCG2/100秒
車88の軸受は中受41とCG受43により軸支
されている。
以上のようにCG受43は、CG分輪列26、
CG時輪列27、及びCG2/100秒輪列25の全て
の上柄の軸支を一枚受で構成しており、従来しば
しば問題の多かつた多軸方式の欠点である車の倒
れによるCG受43の組込み難については、該CG
分、時輪列26,27、及びCG2/100秒輪列25
を避けて、ほぼ該輪列群26,27,25の外周
部付近に配設するCG機構のレバー類を搭載する
回路支持台48の一部を倒れ防止ガイド48a,
48bとして比較的倒れ易い車の周囲に配設して
倒れを防ぎ、一枚受による他軸方式の組込性を向
上させると共に、従来技術のように例えばCG分
輪列26、CG時輪列27、CG2/100秒輪列25
の上柄を各々の輪列ごとに受を分けて軸支するよ
うな受構造では、複数枚の受を使用したときに問
題となる受支柱、受の位置決めピン等の配設上の
問題点があつたが、本発明のごとく一枚受にする
ことにより前記問題点は解消し、上記支柱、ピン
等は不用となり部品点数の削減によりコストダウ
ンが可能となつている。
また、第5図に示す分CG車73、時CG車7
2、CG2/100秒車88の時計ムーブメントにおけ
る平面的な配設は、次のようになつている。CG
2/100秒車88を駆動するCG2/100秒輪列25及
び、CG2/100秒モーター22は、他の輪列とは無
関係に独立して配設することができるため、従来
の電子時計のモーターと同じように平面的スペー
スが比較的大きなCG2/100秒モーター22を時計
ムーブメントの略外周部に配設し、CG2/100秒モ
ーターコイルの有効容積を大きく確保することに
より電池寿命を左右する3個のモーターの中で比
較的消費電流が大きいCG2/100秒モーター22の
消費電流を小さく押えることができるようになつ
ている。
CG2/100秒車88は、デザイン上より決まるこ
とが多い時計全体のバランスにより他のCG指針
車72,73と同様に時計ムーブメント中心から
一定の距離を保ち、CG2/100秒輪列25の配設が
きわめてやり易い電池89と巻真90の間の空所
である略扇状のスペースに配設している。さら
に、時CG車72は、秒車70からの減速輪列が
3個の車75,76,77によつて構成されてい
るために、減速輪列の配設がやり易く、且つ、時
計ムーブメント中心から時CG車72の中心まで
の距離はCG2/100秒車88の中心からムーブメン
ト中心までの距離と同じ距離が保てるような位置
として、巻真90の延長線上に時CG車72を配
設している。又時CG車72はCG2/100秒車88
との中心が時計ムーブメント中心に対してなす角
度が電池89を介して略120°を有する平面的位置
にあり、さらに時CG中心軸72aは時CG車72
の駆動源である秒モーター21を構成する秒モー
ターコイル60と秒モーター固定子59とが形成
するわずかな平面的隙間の間に介在するように配
設されている。
一方、分CG車73は、CG2/100秒車88の中
心、及び時CG車72の中心を時計ムーブメント
の中心と結んだ時、両者72,88とのなす角度
がそれぞれ略120°間隔になり、且つ、時計ムーブ
メント中心との距離が両者72,88の中心と時
計ムーブメント中心との距離に等しい距離を確保
するように、時分モーターコイル57より時計中
心側に配設している。なお、分CG中心軸73a
は、時CG中心軸72aと同様にモーターを構成
する時分モーターコイル57と時分モーター固定
子56との平面的隙間に介在し、分CG車73の
組込み時の分CG中心軸73a先端の振れをガイ
ドするように、時分モーター固定子56の補助部
材である時分モーター固定子支持板56aの形状
を一部拡大して分CG中心軸73aと同軸上にガ
イド穴56bを設け分CG車73の倒れを防止す
る構造となつている。
各々のCG指針3,4,5を固着する時CG車7
2、分CG車73、CG2/100秒車88の周辺部に
は、秒車70の中心を含包し、且つ各CG車72,
73,88の中心部より時計ムーブメントの外周
方向に、各各CG車72,73,88と近接した
位置にCG受ネジ91a,91b,91cが配設
してあり、各CG指針3,4,5及び時針1a,
分針1b,秒針2の取り付けの際の外力に対して
強固なCG受43の固定がされるようになつてい
る。
次に、外部操作部材11の前述した各スイツチ
S1(111),S2(112),S3(113)とCG機構
との関係を以下に説明する。第10図はCG機構
のレバー類を示す要部断面図、第11図は復針レ
バーと関係するスイツチS1部を示す要部断面図で
ある。
通常時刻モードに於いては復針伝エレバー78
の各カム戻し部78a,78bが前述のように各
ハートカム79,80を規制しており、CG分針、
時針4,3は指針0位置にて規制され、秒針2は
1Hzにて通常運針をしている。
第5図、第10図を参照して、復針伝エレバー
78は、地板40に植設されたチユーブ92を中
心に回転するようになつており、回転規制は復針
伝エレバー78に設けられたピン78cを、CG
押エ49に設けられた規制バネ49aにより押す
ことによつて、各ハートカム79,80に復針伝
エレバー78が押圧するよう規制されている。こ
の状態では各スイツチS1〜S3は全てopenな状態
になつている。
次に切替エボタン8をpushすると、作動レバ
ー93が、地板40に植設されたピン94をガイ
ドにして、時計中心部方向に移動する。尚、作動
レバー94にはクロノ押エ49に設けられた戻し
バネ部49hにより常に時計外側方向に戻る力が
働いている。また作動レバー93には、作動カム
上車95と係合する送り爪93aが設けてあり、
切替エボタン8を1pushすると作動カム上車95
を1歯反時計方向に回転させるようになつてい
る。作動カム上車95は、作動カム下車96と一
体になるように結合されているため下車96は、
地板40に植設された軸97を回転中心に反時計
方向に回転する。作動カム上車95は12枚、下歯
車96は6枚になつており、作動レバー93の1
ストロークにて、下車96は1/2ピツチ回転する。
又、下車96には、地板に植設されたピン98
を回転中心とする作動カムレバー99が常に係合
しており、クロノ押エ49に設けられた躍制バネ
部49cにより常に下歯車の中心97方向に押圧
する力が働くようになつている。切替エボタン8
の1push如に、作動カム下歯車96は、作動カム
レバー99を、山(歯先)、谷(歯底)、山、谷と
交互に係合するように動作する。又、作動カムレ
バー99には、ピン99aが植設されており、そ
のピン99aの位置は、ピン98を中心にして、
作動カム下歯車96の歯先位置と歯底位置によつ
て決まる2ケ所を交互に動くことになる。
さらに、該ピン99aと係合するスイツチバネ
100がボス48cを回転中心として設けられて
おり、接点部100aが回路基板47に設けられ
たスルーホールパターン47aと接触することに
よりON状態となるようなスイツチS3(113)
を形成するようになつている。
動作を説明する。
通常時刻モードより第5図や第10図に示す切
替エボタン8をpushして作動レバー93を1ス
トロークさせると、作動カム下歯車96が半ピツ
チ回転して作動カムレバー99は下歯車96との
係合位置が歯底位置から歯先位置に変り、作動カ
ムレバー99のピン99aが右回転してスイツチ
バネ100の接点部100aが回路基板47のス
イツチパターン47aと接触してスイツチS3(1
13)がON状態となり、秒針2は64Hzの早送り
にて0秒位置に停止しクロノモードとなる。
次にこの状態で第5図や第10図に示すスター
ト/ストツプボタン6をpushすると、発停レバ
ー101が地板40に植設された軸102を中心
に時計方向に回転する。発停レバー101には、
さらに発停伝エレバー103と係合する先端部1
01a、及びクロノ押エ49に設けられたスイツ
チバネ49dと係合する先端部101bが設けら
れている。
前述の発停伝エレバー103は、前述の作動カ
ムレバー99に設けられたピン99aを回転中心
とするレバーで、一端は発停レバー101と、も
う一端は復針伝エレバー78と各々係合する部分
103a,103bが設けてあり、発停レバー1
01の回転動作により、係合部103aが反時計
方向に回動される。さらにもう一端の係合部10
3bの回転動作により、復針伝エレバー78は時
計方向に回転される。復針伝エレバー78の両カ
ム係合部78a,78bが両ハートカム79,8
0より離れる事により、CG分針4,3は、秒車
70と一定の減速比で回転することになる。
さらに、発停レバー101のもう一端101b
により、クロノ押エ49に設けられたスイツチバ
ネ49dを押すことにより回路基板47に設けら
れたスルーホールパターン47bに接触させるこ
とによりスイツチS2(112)をONするように
なつている。
また発停レバー101はその下側に設けられた
レバー戻しバネ104のバネ部104aにより常
に元に戻るようになつており、スタート/ストツ
プボタン6を離すと通常状態に復帰するようにな
つている。
次に、セツト/リセツトボタン7をpushする
と復針レバー105が地板に植設された軸106
を回転中心にして時計方向に回転する。復針レバ
ー105には復針伝エレバー78と係合する一端
105aと、クロノ押エ49に設けられたスイツ
チバネ部49eを押圧する一端105bが設けて
あり、一端105aにより復針伝エレバー78を
反時計方向に回転することによりカム係合部78
a,78aにより分、時CG中心軸72a,73
aに圧入されたハートカム79,80を0位置に
戻すことになり、CG分、時針4,3は0位置に
復針する。
又、復針レバー105のもう一端105bによ
り、回路基板47に設けられたスルーホールパタ
ーン47cとクロノ押エ49のスイツチバネ部4
9fの接触によりスイツチS1(111)がONに
なり、前述した様に秒針2は0位置に復針して停
止することになる。さらにスタート/ストツプボ
タン6をpushすると、クロノが再スタートする
ことは前述のスタート動作と同様に各レバーは動
作するのは言うまでもない。
又、クロノモードに於いて、スタート/ストツ
プボタン6、セツト/リセツトボタン7のpush
動作のいかんにかかわらず、切替エボタン8を
pushすると、作動レバー93の一端93bと復
針伝エレバー78の係合により復針伝エレバー7
8を、復針レバー105により反時計方向に回転
させたのと同様に回転させ、もしCG分、時針4,
3がクロノ動作中で0位置に復針されていない場
合は、復針させるようになつている。
さらに作動レバー93の送り爪93aにより作
動カム上下歯車95,96が回転し、作動カムレ
バー99を作動カム下歯車96の歯底位置に戻す
ことにより、前述のように、作動カムレバーのピ
ン99aが元の通常時刻モードの位置に復帰して
スイツチバネ100がスイツチS3(113)を
OFFにし、秒針2は64Hzの早送りにて通常時刻
に戻り1秒運針を行うことになる。
スイツチS3(113)がOFFの状態ではスター
ト/ストツプボタン6をpushして発停レバー1
01を回転動作しても、その一端101aは、発
停伝エレバー103の一端103aとは係合せ
ず、発停伝エレバー103、復針伝エレバー78
は動作しない。この場合はスイツチS2(112)
のみ動作し、タイマーのスタート/ストツプ信号
になるようになつている。
同様にスイツチS3(113)がOFFの状態では
セツト/リセツトボタン7をpushして復針レバ
ー105を回転動作させても復針伝エレバー78
とその係合部105aは、復針伝エレバー78が
通常時刻モード位置のハートカム押圧位置にすで
になつているため係合しない。この場合はスイツ
チS1(111)が動作し、1pushか又はpush継続
かによりタイマーを1分単位又は連続運針によ
り、CG2/100秒針5を回転させタイマー時刻セツ
トを行うようにしてある。
又、セツト/リセツトボタン7をpushしてCG
2/100秒針5を歩進させてもスタート/ストツプ
ボタン6をpushしないとタイマーとしては動作
しないようになつており、単なる50進の計数装置
として使用することも可能になつている。
タイマーセツトのみでスタートしていない時、
又タイマースタート中のいかんにかかわらず切替
エボタン8をpushしてクロノモードに切替える
と、秒針2と同様にタイマー時間はキヤンセルさ
れCG2/100秒針5は0位置に戻り、クロノモード
優先になるようになつており、タイマーの途中キ
ヤンセルとして切替エボタン8を2回pushして、
クロノモード(タイマーキヤンセル)→通常モー
ド(タイマーモード)とすることによりタイマー
とが計数装置の0リセツトとして使用しても良い
様になつている。
以上のようにハートカム79,80を押圧した
り、離れたりする復針伝エレバー78を作動させ
るCG機構のレバー類は、第5図に示すように平
面的にCG受43と時計ムーブメント外径との間
に配設されており、CG分、時輪列26,27,
CG2/100秒輪列25の組込み後に回路支持台に容
易に搭載できるようになつている。
さらに、CG機構のレバー類を押えるCG押エ4
9は各スイツチバネ部49d,49f、各レバー
戻しバネ部49b,49c、復針伝エレバー78
の位置規制する躍制バネ部49aを有し、且つ、
電池89を保持する電池押エ49gと電池89の
側圧部で電気的接続をとる電池リード部49hを
一体で形成しており多目的用途に使用されている
押えである。
又、アラーム構造については、リユーズ9と巻
真90等に設けられているリユーズ位置選択スイ
ツチ、リユーズ回転方向と数の選択スイツチ、
又、アラームON/OFFボタン10とスイツチ巻
真107に設けられたON/OFFスイツチが地板
40と回路基板47との間に設けられており、そ
のスイツチ信号により、目安時刻と通常時、及び
目安時刻の設定等を時分モーター20、時分秒輪
列23、時分針1a,1bにより行うようになつ
ている。
〔発明の効果〕
以上の実施例から明らかなように、本発明によ
れば、秒針モーター1個で、通常秒表示とクロノ
グラフの秒、分、時の表示を行うことが可能であ
り、モーター数を減らすと共に、クロノグラフ復
針機構を、回転トルクの少ない秒車では、電気的
に行う事により機械的構造を簡素化して、秒車よ
り減速された回転トルクの大きい分、時クロノグ
ラフ車は、機械的に行うことにより、比較的簡単
な戻し構造にて復針させることができる。さらに
クロノグラフ分、時針は、秒車よりの1秒ステツ
プ運針で輪列を介して回転を伝達しているため
に、使用者が切分に対して良く見なれたアナログ
的に読みとることが可能である。
又、秒表示が通常時刻の場合でも、クロノグラ
フ時刻表示の場合でも同一の時計中心に配置され
ているため、スポーツ等に使用する場合でも通常
時刻の秒表示が非常に見易く使用することができ
る。
又、クロノグラフ分、時針のみを機械的戻し機
構により復針させることができるクロノグラフ機
構のレバー類は、CG分時輪列、CG2/100秒輪列
と平面的に重なることのないように配設されてい
るため、クロノグラフ機構のレバー類は、比較的
薄い平板状部材等により構成することが可能で加
工しやすくコスト的にも安価なレバー類となつて
おり、さらには、組込み時の輪列群との重なりが
少ないために、容易に組付けることができ組立工
数の低減が可能となつて低コストの時計を得るこ
とができる。
又、従来のクロノグラフ付電子時計においてし
ばしば問題となつていたクロノグラフ指針輪列と
クロノグラフ機構のレバー類の平面的重なりによ
る時計ムーブメントの薄型化の遅延は、本発明に
よれば解消でき、近年の指針表示式電子時計の薄
型化傾向と歩調を合わせることができデザイン的
にスリムな時計が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、指針表示式クロノグラフ付電子時計
の外観平面図、第2図は、時計システムの要部ブ
ロツク線図、第3図は、外部操作部材と輪列の関
係を示す要部ブロツク線図、第4図は、外部操作
部材群とスイツチ制御回路、計数回路の関係を示
す要部ブロツク線図、第5図は、本発明による電
子時計の内観を示す要部平面図、第6図は、時計
ムーブメントをケーシングしたときの要部断面
図、第7図は、CG分、時輪列及び戻し機構を示
す要部断面図、第8図は、CG2/100秒輪列の要部
断面図、第9図は、秒輪列、時、分輪列の要部断
面図、第10図は、クロノグラフ機構のレバー類
を示す要部断面図、第11図は、復針レバーと関
係するスイツチS1部を示す要部断面図である。 1a,1b……通常時分針、2……秒針、3,
4,5……クロノグラフ指針、20,21,22
……モーター、25……クロノグラフ2/100秒輪
列、26……クロノグラフ分輪列、27……クロ
ノグラフ時輪列、40……地板、41,42,4
3……受、70……秒車、72……時クロノグラ
フ車、73……分クロノグラフ車、78……復針
伝エレバー、79,80……ハートカム、88…
…クロノグラフ2/100秒車、89……電池、90
……巻真。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準発振器、分周器、モーター駆動回路、複
    数のモーター、地板、通常時刻を表示するための
    通常時刻歯車から成る通常時刻輪列、クロノグラ
    フ時刻を表示するためのクロノグラフ車から成る
    クロノグラフ輪列、各輪列を支持するための受部
    材、巻真軸等の外部操作部材、電池、前記分周器
    の信号により時刻情報を計時する計数回路を有
    し、前記外部操作部材で前記計数回路とモーター
    駆動回路を制御することにより通常時刻とクロノ
    グラフ時刻を表示するムーブメントを備えた電子
    時計において、 前記通常時刻輪列は前記地板と前記受部材の間
    に配置されると共に、前記クロノグラフ輪列は該
    受部材を境に通常時刻輪列とは反対側に配置して
    おり、前記巻真軸はその軸方向がムーブメント外
    周から中心に向つて配置され、該ムーブメントの
    中心には、前記通常時刻歯車が配置されるととも
    に、該通常時刻歯車を挟んで前記巻真軸とは反対
    側に位置し、且つ前記巻真軸の延長線上の位置に
    は第1のクロノグラフ車を配置し、該ムーブメン
    トの中心を頂点にして該第1のクロノグラフ車の
    配設位置から左右に120度回転した位置にはそれ
    ぞれ第2のクロノグラフ車と第3のクロノグラフ
    車とを配置してなり、さらに第1のクロノグラフ
    車と第2のクロノグラフ車との間の領域には、第
    1、第2クロノグラフ車を駆動するための前記モ
    ーターを配置するとともに、第1のクロノグラフ
    車と第3のクロノグラフ車との間の領域には、前
    記電池を配置したことを特徴とするクロノグラフ
    付電子時計。
JP20538384A 1984-09-26 1984-09-29 クロノグラフ付電子時計 Granted JPS6183991A (ja)

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GB08523699A GB2166570B (en) 1984-09-26 1985-09-25 Electronic timepiece with a chronograph system
DE19853534204 DE3534204A1 (de) 1984-09-26 1985-09-25 Elektronische uhr mit stoppeinrichtung
US06/780,024 US4623261A (en) 1984-09-26 1985-09-25 Electronic timepiece with a chronograph system

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