JP5180937B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリ(FAX)通信によりデータを送受信するファクシミリ装置に関する。
ファクシミリ装置では、通常、FAX受信したデータをメモリへ一旦保存し、受信完了後に自動的に出力した後に削除している。
しかし、不特定多数の相手からのデータを上述のように受信し自動出力すると、間違って送信されたデータ等の不要なデータであっても受信後に全て印刷することになってしまい、記録紙を無駄に消費してしまうという問題がある。
これに対し、特許文献1に開示のファクシミリ装置では、FAX受信したデータをメモリへ一旦保存し、その保存したデータや当該データの送信元情報等を表示部に表示して、必要なデータか否かをユーザに確認させ、そして、必要であればユーザからの指示に従ってデータを印刷することで、記録紙の無駄な消費を防止している。
また、特許文献2に開示のファクシミリ装置では、相手装置から受信する認識番号が予め登録した受信を許可する認識信号と一致したときのみデータを受信し印刷出力することで、FAX番号の間違いにより送られてきたデータを受信し印刷することを防ぎ、資源の無駄な消費を抑えている。
特開平4−123656号公報 特開平4−123664号公報
しかし、特許文献1に開示のファクシミリ装置の場合、すなわち、FAX受信したデータを一旦メモリへ保存し、データ内容を表示してユーザに確認させた後にユーザ操作に従って印刷出力完了後にデータを削除したり印刷せずに削除したりする場合、ユーザによるデータの確認操作が行われない限りデータはメモリに順次蓄積されていってしまう。そのため、メモリフルとなり必要なデータの受信ができなくなってしまうことがある。
また、特許文献2に開示のファクシミリ装置のように予め登録した受信を許可する相手からのみ自動的にデータを受信し印刷出力することにより記録紙の無駄な消費を抑える場合、受信したデータを印刷出力後に削除すれば上述のメモリに関する問題は発生しないが、自動的に印刷出力する相手以外からは一切データを受信できない。自動的に印刷出力する相手でない送信元からも、データの内容によってはFAX受信でき印刷出力できることが好ましい。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、記録紙とデータを蓄積するメモリの無駄な利用が抑えられると共に、自動印刷出力しない特定の相手以外からの送信データについても必要に応じ内容の確認及び印刷出力可能なファクシミリ装置を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、ファクシミリ装置であって、ファクシミリ受信の際、受信した全てのデータを一旦記憶する画像記憶部と、特定の相手先情報を記憶する相手先情報記憶部と、前記画像記憶部に保持されているデータを、ユーザ操作によって確認する確認手段と、を有し、ファクシミリ受信の際、取得した送信元情報が前記特定の相手先情報として記憶されていない場合に、当該受信したデータを印刷出力し且つ前記画像記憶部から削除し、記憶されている場合に、当該受信したデータを前記画像記憶部に引き続き保持し、前記確認手段による確認がなされた後に前記画像記憶部から当該データを削除可能とすることを特徴としたものである。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記確認手段が、プレビュー表示手段であることを特徴としたものである。
本発明の第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記画像記憶部に保持されているデータの受信時刻を記憶する受信時刻記憶部と、前記画像記憶部の空き容量の閾値を記憶する閾値記憶部とを有し、前記画像記憶部の空き容量が前記閾値より小さくなったときに、前記空き容量が前記閾値より大きくなるまで、前記送信元が前記特定の相手先情報として記憶されている前記受信時刻が最も早いデータを順に前記画像記憶部から削除することを特徴としたものである。
本発明の第4の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記画像記憶部の空き容量の閾値を記憶する閾値記憶部を有し、前記画像記憶部の空き容量が前記閾値より少なくなったときに、前記画像記憶部に保持された画像データを前記確認手段を用いて内容を確認し不要な画像データについて削除操作するよう促すメッセージを表示部に表示させることを特徴としたものである。
本発明の第5の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記画像記憶部に保持されているデータの送信元情報を記憶する送信元情報記憶部を有し、ファクシミリ受信の際、前記取得した送信元情報が前記特定の相手先情報として記憶されている場合に、当該送信元情報が既に前記送信元情報記憶部に記憶されているときは、前記画像記憶部に保持されている当該送信元情報に関わる古い方のデータを削除することを特徴としたものである。
本発明のファクシミリ装置によれば、予め登録した特定の相手以外からのFAXデータについてはメモリに蓄積保持せずに印刷出力すると共に、特定の相手からのデータについてはメモリに蓄積保持し、その内容の確認をできるようにしたので、記録紙とメモリの無駄な利用を抑えることができ、さらに、当該特定の相手からのデータについても必要に応じて印刷出力できる。
本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の構成例を示す概略ブロック図である。 図1のファクシミリ装置が備える画像確認機能を説明する図である。 図1のファクシミリ装置のFAX受信時の処理の一例を説明するフローチャートである。 図1のファクシミリ装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るファクシミリ装置の構成例を示す概略ブロック図である。 図2のファクシミリ装置のFAX受信時の処理の一例を説明するフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の構成例を示す概略ブロック図である。
図のファクシミリ装置1は、読み取った画像データを使用者が指定した相手先に電話回線網Pを介して送信し、また発信元から電話回線網Pを介して送信されてきた画像データを受信し記録紙に印刷するものであり、制御部2、網制御部3、モデム4、画像メモリ5、プログラムメモリ6、管理情報メモリ7、操作表示部8、原稿読み取り部9、印刷部10、符号・復号部11、通信制御部12を備える。なお、以下では、本発明はファクシミリ装置1の受信機能に関わるものであるため、各構成部の受信機能に関わる動作について主に説明し、送信機能に関わる動作についての説明は適宜省略する。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)等で構成され、装置1全体を制御する。網制御部3は、電話回線網Pへのダイヤル信号やFAX信号の送出などの網制御を行う。モデム4は、画像データをFAX通信するために信号の変調・復調を行うもので、FAX受信した画像データを当該装置1で処理可能とするためにデジタル信号に変換する。
画像メモリ5は、本発明の「画像記憶部」に該当するもので、例えばRAM(Random Access Memory)で構成され、FAX受信した画像データ等を記憶する。ファクシミリ装置1では、後述のように、受信した全ての画像データは一旦画像メモリ5に記憶され、その画像データのうち特定の送信元以外からのものについては、受信後に自動的に印刷出力する。そして印刷出力した画像データについては画像メモリ5から消去し当該メモリ5に蓄積保持しない。また、特定の送信元からの画像データについては、受信後に自動的には印刷出力しない。代わりに、ユーザが後述の画像確認機能(本発明の「確認手段」の一例)を用いて当該データの内容を確認して印刷出力するか否か判断できるよう画像メモリ5に蓄積保持する。
プログラムメモリ6は、例えばROM(Read Only Memory)で構成され、ファクシミリ装置1全体を制御するプログラムを格納している。
管理情報メモリ7は、例えば不揮発性のRAMで構成され、FAX受信した場合にデータを自動的に印刷出力せずに画像メモリ5に蓄積すべき特定の相手装置の情報(例えば、呼出番号)を記憶する相手先情報記憶部7aを有する。相手先情報記憶部7aへの相手先情報の登録は、予めユーザにより操作表示部8の操作部を介して行われる。なお、管理情報メモリ7がその他に有する閾値記憶部7bと受信履歴記憶部7cとについては後述する。
操作表示部8は、受信した画像データの内容を確認するために表示したりするための液晶表示装置等で構成される表示部と、ユーザからの入力を受け付ける各種操作キー、スイッチ等で構成された操作部とから構成されている。原稿読み取り部9は、不図示の原稿台にセットされた原稿の画像データを読み取るもので、印刷部10は、FAX受信した画像データを記録紙に印刷するものである。符号・復号部11は、受信した画像データの復号を行い、通信制御部12は、FAX通信手順中の制御を行う。
ファクシミリ装置1は、上述のような構成部を備え、更に、FAX受信した画像データの画像を操作表示部8に表示してユーザがその内容を確認することが可能な画像確認機能を備える。画像確認機能の具体例については後述する。
このファクシミリ装置1では、以下の点に特徴がある。
ファクシミリ装置1において、制御部2は、FAX受信する際、例えば発信元との回線が開かれたときに送信元から送信されるTSI(Transmitting Subscriber Identification)信号に含まれる送信元の呼出番号を取得する。
そして、取得した送信元の呼出番号が相手先情報記憶部7aに記憶されていない場合は、FAX受信し画像メモリ5に記憶していた画像データ(の画像)を、印刷部10により記録紙上に印刷出力し、その後、画像メモリ5から当該出力済みの画像データを削除する。
一方、取得した送信元の呼出番号が相手先情報記憶部7aに記憶されている場合は、FAX受信し画像メモリ5に記憶した画像データは、自動的には印刷出力せず、また、画像メモリ5から削除することもせず蓄積しておく。そして、この自動的には印刷出力せずに蓄積した画像データについては、ユーザが任意のタイミングで画像確認機能を利用した内容確認のための操作を行ったときに、操作表示部8の表示部に表示する。その後、表示内容に基づいた当該画像データを印刷出力するか否かのユーザの決定操作に応じて、印刷出力し当該画像データを画像メモリ5から削除し、または、印刷出力せずに削除する。
図2は、図1のファクシミリ装置1が備える画像確認機能の一例を説明する図である。ファクシミリ装置1では、FAX受信した画像データが画像メモリ5に蓄積されていると、例えば、図2(A)に示すような画面X1を操作表示部8の表示部に表示して、ユーザに対して画像データの確認を促す。画面X1には、蓄積されていることを示すと共に画像データの確認を行うか否かを問い合わせるメッセージX11と、画像データの確認を指示するための操作ボタンX12が表示されている。
ユーザが画像データの確認を行うと判断し上述の操作ボタンX12に対し操作を行うと、ファクシミリ装置1は、図2(B)に示すような画面X2を表示部に表示する。画面X2には、画像メモリ5に蓄積されている画像データのリストX21と、リストX21中で選択されている画像データの表示部への表示を指示するための操作ボタンX22と、選択された画像データの画像メモリ5からの削除を指示するための操作ボタンX23とが表示されている。なお、図2(B)の画面X2は、リストX21中の画像データのうち、発信番号が「0743123456」の画像データが選択されている状態の画面である。
図2(B)の状態でユーザが画面X2の操作ボタンX22に対し操作を行うと、ファクシミリ装置1は、図2(C)に示すような画面X3を表示部に表示する。画面X3には、図2(B)の画面X2で選択されていた送信番号が「0743123456」の画像データをプレビュー表示した画像X31と、当該画像データの印刷出力を指示するための操作ボタンX32と、前の操作画面に戻すよう指示するための操作ボタンX33とが表示されている。
このような表示を行うことにより、ユーザが画面X3の画像X31を見て当該画像データの内容を確認した上で、印刷出力したり画像メモリ5から削除したりすることができる。なお、ユーザが、当該画像データを印刷せずに画像メモリ5から削除させる場合は、操作ボタンX33を操作すると、図2(B)の画面X2と同様な画面が表示されるので、そこで操作ボタンX23を操作すればよい。本発明では、画像データの内容確認のためのプレビュー表示処理の形態は任意であり、例えば、FAX受信した画像データを画像処理して、画像X31としてサムネイル画像を表示するようにしてもよいし、より詳しい画像を表示するようにしてもよい。なお、実際の画像ではなく、受信時刻等の書誌的事項のみを表示するようにしてもよい。
上述のように、ファクシミリ装置1は、送信元によらず全てのFAX受信を行い、受信した画像データを一旦画像メモリ5に記憶し、わざわざ受信内容を確認する必要のない送信元(相手先情報記憶部7aに記憶されていない相手先)からの受信データについては、自動的に印刷出力し画像メモリ5から削除する。そして、特定の送信元(相手先情報記憶部7aに記憶されている相手先)からの画像データについては、画像メモリ5からはとりあえず削除せず蓄積保持する。このようにすることで、記録紙の無駄な利用を抑え、メモリフルの発生を防止することができ、さらに、FAX受信した際に画像データを自動出力する相手以外からのデータについても必要に応じて印刷出力できる。
上述のように動作させた場合でも、所定時間以上に亘って画像確認を行わないと、メモリフルが発生することもある。これを回避するために、画像メモリ5の空き容量の閾値を記憶する閾値記憶部7bと、特定の送信元からの画像データであって自動的に印刷出力せず画像メモリ5に蓄積しているデータの受信時刻を記憶する受信履歴記憶部(本発明の「受信時刻記憶部」の一例)7cがある。
これら記憶部7b,7cにより、ファクシミリ装置1では、FAX受信した画像データを画像メモリ5に蓄積する場合に、当該メモリ5の空き容量が閾値記憶部7bに記憶の閾値より少ないときに、受信履歴記憶部7cを参照し、特定の送信元からの画像データであって受信時刻が最も古いデータから順に、画像メモリ5の空き容量が上記閾値より多くなるまで、画像メモリ5から順に削除する。なお、特定の送信元以外からの画像データも、記録用紙切れ等によって印刷出力を完了することができない場合は、画像メモリ5に蓄積するので、上述のように、空き容量が少ない場合に画像メモリ5から削除するデータは、特定の送信元からの画像データのみとしている。
図3は、図1のファクシミリ装置1のFAX受信時の処理の一例を説明するフローチャートである。
ファクシミリ装置1では、制御部2が、呼出信号を検出すると着信し、FAX通信を開始し、送信元の呼出番号を取得する(ステップS1)。通信中に送信元から受信した画像データは一旦画像メモリ5に保存する(ステップS2)。全ての画像データを受信した後、残りのFAX通信処理を行い回線を切断する(ステップS3)。
続いて、制御部2は、この通信における送信元が、内容確認することなく受信した画像データを自動印刷出力しない送信元として登録されているか否かを、送信元の呼出番号が相手先情報記憶部7aに記憶されているか否かに基づいて判定する(ステップS4)。
送信元の呼出番号等が相手先情報記憶部7aに記憶されていない場合(NOの場合)、制御部2は、画像メモリ5に記憶していた画像データの印刷部10による記録紙上への印刷出力処理を開始する(ステップS5)。そして、印刷出力処理が終了するまでの間に問題が発生したか否か判定し(ステップS6)、問題なく印刷出力処理が終了した場合(YESの場合)は、画像メモリ5から当該出力済みの画像データを削除し(ステップS7)、処理を終了する。また、ステップS6において、紙切れ等の問題が発生し印刷出力処理が完了できなかった場合(YESの場合)、処理を終了し、受信した画像データを蓄積保持する。
一方、ステップS4において、送信元の呼出番号が相手先情報記憶部7aに記憶されている場合(YESの場合)、制御部2は、FAX受信した画像データを印刷出力せずに画像確認機能の対象として画像メモリ5に蓄積しておき、受信履歴記憶部7cに当該画像データの受信時刻を記憶(登録)する(ステップS8)、ステップS9に処理を移行する。なお、この記憶は、画像メモリ5に蓄積した画像データをこの受信時刻により識別できるように行われる。
ステップS9では、制御部2が、画像メモリ5の空き容量が閾値記憶部7bに記憶の閾値以下か否か判定する。閾値以下でない場合(NOの場合)、処理を終了し、閾値以下の場合(YESの場合)、受信履歴記憶部7cを参照し、画像メモリ5に保存されている画像データの中から、受信日時が最も古い特定の送信元からの画像データを抽出する(ステップS10)。そして、抽出したデータを画像メモリ5から削除し、当該画像データの受信日時の情報も受信履歴記憶部7cから削除する(ステップS11)。ステップS10及びステップS11の処理は、ステップS9において、画像メモリ5の空き容量が閾値記憶部7bに記憶の閾値以下になるまで繰り返される。
以上の例では、画像メモリ5の空き容量が閾値記憶部7bに記憶の閾値より小さい場合には、画像メモリ5から最も古い特定の送信元からの画像データを自動的に削除する構成としたが、この自動削除に代えて、例えば、図4に示すような、当該画像データの確認を促すメッセージX41を示す画面X4を表示部に表示するようにしても良い。
図5は、本発明の他の実施形態に係るファクシミリ装置の構成例を示す概略ブロック図である。なお、本実施形態のファクシミリ装置の構成部分のうち、図1のものの構成部分と同様な部分については、同じ参照符号を付すことにより、その説明を省略する。
図5のファクシミリ装置20は、図1のファクシミリ装置1と同様に、ファックス受信であれば、送信元によらず全て行い、受信した画像データを一旦画像メモリ5に記憶し、わざわざ受信内容を確認する必要のない送信元(相手先情報記憶部7aに記憶されていない相手先)からの受信データについては、自動的に印刷出力し画像メモリ5から削除する。そして、特定の送信先(相手先情報記憶部7aに記憶されている相手先)からの画像データについては、画像メモリ5に蓄積保持する。その一方で、図5のファクシミリ装置20は、図1のファクシミリ装置1の閾値記憶部7b及び受信履歴記憶部7c等を含む管理情報メモリ7に代えて、自動的に印刷出力はせずに画像メモリ5に蓄積している画像データの受信時刻及び呼出番号を記憶する受信履歴記憶部(本発明の「送信元情報記憶部」の一例)21aを含む管理情報メモリ21を有する。
この受信履歴記憶部21aにより、ファクシミリ装置20では、制御部2による制御に基づいて、FAX受信した画像データを画像メモリ5に蓄積する場合に、受信履歴記憶部21aを参照し、既に同じ送信元からの受信データが画像メモリ5内に存在する場合は、最新の画像データを蓄積し、古い画像データは自動的に削除する。これにより、メモリフルの発生を防止することができる。
図6は、図5のファクシミリ装置20のFAX受信時の処理の一例を説明するフローチャートである。なお、図3の例と同様の処理については、同じステップ番号を付すことによりその説明を省略する。
ファクシミリ装置20は、FAX受信の処理終了後のステップS4において、送信元の呼出番号が相手先情報記憶部7aに記憶されている場合(YESの場合)、制御部22は、FAX受信した画像データを印刷出力せずに画像確認機能の対象として画像メモリ5に蓄積しておき、受信履歴記憶部21aに当該画像データの受信時刻と送信元の呼出番号を記憶(登録)し(ステップS21)、ステップS22に処理を移行する。なお、この記憶は、画像メモリ5に蓄積した画像データをこの受信時刻と呼出番号により識別できるように行われる。
ステップS22では、制御部22が、送信元が同一の特定の送信元である画像データが存在するか否かの判定を、受信履歴記憶部21aに同一の送信元(呼出番号)が記憶されているか否かに基づいて行う。記憶されていない場合(NOの場合)、処理を終了し、記憶されている場合(YESの場合)、画像メモリ5に記憶されている当該送信元から画像データのうち、受信時刻が早い画像データ(古い画像データ)を受信履歴記憶部21aを参照して抽出し、画像メモリ5から削除した上で、処理を終了する(ステップS23)。
1,20…ファクシミリ装置、2…制御部、3…網制御部、4…モデム、5…画像メモリ、6…プログラムメモリ、7…管理情報メモリ、7a…相手先情報記憶部、7b…閾値記憶部、7c…受信履歴記憶部、8…操作表示部、9…原稿読み取り部、10…印刷部、11…符号・復号部、12…通信制御部、21…管理情報メモリ、21a…受信履歴記憶部、22…制御部。

Claims (5)

  1. ファクシミリ受信の際、受信した全てのデータを一旦記憶する画像記憶部と、
    特定の相手先情報を記憶する相手先情報記憶部と、
    前記画像記憶部に保持されているデータを、ユーザ操作によって確認する確認手段と、を有し、
    ファクシミリ受信の際、取得した送信元情報が前記特定の相手先情報として記憶されていない場合に、当該受信したデータを印刷出力し且つ前記画像記憶部から削除し、記憶されている場合に、当該受信したデータを前記画像記憶部に引き続き保持し、前記確認手段による確認がなされた後に前記画像記憶部から当該データを削除可能とすることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記確認手段は、プレビュー表示手段であることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記画像記憶部に保持されているデータの受信時刻を記憶する受信時刻記憶部と、前記画像記憶部の空き容量の閾値を記憶する閾値記憶部とを有し、
    前記画像記憶部の空き容量が前記閾値より小さくなったときに、前記空き容量が前記閾値より大きくなるまで、前記送信元が前記特定の相手先として記憶されている前記受信時刻が最も早いデータを順に前記画像記憶部から削除することを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記画像記憶部の空き容量の閾値を記憶する閾値記憶部を有し、
    前記画像記憶部の空き容量が前記閾値より少なくなったときに、前記画像記憶部に保持された画像データを前記確認手段を用いて内容を確認し不要な画像データについて削除操作するよう促すメッセージを表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  5. 前記画像記憶部に保持されているデータの送信元情報を記憶する送信元情報記憶部を有し、
    ファクシミリ受信の際、前記取得した送信元情報が前記特定の相手先情報として記憶されている場合に、当該送信元情報が既に前記送信元情報記憶部に記憶されているときは、前記画像記憶部に保持されている当該送信元情報に関わる古い方のデータを削除することを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
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