JP6508175B2 - 情報処理システム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理装置に関する。
LANなどの通信ネットワークに画像形成装置やパーソナルコンピューターなどの複数の情報処理装置が接続された情報処理システムでは、情報処理装置間でデータ通信が行われる。前記情報処理システムでは、パーソナルコンピューターから、画像形成装置に記憶された情報の変更などを行うことも可能である(例えば特許文献1参照)。
特開2006−067116号公報
ところで、通信ネットワークを介して情報処理装置間でデータ通信を行う場合、データ形式や通信プロトコルなどの通信条件を情報処理装置間で合致させる必要がある。そのため、情報処理装置の種類や型式、情報処理装置にインストールされたプログラムのバージョンなどによっては、情報処理装置間で通信条件が合致せず、通信ネットワークを介してのデータ通信を行えないことがある。この場合、通信ネットワークを利用して情報処理装置間でデータ通信を可能にするため、情報処理装置に外付けのデバイスを接続し、情報処理装置にプログラムをインストールし、プログラムの更新を行うなどの手段を講じる必要がある。従って、情報処理装置間で通信条件を決定する方法は、利便性が悪く、ユーザーの負担も大きい。
本発明の目的は、通信ネットワークにおけるデータ通信の利便性を向上でき、ユーザーの負担を軽減できる情報処理システム及び情報処理装置を提供することである。
本発明の一の局面に係る情報処理システムは、通信ネットワークを介してデータ通信を行う第1情報処理装置及び第2情報処理装置を備える。前記第1情報処理装置は、第1受信部及び第1演算処理部を有する。前記第1受信部は、XML形式のコマンドファイルを前記第2情報処理装置から受信する。前記コマンドファイルは、予め定められる少なくとも1つの処理のうちの特定の処理を前記第1情報処理装置に実行させるコマンドに対応するコマンド名を含む。前記第1演算処理部は、前記第1受信部によって受信された前記コマンドファイルに含まれるコマンド名に対応する前記特定の処理を実行する。
本発明の他の局面に係る情報処理装置は、受信部及び演算処理部を備える。前記受信部は、XML形式のコマンドファイルを外部機器から受信する。前記コマンドファイルは、予め定められる少なくとも1つの処理のうちの特定の処理を実行させるコマンドに対応するコマンド名を含む。前記演算処理部は、前記受信部によって受信された前記コマンドファイルに含まれるコマンド名に対応する前記特定の処理を実行する。
本発明によれば、通信ネットワークにおけるデータ通信の利便性を向上でき、ユーザーの負担を軽減できる情報処理システム及び情報処理装置を提供できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムを示すネットワーク図である。 図2は、図1に示されるパーソナルコンピューターから画像処理装置に送信されるコマンドファイルの一例である。 図3は、図1に示される画像処理装置からパーソナルコンピューターに送信されるレスポンスファイルの一例である。 図4は、図1に示される画像処理装置の記憶部に記憶されているプログラム及びデータを示す図である。 図5は、図1に示される画像処理装置からパーソナルコンピューターに送信される追加データファイルの一例である。 図6は、図4に示される画像処理装置の記憶部に記憶される処理項目リストの一例である。 図7は、図4に示される画像処理装置の記憶部に記憶される関数ポインタ変換テーブルの一例である。 図8は、図4に示される画像処理装置の記憶部に記憶されるレスポンスデータテーブルの一例である。 図9は、図4に示される画像処理装置の記憶部に記憶されるメモリーアドレス変換テーブルの一例である。 図10は、図4に示される画像処理装置の記憶部に記憶される追加データテーブルの一例である。 図11は、更新後の処理項目リストの一例である。 図12は、更新後の関数ポインタ変換テーブルの一例である。 図13は、更新後のレスポンスデータテーブルの一例である。 図14は、更新後のメモリーアドレス変換テーブルの一例である。 図15は、図1に示されるパーソナルコンピューターの記憶部に記憶されているプログラム及びデータを示す図である。 図16は、図15に示されるパーソナルコンピューターの記憶部に記憶されるコマンドファイルフォーマットの一例である。 図17は、図15に示されるパーソナルコンピューターの記憶部に記憶されるコマンドデータテーブルの一例である。 図18は、更新後のコマンドデータテーブルの一例である。 図19は、図1に示される情報処理システムにおけるXML形式のファイルによるデータ通信処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、図19に示されるデータ通信処理における処理項目追加処理の一例を示すフローチャートである。 図21は、図19に示されるデータ通信処理におけるレスポンスファイル作成処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態は適宜変更できる。
[情報処理システム]
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1を示すネットワーク図である。
図1に示されるように、情報処理システム1は、画像処理装置2、パーソナルコンピューター3〜5、サーバー6など備える。これらの装置2〜6などは、標準規格IEEE802に定められた通信規格に準拠したLAN、WANなどの通信ネットワーク7によって相互にデータ通信可能に接続されている。以下において、情報処理システム1における装置間のデータ通信について、画像処理装置2とパーソナルコンピューター3との間のXML形式のファイルによるデータ通信を例にとって説明する。
なお、画像処理装置2は、本発明の第1情報処理装置及び情報処理装置の一例である。パーソナルコンピューター3は、本発明の第2情報処理装置及び外部機器の一例である。
本実施形態の情報処理システム1ではパーソナルコンピューター3から送信されるコマンドに対して画像処理装置2がレスポンスを作成し、このレスポンスをパーソナルコンピューター3に送信する。具体的には、パーソナルコンピューター3からは、XML形式のコマンドファイルが画像処理装置2に送信される。これに対し、画像処理装置2は、コマンドファイルを受信した場合にXML形式のレスポンスファイルを作成し、このレスポンスファイルをパーソナルコンピューター3に送信する。
ここで、図2はコマンドファイルの一例であり、図3はレスポンスファイルの一例である。
図2に示されるコマンドファイルは、画像処理装置2に送信するコマンドファイルであり、ユーザーによってパーソナルコンピューター3において作成される。コマンドファイルは、画像処理装置2に実行させるコマンドに対応したコマンド名を含む。ここで、コマンドは、予め定められる少なくとも1つの処理のうちの特定の処理を画像処理装置2に実行させる指示である。前記予め定められる少なくとも1つの処理とは、画像処理装置2においてパーソナルコンピューター3からのコマンドにより実行可能な処理であり、レスポンスファイルによるレスポンスが可能な処理である。また、コマンドファイルは、パーソナルコンピューター3に対するユーザーの操作によって画像処理装置2に送信される。
コマンドファイルでは、コマンドの内容が、開始タグ<XML_TAG_DEFINE>と終了タグ</XML_TAG_DEFINE>との間の仮想線で囲まれた親要素Ep1によって規定されている。親要素Ep1は、<XML_TAG>を開始タグ、</XML_TAG>を終了タグとする。また、1つのコマンドファイルにおいて複数のコマンドを画像処理装置2に送信する場合、複数の親要素Ep1が記述される。図2に示した例では、「A4カラー印刷枚数取得」、「A4モノクロ印刷枚数取得」、「IPv4アドレス設定」、「IPv4アドレス取得」、「シアントナー残量取得」、「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」という8つのコマンドが親要素Ep1として記述されている。
なお、「A4カラー印刷枚数取得」及び「A4モノクロ印刷枚数取得」各々は、画像処理装置2においてA4サイズのシートにカラー印刷及びモノクロ印刷を行った枚数を取得させるコマンドである。「IPv4アドレス設定」は、画像処理装置2においてIPv4アドレスを指示したアドレス(図2の例では「192.188.1.90」)に設定させるコマンドである。「IPv4アドレス取得」は、画像処理装置2においてIPv4アドレスを取得させるコマンドである。「シアントナー残量取得」、「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」各々は、画像処理装置2においてシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナーの残量を取得させるコマンドである。
コマンドファイルは親要素Ep1の下層として複数の子要素Ec1を含む。子要素Ec1は、例えばコマンド名、タグ名、メモリーアドレス名、関数名、設定内容を特定する。
コマンド名は、画像処理装置2において実行させる処理項目名に対応する。コマンド名は、開始タグ<Comment>と終了タグ</Comment>とによって規定される子要素Ec1に記述される。例えば図4に仮想線で囲まれた子要素Ec1のコマンド名は、「A4カラー印刷枚数取得」である。
タグ名は親要素Ep1の名前である。タグ名は、開始タグ<tag_name>と終了タグ</tag_name>とによって規定される子要素Ec1に記述される。例えば図2に仮想線で囲まれた子要素Ec1のタグ名は、「A4_COLOR_COUNTER」である。
メモリーアドレス名は、後述の画像処理装置2の記憶部28(図1参照)におけるレスポンスデータの記憶領域である物理メモリーアドレスに対応付けられている。メモリーアドレス名は、開始タグ<memory_address>と終了タグ</memory_address>とによって規定される子要素Ec1に記述される。例えば図2に仮想線で囲まれた子要素Ec1のメモリーアドレス名は、「MA_A4_COLOR_COUNTER」である。なお、レスポンスデータは、コマンドファイルに基づき特定の処理をアプリケーションプログラム282により実行した結果を示すものである。また、レスポンスデータは、レスポンスファイルに記述される。物理メモリーアドレスは、後述の画像処理装置2の記憶部28における記憶領域の格納場所を示すものであり、レスポンスデータへのアクセスに必要である。
関数名は、画像処理装置2においてコマンドを実行する後述のアプリケーションプログラム282に対応付けられたものであり、コマンドファイルによって特定されるコマンドを実行するアプリケーションプログラム282を指定する。関数名は、開始タグ<function_name>と終了タグ</function_name>とによって規定される子要素Ec1に記述される。例えば図2に仮想線で囲まれた子要素Ec1の関数名は、「get_counter」である。
一方、図3に示されるレスポンスファイルは、コマンドファイルで指示された特定の処理項目を実行した結果を示すレスポンスを、XML形式で作成したものである。レスポンスファイルは、後述のようにコマンドファイルを受信した場合に画像処理装置2において作成される。
レスポンスファイルでは、レスポンスの内容が、開始タグ<XML_TAG_DEFINE>と終了タグ</XML_TAG_DEFINE>との間の仮想線で囲まれた親要素Ep2によって規定される。親要素Ep2は、<XML_TAG>を開始タグ、</XML_TAG>を終了タグとする。また、1つのレスポンスファイルにおいて複数のレスポンスをパーソナルコンピューター3に送信する場合、複数の親要素Ep2が記述される。図3に示した例では、図2に示された8つのコマンドに対する8つのレスポンスが親要素Ep2として記述される。
レスポンスファイルは、親要素Ep2の下層として複数の子要素Ec2を含む。子要素Ec2は、例えばレスポンス名、レスポンス内容を特定する。
レスポンス名は、画像処理装置2において実行した処理項目名に対応する。レスポンス名は、開始タグ<Comment>と終了タグ</Comment>とによって規定される子要素Ec2に記述される。例えば図4に仮想線で囲まれた子要素Ec2のレスポンス名は、「A4カラー印刷枚数取得」である。
レスポンス内容は、画像処理装置2においてコマンドファイルにより特定されるコマンドを実行した結果であり、後述のレスポンスデータテーブル286から取得される。但し、アドレス設定などのコマンドに対するレスポンスに関しては、レスポンス内容は、例えば「OK」、「NG」などである。レスポンス内容は、開始タグ<タグ名>と終了タグ</タグ名>とによって規定される子要素Ec2に記述される。そして、図3のレスポンスファイルでは、「A4カラー印刷枚数」及び「A4モノクロ印刷枚数」各々に対するレスポンス内容は、「156(枚)」及び「298(枚)」である。「IPv4アドレス」に対するレスポンス内容は、「OK」及び「192.188.1.90」である。「シアントナー残量」、「マゼンタトナー残量」、「イエロートナー残量」及び「ブラックトナー残量」各々対するレスポンス内容は、「48(%)」、「86(%)」、「57(%)」及び「35(%)」である。なお、図3のレスポンスファイルにおいて、レスポンス内容を示す数値の単位は省略されている。
ところで、画像処理装置やパーソナルコンピューターなどの複数の情報処理装置が通信ネットワークを介して接続された情報処理システムでは、通信ネットワークを介して情報処理装置間でデータ通信を行う場合、データ形式や通信プロトコルなどの通信条件を情報処理装置間で合致させる必要がある。そのため、情報処理装置の種類や型式、情報処理装置にインストールされたプログラムのバージョンなどによっては、情報処理装置間で通信条件が合致せず、通信ネットワークを介してのデータ通信を行えないことがある。この場合、通信ネットワークにおいて情報処理装置間でデータ通信を可能にするために、情報処理装置に外付けのデバイスを接続し、情報処理装置にプログラムをインストールし、プログラムの更新を行うなどの手段を情報処理装置に講じる必要がある。従って、情報処理装置間で通信条件を決定する方法は、利便性が悪く、ユーザーの負担も大きい。これに対し、本実施形態の情報処理システム1では、画像処理装置2とパーソナルコンピューター3との間のデータ通信を特別な手段を講じることなく行える。そのため、情報処理システム1では、通信ネットワーク7におけるデータ通信の利便性を向上でき、ユーザーの負担を軽減できる。
<画像処理装置>
図1に示されるように、画像処理装置2は、画像形成機能及び画像読取機能を有する複合機である。なお、本発明は、プリンター、スキャナー、ファクシミリなどの画像処理装置にも適用できる。画像処理装置2は、操作部21、表示部22、画像形成部23、画像読取部24、通信インターフェース25及び制御部26を備える。
操作部21は、ハードキー、タッチパネルなどであり、画像処理装置2に対して各種情報の入力を行う。
表示部22は、液晶表示装置などの公知の画像表示装置であり、エラー、用紙切れ、トナー切れなどの各種情報を表示する。
画像形成部23は、シートにトナーなどの印刷材料を用いて画像を形成する。画像形成部23は、例えば電子写真方式にしたがって画像を形成するものであり、感光体ドラム、帯電部、現像部、転写部、定着部などを備える。なお、画像形成部23の画像形成方式は、インクジェット記録方式などの電子写真方式以外の画像形成方式でもよい。
画像読取部24は、原稿から画像データを読み取る。画像読取部24は、例えば原稿台、光源、ミラー、レンズ、CCDなどを備える。
通信インターフェース25は、通信ネットワーク7を介して接続されている他の機器とのデータ通信を可能にする。本実施形態では、通信インターフェース25は、少なくともパーソナルコンピューター3から送信されたコマンドファイルの受信、並びにパーソナルコンピューター3にレスポンスファイル及び後述の追加データファイルの送信を可能にする。なお、通信インターフェース25は、本発明の第1受信部、受信部及び第1送信部の一例である。
制御部26は、画像処理装置2を統括制御する。制御部26は、CPU27及び記憶部28を備える。
CPU27は、画像処理装置2にインストールされた各種のプログラムを実行する。なお、制御部26はASIC、DSPなどの集積回路であってもよい。CPU27は、本発明の第1演算処理部及び演算処理部の一例である。また、CPU27は、後述のように本発明のファイル作成部、送信指示部、テーブル更新部、データ作成部及びファイル作成部として機能する。
図4に示されるように、記憶部28は、各種のプログラム、各種データなどを記憶する。具体的には、記憶部28は、構造変換プログラム281、少なくとも1つのアプリケーションプログラム282、ファイル作成プログラム283、処理項目リスト284、関数ポインタ変換テーブル285、レスポンスデータテーブル286及びメモリーアドレス変換テーブル287を有する。記憶部28は、本発明の第1記憶部の一例である。
構造変換プログラム281は、XML形式のコマンドファイルをアプリケーションプログラム282によって処理可能なデータ構造の集合体に変換するプログラムである。制御部26は、構造変換プログラム281を備えることで、XML形式のコマンドファイルを認識し、コマンドファイルに含まれるコマンドに対応したアプリケーションプログラム282を実行することができる。
アプリケーションプログラム282は、関数ポインタ及びプログラム部分を含む。関数ポインタは、アプリケーションプログラム282の名前を記述した部分である。即ち、関数ポインタは、コマンドファイルで指示された処理を実行するアプリケーションプログラム282を指定するためのプログラム名でもある。プログラム部分は、CPU27に実行させる手順を記述した部分である。アプリケーションプログラム282は、コマンドファイルに含まれるコマンドに対応する前記特定の処理をCPU27に実行させる。本実施形態では、記憶部28は、複数のアプリケーションプログラム282を有している。これらのアプリケーションプログラム282は、例えばA4カラー印刷枚数を取得する手順、A4モノクロ印刷枚数を取得する手順、IPv4アドレスを設定する手順、IPv4アドレスを取得する手順などをCPU27に実行させる。アプリケーションプログラム282は、本発明の第1アプリケーションプログラムの一例である。
ファイル作成プログラム283は、コマンドファイルに基づき前記特定の処理を実行した結果を示すレスポンスを、XML形式のレスポンスファイルとして作成する処理をCPU27に実行させる。また、CPU27は、レスポンスファイルを作成した場合、このレスポンスファイルを通信インターフェース25及び通信ネットワーク7を介してパーソナルコンピューター3に送信する指示を行う。即ち、CPU27は、本発明の送信指示部及びレスポンス作成部として機能する。
また、ファイル作成プログラム283は、処理項目リスト284に新たな処理項目が追加された場合に、新たな処理項目に対応して、追加データを作成する処理をCPU27に実行させる。前記追加データは、画像処理装置2において新たな処理項目に対応するレスポンスを含むレスポンスファイルを作成可能にするためのデータ(本発明の第1追加データの一例)、及びパーソナルコンピューター3において新たな処理項目に対応するコマンドを含むコマンドファイルを作成可能にするためのデータ(本発明の第2追加データの一例)を含む。そして、ファイル作成プログラム283は、前記追加データうちの前記第2追加データに該当するデータを子要素Ec3(図5参照)に記述した追加データファイルを作成する処理をCPU27に実行させる。即ち、CPU27は、本発明のデータ作成部及びファイル作成部として機能する。
ここで、図5は、追加データファイルの一例である。図5に示す追加データファイルは、処理項目リスト284に処理項目として「シアントナー残量取得」、「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」が追加された場合のものである。
図5に示されるように、追加データファイルでは、処理項目リスト284に追加された処理項目に関する追加データが、開始タグ<XML_TAG_DEFINE>と終了タグ</XML_TAG_DEFINE>との間の仮想線で囲まれた親要素Ep3によって規定される。親要素Ep3は、<XML_TAG>を開始タグ、</XML_TAG>を終了タグとする。処理項目リスト284に4つの処理項目が追加された場合、これらの追加の処理項目に対応して追加データファイルには4つの親要素Ep3が記述される。
追加データファイルは、親要素Ep3の内容として、処理項目リスト284に処理項目が追加された旨の記述、コマンド名、タグ名、メモリーアドレス名及び関数名を特定する5つの子要素Ec3を含む。タグ名、メモリーアドレス名及び関数名は、本発明の第2追加データの具体例である。
処理項目リスト284に処理項目が追加された旨は、開始タグ<Comment>と終了タグ</Comment>とによって規定される子要素Ec3に「処理項目の追加」として記述される。
コマンド名は、開始タグ<command_name>と終了タグ</command_name>とよって規定される子要素Ec3に記述される。例えば追加の処理項目が「シアントナー残量取得」である場合、コメント名を記述した子要素Ec3は、「<command_name>シアントナー残量取得</command_name>」になる。同様に、処理項目リスト284に追加された処理項目が「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」である場合のコメント名を記述した子要素Ec3は、「<command_name>マゼンタトナー残量取得</command_name>」、「<command_name>イエロートナー残量取得</command_name>」及び「<command_name>ブラックトナー残量取得</command_name>」になる。
タグ名は、開始タグ<tag_name>と終了タグ</tag_name>とよって規定される子要素Ec3に記述される。例えば追加の処理項目が「シアントナー残量取得」である場合、タグ名を記述した子要素Ec3は、「<tag_name>”CYAN_TONER_REMAINING”</tag_name>」になる。同様に、追加の処理項目が「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」である場合のタグ名を記述した子要素Ec3は、「<tag_name>”MAGENTA_TONER_REMAINING”</tag_name>」、「<tag_name>”YELLOW_TONER_REMAINING”</tag_name>」及び「<tag_name>”BLACK_TONER_REMAINING”</tag_name>」になる。
メモリーアドレス名は、開始タグ<memory_address>と終了タグ</memory_address>とよって規定される子要素Ec3に記述される。例えば追加の処理項目が「シアントナー残量取得」である場合、メモリーアドレス名を記述した子要素Ec3は、「<memory_address>”MA_CYAN_TONER_REMAINING”</memory_address>」になる。同様に、追加の処理項目が「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」である場合のメモリーアドレス名を記述した子要素Ec3は、「<memory_address>”MA_MAGENTA_TONER_REMAINING”</memory_address>」、「<memory_address>”MA_YELLOW_TONER_REMAINING”</memory_address>」及び「<memory_address>”MA_BLACK_TONER_REMAINING”</memory_address>」になる。
関数名は、開始タグ<function_name>と終了タグ</function_name>とよって規定される子要素Ec3に記述される。関数名を記述した子要素Ec3は、4つの追加の処理項目のいずれについても、例えば「<function_name>”get_remaining”</function_name>」になる。
なお、ファイル作成プログラム283は、処理項目の追加以外に、アプリケーションプログラム282の追加による関数ポインタの追加、処理項目又はアプリケーションプログラム282の削除による関数ポインタの削除、アプリケーションプログラム282の書き換えによる物理メモリーアドレスの変更などがあったときに追加データファイルを生成する処理をCPU27に実行させるものであってもよい。
図6に示される処理項目リスト284は、パーソナルコンピューター3からのコマンドファイルにより特定されるコマンドに対して、画像処理装置2においてレスポンスファイルによるレスポンスが可能な処理のリストである。また、処理項目は、処理項目リスト284からユーザーなどによる設定操作によって追加又は削除が可能である。この場合、前記設定操作の内容に応じて前記処理項目リスト284が更新される。
図7に示される関数ポインタ変換テーブル285は、コマンドファイルの子要素Ec1(図2参照)として記述された関数名と、関数ポインタとが対応付けられたものである。関数ポインタ変換テーブル285は、コマンドファイルに含まれるコマンドに基づいて、CPU27によってアプリケーションプログラム282を実行するときに利用される。即ち、CPU27は、関数ポインタ変換テーブル285によって前記関数名を前記関数ポインタに変換することで、画像処理装置2においてコマンドファイルに含まれるコマンドに対応する処理を実行するアプリケーションプログラム282を指定する。
なお、図7に示す関数ポインタ変換テーブル285では、「”get_counter”」という関数名に対して「印刷枚数取得」という処理を実行するアプリケーションプログラム282の関数ポインタである「&get_counter」に対応付けられている。また、関数名が「”set_address”」及び「”get_address”」各々は、「アドレス設定」という処理を実行するアプリケーションプログラム282の関数ポインタである「&set_address」、及び「アドレス取得」という処理を実行するアプリケーションプログラム282の関数ポインタである「&get_address」に対応付けられている。
図8に示されるレスポンスデータテーブル286では、レスポンスデータが物理メモリーアドレスに対応付けられている。なお、レスポンスデータは、テーブルとして記憶しておく必要はなく、物理メモリーアドレスにより記憶領域が特定できる場所に記憶されていればよい。
図9に示されるメモリーアドレス変換テーブル287は、コマンドファイルの子要素Ec1(図2参照)として記述されたメモリーアドレス名と、物理メモリーアドレスとが対応付けられたものである。メモリーアドレス変換テーブル287は、コマンドファイルに含まれるコマンドに基づいてCPU27によってアプリケーションプログラム282を実行するときに利用される。即ち、CPU27は、コマンドファイルに記述されたメモリーアドレス名をメモリーアドレス変換テーブル287によって物理メモリーアドレスに変換することで、アプリケーションプログラム282の実行時にコマンドに対応するレスポンスデータにアクセスする。
ここで、処理項目リスト284に新たな処理項目の追加があった場合、CPU27は、関数ポインタ変換テーブル285、レスポンスデータテーブル286及びメモリーアドレス変換テーブル287を更新する。即ち、CPU27は、本発明のテーブル更新部として機能する。
各テーブル285〜287の更新に際し、CPU27は、処理項目リスト284に追加された新たな処理項目のデータに対して、関数ポインタ、関数名、タグ名、メモリーアドレス名及び物理メモリーアドレスを付与する。また、CPU27は、処理項目リスト284の追加があった場合にXML形式の追加データファイルを作成する処理を実行し、この追加データファイルをパーソナルコンピューター3に送信する指示を行う。即ち、CPU27は、本発明の送信指示部として機能する。
関数名及び関数ポインタは、処理項目リスト284に追加された新たな処理項目に対応する処理を実行するアプリケーションプログラム282がインストールされている場合、そのアプリケーションプログラム282の関数名及び関数ポインタを使用する。新たな処理項目に対応する処理を実行するアプリケーションプログラム282がインストールされていない場合、CPU27は、新たなアプリケーションプログラム282がインストールされたときに関数名及び関数ポインタを付与する。タグ名は、処理項目リスト284に追加された処理項目に対し、CPU27によって新たに付与される。メモリーアドレス名は、新たな処理項目に対応する処理を実行結果が記憶された記憶領域の物理メモリーアドレスに対応させてCPU27によって新たに付与する。
なお、新たな処理項目として「シアントナー残量取得」、「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」が追加された場合、これらの新たな処理項目各々に対して、例えば図10の追加データテーブルに示すような関数ポインタ、関数名、タグ名、メモリーアドレス名及び物理メモリーアドレスが付与される。関数ポインタ及び物理メモリーアドレスは、処理項目リスト284に追加された新たな処理項目に対応するコマンドを含むコマンドファイルを作成可能にするための追加データであり、本発明の第1追加データの具体例である。
「シアントナー残量取得」に付与される関数ポインタ、関数名、タグ名、メモリーアドレス名及び物理メモリーアドレスは、例えば「&get_remaining」、「”get_remaining”」、「”CYAN_TONER_REMAINING”」、「”MA_CYAN_TONER_REMAINING”」及び「&MA_CYAN_TONER_REMAINING」である。
「マゼンタトナー残量取得」に付与される関数ポインタ、関数名、タグ名、メモリーアドレス名及び物理メモリーアドレスは、例えば「&get_remaining」、「”get_remaining”」、「”MAGENTA_TONER_REMAINING”」、「”MA_MAGENTA_TONER_REMAINING”」及び「&MA_MAGENTA_TONER_REMAINING」である。
「イエロートナー残量取得」に付与される関数ポインタ、関数名、タグ名、メモリーアドレス名及び物理メモリーアドレスは、例えば「&get_remaining」、「”get_remaining”」、「”YELLOW_TONER_REMAINING”」、「”MA_YELLOW_TONER_REMAINING”」及び「&MA_YELLOW_TONER_REMAINING」である。
「ブラックトナー残量取得」に付与される関数ポインタ、関数名、タグ名、メモリーアドレス名及び物理メモリーアドレスは、例えば「&get_remaining」、「”get_remaining”」、「”BLACK_TONER_REMAINING”」、「”MA_BLACK_TONER_REMAINING”」及び「&MA_BLACK_TONER_REMAINING」である。
また、図11に示されるように、処理項目リスト284に処理項目として「シアントナー残量取得」、「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」が追加された場合、関数ポインタ変換テーブル285、レスポンスデータテーブル286、及びメモリーアドレス変換テーブル287は、図12〜図14のようになる。
図12に示されるように、関数ポインタ変換テーブル285には、処理項目リスト284に追加された新たな処理項目に対応して付与れた関数名及び関数ポインタ(図10参照)が追加される。
図13に示されるように、レスポンスデータテーブル286には、処理項目リスト284に追加された新たな処理項目に対応して付与れた物理メモリーアドレス及びレスポンスデータ(図10参照)が追加される。
図14に示されるように、メモリーアドレス変換テーブル287には、処理項目リスト284に追加された新たな処理項目に対応して付与れたメモリーアドレス名及び物理メモリーアドレス(図10参照)が追加される。
なお、図12〜図14に示すテーブル285〜287は、処理項目リスト284に新たな処理項目が追加された場合の例であり、処理項目リスト284から処理項目の削除があった場合には各テーブル285〜287から削除した処理項目に対応するデータが削除される。また、アプリケーションプログラム282の書き換えを行った場合などには、関数ポインタや物理メモリーアドレスが変更されることがある。その場合にも各テーブル285〜287の更新が行われる。このように、関数ポインタや物理メモリーアドレスが変更されたときに各テーブル285〜287の更新を行うことで、関数名やメモリーアドレス名を変更することなく、コマンドファイルに含まれるコマンドに対応する処理を実行できる。
<パーソナルコンピューター>
図1に示されるパーソナルコンピューター3は、通信ネットワーク7に接続されている機器に対して所定の処理を実行させる情報処理装置である。具体的には、パーソナルコンピューター3は、例えば通信ネットワーク7に接続された画像処理装置2に対して画像データを送信して画像形成を行わせ、サーバー6にアクセスしてサーバー6に記憶されたデータを更新する処理を行う。パーソナルコンピューター3は、操作部31、表示部32、通信インターフェース33及び制御部34を備える。
操作部31は、例えばキーボードであり、パーソナルコンピューター3に対して各種設定、指示を行う。
表示部32は、液晶表示装置などの公知の画像表示装置であり、各種アプリケーションで用いられる画面、入力された情報などを表示する。
通信インターフェース33は、通信ネットワーク7を介して接続されている他の機器とのデータ通信を可能にする。本実施形態では、通信インターフェース33は、少なくとも画像処理装置2へのコマンドファイルの送信、画像処理装置2から送信されるレスポンスファイル及び追加データファイルの受信を可能にする。通信インターフェース33は、本発明の第2送信部及び第2受信部の一例である。
制御部34は、パーソナルコンピューター3を統括制御する。制御部34は、CPU35及び記憶部36を備える。
CPU35は、パーソナルコンピューター3にインストールされた各種のプログラムを実行する。CPU35は、本発明の第2演算処理部の一例である。
図15に示されるように、記憶部36は、各種のプログラム、各種データなどを記憶する。具体的には、記憶部36は、構造変換プログラム361、複数のアプリケーションプログラム362、コマンドファイルフォーマット363及びコマンドデータテーブル364を有する。記憶部36は、本発明の第2記憶部の一例である。
構造変換プログラム361は、XML形式のレスポンスファイル及び追加データファイルをアプリケーションプログラム362によって処理可能なデータ構造の集合体に変換するプログラムである。制御部34は、構造変換プログラム361を備えることで、XMLデータでされたレスポンスファイル及び追加データファイルを認識し、これらのファイルに基づきアプリケーションプログラム362を実行することができる。
複数のアプリケーションプログラム362は、レスポンスファイル又は追加データファイルを受信したときに、ファイルの種類に応じた処理をCPU35に実行させる。例えば、アプリケーションプログラム362は、レスポンスファイルを受信した場合、レスポンスファイルに記述された内容、又はレスポンスファイルを受信したことを示すメッセージを表示部32に表示させる処理をCPU35に実行させる。また、アプリケーションプログラム362は、追加データファイルに基づいてコマンドデータテーブル364を更新する処理をCPU35に実行させる。即ち、CPU35は、追加データファイルを受信した場合、追加データファイル及びアプリケーションプログラム362に基づいてコマンドデータテーブル364を更新する処理を実行する。なお、アプリケーションプログラム362は、本発明の第2アプリケーションプログラムの一例である。
コマンドファイルフォーマット363は、ユーザーがコマンドファイルを作成するときに利用される。コマンドファイルフォーマット363は、テキスト形式のデータファイルである。コマンドファイルフォーマット363は、例えばユーザーによって作成される。また、コマンドファイルフォーマット363は、構造変換プログラム361、アプリケーションプログラム362などのソフトウェアのインストール時にインストーラーによって記憶部36に記憶させてもよい。このようなコマンドファイルフォーマット363を準備しておくことで、ユーザーがコマンドファイルを作成するときの利便性が向上する。
ここで、図16は、コマンドファイルフォーマット363の一例である。図16に示されるコマンドファイルフォーマット363には、画像処理装置2のレスポンスデータテーブル286からデータを取得するコマンドに対応する親要素Ep11、及びレスポンスデータテーブル286のデータを変更するコマンドに対応する親要素Ep12の2種類の親要素のフォーマットが記載されている。
親要素Ep11は、コマンドデータテーブル364の項目名を特定する複数の子要素Ec11を有する。ここで、項目名は、図17のコマンドデータテーブル364では「コマンド名」、「タグ名」、「メモリーアドレス名」及び「関数名」である。
一方、親要素Ep12は、コマンドデータテーブル364の項目名を特定する複数の子要素Ec11に加え、データの変更を指示する子要素Ec12を有する。データの変更を指示する子要素Ec12には「変更データ内容」と記載されている。例えば、IPv4アドレスを変更する場合、「変更データ内容」との記載を「192.188.1.90」などのように変更後のIPアドレスv4に書き換えればよい。
図17に示されるコマンドデータテーブル364は、コマンドファイルの開始タグ<XML_TAG>と終了タグ</XML_TAG>とによって規定される親要素Ep11に記述するコマンドデータを、コマンドごとに対応付けたものである。コマンドデータは、コマンド名、タグ名、メモリーアドレス名及び関数名を含む。このコマンドデータテーブル364は、テキスト形式などのファイルとして記憶部36に記憶されており、ユーザーによる操作部31に対する所定の操作により表示部32に表示可能である。そのため、ユーザーは、コマンドファイルを作成するときに、コマンドデータテーブル364を表示部32に表示させて利用することができる。例えば、コマンドデータテーブル364の目的とする項目名をコピーし、それをコマンドファイルフォーマット363の子要素Ec11,Ec12の内容部分にペーストすることで、コマンドファイルを簡易に作成することができる。
また、コマンドデータテーブル364は、上述のように画像処理装置2から追加データファイルを受信した場合に更新される。例えば図18に示されるように、追加データファイルが、処理項目リスト284(図6及び図11参照)に新たな処理項目として「シアントナー残量取得」、「マゼンタトナー残量取得」、「イエロートナー残量取得」及び「ブラックトナー残量取得」が追加されたことを示す内容である場合、これらの新たな処理項目各々に対応付けたコマンドデータとして、コマンドデータテーブル364にはコマンド名、タグ名、メモリーアドレス名及び関数名が追加される。
次に、図19〜図21を参照しつつ、画像処理装置2及びパーソナルコンピューター3相互間のXML形式のファイルのデータ通信の手順を説明する。なお、図19〜図21に示す処理は、一定時間ごとに繰り返し行われる。
<ステップS11>
図19に示されるように、画像処理装置2のCPU27は、ユーザーなどの設定操作により処理項目リスト284に対する処理項目の追加があったか否かを判定する(ステップS11)。CPU27は、処理項目リスト284に対する処理項目の追加がある場合(ステップS11:Yes)、ステップS12に処理を移行させる。一方、CPU27は、処理項目リスト284に対する処理項目の追加がない場合(ステップS11:No)、ステップS14に処理を移行させる。
<ステップS12>
ステップS12において、画像処理装置2のCPU27は処理項目追加処理を行う。処理項目追加処理は、例えば図20に示すステップS121〜S129として実行される。
図20に示されるように、CPU27は、追加処理項目に対応付けて、関数ポインタ、関数名、タグ名、メモリーアドレス名、及び物理メモリーアドレスを付与する(ステップS121〜SS125)。即ち、CPU27は、追加処理項目に対してコマンドファイル又はレスポンスファイルの要素の内容に記述されるデータを生成し、それらのデータを追加処理項目に対応付けた追加データ(図10参照)を作成する。なお、追加処理項目が複数ある場合、複数の追加処理項目各々に対して追加データを作成する。
次いで、CPU27は、関数ポインタ変換テーブル285、レスポンスデータテーブル286及びメモリーアドレス変換テーブル287の更新を行う(ステップS126〜S128)。即ち、CPU27は、コマンドファイルに含まれるコマンドの実行、及びレスポンスファイルの作成に必要なデータを更新する。
続いて、CPU27は、ステップS121〜SS125で作成した追加データに基づき、追加データファイル(図5参照)を作成する(ステップS129)。ステップS129の処理を終了した場合、CPU27は、処理項目追加処理を終了し、図19のステップS13に処理を移行させる。
<ステップS13>
ステップS13において、画像処理装置2のCPU27は、通信インターフェース25及び通信ネットワーク7を介して追加データファイルをパーソナルコンピューター3に送信する。
<ステップS21〜S24>
これに対して、パーソナルコンピューター3のCPU35は、通信インターフェース33を介して追加データファイルを受信した場合(ステップS21)、コマンドデータテーブル364の更新を行う(ステップS22)。即ち、CPU35は、追加データファイル(図5参照)に基づいて、追加処理項目に対応するコマンドデータを追加する。これにより、追加処理項目に対応したコマンドファイルの作成が可能になる。
また、CPU35は、ユーザーによりコマンドファイルが作成され、このコマンドファイルを画像処理装置2に対して送信すべき指示がなされた場合(ステップS23:Yes)、通信インターフェース33及び通信ネットワーク7を介して画像処理装置2にコマンドファイルを送信する(ステップS24)。
<ステップS14及びS15>
これに対して、画像処理装置2のCPU27は、通信インターフェース25を介してコマンドファイルを受信した場合(ステップS14)、レスポンスファイル作成処理を実行する(ステップS15)。ここで、レスポンスファイル作成処理は、例えば図21に示すステップS151〜S156として実行される。
図21に示されるように、CPU27は、関数ポインタ変換テーブル285を参照し、コマンドファイルに含まれる関数名を関数ポインタに変換する(ステップS151)。また、CPU27は、メモリーアドレス変換テーブル287を参照し、コマンドファイルに含まれるメモリーアドレス名を物理メモリーアドレスに変換する(ステップS152)。
次いで、CPU27は、物理メモリーアドレスの記憶領域にアクセスすると共に(ステップS153)、関数ポインタ変換テーブルにより変換された関数ポインタに対応するアプリケーションプログラム282を実行する(ステップS154)。これにより、CPU27は、レスポンスデータテーブル286からコマンドファイルにより特定されるコマンドに対応するレスポンスデータを取得する。そして、CPU27は、取得したレスポンスデータに基づいてコマンドに対するレスポンスを作成する(ステップS155)。
CPU27は、コマンドファイルに含まれる全てのコマンドに対するレスポンスの作成が終了した場合(ステップS156:Yes)、レスポンスファイル作成処理を終了し、図19のステップS16に処理を移行させる。
<ステップS16及びS25>
ステップS16において、画像処理装置2のCPU27は、通信インターフェース25及び通信ネットワーク7を介してレスポンスファイルをパーソナルコンピューター3に送信する。一方、パーソナルコンピューター3では、通信インターフェース33を介して画像処理装置2からのレスポンスファイルが受信される(ステップS25)。
このように情報処理システム1では、画像処理装置2がパーソナルコンピューター3からコマンドに対応したコマンド名を含むXML形式のコマンドファイルを受信し、前記コマンドに対応する特定の処理を実行する。ここで、XMLは、マークアップ可能なテキストファイルであるため、汎用的に使用できる。また、テキストファイルは、互換性が高く幅広い環境でデータを利用できる。即ち、XML形式のファイルは、汎用性及び互換性の高いテキストファイルとして作成できる。また、テキストファイルは、画像処理装置2やパーソナルコンピューター3などの情報処理装置に特別なプログラムをインストールすることなく受信、表示及び作成が可能である。そして、情報処理システム1では、画像処理装置2が受信するデータがXML形式であるため、画像処理装置2とパーソナルコンピューター3などの外部機器との間で前記コマンドに関するデータ通信を適切に行える。これにより、ユーザーに過剰な負担を強いることなく、データ通信における利便性も向上できる。
また、画像処理装置2では、コマンドファイルを受信した場合にコマンドファイルに含まれるコマンド名に応じた特定の処理を実行し、前記特定の処理を実行した結果を示すレスポンスを含むXML形式のレスポンスファイルを送信する。一方、パーソナルコンピューター3は、画像処理装置2からレスポンスファイルを受信する。また、パーソナルコンピューター3は、画像処理装置2に対してXML形式のデータを送信する。この場合のパーソナルコンピューター3も画像処理装置2と同様に、画像処理装置2とデータの送受信を行うに当たって、ユーザーに過剰な負担を強いることはなく、データ通信における利便性も向上できる。
さらに、情報処理システム1は、画像処理装置2とパーソナルコンピューター3などの外部機器との間でXML形式のファイルのデータ通信を行うものであるため、ユーザーに過剰な負担を強いることはなく、データ通信における利便性も向上できる。
なお、画像処理装置2においてパーソナルコンピューター3からのコマンドによって実行可能な特定の処理は、上述の実施形態で説明したものには限定されない。前記特定の処理の他の例としては、MACアドレスの設定又は取得、トナーボトルの交換回数の取得、廃トナー回収ボトルの空容量の取得、故障履歴の取得、画像処理装置2の型番又は製造番号の取得などが挙げられる。
1 情報処理システム
2 画像処理装置
23 画像形成部
24 画像読取部
25 通信インターフェース
27 CPU
28 記憶部
282 アプリケーションプログラム
285 関数ポインタ変換テーブル
287 メモリーアドレス変換テーブル
3 パーソナルコンピューター
33 通信インターフェース
35 CPU
36 記憶部
362 アプリケーションプログラム
364 コマンドデータテーブル
7 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 通信ネットワークを介してデータ通信を行う第1情報処理装置及び第2情報処理装置を備え、
    前記第1情報処理装置は、
    予め定められる少なくとも1つの処理のうちの特定の処理を前記第1情報処理装置に実行させるコマンドに対応するコマンド名を含むXML形式のコマンドファイルを、前記第2情報処理装置から受信する第1受信部と、
    前記第1受信部によって受信された前記コマンドファイルに含まれるコマンド名に対応する前記特定の処理を実行する第1演算処理部と、を有し、
    前記コマンドファイルは、前記特定の処理を実行するための第1アプリケーションプログラムに対応付けられた関数名を特定する要素を含み、
    前記第1情報処理装置は、
    前記第1アプリケーションプログラムと、前記関数名と前記第1アプリケーションプログラムを指定する関数ポインタとが対応付けられた関数ポインタ変換テーブルと、を有する第1記憶部をさらに備え、
    前記第1演算処理部は、前記関数ポインタ変換テーブルに基づいて前記コマンドファイルに含まれる前記関数名を前記関数ポインタに変換し、前記関数名から変換された前記関数ポインタが指定する前記第1アプリケーションプログラムに基づいて前記特定の処理を実行する、
    情報処理システム。
  2. 前記コマンドファイルは、前記第1アプリケーションプログラムを実行したときに取得されるレスポンスデータの物理メモリーアドレスに対応付けられたメモリーアドレス名を特定する要素を含み、
    前記第1記憶部は、前記メモリーアドレス名と前記物理メモリーアドレスとが対応付けられたメモリーアドレス変換テーブルをさらに有し、
    前記第1演算処理部は、前記第1アプリケーションプログラムを実行するときに、前記メモリーアドレス変換テーブルに基づいて前記コマンドファイルに含まれる前記メモリーアドレス名を前記物理メモリーアドレスに変換し、前記メモリーアドレスから変換された前記物理メモリーアドレスの前記レスポンスデータを取得する、
    請求項に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1情報処理装置は、
    前記コマンドファイルに基づき前記第1アプリケーションプログラムによって前記特定の処理を実行した結果を示すレスポンスを含むXML形式のレスポンスファイルを作成するファイル作成部と、
    前記レスポンスファイルを前記第2情報処理装置に送信する第1送信部と、
    前記第1送信部を介して前記レスポンスファイルを前記第2情報処理装置に送信する指示を行う送信指示部と、
    をさらに備える、
    請求項に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1記憶部は、前記少なくとも1つの処理を特定する処理項目のリストを有し、
    前記第1情報処理装置は、前記リストに新たな処理項目が追加された場合に、前記新たな処理項目に対応させて前記関数ポインタ変換テーブル及び前記メモリーアドレス変換テーブルを更新するテーブル更新部をさらに備える、
    請求項に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1情報処理装置は、前記新たな処理項目に対応するレスポンスを含む前記レスポンスファイルを前記第1情報処理装置において作成可能にするための第1追加データと、前記新たな処理項目に対応するコマンドを含む前記コマンドファイルを前記第2情報処理装置において作成可能にするための第2追加データとを作成するデータ作成部をさらに備え、
    前記ファイル作成部は、前記第2追加データに対応させた要素を含むXML形式の追加データファイルを作成し、
    前記送信指示部は、前記ファイル作成部によって前記追加データファイルが作成された場合に、前記第1送信部を介して前記追加データファイルを前記第2情報処理装置に送信する指示を行い、
    前記テーブル更新部は、前記データ作成部によって前記第2追加データが作成された場合に、前記関数ポインタ変換テーブル及び前記メモリーアドレス変換テーブルに前記第1追加データ及び前記第2追加データを追加する、
    請求項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第2情報処理装置は、
    前記第1情報処理装置から送信される前記追加データファイルを受信する第2受信部と、
    前記コマンドと、前記コマンドファイルの要素に記述される前記関数名とを対応付けたコマンドデータテーブル、及び前記追加データファイルに基づいて前記コマンドデータテーブルを更新する処理を前記第2情報処理装置において実行させる第2アプリケーションプログラムを有する第2記憶部と、
    前記第2アプリケーションプログラムを実行する第2演算処理部と、
    をさらに備え、
    前記第2演算処理部は、前記第2受信部を介して前記追加データファイルを受信した場合に、前記追加データファイル及び前記第2アプリケーションプログラムに基づいて前記コマンドデータテーブルを更新する、
    請求項に記載の情報処理システム。
  7. 前記第1情報処理装置は、シートに画像を形成する画像形成部、及び原稿から画像を読み取る画像読取部のうちの少なくとも一方をさらに備える、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 予め定められる少なくとも1つの処理のうちの特定の処理を実行させるコマンドに対応するコマンド名を含むXML形式のコマンドファイルを、外部機器から受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記コマンドファイルに含まれるコマンド名に対応する前記特定の処理を実行する演算処理部と、
    を備え
    前記コマンドファイルは、前記特定の処理を実行するためのアプリケーションプログラムに対応付けられた関数名を特定する要素を含み、
    前記アプリケーションプログラムと、前記関数名と前記アプリケーションプログラムを指定する関数ポインタとが対応付けられた関数ポインタ変換テーブルと、を有する記憶部をさらに備え、
    前記演算処理部は、前記関数ポインタ変換テーブルに基づいて前記コマンドファイルに含まれる前記関数名を前記関数ポインタに変換し、前記関数名から変換された前記関数ポインタが指定する前記アプリケーションプログラムに基づいて前記特定の処理を実行する、
    報処理装置。
  9. 前記コマンドファイルは、前記アプリケーションプログラムを実行したときに取得されるレスポンスデータの物理メモリーアドレスに対応付けられたメモリーアドレス名を特定する要素を含み、
    前記記憶部は、前記メモリーアドレス名と前記物理メモリーアドレスとが対応付けられたメモリーアドレス変換テーブルをさらに有し、
    前記演算処理部は、前記アプリケーションプログラムを実行するときに、前記メモリーアドレス変換テーブルに基づいて前記コマンドファイルに含まれる前記メモリーアドレス名を前記物理メモリーアドレスに変換し、前記メモリーアドレスから変換された前記物理メモリーアドレスの前記レスポンスデータを取得する、
    請求項に記載の情報処理装置。
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