JP5075356B2 - シールド電線の止水治具 - Google Patents

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Description

本発明は、シールド電線におけるシールド部材の止水治具に関する。
芯線を覆う被覆材の内側に、流動性を有する接着剤を浸透させて、接着剤を硬化させることにより、被覆材の内側の隙間を通しての水分の侵入を防止する電線の止水構造が知られている。
この場合、例えば、特許文献1に記載のように、一方の電線端末から接着剤を供給し、他方の電線端末から被覆材の内側のエアを吸引することにより、接着剤を広い範囲に確実に浸透させることが行われている。
特開2004−355851号公報
ところで、外皮(シース)の内側に芯線を包囲するシールド部材(編組、金属箔、網状プレス金属など)を配置したシールド電線を止水しようとする場合には、芯線の止水とは別に、シールド部材の止水も考慮しなくてはならないが、従来のように接着剤を単純にシールド部材の露出部分に供給するだけでは、シールド部材に対して有効に接着剤を浸透させることができず、十分な止水性能を確保できないおそれがある。
一方、接着剤の供給側とは別の端末側からエアを吸引する方法も一案としてはあるが、その方法の場合、エアの吸引のための設備が必要であったり、操作が面倒で難しかったりするため、コスト的に満足できないという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、低コストで簡単・確実にシールド部分の止水が可能なシールド電線の止水治具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、シールド電線のシースを皮剥きし、露出したシールド部材に接着剤を浸透させた上で、その部分を覆うように装着されるシールド電線の止水治具であって、外周テーパ面を有し、該外周テーパ面の位置を、前記皮剥きしたシースの端部に位置合わせした状態で、シールド電線の外周に装着される縮径可能な筒状の止水部材と、内周テーパ面を有し、該内周テーパ面を前記外周テーパ面に重ね合わせた状態で、軸線方向にスライドさせることにより、前記内周テーパ面および外周テーパ面の間に生じるクサビ作用により、前記止水部材を縮径させ、それによりシースの端部に対して外周から締め付け力を付与する締め付けリングと、からなり、前記止水部材は、前記シールド電線の皮剥き部を収容する小径の中空部と、この中空部よりも大径の前記シースの端部を収容する収容部を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシールド電線の止水治具であって、前記止水部材が、両端外周に外周テーパ面を有し、且つ内部に、シースを中間皮剥きしたシールド電線の中間皮剥き部を収容する中空部と、その両側のシース端部の収容部と、を有する半割構造の筒状体として構成されており、前記各外周テーパ面に対応させて、前記締め付けリングが一対設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のシールド電線の止水治具であって、前記中空部に連通させて、前記止水部材の周壁に、水抜き孔が形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシールド電線の止水治具であって、前記締め付けリングと止水部材との間に、締め付けリングを、前記クサビ作用を生じる方向にスライドさせる締結手段を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明の止水治具を用いる場合は、シールド電線のシースを皮剥きし、露出したシールド部材に接着剤を浸透させた上で、その部分を覆うように止水部材を装着する。そして、止水部材の外周テーパ面の位置を、皮剥きしたシースの端部に位置合わせした状態で、止水部材の外周に締め付けリングを嵌合させ、締め付けリングの内周テーパ面を止水部材の外周テーパ面に重ね合わせた状態で、締め付けリングを軸線方向にスライドさせることで、内周テーパ面および外周テーパ面の間に生じるクサビ作用により止水部材を縮径させて、シースの端部を外周から締め付ける。
そうすることにより、シースの外部から、皮剥きした部分のシースの端部内側に浸透した接着剤に圧力をかけることができ、シールド部材およびその内外の隙間への接着剤の浸透度合を高めつつ、圧力を加えながら接着剤を固化させることができる。従って、確実に接着剤でシールド部材の隙間を封止することができ、高い止水性能を確保することができる。また、締め付け力を加えることによって良好な接着状態を保持できるので、長期間にわたり高い止水性能を維持することができる。
また、接着剤による止水部分を止水治具で覆うことになるので、温度変化や外力に強くなり、耐環境性に優れると共に、シースの皮剥き部の絶縁を図ることもできる。また、電線の径などに応じて締め付けリングによる締め付け力を加減することにより、止水性能と寿命のバランスを最適に設定することができる。また、使用するのは止水部材と締め付けリングだけであるから、低コストで簡単・確実にシールド部分の止水が可能であり、実現が容易である。
請求項2の発明によれば、止水部材を半割構造にして、両端にテーパ面を設けたので、シールド電線の中間皮剥き部に簡単に止水部材を装着することができ、その止水部材に締め付けリングを嵌合させることにより、中間皮剥き部の止水を簡単・確実に行うことができる。
請求項3の発明によれば、止水部材の周壁に水抜き孔を形成したので、止水限界を超えて万一、シールド部材を伝って水が侵入してきた場合でも、水抜きがなされることにより、接続先への浸水を防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、締め付けリングと止水部材との間に締結手段を設けたので、簡単に締め付けリングを、クサビ作用を生じる方向にスライドさせることができ、また、その状態を保持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の止水治具M10の構成を示す断面図、図2は止水治具M10を装着する前の工程としての皮剥き工程の説明図、図3は次の接着剤の供給工程の説明図、図4は止水治具M10を装着した状態を示す断面図、図5は完成した止水構造の断面図である。
この止水治具M10の使用対象であるシールド電線Wは、例えば、図2に示すように、内側から外側に向かって、芯線1、絶縁体2、編組等のシールド部材3、外皮であるシース4を順番に配したものである。
この止水治具M10は、図2〜図5に示すように、シールド電線Wのシース4を中間皮剥きし、露出したシールド部材3に接着剤Sを浸透させた上で、その部分を覆うように装着される。
この場合の止水治具M10は、止水部材10と、止水部材10の両端外周に装着される一対の締め付けリング20とから構成されている。
止水部材10は、両端外周に外周テーパ面14を有し、外周テーパ面14の位置を、皮剥きしたシース4の端部に位置合わせした状態で、シールド電線Wの外周に装着される円筒状のもので、縮径可能となるように半割構造とされている。つまり、軸線を含む平面で分割した2つの半体10A、10Bを合わせることで、円筒状の止水部材10が構成される。
止水部材10の内部には、シールド電線Wの中間皮剥き部Aを収容する小径の中空部12と、それよりも大径の両側のシース4の端部を収容する収容部11と、が設けられており、中央の小径の中空部12と、その両側の大径のシース端部の収容部11との間には、位置決めしやすいように段差が付いている。
また、締め付けリング20は円筒状のもので、その内周に、止水部材10側の外周テーパ面14に対応した内周テーパ面24が設けられている。
この止水治具M10を用いて止水を行う場合は、まず、図2に示すように、シールド電線Wのシース4を中間皮剥きし、中間皮剥きによりシールド部材3が露出した部分Aに接着剤Sを浸透させる。そうすると、接着剤Sは、図3の矢印で示すように、シールド部材3の微小隙間を伝って、シース4の端部の内側まで浸透して行く。
この状態で、図4に示すように、止水部材10を中間皮剥き部Aに被せ、シース4の端部を収容部11に収容し、シールド部材3の露出した部分を中空部12に収容する。この状態で、外周テーパ面14の位置が、皮剥きしたシース4の端部に位置合わせされる。
次いで、予めシールド電線Wの外周に通しておいた締め付けリング20を、矢印X方向にスライドさせ、止水部材10の外周に、内周テーパ面24を有する締め付けリング20を嵌合させる。
そして、内周テーパ面24を外周テーパ面14に重ね合わせた状態で、締め付けリング20を更にX方向にスライドさせることにより、内周テーパ面24および外周テーパ面14の間に生じるクサビ作用により、止水部材10を縮径させ、それにより、シース4の端部に対して、外周から締め付け力(矢印Y)を付与する。これにより、図5の止水構造MA10が出来上がる。
このように止水治具M10で締め付けた構造によれば、シース4の外部から、皮剥きした部分のシース4の端部内側に浸透した接着剤Sに圧力をかけることができるので、シールド部材3およびその内外の隙間への接着剤の浸透度合を高めつつ、圧力を加えながら接着剤Sを固化させることができる。
従って、確実に接着剤Sでシールド部材3の隙間を封止することができ、高い止水性能を確保することができる。また、締め付け力を加えることによって良好な接着状態を保持できるので、長期間にわたり高い止水性能を維持することができる。
また、接着剤Sによる止水部分を止水治具M10で覆うことになるので、温度変化や外力に強くなり、耐環境性に優れると共に、シース4の皮剥き部Aの絶縁を図ることもできる。また、シールド電線Wの径などに応じて締め付けリング20による締め付け力を加減することにより、止水性能と寿命のバランスを最適に設定することができる。また、使用するのは止水部材10と締め付けリング20だけであるから、低コストで簡単・確実にシールド部分の止水が可能であり、実現が容易である。
また、この止水治具M10は、円筒状の止水部材10を半割構造にしているので、シールド電線Wの中間皮剥き部Aに簡単に装着することができ、中間皮剥き部Aの止水を簡単・確実に行うことができる利点もある。
<第2実施形態>
図6は本発明の第2実施形態の止水治具M110の断面図である。
この止水治具M110は、中空部12に連通させて止水部材110の周壁に水抜き孔16を形成していることを除いて、第1実施形態の止水治具M10と全く同じ構成である。その水抜き孔16は、中空部12の内周壁に形成された環状溝16aと、その環状溝16aに連通させて半径方向に穿設された貫通孔16bとから構成されている。この止水治具M110を用いた場合も、第1実施形態と同様の工程を経て、図7のような止水構造MA110が得られる。
このように止水部材110の周壁に水抜き孔16が形成されている場合は、止水限界を超えて万一、シールド部材3を伝って水Fが入してきた場合でも、シールド電線Wの中間部の止水構造M110において、途中水抜きがなされることにより、接続先への浸水を防ぐことができる。
つまり、図8の例に示すように、高低差をもって配されたインバータ101とバッテリ102の間をシールド電線Wで接続するような場合、インバータ101側が浸水すると、高低差があることにより、シールド電線Wの内部のシールド部材3(図7参照)を伝って、バッテリ102側に水が流れてくる。通常レベルであれば、途中に止水構造M110があることにより、この水の入は食い止められるが、止水限界を超えるレベルになると、バッテリ102側に浸水が及ぶ可能性が出てくる。その点、この止水構造M110は、止水部材110に水抜き孔16(図7参照)を備えているので、止水限界を超えた場合であっても、この止水構造M110自体において、水を逃がすことができる。従って、バッテリ102側への浸水のおそれを無くすことができる。
<第3実施形態>
図9は本発明の第3実施形態の止水治具M210を用いて実現した止水構造MA210の断面図である。
この止水治具M210では、締め付けリング220と止水部材210との間に、締め付けリング220を、クサビ作用を生じる方向にスライドさせる、雄ネジ212と雌ネジ222とからなるネジ機構(締結手段)を設けている。
ここでは、締め付けリング220の端部に大径部221を設けて、その内周に雌ネジ222を設け、一方、止水部材210の端部外周に、雌ネジ222と螺合する雄ネジ212を設けている。それ以外の構成は、第1実施形態と同じである。
このように、雌ネジ222と雄ネジ212よりなるネジ機構を、止水部材210と締め付けリング220との間に設けたことにより、締め付けリング220を回すことによって、簡単に締め付けリング220を、クサビ作用を生じる方向にスライドさせ、それにより、止水部材210を締め付けることができる。また、その状態を安定して保持することができる。
<第4実施形態>
図10は本発明の第4実施形態の止水治具M320を用いて実現した止水構造MA320の断面図である。
この止水治具M320では、止水部材210は第3実施形態と同じものを用いるものの、締め付けリング320側の構成を、第3実施形態と違えている。
即ち、締め付けリング320に、直接、雌ネジ332を設けるのではなく、締め付けリング320の端部に全周鍔部321を設け、その全周鍔部321に回転リング330の一端を回転自在に係合させ、その回転リング330の内周に、止水部材210側の雄ネジ212と螺合する雌ネジ332を形成している。その他の構成は第3実施形態と同じである。
この実施形態では、回転リング330を回すことによって、ネジの作用により、締め付けリング320をスライドさせることができる。この場合、直接、締め付けリング320を回転させずにすむので、摩擦抵抗を少なくすることができ、その分だけ、締め付けリング320を容易に軸線方向にスライドさせることができる。
<第5実施形態>
図11は本発明の第5実施形態の止水治具M50、図12は同止水治具M510を用いて実現した止水構造MA510の断面図である。
上記第1〜第4実施形態では、中間皮剥き部Aの両側を同時に止水する場合について示したが、本実施形態では片側止水を念頭においている。即ち、この止水治具M50は、第1実施形態の止水部材10(図1参照)を長手方向に半分に切った止水部材510と、1個の締め付けリング20で構成されている。止水部材510が、2つの半体510A、510Bに半割されている点は、第1実施形態と同じである。
このように片側止水タイプとしたので、図12に示すように、シールド電線Wの端末部の止水を行うことができる。
なお、この止水治具M510を2セット用いて、中間皮剥き部の止水を行うこともできる。
また、この止水治具510に対して、前記第3、第4実施形態のようにネジ機構を設けてもよい。
本発明の第1実施形態の止水治具の構成を示す断面図である。 同止水治具装着する前の工程としての皮剥き工程の説明図である。 次の接着剤の供給工程の説明図である。 同止水治具を装着した状態を示す断面図である。 同止水治具を使用して完成させた止水構造の断面図である。 本発明の第2実施形態の止水治具の断面図である。 同止水治具を使用して完成させた止水構造の断面図である。 同止水治具を使用した止水構造の適用例を示す図である。 本発明の第3実施形態の断面図である。 本発明の第4実施形態の断面図である。 本発明の第5実施形態の止水治具の構成を示す断面図である。 同止水治具を使用して完成させた止水構造の断面図である。
符号の説明
A 中間皮剥き部
S 接着剤
W シールド電線
M10,M110,M210,M320,M510 止水治具
MA10,MA110,MA210,MA320,MA510 止水構造
3 シールド部材
4 シース
10,110,210,510 止水部材
11 シース端部の収容部
12 中空部
14 外周テーパ面
16 水抜き孔
20 締め付けリング
24 内周テーパ面
212 雄ネジ(締結手段)
222,322 雌ネジ(締結手段)

Claims (4)

  1. シールド電線のシースを皮剥きし、露出したシールド部材に接着剤を浸透させた上で、その部分を覆うように装着されるシールド電線の止水治具であって、
    外周テーパ面を有し、該外周テーパ面の位置を、前記皮剥きしたシースの端部に位置合わせした状態で、シールド電線の外周に装着される縮径可能な筒状の止水部材と、
    内周テーパ面を有し、該内周テーパ面を前記外周テーパ面に重ね合わせた状態で、軸線方向にスライドさせることにより、前記内周テーパ面および外周テーパ面の間に生じるクサビ作用により、前記止水部材を縮径させ、それによりシースの端部に対して外周から締め付け力を付与する締め付けリングと、からなり、
    前記止水部材は、前記シールド電線の皮剥き部を収容する小径の中空部と、この中空部よりも大径の前記シースの端部を収容する収容部を備えていることを特徴とするシールド電線の止水治具。
  2. 請求項1に記載のシールド電線の止水治具であって、
    前記止水部材が、両端外周に外周テーパ面を有し、且つ内部に、シースを中間皮剥きしたシールド電線の中間皮剥き部を収容する中空部と、その両側のシース端部の収容部と、を有する半割構造の筒状体として構成されており、前記各外周テーパ面に対応させて、前記締め付けリングが一対設けられていることを特徴とするシールド電線の止水治具。
  3. 請求項2に記載のシールド電線の止水治具であって、
    前記中空部に連通させて、前記止水部材の周壁に、水抜き孔が形成されていることを特徴とするシールド電線の止水治具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシールド電線の止水治具であって、
    前記締め付けリングと止水部材との間に、締め付けリングを、前記クサビ作用を生じる方向にスライドさせる締結手段を設けたことを特徴とするシールド電線の止水治具。
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