JPH06113417A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH06113417A
JPH06113417A JP4256618A JP25661892A JPH06113417A JP H06113417 A JPH06113417 A JP H06113417A JP 4256618 A JP4256618 A JP 4256618A JP 25661892 A JP25661892 A JP 25661892A JP H06113417 A JPH06113417 A JP H06113417A
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豊一 田中
Mamoru Okabe
岡部  守
Katsuyuki Takada
勝之 高田
Kazunori Kashimura
和規 橿村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 据付面積を縮小したガス絶縁開閉装置を提供
する。 【構成】 中央部に所定距離隔てて配置した二台の計器
用変圧変流器ユニットPU1,PU2間を接続する接続
ユニットCU1は、上下二段のほぼ水平面のうち上方の
水平面に配置し、また接続ユニットCU2は下方の水平
面に配置しているため、これらを同一水平面に構成した
従来例に比べて据付面積を大幅に縮小することができ
る。また計器用変圧変流器ユニットPU1,PU2の両
側方に変圧器側ユニットTU1,TU2を配置すると共
に、その両側方に受電ユニットLU1,LU2を配置し
たため、これら各ユニットと接続ユニットCU1,CU
2間を接続する接続導体25,26を、上述の上下二段
の水平面に配置することができ、全体構成を簡略化する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は民需特高受変電設備用の
ガス絶縁開閉装置に係り、特に二台の計器用変圧変流器
あるいは一台の計器用変圧変流器とバイパス用断路器と
を有するガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の民需特高受変電設備用のガス絶縁
開閉装置は、使用電力量の計量方法の違いから一計量方
法と二計量方法と呼ばれるものが知られている。前者
は、例えば特開平1−303002号公報に示されるよ
うに、二回線で受電した後に一台の計器用変圧変流器を
介して二台の変圧器に接続されて構成されているため、
二回線受電として電力供給の信頼性を高めているにも拘
らず、計器用変圧変流器の点検あるいは交換に際して民
需家は必ず全停にしなければならない。これに対して後
者は、例えば特開平1−248911号公報に示される
ように二台の計器用変圧変流器を用い、その一方の点検
時には他方の計器用変圧変流器によって使用電力量を計
量するようにして全停を防止することができる。
【0003】この後者の構成における単線結線図を図1
1に示している。
【0004】二回線の受電ユニットLU1,LU2の変
圧器側端間を接続ユニットCU1を介して接続導体26
で接続し、一方、二台の変圧器TR1,TR2に至る変
圧器側ユニットTU1,TU2の受電側端間を接続ユニ
ットCU2を介して接続導体25で接続し、これら接続
導体25,26間に二台の計器用変圧変流器ユニットP
U1,PU2を並列に接続していた。従って、一方の計
器用変圧変流器ユニットPU1の計器用変圧変流器13
の点検あるいは交換時には、計器用変圧変流器ユニット
PU1の両端の断路器11,14を開路して回路から切
り離すと共に、他方の計器用変圧変流器ユニットPU2
を回路中に接続すれば良く、民需家は全停とはならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように二台の
計器用変圧変流器ユニットPU1,PU2を用いること
によって全停を防止することができるが、一台の計器用
変圧変流器ユニットを用いた場合に比べて非常に大型の
ガス絶縁開閉装置となってしまう。つまり、周知技術に
基いて、また図11に示す単線結線図に基いてガス絶縁
開閉装置を構成すると、図12に示す平面図のようにな
る。
【0006】二回線の受電ユニットLU1,LU2を対
向配置し、その変圧器側端間を接続ユニットCU1を介
して接続導体26で接続し、一方、二台の変圧器TR
1,TR2に至る変圧器側ユニットTU1,TU2を対
向配置し、その受電側端間を接続ユニットCU2を介し
て接続導体25で接続し、接続導体25,26の対向部
間を、それぞれ計器用変圧変流器13を有する計器用変
圧変流器ユニットPU1,PU2で接続して構成されて
いる。特に、計器用変圧変流器ユニットPU1,PU2
と接続ユニットCU1,CU2で成る閉ループ構成部が
据付面上に平面的に構成されているため、据付面積が非
常に大きくなってしまう。
【0007】本発明の目的は据付面積を縮小したガス絶
縁開閉装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、二台の計器用変圧変流器ユニット間あるい
は一台の計器用変圧変流器ユニットとバイパス用断路器
ユニット間を一組の接続手段で接続し、これら接続手段
に接続導体を介してそれぞれ受電ユニットと変圧器側ユ
ニットに接続して成るガス絶縁開閉装置において、所定
距離を隔てて上記二台の計器用変圧変流器ユニットある
いは一台の計器用変圧変流器ユニットとバイパス用断路
器ユニットを並置し、上記両接続手段は、上記両計器用
変圧変流器ユニット間あるいは一台の計器用変圧変流器
ユニットとバイパス用断路器ユニット間の上下二つのほ
ぼ水平面にそれぞれ配置したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によるガス絶縁開閉装置は、上述のよう
に二台の計器用変圧変流器ユニット間あるいは一台の計
器用変圧変流器ユニットとバイパス用断路器ユニット間
を接続する一組の接続手段を、上下二つのほぼ平面に配
置したため、従来のようにこれらを一つの水平面上に平
面的に構成した場合に比べてその占有面積を縮小し、全
体としての据付面積を大幅に縮小することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によって説
明する。
【0011】図6は本発明の一実施例によるガス絶縁開
閉装置の構成に合わせて書き直した民需特高受変電設備
の単線結線図であり、二組の受電ユニットLU1,LU
2、計器用変圧変流器ユニットPU1,PU2および変
圧器側ユニットTU1,TU2はそれぞれ互いに同一構
成であるから、それぞれその一方についてのみ説明す
る。
【0012】受電ユニットLU1はケーブル引込みの場
合を示しており、ケーブルヘッド2の引込み側に変流器
1を設け、ケーブルヘッド2を介して導入した主回路導
体は断路器6を介して遮断器8の一端に接続され、遮断
器8の他端は断路器9に接続されている。ケーブルヘッ
ド2と断路器6間には他端を接地した接地開閉器3の一
端と、避雷器切離装置5を介して一端を接地した避雷器
4の他端が接続されている。また断路器6,9の遮断器
側にはそれぞれ接地開閉器7,10が接続されている。
計器用変圧変流器ユニットPU1は、計器用変圧変流器
13の両側にそれぞれ断路器11,14と一端を接地し
た接地開閉器12,15の他端を接続して構成されてい
る。また変圧器側ユニットTU1は、遮断器18の一端
に断路器16と一端を接地した接地開閉器17の他端を
接続し、遮断器18の他端に一端を接地した接地開閉器
19の他端を接続して構成されて、変圧器TR1に接続
される。
【0013】両受電ユニットLU1,LU2の変圧器側
端間は接続導体26によって接続され、同様に変圧器側
ユニットTU1,TU2の受電側端間も接続導体25に
よって接続されており、この両接続導体25,26間に
計器用変圧変流器ユニットPU1,PU2とが接続され
ている。更に、計器用変圧変流器ユニットPU1,PU
2間に位置する接続導体25,26に途中には、それぞ
れ電気的直列に接続した断路器21,23と、この断路
器21,23間に一端を接地した接地開閉器22の他端
を接続して成る接続ユニットCU1,CU2が構成され
ている。これら接続ユニットCU1,CU2および計器
用変圧変流器ユニットPU1,PU2によって閉ル−プ
構成部が構成されている。
【0014】この回路図に基づいて構成した実際のガス
絶縁開閉装置の平面図を図1に示している。尚、同図に
おいて計器用変圧変流器13は、実際にはT形分岐の容
器30の真下に位置しているが、便宜上、右方へずらし
て図示している。
【0015】中央部に所定距離隔てて配置した二台の計
器用変圧変流器ユニットPU1,PU2間には、これら
間を接続する接続ユニットCU1,CU2が配置され、
その詳細は後述するが、上下二段のほぼ水平な面のう
ち、上方の水平面に接続ユニットCU1を配置し、下方
の水平面に接続ユニットCU2を配置している。このた
め計器用変圧変流器ユニットPU1,PU2と接続ユニ
ットCU1,CU2とを同一水平面に構成した従来例に
比べて据付面積を大幅に縮小することができる。また後
述する説明から分かるように、これら計器用変圧変流器
ユニットPU1,PU2の両側方に変圧器側ユニットT
U1,TU2を配置すると共に、その両側方に受電ユニ
ットLU1,LU2を配置したため、これら各ユニット
と接続ユニットCU1,CU2間を接続する接続導体2
5,26を、上述の上下二段の水平面に配置することが
でき、全体構成を簡略化することができる。また詳細に
ついては後述するが、各ユニットLU1,LU2,TU
1,TU2,PU1およびPU2は、それぞれ据付面に
ほぼ垂直で平行な垂直面に構成され、各垂直面の並置方
向の一端には各ユニット毎に構成した操作キュービクル
51,52,61,62,71および72を並置して列
盤構成としている。この各操作キュービクル内には、遮
断器や断路器や接地開閉器等の開閉器の操作器等が構成
されている。
【0016】更に、図1に示すガス絶縁開閉装置の詳細
な構成を説明するが、回路図と同様に受電ユニットLU
1,変圧器側ユニットTU1および計器用変圧変流器ユ
ニットPU1から成る部分と、受電ユニットLU2,変
圧器側ユニットTU2および計器用変圧変流器ユニット
PU2から成る部分とは同一であるから、前者の部分の
構成について説明する。
【0017】次に、受電ユニットLU1の構成について
図1のII−II線に沿った正面図である図2を用いて詳細
に説明する。
【0018】操作キュービクル51の背面に配置した遮
断器8は箱形の縦型容器56内に構成され、その反操作
キュービクル51側の上下に形成された一対の口出部に
は上方管53および下方管54がそれぞれほぼ水平に接
続されている。上方管53は上述した上方の水平面に位
置しており、その内部には断路器9と接地開閉器10が
構成され、また下方管54は上述した下方の水平面に位
置しており、その内部には断路器6、接地開閉器7およ
び避雷器切離装置5が構成されている。上方管53は上
述した上方の水平面に位置した上部母線管31に接続さ
れ、この上部母線管31内に配置した接続導体26によ
って遮断器8の上方端子を計器用変圧変流器ユニットP
U1と接続している。一方、下方管54の下部には縦型
の避雷器4が接続され、また下方管54の軸方向右側に
はケーブルヘッド容器55が接続されている。このケー
ブルヘッド容器55内には接地開閉器3とケーブルヘッ
ド2が構成され、このケーブルヘッド2を介して主回路
導体がケーブルヘッド容器55外へケーブルによって絶
縁導出され、そのケーブルを包囲するように変流器1が
配置されている。この受電ユニットLU1においては、
これら各開閉器の操作器等を収納して構成した操作キュ
−ビクル51と、各容器53,54,55および56を
共に据付面に垂直な一つの垂直平面に位置するように配
置したため、図1に示す各操作キュービクル51,61
および71の並置方向における据付面積を小さくするの
に貢献している。
【0019】図3は図1のIII−III線に沿った変圧器側
ユニットTU1の正面図である。
【0020】上述した受電ユニットLU1の内側で、操
作キュ−ビクル61の背面に配置した縦型容器58内に
遮断器18が構成され、その上方口出部に接続された上
方管57は上述した下方の水平面に配置され、その内部
に断路器16と接地開閉器17が構成され、図2に示す
上部母線管31のほぼ真下に位置して下方水平面に配置
された接続導体25を収納した上部母線管32に接続さ
れている。つまり、両上部母線管31,32がそのよう
な上下関係になるように縦形容器56,58を支持する
架台50,60の高さを選定して遮断器8,18を構成
している。縦型容器58の下方口出部には、下方水平面
より下部に位置して内部に接地開閉器19を構成した下
方管59が接続され、この下方管59を介して変圧器T
R1が接続されている。このような変圧器側ユニットT
U1においては、これら各開閉器の操作器等を収納して
構成した操作キュ−ビクル61を縦型容器58における
反口出部側に配置し、この操作キュ−ビクル61と、各
容器57,58および59とを共に据付面に垂直な他の
一つの垂直平面に位置するように配置したため、各操作
キュービクル51,61および71の並置方向における
据付面積を小さくするのに貢献している。また、受電ユ
ニットLU1の内側に変圧器側ユニットTU1を配置す
ることによって、接続導体25,26も上述した二段の
水平面に簡単な構成で配置して、全体構成を簡略化する
ことができる。
【0021】図4は図1におけるIV−IV線に沿った計器
用変圧変流器ユニットPU1の正面図を示している。
【0022】図1に示したZ形母線管33を介して上部
母線管31と接続したT形分岐容器30は、内部に構成
した断路器11,接地開閉器12を介して縦形の連絡容
器35の上部口出部に接続され、図2に示した上部母線
管31と同じ上方水平面に設けられている。図2に示し
た上部母線管31からT形分岐容器30内に導かれた導
体26は、連絡容器35内を通ってT形分岐容器30の
下方部に配置した計器用変圧変流器13に接続されてい
る。連絡容器35の下部口出部は、内部に構成した断路
器14および接地開閉器15を介してT形分岐容器30
の真下に配置した同じ形状のT形分岐容器34に接続さ
れており、このT形分岐容器34は、図3に示した下部
母線管32と同じ下方水平面に設けられている。図3に
示した下部母線管32からT形分岐容器34内に導かれ
た導体25は、連絡容器35内を通って計器用変圧変流
器13に接続されている。この計器用変圧変流器ユニッ
トPU1においても、各開閉器の操作器等を収納して構
成した操作キュ−ビクル71を上述した受電ユニットL
U1および変圧器側ユニットTU1のキュービクル51
および61と並んで配置し、この操作キュ−ビクル71
と、これら各容器30,34および35とを共に据付面
に垂直な他の一つの垂直平面に位置するように配置した
ため、各操作キュービクル51,61および71の並置
方向における据付面積を小さくするのに貢献している。
【0023】図5は図1におけるV−V線に沿った全体
構成の側面図である。
【0024】同図から分かるように各ユニットLU1,
TU1,PU1,LU2,TU2,PU2は、それぞれ
据付面に対し垂直で、また互いに平行な垂直面にそれぞ
れ構成されており、その並置方向の幅を縮小している。
また計器用変圧変流器ユニットPU1,PU2間を接続
する閉ル−プ構成部の接続ユニットCU1,CU2は、
据付面に平行な上下二段の水平面内に配置したため、同
一水平面内に構成した場合に比べて各ユニットを近接し
て並置させることができ並置方向に据付面積を縮小する
ことができる。また、これらを一つの垂直面に構成した
場合よりも構成を簡単にすることができる。さらに変圧
器側ユニットTU1,TU2の外側に受電ユニットLU
1,LU2を配置し、図6に示す各ユニット間を接続す
る接続導体25,26を据付面に平行な二つの水平面に
配置したため、全体構成を簡略化することができる。
【0025】図13は本発明の他の実施例による二回線
ループ受電方式におけるガス絶縁開閉装置の回路図であ
る。前述の図6に示した回路図との違いは、計器用変圧
変流器ユニットPU1,PU2にあり、より詳細には計
器用変圧変流器13の受電ユニットLU1,LU2側に
事故電流検出用変流器27を設けた点にある。その他の
構成は図6の場合と同一であるから、同等物に同一符号
を付けて詳細な説明を省略する。
【0026】図13の回路図に合わせて構成したガス絶
縁開閉装置の平面図を図7に示している。前述の図6に
示した回路図に合わせて構成したガス絶縁開閉装置の平
面図である図1との違いは、計器用変圧変流器13およ
び連絡容器35の設置位置が操作キュ−ビクル71から
離れる方向に移動させられており、これによって形成さ
れたT形分岐容器30と連絡容器35との対向部間に事
故電流検出用変流器27を収納した収納容器36を設け
ている。図8は図7のVIII−VIII線に沿った計器用変圧
変流器ユニットPU1の断面図で、図7に示したZ形母
線管33を介して上部母線管31と接続したT形分岐容
器30は、上方水平面に位置して、その内部に構成した
断路器11,接地開閉器12と、収納容器36を介して
計器用変圧変流器ユニットPU1の連絡容器35の上部
口出部に接続されている。上部母線管31からT形分岐
容器30内に導かれた接続導体26は、この連絡容器3
5内を通って収納容器36の下方部に配置した計器用変
圧変流器13に接続されている。連絡容器35の下部口
出部は、下方水平面に位置して、その内部に構成した断
路器14および接地開閉器15と、接続母線管37を介
してT形分岐容器30の真下に配置した同じ形状のT形
分岐容器34に接続されている。その他の構成は図1の
場合と同じであり、同等物に同一符号を付けて詳細な説
明を省略する。
【0027】このように二回線ループ受電方式における
ガス絶縁開閉装置は、図1に示したガス絶縁開閉装置
に、事故電流検出用変流器27を収納した収納容器36
と接続母線管37を追加すれば良く、またその追加も簡
単であるから、機器の標準化を図ってほぼ同様の効果を
得ることができる。
【0028】図14は、本発明の他の実施例によるルー
プ受電一計量バイパス方式のガス絶縁開閉装置の回路図
である。
【0029】このループ受電一計量バイパス方式は、図
13における計器用変圧変流器ユニットPU1を省略
し、その代わりに断路器28と事故電流検出用変流器2
7とから成るバイパス用断路器ユニットBU1を接続
し、また接続ユニットCU1,CU2を省略し、その代
わりに受電ユニットLU1,LU2の変圧器側端間を接
続導体26と一体的に構成した接続導体64で直接接続
すると共に、変圧器側ユニットTU1,TU2の受電側
間を接続導体25と一体的に構成した接続導体63で直
接接続して構成されており、その他の構成は図13の場
合と同様である。この回路構成では、計器用変圧変流器
ユニットPU2の計器用変圧変流器13を交換する場
合、バイパス用断路器ユニットBU1の断路器28を投
入すると共に、計器用変圧変流器13の両側の断路器1
1,14を開いて接地開閉器12,15を投入して計器
用変圧変流器13を接地してから行なう。この計器用変
圧変流器13の交換中における計量はできないが、バイ
パス用断路器ユニットBU1を介して給電できるので全
停を防止することができる。
【0030】このような回路図に基づいて構成したガス
絶縁開閉装置の平面図を図9に示している。
【0031】接続ユニットCU1,CU2を省略し、そ
の代わりに受電ユニットLU1,LU2の変圧器側端間
を上方水平面に配置した接続導体26と接続導体64で
直接接続すると共に、変圧器側ユニットTU1,TU2
の受電側端間を下方水平面に配置した接続導体25と接
続導体63で直接接続した回路構成であるため、T形分
岐容器30同志および34同志を直接接続し、一方のT
形分岐容器30,34には計器用変圧変流器ユニットP
U2を連結し、また他方のT形分岐容器30,34には
バイパス用断路器ユニットBU1を連結している。
【0032】この実施例においても計器用変圧変流器ユ
ニットPU2とバイパス用断路器ユニットBU1との間
を接続する閉ル−プ構成部の接続導体63,64は、据
付面に平行な上下二段の水平面内に配置したため、同一
水平面内に構成した場合に比べて各ユニットを近接して
並置させることができ、並置方向に据付面積を縮小する
ことができ、また側面図である図10から分かるよう
に、各ユニットLU1,TU1,BU1,LU2,TU
2,PU2は、それぞれ据付面に対し垂直で、また互い
に平行な垂直面にそれぞれ構成されて、その並置方向の
幅を縮小しており、さらに導体25,26も据付面に平
行な二つの水平面に配置したため、全体の据付面積を縮
小することができるなど、先の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0033】尚、上述の実施例において、二台の計器用
変圧変流器ユニットPU1,PU2を有する場合には、
受電ユニットLU1,LU2の変圧器側端間と、変圧器
側ユニットTU1,TU2の受電側端間とを、それぞれ
接続ユニットCU1,CU2で接続し、一台の計器用変
圧変流器ユニットPU1とバイパス用断路器ユニットB
U1を有する場合には、受電ユニットLU1,LU2の
変圧器側端間と、変圧器側ユニットTU1,TU2の受
電側端間を、それぞれ接続導体63,64で直接接続し
たが、それぞれの実施例において受電ユニットLU1,
LU2の変圧器側端間と、変圧器側ユニットTU1,T
U2の受電側端間を、接続ユニットCU1,CU2およ
び接続導体63,64から成る接続手段のいずれか一方
で接続することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるガス絶
縁開閉装置は、二台の計器用変圧変流器ユニット間ある
いは一台の計器用変圧変流器ユニットとバイパス用断路
器ユニット間を接続する一組の接続手段を、それぞれほ
ぼ平行な上下の二つの水平面に配置したため、構成を簡
略化して据付面積を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置の平
面図である。
【図2】図1に示すガス絶縁開閉装置のII−II線に沿っ
た断面図である。
【図3】図1に示すガス絶縁開閉装置のIII−III線に沿
った断面図である。
【図4】図1に示すガス絶縁開閉装置のIV−IV線に沿っ
た断面図である。
【図5】図1に示すガス絶縁開閉装置のV−V線に沿っ
た断面図である。
【図6】図1に示すガス絶縁開閉装置の構成に対応させ
た単線結線図である。
【図7】本発明の他の実施例によるガス絶縁開閉装置の
平面図である。
【図8】図7に示すガス絶縁開閉装置のVI−VI線に沿っ
た断面図である。
【図9】本発明の更に他の実施例によるガス絶縁開閉装
置の平面図である。
【図10】図9に示すガス絶縁開閉装置のVII−VII線に
沿った断面図である。
【図11】一般的な二計量方式の民需用特高受電用設備
の単線結線図である。
【図12】従来の図11に対応して構成したガス絶縁開
閉装置の平面図である。
【図13】図7に示すガス絶縁開閉装置の単線結線図で
ある。
【図14】図9に示すガス絶縁開閉装置の単線結線図で
ある。
【符号の説明】
CU1,CU2 接続ユニット BU1 バイパス断路器ユニット LU1,LU2 受電ユニット PU1,PU2 計器用変圧変流器ユニット TU1,TU2 変圧器側ユニット 8,18 遮断器 13 計器用変圧変流器 25,26 接続導体 31,32 上部母線管 30,34 T字形分岐容器 56,58 縦型容器
フロントページの続き (72)発明者 橿村 和規 茨城県日立市国分町1丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二台の計器用変圧変流器ユニット間を一
    組の接続手段で接続し、これら接続手段に接続導体を介
    してそれぞれ受電ユニットと変圧器側ユニットを接続し
    て成るガス絶縁開閉装置において、所定距離を隔てて上
    記二台の計器用変圧変流器ユニットを並置し、これら上
    記計器用変圧変流器ユニット間を接続する上記両接続手
    段は、上記両計器用変圧変流器ユニット間の上下二つの
    ほぼ水平面にそれぞれ配置したことを特徴とするガス絶
    縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記両計
    器用変圧変流器ユニットの両側に上記受電ユニットと変
    圧器側ユニットとをそれぞれ配置し、それぞれの上記受
    電ユニットおよび上記変圧器側ユニットと上記接続手段
    間をそれぞれ接続する接続導体は、上記上下二つのほぼ
    水平面にそれぞれ配置したことを特徴とするガス絶縁開
    閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、上記受電
    ユニットと一方の上記接続手段間を接続する一方の上記
    接続導体は、上方に位置する上記水平面に配置し、一
    方、上記変圧器側ユニットと他方の上記接続手段間を接
    続する他方の上記接続導体は、下方に位置する上記水平
    面に配置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のものにおいて、上記両計
    器用変圧変流器ユニットの両側に上記変圧器側ユニット
    をそれぞれ配置し、この変圧器側ユニットの両側に上記
    受電ユニットを配置したことを特徴とするガス絶縁開閉
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のものにおいて、少なくと
    も上記両計器用変圧変流器ユニット、上記両受電ユニッ
    トおよび上記両変圧器側ユニットはそれぞれ操作キュ−
    ビクルを有し、これら各操作キュ−ビクルを一側方に並
    置して列盤構成としたことを特徴とするガス絶縁開閉装
    置。
  6. 【請求項6】 一台の計器用変圧変流器ユニットとバイ
    パス用断路器ユニット間を一組の接続手段で接続し、こ
    れら接続手段に接続導体を介してそれぞれ受電ユニット
    と変圧器側ユニットに接続して成るガス絶縁開閉装置に
    おいて、所定距離を隔てて上記計器用変圧変流器ユニッ
    トと上記バイパス用断路器ユニットを並置し、上記両接
    続手段を、上記計器用変圧変流器ユニットと上記バイパ
    ス用断路器ユニット間の上下二つのほぼ水平面にそれぞ
    れ配置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のものにおいて、上記計器
    用変圧変流器ユニットと上記バイパス用断路器ユニット
    の両側に上記受電ユニットと変圧器側ユニットとをそれ
    ぞれ配置し、それぞれの上記受電ユニットおよび上記変
    圧器側ユニットと上記接続手段間をそれぞれ接続する上
    記接続導体は、上記上下二つのほぼ水平面にそれぞれ配
    置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のものにおいて、上記受電
    ユニットと一方の上記接続手段間を接続する一方の上記
    接続導体は、上方に位置する上記水平面に配置し、一
    方、上記変圧器側ユニットと他方の上記接続手段間を接
    続する他方の上記接続導体は、下方に位置する上記水平
    面に配置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のものにおいて、上記計器
    用変圧変流器ユニットと上記バイパス用断路器ユニット
    の両側に上記変圧器側ユニットをそれぞれ配置し、この
    変圧器側ユニットの両側に上記受電ユニットを配置した
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のものにおいて、少なく
    とも上記計器用変圧変流器ユニット、上記バイパス用断
    路器ユニット、上記両受電ユニットおよび上記両変圧器
    側ユニットはそれぞれ操作キュ−ビクルを有し、これら
    各操作キュ−ビクルを一側方に並置して列盤構成とした
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104751A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁スイッチギヤ
JP2012019686A (ja) * 2011-09-16 2012-01-26 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁開閉装置
JP4969657B2 (ja) * 2007-11-29 2012-07-04 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

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