JP5581803B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、内部にキャビティを有するコネクタハウジングと、後方からキャビティ内に挿入される端子金具と、端子金具の後端部に接続された電線を貫通させるシール部材とを備えた防水タイプのコネクタが開示されている。コネクタハウジングには、その後面から後方へ突出してシール部材を収容するシールタワー部と、シールタワー部を全周に亘って包囲するように配されてコネクタハウジングの後面から後方へ突出した形態の周壁部とが形成され、シールタワー部の外周と周壁部の内周との間には、コネクタハウジングの後面を溝底面として後方へ開放された環状の凹部が形成されている。
特開2009−181722号公報
上記のコネクタでは、コネクタハウジングの後面を上に向けた状態にしたときに凹部内に水が溜まる虞がある。このようになると、コネクタハウジングを相手側コネクタと嵌合するときに傾けたとき、凹部に溜まっていた水が相手側コネクタの上に流れ落ちることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタハウジングの後面に凹部が形成されているコネクタにおいて、その凹部内に水が溜まったままになるのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングと、後方から前記コネクタハウジング内に挿入される端子金具と、前記端子金具の後端部に接続された電線を貫通させるシール部材とを備え、前記コネクタハウジングには、前記コネクタハウジングの後面から後方へ突出して前記シール部材を収容するシールタワー部と、前記シールタワー部を包囲するように配されて前記コネクタハウジングの後面から後方へ突出した形態の周壁部とが形成され、前記シールタワー部の外周と前記周壁部の内周との間には、前記コネクタハウジングの後面を底面とする溝状をなし、後方へ開放された環状の凹部が形成されているコネクタにおいて、前記凹部の前記底面は全周に亘って連続した形態とされ、前記周壁部には、前記凹部内と前記周壁部の外周側とを連通させる排水部が形成され、前記凹部内には、前記周壁部の内周面から突出して前記シールタワー部の外周面に連なり、且つ前端縁の少なくとも一部を前記底面に対して間隔を空けて対向させた形態の補強部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記凹部の前記底面は、全周に亘って面一状に連なっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記排水部は、前記周壁部の後端縁を切欠した形態であるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記凹部内のうち前記底面と前記補強部の前端縁との間の空間は、前記底面に沿って流れる水が通過することを許容する通水孔となっており、前記排水部は、前記通水孔の開口部を前記周壁部に投影した領域を窓孔状に切欠した形態とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
コネクタハウジングの後面が上を向いた状態で凹部内に水が浸入すると、その水は、凹部の底面を排水部に向かって流れ、排水部から凹部外へ排出される。凹部の底面は全周に亘って連続しているので、凹部内に浸入した水は、確実に排出される。
また、周壁部は、補強部を介してシールタワー部に連なっているので、周壁部が内周側又は外周側へ傾くように変形する虞がない。また、補強部の前端縁は、その少なくとも一部が凹部の底面に対して間隔を空けているので、凹部内の水の流れが補強部によって遮られることがなく、排水に支障はない。
<請求項2の発明>
凹部の底面が、全周に亘って面一状に連なっているので、凹部内の水は確実に排水部に到達して排出される。
<請求項3の発明>
排水部は、周壁部の後端縁を切欠した形態となっているので、周壁部を含むコネクタハウジングを前後方向に型開きされる金型によって成型することが可能である。これにより、金型構造の簡素化を図って金型コストの低減を図ることができる。
請求項4の発明>
排水部が周壁部の後端縁を切欠した形態の場合には、周壁部の後端縁部が排水部の切欠部分で分断されるため、周壁部のうち排水部に近い部分の強度が低下することが懸念される。しかし、本発明では、排水部を窓孔状とし、周壁部の後端縁部を、排水部に近い部分でも分断されずに繋がった状態にしているので、周壁部における排水部の近傍部分の強度が低下する虞はない。
実施形態1においてレバーが嵌合位置に変位している状態をあらわす平面図 レバーが初期位置に変位している状態をあらわす背面図 レバーが初期位置に変位している状態をあらわす側面図 図2のX−X線断面図 図2のY−Y線断面図 相手側コネクタと嵌合した状態をあらわす断面図 実施形態2の部分拡大背面図 実施形態3の部分拡大背面図 実施形態4の部分拡大断面図 実施形態5の部分拡大断面図 実施形態6の部分拡大断面図 実施形態7の部分拡大断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態のコネクタAは、防水機能を備えたものであり、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10内に挿入される複数の端子金具14と、防水用のシール部材20と、レバー16とを備えて構成されている。
コネクタハウジング10は、ブロック状をなす端子収容部11と、端子収容部11を包囲する筒状嵌合部12とを一体に形成したもであり、筒状嵌合部12は、その後端部において端子収容部11の外周に連なっている。端子収容部11内には、前後方向(図4及び図6における上下方向)に貫通する複数のキャビティ13が形成されており、各キャビティ13内には、夫々、コネクタハウジング10の後側(図4及び図6における上側)から端子金具14が挿入されている。各端子金具14の後端部には電線15が導通可能に接続されており、端子金具14をキャビティ13に挿入した状態では、電線15が夫々、コネクタハウジング10の後端面(図1及び図2にあらわれている面)から後方へ導出されている。
このコネクタAと相手側コネクタBとは、コネクタAに取り付けた周知形態のレバー16の回動操作によって嵌合される。レバー16は、図2〜図5に示す初期位置と、図1及び図6に示す嵌合位置との間で回動可能となっている。両コネクタA,Bを嵌合する際には、レバー16を初期位置に変位させた状態で両コネクタA,Bを浅く嵌合させ、相手側コネクタBのカムフォロア(図示省略)をレバー16のカム溝(図示省略)に進入させ、その状態でレバー16を嵌合位置へ回動させる。
コネクタハウジング10の後端においては、筒状嵌合部12の後端縁と端子収容部11の後端部外周とが、全周に亘って連続する支持部17を介して連なっている。端子収容部11の後端部のうち支持部17よりも後方へ突出した部分は、シールタワー部18となっている。シールタワー部18は、各キャビティ13を後方へ延長した複数の円筒部を集合させたものであり、シールタワー部18の外周面は、複数の円弧面によって構成されている。シールタワー部18を構成する複数の円筒部内には、夫々、円筒状のシール部材20が嵌入されている。各シール部材20には、各端子金具14に接続された電線15が液密状に貫通されており、シール部材20の外周は、円筒部の内周面に対して液密状に密着している。これにより、電線15の外周と円筒部(キャビティ13)の内周との隙間は、シール部材20によってシールされ、後方からキャビティ13内への浸水が防止されている。
支持部17の後面は、コネクタハウジング10の後面を構成し、この後面は、キャビティ13に対する端子金具14の挿入方向に対して直角な平坦面となっている。支持部17の外周縁からは、シールタワー部18を包囲するように配されるとともに、支持部17よりも後方へ片持ち状に延出した形態の周壁部21が形成されている。周壁部21を後方から(つまり、キャビティ13に対する端子金具14の挿入方向と同じ方向から)見たときの形状は、四隅が略四半円弧状に丸められた概ね方形をなす。そして、この周壁部21の内周とシールタワー部18の外周との間には、後方へ開放された形態であって、支持部17(コネクタハウジング10)の後面を底面23とする溝状の凹部22が形成されている。この凹部22は、全周に亘って連続した環状をなしている。また、凹部22の底面23は、全周に亘って面一状に連続している。
周壁部21は、一対の長辺側壁部21Lと一対の短辺側壁部21Sとを有しており、一対の短辺側壁部21Sには、夫々、その後端縁を略台形状に切欠した形態の排水部24が形成されている。この排水部24により、凹部22の内部空間と、周壁部21の外部空間とが連通されている。排水部24の切欠縁部のうち底面23に近い部分は、底面23に対して面一状に連なっている。また、図4に示すように、排水部24の切欠縁部は、底面23から筒状嵌合部12の外周面に亘って四半円弧状に形成されている。一方の短辺側壁部21Sの排水部24と、他方の短辺側壁部21Sの排水部24とは、シールタワー部18を挟んで反対側に配置されている。
周壁部21のうち一対の長辺側壁部21Lには、その内周面から略直角に突出して底面23に連なる板状(リブ状)の支え部25が、長辺側壁部21Lの長さ方向に間隔を空けて一対ずつ形成されている。支え部25の板厚は、その全体に亘って一定の厚さである。また、図5に示すように、支え部25を長辺側壁部21Lの長さ方向に見たときの形状は、直角三角形に近い不等脚台形状をなす。長辺側壁部21Lと直角な方向(支え部25の突出方向)において、底面23上における支え部25の形成範囲は底面23の一部(底面23のうち周壁部21に近い部分のみ)である。したがって、支え部25の側縁は、シールタワー部18の外面に対して間隔を空けて対向した状態となっている。また、一方の長辺側壁部21Lの支え部25と、他方の長辺側壁部21Lの支え部25とは、シールタワー部18を挟んで反対側に配置されている。
両コネクタA,Bを嵌合する際に、相手側コネクタBを上向きにし、その上方にコネクタAを正面が下向きとなるようにして接近させることがある。このようにコネクタハウジング10の後面を上向きにした状態でコネクタAを嵌合させる際に、コネクタハウジング10の後面に水が付着したときには、その水が凹部22内に進入することになる。もし、水が凹部22内に溜まったままの状態で嵌合作業が行われた場合には、コネクタAの姿勢が傾いたときに、凹部22内の水が溢れ出て相手側コネクタB上に落下する虞がある。
しかしながら、本実施形態では、凹部22の外周壁を構成する周壁部21に、凹部22内を凹部22外(周壁部21の外面側)へ連通させる排水部24を形成しているので、コネクタハウジング10の後面に付着した水が凹部22内に進入しても、その水は、底面23に沿って流れて排水部24から凹部22外へ排出される。したがって、凹部22内の水が溜まったままになる虞がない。
また、凹部22の底面23は全周に亘って連続しているので、凹部22内に浸入した水は、確実に排出される。しかも、凹部22の底面23は、全周に亘って段差や傾斜がなく、面一状に連なっているので、凹部22内の水は確実に排水部24に到達して排出される。
また、コネクタハウジング10は、キャビティ13の貫通方向(端子金具14の挿入方向)と同じ方向に型開きされる金型(図示省略)を用いて形成されるのであるが、もし、排水部が周壁部を窓孔状に貫通させた形態の場合には、キャビティ13の貫通方向に型開きされる金型とは別に、キャビティ13の貫通方向と交差する方向に型開きされるスライド型が必要となるため、金型構造が複雑になって製造コストが高くなる。
これに対し、本実施形態の排水部24は、周壁部21の後端縁を切欠した形態となっているので、周壁部21を含むコネクタハウジング10をキャビティ13の貫通方向(前後方向)に型開きされる金型によって成型することが可能である。これにより、金型構造を簡素化して金型コストの低減を図ることができる。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図7を参照して説明する。本実施形態2は、支え部30の形状を上記実施形態1の支え部25とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
実施形態1の支え部25が厚さが一定の板状をなしていたのに対し、本実施形態2の支え部30は、後方から見たときの形状が周壁部21に近いほど厚さが厚くなっている。また、実施形態1の支え部25では、周壁部21からの突出端縁がエッジ状に角張っていたのに対し、本実施形態2の支え部30では、後方から見たときの突出端部の形状が略半円形をなしている。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態3を図8を参照して説明する。本実施形態3は、支え部31を上記実施形態1の支え部25とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態3の支え部31は、後方から見たときの形状が周壁部21に近いほど厚さが厚くなるような三角形状をなしている。また、後方から見たときの支え部31の突出端部の形状は、鋭角に尖っている。
<実施形態4>
次に、本発明を具体化した実施形態4を図9を参照して説明する。本実施形態4は、実施形態1の支え部25に替えて補強部32を設けるとともに、排水部33を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態4の補強部32は、周壁部21の内周のうち底面23に対して後方(図9における上方)に離間した領域のみから、底面と略平行にシールタワー部18側へ板状に突出し、その突出端がシールタワー部18の外周面に連なっている。補強部32の前後方向(図9における上下方向)の幅寸法は、突出方向全長に亘って一定である。したがって、補強部32の前端縁32F(図9における下側の端縁)は、その突出方向全長に亘って底面23との間に間隔を空けて対向している。また、凹部22内の空間のうち、補強部32の前端縁32Fと底面23との間の部分は、周壁部21のうち補強部32が連なっている長辺側壁部21Lの内周面と略平行に貫通する通水孔34となっている。
また、排水部33は、周壁部21を構成する短辺側壁部21Sのうち、通水孔34の開口領域を長辺側壁部21Lの長さ方向に投影させた略方形部分を窓孔状に貫通させた形態となっている。尚、図9では、排水部33の開口部を通水孔34よりも一回り大きくしているが、排水部33の開口領域は、通水孔34の開口領域と同じであってもよい。
本実施形態4においては、周壁部21を構成する長辺側壁部21Lが補強部32を介してシールタワー部18に連なっているので、長辺側壁部21Lが内周側又は外周側へ傾くように変形する虞がない。また、補強部32の前端縁32Fは、その全体が凹部22の底面23に対して間隔を空けていて補強部32と底面23との間には、水の流れを許容する通水孔34が形成されているので、凹部22内の水の流れが補強部32によって遮られることがなく、排水に支障はない。
また、排水部24が周壁部21の後端縁を切欠した形態となっている実施形態1の場合には、周壁部21の後端縁部が排水部24の切欠部分で分断されるため、周壁部21のうち排水部24に近い部分の強度が低下することが懸念される。しかし、本実施形態4では、排水部33を窓孔状とし、周壁部21の後端縁部を、排水部33に近い部分でも分断されずに繋がった状態にしているので、周壁部21における排水部33の近傍部分の強度が低下する虞はない。
また、排水部33を窓孔状とした場合、排水部33の貫通方向(つまり、キャビティ13の貫通方向と交差する方向)に型開きされる金型が必要となるが、本実施形態4では、周壁部21における排水部33の貫通領域を、通水孔34をその貫通方向と同じ方向に投影した部分より少し大きい領域としているので、排水部33と通水孔34とを、共通の金型によって成型することができる。これにより、金型構造を簡素化して金型コストの低減を図ることができる。
<実施形態5>
次に、本発明を具体化した実施形態5を図10を参照して説明する。本実施形態5は、実施形態1の支え部25に替えて補強部32を設けたものである。その他の構成については上記実施形態4と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上記実施形態4の補強部32は、その突出方向と交差する前後方向の幅寸法が突出方向全体に亘って一定であり、補強部32の突出方向における全体において、前端縁32Fの全領域が底面23に対して間隔を空けていたのに対し、本実施形態5の補強部35は、突出方向と交差する前後方向(図10における上下方向)の幅寸法が、周壁部21に近い部分では大きく、シールタワー部18側に近い部分では小さい。そして、補強部35のうち周壁部21に近い部分は、底面23に連なっており、補強部35の前端縁35Fのうち底面23に対して間隔を空けて対向しているのは、シールタワー部18に近い部分だけである。また、排水部36の開口領域は、通水孔37よりも少し大きい領域となっている。
<実施形態6>
次に、本発明を具体化した実施形態6を図11を参照して説明する。本実施形態6は、底面38の形状を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
実施形態1の底面23が、端子金具14の挿入方向(キャビティ13の貫通方向)と直角な平面状をなしていたのに対し、本実施形態6の底面38は、底面38(コネクタハウジング10の後面)を上向きにした状態において、シールタワー部18側から周壁部21側(排水部24側)に向かって順次に低くなるように階段状をなしている。
<実施形態7>
次に、本発明を具体化した実施形態7を図12を参照して説明する。本実施形態7は、底面39の形状を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
実施形態1の底面23が、端子金具14の挿入方向(キャビティ13の貫通方向)と直角をなしていたのに対し、本実施形態7の底面39は、底面39(コネクタハウジング10の後面)を上向きにした状態において、シールタワー部18側から周壁部21側(排水部24側)に向かって次第に低くなる(下り勾配となる)ようにほぼ一定の勾配で傾斜している。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1〜7では、レバー式のコネクタに適用した場合について説明したが、本発明は、レバーを用いないコネクタにも適用できる。
(2)上記実施形態1〜3、6,7では、支え部の数を4つとしたが、支え部の数は、3つ以下でも、5つ以上でもよい。
(3)実施形態1では、排水部の数を2つとしたが、排水部の数は、1つだけでもよく、3つ以上であってもよい。
(4)実施形態1、実施形態6及び実施形態7では、周壁部の後端縁を切欠することによって排水部を形成したが、実施形態1、実施形態6及び実施形態7において、排水部を、実施形態4又は実施形態5のように窓孔状に切欠した形態としてもよい。
(5)実施形態4及び実施形態5では、排水部を窓孔状に切欠した形態としたが、実施形態4及び実施形態5において、排水部を、実施形態1、実施形態6又は実施形態7のように、周壁部の後端縁を切欠した形態としてもよい。
(6)上記実施形態4及び5では、補強部の数を4つとしたが、補強部の数は、3つ以下でも、5つ以上でもよい。
(7)実施形態6及び実施形態7では、底面がシールタワー部から周壁部側に向かって低くなる形態としているが、上記実施形態1〜7において、底面が、周方向において高さを変化させた形態であってもよい。
(8)実施形態6及び実施形態7の底面がシールタワー部から周壁部側に向かって低くなる形態は、実施形態2〜5にも適用できる。
A…コネクタ
10…コネクタハウジング
14…端子金具
15…電線
18…シールタワー部
20…シール部材
21…周壁部
22…凹部
23…底面
24…排水部
32,35…補強部
32F,35F…補強部の前端縁
33,36…排水部
34,37…通水孔
38,39…底面

Claims (4)

  1. コネクタハウジングと、
    後方から前記コネクタハウジング内に挿入される端子金具と、
    前記端子金具の後端部に接続された電線を貫通させるシール部材とを備え、
    前記コネクタハウジングには、
    前記コネクタハウジングの後面から後方へ突出して前記シール部材を収容するシールタワー部と、
    前記シールタワー部を包囲するように配されて前記コネクタハウジングの後面から後方へ突出した形態の周壁部とが形成され、
    前記シールタワー部の外周と前記周壁部の内周との間には、前記コネクタハウジングの後面を底面とする溝状をなし、後方へ開放された環状の凹部が形成されているコネクタにおいて、
    前記凹部の前記底面は全周に亘って連続した形態とされ、
    前記周壁部には、前記凹部内と前記周壁部の外周側とを連通させる排水部が形成され、
    前記凹部内には、前記周壁部の内周面から突出して前記シールタワー部の外周面に連なり、且つ前端縁の少なくとも一部を前記底面に対して間隔を空けて対向させた形態の補強部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記凹部の前記底面は、全周に亘って面一状に連なっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記排水部は、前記周壁部の後端縁を切欠した形態であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記凹部内のうち前記底面と前記補強部の前端縁との間の空間は、前記底面に沿って流れる水が通過することを許容する通水孔となっており、
    前記排水部は、前記通水孔の開口部を前記周壁部に投影した領域を窓孔状に切欠した形態とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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