JPH0367716A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents

車両のサスペンション装置

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JPH0367716A
JPH0367716A JP20445189A JP20445189A JPH0367716A JP H0367716 A JPH0367716 A JP H0367716A JP 20445189 A JP20445189 A JP 20445189A JP 20445189 A JP20445189 A JP 20445189A JP H0367716 A JPH0367716 A JP H0367716A
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JP
Japan
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vehicle
vehicle height
control
hydraulic
level
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Pending
Application number
JP20445189A
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English (en)
Inventor
Shoichi Kamimura
上村 昭一
Shin Takehara
伸 竹原
Toshiki Morita
俊樹 森田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の車輪と車体間に介設された流体シリン
ダに流体を給排制御することにより車高を可変調節可能
な車両のサスペンション装置に関する。
[従来技術及びその課題] 従来より、車両のサスベンジ、ン装置として車高を可変
調節可能なものがある。この車高調整を可能とする構成
は、オイルダンパー(シ、−/クアブソーノリの上部に
形成されたエアチャンバー内に、エアやオイルを供給乃
至排出するものが一般的である。
このように車高調整可能とすることによって、車高を高
くして悪路での走破性を高めることができると共に、高
速走行時には車高を低くすることにより高速安定性を得
ることができる。
一方、近時、各車輪と車体の間に流体シリンダ装置を架
設し、種々検知手段からの検知信号により把握された車
両の運転状態に基づいてこの流体シリンダ装置に対して
作動流体を給排制御することにより、良好な乗り心地及
び走行安定性を得るようにした所謂アクティブサスと呼
ばれる能動型サスベンジ璽ン(以下アクティブサスと略
す)が提案されている。(特開昭63−130418号
公報等参照) アクティブサスは、車両の状態を検知可能な種々検知手
段からの入力情報に基づき、制御装置が予め定められた
制御プログラムに従って流体シリンダ装置への流体の給
排制御を行なうよう構成されるが、この流体の給排制御
パターンを変更することによってそのサスペンション特
性を適宜に変更することができ、これによって乗り心地
重視又は走行安定性重視の任意のサスペンション特性を
設定することができる。尚、究極的には、車輪の変位に
拘らず車体を常に安定的水平状態に保持させることが理
悲であろう。
このようなアクティブサスに於ては、車高は予め設定さ
れた目標車高に保持するように制御されるものであり、
この目標車高の設定を変更することにより任意の車高調
整が可能となるものである。
ところで、上記の如きアクティブサスを含めた車高調整
可能な車両に於て、車高が高い状態に設定されていては
トランク内への荷物の積み下しに不便であり、その際に
は車高を下げたいという要求があった。
[発明の目的] 本発明は、上記の如き事情に鑑み、トランク内への荷物
の積み下しの際には車高を下げることのできる車両のサ
スペンション装置の提供、を目的とする。
[発明の構#t、] このため、本発明に係る車両のサスペンション装置は、
車高可変y4節の為の切換スイッチをトランクルーム内
に設けたものである。
このように構成することにより、車高が高い状態に設定
されていた場合でも、トランク内への荷物の積み下しの
際には当該切換スイッチを操作することによって車高を
下げることができ、トランク内への荷物の積み下しか極
めて楽に行なえるものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る車両のサスペンション装置の一
実施例を適用した車両全体の側面図相当の概略構成図で
ある0図は車体の一方側(左側)のみが示されているが
、他方側も同様に構成されているものである。
図に於て、車体1と車輪2・・・(前輪2F。
2F又は後輪2R,2R)との間には、夫々流体シリン
ダ装置である油圧シリンダ3・・・が架設されている。
各油圧シリンダ3は、所謂単動形操作シリンダであり、
シリンダチューブ3a内に嵌挿されたピストン3bによ
り油圧室3Cが画成されると共に、各ピストン3bに連
結されたピストンロー2ド3dの上端部は車体1に連結
され、又、各シリンダチューブ3aは車輪2・・・に連
結されているものである。
各油圧シリンダ3・・・の油圧室3Cは、夫々連通路4
を介して気体バネであるガスばね装置5・・・と連通し
ている。
ガスばね装置5は、ダイヤフラム5aによりガス室5b
と油室5Cとに分割されて構成されている複数のガスば
ねを備え、これらガスばねの油室5cが連通路4.ピス
トン3bを介して油圧シリンダ3・・・の油圧室3Cと
連通しているものであ各油圧シリンダ3・・・には、流
路lOを介して油圧ポンプ6が接続されており、該油圧
ポンプ6から作動油が供給されるようになっている。
各油圧シリンダ3・・・に接続される流路10には、油
圧シリンダ3・・・に供給乃至排出される作動油の流量
を制御する比例流量制御弁7・・・が夫々設けられてい
る。
油圧ポンプ6には、該油圧ポンプ6からの作動油の吐出
圧を検出する吐出圧力計21が設けられ、又、各油圧シ
リンダ3・・・には、その油圧室3C内の油圧を検出す
る油圧センサ22・・・が夫々設けられている。
更に、各油圧シリンダ3・・・のシリンダストローク量
を検出して、各車輪2・・・に対する車体lの上下方向
の変位即ち車高変位を検出する車高変位センサ23・・
・が設けられると共に、車両1の上下方向の加速度即ち
車輪2・・・のバネ上の上下方向の加速度を検出する上
下加速度センサ24・・・が、車両lの略水平面上で両
前輪2F、2Fの上方に各々−個づつ及び両後輪2R,
2Rの車体幅方向の中央部に一個合計三箇所に設けられ
、又、舵角センサ25及び車速センサ26が夫々設けら
れている。
上記各センサ(即ち、吐出圧力計21.油圧センサ22
・・・、車高変位センサ23・・・、上下加速度センサ
24・・・、舵角センサ25及び車速センサ26)によ
る検出信号は、CPUを備えたコントロールユニット2
0に入力され、該コントロールユニット20は、これら
検出信号に基づいて所定のプログラムに従って演算を行
ない、流量制御弁7・・・を制御して各油圧シリンダ3
・・・へ供給される油圧を変化させることにより車両が
常に安定状態となるよう制御する。(サスベンジ1ン特
性を可変制御する) 又、コントロールユニット20には、ダツシュボードに
備えられたモード切換スイッチ31.及びダツシュボー
ドとトランクルーム内の三箇所に備えられた車高選択ス
イッチ30F、3ORからの車高選択情報が入力される
ようになっている。
モード切換スイー2チ31は、詳細は後述する乗り心地
重視のノーマルモードと、操縦性を優先した逆ロールモ
ードを任意に選択する為のセレクトスイッチである。車
高選択スイッチ30F。
30Rは、目標車高を、標準であるrノーマル」を中心
としてそれより所定量高いrハイ」 、及び所定量低い
「ロー」の三段階の中から任意に選択設定する為のもの
であり、コントロールユニット20はこの車高選択スイ
ッチ30F、3ORにより選択設定された車高(目標車
高)を維持すべく制御するものである。
第2図は、油圧ポンプ6から油圧シリンダ3・・・への
作動油の供給乃至排出する油圧回路の回路図である。
図示回路図では、後述するメインアキュムレータ11よ
り先は一車輪に対する回路を示しており、このような回
路が全ての車輪2・・・に対して並列に構成されている
ものである。
油圧ポンプ6は、可変容量形のポンプであって駆動源で
ある車両のエンジンIEによって駆動され、該油圧ポン
プ6からの圧油は、供給流路lOを介して流量制御弁7
に至り、コントロールユニット20によって制御される
該流量制御弁7によって油圧シリンダ3へ供給され又は
排出流路12を介して排出されるものである。
流量制御弁7は、ポートを閉じる閉位置と、ボートを開
く開位置とに切り替え可能且つ開位置での油圧を所定値
に保持可能な差圧弁を内蔵した2ポ一ト2位置である二
つのサーボバルブ71゜72を、供給流路10にその開
方向を油圧シリンダ3への供給側として設けると共に、
供給流路10の該バルブ71より上流側で分岐されてリ
ザーブタンクITに戻る排出流路12に、開方向を排出
側として設けて構成したものである。
供給流路10には、流量制御弁7に至る途中に蓄圧の為
のメインアキュムレータ11が備えられると共に、該メ
インアキュムレータ11の上流側で2ポ一ト2位置の開
閉バルブであるフェールセイフバルブ9を介したバイパ
ス流路14が排出流路12と接続されている。
フェールセイフバルブ9は、故障時に開位置に切り替え
られてメインアキュムレータ11内(7)蓄油をバイパ
ス流路14を介してリザーブタンクITに戻す為のもの
である。
又、供給側のパルプ71と油圧シリンダ3との間の供給
流路lOには、パイロ−2ト圧応動形のチエツク弁10
Aが介設されている。該チエツク弁10Aは、パイロ−
2トライン13によって流量制御弁7の上流側の供給流
路10に於る油圧がパイロット圧として導入され、この
パイロット圧が所定圧以下の時閉じるようになっている
。即ち、流量制御弁7の上流側の圧力(メイン圧)が所
定圧以上の時にのみ、油圧シリンダ3への作動油の供給
乃至排出が可能となるようになっているものである。1
3Aは、パイロットライン13に設けられたオリフィス
であり、上記フェールセイフバルブ9の開作動時にチエ
−2り弁10Aが閉じるのを遅延させる機能を有する。
尚、前述の各車輪への図示しない供給流路は、メインア
キュムレータ11の下流側の供給流路lOから分岐する
ようになっており、以下各車輪毎に同様の回路が並列に
構成されているものである。
排出流路12のパルプ72の下流側に設けられたアキュ
ムレータ12Aは、当該バルブ72開時ニ於ルウオータ
ハンマを防止する為のものである。
図中27は、リザーブタンクITの油量を検知する液面
センサであり、この検知信号もコントロールユニッ)2
0に入力されるようになっている。
第3図(A)、、(B)は、コントロールユニット20
内のサスペンション特性制御装置のブロックダイアグラ
ムである。尚、以下の説明で用いる符号rFJは前輪を
、 「Rは」後輪を、rFRJは右前輪を、rFLJは
左前輪を、rRRJは右後輪を、rRLJは左後輪を、
夫々意味するものである。
図に於て、本実施例に係るコントロールユニット20内
に設けられたサスペンション特性制御装置は、各車輪2
・・・の車高変位センサ23・・・からの車高変位信号
X (XFR、XFL 、 XRR、XIIL) ニ基
づいて、車高を目標車高に制御する制御系Aと。
車高変位信号X・・・を微分して得られる車高変位速度
信号Y (YFR,YFL、 YRR,YRL)に基づ
いて車高変位速度を制御する制御系Bと、三個の上下加
速度センサ24・・・からの上下加速度信号G (GF
R,GFLI GR)に基づいて車体の上下振動の低減
を図る制御系Cと、各車輪2・・・の油圧センサ22・
・・からの油圧信号P (PFR,PFL。
P**、P*t)に基づいて車体のねじれを演算し、こ
れを制御する制御系D、とにより構成されている。
制御系Aには、左右の前輪2FL、2FHの車高変位変
位センサ23FL、23FHの出力XFR,XFLを加
算すると共に、左右の後輪2RL 、2RRの車高変位
センサ23RL。
23RRの出力X**、X*tを加算して車両1のバウ
ンス成分を演算するバウンス成分演算部50゜左右の前
輪2FL、2FHの車高変位センサ23FL、23FR
(7)出力X FR、X FL(7)加算値から左右の
後輪2RL、2RRの車高変位センサ23RL、23R
R(7)出力X**、X*t(7)加算値を減算して車
両lのピッチ成分を演算するピッチ成分演算部51.左
右の前輪2FL、2FHの車高変位センサ23FL、2
3FRの出力XFR,XFLの差分XFR−XrLト、
左右の後輪2RL 。
2RRの車高変位センサ23RL、23RRの出力X 
R11、X RL(7)差分X RR−X II Lと
を加算して車両のロール成分を演算するロール成分演算
部52、を備えている。
又、制御系Aは、バウンス成分演算部50で演算された
車両のバウンス成分及び目標平均車高T)lが入力され
、ゲインKBIに基づいてバウンス制御に於る各車輪2
・・・の油圧シリンダ3・・・への作動油供給量を演算
するバウンス制御部53.ピッチ成分演算部51で演算
された車両のピッチ成分が入力され、ゲインKplに基
づいてピッチ制御に於る各車輪2・・・の油圧シリンダ
3・・・への作動油供給量を演算するピッチ#I御郁5
4、及び目標ロール変位量T11が入力され、ゲインK
RFI  、 KRRIに基づいて目標ロール変位量T
Rに対応する車高になるようロール制御に於る各車輪2
・・・の油圧シリンダ3・・・への作動油供給量を演算
するロール制御部55を備えている。
こうして、バウンス制御部53.ピッチ制W部54及び
ロール制御部55で演算された各制御量は、各車輪2・
・・毎にその正負が反転され、即ち車高変位センサ23
・・・で検出された車高変位信号X・・・とはその正負
が反対になるよう反転され、その後、各車輪2・・・に
対するバウンス、ピッチ及びロールの各制御量が各々加
算され、制御系Aに於る各車輪2・・・の比例流量制御
弁7・・・への流量信号QFRI  y QFLI  
+ QRRI  、 GR口が得られる。
尚、各車高変位センサ23・・・とバウンス成分演算部
50.ピッチ成分演算部51及びロール成分演算部52
との間には、夫々不感帯器60・・・が設けられており
、車高変位センサ23・・・からの車高変位信号X (
XFR、XFL 、 XRR、XRL) カ予メa足さ
れた不感帯域X)I・・・を越えた場合のみこれらの車
高変位信号X・・・をバウンス成分演算部50゜ピッチ
成分演算部51及びロール成分演算部52に出力するよ
うになっている。
制御系Bは、車高変位センサ23・・・から入力される
車高変位信号X (XFR,XFL、 XRR,XRL
)を微分し、次式に従って車高変位信号Y(YFRIY
FL、 YRR,YRL)を演算する微分器56・・・
を有している。
y=  (xi −Xn−+ )/T ここで、Xnは時刻tの車高変位量、Xn−+は時刻t
−lの車高変位量、Tはサンプリング時間である。
更に、制御系Bは、左右の前輪2FL。
ZFR側の車高変位速度信号VFR,YFLの加算値か
ら左右の後輪2RL、ZRR側の車高変位速度信号YR
11,YRLの加算値を減算して、車両1のピッチ成分
を演算するピッチ成分演算部57A、及び左右の前輪2
FL、ZFR側の車高変位速度信号YFR,YFLの差
分YFR−YFLと左右の後輪2RL、ZRR側の車高
変位速度信号YRR,YRLの差分YRR−YRLを加
算して車両lのロール成分を演算するロール成分演算部
57Bとを備えている。
こうして、ピッチ成分演算部57Aで演算算出されたピ
ッチ成分は、ピッチ制御部58に入力され、ゲインKP
2に基づいてピッチ制御に於る各比例流量制御弁7・・
・への流量制御が演算され、又、ロール成分演算部57
Bで演算算出されたビー、チ成分はロール制御部59に
入力され、ゲインKRF2 、 XRR2に基づいてロ
ール制御に於る各比例流量制御弁7・・・への流量制御
量が演算される。
更に、ピッチ制御部58及びロール制御部59で演算さ
れた各制御量は各車輪2・・・毎にその正負が反転され
、即ち微分器46・・・で演算された車高変位速度信号
Y・・・とはその正負が反対になるように反転され、そ
の後、各車輪2・・・に対するピッチ及びロールの各制
御量が夫々加算され、制御系Bに於る各車輪2・・・の
比例流量制御弁7・・・への流量信号GFR2、GEL
2 、 QRR2、QRL2が得られる。
制御系Cは、上下加速度センサ24・・・(24F^、
24FL、24R)の出力GFR,GFL。
GRを加算し、車両のバウンス成分を演算するバウンス
成分演算部70と、左右の前輪2FL。
2FHの上方に取付けられた上下加速度センサ24FL
 、24FHの出力の172の和(GFR+GFL)/
2から左右の後輪2RL 、2RRの車幅方向中央部に
設けられた上下加速度センサ24Rの出力を減算して車
両のピッチ成分を演算するピッチ成分演算部71と、右
前輪2FHの上下加速度センサ24FMの出力から左前
輪2FLの上下加速度センサ24FLの出力を減算して
車両のロール成分を演算するロール成分演算部72と、
バウンス成分演算部70により演算されたバウンス成分
の演算値が入力され、ゲインKB3に基づいてバウンス
制御に於る各比例流量制御弁7・・・への作動油の制御
量を演算するバウンス制御部73と、ピッチ成分演算部
71により演算されたピッチ成分の演算値が入力され、
ゲインKP3に基づいてピッチ制御に於る比例流量制御
弁7・・・への作動油の制御量を演算するピッチ制御部
74.及びロール成分演算部72により演算されたピッ
チ成分の演算値が入力され、ゲインKRF31に^R3
に基づいてロール制御に於る比例流量制御弁7・・・へ
の作動油の制御量を演算するロール制御部75により構
成されている。
このようにして、バウンス制御部73.ピッチ制御部7
4及びロール制御部75により演算算出された制v4I
ILは、各車輪2・・・毎にその正負が反転され、その
後、各車輪2・・・に対するバウンス。
ピッチ及びロールの各制御量が加算され、制御系Cより
出力される各比例流量制御弁7・・・への流量信号Q+
113 、 GEL3 + QR113、Qれ3が得ら
れる。
尚、上下加速度センサ24・・・とバウンス成分演算部
70.ピッチ成分演算部71及びロール成分演算部72
との間には、不感帯器90が夫々設けられ、上下加速度
センサ24・・・から出力される上下加速度信号G (
GFR,GEL、 GR)が予め設定された不感帯域x
6・・・を越えた時にのみ、これらの上下加速度信号G
・・・をバウンス成分演算部70.ピッチ成分演算部7
1及びロール成分演算部72に出力するようになってい
る。
制御系りは、左右の前輪2FL、2FHの油圧シリンダ
3FL、3FHの油圧センサ22FL。
22FRの油圧検出信号PFR,PFLが入力され、左
右の前輪2FL、2FHの油圧シリンダ3・・・の油圧
室3Cの油圧の差PFII−Prtとこれらの加算値P
 FR+ P FLとの比Pfを、Pt = (PFR
−PFL) / (PFR+Pn)として演算し、この
油圧比Pfがしきい値油圧比ωLに対して一ωL <P
f <ωLである場合には、演算された液圧比Pfをそ
のまま出力し、他方、Pt<−ω(又はPt>ωLであ
る場合には、しきい値液圧比−ωL又はωLを出力する
前輪側液圧比演算部101.及び、同様に左右の後輪2
RL、2RHの油圧シリンダ3RL 。
3RRの油圧センサ22RL、22RRから油圧検出信
号PR代、PRLが入力され、左右の後輪2RL 、2
RRの油圧シリンダ3RL 、3RRの油圧室3Cの油
圧の差PRR−Piとこれらの加算値P *** P机
との比Prを、 Pr = (PIIR−PRL) / (PRR+PR
L)として演算する後輪側液圧比演算部102とを有し
、後輪2RL 、ZRR側の油圧の比PrをゲインωF
に基づき、所定倍した後、これを前輪2FL、ZFR側
の油圧の比Prから減算するウォーブ制御部100を備
え、該ウォーブ制御部lOOの出力をゲインω^を用い
て所定倍し、その後、前輪2FL、2FR側ではゲイン
ωCを用いて所定倍し、更に、各車輪2・・・に対する
作動油の供給制御量が左右の車輪2・・・間で正負反対
になるように一方を反転させ、制御系りに於る各比例流
量制御弁7・・・への流量信号QFR4、QFLl 。
QRRJ + QRL4が得られる・ 以上のようにして得られた各制御系に於る各比例流量制
御弁への流量信号(QFRI 、QFLl 。
QRRI  、 QRLI  、 QFR2+ QFL
2  、 QRR2。
QRL2  + QFR3、QFL3 * 9代R3、
QRL3 +QFl14 + QFLl * QRRI
 、 QRL4 )は、各車輪2 (2FR,2FL 
、2RL 、2RR)毎に加算され、最終的な各比例制
御弁へのトータル流量信号QFR,QFL、QRR,Q
RLが得られる。
表1は、コントロールユニット20に記憶されている各
制御系A、B、C,Dに於て用いられる前述の制御ゲイ
ンのマツプの一例を示すものであり、運転状態に応じて
七つのモードが設定されている。
表1 (L=リットル/分) 以下余白 表1に於て、モード1はエンジン停止後所定時間(実施
例では60秒間)に於る各制御ゲインの値、モード2は
イグニッションスイッチがオンされてはいるが車両は停
止され、車速がrOJの状態に於る各制御ゲインの値、
モード3は車両の横方向の加速度Gが0.1以下の直進
状態に於る各制御ゲインの値、モード4はGが0.1を
超え0.3以下の緩旋回状態に於る各制御ゲインの値、
モード5はGが0.1を超え0.3以下の中旋回状態に
於る各制御ゲインの値、モード6はGが0.5を超えた
急旋回状態に於る各制御ゲインの値、を夫々示している
。モード7は、モード切換スイッチ31により逆ロール
モードが選択された時に、車両の横方向加速度Gが0.
1を超え0.3以下の緩旋回状態に於てモード4に代わ
って選択される制御ゲインを示し、車速が120km/
h以上になると、当該逆ロールモードが選択されていて
も自動的にモード4に切り換えられるようになっている
表1中、Q MAXは各車輪2・・・の比例流量制御弁
7・・・に供給される最大流量制御量を、 PMAXは
油圧シリンダ3・・・の油圧室3c内の最大圧力を、又
、P旧Nは油圧シリンダ3・・・の油圧室3c内の最小
圧力を夫々示している。PNAXは油圧シリンダ3・・
・の油圧室3Cから作動油が7キユムレータ11に逆流
することがないよう、又、P MINは油圧シリンダ3
・・・の油圧室3Cの圧力が過度に低下することにより
ガスばね装置5・・・が伸びきって破損することがない
ように夫々設定されているものである。更に、THは目
標平均車高であり、表中の数値「O」は車高選択スイッ
チ30F。
30Rにより選択設定された目標車高からの変位量を表
し、即ち、全く変位しないことを制御目標とすることを
示しているものである。
尚、表中矢印で示す欄は、その矢印が指し示すa値と同
一の値に制御ゲインが設定されていることを示している
表1に於ては、モード7を除いてモード番号が大きくな
るほど走行安定性を重視したサスペンション制御が威さ
れるように各制御ゲインが設定されている。
コントロールユニット20は、運転状態に応じてモード
を1〜6の中からを選択し、各制御ゲインを表1に示さ
れる値に設定してサスペンション制御を行なう、又、モ
ード切換スイッチ31により逆ロールモードが選択され
た時には、前述の如く、車両の横方向加速度Gが0.1
を超え0゜3以下の緩旋回状態に於てモード4に代わっ
てモード7が選択されるものである。
ここで、コントロールユニット20による車高変更に係
る制御を、第4図のフローチャートにより説明する。尚
、第4図中では車高選択スイッチ30F、30Rを夫々
5W(F)、(R)と記しである。
まず、エンジンが作動中であるかどうか判定し、エンジ
ンが作動中でない時に車高選択スイッチ30F、30R
が操作された場合には、表示装置によりエンジン始動を
要求すると共に両スイッチ30F、3ORからの信号に
対して不感とする(キャンセルする)、即ち、本実施例
のサスベンジ、ン装置は油圧ポンプ6がエンジン始動に
より駆動される構成である為、制御作動に必要な油圧を
得る為にエンジン始動を要求するものである。
エンジンが作動中であれば、次に車速センサ26の信号
から車速が10km/h以下かどうか判定し、車速が1
0km/h以下であって車高選択スイッチ30F、30
Rが操作された場合には、その操作されたスイッチがダ
ツシュボードに備えられた車高選択スイッチ30Fか、
又は、トランクルーム内に備えられた車高選択スイッチ
30Rのどちらであるかを判定する。
ここで、ダツシュボードに備えられた車高選択スイッチ
30Fにより操作されたものであれば、作動油の最大流
量Q NAXを5交/引nとして車高調節を行ない、ト
ランクルーム内に備えられた車高選択スイッチ30Hに
より操作されたものである時は、最大流量QM^Xを3
文/winとして車高調節を行なうものである。即ち、
車速101v/b以下でダツシュボードに備えられた車
高選択スイッチ30Fが操作された場合にはトランク内
の荷物の積み下しの意志があるか又は別人が既に積み下
しを行なっている場合もあるとして比較的ゆっくりした
速度で車高を調節すると共に、トランクルーム内に備え
られた車高選択スイッチ3ORが操作された時は、確実
にトランクルーム内で作業を行なっていることから極め
てゆっくりした速度で車高を調節するものである。
車速が10に+*/h以上である場合には、トランクル
ーム内に備えられた車高選択スイッチ30Rをキャンセ
ルすると共に、ダツシュボードに備えられた車高選択ス
イッチ30Fが操作された場合の最大流量QNAXを通
常流量である18Juminとして車高調節を行なうよ
う設定する。更に、車速が80 km/h以上の場合に
は、自動的に車高をrロー」に設定すると共にダツシュ
ボードに備えられた車高選択スイッチ30Fもキャンセ
ルするものである。
即ち、車速が10km/h以上で車高選択スイッチ30
Rが操作されることは基本的に考えられず、もし操作さ
れたとすれば積荷の移動による当接等の誤操作であるこ
とが予想されることから当該スイッチ3ORをキャンセ
ルするものであり、又、車速10に■/h以上の走行時
に於る車高調節は極力短時間で終了することが望ましい
ことから通常流量で作動させるものである。更に、車速
80km/h以上の高速走行時には、走行安定性を高め
る為に車高を自動的にrロー」としてダツシュボードに
備えられた車高選択スイー、チ30Fをもキャンセルす
るものである。
尚、上記実施例では、車速センサ26からの信号により
車高選択スイッチ30F、30Rの切換制御を行なうよ
うに構成したが、これに限るものではなく、例えばトラ
ンクの開閉を検知可能な検知手段を設け、該検知手段か
らの信号に基いてトランクが開いている時以外はトラン
クルーム内に備えられた車高選択スイー、チ30Rの信
号をキャンセルするよう構成しても良いものである。
又、トランクルーム内に備えられた車高選択スイッチ3
ORの操作に係る車高調節は、通常の車高調節即ち全車
輪に対して行なって良いものであるが、後車輪のみとす
る構成としても良いものである。
[発明の効果] 上記の如き、本発明に係る車両のサスペンション装置に
よれば、トランク内への荷物の積み下しの際に車高を操
作することができ、作業性を良好に威し得るものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した車両全体の側面図
相当の概略構成図、第2図は油圧回路の回路図、第3図
(A)、(B)はサスペンション特性制御装置のブロッ
クダイ7グラム、第4図は制御フローチャートである。 1・・・車体 2・・・車輪 3・・・油圧シリンダ(流体シリンダ)20・・・コン
トロールユニツ) (ftJJ11手段)(車高可変調
節の為の切換スイッチノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両の車輪と車体間に介設された流体シリンダに流体を
    給排制御することにより車高を可変調節可能なサスペン
    ション装置に於て、 前記車高可変調節の為の切換スイッチをトランクルーム
    内に設けたこと、を特徴とする車両のサスペンション装
    置。
JP20445189A 1989-08-07 1989-08-07 車両のサスペンション装置 Pending JPH0367716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062527A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Toyota Motor Corp 車高調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007062527A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Toyota Motor Corp 車高調整装置

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