JP2018007075A - 通信装置とその制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】アドレス帳への宛先の登録時に、送信履歴を参照して宛先を登録するためには、一度、送信履歴画面に遷移してからでないと登録できない。【解決手段】表示手段と、宛先が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段とを有し、アドレス帳へ宛先を登録する際に、登録する宛先の種類に応じた登録画面を表示手段に表示させ、当該登録画面に送信履歴を参照するように指示する指示部を表示し、その指示部への指示に応じて、登録する宛先の種類に対応する送信履歴を表示手段に表示させ、その表示された送信履歴から選択された送信履歴の宛先をアドレス帳に登録する。【選択図】 図5

Description

本発明は、通信装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
従来の電子メール、ファクシミリ、ファイル送信を行う通信装置では、アドレス帳に宛先を設定する際に、送信履歴画面から送信履歴の宛先データをアドレス帳に登録可能にしているものがある(特許文献1参照)。
特開2013−106103号公報
しかしながら上記従来の技術では、送信履歴画面を表示し、その送信履歴画面で選択した宛先をアドレス帳に登録するものである。そのため、宛先をアドレス帳に登録しようとして、アドレス帳への宛先登録画面を開いたユーザは、一旦、その宛先登録画面を閉じて送信履歴画面を表示させる必要があった。このためユーザにとっては、アドレス帳への宛先登録画面からの一連の画面遷移の中で、送信履歴を参照しながら宛先を登録することができないため、操作に不慣れなユーザにとって負担になっていた。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。
本発明の目的は、アドレス帳への宛先登録に際して、簡単な操作で送信履歴を参照しながら宛先を登録する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信装置は以下のような構成を備える。即ち、
表示手段と、
宛先が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段と、
前記アドレス帳へ宛先を登録する際に、登録する宛先の種類に応じた登録画面を前記表示手段に表示させ、当該登録画面に送信履歴を参照するように指示する指示部を表示する制御手段と、
前記指示部への指示に応じて、前記登録する宛先の種類に対応する送信履歴を前記表示手段に表示させる履歴表示手段と、
前記履歴表示手段で表示された送信履歴から選択された送信履歴の宛先を前記アドレス帳に登録する登録手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、アドレス帳への宛先登録に際して、簡単な操作で送信履歴を参照しながら宛先を登録できるため、操作に不慣れなユーザでも、容易に送信履歴を参照しながら宛先を登録できるという効果がある。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係るネットワーク構成を説明するブロック図。 実施形態1に係るMFPのハードウェア構成を説明するブロック図。 実施形態1に係るMFPの操作部に表示されたホーム画面の一例を示す図。 実施形態1に係るMFPにおいて、ユーザがアドレス帳を登録するときに表示される操作画面の遷移を説明する図。 実施形態1に係るMFPにおけるアドレス帳への宛先データの新規登録処理を説明するフローチャート。 図5のS505の選択された宛先の種類の送信履歴を表示し、ユーザにより宛先を選択させる処理を説明するフローチャート。 本発明の実施形態2に係るMFPにおいて、ユーザがアドレス帳を登録するときに表示される操作画面の遷移を説明する図。 実施形態2に係るMFPにおけるアドレス帳への宛先データの新規登録処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係るMFPのストレージに保存された送信履歴の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施形態1]
まず、本発明の実施形態1について説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係るネットワーク構成を説明するブロック図である。
ネットワーク100には、MFP101とMFP102、メールサーバ103、PC104がお互いに通信可能に接続されている。また公衆回線網105には、MFP101とFAX(ファクシミリ装置)106がお互いに通信可能に接続されている。実施形態1では、画像送信装置の一例としてMFP101、送信先の一例としてPC104、MFP102、ファクシミリ装置106を図示している。ここでMFPは多機能処理装置(Multi-funtion Peripheral)で、印刷機能、原稿を読み取って送信或いは蓄積するスキャン機能、コピー機能、データを蓄積するボックス機能、ファクシミリ送受信機能などを有している。またPCは、一般的なパーソナルコンピュータである。
MFP101は、原稿を読み取って得られた画像データを電子メールに添付してMFP102或いはPC104に送信する場合を考える。このときMFP101は、MFP102或いはPC104のメールアドレスを送信宛先に指定して、メールサーバ103に電子メールを送信する。メールサーバ103は、受信した電子メールをMFP102又はPC104で受信するための電子メールとして、ストレージ(不図示)に設けたメールボックスに格納する。MFP102或いはPC104は、設定された電子メール受信アカウントを用いてメールサーバ103のメールボックスから、MFP101から送信された電子メールを受信する。またMFP101は、原稿を読み取って得られた画像データをFAX106の電話番号を送信宛先に指定してFAX106にファクシミリ送信する。尚、ネットワーク100は、ローカルネットワークとして記述しているが、インターネットであっても良い。
このようにMFP101は、送信宛先としてメールアドレス、及びFAX番号を指定可能なネットワークに配置されている。しかし、画像送信可能なネットワーク構成であれば有線に限らず、無線でアクセスポイント(不図示)に接続するネットワーク構成などであっても良い。
図2は、実施形態1に係るMFP101のハードウェア構成を説明するブロック図である。
CPU111を含む制御部110は、MFP101全体の動作を制御する。CPU111は、ROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムRAM113に展開し、その展開したプログラムを実行して読取制御や印刷制御などの各種制御を行う。ROM112は、CPU111で実行可能な制御プログラムを格納する。またROM112は、ブートプログラムやフォントデータ等を格納する。RAM113は、CPU111の主記憶メモリであり、ワークエリア、ROM112及びストレージ114に格納された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データ、印刷データ、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。実施形態1では、ストレージ114としてフラッシュメモリを想定しているが、例えばSSDやHDD,eMMCなどの補助記憶装置を用いても良い。
尚、実施形態1に係るMFP101は、1つのCPU111が1つのメモリ(RAM113)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。またASICやFPGA等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部I/F(インターフェース)115は、操作部116と制御部110とを接続する。操作部116は、ユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの入力を受け付ける。読取部I/F117は、読取部118と制御部110とを接続する。読取部118は原稿の画像を読み取って、その画像をバイナリーデータなどの画像データに変換する。読取部118によって生成された画像データは、公衆回線網105或いはネットワーク100を介して外部装置に送信され、また印刷部120によりシートに印刷される。印刷部I/F119は、印刷部120と制御部110とを接続する。CPU111は、印刷すべき画像データ(印刷対象の画像データ)を印刷部I/F119を介して印刷部120に転送する。印刷部120は、その画像データに基づいて、給紙カセットから給送されたシート(用紙)に画像を印刷する。
制御部110は、通信部I/F123によりネットワーク100に接続される。通信部I/F123は、ネットワーク100上の外部装置に画像データや装置内部の各種情報を送信したり、ネットワーク100上の情報処理装置から、印刷データや各種情報を受信する。ネットワーク100を介した送受信の方法には、前述した電子メールを用いた送受信や、その他のプロトコル(例えば、FTPやSMB、WEBDAV等)を用いたファイル送信がある。更に、MFP101はWEBサーバ機能を備え、PC102からのHTTPプロトコルによるアクセスで、送信・受信ジョブの履歴や、各種設定データをPC102で表示させることもできる。
制御部110は、FAX部I/F121によりFAX通信部122を制御して公衆回線網105に接続される。FAX部I/F121は、FAX通信部122を制御するためのI/Fで、ファクシミリ通信用のモデム、NCUを制御することにより、公衆回線網105への接続、ファクシミリ通信プロトコルの制御などを行う。
図3は、実施形態1に係るMFP101の操作部116に表示されたホーム画面308の一例を示す図である。
操作部116は、操作画面を表示するタッチパネル301と、LED310、LED311を有している。タッチパネル301は、タッチパネルとしてユーザからの指示(タッチ、ドラッグ、フリックなど)を受け付ける。ユーザは、タッチパネル301上に表示される画面の各画像(タッチ画像)を指やスタイラス等のオブジェクトで直接タッチし、表示された画像に基づく各機能の実行を指示する。尚、ここで各ボタン(指示部)は、画像を表示したエリアの区切られた領域で、ユーザによりタッチされると、そのボタンに表示された内容に関連する制御が実行される。
図3に示すタッチパネル301の画面は、ホーム画面308を表示した状態を示している。ホーム画面308は、MFP101の各機能の実行を指示する画面で、コピー、ファクシミリ送信(ファクス)、スキャン、メディアプリントなどのボタンを含み、MFP101が実行する機能を選択する画面である。
状況確認ボタン305は、MFP101の状態を確認する画面(状況確認画面)を表示させるボタンである。この状況確認画面を表示することにより、ユーザは送信履歴を確認することができる。ファクスボタン302は、MFP101のファクス送信画面(不図示)を表示させるボタンである。MFP101のユーザは、このファクス送信画面より、電話番号、或いはアドレス帳などを参照して宛先を入力し、その相手先に読取部118で得られた画像データをファクシミリ送信する。
スキャンボタン303は、MFP101のスキャン選択画面(不図示)を表示させるボタンである。スキャン選択画面は、電子メール送信(Eメール)、SMB,FTPによるファイル送信、インターネットファクス(Iファクス)送信などの送信手段をユーザに選択させる画面を表示する。更に、ユーザは、表示された選択表示にタッチすることにより、送信設定画面を表示させることができる。
アドレス帳ボタン304は、MFP101のアドレス帳画面を表示させるボタンである。このアドレス帳画面については、図4を参照して後述する。
LED310及びLED311は、MFP101の状態をユーザに通知するものである。LED310は、電子メールや印刷ジョブの受信中や実行中に点灯し、LED311はMFP101に何らかのエラーが発生した際に点灯する。停止ボタン306は、各種操作のキャンセルを指示するボタンで、操作部116に常時表示される常駐キーである。ホームボタン307は、このホーム画面308を表示させるボタンで、操作部116に常時表示される常駐ボタンである。
図4は、実施形態1に係るMFP101において、ユーザがアドレス帳を登録するときに表示される操作画面の遷移を説明する図である。尚、図4、図7の操作画面の図では、図3に示す、ストップボタン306、ホームボタン307などの常駐ボタンの表示を省略している。
アドレス帳画面400は、図3のホーム画面308でアドレス帳ボタン304がタッチされたときに表示される画面の一例を示している。アドレス帳画面400では、アドレス帳に登録されている宛先データを一覧で表示し、更に、画面をドラッグすることにより、宛先データをスクロールして表示できる。新規登録ボタン401は、このアドレス帳に新規の宛先データを登録する画面に遷移するように指示するボタンである。下部の、黒星マーク402、「あ」、「か」、「さ」、「た」のキーがタッチされると、アドレス帳の宛先データを、宛先名称の先頭文字が「あ」行か、「か」行であるかをフィルタリングして表示する。尚、英字の場合、宛先名称の先頭文字をアルファベットでフィルタリングして表示する。ユーザが黒星マーク402をタッチすると、フィルタリングせずに全宛先データを表示する。ここで、ユーザは、例えば宛先404で示すように、宛先データにタッチするとチェックマークが入って宛先確定となり、その後、確定ボタン403にタッチすると、その指定した宛先404の宛先データを設定した送信画面(不図示)に遷移する。
宛先の種類画面410は、アドレス帳画面400で、ユーザが新規登録ボタン401にタッチすることにより表示される。宛先の種類画面410は、宛先の種類として、ファクス411、Eメール412、Iファクス413、グループ414を含んでいる。ここでユーザがファクス411にタッチすると、アドレス帳に新規に、ファクシミリ送信用の宛先データを登録するためのファクス新規登録画面430に遷移する。またユーザが、Eメール412にタッチすると、アドレス帳に新規に、電子メール送信用の宛先データを登録するためのEメール新規登録画面420に遷移する。またユーザが、Iファクス413にタッチすると、アドレス帳に新規に、インターネットファクシミリ送信用の宛先データを登録するためのIファクス新規登録画面(不図示)に遷移する。更にユーザが、グループ414にタッチすると、同報送信をするための同報送信登録画面(不図示)に遷移する。尚、戻るボタン415は、前の画面に戻るように指示するボタンである。宛先の種類画面410でユーザが戻るボタン415にタッチすると、前画面のアドレス帳画面400に戻る。同様に各画面420、430、440、450にも戻るボタン415を配置し、それぞれ一つ前の画面に戻ることを可能にしている。
Eメール新規登録画面420は、宛先の種類画面410でEメール412がタッチされることにより表示される。Eメール新規登録画面420では、宛先の種類422が「Eメール」で、名称423、Eメールアドレス424が表示され、ユーザが各々をタッチすることで、各々の入力画面が表示される。実施形態1では、このEメール新規登録画面420の中に、Eメールの送信履歴画面440に遷移するための送信履歴ボタン421を表示することにより、Eメールの新規宛先の登録中に、Eメールの送信履歴に含まれる宛先を参照できるようにしている。
ファクス新規登録画面430は、宛先の種類画面410でファクス411がタッチされることにより表示される。このファクス新規登録画面430では、宛先の種類432が「ファクス」で、名称433、ファクス番号434が表示され、ユーザが各キーをタッチすることにより、各々の入力画面が表示される。実施形態1では、このファクス新規登録画面430の中に、ファクスの送信履歴画面450を参照するための送信履歴ボタン431を表示することで、ファクスの新規宛先の登録中に、ファクスの送信履歴の宛先を参照できるようにしている。
Eメール送信履歴画面440は、ストレージ114に保存されている送信履歴を宛先の種類としてEメールにフィルタリングし、各メールの開始時刻、送信先の電子メールアドレスを表示する。ストレージ114に保存された送信履歴は、図9に示すように受付番号、送信結果、開始時刻、通信時間、ジョブタイプ(宛先の種類)、宛先、送信ページ数を格納する。
図9は、実施形態1に係るMFP101のストレージ114に保存された送信履歴の一例を示す図である。
Eメール送信履歴画面440は、ユーザがタッチして選択した宛先を送信履歴宛先441のように反転表示する。そして、その選択された宛先の電子メールアドレスを、Eメール新規登録画面420のEメールアドレス424に設定する。これによりユーザは、過去のEメールの送信履歴から、容易に、Eメールの新規登録を行うことができる。図4では、Eメール送信履歴画面440で選択されたメールアドレス「[email protected]」が、Eメール新規登録画面420のEメールアドレス424に設定されている。
ファクス送信履歴画面450は、送信履歴から宛先の種類としてファクスにフィルタリングして、開始時刻(送信日時)、送信先の電話番号を表示する。ファクス送信履歴画面450でユーザがタッチして選択した宛先を送信履歴宛先451のように反転表示する。そして、その選択された宛先(ファクス番号)を、ファクス新規登録画面430のファックス番号434に設定する。これによりユーザは、過去のファクスの送信履歴から、容易に、ファクス番号の新規登録を行うことができる。図4では、ファクス送信履歴画面450で選択されたファクスの番号「5678 9012」が、ファクス新規登録画面430のファックス番号434に設定されている。尚、Eメール新規登録画面420の確定ボタン425、ファクス新規登録画面430の確定ボタン435は、それぞれこの登録画面での登録を確定するボタンである。
ここで、これら送信履歴画面440,450は、送信履歴をフィルタリングして表示していたが、宛先の種類毎に送信履歴をストレージ114に用意し、それを表示するようにしても良い。そうすることで、例えばEメールの送信履歴の宛先表示が、他のファクス送信履歴により最大格納数まで達したために、自動的に消去されるのを防止できる。
図5は、実施形態1に係るMFP101におけるアドレス帳への宛先データの新規登録処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートの各動作(ステップ)は、CPU111がROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムをRAM113に展開して実行することにより達成される。尚、図5に示す処理は、CPU111が、操作部116にホーム画面308を表示し、その画面でアドレス帳ボタン304が指示されてアドレス帳登録画面400が表示され、新規登録ボタン401がタッチされることにより開始される。
まずS501でCPU111は、宛先の種類画面410を操作部116のタッチパネル301に表示する。次にS502に進みCPU111は、宛先の種類画面410に表示されたファクス411、Eメール412、Iファクス413、グループ414のいずれかがタッチされたかを判定し、いずれからタッチされるとS503に遷移する。宛先の種類画面410で、いずれもタッチされてない場合はS501に戻る。
S503でCPU111は、S502で選択された宛先の種類の新規宛先画面をタッチパネル301に表示する。この新規宛先登録画面は、例えば前述のEメール412が選択されるとEメール新規登録画面420である、或いはファクス411が選択されるとファクス新規登録画面430が表示される。そして、その新規宛先登録画面で、名称423、433が選択されると名称入力画面(不図示)を表示する。また登録する宛先データの名称が入力されると、その入力された名称を名称423,433に表示する。更に、Eメールアドレス424が選択されるとEメールアドレスの入力画面(不図示)を表示し、Eメールアドレスが入力されると、その入力されたEメールアドレスを424に表示する。またファックス番号434が選択されると、ファクス番号の入力画面(不図示)を表示し、ファクス番号が入力されると、その入力されたファクス番号を434に表示する、などの処理を行う。
次にS504に進みCPU111は、その新規登録画面で、送信履歴421または431が指示されたかどうかを判定し、そうであればS505に遷移し、そうでないときはS508に遷移する。S505でCPU111は、S502で選択された宛先の種類の送信履歴を選択する。このS505の処理は、図6のフローチャートを参照して後述する。次にS506に進みCPU111は、S505で表示された送信履歴画面で、宛先が選択されたかどうか判定し、宛先が選択されるとS507に進み、その選択された宛先を新規宛先画面の宛先に設定してS503に進む。このS507では、CPU111は、例えば図4を参照して前述したように、S506で選択された送信履歴の宛先を、新規宛先登録の宛先として、例えばEメールアドレス424或いはファクス番号434に設定する。
S508でCPU111は、例えばEメール新規登録画面420、或いはファクス新規登録画面430の場合は、Eメールアドレス424、ファクス番号434等の宛先が入力済みかを判定し、入力済みであればS509に遷移し、未入力ならS503に戻る。
S509でCPU111は、新規宛先登録画面に設定された宛先情報の登録を確定ボタン425,435がタッチされたかどうか判定し、タッチされたときはS510に遷移し、そうでないときはS503に進む。S510でCPU111は、その新規宛先登録画面に設定されている新規宛先情報をアドレス帳に設定し、ストレージ114に保存して、この処理を終了する。
図6は、図5のS505の選択された宛先の種類の送信履歴を表示し、ユーザにより宛先を選択させる処理を説明するフローチャートである。
S601でCPU111は、S502で選択された宛先の種類の送信履歴データをストレージ114から読み出し、RAM113のワークバッファに保存する。次にS602に進みCPU111は、S601で保存したワークバッファから送信履歴データを最新のデータから順に表示する。そしてS603でCPU111は、表示した送信履歴データの中で、いずれかの宛先データがタッチされたかどうかを判定し、タッチされたと判定したときはS604に進み、そうでないときはS602に戻る。
S604でCPU111は、S603で選択された宛先データを、選択されたことを示すように、例えば図4の送信履歴宛先441,451のように反転表示して、ユーザが認識できるように表示する。次にS605に進みCPU111は、送信履歴画面の戻るボタン415がタッチされたかどうか判定し、タッチされたと判定したときはS606に遷移し、そうでないときはS604に戻る。S606でCPU111は、前画面である、例えばEメール新規登録画面420或いはファクス新規登録画面430に、S604で選択された宛先データをEメールアドレス424或いはファクス番号434に設定して、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態1によれば、アドレス帳に宛先を新規に登録する際、過去の送信履歴データの一覧を表示し、その履歴表示から登録したい宛先を選択して登録することができる。そのとき、宛先がEメールの宛先か、ファクスの宛先かに応じて、各対応する送信履歴データの一覧を表示して選択することができる。
従来は、アドレス帳へ宛先を登録するときに送信履歴を参照したい場合は、一度、ホーム画面に戻って送信履歴の表示を選択し、それからアドレス帳へ登録する操作を行わねばならず、ユーザにとって手間のかかる操作であった。
これに対して実施形態1では、アドレス帳への宛先の登録の画面から送信履歴を選択して送信履歴の宛先データを参照できるため、ユーザの操作性が向上する。更に、送信履歴の宛先データを宛先の種類毎に保存することにより、他の種類の宛先データが最大数まで達しても、所望の宛先の種類の送信履歴が削除されることが無いため、送信履歴がより参照しやすくなる。
尚、実施形態1において、送信履歴として電子メール、ファクスに関して説明したが、Iファクス、グループ宛先等の場合も同様に、送信履歴を参照して設定することができる。更に、SMB、FTP、WEBDAV等のファイル送信にも、同様に適用できる。
[実施形態2]
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2では、アドレス帳へ新規宛先を登録する際、その新規登録画面に送信履歴ボタンを設け、その送信履歴ボタンが押下されると送信履歴データを参照したアドレス帳への新規宛先登録処理を実行する例で説明する。尚、実施形態2に係るネットワーク構成及びMFPの構成等は前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
図7は、本発明の実施形態2に係るMFP101において、ユーザがアドレス帳を登録するときに表示される操作画面の遷移を説明する図である。ここで図4と共通する部分は同じ番号で示している。
ユーザは、アドレス帳画面400の新規登録ボタン401にタッチすることにより、新規登録画面700が表示される。この新規登録画面700には、宛先の種類701、名称702、Eメールアドレス703、ファクス番号704が表示されている。ここで、ユーザは各々をタッチすると、各々の入力画面を表示させることができ、その入力画面を介してデータを入力した後、その入力されたデータを新規登録画面700の各項目に反映させることができる。
いまユーザが、新規登録画面700の送信履歴ボタン705にタッチすると、送信履歴を利用した宛先の新規登録画面710が表示される。ここで新規登録画面710のEメール711がタッチされると、Eメールの送信履歴画面440が表示される。尚、ユーザがファクス712をタッチすると、図4のファクスの送信履歴画面450が表示される。
ここでユーザが、Eメールの送信履歴画面440の宛先データ441をタッチすると、Eメール新規登録画面420に遷移する。このときEメール新規登録画面420のEメールアドレス424には、Eメールの送信履歴画面440で選択された宛先データ441のEメールアドレス「[email protected]」が設定されている。そしてユーザが、名称423等を入力した後、Eメール新規登録画面420の確定ボタン425にタッチすると、この画面で入力されたデータが、新規のEメールの宛先としてアドレス帳に登録される。
図8は、実施形態2に係るMFP101におけるアドレス帳への宛先データの新規登録処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートの各動作(ステップ)は、CPU111がROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムをRAM113に展開して実行することにより達成される。
まずS801でCPU111は、新規登録画面700を表示して新規宛先登録制御を実行する。この新規宛先登録制御では、宛先の種類701が選択されると宛先の種類を選択する画面(不図示)を表示する。また選択された宛先の種類に応じて、メールアドレス703又はファクス番号704のいずれかを表示し、他は非表示とする。名称702が選択されると名称入力画面(不図示)を表示し、登録する宛先データの名称が入力されると、その入力された名称を名称702に表示する。Eメールアドレス703が選択されるとEメールアドレスの入力画面(不図示)を表示し、Eメールアドレスが入力された後、その入力されたEメールアドレスを703に表示する。またファクス番号704が選択されると、ファクス番号の入力画面(不図示)を表示し、ファクス番号が入力された後、その入力されたファクス番号を704に表示する。
次にS802に進みCPU111は、新規登録画面700で送信履歴ボタン705がタッチされたかどうか判定し、そうであればS803に遷移し、そうでないときはS807に遷移する。S803でCPU111は、図7に示す送信履歴を利用した新規宛先登録画面710を表示して、ユーザに宛先の種類を選択させる。次にS804に進みCPU111は、この新規宛先登録画面710で宛先の種類が選択されたかどうか判定して、宛先の種類が選択されたときはS805に遷移し、そうでないときはS803に戻る。S805でCPU111は、図5のS505と同様に、選択された宛先の種類に応じた送信履歴画面を表示してユーザに送信履歴データを選択させる処理を、前述の図6のフローチャートに従って実行する。そしてS806に進みCPU111は、その送信履歴画面で選択された宛先データを新規登録画面に表示してS807に進む。これにより例えば図7の新規登録画面420のEメールアドレス424のように、送信履歴画面440で選択された宛先データが表示される。
そしてS807でCPU111は、Eメールアドレス424が入力済みかを判定し、入力済みなら確定ボタンがタッチされたかそうか判定し、タッチされたときはS809に進み、そうでないときはS802に戻る。S809でCPU111は、新規宛先登録画面420に設定されている新規宛先情報をアドレス帳に設定し、ストレージ114に保存して、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態2によれば、宛先の新規登録画面で送信履歴を選択することにより、送信履歴を利用した新規宛先の登録を行うことができる。
このように、アドレス帳への宛先の新規登録画面において、遷移画面の一部に送信履歴を参照するように指示するボタンを表示することにより、アドレス帳への宛先登録に際して容易に送信履歴を参照できるようになり、ユーザ操作性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
100…ネットワーク、101,102…MFP,103…メールサーバ、104…PC,105…公衆回線網、111…CPU、112…ROM、113…RAM、114…ストレージ、116…操作部、120…印刷部

Claims (9)

  1. 表示手段と、
    宛先が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段と、
    前記アドレス帳へ宛先を登録する際に、登録する宛先の種類に応じた登録画面を前記表示手段に表示させ、当該登録画面に送信履歴を参照するように指示する指示部を表示する制御手段と、
    前記指示部への指示に応じて、前記登録する宛先の種類に対応する送信履歴を前記表示手段に表示させる履歴表示手段と、
    前記履歴表示手段で表示された送信履歴から選択された送信履歴の宛先を前記アドレス帳に登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記アドレス帳への宛先の登録が指示されると、当該宛先の種類をユーザに選択させる選択画面を前記表示手段に表示させ、
    当該選択画面を介して前記ユーザにより選択された宛先の種類に応じた登録画面を前記表示手段に表示させ、
    前記登録画面に前記指示部を表示させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 表示手段と、
    宛先が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段と、
    前記アドレス帳へ宛先を登録する登録画面に送信履歴を参照するように指示する指示部を表示する制御手段と、
    前記指示部への指示に応じて、前記登録する宛先の種類をユーザに選択させる選択画面を前記表示手段に表示させる選択手段と、
    前記選択画面で選択された表示された宛先の種類に対応する送信履歴を前記表示手段に表示させる履歴表示手段と、
    前記履歴表示手段で表示された送信履歴から選択された宛先を前記アドレス帳に登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  4. 送信履歴を格納する格納手段を更に有し、
    前記送信履歴は、送信日時、宛先の種類、宛先、送信結果を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記宛先の種類は、電子メール、ファクシミリを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 表示手段と、宛先が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段とを有する通信装置を制御する制御方法であって、
    前記アドレス帳へ宛先を登録する際に、登録する宛先の種類に応じた登録画面を前記表示手段に表示させ、当該登録画面に送信履歴を参照するように指示する指示部を表示する制御工程と、
    前記指示部への指示に応じて、前記登録する宛先の種類に対応する送信履歴を前記表示手段に表示させる履歴表示工程と、
    前記履歴表示工程で表示された送信履歴から選択された送信履歴の宛先を前記アドレス帳に登録する登録工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 表示手段と、宛先が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段とを有する通信装置を制御する制御方法であって、
    前記アドレス帳へ宛先を登録する登録画面に送信履歴を参照するように指示する指示部を表示する制御工程と、
    前記指示部への指示に応じて、前記登録する宛先の種類をユーザに選択させる選択画面を前記表示手段に表示させる選択工程と、
    前記選択画面で選択された表示された宛先の種類に対応する送信履歴を前記表示手段に表示させる履歴表示工程と、
    前記履歴表示工程で表示された送信履歴から選択された宛先を前記アドレス帳に登録する登録工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 表示手段と、
    宛先が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段と、
    前記アドレス帳へ宛先を登録するための登録画面であって、送信履歴の表示の指示を受け付ける指示部を含む登録画面を表示する制御手段と、
    前記指示部への指示に従って送信履歴を前記表示手段に表示させる履歴表示手段と、
    前記履歴表示手段で表示された送信履歴から選択された送信履歴の宛先を前記アドレス帳に登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
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