JP4969657B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置に関するものである。
変電所および発電所等の電気所で使用されるガス絶縁開閉装置は、絶縁性能および消弧性能に優れたSF(六フッ化硫黄)等の消弧性ガスを充填密封した金属容器内に開閉装置、母線、変流器、断路器、および変圧器等の所要機器を配置して構成したものである。ガス絶縁開閉装置の回路方式として、大容量の変電所等で高い信頼性を必要とする場合に、いわゆる1・1/2CB(Circuit Breaker:遮断器)構成の母線方式が採用される場合がある。この母線方式では、2つの主母線間に、ユニット構成をなす3台の遮断器を直列接続して構成している。すなわち、2回線の引き出し用として3台の遮断器を使用し、母線事故の場合でも系統に影響を与えないようにするとともに、遮断器等の点検に際して、線路の停止を伴わないように配慮した方式である。
このような1・1/2CB方式を採用した従来技術として、例えば、特許文献1に記載されたガス絶縁開閉装置がある。特許文献1では、縦形の遮断器の側面から上下に間隔を隔てて同一方向かつ水平に変流器および断路器を引き出して構成した部分ユニットを3つ並列に配置し、相互に隣接する部分ユニットに対して一方の部分ユニットの下側断路器と他方の部分ユニットの上側の断路器とを斜め母線で接続することで、3つの部分ユニットを直列接続している。
また、特許文献2では、縦形の遮断器の側面から上下に間隔を隔てて同一方向かつ水平に変流器および断路器を引き出して構成した部分ユニットを3つ並列に配置し、機器の引き出し側にて、断路器の下方に2つの主母線を横並びで低層配置している。
特開平6−62513号公報 特開平11−341627号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のガス絶縁開閉装置においては、部分ユニット間の接続に斜め母線が必要となり、所要スペースが増大するとともに、コスト増につながるという問題点がある。また、部分ユニット間を接続する母線(斜め母線)の存在により、断路器への到達が困難となり、断路器の保守点検性が阻害される。そのため、余分な保守点検用のスペースを形成する必要があり、部分ユニット間または部分ユニット長の寸法が増大するという問題点がある。
また、特許文献2に記載のガス絶縁開閉装置においては、2つの主母線を断路器の下方にて横並び配置としているため、断路器の保守点検性が阻害され、余分な保守点検用のスペースを形成する必要があり、部分ユニット間または部分ユニット長の寸法が増大するという問題点がある。
以上のように、上記従来の技術においては、いずれも設置スペースが増大するという問題点がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、保守点検性を確保しつつ設置スペースの縮小化が可能なガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るガス絶縁開閉装置は、水平かつ同一方向に側面から分岐した上側および下側からなる2つの分岐引出し口を有する縦形の遮断器と、前記2つの分岐引出し口のそれぞれに順に接続された計器用変流器および断路器と、を有する第1〜第3の部分ユニットを順に直列接続し、前記第1および第2の部分ユニット間と前記第2および第3の部分ユニット間とからそれぞれ線路側機器を分岐してなる全体ユニットを複数設け、上下に配設された上側および下側の主母線に対して、前記各全体ユニットの一端を前記上側の主母線に接続するとともに前記各全体ユニットの他端を前記下側の主母線に接続してなるガス絶縁開閉装置であって、
前記第1〜第3の部分ユニットは、それぞれ前記各遮断器の高さ位置を一致させ前記2つの分岐引出し口を同一方向に向けて並列され、
前記第2の部分ユニットの下側の断路器と、前記第1または第3の部分ユニットの下側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続されるとともに、前記第2の部分ユニットの上側の断路器と、前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの下側の断路器に接続されていない部分ユニットの上側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続され、
前記上側および下側の主母線は、前記第1〜第3の部分ユニットがそれぞれ有する上側および下側の断路器を上下に挟み込むようにして前記並列方向に延設され、
前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記下側の断路器に接続されている部分ユニットの上側の断路器と、前記上側の主母線とが前記上側の主母線に設けられたT分岐を介して接続されるとともに、
前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記上側の断路器に接続されている部分ユニットの下側の断路器と、前記下側の主母線とが前記下側の主母線に設けられたT分岐を介して接続されていることを特徴とする。
本実施の形態においては、それぞれ第1、第2、および第3の部分ユニットを有する複数の全体ユニットに対して、各部分ユニットが有する遮断器の高さ位置を一致させ2つの分岐引出し口をすべて同一方向に向けて並列させ、さらに、線路側機器を、断路器を挟んで遮断器と対向するように設けることで、部分ユニットの前後面に機器を集約することとなる。すなわち、部分ユニットの前面側には主に遮断器を、部分ユニットの後面側には主に線路側機器を配置する構成としているため、これらを含む機器に容易に到達することが可能となり、保守点検作業に必要なスペースが構成上自然に確保されることとなる。そのため、機器の保守点検スペースを別に設ける必要がなく、設置スペースの縮小化が可能になる。
また、本実施の形態によれば、部分ユニットを並列配置することにより、部分ユニット間および部分ユニット長方向の寸法を縮小することが可能となり、ガス絶縁開閉装置が設置される電気所全体のレイアウトを集積化することができ、省スペース化が容易になるという効果がある。
また、本実施の形態によれば、上下に間隔をおいて設けられた2つの分岐引出し口を有する縦形の遮断器を利用し、これらの2つの分岐引出し口にそれぞれ計器用変流器および断路器を直列接続する構成としている。このような遮断器の構造により、遮断器内部で導体の折り返し構造等を設ける必要がなく、導体の引き回し構造が簡素化されるため、遮断器の細径化が可能となる。そのため、ユニット間の間隔を縮小することができ、設置スペースをより縮小化することができる。
図1は、実施の形態1に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の配置構成の一例を示す正面図である。 図2は、図1に対応する上面図である。 図3は、実施の形態1のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(I)を含む機器の構成を示す断面図であり、図1におけるA−A矢視断面図である。 図4は、実施の形態1のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(II)を含む機器の構成を示す断面図であり、図1におけるB−B矢視断面図である。 図5は、実施の形態1のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(III)を含む機器の構成を示す断面図であり、図1におけるC−C矢視断面図である。 図6は、遮断器およびその操作装置の別の配置構成を示す断面図である。 図7は、実施の形態1〜3の単線結線図である。 図8は、実施の形態2に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の配置構成の一例を示す正面図である。 図9は、図8に対応する上面図である。 図10は、実施の形態2のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(I)を含む機器の構成を示す断面図であり、図8におけるA−A矢視断面図である。 図11は、実施の形態2のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(II)を含む機器の構成を示す断面図であり、図8におけるB−B矢視断面図である。 図12は、実施の形態2のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(III)を含む機器の構成を示す断面図であり、図8におけるC−C矢視断面図である。 図13は、実施の形態3に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の配置構成の一例を示す正面図である。 図14は、図13に対応する上面図である。 図15は、実施の形態3のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(I)を含む機器の構成を示す断面図であり、図13におけるA−A矢視断面図である。 図16は、実施の形態3のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(II)を含む機器の構成を示す断面図であり、図13におけるB−B矢視断面図である。 図17は、実施の形態3のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(III)を含む機器の構成を示す断面図であり、図13におけるC−C矢視断面図である。
符号の説明
1,51,71 遮断器
2,6,18,20,23,28,29,35,43,44 操作装置
52,58,62,70,72,78,82,88,89,91,92,97 操作装置
3,7,53,54,74,75 分岐引出し口
4,8,55,59,76,79 計器用変流器
5,9,21,30,40,41,56,60,77,80 断路器
10,22,42,45,61,81 接続母線
11,63 上主母線
12,64 下主母線
13,24,66,84 ケーブルヘッド
14,25,67,85 線路側断路器
15,26,68,86 計器用変圧器
16,27,69,87 接地開閉器
17,36,65,73,83 支持架台
48,49,57,98 接続端子
100 設置面
以下に、本発明に係るガス絶縁開閉装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の配置構成の一例を示す正面図、図2は、図1に対応する上面図、図3は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(I)を含む機器の構成を示す断面図であり、図1におけるA−A矢視断面図、図4は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(II)を含む機器の構成を示す断面図であり、図1におけるB−B矢視断面図、図5は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(III)を含む機器の構成を示す断面図であり、図1におけるC−C矢視断面図、図6は、遮断器およびその操作装置の別の配置構成を示す断面図、図7は、本実施の形態の単線結線図である。
本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置においては、それぞれ遮断器の両側に計器用変流器および接地開閉器付の断路器を順に接続して構成された部分ユニット(I)〜(III)を直列に接続し、部分ユニット(I)と(II)との間、および部分ユニット(II)と(III)との間を接続する接続線からそれぞれ線路側機器が分岐してなる全体ユニットを複数設け、2つの主母線に対して、各全体ユニットの一端を一方の主母線に接続するとともに、各全体ユニットの他端を他方の主母線に接続する。
このような接続形態について、図7の単線結線図を参照して詳細に説明する。図7に示すように、部分ユニット(I)は、遮断器(CB)の両側にそれぞれ計器用変流器(CT)と接地開閉器付の断路器(DS/ES)とを備えている。この構成は部分ユニット(II)および(III)についても同様である。これらの部分ユニット(I)〜(III)はこの順に直列接続され、部分ユニット(I)と(II)との間、および部分ユニット(II)と(III)との間を接続する接続線からはそれぞれ分岐線が引き出され、各分岐線には接地開閉器付の線路側断路器(LINE−DS/ES)、計器用変圧器(VT)、線路側接地用の接地開閉器(ES)、およびケーブルヘッド(CHD)からなる線路側機器が接続されている。部分ユニット(I)〜(III)および各部分ユニット間から分岐接続された線路側機器は全体ユニットを構成し、図示例では全体ユニットが例えば2つ設けられている。また、各全体ユニットの両端に位置する部分ユニット(I)および(III)において、部分ユニット(I)の2つの断路器(DS/ES)のうち部分ユニット(II)に接続されていない方の断路器(DS/ES)は、2つの主母線のうちの一方である下BUSに接続され、部分ユニット(III)の2つの断路器(DS/ES)のうち部分ユニット(II)に接続されていない方の断路器(DS/ES)は、上BUSに接続されている。なお、本実施の形態では、一例として全体ユニットの個数を2つとして説明するが、これに限定されず、全体ユニットの個数は2以外の複数であってよい。
次に、図3〜図5を順次参照して、部分ユニット(I)〜(III)の構成を含む機器の構成について詳述し、続いて、図1および図2を参照して、全体のレイアウトについて説明する。
まず、部分ユニット(I)を含む機器の構成について説明する。図3に示すように、その操作装置2を下部に備えた円筒状の遮断器1が軸線を設置面100に対して垂直にして立設されている。すなわち、遮断器1は縦形の遮断器であり、SF等の絶縁消弧性ガスが充填された内部には遮断部(図示せず)が設けられている。
遮断器1の側面には上下に間隔をおいて2つの分岐引出し口、すなわち下側に設けられた分岐引出し口3と上側に設けられた分岐引出し口7とが設けられており、これらの分岐引出し口3,7は水平かつ同一方向に遮断器1の側面から分岐し引出されている。
分岐引出し口3には、計器用変流器4と接地開閉器付の断路器5とが、この順に直列接続されている。断路器5には、その側面に操作用の操作装置6が設けられている。断路器5の下方には、上下に間隔を隔て並設された2つの主母線のうちの下側の主母線である下主母線12が配置され、断路器5は分岐部32を介して下主母線12に接続されている。この分岐部32は下主母線12から分岐したT分岐構造の分岐部である。
分岐引出し口7には、計器用変流器8と接地開閉器付の断路器9とがこの順に直列接続されている。断路器9には、遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に延設された接続母線10が接続されており、この接続母線10は部分ユニット(I)とこれに隣接する部分ユニット(II)とを接続するものである。また、断路器9の上部には、断路器9の操作用の操作装置18が設けられている。
断路器9の上方には、前述の2つの主母線のうちの上側の主母線である上主母線11が配置されている。上主母線11と下主母線12とは、水平かつ相互に平行に延設されており、接続母線11の延伸方向は上主母線11および下主母線12の延伸方向と同方向である。
断路器5,9を挟んで遮断器1と対向するように、支持架台17上に設けられたケーブルヘッド13、このケーブルヘッド13の上部に接続された接地開閉器付の線路側断路器14、この線路側断路器14の側面に設けられた線路側断路器14用の操作装置19、線路側断路器14の上部に設けられた計器用変圧器15、線路側断路器14に接続され線路側断路器14における遮断器1側とは反対側の側面に設けられた線路側接地用の接地開閉器16、およびこの接地開閉器16を操作するための操作装置20が設けられている。さらに、線路側断路器14は遮断器1に接続された断路器9と接続しており、断路器9におけるその接続部は、断路器9と計器用変流器8との接続部と対向するように計器用変流器8側とは反対側に設けられている。つまり、断路器9はT分岐構造を有し、計器用変流器8が接続されている分岐部と線路側断路器14が接続されている分岐部とが対向し、これらの対向する分岐と直交する分岐部には接続母線10が接続されている。
また、断路器9からケーブルヘッド13へ至る経路は、線路側断路器14にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。すなわち、断路器9に水平に線路側断路器14が接続され、この線路側断路器14の下部にて下方に伸びるようにケーブルヘッド13が接続されているため、断路器9からケーブルヘッド13へ至る経路は、L字を左右反転し、反時計回りに90度回転させた形状となっている。
以上のように、部分ユニット(I)は、分岐引出し口3,7が設けられた縦形の遮断器1、計器用変流器4,8、および接地開閉器付の断路器5,9を有し、さらに断路器5,9を挟んで遮断器1と対向するように、ケーブルヘッド13、線路側断路器14、計器用変圧器15等の線路側機器が接続されている。
続いて、部分ユニット(II)を含む機器の構成について説明する。なお、部分ユニット(I)と同一の構成要素には同一の符号を付している。図4に示すように、縦形の遮断器1、この遮断器1の操作装置2、遮断器1の側面に設けられた分岐引出し口3,7、分岐引出し口3に接続された計器用変流器4、分岐引出し口7に接続された計器用変流器8の配置構成は、部分ユニット(I)と同様である。
計器用変流器4には接地開閉器付の断路器21が接続されている。すなわち、遮断器1には、分岐引出し口3を介して計器用変流器4、接地開閉器付の断路器21が順に直列接続されている。また、断路器21の上部には、断路器21の操作用の操作装置23が設けられている。さらに、断路器21には、遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に、接続母線22が接続されている。この接続母線22は、部分ユニット(II)と部分ユニット(III)とを接続するものである。
計器用変流器8には接地開閉器付の断路器9が接続されている。すなわち、部分ユニット(I)と同様に、遮断器1には、分岐引出し口7を介して計器用変流器8、接地開閉器付の断路器9が順に直列接続され、断路器9の上部には操作装置18が設けられている。さらに、断路器9には、前述のように、部分ユニット(I)と部分ユニット(II)とを接続するための接続母線10が接続されている。
断路器9の上方には上主母線11が、断路器21の下方には下主母線12が配置されている。接続母線22は上主母線11および下主母線12と平行であり、接続母線22と接続母線10とは相互に反対方向に延設されている。
接地開閉器付の断路器9,21を挟んで遮断器1と対向するように、設置面100上に配置されたケーブルヘッド24、このケーブルヘッド24の上部に接続された接地開閉器付の線路側断路器25、この線路側断路器25の側面に設けられた線路側断路器25用の操作装置29、線路側断路器25の上部に設けられた計器用変圧器26、線路側断路器25に接続され線路側断路器25における遮断器1側とは反対側の側面に設けられた線路側接地用の接地開閉器27、およびこの接地開閉器27を操作するための操作装置28が設けられている。さらに、線路側断路器25は遮断器1に接続された断路器21と接続されており、断路器21におけるその接続部は、断路器21と計器用変流器4との接続部と対向するように計器用変流器4側とは反対側に設けられている。つまり、断路器21はT分岐構造を有し、計器用変流器4が接続される分岐部と線路側断路器25が接続される分岐部とが対向し、これらの対向する分岐と直交する分岐部には接続母線22が接続されている。このように、断路器21は、設置面100に平行な水平面内でT分岐している。
また、断路器21からケーブルヘッド24へ至る経路は、線路側断路器25にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。すなわち、断路器21に水平に線路側断路器25が接続され、この線路側断路器25の下部にて下方に伸びるようにケーブルヘッド24が接続されているため、断路器21からケーブルヘッド24へ至る経路は、L字を左右反転し、反時計回りに90度回転させた形状となっている。
以上のように、部分ユニット(II)は、分岐引出し口3,7が設けられた縦形の遮断器1、計器用変流器4,8、および接地開閉器付の断路器21,9を有し、さらに断路器21,9を挟んで遮断器1と対向するように、ケーブルヘッド24、線路側断路器25、計器用変圧器26等の線路側機器が接続されている。
続いて、部分ユニット(III)を含む機器の構成について説明する。なお、部分ユニット(I)および(II)と同一の構成要素には同一の符号を付している。図5に示すように、縦形の遮断器1、この遮断器1の操作装置2、遮断器1の側面に設けられた分岐引出し口3,7、分岐引出し口3に接続された計器用変流器4、分岐引出し口7に接続された計器用変流器8の配置構成は、部分ユニット(I)、(II)と同様である。
計器用変流器4には接地開閉器付の断路器21が接続されている。すなわち、部分ユニット(II)と同様に、遮断器1には、分岐引出し口3を介して計器用変流器4、接地開閉器付の断路器21が順に直列接続され、断路器21の上部には、断路器21の操作用の操作装置23が設けられている。さらに、断路器21には、遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に、接続母線22が接続されている。この接続母線22は、前述のように、部分ユニット(II)と部分ユニット(III)とを接続するものである。
遮断器1の上側の分岐引出し口7には、計器用変流器8と接地開閉器付の断路器30とが順に直列接続されている。断路器30の上方には上主母線11が、断路器21の下方には下主母線12が配置されている。断路器30には、その側面に操作用の装置装置91が設けられている。断路器30は分岐部31を介して上主母線11に接続されている。この分岐部31は上主母線11から分岐したT分岐構造の分岐部である。なお、部分ユニット(III)には、これに対向するように線路側機器が設けられていない。
次に、図1および図2を参照して、本実施の形態のレイアウトについて詳細に説明する。図1および図2に示すように、本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置では、全体ユニットが例えば2つ並列されており、各全体ユニットは部分ユニット(I)、部分ユニット(II)および部分ユニット(III)を備えている。また、部分ユニット間の間隔は、2つの全体ユニットにわたって、すべて等間隔Wとなっている。なお、図示例では、図中左から右へ順に、部分ユニット(I)、部分ユニット(II)、部分ユニット(III)と配列されているが、これと逆の順序で配列することも当然可能である。
部分ユニット(I)〜(III)は、それぞれ遮断器1の分岐引出し口3,7をすべて同一の方向に向け、各遮断器1の高さ位置を一致させ、相互に平行に配列されている。配列方向は、分岐引出し口3,7の分岐方向に対して直交する方向、すなわち遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向である。つまり、各部分ユニットの有する遮断器1、計器用変流器4,8は相互に平行に並列されている。そのため、遮断器1に接続された上側の断路器の高さ位置は、2つの全体ユニットにわたって同一あり、同様に、遮断器1に接続された下側の断路器の高さ位置も、2つの全体ユニットにわたって同一である。
ここで部分ユニット間の接続形態について詳述するために、図1および図2において、図中左から右へ順に部分ユニット間の接続を説明する。まず、部分ユニット(I)とこれに隣接する部分ユニット(II)とが、接続母線10により接続されている。具体的には、部分ユニット(I)における断路器9と、部分ユニット(II)における断路器9とが、接続母線10により接続されている。前述のように、断路器9は、遮断器1の上側の分岐引出し口7に接続された断路器である。したがって、上側の断路器9同士を接続母線10で接続することで、部分ユニット(I)とこれに隣接する部分ユニット(II)とが接続されることになる。
続いて、部分ユニット(II)とこれの右側に隣接する部分ユニット(III)とが、接続母線22により接続されている。具体的には、ユニット(II)における断路器21と、ユニット(III)における断路器21とが、接続母線22により接続されている。前述のように、断路器21は、遮断器1の下側の分岐引出し口3に接続された断路器である。したがって、下側の断路器21同士を接続母線22で接続することで、ユニット(I)とこれの右側に隣接するユニット(III)とが接続されることになる。
このような部分ユニット間の接続形態が、それぞれ2つの全体ユニットに適用されている。つまり、部分ユニット(I)と部分ユニット(II)との間の接続には上側の断路器9同士を接続する接続母線10を用い、部分ユニット(II)と部分ユニット(III)との間の接続には下側の断路器21同士を接続する接続母線22を用い、部分ユニットの配列方向に対して接続母線10と接続母線22とが交互に配置されるように構成する。接続母線10は接続母線22よりも上方に配置されているため、換言すれば、接続母線は配列方向に対して上下交互に配置されるように構成されている。したがって、部分ユニット間を接続する母線経路も上下に変化している。
上主母線11と下主母線12とは、部分ユニットの並列方向に断路器5,9,21,30を挟み込むようにして延設されている。各全体ユニットの左端に位置する部分ユニット(I)における断路器5は、下主母線12からT分岐した分岐部32を介して下主母線12に接続されている。また、各全体ユニットの右端に位置するユニット(III)における断路器30は、上主母線11からT分岐した分岐部31を介して上主母線11に接続されている。断路器5、30のT分岐構造を利用し、線路側機器への分岐部と主母線接続部との高さレベルを変えるようにしているため、2つの主母線の直線的な配置が可能になっている。
部分ユニット(I)に対しては、断路器5,9を挟んで遮断器1と対向するように、線路側機器が配置されている。このような配置構成は、部分ユニット(II)に対しても同様である。したがって、1・1/2CB方式の構成上、部分ユニット(III)に対しては、線路側機器は配置されない構成となる。このように、部分ユニット(I)〜(III)のうちいずれか2つの部分ユニットの断路器に、計器用変流器側接続面と対向するようにそれぞれ1つずつ線路側機器を接続し、他方、線路側機器が接続されない部分ユニットは複数の全体ユニットにわたって配列方向に等間隔に配列する。例えば、図2では、2つの全体ユニットの両方に対して、部分ユニット(III)には線路側機器が接続されていない。
本実施の形態においては、それぞれ部分ユニット(I)〜(III)を有する複数の全体ユニットに対して、各部分ユニットが有する遮断器1の2つの分岐引出し口3,7をすべて同一方向に向けるとともに、この同一方向に対して直交する方向に各部分ユニットを直線的に配列し、さらに、線路側機器を、断路器を挟んで遮断器1と対向するように設けることで、部分ユニットの前後面に機器を集約することとなる。すなわち、部分ユニットの前面側には主に遮断器1を、部分ユニットの後面側には主に線路側機器を配置する構成としているため、これらを含む機器に容易に到達することが可能となり、保守点検作業に必要なスペースが構成上自然に確保されることとなる。例えば、図2において、遮断器1、接地開閉器16,27に対して特別に保守点検用のスペースを設ける必要が無く、これらを操作するための操作装置に容易に到達することができる。このように、本実施の形態によれば、部分ユニットの前後面に機器を集約することで、機器の保守点検スペースを別に設ける必要がなく、設置スペースの縮小化が可能になる。
また、本実施の形態によれば、部分ユニットを並列配置することにより、部分ユニット間および部分ユニット長方向の寸法を縮小することが可能となり、ガス絶縁開閉装置が設置される電気所全体のレイアウトを集積化することができ、省スペース化が容易になるという効果がある。これは、特に、線路側がケーブル接続の場合に効果的となる。
また、本実施の形態によれば、上下に間隔をおいて設けられた2つの分岐引出し口3,7を有する縦形の遮断器1を利用し、これらの2つの分岐引出し口にそれぞれ計器用変流器および断路器を直列接続する構成としている。このような遮断器1の構造により、遮断器1内部で導体の折り返し構造等を設ける必要がなく、導体の引き回し構造が簡素化されるため、遮断器の細径化が可能となる。そのため、ユニット間の間隔を縮小することができ、設置スペースをより縮小化することができる。
また、本実施の形態では、特に遮断器1を低層配置するようにしているので、支持架台の個数を大幅に削減することができ、コストが低減するとともに耐震性も向上する。なお、遮断器1を図6のような配置構成することもできる。すなわち、図6では、遮断器1の操作装置35は遮断器1の上部に設けられており、遮断器1は支持架台36により支持されている。ただし、図3〜図5における分岐引出し口3,7の高さ位置と、図6における分岐引出し口3,7の高さ位置とが同じとなるように、支持架台36の高さが調整されているものとする。
また、本実施の形態では、断路器5,9,21,30をT分岐構造としている。そのため、機器を接続するためのタンク、スペーサ数を削減することができ、設置スペースの縮小化を図ることができることに加えて、コストを低減することができる。
また、本実施の形態では、線路側機器は各部分ユニットごとに1つずつ接続している。これにより、部分ユニット長方向の寸法を縮小化することができるため、電気所全体の全長を縮小化できる。なお、1つの部分ユニットに対して、例えば2つの線路側機器を接続する構成も可能である。また、線路側機器は遮断器1側へ折り返して部分ユニット間に配置することも可能である。このような配置は線路側機器が大型化する場合などに適している。
本実施の形態では、部分ユニット(I)〜(III)のうちいずれか2つの部分ユニットに、それぞれ1つずつ線路側機器を接続し、他方、線路側機器が接続されない部分ユニットは複数の全体ユニットにわたって配列方向に等間隔に配列している。例えば、図2では、2つの全体ユニットの両方に対して、部分ユニット(III)には線路側機器が接続されていない。このような構成によれば、線路側機器が接続されていないことにより部分ユニット(III)のユニット長方向に空きスペースが形成され、この空きスペースを利用することで(例えば、隣接部分ユニットも含めた操作箱を集積配置する。)、部分ユニット(III)の断路器21,30に加えて、隣接する部分ユニット(I)の断路器5,9および反対側に隣接する部分ユニット(II)の断路器9,21の保守点検作業も容易となる。仮にこのような空きスペースの形成箇所が、配列方向に対して等間隔でない場合には、到達が困難となる断路器が現れ、保守点検性が低下することになる。このように、部分ユニット(I)〜(III)および線路側機器を高密度配置することにより、保守点検用のための専用のスペースが不要となり、特に、部分ユニット間の間隔を縮小化することができる。
本実施の形態では、たとえば断路器9からケーブルヘッド13へ至る経路は、線路側断路器14にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。したがって、部分ユニット長方向の寸法が縮小化され、電気所の全長を縮小化することができる。
また、本実施の形態では、複数の全ユニットにわたって、すべての部分ユニットが相互に等間隔に配列されている。そのため、ユニット間の寸法を縮小化し、電気所の幅を縮小化することができる。
また、図1に示すように、全体ユニットの両端に位置する断路器5,30は、それぞれ分岐部32,31を介して下主母線12、上主母線11に接続されている。そのため、全体ユニットの増設の際には、上主母線11および下主母線12の端部をそれぞれ接続すればよいので、増設も容易である。
以上では、三相一括形の場合を例に説明したが、これに限定されず、相分離形に対しても同様に適用することができる。
実施の形態2.
図8は、本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の配置構成の一例を示す正面図、図9は、図8に対応する上面図、図10は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(I)を含む機器の構成を示す断面図であり、図8におけるA−A矢視断面図、図11は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(II)を含む機器の構成を示す断面図であり、図8におけるB−B矢視断面図、図12は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(III)を含む機器の構成を示す断面図であり、図8におけるC−C矢視断面図である。
本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置においては、それぞれ遮断器の両側に計器用変流器および接地開閉器付の断路器を順に接続して構成された部分ユニット(I)〜(III)を直列に接続し、部分ユニット(I)と(II)との間、および部分ユニット(II)と(III)との間を接続する接続線からそれぞれ線路側機器が分岐してなる全体ユニットを複数設け、2つの主母線に対して、各全体ユニットの一端を一方の主母線に接続するとともに、各全体ユニットの他端を他方の主母線に接続する。また、本実施の形態の単線結線図は図7と同様であるため、説明は省略する。
次に、図10〜図12を順次参照して、部分ユニット(I)〜(III)の構成を含む機器の構成について詳述し、続いて、図8および図9を参照して、全体のレイアウトについて説明する。
まず、部分ユニット(I)を含む機器の構成について説明する。図10に示すように、その操作装置35を上部に備えた円筒状の遮断器1が軸線を設置面100に対して垂直にして立設されている。すなわち、遮断器1は縦形の遮断器であり、SF等の絶縁消弧性ガスが充填された内部には遮断部(図示せず)が設けられている。
遮断器1の側面には上下に間隔Hを隔てて2つの分岐引出し口、すなわち下側に設けられた分岐引出し口3と上側に設けられた分岐引出し口7とが設けられており、これらの分岐引出し口3,7は水平かつ同一方向に遮断器1の側面から分岐し引出されている。
分岐引出し口3には、計器用変流器4と接地開閉器付の断路器40とが、この順に直列接続されている。断路器40には、その上部に操作用の操作装置43が設けられている。また、断路器40には、上下に間隔3Hを隔てて並設された2つの主母線のうちの下側の主母線である下主母線12が断路器40に設けられた接続端子48を介して接続されている。
分岐引出し口7には、計器用変流器8と接地開閉器付の断路器41とがこの順に直列接続されている。断路器41には、遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に延設された接続母線42が接続されており、この接続母線42は部分ユニット(I)とこれに隣接する部分ユニット(II)とを接続するものである。また、断路器41の上部には、断路器41の操作用の操作装置44が設けられている。
断路器44の上方には、前述の2つの主母線のうちの上側の主母線である上主母線11が配置されている。上主母線11と下主母線12とは、水平かつ相互に平行に延設されており、接続母線42の延伸方向は上主母線11および下主母線12の延伸方向と同方向である。上述のように、上主母線11と下主母線12との間の距離は3Hであり、接続母線42と下主母線12との間の距離はHである。したがって、接続母線42と上主母線11との間は距離は2Hである。
断路器40,41を挟んで遮断器1と対向するように、設置面100上に配置されたケーブルヘッド24、このケーブルヘッド24の上部に接続された接地開閉器付の線路側断路器25、この線路側断路器25の側面に設けられた線路側断路器25用の操作装置29、線路側断路器25の上部に設けられた計器用変圧器26、線路側断路器25に接続され線路側断路器25における遮断器1側とは反対側の側面に設けられた線路側接地用の接地開閉器27、およびこの接地開閉器27を操作するための操作装置28が設けられている。さらに、線路側断路器25は遮断器1に接続された断路器41と接続しており、断路器41におけるその接続部は、断路器41と計器用変流器8との接続部と対向するように計器用変流器8側とは反対側に設けられている。つまり、断路器41はT分岐構造を有し、計器用変流器8が接続されている分岐部と線路側断路器25が接続されている分岐部とが対向し、これらの対向する分岐と直交する分岐部には接続母線42が接続されている。このように、断路器41は、設置面100に平行な水平面内でT分岐している。
また、断路器41からケーブルヘッド24へ至る経路は、線路側断路器25にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。
以上のように、部分ユニット(I)は、分岐引出し口3,7が設けられた縦形の遮断器1、計器用変流器4,8、および接地開閉器付の断路器40,41を有し、さらに断路器40,41を挟んで遮断器1と対向するように、ケーブルヘッド24、線路側断路器25、計器用変圧器26等の線路側機器が接続されている。
続いて、部分ユニット(II)を含む機器の構成について説明する。なお、部分ユニット(I)と同一の構成要素には同一の符号を付している。図11に示すように、その操作装置2を下部に備えた円筒状の遮断器1が軸線を設置面100に垂直にして立設されている。この縦形の遮断器1には、部分ユニット(I)と同様に、互いに間隔Hを隔てて設けられた分岐引出し口3,7、分岐引出し口3に順に直列接続された計器用変流器4、接地開閉器付の断路器40、分岐引出し口7に順に直列接続された計器用変流器8、接地開閉器付の断路器41、が接続されている。
断路器40には、遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に、接続母線42が接続されている。この接続母線42は、前述のように、部分ユニット(II)と部分ユニット(I)とを接続するものである。また、断路器40の上部には、断路器40の操作用の操作装置43が設けている。
断路器41には、遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に、接続母線45が接続されている。この接続母線45は、部分ユニット(II)と部分ユニット(III)とを接続するものであり、接続母線42と反対の方向に延伸している。また、断路器41の上部には、断路器41の操作用の操作装置44が設けられている。
断路器41の上方には間隔Hを隔てて上主母線11が、断路器40の下方には間隔Hを隔てて下主母線12が配置されている。接続母線42,45は上主母線11および下主母線12と平行である。
接地開閉器付の断路器40,41を挟んで遮断器1と対向するように、支持架台17上に設けられたケーブルヘッド13、このケーブルヘッド13の上部に接続された接地開閉器付の線路側断路器14、この線路側断路器14の側面に設けられた線路側断路器14用の操作装置19、線路側断路器14の上部に設けられた計器用変圧器15、線路側断路器14に接続され線路側断路器14における遮断器1側とは反対側の側面に設けられた線路側接地用の接地開閉器16、およびこの接地開閉器16を操作するための操作装置20が設けられている。さらに、線路側断路器14は遮断器1に接続された断路器41と接続されており、断路器41におけるその接続部は、断路器41と計器用変流器8との接続部と対向するように計器用変流器8側とは反対側に設けられている。つまり、断路器41はT分岐構造を有し、計器用変流器8が接続される分岐部と線路側断路器14が接続される分岐部とが対向し、これらの対向する分岐と直交する分岐部には接続母線45が接続されている。このように、断路器41は、設置面100に平行な水平面内でT分岐している。
また、断路器41からケーブルヘッド13へ至る経路は、線路側断路器14にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。
以上のように、部分ユニット(II)は、分岐引出し口3,7が設けられた縦形の遮断器1、計器用変流器4,8、および接地開閉器付の断路器40,41を有し、さらに断路器40,41を挟んで遮断器1と対向するように、ケーブルヘッド13、線路側断路器14、計器用変圧器15等の線路側機器が接続されている。
続いて、部分ユニット(III)を含む機器の構成について説明する。なお、部分ユニット(I)および(II)と同一の構成要素には同一の符号を付している。図12に示すように、支持架台36上には操作装置2、縦形の遮断器1が順に設けられており、操作装置2は遮断器1の操作装置である。部分ユニット(II)と同様に、遮断器1の側面には互いに間隔Hを隔てて分岐引出し口3,7が設けられ、分岐引出し口3には計器用変流器4、接地開閉器付の断路器40が順に直列接続され、分岐引出し口7には計器用変流器8、接地開閉器付の断路器41が順に直列接続されている。
断路器40の上部には、断路器40の操作用の操作装置43が設けられている。さらに、断路器40には、遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に、接続母線45が接続されている。この接続母線45は、前述のように、部分ユニット(III)と部分ユニット(II)とを接続するものである。断路器40の下方には、下主母線12が配設されている。下母線12は、間隔2Hを隔てて接続母線45の下方に位置している。
断路器41の上部には、断路器41の操作用の操作装置44が設けられている。さらに、断路器41には、断路器41に設けられた接続端子49を介して上主母線11が接続されている。なお、部分ユニット(III)には、これに対向するように線路側機器が設けられていない。
次に、図8および図9を参照して、本実施の形態のレイアウトについて詳細に説明する。図8および図9に示すように、本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置では、全体ユニットが例えば2つ並列されており、各全体ユニットは部分ユニット(I)、部分ユニット(II)および部分ユニット(III)を備えている。また、部分ユニット間の間隔は、2つの全体ユニットにわたって、すべて等間隔Wとなっている。
次に、部分ユニット(I)と部分ユニット(II)との配置関係について説明する。部分ユニット(II)における下側の断路器である断路器40の高さと、部分ユニット(I)における上側の断路器である断路器41の高さとが同じになるように配置されている。つまり、部分ユニット(I)では遮断器1を設置面100上に直接設置しているのに対して、部分ユニット(II)では遮断器1をその下部に操作装置2を介して設置することで、相対的な高さを調整している。そして、部分ユニット(I)の断路器41と部分ユニット(II)の断路器40とが接続母線42により同じ高さレベルで接続されている。
続いて、部分ユニット(II)と部分ユニット(III)との配置関係について説明する。部分ユニット(II)における上側の断路器である断路器41の高さと、部分ユニット(III)における下側の断路器である断路器40の高さとが同じになるように配置されている。つまり、部分ユニット(II)では遮断器1をその下部に操作装置2を介して設置しているのに対して、部分ユニット(III)では遮断器1を支持架台36に支持された操作装置2の上に設置することで、相対的な高さを調整している。そして、部分ユニット(II)の断路器41と部分ユニット(III)の断路器40とが接続母線45により同じ高さレベルで接続されている。なお、図8の部分ユニット(III)では、部分ユニット間の相対的な配置関係を明確に示すために、遮断器1、操作装置2、支持架台36を省略し、主に上側の断路器41および下側の断路器40を示している。
なお、部分ユニット(I)〜(III)の各遮断器1は相互に平行に配置されており、各遮断器1の分岐引出し口3,7はすべて同一の方向に向けられている。つまり、部分ユニット(I)〜(III)は分岐引出し口3,7の分岐方向に対して直交する方向、換言すれば遮断器1、計器用変流器4,8と直交する方向に配列され、さらに上述のように、部分ユニット(I)から部分ユニット(III)へ順に各遮断器1の高さ位置が高くなるように配列されている。図8および図9では、このような部分ユニット(I)〜(III)を備えた全体ユニットが2つ並列されている。
上主母線11は、各全体ユニット内の最上部に位置する断路器、すなわち部分ユニット(III)の断路器41に、同じ高さレベルで接続されている。部分ユニット(III)の断路器41は、部分ユニット(II)の上側の断路器41と接続されていない断路器である。また、下主母線12は、各全体ユニット内の最下部に位置する断路器、すなわち部分ユニット(I)の断路器40に、同じ高さレベルで接続されている。部分ユニット(I)の断路器40は、部分ユニット(II)の下側の断路器40と接続されていない断路器である。前述のように、部分ユニット(III)の断路器41は計器用変流器8との接続方向に対してT分岐となる接続形態で上主母線11を一体的かつ直線的に接続している。そのため、複数の全体ユニットにわたって、上主母線11を直線的に配設することが可能となっている。下主母線12に対しても同様で、部分ユニット(I)の断路器40は計器用変流器4との接続方向に対してT分岐となる接続形態で下主母線12を一体的かつ直線的に接続している。そのため、複数の全体ユニットにわたって、下主母線12を直線的に配設することが可能となっている。
部分ユニット(I)に対しては、断路器40,41を挟んで遮断器1と対向するように、線路側機器が配置されている。このような配置構成は、部分ユニット(II)に対しても同様である。したがって、1・1/2CB方式の構成上、部分ユニット(III)に対しては、線路側機器は配置されない構成となる。このように、部分ユニット(I)〜(III)のうちいずれか2つの部分ユニットの断路器に、計器用変流器側接続面と対向するようにそれぞれ1つずつ線路側機器を接続し、他方、線路側機器が接続されない部分ユニットは複数の全体ユニットにわたって配列方向に等間隔に配列する。例えば、図9では、2つの全体ユニットの両方に対して、部分ユニット(III)には線路側機器が接続されていない。
このように、部分ユニット(I)、(II)および(III)における遮断器1に接続された断路器間の間隔をそれぞれHとし、部分ユニット(I)から(III)へ順に遮断器1の高さ位置がHだけ高くなるように配置し、さらに上主母線11と下主母線12との間の間隔を3Hとして、部分ユニット(I)の断路器40を下主母線12に接続し、部分ユニット(III)の断路器41を上主母線11に接続している。このような構成は遮断器モジュールの標準化の観点から好ましい。
なお、図示例では、図中左から右へ順に、部分ユニット(I)、部分ユニット(II)、部分ユニット(III)と配列されているが、これと逆の順序で配列することも当然可能である。
本実施の形態においては、それぞれ部分ユニット(I)〜(III)を有する複数の全体ユニットに対して、各部分ユニットが有する遮断器1の2つの分岐引出し口3,7をすべて同一方向に向けるとともに、この同一方向に対して直交する方向に各部分ユニットを直線的に配列し、さらに、線路側機器を、断路器40,41を挟んで遮断器1と対向するように設けることで、部分ユニットの前後面に機器を集約することとなる。すなわち、部分ユニットの前面側には主に遮断器1を、部分ユニットの後面側には主に線路側機器を配置する構成としているため、これらを含む機器に容易に到達することが可能となり、保守点検作業に必要なスペースが構成上自然に確保されることとなる。例えば、図9において、遮断器1、接地開閉器16,27に対して特別に保守点検用のスペースを設ける必要が無く、これらを操作するための操作装置に容易に到達することができる。このように、本実施の形態によれば、部分ユニットの前後面に機器を集約することで、機器の保守点検スペースを別に設ける必要がなく、設置スペースの縮小化が可能になる。
また、本実施の形態によれば、部分ユニットを並列配置することにより、部分ユニット間および部分ユニット長方向の寸法を縮小することが可能となり、ガス絶縁開閉装置が設置される電気所全体のレイアウトを集積化することができ、省スペース化が容易になるという効果がある。これは、特に、線路側がケーブル接続の場合に効果的となる。また、遮断器1が縦形のため、本実施の形態のように、遮断器の軸方向に各遮断器1の高さを相互にずらして配置しても電気所の設置スペースが増大することがない。ただし、これは、ガス絶縁開閉装置が建屋内に設置される場合には、建屋高さに制限がない場合に可能である。
また、本実施の形態によれば、上下に間隔をおいて設けられた2つの分岐引出し口3,7を有する縦形の遮断器1を利用し、これらの2つの分岐引出し口にそれぞれ計器用変流器および断路器を直列接続する構成としている。このような遮断器1の構造により、遮断器1内部で導体の折り返し構造等を設ける必要がなく、導体の引き回し構造が簡素化されるため、遮断器の細径化が可能となる。そのため、ユニット間の間隔を縮小することができ、設置スペースをより縮小化することができる。
また、本実施の形態では、断路器40,41をT分岐構造としている。そのため、機器を接続するためのタンク、スペーサ数を削減することができ、設置スペースの縮小化を図ることができることに加えて、コストを低減することができる。さらに、上主母線11および下主母線12を直線的に配設可能となり、上主母線11および下主母線12のそれぞれの長さを最小化することができる。さらにまた、このような断路器40,41のT分岐構造を利用することで、全体ユニットの増設が容易となる。
また、本実施の形態では、線路側機器は各部分ユニットごとに1つずつ接続している。これにより、部分ユニット長方向の寸法を縮小化することができるため、電気所全体の全長を縮小化できる。なお、1つの部分ユニットに対して、例えば2つの線路側機器を接続する構成も可能である。また、線路側機器は遮断器1側へ折り返して部分ユニット間に配置することも可能である。このような配置は線路側機器が大型化する場合などに適している。
本実施の形態では、部分ユニット(I)〜(III)のうちいずれか2つの部分ユニットに、それぞれ1つずつ線路側機器を接続し、他方、線路側機器が接続されない部分ユニットは複数の全体ユニットにわたって配列方向に等間隔に配列している。例えば、図9では、2つの全体ユニットの両方に対して、部分ユニット(III)には線路側機器が接続されていない。このような構成によれば、線路側機器が接続されていないことにより部分ユニット(III)のユニット長方向に空きスペースが形成され、この空きスペースを利用することで(例えば、隣接部分ユニットも含めた操作箱を集積配置する。)、部分ユニット(III)の断路器40,41に加えて、隣接する部分ユニット(I)の断路器40,41、および反対側に隣接する部分ユニット(II)の断路器40,41の保守点検作業も容易となる。仮にこのような空きスペースの形成箇所が、配列方向に対して等間隔でない場合には、到達が困難となる断路器が現れ、保守点検性が低下することになる。このように、部分ユニット(I)〜(III)および線路側機器を高密度配置することにより、保守点検用のための専用のスペースが不要となり、特に、部分ユニット間の間隔を縮小化することができる。
また、本実施の形態では、部分ユニット(I)、(II)および(III)における遮断器1に接続された断路器間の間隔をすべてHとし、上主母線11と下主母線12の間隔を3Hとしており、すべて同じ遮断器1が使用でき、母線形態も含めた遮断器モジュールの標準化が可能となり、集積配置に寄与するとともに、コストも低減できる。
本実施の形態では、たとえば断路器41からケーブルヘッド24へ至る経路は、線路側断路器25にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。したがって、部分ユニット長方向の寸法が縮小化され、電気所の全長を縮小化することができる。
また、本実施の形態では、複数の全ユニットにわたって、すべての部分ユニットが相互に等間隔に配列されている。そのため、ユニット間の寸法を縮小化し、電気所の幅を縮小化することができる。
以上では、三相一括形の場合を例に説明したが、これに限定されず、相分離形に対しても同様に適用することができる。
実施の形態3.
図13は、本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の配置構成の一例を示す正面図、図14は、図13に対応する上面図である。また、図15は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(I)を含む機器の構成を示す断面図であり、図13におけるA−A矢視断面図、図16は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(II)を含む機器の構成を示す断面図であり、図13におけるB−B矢視断面図、図17は、本実施の形態のガス絶縁開閉装置を構成する部分ユニット(III)を含む機器の構成を示す断面図であり、図13におけるC−C矢視断面図である。
本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置においては、それぞれ遮断器の両側に計器用変流器および接地開閉器付の断路器を順に接続して構成された部分ユニット(I)〜(III)を直列に接続し、部分ユニット(I)と(II)との間、および部分ユニット(II)と(III)との間を接続する接続線からそれぞれ線路側機器が分岐してなる全体ユニットを複数設け、2つの主母線に対して、各全体ユニットの一端を一方の主母線に接続するとともに、各全体ユニットの他端を他方の主母線に接続する。また、本実施の形態の単線結線図は図7と同様であるため、説明は省略する。
次に、図15〜図17を順次参照して、部分ユニット(I)〜(III)の構成を含む機器の構成について詳述し、続いて、図13および図14を参照して、全体のレイアウトについて説明する。
まず、部分ユニット(I)を含む機器の構成について説明する。図15に示すように、その操作装置52を上部に備えた円筒状の遮断器51が軸線を設置面100に対して垂直にして立設されている。すなわち、遮断器51は縦形の遮断器であり、SF等の絶縁消弧性ガスが充填された内部には遮断部(図示せず)が設けられている。
遮断器51の側面には上下に間隔2Hを隔てて2つの分岐引出し口、すなわち下側に設けられた分岐引出し口53と上側に設けられた分岐引出し口54とが設けられており、これらの分岐引出し口53,54は水平かつ同一方向に遮断器51の側面から分岐し引出されている。
分岐引出し口53には、計器用変流器55と接地開閉器付の断路器56とが、この順に直列接続されている。断路器56には、その上部に操作用の操作装置58が設けられている。また、断路器56には、上下に間隔を隔て並設された2つの主母線のうちの下側の主母線である下主母線64が断路器56に設けられた接続端子57を介して接続されている。
分岐引出し口54には、計器用変流器59と接地開閉器付の断路器60とがこの順に直列接続されている。断路器60には、遮断器51、計器用変流器55,59と直交する方向に延設された接続母線61が接続されており、この接続母線61は部分ユニット(I)とこれに隣接する部分ユニット(II)とを接続するものである。また、断路器60の上部には、断路器60の操作用の操作装置62が設けられている。
前述の2つの主母線のうちの上側の主母線である上主母線63は、断路器60と断路器56との間の中間の位置に配置されている。すなわち、上主母線63の断面中心は、断路器60と断路器56とを結ぶ直線上の中点に位置している。したがって、上主母線63と下主母線64との間の距離Hは、断路器60と断路器56との間の距離2Hの半分である。上主母線11と下主母線12とは、水平かつ相互に平行に延設されており、その延伸方向は接続母線61の延伸方向と同方向である。
断路器56,60を挟んで遮断器51と対向するように、支持架台65上に設けられたケーブルヘッド66、このケーブルヘッド66の上部に接続された接地開閉器付の線路側断路器67、この線路側断路器67の側面に設けられた線路側断路器67用の操作装置97、線路側断路器67の上部に設けられた計器用変圧器68、線路側断路器67に接続され線路側断路器67における遮断器51側とは反対側の側面に設けられた線路側接地用の接地開閉器69、およびこの接地開閉器69を操作するための操作装置70が設けられている。さらに、線路側断路器67は遮断器51に接続された断路器60と接続しており、断路器60におけるその接続部は、断路器60と計器用変流器59との接続部と対向するように計器用変流器59側とは反対側に設けられている。つまり、断路器60はT分岐構造を有し、計器用変流器59が接続されている分岐部と線路側断路器67が接続されている分岐部とが対向し、これらの対向する分岐と直交する分岐部には接続母線61が接続されている。このように、断路器60は、設置面100に平行な水平面内でT分岐している。
また、断路器60からケーブルヘッド66へ至る経路は、線路側断路器67にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。
以上のように、部分ユニット(I)は、分岐引出し口53,54が設けられた縦形の遮断器51、計器用変流器55,59、および接地開閉器付の断路器56,60を有し、さらに断路器56,60を挟んで遮断器51と対向するように、ケーブルヘッド66、線路側断路器67、計器用変圧器68等の線路側機器が接続されている。
続いて、部分ユニット(II)を含む機器の構成について説明する。なお、部分ユニット(I)と同一の構成要素には同一の符号を付している。図16に示すように、支持架台73上に操作装置72を介して円筒状の遮断器71が設けられており、この遮断器71はその軸線を設置面100に垂直にして立設された縦形の遮断器である。
遮断器71の側面には上下に間隔Hを隔てて2つの分岐引出し口、すなわち下側に設けられた分岐引出し口74と上側に設けられた分岐引出し口75とが設けられており、これらの分岐引出し口74,75は水平かつ同一方向に遮断器71の側面から分岐し引出されている。
分岐引出し口74には、計器用変流器76と接地開閉器付の断路器77とが、この順に直列接続されている。断路器77の上部には、断路器77の操作用の操作装置78が設けられている。
分岐引出し口75には、計器用変流器79と接地開閉器付の断路器80とがこの順に直列接続されている。断路器80の上部には、断路器80の操作用の操作装置82が設けられている。
断路器80には、遮断器71、計器用変流器76,79と直交する方向に延設された接続母線81が接続されており、この接続母線81は部分ユニット(II)とこれに隣接する部分ユニット(III)とを接続するものである。また、断路器77には、遮断器71,計器用変流器76,79と直交する方向に延設された接続母線61が接続されており、前述のように、この接続母線61は部分ユニット(II)と部分ユニット(I)とを接続するものである。接続母線81と接続母線61とは、相互に反対方向に延設されている。
断路器77の下方には、下主母線64と上主母線63とが相互に間隔Hを隔てて積層配置されている。また、断路器77は上主母線63より距離Hだけ上方に配置されている。つまり、下主母線64、上主母線63、断路器77、断路器80は、この順に下から上へ間隔Hを隔てて配置されている。また、接続母線81,61は上主母線63および下主母線64と平行である。
接地開閉器付の断路器77,80を挟んで遮断器71と対向するように、支持架台83上に設けられたケーブルヘッド84、このケーブルヘッド84の上部に接続された接地開閉器付の線路側断路器85、この線路側断路器85の側面に設けられた線路側断路器85用の操作装置89、線路側断路器85の上部に設けられた計器用変圧器86、線路側断路器85に接続され線路側断路器85における遮断器71側とは反対側の側面に設けられた線路側接地用の接地開閉器87、およびこの接地開閉器87を操作するための操作装置88が設けられている。さらに、線路側断路器85は遮断器71に接続された断路器80と接続されており、断路器80におけるその接続部は、断路器80と計器用変流器79との接続部と対向するように計器用変流器79側とは反対側に設けられている。つまり、断路器80はT分岐構造を有し、計器用変流器79が接続される分岐部と線路側断路器85が接続される分岐部とが対向し、これらの対向する分岐と直交する分岐部には接続母線81が接続されている。このように、断路器80は、設置面100に平行な水平面内でT分岐している。
また、断路器80からケーブルヘッド84へ至る経路は、線路側断路器85にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。
以上のように、部分ユニット(II)は、分岐引出し口74,75が設けられた縦形の遮断器71、計器用変流器76,79、および接地開閉器付の断路器77,80を有し、さらに断路器77,80を挟んで遮断器71と対向するように、ケーブルヘッド84、線路側断路器85、計器用変圧器86等の線路側機器が接続されている。
続いて、部分ユニット(III)を含む機器の構成について説明する。なお、部分ユニット(I)および(II)と同一の構成要素には同一の符号を付している。図17に示すように、その操作装置92を下部に配置して縦形の遮断器51が設けられている。部分ユニット(I)と同様に、遮断器51の側面には分岐引出し口53,54が設けられ、分岐引出し口53には計器用変流器55、接地開閉器付の断路器56が順に直列接続され、分岐引出し口54には計器用変流器59、接地開閉器付の断路器60が順に直列接続されている。
断路器56の上部には、断路器56の操作用の操作装置58が設けられている。さらに、断路器56には、遮断器51、計器用変流器55,59と直交する方向に、上主母線63が断路器56に設けられた接続端子98を介して接続されている。また、上主母線63の下方には、距離Hを隔てて下主母線64が配設されている。
断路器60の上部には、断路器60の操作用の操作装置62が設けられている。さらに、断路器60には、部分ユニット(III)と部分ユニット(II)とを接続する接続母線81が接続されている。断路器60と断路器56との間の間隔は、距離2Hである。なお、部分ユニット(III)には、これに対向するように線路側機器が設けられていない。
次に、図13および図14を参照して、本実施の形態のレイアウトについて詳細に説明する。図13および図14に示すように、本実施の形態に係る1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置では、全体ユニットが例えば2つ並列されており、各全体ユニットは部分ユニット(I)、部分ユニット(II)および部分ユニット(III)を備えている。また、部分ユニット間の間隔は、2つの全体ユニットにわたって、すべて等間隔Wとなっている。
次に、部分ユニット(I)と部分ユニット(II)との配置関係について説明する。部分ユニット(I)における下側の断路器56は下主母線64に接続されている。部分ユニット(I)の有する上側の断路器60と下側の断路器56との間の距離は2Hであり、これは低層配置された上主母線63と下主母線64との間の距離Hよりも大きいので、部分ユニット(I)の上側の断路器60は上主母線63の上方に位置している。また、部分ユニット(II)の下側の断路器77の高さは、部分ユニット(I)の上側の断路器60の高さと同じになるように支持架台83の高さが調整されており、部分ユニット(I)の断路器60と部分ユニット(II)の断路器77とが接続母線61により同じ高さレベルで接続されている。
続いて、部分ユニット(II)と部分ユニット(III)との配置関係について説明する。部分ユニット(II)における上側の断路器80は、下側の断路器77に対して距離H上方に配置されている。他方、部分ユニット(III)における下側の断路器56は上主母線63に接続されるとともに、上側の断路器60は下側の断路器56に対して距離2H上方に配置されている。したがって、部分ユニット(II)の上側の断路器80と、部分ユニット(III)の上側の断路器60とは同じ高さにあり、部分ユニット(II)の断路器80と部分ユニット(III)の断路器60とが接続母線81により同じ高さレベルで接続されている。なお、図13の部分ユニット(III)では、部分ユニット間の相対的な配置関係を明確に示すために、遮断器51、操作装置92を省略し、主に上側の断路器60および下側の断路器56を示している。
なお、図14から明らかなように、部分ユニット(I)の遮断器51、部分ユニット(II)の遮断器71、部分ユニット(III)の遮断器51はそれぞれの分岐引出し口を同一方向に向けて相互に平行に配置され、当該同一方向に直交する方向に配列されている。図13および図14では、このような部分ユニット(I)〜(III)を備えた全体ユニットが2つ並列されている。
部分ユニット(I)に対しては、断路器56,60を挟んで遮断器51と対向するように、線路側機器が配置されている。このような配置構成は、部分ユニット(II)に対しても同様である。したがって、1・1/2CB方式の構成上、部分ユニット(III)に対しては、線路側機器は配置されない構成となる。このように、部分ユニット(I)〜(III)のうちいずれか2つの部分ユニットの断路器に、計器用変流器側接続面と対向する側面にそれぞれ1つずつ線路側機器を接続し、他方、線路側機器が接続されない部分ユニットは複数の全体ユニットにわたって配列方向に等間隔に配列する。例えば、図14では、2つの全体ユニットの両方に対して、部分ユニット(III)には線路側機器が接続されていない。
このように、部分ユニット(I)の遮断器51の軸長を、部分ユニット(II)の遮断器71の軸長よりも長くし、部分ユニット(I)の断路器60と部分ユニット(II)の断路器77との接続を、上主母線63の上方にて行っている。なお、部分ユニット(I)における遮断器51に接続された断路器間の間隔を2H、部分ユニット(II)における遮断器71に接続された断路器間の間隔をH、部分ユニット(III)における遮断器51に接続された断路器間の間隔を2H、上主母線63と下主母線64の間隔をHとしたが、このような構成は遮断器モジュールの標準化の観点から好ましい。
なお、図示例では、図中左から右へ順に、部分ユニット(I)、部分ユニット(II)、部分ユニット(III)と配列されているが、これと逆の順序で配列することも当然可能である。また、部分ユニット(I)の下側の断路器56を下主母線64に接続し、部分ユニット(I)と部分ユニット(II)との接続を上母線63の上方で行うとともに、部分ユニット(III)の下側の断路器56を上主母線63に接続する接続形態を実現するためには、図13および図14に示す接続形態に限らず、他の接続形態でも可能である。例えば、部分ユニット(I)における上側の断路器60と部分ユニット(II)における上側の断路器80とを接続し、部分ユニット(II)における下側の断路器70と部分ユニット(III)における上側の断路器60とを接続することもできる。ただし、この場合、例えば、部分ユニット(I)における遮断器51の軸長を延長して断路器間の間隔を適宜延長し、部分ユニット(II)の遮断器71の位置をより上方に配置しかつ遮断器71の軸長を延長して断路器間の間隔を適宜延長し、さらに、部分ユニット(III)の遮断器51の軸長を縮小して断路器間の間隔を適宜縮小するなどの調整が必要となる。この場合も、部分ユニット(I)の遮断器51の軸長は部分ユニット(II)の遮断器71の軸長よりも長くなる。
本実施の形態においては、それぞれ部分ユニット(I)〜(III)を有する複数の全体ユニットに対して、各部分ユニットが有する遮断器の2つの分岐引出し口をすべて同一方向に向けるとともに、この同一方向に対して直交する方向に各部分ユニットを直線的に配列し、さらに、線路側機器を、断路器を挟んで遮断器と対向するように設けることで、部分ユニットの前後面に機器を集約することとなる。すなわち、部分ユニットの前面側には主に遮断器を、部分ユニットの後面側には主に線路側機器を配置する構成としているため、これらを含む機器に容易に到達することが可能となり、保守点検作業に必要なスペースが構成上自然に確保されることとなる。例えば、図14において、遮断器51、接地開閉器69,87に対して特別に保守点検用のスペースを設ける必要が無く、これらを操作するための操作装置に容易に到達することができる。このように、本実施の形態によれば、部分ユニットの前後面に機器を集約することで、機器の保守点検スペースを別に設ける必要がなく、設置スペースの縮小化が可能になる。
また、本実施の形態によれば、部分ユニットを並列配置することにより、部分ユニット間および部分ユニット長方向の寸法を縮小することが可能となり、ガス絶縁開閉装置が設置される電気所全体のレイアウトを集積化することができ、省スペース化が容易になるという効果がある。これは、特に、線路側がケーブル接続の場合に効果的となる。また、遮断器51,71が縦形のため、本実施の形態のように、遮断器の軸方向に遮断器51,71の高さをずらして配置しても電気所の設置スペースが増大することがない。ただし、これはガス絶縁開閉装置が建屋内に設置される場合には、建屋高さに制限がない場合に可能である。
また、本実施の形態によれば、上下に間隔をおいて設けられた2つの分岐引出し口を有する縦形の遮断器51,71を利用し、これらの2つの分岐引出し口にそれぞれ計器用変流器および断路器を直列接続する構成としている。このような遮断器51,71の構造により、遮断器51,71内部で導体の折り返し構造等を設ける必要がなく、導体の引き回し構造が簡素化されるため、遮断器の細径化が可能となる。そのため、ユニット間の間隔を縮小することができ、設置スペースをより縮小化することができる。
また、本実施の形態では、断路器56,60をT分岐構造としている。そのため、機器を接続するためのタンク、スペーサ数を削減することができ、設置スペースの縮小化を図ることができることに加えて、コストを低減することができる。さらに、上主母線63および下主母線64を直線的に配設可能となり、上主母線63および下主母線64のそれぞれの長さを最小化することができる。さらにまた、このような断路器56,60のT分岐構造を利用することで、全体ユニットの増設が容易となる。
また、本実施の形態では、線路側機器は各部分ユニットごとに1つずつ接続している。これにより、部分ユニット長方向の寸法を縮小化することができるため、電気所全体の全長を縮小化できる。なお、1つの部分ユニットに対して、例えば2つの線路側機器を接続する構成も可能である。また、線路側機器は遮断器1側へ折り返して部分ユニット間に配置することも可能である。このような配置は線路側機器が大型化する場合などに適している。
本実施の形態では、部分ユニット(I)〜(III)のうちいずれか2つの部分ユニットに、それぞれ1つずつ線路側機器を接続し、他方、線路側機器が接続されない部分ユニットは複数の全体ユニットにわたって配列方向に等間隔に配列している。例えば、図14では、2つの全体ユニットの両方に対して、部分ユニット(III)には線路側機器が接続されていない。このような構成によれば、線路側機器が接続されていないことにより部分ユニット(III)のユニット長方向に空きスペースが形成され、この空きスペースを利用することで(例えば、隣接部分ユニットも含めた操作箱を集積配置する。)、部分ユニット(III)の断路器60,56に加えて、隣接する部分ユニット(I)の断路器60,56および反対側に隣接する部分ユニット(II)の断路器80,77の保守点検作業も容易となる。仮にこのような空きスペースの形成箇所が、配列方向に対して等間隔でない場合には、到達が困難となる断路器が現れ、保守点検性が低下することになる。このように、部分ユニット(I)〜(III)および線路側機器を高密度配置することにより、保守点検用のための専用のスペースが不要となり、特に、部分ユニット間の間隔を縮小化することができる。
本実施の形態では、上主母線63および下主母線64を低層配置しているため、耐震性が向上する。
また、本実施の形態では、部分ユニット(I)における遮断器51に接続された断路器間の間隔を2H、部分ユニット(II)における遮断器71に接続された断路器間の間隔をH、部分ユニット(III)における遮断器51に接続された断路器間の間隔を2H、上主母線63と下主母線64の間隔をHとしており、母線形態も含めた遮断器モジュールの標準化が可能となり、集積配置に寄与するとともに、コストも低減できる。
本実施の形態では、たとえば断路器60からケーブルヘッド66へ至る経路は、線路側断路器67にて直角に方向を変えており、経路は概略L形を形成している。したがって、部分ユニット長方向の寸法が縮小化され、電気所の全長を縮小化することができる。
また、本実施の形態では、複数の全ユニットにわたって、すべての部分ユニットが相互に等間隔に配列されている。そのため、ユニット間の寸法を縮小化し、電気所の幅を縮小化することができる。
以上では、三相一括形の場合を例に説明したが、これに限定されず、相分離形に対しても同様に適用することができる。
以上のように、本発明に係るガス絶縁開閉装置は、変電所および発電所等の電気所における設置スペースの削減に好適である。

Claims (15)

  1. 水平かつ同一方向に側面から分岐した上側および下側からなる2つの分岐引出し口を有する縦形の遮断器と、前記2つの分岐引出し口のそれぞれに順に接続された計器用変流器および断路器と、を有する第1〜第3の部分ユニットを順に直列接続し、前記第1および第2の部分ユニット間と前記第2および第3の部分ユニット間とからそれぞれ線路側機器を分岐してなる全体ユニットを複数設け、上下に配設された上側および下側の主母線に対して、前記各全体ユニットの一端を前記上側の主母線に接続するとともに前記各全体ユニットの他端を前記下側の主母線に接続してなるガス絶縁開閉装置であって、
    前記第1〜第3の部分ユニットは、それぞれ前記各遮断器の高さ位置を一致させ前記2つの分岐引出し口を同一方向に向けて並列され、
    前記第2の部分ユニットの下側の断路器と、前記第1または第3の部分ユニットの下側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続されるとともに、前記第2の部分ユニットの上側の断路器と、前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの下側の断路器に接続されていない部分ユニットの上側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続され、
    前記上側および下側の主母線は、前記第1〜第3の部分ユニットがそれぞれ有する上側および下側の断路器を上下に挟み込むようにして前記並列方向に延設され、
    前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記下側の断路器に接続されている部分ユニットの上側の断路器と、前記上側の主母線とが前記上側の主母線に設けられたT分岐を介して接続されるとともに、
    前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記上側の断路器に接続されている部分ユニットの下側の断路器と、前記下側の主母線とが前記下側の主母線に設けられたT分岐を介して接続され、
    前記第2の部分ユニットでは、上方から平面視した場合に、前記2つの分岐引出し口にそれぞれ接続された前記各断路器の操作装置が、前記各断路器と重なる位置に配置され、
    かつ、前記接続母線の軸線よりも前記遮断器の側に配置され、
    前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記下側の断路器に前記接続母線を介して接続されている部分ユニットでは、上方から平面視した場合に、下側の前記断路器の操作装置が、当該断路器と重なる位置に配置され、かつ、前記接続母線の軸線よりも前記遮断器の側に配置され、
    前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記上側の断路器に前記接続母線を介して接続されている部分ユニットでは、上方から平面視した場合に、上側の前記断路器の操作装置が、当該断路器と重なる位置に配置され、かつ、前記接続母線の軸線よりも前記遮断器の側に配置され
    前記各断路器はそれぞれ4つの接続端子のみを有し、
    前記上側または下側の主母線に接続された断路器については、前記4つの接続端子のうちの2つが前記並列方向において互いに対向するとともに残りの2つが前記同一方向及び前記並列方向の双方と直交する方向において互いに対向し、
    前記第1〜第3の部分ユニットにおける前記断路器のうち前記上側または下側の主母線に接続されていない各断路器については、前記4つの接続端子のうちの2つが前記並列方向において互いに対向するとともに残りの2つが前記同一方向において互いに対向し、
    前記第1〜第3の部分ユニットのうちいずれか2つの部分ユニットの有する前記上側または下側の断路器には、それぞれ前記計器用変流器が接続された側面と対向する側面に前記線路側機器が接続され、
    前記線路側機器が接続された断路器は前記4つの接続端子のうちの3つの接続端子により構成されたT分岐構造を有し、当該断路器内の開閉部である断路部は、前記T分岐構造のT分岐点に対して、前記遮断器側に設けられている
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記第1〜第3の部分ユニットのうちいずれか2つの部分ユニットの有する前記上側または下側の断路器には、それぞれ前記計器用変流器が接続された側面と対向する側面に前記線路側機器が接続され、前記第1〜第3の部分ユニットのうち前記線路側機器が接続されていない部分ユニットは、前記複数の全体ユニットにわたって等間隔に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記線路側機器が接続されている前記断路器に対して、当該断路器から前記線路側機器へ至る経路はL形の経路を含むことを特徴とする請求項2に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 水平かつ同一方向に側面から分岐した上側および下側からなる2つの分岐引出し口を有する縦形の遮断器と、前記2つの分岐引出し口のそれぞれに順に接続された計器用変流器および断路器と、を有する第1〜第3の部分ユニットを順に直列接続し、前記第1および第2の部分ユニット間と前記第2および第3の部分ユニット間とからそれぞれ線路側機器を分岐してなる全体ユニットを複数設け、上下に配設された上側および下側の主母線に対して、前記各全体ユニットの一端を前記上側の主母線に接続するとともに前記各全体ユニットの他端を前記下側の主母線に接続してなるガス絶縁開閉装置であって、
    前記第1〜第3の部分ユニットは、それぞれ前記2つの分岐引出し口を同一方向に向け当該同一方向に対して直交する方向に直線的に配列され、
    前記上側および下側の主母線は前記配列方向に延設され、
    前記第2の部分ユニットの下側の断路器と、前記第1または第3の部分ユニットの上側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続されるとともに、前記第2の部分ユニットの上側の断路器と、前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの下側の断路器に接続されていない部分ユニットの下側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続され、
    前記上側の主母線は、前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記上側の断路器に接続されている部分ユニットの上側の断路器に同じ高さレベルで接続されるとともに、前記下側の主母線は、前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの前記下側の断路器に接続されている部分ユニットの下側の断路器に同じ高さレベルで接続され、
    前記線路側機器は、前記上側および下側の主母線を挟んで、前記遮断器と対向するように設けられており、
    前記第1〜第3の部分ユニットでは、上方から平面視した場合に、前記2つの分岐引出し口にそれぞれ接続された前記各断路器の操作装置が、前記各断路器と重なる位置に配置され、かつ、前記接続母線の軸線よりも前記遮断器の側に配置され
    前記各断路器はそれぞれ4つの接続端子のみを有し、
    前記各断路器の4つの接続端子のうちの2つが前記並列方向において互いに対向するとともに残りの2つが前記同一方向において互いに対向し、
    前記各断路器は前記4つの接続端子のうちの3つの接続端子により構成されたT分岐構造を有し、当該断路器内の開閉部である断路部は、前記T分岐構造のT分岐点に対して、前記遮断器側に設けられている
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. 前記上側および下側の主母線にそれぞれ接続された前記断路器は、前記計器用変流器との接続方向に対してT分岐となる接続形態で当該断路器に接続された主母線を一体的かつ直線的に接続するものであることを特徴とする請求項4に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記第1〜第3の部分ユニットの上側および下側の断路器間の間隔がすべて等しいことを特徴とする請求項4に記載のガス絶縁開閉装置。
  7. 前記第1〜第3の部分ユニットのうちいずれか2つの部分ユニットの有する前記上側または下側の断路器には、それぞれ前記計器用変流器が接続された側面と対向する側面に前記線路側機器が接続され、前記第1〜第3の部分ユニットのうち前記線路側機器が接続されていない部分ユニットは、前記複数の全体ユニットにわたって等間隔に配列されていることを特徴とする請求項4に記載のガス絶縁開閉装置。
  8. 前記線路側機器が接続されている前記断路器に対して、当該断路器から前記線路側機器へ至る経路はL形の経路を含むことを特徴とする請求項7に記載のガス絶縁開閉装置。
  9. 前記各断路器は、接地開閉器付であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置
  10. 水平かつ同一方向に側面から分岐した上側および下側からなる2つの分岐引出し口を有する縦形の遮断器と、前記2つの分岐引出し口のそれぞれに順に接続された計器用変流器および断路器と、を有する第1〜第3の部分ユニットを順に直列接続し、前記第1および第2の部分ユニット間と前記第2および第3の部分ユニット間とからそれぞれ線路側機器を分岐してなる全体ユニットを複数設け、上下に配設された上側および下側の主母線に対して、前記各全体ユニットの一端を前記上側の主母線に接続するとともに前記各全体ユニットの他端を前記下側の主母線に接続してなるガス絶縁開閉装置であって、
    前記第1〜第3の部分ユニットは、それぞれ前記2つの分岐引出し口を同一方向に向け当該同一方向に対して直交する方向に直線的に配列され、
    前記上側および下側の主母線は前記配列方向に延設され、
    前記第2の部分ユニットの下側の断路器と、前記第1または第3の部分ユニットの上側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続されるとともに、前記第2の部分ユニットの上側の断路器と、前記第1および第3の部分ユニットのうち前記第2の部分ユニットの下側の断路器に接続されていない部分ユニットの上側の断路器とが同じ高さレベルで接続母線により接続され
    前記上側の主母線は、前記第1または第3の部分ユニットの下側の断路器に同じ高さレベルで接続されるとともに、前記下側の主母線は、前記第1および第3の部分ユニットうち前記上側の主母線と接続されていない部分ユニットの下側の断路器に同じ高さレベルで接続され、
    前記線路側機器は、前記上側および下側の主母線を挟んで、前記遮断器と対向するように設けられていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  11. 前記第1および第3の部分ユニットのうち少なくともいずれか一方の遮断器に接続された上側および下側の断路器間の間隔は、前記第2の部分ユニットの遮断器に接続された上側および下側の断路器間の間隔よりも長く、前記第2の部分ユニットの2つの断路器のうちの一方は前記第1の部分ユニットの上側の断路器に前記上側の主母線よりも上方で接続され、前記第2の部分ユニットの2つの断路器のうちの他方は前記第3の部分ユニットの上側の断路器に前記上側の主母線よりも上方で接続されることを特徴とする請求項10に記載のガス絶縁開閉装置。
  12. 前記上側および下側の主母線間の間隔と、前記第2の部分ユニットの有する前記上側および下側の断路器間の間隔とが等しく、かつ、前記第1および第3の部分ユニットの有する前記上側および下側の断路器間の間隔は、前記上側および下側の主母線間の間隔の2倍であることを特徴とする請求項11に記載のガス絶縁開閉装置。
  13. 前記第1〜第3の部分ユニットのうちいずれか2つの部分ユニットの有する前記上側または下側の断路器には、それぞれ前記計器用変流器が接続された側面と対向する側面に前記線路側機器が接続され、前記第1〜第3の部分ユニットのうち前記線路側機器が接続されていない部分ユニットは、前記複数の全体ユニットにわたって等間隔に配列されていることを特徴とする請求項10に記載のガス絶縁開閉装置。
  14. 前記線路側機器が接続されている前記断路器に対して、当該断路器から前記線路側機器へ至る経路はL形の経路を含むことを特徴とする請求項13に記載のガス絶縁開閉装置。
  15. 前記複数の全体ユニットにわたって、相互に隣接する部分ユニット間の間隔が等間隔であることを特徴する請求項1〜14のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
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