JPH08223716A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH08223716A
JPH08223716A JP7021738A JP2173895A JPH08223716A JP H08223716 A JPH08223716 A JP H08223716A JP 7021738 A JP7021738 A JP 7021738A JP 2173895 A JP2173895 A JP 2173895A JP H08223716 A JPH08223716 A JP H08223716A
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JP
Japan
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horizontal lead
circuit breakers
busbar
horizontal
line
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Application number
JP7021738A
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English (en)
Inventor
Junichi Kawase
順一 川瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配置構成が簡略で且つ設置スペースを効果的
に縮小できるような優れたガス絶縁開閉装置を提供する
こと。 【構成】 各遮断器101〜104の上方と下方の水平
口出し部1a,1bのそれぞれを、各水平口出し部の軸
方向と直交する方向に伸びる接続母線12,13,15
を介して、隣に接続される遮断器に設けられている同高
位の水平口出し部と接続する。上方と下方の水平口出し
部1a,1bのそれぞれに各水平口出し部と同軸上に作
業用接地装置2と母線用断路器3を接続する。これら遮
断器101〜104、接続母線12,13,15、作業
用接地装置2および母線用断路器3により環状母線を構
成する。前記接続母線には、各遮断器の水平口出し部と
同軸上で且つ各遮断器とは接続母線を挟んで反対側に、
回線ユニットU1〜U4を構成する線路側引き出し用機
器14,6を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電所や変電所等の電
気所において使用される環状母線方式のガス絶縁開閉装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気所を用地高騰化や安全性の問
題により工場地帯や山間部などに設置することが要求さ
れており、それに伴って電気所自体の縮小化、およびそ
こで使用されるガス絶縁開閉装置の敷地面積の縮小化、
構成機器の小型化が強く要求されている。
【0003】このようなガス絶縁開閉装置の単母線方式
の中で、環状母線方式は、母線事故時には当該母線につ
ながる送電線のみを停止すれば良いため、電力供給の信
頼度に優れており、主に発電所の開閉所で採用されてき
た。図7は、この従来の環状母線方式のガス絶縁開閉装
置の単線結線図の一例を示したものである。このガス絶
縁開閉装置は、環状母線BUSと、そこから引き出され
る4つの回線ユニットU1〜U4から形成されている。
環状母線には、4台の遮断器101〜104が直列に循
環するように接続され、各遮断器の両側には作業用接地
装置2と母線用断路器3とがそれぞれ配設されている。
また、4つの回線ユニットU1〜U4は、隣り合う各遮
断器間に配設されている2台の母線用断路器3間から母
線軸方向に対して直角にそれぞれ引き出されている。各
回線ユニットU1〜U4には、線路側引き出し用機器と
して、作業用接地装置2,線路用断路器4および線路用
接地装置5が順次接続配置され、さらに線路接続用ケー
ブルヘッド6に接続されている。
【0004】このような図7の単線結線図に適用された
従来の環状母線方式における構成機器の配置例を図8か
ら図11に示す。なお、図中同一部分には、同一符号を
付すものとする。以下、環状母線、回線ユニットの形成
について順に説明する。
【0005】図8、図10に示されるように、各遮断器
1には、同一平面上に平行且つ同じ向きでの上下の水平
口出し部1a,1bが設けられており、4台の遮断器1
01〜104はこの水平口出し部が全て平行になるよう
に直列に配置されている。この各水平口出し部はそれぞ
れ同高位の水平口出し部と接続母線を介して接続されて
おり、遮断器101と102、103と104の上方水
平口出し部1a同士、遮断器101と104、102と
103の下方水平口出し部1b同士が接続されて、環状
母線が形成される。
【0006】この環状母線を構成するための各水平口出
し部の接続を、まず隣接する水平口出し部同士、すなわ
ち、遮断器101と102、遮断器103と104の上
方水平口出し部1a、および遮断器102と103の下
方水平口出し部1bの場合について説明する。なお、上
記それぞれの部分においてその接続構造は全て同一のた
め、以下、遮断器101と102の上方水平口出し部1
aの接続を例に説明する。図8に示されるように、各上
方水平口出し部1aには十字型の遮断器接続用分岐母線
7が接続され、遮断器101,102の反対側には作業
用接地装置2と母線用断路器3が接続される。分岐部に
ついては、互いの遮断器101,102側には直線型の
接続母線8が接続され、その反対側には蓋7aが設けら
れる。そしてこの接続母線8間には、T字型のケーブル
ヘッド接続用分岐母線9が、分岐部を遮断器101,1
02と反対側に向けて配接される。
【0007】次に、離れて配置されている遮断器10
1,104の下方水平口出し部1bの接続について説明
する。図9に示されるように、各下方水平口出し部1b
には十字型の遮断器接続用分岐母線7が接続され、遮断
器101,104の反対側には作業用接地装置2と母線
用断路器3が接続される。各遮断器接続用分岐母線7の
互いの遮断器101,104側の分岐部には連絡用接続
母線10が接続される。なお、この連絡用接続母線10
は、遮断器101〜104間に配設されている各作業用
接地装置2,線路用断路器4および線路用接地装置5の
下方に位置するように配置される。そして、遮断器10
1側の遮断器接続用分岐母線7の図中左側に位置する分
岐部には、直線型の接続母線8を介してT字型のケーブ
ルヘッド接続用分岐母線9が、分岐部を遮断器101,
104と反対側に向けて配接される。また、遮断器10
4側の遮断器接続用分岐母線7の右側に位置する分岐部
には、蓋7aが設けられる。
【0008】一方、以上の様にして、遮断器101〜1
04を有する環状母線から引き出される各回線ユニット
U1〜U4は、T字型のケーブルヘッド接続用分岐母線
9の分岐部から遮断器101〜104と、接続母線を挟
んで反対側で且つ母線軸方向に対して直角に引き出され
るもので、分岐母線9に線路側引き出し用機器として、
作業用接地装置2、線路用断路器4および線路用接地装
置5が順次接続配置され、さらに線路接続用ケーブルヘ
ッド6が接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の環
状母線方式のガス絶縁開閉装置は、環状に接続された母
線の一部において事故が発生した場合、事故発生箇所の
両端に位置する遮断器を引き外すことによって当該母線
につながる送電線路の停止のみに事故波及範囲を押さえ
ることができるという点で、単母線方式としては優れて
いる一方、以下のような問題点があった。
【0010】すなわち、各遮断器101〜104の両側
に配設される作業用接地装置2と母線用断路器3は十字
型の遮断器接続用分岐母線7を介して上下の各水平口出
し部の同軸上に配置されているために、隣接する2台の
遮断器間から各回線ユニットU1〜U4が引き出される
こととなる。その結果として、各遮断器間の距離L1
(図8)が長大となり、遮断器の配置方向(母線軸方
向)に全体の配置構成および設置スペースの大型化する
という問題点があった。また、遮断器101と104の
下方水平口出し部1b同士を接続する連絡用接続母線1
0の構成配置も複雑とで言わざるを得ず、構成機器の増
大という問題点も生じていた。
【0011】本発明は、このような従来の問題点を解決
するために提案されたものであり、その主たる目的は、
環状母線方式のガス絶縁開閉装置において、信頼性を維
持しつつ、構成が簡略で且つ設置スペースを効果的に縮
小できるような優れたガス絶縁開閉装置を提供すること
である。すなわち、その具体的な目的は、各遮断器間の
寸法を狭めてガス絶縁開閉装置の母線軸方向に対する設
置スペースを縮小化すること、各接続部材点数を減少さ
せること、および接続部材の配置構成を簡略化を可能と
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、上方と下方に同一平面上にお
いて平行且つ同じ向きの水平口出し部が設けられている
複数の縦型遮断器と、前記各遮断器の両側に接続される
作業用接地装置と母線用断路器とから構成される環状母
線と、この環状母線における各遮断器の間から引き出さ
れた線路側回線ユニットを有する環状母線方式のガス絶
縁開閉装置において、前記各遮断器の上方と下方の水平
口出し部のそれぞれが、各水平口出し部の軸方向と直交
する方向に伸びる接続母線を介して、隣に接続される遮
断器に設けられている同高位の水平口出し部と接続さ
れ、前記上方と下方の水平口出し部のそれぞれに各水平
口出し部と同軸上に作業用接地装置と母線用断路器が接
続され、前記環状母線を構成する接続母線には、各遮断
器の上方と下方のいずれか一方の水平口出し部と同軸上
で且つ各遮断器とは接続母線を挟んで反対側に、回線ユ
ニットを構成する線路側引き出し用機器が接続されてい
ることを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、前記各遮断器の内、隣
接する遮断器同士の水平口出し部が、各水平口出し部の
軸方向と直交する方向で且つ斜め方向に伸びる接続母線
を介して、隣に接続される遮断器に設けられている異高
位の水平口出し部と接続され、複数の遮断器の内、両端
に位置する遮断器の水平口出し部が各水平口出し部の軸
方向と直交する方向に伸びる接続母線を介して同高位の
水平口出し部と接続され、前記上方と下方の水平口出し
部のそれぞれに各水平口出し部と同軸上に作業用接地装
置と母線用断路器が接続され、前記環状母線を構成する
接続母線には、各遮断器の上方と下方のいずれか一方の
水平口出し部と同軸上で且つ各遮断器とは接続母線を挟
んで反対側に、回線ユニットを構成する線路側引き出し
用機器が接続されていることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によると、各遮断器の水平
口出し部と同軸上に各回線ユニットを構成する機器が配
置されることになり、隣接して配置されている遮断器間
には回線ユニット接続用のスペースを確保する必要がな
くなるので、各遮断器間の母線軸方向の寸法が狭めるこ
とができる。また、線路側引き出し用機器の接続部材の
構成・配置も単純となる。
【0015】請求項2記載の発明によると、前記請求項
1の発明のように、各遮断器の水平口出し部と同軸上に
各回線ユニットを構成する機器が配置されることによ
り、各遮断器間の間隔を縮小することが可能となる。更
に、請求項2の発明では、斜め方向に伸びる接続母線に
より隣接する遮断器の異なった高さの水平口出し部同士
を接続したので、各遮断器に対する接続母線の接続形態
が同一となると共に、接続母線から引き出される線路側
引き出し用機器の配置構成が全ての回線ユニットで同一
となる。
【0016】
【実施例】以下、図7の単線結線図に、本発明による環
状母線方式のガス絶縁開閉装置を適用した実施例を、図
面に従って具体的に説明する。なお、図中同一部分には
同一符号を付すものとし、説明を省略する。
【0017】(1)第1実施例 図1から図4に示す本実施例は、本発明の請求項1に対
応するガス絶縁開閉装置であり、以下、まず環状母線の
接続構造について説明する。一例として、4台の遮断器
101〜104の構成配置は従来例と同様であるが、各
遮断器101〜104に設けられている全ての上下の水
平口出し部1a,1bには、それぞれ各水平口出し部と
同軸に延びる直線型の遮断器接続用母線11が接続さ
れ、その側方に遮断器1側から順に作業用接地装置2,
母線用断路器3が同軸一列に配設される。また、各水平
口出し部は従来例同様、遮断器101と102、103
と104の上方水平口出し部1a同士、遮断器101と
104、102と103の下方水平口出し部1b同士が
接続される。
【0018】この水平口出し部の接続を、まず隣接する
水平口出し部同士、すなわち、遮断器101と102、
103と104の上方水平口出し部1a、遮断器102
と103の下方水平口出し部1bの場合について説明す
るが、上記それぞれの部分において接続構造は全て同一
のため、遮断器101と102の上方水平口出し部1a
の接続を例に説明する。図1に示されるように、各上方
水平口出し部1aに接続された遮断器接続用母線11に
は、T字型のケーブルヘッド接続用分岐母線13が接続
され、その分岐部は互いの遮断器101,102側に向
けて配置される。そして、このT字型のケーブルヘッド
接続用分岐母線13間は、直線型の接続母線12を介し
て接続される。また、遮断器102の延長上にあるケー
ブルヘッド接続用分岐母線13の開口部13aには、蓋
7aが設けられる。
【0019】次に、離れて配置されている遮断器10
1,104の下方水平口出し部1bの接続について説明
する。図2に示されるように、各下方水平口出し部1b
に接続された遮断器接続用母線11には、T字型のケー
ブルヘッド接続用分岐母線13が接続され、その分岐部
は下方に向けて配置される。そして、この2つの分岐部
は、両端に上方に開口部15aを有する連絡用接続母線
15を介して接続される。また、遮断器101の延長上
にあるケーブルヘッド接続用分岐母線13の開口部13
aには、蓋7aが設けられる。
【0020】以上の様にして、構成された環状母線から
引き出される各回線ユニットU1〜U4の構成機器は、
各遮断器における開口部13aに蓋7aが設けらていな
いT字型のケーブルヘッド接続用分岐母線13部分に接
続される。すなわち、遮断器101,103の上方水平
口出し部1a、および遮断器102、104の下方水平
口出し部1bの延長上に位置するケーブルヘッド接続用
分岐母線13から、前記環状母線を挟んで遮断器101
〜104と反対側で且つ母線軸方向に対して直角に引き
出される。そして、このケーブルヘッド接続用分岐母線
13には、回線ユニットを構成する直線型のケーブルヘ
ッド接続用母線14、線路接続用ケーブルヘッド6が順
に接続される。なお、線路側引き出し用機器の作業用接
地装置2、線路用断路器4および線路用接地装置5は、
ケーブルヘッド接続用母線14の側方に作業用接地装置
2、母線用断路器3と同軸一列に配設される。
【0021】上記の様な構成を有する本実施例では、以
下のような作用効果が得られる。
【0022】すなわち、遮断器1の両側に配設される作
業用接地装置2と母線用断路器3が、各水平口出し部に
接続される直線型の遮断器接続用母線11の側方に配設
されるため、線路接続用ケーブルヘッド6は水平口出し
部と同軸上に配置される。また、それに伴い、作業用接
地装置2、母線用断路器3、そして線路側引き出し用機
器である作業用接地装置2、線路用断路器4および線路
用接地装置5が母線軸方向に対して直角な一平面上に同
軸配置される。したがって、各遮断器間の距離L2(図
1)が狭められ、従来の距離L1よりガス絶縁開閉装置
の母線軸方向に対する距離の縮小化が可能となる。ま
た、水平口出し部に接続される接続部材の配置構成の簡
略化および接続部材の減少化が可能となるため、ガス絶
縁開閉装置全体の小型化・簡略化および設置スペースの
縮小化が達成される。更に、両端の遮断器101と10
4を接続する連絡用接続母線15も直線状の単純な形状
のもので良く、環状回線部分の構成の簡略化も可能であ
る。
【0023】また、図中、遮断器101,104に設け
られている各下方水平口出し部1bには、遮断器接続用
母線11を介して、開口部13aを下方向へ向けたT字
型のケーブルヘッド接続用分岐母線13が接続される。
したがって、この1対の開口部13aを接続する連絡用
接続母線15は、各遮断器接続用母線11より下方に配
置されることとなり、極めて簡単な構造である直線型の
部材を用いることができるため、機器接続の容易化・簡
略化および接続部材の減少化が可能となる。
【0024】(2)第2実施例 本発明は、前記の実施例に限定されるものでなく、図
5、図6に示す第2実施例のように互いに隣接して配置
されている各遮断器に設けられている上方水平口出し部
1aと下方水平口出し部1bを接続させて環状母線を形
成することも可能である。
【0025】まず、隣接する遮断器間の異高位の水平口
出し部の接続、すなわち、遮断器101の下方水平口出
し部1bと遮断器102の上方水平口出し部1a、遮断
器102の下方水平口出し部1bと遮断器103の上方
水平口出し部1a、および遮断器103の下方水平口出
し部1bと遮断器104の上方水平口出し部1aは、次
のように接続される。なお、上記それぞれの部分におい
て接続構造は全て同一のため、以下、遮断器101の下
方水平口出し部1bと遮断器102の上方水平口出し部
1aの接続を例に説明する。各水平口出し部に遮断器接
続用母線11を介して接続されるケーブルヘッド接続用
分岐母線13の分岐開口部13aは、互いの遮断器10
1,102側を向くように配置されている。そして、前
記分岐母線13の開口部13a同士は、各水平口出し部
の軸方向と直交する方向で且つ斜め方向に伸びる接続母
線12を介して、隣に接続される遮断器に設けられてい
る異高位の水平口出し部と接続される。
【0026】次に、4台の遮断器の内、両端に離れて配
置されている遮断器101の上方水平口出し部1aと遮
断器104の下方水平口出し部1bの接続について説明
する。各下方水平口出し部1bに遮断器接続用母線11
を介して接続されたT字型のケーブルヘッド接続用分岐
母線13の分岐部において、遮断器101側の分岐部
は、図中水平方向左側に向けて、遮断器104側の分岐
部は、下方向に向けて配置される。そして、各分岐部
は、L字型に接続された垂直および水平の連絡用接続母
線16を介して接続される。
【0027】一方、前記の環状母線に接続される回線ユ
ニットは、すべて上方水平口出し部1aの延長上のケー
ブルヘッド接続用母線14から引き出され、線路側引き
出し用機器である作業用接地装置2,線路用断路器4お
よび線路用接地装置5は、ケーブルヘッド接続用母線1
4の側方に配設される。
【0028】このような構成を有する第2実施例では、
第1実施例と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、隣接する各遮断器間の接続が全て同一構成となる
ため機器構成の同一化・簡略化を図ることができると共
に、回線ユニットを構成する線路側引き出し用機器の配
置構成も全ての回線ユニットで同じとなる利点もある。
更に、両端の遮断器101と104を接続する連絡用接
続母線16も直線状の単純な形状のもので良く、環状回
線部分の構成の簡略化も可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によると、回線ユニ
ットを構成する各機器を環状母線を構成する接続母線を
挟んで、各遮断器の水平口出し部軸上に配置するという
構成によって、遮断器間の距離縮小化、接続部材の簡略
化・減少化が可能となる。その結果、装置全体の小型化
・簡略化および設置スペースの縮小化に貢献し得る優れ
たガス絶縁開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の平面図。
【図2】図1におけるA矢視断面図。
【図3】図1におけるB矢視断面図。
【図4】図1におけるC矢視断面図。
【図5】本発明の他の実施例の平面図。
【図6】図5のD矢視断面図。
【図7】従来の環状母線方式のガス絶縁開閉装置の単線
結線図。
【図8】従来の環状母線方式のガス絶縁開閉装置の平面
図。
【図9】図8におけるX矢視断面図。
【図10】図9におけるY矢視断面図。
【図11】図9におけるZ矢視断面図。
【符号の説明】
1…遮断器 1a…上方水平口出し部 1b…下方水平口出し部 2…作業用接地装置 3…母線用断路器 4…線路用断路器 5…線路用接地装置 6…線路接続用ケーブルヘッド 7…遮断器接続用分岐母線 8…接続母線 9…ケーブルヘッド接続用分岐母線 10…連絡用接続母線 11…遮断器接続用母線 12…接続母線 13…ケーブルヘッド接続用分岐母線 13a…分岐開口部 14…ケーブルヘッド接続用母線 15,16…連絡用接続母線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方と下方に同一平面上において平行且
    つ同じ向きの水平口出し部が設けられている複数の縦型
    遮断器と、前記各遮断器の両側に接続される作業用接地
    装置と母線用断路器とから構成される環状母線と、この
    環状母線における各遮断器の間から引き出された線路側
    回線ユニットを有する環状母線方式のガス絶縁開閉装置
    において、 前記各遮断器の上方と下方の水平口出し部のそれぞれ
    が、各水平口出し部の軸方向と直交する方向に伸びる接
    続母線を介して、隣に接続される遮断器に設けられてい
    る同高位の水平口出し部と接続され、前記上方と下方の
    水平口出し部のそれぞれに各水平口出し部と同軸上に作
    業用接地装置と母線用断路器が接続され、 前記環状母線を構成する接続母線には、各遮断器の上方
    と下方のいずれか一方の水平口出し部と同軸上で且つ各
    遮断器とは接続母線を挟んで反対側に、回線ユニットを
    構成する線路側引き出し用機器が接続されていることを
    特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 上方と下方に同一平面上において平行且
    つ同じ向きの水平口出し部が設けられている複数の縦型
    遮断器と、前記各遮断器の両側に接続される作業用接地
    装置と母線用断路器とから構成される環状母線と、この
    環状母線における各遮断器の間から引き出された線路側
    回線ユニットを有する環状母線方式のガス絶縁開閉装置
    において、 前記各遮断器の内、隣接する遮断器同士の水平口出し部
    が、各水平口出し部の軸方向と直交する方向で且つ斜め
    方向に伸びる接続母線を介して、隣に接続される遮断器
    に設けられている異高位の水平口出し部と接続され、複
    数の遮断器の内、両端に位置する遮断器の水平口出し部
    が各水平口出し部の軸方向と直交する方向に伸びる接続
    母線を介して同高位の水平口出し部と接続され、前記上
    方と下方の水平口出し部のそれぞれに各水平口出し部と
    同軸上に作業用接地装置と母線用断路器が接続され、 前記環状母線を構成する接続母線には、各遮断器の上方
    と下方のいずれか一方の水平口出し部と同軸上で且つ各
    遮断器とは接続母線を挟んで反対側に、回線ユニットを
    構成する線路側引き出し用機器が接続されていることを
    特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP7021738A 1995-02-09 1995-02-09 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH08223716A (ja)

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