JP6478783B2 - Fax機能を備えた装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

Fax機能を備えた装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、受信したFAXデータの印刷制御技術に関する。
特許文献1には、予め登録した特定の相手以外から受信したFAXデータについては装置内のメモリに蓄積せずに印刷出力すると共に、当該特定の相手から受信したFAXデータについてはメモリに蓄積し、その内容を確認可能なファクシミリ装置が開示されている。この構成によれば、記録紙とメモリの無駄な利用を抑えることができ、さらに、当該特定の相手からのFAXデータについても必要に応じて印刷出力することができる。
特開2011−71575号公報
特許文献1の方法では、予め登録した特定の相手(特定のFAX番号)から受信したFAXデータについては装置内のメモリに保存して、印刷出力は行なわないようにすることで、記録紙への無駄な印刷を抑制している。しかしながら、この方法の場合、印刷出力を行う必要のないFAX番号をユーザは1つずつ登録しなければならず、印刷出力を要しない迷惑FAX等の送信元の数が増えるほど登録に手間が掛かるという問題がある。
本発明に係るFAX機能を備えた装置は、1つ以上の特定のFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう前記1つ以上の特定のFAX番号を設定可能な第1の設定と、アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう設定可能な第2の設定とを行なうユーザインタフェースと、前記第1及び第2の設定に従って、受信FAXデータの印刷出力を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記アドレス帳に存在しないFAX番号と前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号とのうちの少なくともいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記アドレス帳に存在しないFAX番号と前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号とのうちのいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御し、前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、印刷出力を要しない受信FAXについて、送信元のFAX番号に基づく印刷制御の設定を容易に行うことができる。
FAXデータ管理システムの構成例を示す図である。 MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 ファイルサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 MFPにおける、受信FAXデータの印刷及びファイルサーバへの格納に関わる機能のソフトウェア構成の一例を示す図である。 受信したFAXデータを印刷及びファイルサーバに転送するための設定処理の流れを示すフローチャートである。 ステータス表示画面の一例を示す図である。 設定項目の選択画面の一例を示す図である。 受信ファクスの出力設定画面の一例を示す図である。 ファイルサーバ設定画面の一例を示す図である。 ファイル名設定画面の一例を示す図である。 図11は、フォルダパス設定画面の一例を示す図である。 テスト送信画面の一例を示す図である。 迷惑FAXの設定画面の一例を示す図である。 迷惑宛先の登録画面の一例を示す図である。 迷惑宛先の登録解除画面の一例を示す図である。 転送/印刷設定として設定される内容の一例を示す図である。 アドレス帳の登録内容の一例を示す図である。 受信したFAXデータをファイルサーバに転送するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 第2転送部における印刷制御処理の詳細を示すフローチャートである。 第2転送部におけるファイル名作成処理の詳細を示すフローチャートである。 第2転送部におけるフォルダパス作成処理の詳細を示すフローチャートである。 印刷不要リストの一例を示す図である。 変形例に係る、迷惑FAXの設定画面の一例を示す図である。 変形例に係る、転送/印刷設定として設定される内容の一例を示す図である。 変形例に係る、第2転送部における印刷制御処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施例1]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施例に係る、FAXデータ管理システムの構成例を示す図である。図1に示すFAXデータ管理システムは、FAX機能やコピー機能といった複数の機能を備えるMFP101と、ファイルサーバ102とが、LAN100を介して互いに通信可能に接続されている。本実施例では、MFP101とファイルサーバ102とでFAXデータ管理システムを構成しているが、ファイルサーバ102の機能をMFP101が併有する構成であってもよい。
MFP101は、PSTN(Public Switched Telephone Networks)110に接続され、図示しないファクシミリ装置との間で画像データをファクシミリ通信することができる。
図2は、MFP101のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU211を含む制御部210は、MFP101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212に記憶された制御プログラムを読み出して、読取/印刷/通信などの各種制御を行う。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。なお、MFP101は、1つのCPU211が1つのメモリ(RAM213またはHDD214)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、複数のCPUや複数のRAMまたはHDDを協働させて実行するようにしてもよい。
HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する。操作部I/F215は、操作部220と制御部210を接続するインタフェースである。操作部220には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やボタンボードなどが備えられており、ユーザによる操作/入力/指示を受け付ける受付手段としての役割を担う。
プリンタI/F216は、プリンタ221と制御部210を接続するインタフェースである。プリンタ221で印刷される画像データはプリンタI/F216を介して制御部210から転送され、プリンタ221により記録媒体上に印刷される。
スキャナI/F217は、スキャナ222と制御部210を接続するインタフェースである。スキャナ222は、不図示の原稿台等にセットされた原稿の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。MFP101は、スキャナ222で生成された画像データをファイル送信またはメール送信することができる。
モデムI/F218は、モデム223と制御部210を接続するインタフェースである。モデム223は、不図示のファクシミリ装置との間における画像データのファクシミリ通信を実行する。ネットワークI/F219は、制御部210(MFP101)をLAN100に接続するインタフェースである。MFP101は、ネットワークI/F219を用いてLAN100上の外部装置(ファイルサーバ102など)に画像データや情報を送信したり、各種情報を受信したりする。
図3は、ファイルサーバ102のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU311を含む制御部310は、ファイルサーバ102全体の動作を制御する。CPU311は、ROM312に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データや各種プログラムを記憶する。
ネットワークI/F315は、制御部310(ファイルサーバ102)をLAN100に接続するインタフェースである。ファイルサーバ102は、ネットワークI/F315を用いてLAN100上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
図4は、MFP101が備える機能のうち、受信したFAXデータの印刷及びファイルサーバ102への格納に関わる機能のソフトウェア構成の一例を示す図である。受信したFAXデータの印刷及びファイルサーバ102への格納は、ネイティブ機能部410と追加的な機能部であるFAX転送機能部420の2つの機能部によって実現される。本実施例の場合、ネイティブ機能部410に含まれる各部はMFP101に標準的に備えられたものであるのに対し、FAX転送機能部420に含まれる各部は、MFP101にそのためのアプリケーションが追加的にインストールされることで備えられる。FAX転送機能部420はJava(登録商標)をベースとしたアプリケーションによって実現され、MFP101への機能追加を容易に実現できる。なお、MFP101には図示しない他のアプリケーションがさらにインストールされていても良い。
FAX受信部(第1受信部)411は、PSTN110を介して送信された画像データをファクシミリ受信する。FAX受信部411はファクシミリ受信した画像データ(FAXデータ)をPDF形式に変換した後、第1転送部412に渡す。このとき、FAX受信部411は、FAXデータの送信元情報(送信元のFAX番号)と当該FAXデータの受信日時を含む制御ファイルを作成し、FAXデータとともに第1転送部412に渡す。
第1転送部412は、FAX受信部411から受け取ったFAXデータを、予め設定されている条件に従って転送する。FAXデータの転送先としては、印刷部413やファイルサーバ102、LAN100上のPC(不図示)等を設定可能であるが、ここではFAX受信部411が受信したFAXデータは一旦全てFAX転送機能部420に転送するように設定されているものとする。第1転送部412は、FTP(File Transfer Protocol)クライアント機能を有しており、FTPサーバ機能を有する第2受信部422に対してFTPでFAXデータを転送する。なお、FAX受信部411が作成した制御ファイルもFAXデータとともに第2受信部422にFTP転送される。
印刷部413は、第1転送部412から受け取ったFAXデータ等に従って、用紙に画像を形成し出力する。
アドレス帳記憶部414は、MFP101のユーザによって指定された、各送信元の名称とその識別情報であるFAX番号とを対応付けたアドレス情報を、アドレス帳データとして記憶する。アドレス帳記憶部414に格納されるアドレス帳データの詳細については後述する。
第2受信部422は、第1転送部412から内部転送されたFAXデータを受信し、第2転送部421に渡す。第2転送部421は、後述する転送設定に従ってFAXデータをファイルサーバ102に転送(送信)する。ここでの転送は、FTPの他に、SMB(Server Message Block)やWebDAV(Distributed Authoring and Versioning protocol for the WWW)等を使用可能である。また、第2転送部421は、アドレス帳記憶部414にアクセスすることを許可されており、後述する登録名称の取得を行う。
図5は、MFP101が受信したFAXデータを印刷及びファイルサーバ102に転送するための設定処理の流れを示すフローチャートである。この一連の処理は、HDD214に記憶された制御プログラムをRAM213に展開し、これをCPU211が実行することにより実現される。
まず、ステップ501で、操作部220にステータス表示画面が表示される。図6は、ステータス表示画面の一例を示す図である。ステータス表示画面600のステータス表示エリア601には、現在のFAX転送機能部420の動作ステータスを示すメッセージが表示される。図6の例では、FAX転送機能部420が現在正常に動作していることが示されている。例えば、ファイルサーバ102へのFAXデータの転送が失敗したり、FAX転送機能部420が正常に動作しない状態にある場合には、ステータス表示エリア601にその旨を示すメッセージが表示される。なお、ステータス表示画面600内に、ステータス表示エリア601の表示内容を更新するための操作ボタンを更に設けても良い。
ステップ502では、ステータス表示画面600の[設定画面へ]ボタン602が押下されたか否かが判定される。ここでは[設定画面へ]ボタン602が押下されるまで待機し、[設定画面へ]ボタン602が押下されたと判定すると、ステップ503に進む。なお、図6に示すステータス表示画面600には1つのボタン([設定画面へ]ボタン602)のみが設けられているが、例えば後述する各設定画面(例えば図7乃至図10)に直接遷移させるためのボタンが設けられていても良い。
ステップ503では、操作部220に設定項目の選択画面が表示される。図7は、設定項目の選択画面の一例を示す図である。設定項目の選択画面700内の[初期設定]ボタン701は、受信ファクスの出力設定及び転送/印刷設定処理を行うためのボタンである。[エラー時のレポート出力]ボタン702は、エラー時のレポート出力の設定を行うためのボタンである。[迷惑宛先設定]ボタン703は、受信したFAXデータのうち印刷出力しないFAXデータ(例えば、迷惑FAXのデータ)に係るFAX番号の管理設定を行うためのボタンである。[アドレス一括登録]ボタン704は、アドレス帳に対して一括でアドレス登録設定を行うためのボタンである。尚、[エラー時のレポート出力]ボタン702の押下時の処理及び[アドレス一括登録]ボタン704の押下時の処理に関しては、本発明との関連が薄いことから説明を省略する。
ステップ504では、[迷惑宛先設定]ボタン703が押下されたか否かが判定される。[迷惑宛先設定]ボタン703が押下されていない場合は、ステップ505に進み、[迷惑宛先設定]ボタン703が押下されている場合は、ステップ530に進む。ステップ530の迷惑宛先に関する各種設定処理(設定操作)の内容については、項を改めて説明する。
ステップ505では、[初期設定]ボタン701が押下されたか否かが判定される。[初期設定]ボタン701が押下されている場合は、ステップ506に進み、[初期設定]ボタン701が押下されていない場合は、ステップ504に戻る。本実施例では、[迷惑宛先設定]ボタン703もしくは[初期設定]ボタン701が押下されるまで待機するようになっている。例えば、ステータス表示画面600に戻るためのボタンを上述の設定項目の選択画面700に更に設け、当該ボタンの押下の有無を判定するステップをさらに設けてもよい。
ステップ506では、操作部220に受信ファクスの出力設定画面が表示される。図8は、受信ファクスの出力設定画面の一例を示す図である。受信ファクスの出力設定画面800では、チェックボックス801又は802を用いて受信ファクス全体に対する印刷出力制御の指定を行う。尚、チェックボックス801と802とは、排他の関係になっている。チェックボックス801にチェックを入れると、受信したFAXデータを紙として出力するように設定される。ただし、チェックボックス801にチェックを入れた場合であって、受信したFAXデータのFAX番号が後述の印刷不要リストに登録されていれば、紙として出力されることはない。チェックボックス802にチェックを入れると、受信したFAXデータを紙として出力しないように設定される。図8の例では、チェックボックス802にチェックが入っているので、受信したFAXデータを紙出力しない設定になっている。
ステップ507では、受信ファクスの出力設定画面800内の[キャンセル]ボタン803が押下されたか否かが判定される。[キャンセル]ボタン803が押下されている場合は、ステップ501に戻り、ステータス表示画面600が表示される。[キャンセル]ボタン803が押下されていない場合は、ステップ508に進む。
ステップ508では、受信ファクスの出力設定画面800内の[戻る]ボタン804が押下されたか否かが判定される。[戻る]ボタン804が押下されている場合は、ステップ503に戻り、設定項目の選択画面700が表示される。[戻る]ボタン804が押下されていない場合は、ステップ509に進む。
ステップ509では、受信ファクスの出力設定画面800内の[次へ]ボタン805が押下されたか否かが判定される。[次へ]ボタン805が押下されている場合は、ステップ510に進む。[次へ]ボタン805が押下されていない場合は、ステップ507に戻る。
ステップ510では、操作部220にファイルサーバ設定画面が表示される。図9は、ファイルサーバ設定画面の一例を示す図である。MFP101のユーザは、図9に示すファイルサーバ設定画面900を介してファイルサーバ102を特定するための情報及びファイルサーバ102にアクセスするための情報を入力する。具体的には、ホスト名入力欄901には、ファイルサーバ102のホスト名を入力する。フォルダパス入力欄902には、受信したFAXデータの格納先を特定するためのフォルダパスの起点を入力する。ユーザ名入力欄903及びパスワード入力欄904には、ファイルサーバ102にログインするために必要な認証情報(ユーザ名及びパスワード)を入力する。
ステップ511では、ファイルサーバ設定画面900内の[キャンセル]ボタン911が押下されたか否かが判定される。[キャンセル]ボタン911が押下されている場合は、ステップ501に戻り、ステータス表示画面600が表示される。[キャンセル]ボタン911が押下されていない場合は、ステップ512に進み、[次へ]ボタン912が押下されたか否かが判定される。そして、[次へ]ボタン912が押下されている場合は、ステップ513に進む。[次へ]ボタン912が押下されていない場合は、ステップ511に戻る。
ステップ513では、ファイルサーバ設定画面900内の入力欄901乃至904に入力されたファイルサーバ設定の内容がHDD214に保存される。
ステップ514では、操作部220にファイル名設定画面が表示される。図10は、ファイル名設定画面の一例を示す図である。MFP101のユーザは、図10に示すファイル名設定画面1000を介して、ファイルサーバ102に転送するFAXデータに設定するファイル名の設定規則を指定する。FAX転送機能部420によってファイルサーバ102に転送されるFAXデータには、[登録名称]、[FAX番号]、及び[日時]の3種類の情報を組み合わせたファイル名を設定することができる。[登録名称]とは、FAXデータの送信元のFAX番号に対応付けてアドレス帳に予め登録されている名称である。[FAX番号]とは、FAXデータの送信元のFAX番号である。[日時]とは、FAXデータの受信日時である。MFP101のユーザは、操作ボタン1001乃至1003を用いて、上述した3つの種別の情報を区切るためのセパレーター(区切り記号)を選択することができる。操作ボタン1001を押下すると[−](ハイフン)が選択される。操作ボタン1002を押下すると[_](アンダーバー)が選択される。操作ボタン1003を押下すると[ ](スペース)が選択される。図示する例では[_](アンダーバー)が選択されていることが分かる。また、MFP101のユーザは、チェックボックス1013乃至1015を用いて、上述した3種類の情報の並び順を指定することができる。ここで、チェックボックス1013の場合であれば、[登録名称]、[FAX番号]、[日時]の並び順で上記3種類の情報が組み合わされたファイル名が設定されることになる。例えば、登録名称が「ABC商事」、FAX番号が「03-1111-2222」、日時が「2013年01月01日12時15分10秒」である場合、「ABC商事_0311112222_20130101121510.PDF」というファイル名が設定される。同様に、チェックボックス1014の場合であれば、[日時]、[登録名称]、[FAX番号]の並び順で3種類の情報が組み合わされたファイル名が設定されることになる。また、チェックボックス1015の場合であれば、[FAX番号]、[登録名称]、[日時]の並び順で3種類の情報が組み合わされたファイル名が設定されることになる。なお、ここでは全ての並び順を候補としていない(一部の並び順のみを候補としている)が、全ての並び順を候補として表示してもよい。
ステップ515では、ファイル名設定画面1000内の[キャンセル]ボタン1021が押下されたか否かが判定される。[キャンセル]ボタン1021が押下されている場合は、ステップ501に戻り、ステータス表示画面600が表示される。[キャンセル]ボタン1021が押下されていない場合は、ステップ516に進み、[戻る]ボタン1022が押下されたか否かが判定される。そして、[戻る]ボタン1022が押下されている場合は、ステップ510に戻り、ファイルサーバ設定画900が表示される。[戻る]ボタン1022が押下されていない場合は、ステップ517に進み、[次へ]ボタン1023が押下されたか否かが判定される。そして、[次へ]ボタン1023が押下されている場合は、ステップ518に進む。[次へ]ボタン1023が押下されていない場合は、ステップ515に戻る。
ステップ518では、ファイル名設定画面1000を介して指定された内容がHDD214に保存される。
続くステップ519では、操作部220にフォルダパス設定画面1100が表示される。図11は、フォルダパス設定画面の一例を示す図である。MFP101のユーザは、図11に示すフォルダパス設定画面1100を介して、FAXデータの格納先となるフォルダを特定するためのフォルダパスの設定規則を指定する。ここで、チェックボックス1101にチェックが入れられた場合は、選択欄1111乃至1113で指定されるフォルダにFAXデータが格納されるようになり、チェックしないとファイルサーバ設定画面900のフォルダパス902が示す領域にFAXデータが格納されることになる。選択欄1111では、第1階層(3つの階層のうち最上位の階層)のフォルダ名として使用する情報の種別を指定する。MFP101のユーザは、プルダウンメニューによって提示される[登録名称]、[FAX番号]、[日付]の候補から情報の種別を選択する。選択欄1112では、第2階層(3つの階層のうち中位の階層)のフォルダ名として使用する情報の種別を指定する。MFP101のユーザは、第1階層と同様に、プルダウンメニューによって提示される[登録名称]、[FAX番号]、[日付]の候補から情報の種別を選択する。選択欄1113では、第3階層(3つの階層のうち最下位の階層)のフォルダ名として使用する情報の種別を指定する。MFP101のユーザは、第1階層と同様に、プルダウンメニューによって提示される[登録名称]、[FAX番号]、[日付]の候補から情報の種別を選択する。なお、選択欄1111〜1113において、いずれの種別も選択しないままとすることも可能であり、この場合は選択欄1112で指定したフォルダ内にFAXデータが格納されることになる。表示欄1114には、選択欄1111乃至1113での階層毎の選択に従った各種情報の並び順が示される。図11の例では、第1階層のフォルダ名が[登録名称]、第2階層のフォルダ名が[FAX番号]、第3階層のフォルダ名が[日付]となっていることが分かる。表示欄1114で示されたフォルダパスを、ファイルサーバ設定画面900のフォルダパス902で指定された文字列の後ろに付けることで、正式なフォルダパスが完成する。例えば、登録名称が「ABC商事」、FAX番号が「03-1111-2222」、日付が「2013年01月01日」である場合、「root/ABC商事/0311112222/20130101」というフォルダパスが設定されることになる。
ステップ520では、フォルダパス設定画面1100内の[キャンセル]ボタン1121が押下されたか否かが判定される。[キャンセル]ボタン1121が押下されている場合は、ステップ501に戻り、ステータス表示画面600が表示される。[キャンセル]ボタン1121が押下されていない場合は、ステップ521に進み、[戻る]ボタン1122が押下されたか否かが判定される。そして、[戻る]ボタン1122が押下されている場合は、ステップ514に戻り、ファイル名設定画面1000が表示される。[戻る]ボタン1122が押下されていない場合は、ステップ522に進み、[次へ]ボタン1123が押下されたか否かが判定される。そして、[次へ]ボタン1123が押下されている場合は、ステップ523に進む。[次へ]ボタン1123が押下されていない場合は、ステップ520に戻る。
ステップ523では、フォルダパス設定画面1100を介して指定された内容がHDD214に保存される。
続くステップ524では、操作部220にテスト送信画面が表示される。図12は、テスト送信画面の一例を示す図である。MFP101のユーザは、図12に示すテスト送信画面1200を介して、ファイルサーバ102へのテスト送信を行うことができる。テスト送信画面1200内のFAX番号入力欄1201には、テスト送信に用いる任意の送信元FAX番号を入力する。また、受信日時入力欄1202には、テスト送信に用いる任意の受信日時を入力する。なお、本フローチャートでは省略しているが、[設定確認]ボタン1211を押下することで、FAX番号入力欄1201及び受信日時入力欄1202と前述の図9〜11の各画面でなされた設定に基づいて、どのようなファイル名でどのフォルダにFAXデータが格納されるかが表示される。これにより、ユーザは設定の内容を確認することができる。
ステップ525では、テスト送信画面1200内の[テスト送信]ボタン1212が押下されたか否かが判定される。[テスト送信]ボタン1212が押下されている場合は、ステップ526に進み、[テスト送信]ボタン1212が押下されていない場合は、ステップ527に進む。
ステップ526では、FAX番号入力欄1201及び受信日時入力欄1202に入力された内容と、図9〜図11の画面でなされた設定内容に基づいて、テスト送信が実行される。テスト送信では、予めFAX転送機能部420内(HDD214内)に保持されているテスト用画像データが実際にファイルサーバ102に送信される。ユーザは、このテスト送信の実行により、ファイルサーバ102のフォルダに正常にFAXデータが格納されることを確認することができる。なお、テスト送信実行後、テスト送信の結果を示す画面を表示するようにしても良い。
ステップ527では、テスト送信画面1200内の[キャンセル]ボタン1221が押下されたか否かが判定される。[キャンセル]ボタン1221が押下されている場合は、ステップ501に戻り、ステータス表示画面600が表示される。[キャンセル]ボタン1221が押下されていない場合は、ステップ528に進み、[戻る]ボタン1222が押下されたか否かが判定される。そして、[戻る]ボタン1222が押下されている場合は、ステップ519に戻り、フォルダパス設定画面1100が表示される。[戻る]ボタン1222が押下されていない場合は、ステップ529に進み、[OK]ボタン1223が押下されたか否かが判定される。そして、[OK]ボタン1223が押下されていない場合は、ステップ525に戻る。[OK]ボタン1223が押下されている場合は、本処理を終了する。
以上が、受信したFAXデータを印刷及びファイルサーバ102に転送するための設定処理の内容である。
<迷惑宛先設定>
続いて、上述のステップ530の迷惑宛先に関する各種設定処理(設定操作)について説明する。
まず、ステップ530では、操作部220に迷惑ファクスの設定画面が表示される。図13は、迷惑FAXの設定画面の一例を示す図である。チェックボックス1301は、アドレス帳に登録されていないFAX番号が送信元である受信FAXデータについて印刷出力するかどうかを設定するためのチェックボックスである。チェックボックス1301にチェックが入った状態では、アドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信ファクスについては印刷出力が行われない。表示欄1302には、受信したFAXデータのうち迷惑FAX等の印刷を要しないFAXに係るFAX番号を登録したリスト(以下、「印刷不要リスト」。図22を参照)のデータが表示される。図13の例では、図22に示す印刷不要リストに登録された2つのFAX番号(「03-1234-5678」及び「03-1234-9876」)が一覧表示されている。つまり、本実施例では、チェックボックス1301にチェックが入ることでアドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信FAXデータが印刷出力されず、さらに印刷不要リストに登録されたFAX番号からの受信FAXデータについても印刷出力されないことになる。また、表示欄1303には、図22の印刷不要リストに登録されている印刷しないFAX番号の総数と、現在選択しているFAX番号が印刷不要リスト上何件目のFAX番号であるのかという情報を示している。図13の例では、「1/2」と表示しており、印刷を要しないFAX番号としてリストに登録済みのFAX番号の総数が2件であり、現状1件目のFAX番号を選択していることを示している。[△]ボタン1304及び[▽]ボタン1305は、表示するFAX番号のリスト上での位置を変更するためのボタンである。これらのボタンは、一度に表示しきれない件数のFAX番号が印刷不要リスト内に登録されている状態である時に表示されるボタンである。図13の例では、一度に6件のFAX番号を表示することが可能なため、7件以上のFAX番号が印刷不要リストに登録された際に[△]ボタン1304及び[▽]ボタン1305が有効となる。[△]ボタン1304は、表示するFAX番号のリスト上での位置を上に変更するボタンである。[▽]ボタン1305は、表示するFAX番号のリスト上での位置を下に変更するボタンである。
[登録]ボタン1306は、印刷不要リストにFAX番号を追加登録するための操作画面(迷惑宛先の登録画面)を操作部220に表示するためのボタンである。図14は、迷惑宛先の登録画面の一例を示す図である。迷惑宛先の登録画面1400の入力欄1401は、印刷不要リストに登録するFAX番号を入力するフィールドである。図14の例では、「123456789」が入力された状態を示している。[キャンセル]ボタン1402は、迷惑宛先としてFAX番号の登録処理をキャンセルするためのボタンである。[キャンセル]ボタン1402が押下されると、迷惑ファクスの設定画面1300に戻る。[OK]ボタン1403は、印刷不要リストへのFAX番号の登録処理を実行するボタンである。[OK]ボタン1403が押下されると、入力フィールド1401に入力されたFAX番号が上述の印刷不要リストに登録される。
[解除]ボタン1307は、印刷不要リストに登録されたFAX番号の登録を解除するためのボタンである。迷惑FAXの設定画面1300内の表示欄1302から、登録の解除を行うFAX番号をユーザが選択し、[解除]ボタン1307が押下されると、迷惑宛先の登録解除の確認を行なうための操作画面(迷惑宛先の登録解除画面)が操作部220に表示される。図15は、迷惑宛先の登録解除画面の一例を示す図である。迷惑宛先の登録解除画面1500の[キャンセル]ボタン1501は、解除処理のキャンセルを行うためのボタンである。[キャンセル]ボタン1501が押下されると、迷惑ファクスの設定画面1300に戻る。[OK]ボタン1502は、解除を実行するためのボタンである。[OK]ボタン1502が押下されると、印刷不要リストから迷惑ファクスの設定画面1300で選択したFAX番号が削除される。削除完了後は、迷惑ファクスの設定画面1300が表示される。
[戻る]ボタン1308は、設定項目の選択画面700に戻るためのボタンである。[戻る]ボタン1308が押下されると、ステップ503に進み、設定項目の選択画面700が再び表示される。
以上が、迷惑宛先に関する各種設定処理の内容である。
次に、上述した受信FAXデータを印刷及び転送するための設定処理(図5のフローチャート)に従って設定される「転送/印刷設定」について説明する。図16は、「転送/印刷設定」として設定される内容の一例を示す図である。行1601には、ファイルサーバ設定画面900のホスト名入力欄901に入力されたファイルサーバ102のホスト名が記述される。行1602には、ファイルサーバ設定画面900のフォルダパス入力欄902に入力されたフォルダパスの起点が記述される。行1603には、ファイルサーバ設定画面900のユーザ名入力欄903に入力されたファイルサーバ102にログインするためのユーザ名が記述される。行1604には、ファイルサーバ設定画面900のパスワード入力欄904で入力されたファイルサーバ102にログインするためのパスワードが記述される。行1605には、ファイル名設定画面1000で設定されたファイル名の設定規則が記述される。図16の例では、[登録名称]、[FAX番号]、[日時]の並び順で、[_](アンダーバー)のセパレーターを用いてファイル名が設定されるようになっている。行1606には、フォルダパス設定画面1100で設定されたフォルダパスの設定規則が記述される。行1607には、受信ファクスの出力設定画面800で設定された紙出力の設定が記述される。図16の例では、Print設定が「OFF」になっており、受信したFAXデータを紙で出力しない設定となっている。紙で出力する設定の場合は「ON」となる。行1608には、迷惑ファクスの設定画面1300のチェックボックス1301におけるチェックの有無、すなわち、アドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信ファクスを紙出力するか否かについての設定が記述される。図16の例では、AddressbookPrint設定が「OFF」になっており、アドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信ファクスを紙出力する(チェック無し)設定となっている。アドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信ファクスを紙出力しない(チェック有り)設定の場合、AddressbookPrint設定が「ON」となる。これらの情報が、CSVやXML等のフォーマットで「転送/印刷設定」としてHDD214に格納されることになる。
次に、ネイティブ機能部410のアドレス帳記憶部414に格納されるアドレス帳について説明する。図17は、アドレス帳の登録内容の一例を示す図である。宛先ID1701は、アドレス帳に登録されている各宛先を一意に識別可能なIDである。名称1702は、アドレス帳に登録されている各宛先の名称である。FAX番号1703は、アドレス帳に登録されている各宛先のFAX番号である。スキャナ222で読み取った画像データをMFP101からPSTN110を介してファクシミリ送信する場合には、図17に示すようなアドレス帳データを参照することにより宛先を指定する手間を省くことができる。なお、アドレス帳データには、ファクシミリ送信の宛先だけでなく電子メールの宛先やファイル送信(FTP、SMB、WebDAV)の宛先などが登録されていても良い。
続いて、受信したFAXデータをMFP101がファイルサーバ102に転送するまでの処理の流れについて詳しく説明する。図18は、受信したFAXデータをファイルサーバ102に転送するまでの処理の流れを示すフローチャートである。この一連の処理は、MFP101のHDD214に記憶された制御プログラムをRAM213に展開し、これをCPU211が実行することにより実現される。
ステップ1801では、FAX受信部411によって画像データがファクシミリ受信される。ファクシミリ受信された画像データ(FAXデータ)は第1転送部412に送られる。
ステップ1802では、受信したFAXデータが第1転送部412によって、FAX転送機能部420の第2受信部422にFTPで内部転送される。内部転送されたFAXデータはさらに第2転送部421に渡される。
ステップ1803では、FAX転送機能部420の第2転送部421において、FAXデータとともに転送されてきた制御ファイルから、送信元のFAX番号と受信日時が取得される。
ステップ1804では、第2転送部421において、上述の「転送/印刷設定」に含まれるファイルサーバ設定の内容が取得される。
ステップ1805では、印刷部413において、「転送/印刷設定」に含まれる紙出力設定の内容が取得される。
ステップ1806では、ステップ1805で取得された紙出力設定の内容がONであるのかOFFであるのかが判定される。設定がOFFの場合は、ステップ1808に進む。設定がONの場合は、ステップ1807に進む。
ステップ1807では、第2転送部421の制御下で印刷処理が実行される。図19は、第2転送部における印刷処理(S1807)の詳細を示すフローチャートである。
ステップ1901では、受信したFAXデータのFAX番号で、上述の印刷不要リストの検索が実行される。
ステップ1902では、上記検索の結果、受信したFAXデータのFAX番号が印刷不要リストに存在したか否かが判定される。存在した場合は、当該FAXデータについては印刷を実行することなく本処理を終える(ステップ1808に進む)。存在しない場合は、ステップ1903に進む。
ステップ1903では、「転送/印刷設定」の情報が取得される。上述のとおり、「転送/印刷設定」には「AddressbookPrint設定」が含まれており、アドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信ファクスについての紙出力の要否に関する情報(ON:印刷しない、OFF:印刷する)が含まれている。
ステップ1904では、取得した「転送/印刷設定」におけるAddressbookPrint設定の内容がONであるのかOFFであるのか(アドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信FAXを印刷出力しない設定になっているかどうか)が判定される。AddressbookPrint設定がON(迷惑ファクスの設定画面1300のチェックボックス1301にチェック有り)の場合は、ステップ1905に進む。AddressbookPrint設定がOFF(迷惑ファクスの設定画面1300のチェックボックス1301にチェック無し)の場合は、ステップ1907に進む。
ステップ1905では、受信したFAXデータのFAX番号がアドレス帳データに登録されているか否かの問合せがアドレス帳記憶部414に対してなされる。この問合せを受けて、アドレス帳記憶部414では、受信FAXデータのFAX番号がアドレス帳データに登録されているかどうかの検索を行い、検索結果を第2転送部421へと返す。
ステップ1906では、アドレス帳記憶部414からの応答を受けて、アドレス帳に受信FAXデータのFAX番号が登録されているかどうかが判定される。アドレス帳に受信FAXデータのFAX番号が登録されていない場合は、当該FAXデータについては印刷を実行することなく本処理を終了する。アドレス帳に受信FAXデータのFAX番号が登録されている場合は、ステップ1907に進む。
ステップ1907では、受信したFAXデータの印刷が印刷部413に対して指示される。この指示を受けて印刷部413は、受信したFAXデータの印刷を実行する。
以上が、第2転送部421による印刷制御処理の内容である。図18のフローの説明に戻る。
ステップ1808では、第2転送部421において、受信したFAXデータについて設定するファイル名が作成される。図20は、第2転送部421におけるファイル名作成処理(S1808)の詳細を示すフローチャートである。
ステップ2001では、上述の転送/印刷設定に含まれるファイル名設定を取得する。
ステップ2002では、送信元のFAX番号に対応付けて登録されている名称をアドレス帳記憶部414に問い合わせる。
ステップ2003では、アドレス帳記憶部414からの登録名称の取得が成功したか否かが判定され、登録名称の取得に成功した場合はステップ2004に進み、登録名称の取得に失敗した場合(例えば、送信元のFAX番号がアドレス帳に登録されていなかった場合)は、ステップ2005に進む。
ステップ2004では、取得した登録名称をファイル名の一部として設定する。
ステップ2005では、デフォルト名称をファイル名の一部として設定する。デフォルト名称とは、例えば「該当なし」という文字列である。
ステップ2006では、ステップ1803で取得したFAX番号をファイル名の一部として設定する。
ステップ2007では、ステップ1803で取得した受信日時をファイル名の一部として設定する。以上が、ファイル名作成処理の内容である。なお、ステップ2004〜2007の各設定は、ステップ2001で取得したファイル名設定の内容に従って行われる。図18のフローの説明に戻る。
ステップ1809では、第2転送部421において、受信したFAXデータの格納先を特定するためのフォルダパスが作成される。図21は、第2転送部421におけるフォルダパス作成処理(S1809)の詳細を示すフローチャートである。
ステップ2101では、上述の転送/印刷設定に含まれるフォルダパス設定を取得する。
ステップ2102では、送信元のFAX番号に対応付けて登録されている名称をアドレス帳記憶部414に問い合わせる。なお、前述した図20のフローのステップ2002で既に登録名称を取得済みの場合は、本ステップは省略しても良い。
ステップ2103では、アドレス帳記憶部414からの登録名称の取得が成功したか否かが判定され、登録名称の取得に成功した場合はステップ2104に進み、登録名称の取得に失敗した場合(例えば、送信元のFAX番号がアドレス帳に登録されていなかった場合)は、ステップ2105に進む。
ステップ2104では、取得した登録名称をフォルダパスの一部として設定する。
ステップ2105では、デフォルト名称をフォルダパスの一部として設定する。デフォルト名称とは、例えば「該当なし」という文字列である。
ステップ2106では、ステップ1803で取得したFAX番号をフォルダパスの一部として設定する。
ステップ2107では、ステップ1803で取得した受信日時をフォルダパスの一部として設定する。以上が、フォルダパス作成処理の内容である。
なお、ステップ2104〜2107の各設定は、ステップ2101で取得したフォルダパス設定の内容に従って行われる。図18のフローの説明に戻る。
ステップ1810では、第2転送部421が、ファイルサーバ102にアクセスする。そして、ステップ1804で取得したファイルサーバ設定に含まれるユーザ名とパスワードをファイルサーバ102に送信し、ファイルサーバ102による認証の結果を受信する。
ステップ1811では、第2転送部421において、受信した認証結果が認証成功(ファイルサーバ102へのログイン成功)である否かが判定される。認証成功である場合はステップ1812に進み、認証失敗である場合は本処理を終了する。
ステップ1812では、第2転送部421が、ステップ1809で作成したフォルダパスが示すフォルダが存在するか否かの問合せをファイルサーバ102に対し行なう。
ステップ1813では、問合せの結果に応じて処理の切り分けがなされる。上記フォルダパスで識別されるフォルダが存在しない場合は、ステップ1814に進み、存在する場合はステップ1815に進む。
ステップ1814では、第2転送部421が、ステップ1806で作成したフォルダパスが示すフォルダの作成をファイルサーバ102に対して要求する。
ステップ1815では、第2転送部421が、FAXデータをファイルサーバ102に外部転送する。そして、ファイルサーバ102において、ステップ1809で作成されたフォルダパスが示すフォルダにFAXデータが格納される。
以上が、受信したFAXデータをMFP101がファイルサーバ102に転送するまでの処理の内容である。
以上説明した通り、本実施例では、アドレス帳データに登録されていないFAX番号からの受信FAXについての印刷を行わないように一括設定することが容易にできる。さらに、印刷を要しない受信FAXのFAX番号を個別に印刷不要リストに登録することで、特定のFAX番号が送信元の受信FAXデータを印刷しないように制御することができる。そして、上記2種類の印刷制御の設定を、同一の操作画面上で行ない得るようなユーザインタフェースとすることで(図13を参照)、ユーザの利便性がさらに向上する。例えば、一括設定をONにしているときに、アドレス帳に登録されているFAX番号であっても、印刷が不要な特定のFAX番号を印刷不要リストに登録しておくことで、その特定のFAX番号からの受信FAXデータを印刷しないようにできる。また、一括設定をOFFにしてMFPを使用している場合でも、迷惑FAXを送信してくる特定のFAX番号を印刷不要リストに登録しておけば、その特定のFAX番号からの受信FAXデータを印刷しないようにできる。このように上記2種類の印刷制御の設定を有するユーザインタフェースを提供することにより、ユーザの使用環境に応じた柔軟な設定を行うことができる。
<変形例>
次に、迷惑ファクスの設定画面において、アドレス帳に登録されていないFAX番号からの受信ファクスを印刷するかどうかの設定に代えて、送信元のFAX番号が非通知である場合に印刷するかどうかを設定する態様について、変形例として説明する。
図23は、本変形例に係る、迷惑FAXの設定画面の一例を示す図である。迷惑FAXの設定画面2300のチェックボックス2301は、送信元のFAX番号が非通知である受信FAXデータについて印刷出力するかどうかを設定するためのチェックボックスである。チェックボックス2301にチェックが入った状態では、FAX番号が非通知の受信FAXデータについては印刷出力が行われない。他の表示欄1302〜1303やボタン1304〜1308については、図13に示した迷惑FAXの設定画面1300と同じであるので説明を省く。本変形例の場合、チェックボックス2301にチェックが入ることで非通知のFAX番号からの受信FAXデータは印刷出力されず、さらに印刷不要リストに登録されたFAX番号からの受信FAXデータについても印刷出力されないことになる。
続いて、本変形例に係る「転送/印刷設定」について説明する。図24は、本変形例において「転送/印刷設定」として設定される内容の一例を示す図である。行1601〜1607については、図16に示した「転送/印刷設定」の内容と同じであるので説明を省く。行2401には、迷惑ファクスの設定画面2300のチェックボックス2301におけるチェックの有無、すなわち、送信元のFAX番号が非通知である受信FAXデータについて印刷出力するか否かについての設定が記述される。図24の例では、AnonymousnumberPrint設定が「ON」になっており、非通知のFAX番号からの受信ファクスを紙出力しない(チェック有り)設定となっている。非通知のFAX番号からの受信ファクスを紙出力する(チェック無し)設定の場合、「OFF」となる。
図25は、本変形例に係る、第2転送部における印刷制御処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップ2501では、受信したFAXデータのFAX番号で、上述の印刷不要リストの検索が実行される。
ステップ2502では、上記検索の結果、受信したFAXデータのFAX番号が印刷不要リストに存在したか否かが判定される。存在した場合は、当該FAXデータについては印刷を実行することなく本処理を終える(ステップ1808に進む)。存在しない場合は、ステップ2503に進む。
ステップ2503では、「転送/印刷設定」の情報が取得される。上述のとおり、本変形例の「転送/印刷設定」には「AnonymousnumberPrint設定」が含まれており、非通知のFAX番号からの受信ファクスについての紙出力の要否に関する情報(ON:印刷しない、OFF:印刷する)が含まれている。
ステップ2504では、取得した「転送/印刷設定」におけるAnonymousnumberPrint設定の内容がONであるのかOFFであるのか(非通知のFAX番号からのFAXを印刷出力しない設定になっているかどうか)が判定される。AnonymousnumberPrint設定がON(迷惑ファクスの設定画面2300のチェックボックス2301にチェック有り)の場合は、ステップ2505に進む。AnonymousnumberPrint設定がOFF(迷惑ファクスの設定画面2300のチェックボックス2301にチェック無し)の場合は、ステップ2506に進む。
ステップ2505では、受信したFAXデータのFAX番号が非通知であるかどうかが判定される。受信FAXデータのFAX番号が非通知である場合は、当該FAXデータについては印刷を実行することなく本処理を終了する。受信FAXデータのFAX番号が通知されている場合は、ステップ2506に進む。
ステップ2506では、受信したFAXデータの印刷が印刷部413に対して指示される。この指示を受けて印刷部413は、受信したFAXデータの印刷を実行する。以上が、本変形例に係る、第2転送部421による印刷制御処理の内容である。
以上説明した通り、本変形例によれば、非通知のFAX番号からの受信FAXについての印刷を行わないように一括設定することができる。さらに、印刷を要しない受信FAXのFAX番号を個別に印刷不要リストに登録することで、特定のFAX番号が送信元の受信FAXデータを印刷しないように制御することができる。なお、本変形例の内容を、前述したアドレス帳データに登録されていないFAX番号からの受信FAXを印刷しないように一括設定するためのチェックボックスと組み合わせても構わない。
また、本実施例では、MFP101上の操作部220で各種設定操作を行うことを前提に説明を行なったが、不図示のPC上で動作するアプリケーションにおいて各種設定操作を行なうような構成であっても構わない。
以上説明した通り、本実施例によれば、印刷出力を要しない受信FAXについて、送信元のFAX番号に基づく印刷制御の設定を容易に行うことができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (7)

  1. 1つ以上の特定のFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう前記1つ以上の特定のFAX番号を設定可能な第1の設定と、アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう設定可能な第2の設定とを行なうユーザインタフェースと、
    前記第1及び第2の設定に従って、受信FAXデータの印刷出力を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記アドレス帳に存在しないFAX番号と前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号とのうちの少なくともいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記アドレス帳に存在しないFAX番号と前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号とのうちのいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御し、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御する
    ことを特徴とするFAX機能を備えた装置。
  2. 前記ユーザインタフェースは、前記第1の設定と前記第2の設定とを同一の操作画面上で行なうことが可能なユーザインタフェースであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 1つ以上の特定のFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう前記1つ以上の特定のFAX番号を設定可能な第1の設定と、送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しないよう設定可能な第2の設定とを行なうユーザインタフェースと、
    前記第1及び第2の設定に従って、受信FAXデータの印刷出力を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が取得できない及び受信FAXデータの送信元のFAX番号が前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号に含まれる、の少なくともいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    前記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が取得できない及び受信FAXデータの送信元のFAX番号が前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号に含まれる、のいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御し、
    前記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御する
    ことを特徴とするFAX機能を備えた装置。
  4. 前記ユーザインタフェースは、前記第1の設定と前記第2の設定とを同一の操作画面上で行なうことが可能なユーザインタフェースであることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 1つ以上の特定のFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう前記1つ以上の特定のFAX番号を設定可能な第1の設定、及びアドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう設定可能な第2の設定を行なうユーザインタフェースと、
    前記第1及び第2の設定に従って、受信FAXデータの印刷出力を制御する制御手段と、
    を備えたFAX機能を有する装置の制御方法であって、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記アドレス帳に存在しないFAX番号と前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号とのうちの少なくともいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記アドレス帳に存在しないFAX番号と前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号とのうちのいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御するステップと、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    前記アドレス帳に存在しないFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御するステップと
    を備えることを特徴とする制御方法。
  6. 1つ以上の特定のFAX番号に係る受信FAXデータを印刷出力しないよう前記1つ以上の特定のFAX番号を設定可能な第1の設定、及び送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しないよう設定可能な第2の設定を行なうユーザインタフェースと、
    前記第1及び第2の設定に従って、受信FAXデータの印刷出力を制御する制御手段と、
    を備えたFAX機能を有する装置の制御方法であって、
    前記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が取得できない及び受信FAXデータの送信元のFAX番号が前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号に含まれる、の少なくともいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    前記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされている場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が取得できない及び受信FAXデータの送信元のFAX番号が前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号に含まれる、のいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御するステップと、
    前記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれかに該当するときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行しないように制御し、
    前記送信元のFAX番号が取得できない受信FAXデータを印刷出力しない設定が前記第2の設定でされていない場合において、受信FAXデータの送信元のFAX番号が、前記第1の設定によって印刷出力しないよう設定された前記1つ以上の特定のFAX番号のいずれにも該当しないときは、当該受信FAXデータの印刷出力を実行するように制御するステップと
    を備えることを特徴とする制御方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置として機能させるためのプログラム。
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