JPH0382303A

JPH0382303A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPH0382303A
Application number: JP1214036A
Authority: JP
Inventors: Yasunori Sanada; 靖憲真田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-08-22
Filing date: 1989-08-22
Publication date: 1991-04-08
Anticipated expiration: 2012-11-05
Also published as: JP2672666B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、バイパス断路器を有するガス絶縁開閉装置に
係り、とくにく機器の配置構成に改良を施したガス絶縁
開閉装置に関するものである。

（従来の技術）一般に、ガス絶縁開閉装置は、絶縁性及び消弧性が非常
に優れたＳ　Ｆ　ｂなどを充填した容器内に、遮断器及
び断路器などを収納すると共に、母線などの機器を組合
わせ構成されている。この種の開閉装置は、気中絶縁方
式の開閉装置に比べて著しく小型化に貢献することがで
きる。とくに、近年では、著しい地価高騰などにより、
小型化が可能なガス絶縁開閉装置が変電所に多く採用さ
れている。さらに、合理的に構成機器を配置することに
より、−層の小型化が図られ、ガス絶縁開閉装置の低廉
化及び屋内形のガス絶縁開閉装置の建屋を含めた変電所
建設のより一層の低廉化および小型化が可能となる。

この様な場合の従来例を第４図乃至第６図を参照して具
体的に説明する。第４図及び第５図はガス絶縁開閉装置
の側面図及び平面図、第６図はバイパス断路器を有する
二重母線方式の１回線の単線結線図に基づく各機器の配
置図である。

即ち、第４図に示すように、ガス絶縁開閉装置１は、上
下に、接続端子３．４を有する遮断器２を備えている。

上側の接続端子３には、線路側断路器５及び遮断器２の
保守用接地開閉器６を収納する上部容器が接続されてい
る。一方、遮断器２の下側の接続端子４には、母線側新
路器７及び遮断器２の保守用接地開閉器８を収納する下
部容器が接続されている。また、第５図に示すように、
線路側断路器５及び母線側新路器７の断路部と、遮断器
２の保守用接地開閉器６．８は、第１母線１１の軸線に
対して直交方向に配置されている。

さらに、線路側断路器５及び保守用接地開閉器６を収納
する上部容器の上部には、接続端子１゜が設けられ、こ
の接続端子１０にＬ型接続母線１４が取付けられている
。また、このＬ型接続母線１４には、容器が設置されて
おり、この容器は、バイパス断路器２３への分岐点１５
及び線路側接地開閉器９を収納している。

また、分岐点１５を収納する容器には、水平方向に、接
続端子１６が設けられ、垂直方向に、接続端子１７が設
けられている。接続端子１６には、バイパス新路器２３
が接続され、このバイパス断路器２３には、第１母線１
１と平行に第２母線１２が貫通している。一方、接続端
子１７には、計器用変流器１８及び線路端末機器である
ブッシング２０が接続されている（第６図参照）。

さらに、計器用変流器１８またはブッシング２０の下部
空間には１回線を制御する制御盤２１が配設されている
。また、バイパス断路器２３側には、線路側断路器５、
母線側断路器７及び遮断器２の両端の保守用接地開閉器
６．８を操作するための操作箱２２が、各々、個別に配
設されている。

そして、これらの操作箱２２とバイパス断路器２３との
間隙には、操作箱２２の操作及び保守用の点検スペース
２４が設けられている。さらに、遮断器２の背面には、
遮断器用の点検スペース２５が設置され、且つ、バイパ
ス新路器２３と制御盤２１の間にも、点検スペース２６
が構成されている。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上記のような構成を有する従来のガス絶′縁
開閉装置において、構成機器の点検スペースが３か所に
設けられているため、操作及び保守のための順路が複雑
化し、しかも、点検スペースの１つが回線内部に設けら
れているため、回線の長さ２も長くなってしまっていた
。

本発明は、以上のような課題を解決するために提案され
たものであり、機器の操作性及び保守・点検性を向上さ
せると共に、機器の小型化及び建屋容積の縮小化を可能
とする優れたガス絶縁開閉装置を提供することを目的と
するものである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明のガス絶縁開閉装置は、上記の目的を達成するた
め、線路側断路器の断路部の上部に、バイパス新路器の
分岐点を設け、遮断器に、バイパス断路器及び線路側断
路器を配置し、線路側機器及びバイパス断路器の操作箱
を遮断器と反対側面に配設したことを構成上の特徴とす
るものである。

（作用）以上のような構成を有する本発明のガス絶縁開閉装置に
よれば、線路側機器及びバイパス断路器の操作箱を一つ
の側面に配設することにより、回線内部に点検スペース
を設ける必要がなく、回線の長さを短くすることができ
る。

（実施例）以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図に従って具
体的に説明する。

なお、従来例と同一の部材に関しては、同符号を付し、
説明は省略する。

即ち、本実施例のガス絶縁開閉装置２７において、遮断
器２には、反対方向に接続端子３．４が設けられている
。さらに、接続端子３の延長線には、遮断器２の保守用
接地開閉器６及び線路側断路器５の断路部が設けられて
いる。また、線路側断路器５には、下部に線路側接地開
閉器９が、上部にバイパス断路器２３を接続する分岐点
１５が、遮断器２とは反対側に、バイパス断路器２３が
設けられており、上方に計器用変流器１８を接続されて
いる。また、計器用変流器１８には、ブッシング２０が
配設されている。そして、バイパス断路器２３の断路部
を介して遮断器２の容器軸線に対して直交方向に第１母
線１１が配置されている。

一方、遮断器２の接続端子４には、その遮断器の保守用
接地開閉器８を介して母線側断路器７が接続されており
、第２母線１２が第１母線１１と平行に配置されている
。また、母線側断路器７の最下部空間には、制御盤２１
が配設されている。

さらに、線路側新路器５、保守用接地開閉器６、線路側
接地開閉器９及びバイパス断路器２３の各々の操作箱２
２が、個別に、遮断器２と反対方向に設置されている。

また、制御盤２１に隣接して、母線側断路器７、保守用
接地開閉器８、遮断器２及び制御盤２１の操作及び保守
用の点検スペース２８が設けられている。さらに、操作
箱２２に隣接して、線路側機器である線路側断路器５、
保守用接地開閉器６、線路側接地開閉器９及びバイパス
断路器２３の操作及び保守用の点検スペース２９が設け
られている。

以上のような本実施例のガス絶縁開閉装置２７によれば
、第１母線１１側及び第２母線側に点検スペースを限定
することができる。従って、操作及び保守、点検の順路
を単純化することができる。

その結果、ガス絶縁開閉装置全体の縮小化を図ることが
でき、且つ、建屋容積の縮小化も可能となる。

なお、本発明のガス絶縁開閉装置は、以上のような実施
例に限定されるものではなく、第３図に示すような三重
母線方式の単線結線図においても、適用することができ
る。即ち、遮断器２の接続端子４に隣接する位置に接続
端子を設け、この接続端子に増加された母線側断路器３
１が設置されている。そして、第１図に示す母線側断路
器７の真下に点検スペース３０を配置することにより、
第２母線１２と上下平行に第３母線１３を設けることが
可能となる。また、この実施例においては、線路側機器
として、ケーブル端末部やガス絶縁母線にも適用するこ
とができる。

さらに、線路側端末機器への接続部を下部に設けること
も可能であり、この場合、線路側機器として、ケーブル
端末部やガス絶縁母線にも適用することができる。

［発明の効果］以上述べた通り、本発明によれば、遮断器の両側に第１
母線と第２母線あるいは第３母線を配置し、線路側機器
とバイパス断路器の操作箱を遮断器側面の反対側に配置
することにより、機器の操作性及び保守、点検性を向上
させると共に、機器の小型化及び建屋容積の縮小化を可
能とした優れたガス絶縁開閉装置を提供することかで−
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本実施例の側面図及び平面図、第３
図は他の実施例の単線結線図、第４図及び第５図は従来
例の側面図及び平面図、第６図は従来例の単線結線図で
ある。１・・・ガス絶縁開閉装置、２・・・遮断器、３．４・
・・接続端子、５・・・線路側断路器、６．８・・・保
守用接地開閉器、７・・・母線側断路器、９・・・線路
側接地開閉器、１０・・・接続端子、１１・・・第１母
線、１２・・・第２母線、１３・・・第３母線、１４・
・・Ｌ型接続母線、１５・・・分岐点、１６．１７・・
・接続端子、１８・・・計器用変流器、２０・・・ブッ
シング、２１・・・制御盤、２２・・・操作箱、２３・
・・バイパス断路器、２４．２５．２６．２８．２９．
３０・・・点検スペース、２７・・・ガス絶縁開閉装置
、３１・・・母線側断路器。

Claims

【特許請求の範囲】線路側断路器と線路端末機器との間の分岐点からバイパ
ス断路器を介して第１母線を接続する複母線方式のガス
絶縁開閉装置において、反対方向の両側面に、各々、接続端子を有する遮断器を
備え、該遮断器の一方の接続端子の軸線方向に、前記線路側断
路器の断路部を設け、該断路部の上部に前記分岐点を配
置し、断路部の下部に線路側接地開閉器を配設すると共
に、前記バイパス断路器を介して、前記遮断器の容器軸線に
対して直交する方向に、前記第１母線を配置し、さらに、前記遮断器の他方の接続端子の軸線方向に、母
線側断路器を介して、前記第１母線と平行に、第２母線
または第３母線を配置し、且つ、前記の線路側断路器、線路側接地開閉器及びバイ
パス断路器の操作箱を前記遮断器の反対側面に配設する
、以上のことを特徴するガス絶縁開閉装置。