JP2021158068A - ワイヤハーネス - Google Patents

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弘行 荒川
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Abstract

【課題】シールド電線の電磁シールド部材に浸透させた止水剤による止水性能を安定して保持することができる、新規な構造のワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス10が、第1絶縁被覆26を有する第1被覆電線16と、第1被覆電線16を覆う電磁シールド部材20と、電磁シールド部材20を覆うシース22と、シース22が除去されて形成されたシールド部材露出部30とを有するシールド電線12と、シールド部材露出部30に塗布されて電磁シールド部材20に浸透する止水剤36と、シールド電線12に取り付けられる補強部材50と、を備え、シース22は、シールド部材露出部30の一方側に位置する第1分割シース部32を有し、止水剤36は、第1分割シース部32の内周面と第1絶縁被覆26の外周面とに密着しており、補強部材50は、第1分割シース部32に沿って配置されているとともに、シールド電線12よりも高い剛性を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、ワイヤハーネスに関する。
従来から、大電流が供給されるワイヤハーネスにおいては、電磁ノイズ対策としてシールド電線を用いたものが知られている。シールド電線は、被覆電線の周囲を金属箔や金属編組チューブ等の電磁シールド部材で覆い、電磁シールド部材を絶縁性の被覆部材であるシースで被覆した構造を有している。
シールド電線を用いたワイヤハーネスにおいては、シールド電線の一方の端部において、シースの端末を皮剥ぎして電磁シールド部材を露出させ、アース用電線の一方の端末に露出した芯線に接続した構造が提案されている。そして、アース用電線の他方の端末に設けられたアース端子を、周辺機器の筐体や車体パネル等へ接地することにより、シールド電線により安定した電磁シールド効果が発揮されるようになっている。
ところで、このようなシールド電線を用いたワイヤハーネスにおいては、電磁シールド部材を露出させた部位からの水の浸入を抑える必要がある。例えば、特許文献1では、シースの端末から露出した電磁シールド部材や、電磁シールド部材とアース用電線の接続部に対して、シリコーン樹脂等の樹脂系止水剤を浸透させることにより構成した止水部を設ける構造が提案されている。
特開2009−220641号公報
ところが、電磁シールド部材に浸透させた止水剤は、シールド電線が曲げ変形した際に、シースや被覆電線から剥離し易い。それゆえ、電磁シールド部材とシースや被覆電線の間に再度隙間が形成され、止水性能が保持できない場合が考えられる。
そこで、その解決課題は、シールド電線の電磁シールド部材に浸透させた止水剤による止水性能を安定して保持することができる、新規な構造のワイヤハーネスを開示する。
本開示のワイヤハーネスは、第1コア電線と前記第1コア電線を覆う第1絶縁被覆とを有する第1被覆電線と、前記第1被覆電線を覆う電磁シールド部材と、前記電磁シールド部材を覆うシースと、前記シースが除去されて前記電磁シールド部材が露出しているシールド部材露出部とを有するシールド電線と、前記シールド部材露出部に塗布されて前記電磁シールド部材に浸透する止水剤と、前記シールド電線に取り付けられる補強部材と、を備え、前記シースは、前記シールド電線の長さ方向である第1方向において、前記シールド部材露出部の一方側に位置する第1分割シース部を有し、前記止水剤は、前記第1分割シース部の内周面と前記第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、前記補強部材は、前記第1分割シース部に沿って配置されているとともに、前記シールド電線よりも高い剛性を有する、ワイヤハーネスである。
本開示によれば、シールド電線の電磁シールド部材に浸透させた止水剤による止水性能を安定して保持することが可能なワイヤハーネスを提供することができる。
図1は、実施形態1にかかるワイヤハーネスを示す正面図である。 図2は、図1におけるII−II断面拡大図である。 図3は、図2におけるIII−III断面図である。 図4は、図1に示すワイヤハーネスの止水剤を塗布する工程を説明するための正面拡大図である。 図5は、実施形態2にかかるワイヤハーネスを示す断面図であって、図2に相当する図である。 図6は、実施形態3にかかるワイヤハーネスを示す断面図であって、図2に相当する図である。
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
(1)第1コア電線と前記第1コア電線を覆う第1絶縁被覆とを有する第1被覆電線と、前記第1被覆電線を覆う電磁シールド部材と、前記電磁シールド部材を覆うシースと、前記シースが除去されて前記電磁シールド部材が露出しているシールド部材露出部とを有するシールド電線と、前記シールド部材露出部に塗布されて前記電磁シールド部材に浸透する止水剤と、前記シールド電線に取り付けられる補強部材と、を備え、前記シースは、前記シールド電線の長さ方向である第1方向において、前記シールド部材露出部の一方側に位置する第1分割シース部を有し、前記止水剤は、前記第1分割シース部の内周面と前記第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、前記補強部材は、前記第1分割シース部に沿って配置されているとともに、前記シールド電線よりも高い剛性を有する、ワイヤハーネスである。
本開示のワイヤハーネスによれば、シースが除去されて電磁シールド部材が露出してなるシールド部材露出部が設けられたシールド電線を備えており、シールド部材露出部に止水剤が塗布されて電磁シールド部材に浸透している。これにより、シールド電線の長さ方向である第1方向において、シールド部材露出部の一方側に位置する第1分割シース部には、シールド部材露出部に塗布された止水剤が浸透して、止水領域が形成されている。止水領域では、止水剤は、第1分割シース部の内周面と第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、シースと電磁シールド部材の間の隙間および電磁シールド部材と第1被覆電線の間の隙間が止水剤で塞がれている。また、第1分割シース部の内周面と第1絶縁被覆の外周面の間に配置された電磁シールド部材における隙間も止水剤が充填されて塞がれている。そして、シールド電線よりも高い剛性を有する補強部材が、第1分割シース部に沿って配置されている。その結果、止水領域が形成された第1分割シース部が、補強部材により曲げ変形が抑制されている。それゆえ、シールド電線の曲げ変形に伴う止水剤のシースや第1コア電線を覆う第1絶縁被覆からの剥離を抑制して、ワイヤハーネスの止水性の向上を図ることができる。
なお、補強部材の形状は、第1分割シース部に沿って配置され得る形状であればいずれでもよい。例えば、板形状や棒形状、筒形状等の任意の形状が採用可能である。
(2)前記シースは、前記第1方向において、前記シールド部材露出部の他方側に位置する第2分割シース部を有し、前記止水剤は、前記第2分割シース部の内周面と前記第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、前記補強部材は、前記第1分割シース部と前記第2分割シース部の両方に配置されている、ことが好ましい。これにより、シールド電線の長さ方向である第1方向において、シールド部材露出部の一方側に位置する第1分割シース部に加えて、シールド部材露出部の他方側に位置する第2分割シース部にも、シールド部材露出部に塗布された止水剤が浸透することにより、止水領域が形成されている。止水領域では、止水剤は、第2分割シース部の内周面と第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、シースと電磁シールド部材の間の隙間および電磁シールド部材と第1絶縁被覆の間の隙間が止水剤で塞がれている。また、第1分割シース部の内周面と第1絶縁被覆の外周面の間に配置された電磁シールド部材における隙間も止水剤が充填されて塞がれている。この止水領域が形成されている第1分割シース部と第2分割シース部の両方の曲げ変形が、補強部材によって抑制されている。これにより、シールド電線の曲げ変形に伴う止水剤のシースや第1被覆電線からの剥離を、シールド電線の第1方向における二か所で抑制でき、ワイヤハーネスの止水性の更なる向上を図ることができる。
なお、補強部材は、第1分割シース部と第2分割シース部の両方に配置され得る形状であればいずれの形状も採用可能である。例えば、第1分割シース部と第2分割シース部のそれぞれに沿って配置される2つの部材を含んで構成されていてもよいし、シールド電線の第1分割シース部と第2分割シース部に沿って延びる部位を有する1つの部材で構成されていてもよい。
(3)上記(1)において、前記シースは、前記第1方向において、前記シールド部材露出部の他方側に位置する第2分割シース部を有し、前記止水剤は、前記第2分割シース部の内周面と前記第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、前記補強部材は、前記第1分割シース部と前記第2分割シース部とに跨っている、ことが好ましい。シールド電線の第1方向において、第1分割シース部と、シールド部材露出部と、第2分割シース部の全てに跨って延びる補強部材により、止水剤の浸透領域全体に亘って、補強部材による曲げ変形抑制が施されるからである。これにより、シールド電線の曲げ変形に伴う止水剤のシースや第1被覆電線からの剥離を、止水剤の浸透領域の全体で抑制でき、ワイヤハーネスの止水性の一層の向上を図ることができる。
(4)前記補強部材は、筒状である、ことが好ましい。補強部材が重ね合される部位において、シールド電線の周方向の全長に亘って、補強部材により剛性を高めて曲げ変形を抑制できるからである。その結果、補強部材の配置部位等の方向性を無くして、補強部材の汎用性の向上も図ることができる。なお、筒状の補強部材は、金属製や樹脂製のものが採用可能である。また、筒状の補強部材には、軸方向に延びるスリットにより筒体が分割されるタイプのものも含まれる。
(5)前記シールド電線を覆う外装部材を備え、前記補強部材は、前記外装部材の内側に配置されていることが好ましい。シールド電線に対して直接補強部材を重ね合せて固定することにより、シールド電線の所定部位(第1分割シース部,第2分割シース部の少なくともいずれかの部位、またはそれらにシールド部材露出部を加えた部位)に補強部材を沿わせて配置することができるからである。その結果、外装部材の組み付け公差の影響を受けることなく、補強部材の組み付けを行うことができる。さらに、外装部材のシールド電線への相対移動の影響を受けないことから、補強部材をシールド電線に精度よく配置することができ、その分、補強部材のシールド電線の第1方向における長さ寸法を短く設定することが可能となる。その結果、外装部材の外側に補強部材を配置する場合と比べて、ワイヤハーネスの柔軟性が必要以上に補強部材により損なわれることを防止できる。これにより、ワイヤハーネスの車載機器への接続作業性や、ワイヤハーネスの車両への組付性や配索作業性等の向上を図ることができる。
(6)上記(1)から上記(4)のいずれかにおいて、前記シールド電線を覆う外装部材を備え、前記補強部材は、前記外装部材の外側に配置されていることが好ましい。補強部材を外装部材の外側に配置すればよいことから、外装部材の内側に補強部材を配置する場合に比べて、外装部材の径を小さくすることができ、ワイヤハーネスの小型化を図ることができる。また、ワイヤハーネスを車載機器に接続する際や、ワイヤハーネスを車両に組み付ける際に、作業者が補強部材がなく屈曲変形が容易な部位と、補強部材があり屈曲変形が困難な部位とを、目視にて容易に確認できる。それゆえ、補強部材が外装部材の内側に配置されている場合に比べて、ワイヤハーネスの車載機器への接続作業性や、ワイヤハーネスの車両への組付性や配索作業性等の向上を図ることができる。
<本開示の実施形態の詳細>
本開示のワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
以下、本開示の実施形態1について、図1から図4を参照しつつ説明する。ワイヤハーネス10は、例えば車両のインバータとコンプレッサを電気的に接続するために用いられる。具体的には、図1中の左方において図示しないインバータ側のコネクタに接続されていると共に、図1中の右方において図示しないコンプレッサ側のコネクタに接続されている。なお、図面中では、見易さのために、後述する結束テープ38および結束部材62や補強部材50の厚さ寸法やシールド電線12の径寸法等を誇張して示す。また、以下の説明では、図1中の左方を前方、図1中の右方を後方として説明するが、車両への取付状態におけるワイヤハーネス10の方向とは必ずしも一致するものではない。さらに、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
<ワイヤハーネス10>
図1に示すように、ワイヤハーネス10は、インバータ側のコネクタとコンプレッサ側のコネクタに接続されるシールド電線12と、当該シールド電線12の後述する電磁シールド部材20に電気的に接続されるアース用電線18とを備えている。アース用電線18の一方の端部は、シールド電線12の一方の端部側(前方側)において、シールド電線12の後述するシース22がある程度の長さに亘って皮剥ぎされることにより外部に露出された後述する電磁シールド部材20に電気的に接続されている。アース用電線18の他方の端部は、高圧用の筐体や車体パネル等に接地されることにより、電磁シールド部材20がアース接続されている。また、シールド電線12は、外装部材としてのコルゲートチューブ14で覆われている。実施形態1では、1本のシールド電線12が設けられているが、シールド電線の数は限定されるものではなく、2本以上でもよい。
<シールド電線12>
シールド電線12は、第1被覆電線16と、第1被覆電線16の周囲を覆い第1被覆電線16を電磁シールドする電磁シールド部材20と、電磁シールド部材20を被覆する絶縁性のシース22とを含んでいる。
第1被覆電線16は、導電性を有する金属製の芯線である第1コア電線24と、当該第1コア電線24を被覆する第1絶縁被覆26とを含んでいる。第1絶縁被覆26は、例えばチューブ状とされて、軟質の合成樹脂等により形成され得る。
電磁シールド部材20は、例えば導電性を有する金属製の細線を編組することによって形成された筒状の編組線によって構成されている。アース用電線18が接続される前の初期状態では、電磁シールド部材20が、第1被覆電線16の周囲を長さ方向(図1の左右方向)の略全長に亘って覆っている。なお、電磁シールド部材20における金属製の細線の編組態様は限定されるものではなく、従来公知の編組構造や編織構造等が適宜に採用され得る。
シース22は、例えば軟質の合成樹脂からなる筒状の部材とされている。電磁シールド部材20にアース用電線18が接続される前の初期状態では、シース22が、第1被覆電線16および電磁シールド部材20を長さ方向の略全長に亘って被覆している。
<シールド部材露出部30および第1分割シース部32,第2分割シース部34>
図1,2および図4に示すように、シールド電線12は、シールド電線12の長さ方向(図1,2および図4中、左右方向)である第1方向の中間部位において、シース22が除去されて電磁シールド部材20が外部に露出されている。電磁シールド部材20が外部に露出された部位によって、シールド部材露出部30が設けられている。ここで、第1方向の中間部位とは、第1方向の両端を除く両端の間に位置する部位における任意の箇所を意味する。第1方向においてシールド部材露出部30の一方側である前方側(図1,2および図4中、左側)には第1分割シース部32が位置している。また、第1方向においてシールド部材露出部30の他方側である後方側(図1,2および図4中、右側)には第2分割シース部34が位置している。
<止水剤36>
例えば、図4に示すように、シールド部材露出部30には、止水剤36が塗布されている。なお、止水剤36としては、例えば、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、グリース、ブチルゴム、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、熱可塑性樹脂、その他、粘性および弾性を有する接着剤、が用いられる。本実施形態では、乾燥により固化するシリコーン樹脂が採用されている。図2に示すように、止水剤36が塗布されたシールド部材露出部30全体と、第1分割シース部32および第2分割シース部34のシールド部材露出部30側の端部に亘って、ビニールテープ等の結束テープ38が巻き付けられている。これにより、塗布された止水剤36が、シールド部材露出部30における第1被覆電線16と結束テープ38の間に安定的に保持されている。
<止水領域42,44>
図2に示すように、シールド部材露出部30に塗布された止水剤36は、電磁シールド部材20内の金属細線の間の第1隙間40に浸透する。止水剤36はさらに第1隙間40を伝って長さ方向の両方向に浸透し、第1分割シース部32および第2分割シース部34のシールド部材露出部30側の端部に止水領域である第1止水領域42と第2止水領域44を形成する。すなわち、シールド部材露出部30の長さ方向の一方側である前方側において止水剤36が電磁シールド部材20に浸透した領域(第1止水領域42)をカバーする位置にあるシース22によって第1分割シース部32が構成されている。また、シールド部材露出部30の長さ方向の他方側である後方側において止水剤36が電磁シールド部材20に浸透した領域(第2止水領域44)をカバーする位置にあるシース22によって第2分割シース部34が構成されている。
本実施形態では、止水剤36が塗布されたシールド部材露出部30およびその近傍に結束テープ38が巻き付けられていることから、止水剤36に対して第1被覆電線16に向かう方向の力が加えられている。これにより、止水剤36が、シールド部材露出部30および第1止水領域42,第2止水領域44において、電磁シールド部材20内へ浸透することが促進されている。その結果、図3に示すように、止水剤36は、第1止水領域42において、第1分割シース部32の内周面と第1被覆電線16の第1絶縁被覆26の外周面とに密着している。同様に、止水剤36は、第2止水領域44において、第2分割シース部34の内周面と第1被覆電線16の第1絶縁被覆26の外周面とに密着している。より詳細には、止水領域42,44において、電磁シールド部材20内の金属細線の間の第1隙間40と、電磁シールド部材20と第1被覆電線16の間の第2隙間46と、シース22と電磁シールド部材20の間の第3隙間48が止水剤36で充填されて止水されている。上述したように、シールド電線12の一方の端部側(前方側)において、シース22が皮剥ぎされて電磁シールド部材20が外部に露出されている。それゆえ、シールド電線12の一方の端部側が被水すると、シース22と第1被覆電線16の間に形成された第1隙間40や第2隙間46や第3隙間48を伝って、シールド電線12の他方の端部側(後方側)に設けられた図示しないコネクタ等の機器まで水が浸入するおそれがある。止水領域42,44は、この水の浸入を第1方向の中間部位において阻止するために設けられている。
<補強部材50>
図2に示すように、第1方向において、シールド電線12は、第1分割シース部32と、シールド部材露出部30と、第2分割シース部34の全てに跨って延びている補強部材50を有している。より詳細には、補強部材50は、シールド電線12に沿って延び、前後方向に向かって開口する円筒形状を有している(図3参照)。補強部材50は、シールド電線12よりも高い剛性を有する合成樹脂で構成されている。補強部材50は、全体として筒形状を為し、第1止水領域42と、シールド部材露出部30と、第2止水領域44の全てを覆うように配設されている。
図2および図3に示すように、補強部材50は、一対の分割筒体52,54を含んで構成されており、シールド電線12の外周面に装着されている。一対の分割筒体52,54は、上方(図2および図3中、上方)に位置する上側分割筒体52と、下方(図2および図3中、下方)に位置する下側分割筒体54、によって構成されている。一対の分割筒体52,54は、いずれも半円形断面で軸方向に延びる半筒体とされている。一対の分割筒体52,54を上下側から相互に組み合わされることにより、それらの間に第1方向の中間部位を挟み込むようになっている。
加えて、図3に示すように、一対の分割筒体52,54は、周方向の一端部(図3中、右端部)において薄肉とされたヒンジ部56を介して連結されている。上側分割筒体52の周方向の他端部(図3中、左端部)に設けられた係止突起58を、下側分割筒体54の周方向の他端部に設けられた被係止凹部60に係止させることにより、一対の分割筒体52,54の周方向の他端部がロックされる。そして、図2に示すように、補強部材50の長さ方向の両端部が、結束テープ等の結束部材62を用いてシールド電線12の外周面に対して固定されている。このように分割筒体52,54を有する補強部材50を採用することにより、例えば分割されていない筒体を用いた場合に比して、組み付け作業性の向上を図ることができる。ここで、補強部材50は、シールド電線12よりも高い剛性を有する合成樹脂製とされている。これにより、補強部材50によってシールド電線12の剛性が高められており、シールド電線12の曲げ変形が抑制可能となっている。
<コルゲートチューブ14>
このように形成されたシールド電線12に対して、さらに合成樹脂製で円筒形状を有するコルゲートチューブ14が外装されている。すなわち、補強部材50はコルゲートチューブ14の内側に配置されている。なお、コルゲートチューブ14は、長さ方向の両端部において、図示しない結束テープ等の結束部材を用いてシールド電線12に対して固定されている。
<ワイヤハーネス10の製造方法>
ワイヤハーネス10の製造方法について、図1から図4を用いて説明する。まず、所望の長さに切断したシールド電線12を準備する。次に、図4に示すように、第1方向の中間部位においてシース22を除去することにより、電磁シールド部材20を外部に露出するシールド部材露出部30を設ける。続いて、シールド部材露出部30に対して上方から液状の止水剤36を塗布する。次に、シールド部材露出部30全体と、第1分割シース部32および第2分割シース部34のシールド部材露出部30側の端部に亘って、ビニールテープ等の結束テープ38を巻き付ける。その結果、図2に示すように、塗布された止水剤36が、シールド部材露出部30における第1被覆電線16と結束テープ38の間に安定的に保持される。続いて、補強部材50の下側分割筒体54の内部を上方に向けた状態で下側分割筒体54の内部に、シールド電線12の中間部位(シールド部材露出部30を含む)を載置する。次に、補強部材50の上側分割筒体52の係止突起58を下側分割筒体54の被係止凹部60にロックさせる。これにより、シールド電線12の中間部位を覆うように補強部材50が取り付けられる。そして、結束テープ等の結束部材62により、補強部材50の長さ方向の両端部をシールド電線12に対して固定する。
止水剤36は、ワイヤハーネス10の製造中は凝固することなく流動性を有している。それゆえ、シールド部材露出部30において、塗布された止水剤36は、電磁シールド部材20の外周面から電磁シールド部材20内の金属細線の間の第1隙間40に浸透する。止水剤36はさらに第1隙間40を伝って長さ方向の両方向に浸透し、第1分割シース部32および第2分割シース部34のシールド部材露出部30側の端部に、止水領域である第1止水領域42と第2止水領域44を形成する。その結果、第1止水領域42と第2止水領域44において、電磁シールド部材20内の第1隙間40と、電磁シールド部材20と第1被覆電線16間の第2隙間46と、シース22と電磁シールド部材20間の第3隙間48が止水剤36で充填される。
次に、シールド電線12をコルゲートチューブ14によって外装し、コルゲートチューブ14の長さ方向の両端部を結束部材によりシールド電線12に固定する。最後に、シールド電線12の端末(図1中、左側)におけるアース用電線18と電磁シールド部材20との接続を行う。このように構成されたワイヤハーネス10を一定時間乾燥して止水剤36を固化する。これにより、本開示の実施形態1に従うワイヤハーネス10が完成される。
このような構造とされた本開示のワイヤハーネス10によれば、第1方向の中間部位には、シールド部材露出部30が形成されている。シールド部材露出部30では、シールド電線12のシース22が除去されて電磁シールド部材20が外部に露出されている。そして、シールド部材露出部30に対して止水剤36が塗布されている。これにより、シールド部材露出部30の両側に位置する第1分割シース部32と第2分割シース部34に対して、止水剤36が、電磁シールド部材20内の金属細線の間の第1隙間40を介して浸透する。その結果、第1分割シース部32と第2分割シース部34には、それぞれ第1止水領域42と第2止水領域44が形成されている。止水領域42,44においては、電磁シールド部材20内の第1隙間40と、電磁シールド部材20と第1被覆電線16の間の第2隙間46と、シース22と電磁シールド部材20の間の第3隙間48が止水剤36で充填され固化されている。それゆえ、止水領域42,44において、止水が可能となっている。
本実施形態では、補強部材50がシールド電線12よりも高い剛性を有する合成樹脂製とされている。それゆえ、補強部材50によってシールド電線12の剛性が高められており、シールド電線12の曲げ変形が抑制可能となっている。しかも、補強部材50は、第1分割シース部32と、シールド部材露出部30と、第2分割シース部34の全てに跨って延びている。すなわち、補強部材50によって、止水剤36が浸透している浸透領域全体に亘って曲げ変形が抑制されている。これにより、浸透領域全体(止水領域42,44およびシールド部材露出部30)において、固化した止水剤36がシース22や第1被覆電線16の第1絶縁被覆26や電磁シールド部材20から剥離することを抑制できる。それゆえ、第1隙間40や第2隙間46や第3隙間48が再度形成されることを防止することができることから、本開示のワイヤハーネス10の止水性の一層の向上を図ることができる。しかも、補強部材50が筒状とされていることから、補強部材50の配置部位等の方向性を無くして、補強部材50の汎用性の向上も図ることができる。
加えて、シールド電線12の所定部位(第1分割シース部32とシールド部材露出部30と第2分割シース部34)に対して直接補強部材50を沿わせて配置されている。これにより、コルゲートチューブ14のシールド電線12に対する組み付け公差の影響を受けることなく、補強部材50の組み付けを行うことができる。それゆえ、補強部材50をシールド電線12に精度よく配置することができるため、補強部材50の第1方向における長さ寸法を短くすることも可能となる。これにより、コルゲートチューブ14の外側に補強部材50を配置する場合と比べて、ワイヤハーネス10の柔軟性が必要以上に補強部材50によって損なわれることを防止できる。さらに、ワイヤハーネス10の図示しない車載機器への接続作業性や、ワイヤハーネス10の図示しない車両への組付性や配索作業性等の向上を図ることができる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は上記記述および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、補強部材50が、第1分割シース部32と、シールド部材露出部30と、第2分割シース部34の全てに跨って延びていたが、これに限定されない。例えば、図5に示す本開示の実施形態2のワイヤハーネス64のように、補強部材66が、第1分割シース部32と第2分割シース部34の両方のみに沿って配置されていてもよい。これにより、シールド部材露出部30の両側に位置する第1分割シース部32と第2分割シース部34における両止水領域42,44の曲げ変形が、補強部材66によって抑制されている。それゆえ、シールド電線12の曲げ変形に伴う止水剤36のシース22や第1被覆電線16の第1絶縁被覆26や電磁シールド部材20からの剥離を、第1方向の中間部位の二か所で抑制できる。したがって、ワイヤハーネス10の止水性の十分な向上を図ることができる。なお、補強部材66は、第1分割シース部32と第2分割シース部34の両方のみに沿って配置され得る形状であればいずれの形状も採用可能である。例えば、補強部材66は、第1分割シース部32と第2分割シース部34のそれぞれに沿って配置される2つの部材を含んで構成されていてもよいし、シールド電線12の第1分割シース部32と第2分割シース部34に沿って延びる部位を有する1つの部材で構成されていてもよい。
(2)上記実施形態1では、補強部材50が、第1分割シース部32と、シールド部材露出部30と、第2分割シース部34の全てに跨って延びていたが、これに限定されない。補強部材50が、第1分割シース部32と第2分割シース部34のいずれか一方のみに沿って配置されていてもよい。これにより、第1止水領域42が形成された第1分割シース部32と第2分割シース部34のいずれか一方のみで補強部材50により曲げ変形が抑制されている。それゆえ、第1分割シース部32と第2分割シース部34のいずれか一方のみで、シールド電線12の曲げ変形に伴う止水剤36のシース22や第1被覆電線16の第1絶縁被覆26や電磁シールド部材20からの剥離を抑制できる。したがって、このような場合でも、ワイヤハーネス10の止水性を向上することができる。なお、補強部材50の形状は、第1分割シース部32と第2分割シース部34のいずれか一方のみに沿って配置され得る形状であればいずれでもよく、板形状や棒形状、角筒形状等の任意の形状が採用可能である。また、上記実施形態1,2においても、補強部材50の形状は、シールド電線12の曲げ変形を抑制し得る形状であればいずれでもよく、板形状や棒形状、角筒形状等の任意の形状が採用可能である。例えば、板形状や棒形状の補強部材が、シールド電線12の曲げ変形が想定される側にのみ設けられていてもよい。
(3)上記実施形態1,2では、補強部材50,66は、シールド電線12よりも高い剛性を有する合成樹脂製とされていたが、これに限定されず、金属製のものも採用可能である。
(4)上記実施形態1,2では、補強部材50,66はコルゲートチューブ14の内側に配置されていたが、これに限定されない。図6に示す本開示の実施形態3のワイヤハーネス68のように、補強部材70が外装部材としてのコルゲートチューブ14の外側に配置されていてもよい。これにより、コルゲートチューブ14の内側に補強部材50を配置する場合に比べて、コルゲートチューブ14の径を小さくすることができる。それゆえ、ワイヤハーネス68の小型化を図ることができる。また、補強部材70がコルゲートチューブ14の外側に配置されていることから、作業者が補強部材70がなく屈曲変形が容易な部位と、補強部材70があり屈曲変形が困難な部位とを、目視で容易に確認することができる。それゆえ、補強部材50がコルゲートチューブ14の内側に配置されている場合に比べて、ワイヤハーネス68の車載機器への接続作業性や、ワイヤハーネス68の車両への組付性や配索作業性等の向上を図ることができる。
(5)止水剤36が塗布されたシールド部材露出部30と第1分割シース部32および第2分割シース部34のシールド部材露出部30側の端部に亘って巻き付けられていた結束テープ38は任意であり、必ずしも設ける必要はない。補強部材50をシールド電線12に固定する結束部材62は、結束テープの他、結束バンドや他の周知の結束部材を用いてもよい。
10 ワイヤハーネス(実施形態1)
12 シールド電線
14 コルゲートチューブ(外装部材)
16 第1被覆電線
18 アース用電線
20 電磁シールド部材
22 シース
24 第1コア電線(芯線)
26 第1絶縁被覆
30 シールド部材露出部
32 第1分割シース部
34 第2分割シース部
36 止水剤
38 結束テープ
40 第1隙間
42 第1止水領域(止水領域)
44 第2止水領域(止水領域)
46 第2隙間
48 第3隙間
50 補強部材
52 上側分割筒体(分割筒体)
54 下側分割筒体(分割筒体)
56 ヒンジ部
58 係止突起
60 被係止凹部
62 結束部材
64 ワイヤハーネス(実施形態2)
66 補強部材
68 ワイヤハーネス(実施形態3)
70 補強部材

Claims (6)

  1. 第1コア電線と前記第1コア電線を覆う第1絶縁被覆とを有する第1被覆電線と、前記第1被覆電線を覆う電磁シールド部材と、前記電磁シールド部材を覆うシースと、前記シースが除去されて前記電磁シールド部材が露出しているシールド部材露出部とを有するシールド電線と、
    前記シールド部材露出部に塗布されて前記電磁シールド部材に浸透する止水剤と、
    前記シールド電線に取り付けられる補強部材と、を備え、
    前記シースは、前記シールド電線の長さ方向である第1方向において、前記シールド部材露出部の一方側に位置する第1分割シース部を有し、
    前記止水剤は、前記第1分割シース部の内周面と前記第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、
    前記補強部材は、前記第1分割シース部に沿って配置されているとともに、前記シールド電線よりも高い剛性を有する、ワイヤハーネス。
  2. 前記シースは、前記第1方向において、前記シールド部材露出部の他方側に位置する第2分割シース部を有し、
    前記止水剤は、前記第2分割シース部の内周面と前記第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、
    前記補強部材は、前記第1分割シース部と前記第2分割シース部の両方に配置されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記シースは、前記第1方向において、前記シールド部材露出部の他方側に位置する第2分割シース部を有し、
    前記止水剤は、前記第2分割シース部の内周面と前記第1絶縁被覆の外周面とに密着しており、
    前記補強部材は、前記第1分割シース部と前記第2分割シース部とに跨っている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記補強部材は、筒状である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記シールド電線を覆う外装部材を備え、
    前記補強部材は、前記外装部材の内側に配置されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  6. 前記シールド電線を覆う外装部材を備え、
    前記補強部材は、前記外装部材の外側に配置されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
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