JP4603439B2 - ロールオーバ保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の横転時に車体を地面に対して支持するロールオーバ保護装置に関するものである。
ロールオーバ保護装置は、車両が横転した時に、主に地面に対する衝撃を緩和するもので、乗員の頭部の上方に配置したパイプ部材などの支持部材(ロールバー)で車体を支持し、乗員を保護する。支持部材には、固定式と可動式がある。
可動式では、必要な時に、乗員の頭部上方まで支持部材を引き出す技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
独国特許出願公告第DE19838989C1号明細書
ロールバーは、自動車が横転した時に乗員と地面との間に空間を確保する目的で用いられる。しかし、乗員がシートベルトを着用していなかったり、適切に着用されていない場合には、乗員が直接地面に当接してしまう可能性があった。
また、ロールバーによって乗員の上側の空間を確保したとしても、自動車の側面衝突等によって発生する横転の際には、別途設けられたサイドエアバッグや、サイドカーテンエアバッグ等の装置がなければ衝突の衝撃から十分に乗員を保護することができなかった。ただ、これとて、自動車の種類によっては、備えることは困難であった。
本発明は、屋根を収納して開くことができる自動車が横転した場合に、エアバッグ本体が乗員と地面との間に介在し、乗員を受け止め、乗員に加わる衝撃を緩和することができ、乗員の移動を規制することができるロールオーバ保護装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、座席に沿った車体支持部材を車両の横転時に車体を支持するように取付けたロールオーバ保護装置において、車体支持部材可動式とし、車体支持部材の頂部に配置されて、車両の横転時に車体支持部材の高さが高くなる方向へ押し上げられる可動頭部バッグ収納部可動頭部バッグ収納部を押し上げるエアシリンダと、可動頭部バッグ収納部に一体的に配置して、可動頭部バッグ収納部が押し上げられて座席に座る乗員の頭部近傍に達した後に、乗員の頭部の上方の空間へ向けて展開することで、乗員への緩衝を図るエアバッグと、エアバッグを作動させる燃焼ガスを少なくともエアバッグに吹込むインフレータと、エアバッグの作動を車両に配置した車両状況検出センサの情報に基づいて制御するエアバッグ作動制御部と、発生した燃焼ガスをエアシリンダに吹込むためにインフレータに接続した管と、発生した燃焼ガスをエアバッグに吹込むためにインフレータに取付けたパイロット操作弁と、を備え、インフレータが作動すると、燃焼ガスは管を介してエアシリンダに流入し、可動頭部バッグ収納部を押し上げ、続けて、インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁が開作動することによって、燃焼ガスをエアバッグに吹込み、展開させることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車体支持部材可動式とし、車体支持部材の頂部に配置されて、車両の横転時に車体支持部材の高さが高くなる方向へ押し上げられる可動頭部バッグ収納部可動頭部バッグ収納部を押し上げるエアシリンダと、車体支持部材の可動頭部バッグ収納部に一体的に配置して、可動頭部バッグ収納部が押し上げられて座席に座る乗員の頭部近傍に達した後に、乗員の頭部の上方の空間へ向けて展開することで、乗員への緩衝を図るエアバッグと、エアバッグを作動させる燃焼ガスを少なくともエアバッグに吹込むインフレータと、エアバッグの作動を車両に配置した車両状況検出センサの情報に基づいて制御するエアバッグ作動制御部と、発生した燃焼ガスをエアシリンダに吹込むためにインフレータに接続した管と、発生した燃焼ガスをエアバッグに吹込むためにインフレータに取付けたパイロット操作弁と、を備え、インフレータが作動すると、燃焼ガスは管を介してエアシリンダに流入し、可動頭部バッグ収納部を押し上げ、続けて、インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁が開作動することによって、燃焼ガスをエアバッグに吹込み、展開させるので、車両が横転を始めると、インフレータに接続した管に導かれた燃焼ガスによって可動頭部バッグ収納部が押し上げられて座席に座る乗員の頭部近傍に達した後に、インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁が開作動することによって、エアバッグは乗員と地面との間に介在し、乗員を受け止め、乗員に加わる衝撃を緩和することができるという利点がある。
また、ロールオーバ保護装置では、車体支持部材の頂部に配置されて、車両の横転時に車体支持部材の高さが高くなる方向へ押し上げられる可動頭部バッグ収納部発生した燃焼ガスをエアシリンダに吹込むためにインフレータに接続した管と、発生した燃焼ガスをエアバッグに吹込むためにインフレータに取付けたパイロット操作弁と、を備え、インフレータが作動すると、燃焼ガスは管を介してエアシリンダに流入し、可動頭部バッグ収納部を押し上げ、続けて、インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁が開作動することによって、燃焼ガスをエアバッグに吹込み、展開させるので、車両が横転を始めると、可動頭部バッグ収納部が押し上げられて座席に座る乗員の頭部近傍に達した後に、インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁が開作動することによって、エアバッグは乗員と地面との間に介在し、乗員を受け止め、乗員に対するシートベルトの拘束が十分でない場合にも、車外放出等による衝撃を低減することができる。
さらに、車体支持部材の可動頭部バッグ収納部に一体的にエアバッグを備えたので、車体支持部材を車体に組付けるだけで、車体に緩衝部材を取付けることができる。すなわち、組立てラインでエアバッグと車体支持部材を別々に組付ける必要がなく、エアバッグを取付ける時間を削減することができる。
請求項1に係る発明では、エアバッグは、車体支持部材の頂部に配置されて、車両の横転時に車体支持部材の高さが高くなる方向へ押し上げられる可動頭部バッグ収納部に配置され、可動頭部バッグ収納部が押し上げられて座席に座る乗員の頭部近傍に達した後に、インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁が開作動することによって、座席に座る乗員の頭部の上方の空間へ向けて展開するので、車体支持部材で乗員の頭部と地面との間に空間を確保し、さらに、展開したエアバッグ(エアバッグ本体)は乗員の頭部と地面との間に介在し、乗員の頭部を受け止め、乗員の頭部に加わる衝撃を緩和することができるという利点がある。
請求項に係る発明では、車体支持部材は、可動式なので、車体支持部材の高さは、低くなり、車体支持部材の小型化を図ることができ、車体支持部材を配置するスペースを節約できるという利点がある。
また、請求項に係る発明では、車体支持部材は、可動式なので、車体支持部材の高さは、低くなり、車体支持部材の小型化を図ることができ、外観を向上させることができる。
請求項に係る発明では、緩衝部材は、エアバッグであるから、緩衝部材を速やかに展開することができるという利点がある。
請求項に係る発明では、エアバッグを作動させるインフレータに可動式の車体支持部材の可動頭部バッグ収納部に接続したエアシリンダ管で接続して、インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁が開作動することによって、燃焼ガスをエアバッグに吹込み、展開させことで、同一のインフレータで作動させるので、可動式の車体支持部材の可動頭部バッグ収納部を可動させるための駆動源とエアバッグを展開する駆動源とを共用することができ、生産コストを削減することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)を説明する図である。
第1の実施の形態のロールオーバ保護装置11は、車両12に採用したもので、助手席13に配置した車体支持部材14と、車体支持部材14に配置した緩衝部材15と、車両12の中央に配置したエアバッグ作動制御部であるところの緩衝部材作動制御部16と、運転席に同様に配置した車体支持部材14と緩衝部材15を備える。17は車両12の制御装置、18は車両状況検出センサを示す。
車両12は、屋根を開閉することができるコンバーチブルで、屋根を閉じた状態では、屋根の下方に緩衝部材15が展開する。なお、屋根は、樹脂製でもよく、金属製でもよい。
車両状況検出センサ18は、車両12の横転や衝突を検出する既存のもので、仕様は任意である。
車体支持部材14は、助手席13の左右の下で且つ車体21に金属製の管22,22(図2参照)を固定した。
図2は、本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)の斜視図で、緩衝部材15を透視した状態で示した。
緩衝部材15は、車体支持部材14の頂部24に金属製のケース25を一体的に取付け、ケース25を樹脂製の装飾パネル26で覆い、ケース25及び装飾パネル26に開口蓋部27を形成し、ケース25内にインフレータ(ガス発生装置)31及びインフレータ(ガス発生装置)31の燃焼ガスで展開するエアバッグであるところのエアバッグ本体32を配置した。
インフレータ(ガス発生装置)31は、既存のインフレータであり、例えば、助手席用としてインストルメントパネルに配置したインフレータとほぼ同様である。
ロールオーバ保護装置11を助手席13を対象に説明したが、当然、運転席にも同様(車体中心に対し対称)に車体支持部材14と緩衝部材15を配置した。
図3は、本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)の横転時の作動状態を示す第1作用図である。
ロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)11では、車両12が横転を始めると、乗員Mの上方でエアバッグ本体32が矢印a2,a2のように展開するので、車体支持部材14で乗員Mと地面Gとの間に空間を確保し、さらに、展開したエアバッグ本体32は乗員Mと地面Gとの間に介在し、乗員Mを受け止め、乗員Mに加わる衝撃を緩和することができる。
図4(a),(b)は、本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)の第2作用図である。図1及び図2を併用して説明する。
具体的には、車両12が横転を始めると、車両状況検出センサ18の情報に基づいて、制御装置17は横転が起き始めたと判断し、制御装置17の横転情報に基づいて緩衝部材作動制御部16はインフレータ(ガス発生装置)31を作動させる。インフレータ(ガス発生装置)31は作動することで、燃焼ガスをエアバッグ本体32に吹込み、膨脹(広げる)させる。膨脹するエアバッグ本体32はケース25及び装飾パネル26に設定した開口蓋部27のティアラインを破断し、開口蓋部27を矢印a1のように開き、乗員Mの頭部H近傍であるところの上方の空間へ矢印a2,a2のように展開する。
このように、ロールオーバ保護装置11では、座席(助手席)13近傍の車体21に車体支持部材14を車両12の横転時(図3参照)に車体21を支持するように取付け、車体支持部材14に一体的に配置して乗員Mへの緩衝を図る緩衝部材15と、緩衝部材15の作動を車両12に配置した車両状況検出センサ18の情報に基づいて制御する緩衝部材作動制御部16と、を備えたので、車両12が横転を始めると、乗員Mの上方で緩衝部材15(エアバッグ本体32)が作動(展開)し、作動した緩衝部材15(エアバッグ本体32)は乗員Mと地面Gとの間に介在し、乗員Mを受け止め、乗員Mに加わる衝撃を緩和することができる。
また、ロールオーバ保護装置11では、乗員Mに対するシートベルトの拘束が十分でない場合にも、車外放出等による衝撃を低減することができる。
さらに、ロールオーバ保護装置11では、緩衝部材15は、エアバッグ(エアバッグ本体)32であるから、緩衝部材15を速やかに展開することができる。
緩衝部材15は、車体支持部材14の頂部24に配置され、座席(助手席)13に座る乗員Mの頭部H近傍の空間へ展開するので、車体支持部材14で乗員Mの頭部Hと地面Gとの間に空間を確保し、さらに、展開した緩衝部材15(エアバッグ本体32)は乗員Mの頭部Hと地面Gとの間に介在し、乗員Mの頭部Hを受け止め、乗員Mの頭部Hに加わる衝撃を緩和することができる。
次に本発明のロールオーバ保護装置の「別の実施の形態」を説明する。
図5は、第2の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する図である。上記図1に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第2の実施の形態のロールオーバ保護装置11Bは、助手席13に配置した車体支持部材42と、車体支持部材42に配置した左右の緩衝部材43,43(図6参照)と、車両12の中央に配置した緩衝部材作動制御部16と、運転席に同様に配置した車体支持部材42(図6参照)と緩衝部材43,43を備える。
図6は、第2の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する斜視図である。図1、図2を併用して説明する。
車体支持部材42は、助手席13の左右の下で且つ車体21に下バッグ収納部45,45を取付け、下バッグ収納部45,45の後端に連ねて横部であるところの横バッグ収納部46,46を取付け、横バッグ収納部46,46の上端に連ねて上バッグ収納部47,47を取付け、上バッグ収納部47,47の先端同士を上梁部48で接続したものである。
緩衝部材43は、左右の下・横・上バッグ収納部45〜47に開口蓋部49・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)を形成し、左の下・横・上バッグ収納部45,46,47内にそれぞれインフレータ(ガス発生装置)51,52,53及びインフレータ(ガス発生装置)51,52,53の燃焼ガスで展開するエアバッグ本体54を配置し、右の下・横・上バッグ収納部45,46,47内にそれぞれインフレータ(ガス発生装置)55,56,57及びインフレータ(ガス発生装置)55,56,57の燃焼ガスで展開するエアバッグ本体58を配置した。
インフレータ(ガス発生装置)51は、既存のインフレータであり、例えば、助手席用としてインストルメントパネルに配置したインフレータとほぼ同様である。
インフレータ(ガス発生装置)52,53,55,56,57はインフレータ(ガス発生装置)51とほぼ同様である。
図7は、第2の実施の形態のロールオーバ保護装置の第1作用図である。
第2の実施の形態のロールオーバ保護装置11Bでは、車両12が横転を始めると、乗員Mの左右の足から頭部Hの左右に渡りエアバッグ本体54,58(図8参照)が矢印a3,a4,a5のように展開するので、展開したエアバッグ本体54,58は乗員Mの左右の足から頭部Hの左右に渡り地面Gとの間に介在し、乗員Mを受け止める。従って、乗員Mの左右の足から頭部Hの左右に渡り加わる衝撃を緩和することができる。
図8は、第2の実施の形態のロールオーバ保護装置の第2作用図である。図5及び図6を併用して説明する。
具体的には、車両12が横転を始めると、車両状況検出センサ18の情報に基づいて、制御装置17は横転が起き始めたと判断し、制御装置17の横転情報に基づいて緩衝部材作動制御部16は左右のインフレータ(ガス発生装置)51〜53,55〜57を作動させる。左右のインフレータ(ガス発生装置)51〜57は作動することで、左右のそれぞれの燃焼ガスを左右のそれぞれのエアバッグ本体54,58に同時に吹込み、膨脹(広げる)させる。左右の膨脹するエアバッグ本体54,58は左右の下・横・上バッグ収納部45〜47に形成した開口蓋部49・・・のティアラインを破断し、開き、乗員Mの左右の空間61,62へ展開する。
このように、ロールオーバ保護装置11Bでは、緩衝部材43,43は、車体支持部材42の横部(左右の下・横・上バッグ収納部)45〜47に配置され、乗員Mの横の空間61,62へ展開するので、乗員Mの左への移動(矢印a6の方向)、右への移動(矢印a7の方向)を規制するとともに、衝撃を吸収する。従って、乗員Mの左右の足から頭部Hの左右に渡り加わる衝撃を緩和することができる。
また、ロールオーバ保護装置11Bでは、乗員Mが車体12に当たる一次衝突(正面や側面)の衝撃を軽減することができる。
さらに、ロールオーバ保護装置11Bでは、乗員Mが車体21内方(運転席は矢印a6の方向、助手席13は矢印a7の方向)に向けて移動することによって乗員同士がぶつかる二次衝突を、乗員Mを横の空間61,62へ展開した緩衝部材43,43で拘束することで、防ぐことができる。
その上、ロールオーバ保護装置11Bでは、乗員Mが車体21内方(運転席は矢印a6の方向、助手席13は矢印a7の方向)に向けて移動することによって乗員同士がぶつかる二次衝突を起こした際に、衝撃を軽減することができる。
加えて、ロールオーバ保護装置11Bでは、乗員Mを横の空間61,62へ展開した緩衝部材43,43で拘束することで、乗員Mの移動を規制することができ、結果的に、シートベルトの外れ(不適切な装着時)やずれを防止することができる。
図9は、第3の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する図である。上記図1、図2に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第3の実施の形態のロールオーバ保護装置11Cは、助手席13に配置した車体支持部材71と、車体支持部材71の上部に配置した緩衝部材72と、緩衝部材作動制御部16と、運転席に同様に配置した車体支持部材71と緩衝部材72を備える。
車体支持部材71は、助手席13の左右の下で且つ車体21に柱部74,74を固定し、柱部74,74の上端にU字形の頭部バッグ収納部75を緩衝部材72を収納するように取付けたものである。
緩衝部材72は、頭部バッグ収納部75に開口蓋部77・・・を形成し、頭部バッグ収納部75内にインフレータ(ガス発生装置)81,82,83及びインフレータ(ガス発生装置)81,82,83の燃焼ガスで展開するエアバッグ本体84を配置した。
インフレータ(ガス発生装置)81は、既存のインフレータであり、例えば、助手席用としてインストルメントパネルに配置したインフレータとほぼ同様である。
インフレータ(ガス発生装置)82,83は、インフレータ(ガス発生装置)81とほぼ同様である。
エアバッグ本体84は、頭頂バッグ部85(図10参照)と、頭頂バッグ部85の左右端に連ねて形成した頭横バッグ部86(図10参照),86と、からなる。
図10は、第3の実施の形態のロールオーバ保護装置の作用図である。図1、図2及び図9を併用して説明する。
第3の実施の形態のロールオーバ保護装置11Cでは、車両12が横転を始めると、乗員Mの頭部Hの頭頂部Htから頭部Hの左側部H1及ぶ右側部H2に渡ってエアバッグ本体84が矢印a8,a8のように展開するので、展開したエアバッグ本体84は乗員Mと地面Gとの間に介在し、乗員Mを受け止める。従って、乗員Mの頭部Hに加わる衝撃を緩和することができる。
具体的には、車両12が横転を始めると、車両状況検出センサ18の情報に基づいて、制御装置17は横転が起き始めたと判断し、制御装置17の横転情報に基づいて緩衝部材作動制御部16はインフレータ(ガス発生装置)81〜83を作動させる。インフレータ(ガス発生装置)81〜83は作動することで、燃焼ガスをエアバッグ本体84に吹込み、膨脹(広げる)させる。膨脹するエアバッグ本体84は開口蓋部77・・・のティアラインを破断し、開口蓋部77・・・を開き、頭部Hの頭頂部Htから頭部Hの左右側部H1,H2に渡って覆うように展開する。
このように、第3の実施の形態のロールオーバ保護装置11Cでは、緩衝部材72は、頭部Hの頭頂部Htから頭部Hの左右側部H1,H2に渡って覆う形状である。従って、乗員Mの頭部Hに加わる衝撃を緩和することができる。
また、第3の実施の形態のロールオーバ保護装置11Cでは、頭部Hの左方向(矢印b1の方向)への移動及び頭部Hの右方向(矢印b2の方向)への移動を規制することができる。
さらに、第3の実施の形態のロールオーバ保護装置11Cでは、車両12の横転時の頭部Hへの衝撃をより軽減することができる。
図11は、第4の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する図である。
図12は、図11の12矢視図であり、第4の実施の形態の正面図である。カバー108を取外した状態を示す。図1を併用して説明する。
第4の実施の形態のロールオーバ保護装置11Dは、助手席13に配置した車体支持部材91と、車体支持部材91に配置した緩衝部材92と、緩衝部材作動制御部16と、運転席に同様に配置した車体支持部材91と緩衝部材92を備える。
車体支持部材91は、可動式であり、助手席13の左右の下で且つ車体21にスライド手段93,94を取付け、これらの左右のスライド手段93,94のスライド部材95,96同士を接続するように可動頭部バッグ収納部97及び可動梁部材101を取付け、左右のスライド手段93,94の固定部材102,103に固定梁部材104を取付け、固定梁部材104と可動頭部バッグ収納部97との間に駆動手段105を接続した。
また、車体支持部材91は、可動梁部材101と右のスライド手段94間にストッパ機構106を配置し、左のスライド手段93に緩衝器107を配置した。108は左右のスライド手段93,94の固定部材102,103間を覆うカバーを示す。
車体支持部材91の高さHbは、屋根収納部109とほぼ同じである。
駆動手段105は、エアシリンダであり、シリンダ本体111と、シリンダ本体111の後端に配置したガス入出口112と、前端に配置した排出口113と、シリンダ本体111内をスライド(矢印b3の方向)するロッド114と、を備える。
ストッパ機構106は、可動梁部材101に掛止部材115を取付け、掛止部材115に掛かる爪部116を有する掛止爪機構117を右のスライド手段94に取付け、可動頭部バッグ収納部97を上限位置118で固定する。
緩衝部材92は、可動頭部バッグ収納部97に開口蓋部121を形成し、下部にインフレータ(ガス発生装置)122を配置し、可動頭部バッグ収納部97内にインフレータ(ガス発生装置)122の燃焼ガスで展開するエアバッグ本体123を配置した。
インフレータ(ガス発生装置)122は、可動式の車体支持部材91を可動するための駆動源であり、且つ、エアバッグ本体123を展開する駆動源である。また、既存のインフレータであり、例えば、助手席用としてインストルメントパネルに配置したインフレータとほぼ同様である。
インフレータ(ガス発生装置)122には、発生した燃焼ガスをエアバッグ本体123に吹込むためのパイロット操作弁124を取付け、燃焼ガスを駆動手段(エアシリンダ)105に吹込むための管125を接続した。
図13は、図12の13−13線断面図である。
左のスライド手段93は、固定部材102内にローラ126,126を取付けた。
右のスライド手段94は、固定部材103内にローラ126,126を取付けた。
なお、ローラ126・・・を介してスライド部材95,96を嵌めたが、ローラ126・・・を用いずにスライド部材95,96を嵌めることも可能である。
固定部材102,103の断面形状は、任意である。
スライド部材95,96の断面形状は、任意である。
図14は、第4の実施の形態のロールオーバ保護装置の第1作用図である。
図15は、第4の実施の形態のロールオーバ保護装置の第2作用図である。図1を併用して説明する。
第4の実施の形態のロールオーバ保護装置11Dでは、車両12が横転を始めると、可動頭部バッグ収納部97が矢印b4のように飛び出し、飛び出し完了直後にエアバッグ本体123が矢印b6のように展開するので、展開したエアバッグ本体123は乗員Mと地面Gとの間に介在し、乗員Mを受け止める。従って、乗員Mに加わる衝撃を緩和することができる。
具体的には、車両12が横転を始めると、車両状況検出センサ18の情報に基づいて、制御装置17は横転が起き始めたと判断し、制御装置17の横転情報に基づいて緩衝部材作動制御部16は下部に配置したインフレータ(ガス発生装置)122を作動させる。インフレータ(ガス発生装置)122が作動すると、燃焼ガスは管125を介して駆動手段(エアシリンダ)105に流入し、可動頭部バッグ収納部97を矢印b4のように押し上げる。続けて、インフレータ(ガス発生装置)122内の圧力が所定の圧力に達すると、パイロット操作弁124は開作動するので、燃焼ガスをエアバッグ本体123に吹込み、膨脹(広げる)させる。膨脹するエアバッグ本体123は開口蓋部121のティアラインを破断し、開口蓋部121を矢印b5のように開き、乗員Mの頭部H近傍であるところの上方の空間へ矢印b6のように展開する。
このように、第4の実施の形態のロールオーバ保護装置11Dでは、車体支持部材91は、可動式なので、車体支持部材91の高さHbは、低くなり、車体支持部材91の小型化を図ることができ、車体支持部材91を配置するスペースを節約できる。
また、車体支持部材91は、可動式なので、車体支持部材91の高さHbは、低くなり、車体支持部材91の小型化を図ることができ、外観を向上させることができる。
第4の実施の形態のロールオーバ保護装置11Dでは、エアバッグ(エアバッグ本体)123を作動させるインフレータ(ガス発生装置)122に可動式の車体支持部材91の駆動手段(エアシリンダ)105を接続して、同一のインフレータ(ガス発生装置)122で作動させるので、可動式の車体支持部材91を可動するための駆動源とエアバッグ本体123を展開する駆動源であるところのインフレータ(ガス発生装置)122とを共用することができ、生産コストを削減することができる。
尚、本発明のロールオーバ保護装置は、実施の形態ではコンバーチブルに適用したが、屋根の開かないセダンにも適用可能であり、一般の自動車に採用することは差し支えない。
本発明のロールオーバ保護装置は、コンバーチブルに好適である。
本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)を説明する図 本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)の斜視図 本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)の横転時の作動状態を示す第1作用図 本発明のロールオーバ保護装置(第1の実施の形態)の第2作用図 第2の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する図 第2の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する斜視図 第2の実施の形態のロールオーバ保護装置の第1作用図 第2の実施の形態のロールオーバ保護装置の第2作用図 第3の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する図 第3の実施の形態のロールオーバ保護装置の作用図 第4の実施の形態のロールオーバ保護装置を説明する図 図11の12矢視図 図12の13−13線断面図 第4の実施の形態のロールオーバ保護装置の第1作用図 第4の実施の形態のロールオーバ保護装置の第2作用図
符号の説明
11,11B,11C,11D…ロールオーバ保護装置、12…車両、13…座席(助手席)、14,42,71,91…車体支持部材、15,43,72,92…緩衝部材、16…緩衝部材作動制御部、18…車両状況検出センサ、21…車体、24…頂部、32,54,84,123…エアバッグ本体、45〜47…横部(左右の下・横・上バッグ収納部、61,62…空間、105…駆動手段(エアシリンダ)、122…インフレータ(ガス発生装置)、Ht…頭頂部、H1,H2…頭部の左右側部。

Claims (1)

  1. 座席に沿った車体支持部材を車両の横転時に車体を支持するように取付けたロールオーバ保護装置において、
    前記車体支持部材可動式とし
    前記車体支持部材の頂部に配置されて、前記車両の横転時に前記車体支持部材の高さが高くなる方向へ押し上げられる可動頭部バッグ収納部
    前記可動頭部バッグ収納部を押し上げるエアシリンダと、
    記可動頭部バッグ収納部に一体的に配置して、前記可動頭部バッグ収納部が押し上げられて前記座席に座る乗員の頭部近傍に達した後に、前記乗員の頭部の上方の空間へ向けて展開することで、前記乗員への緩衝を図るエアバッグと、
    前記エアバッグを作動させる燃焼ガスを少なくとも前記エアバッグに吹込むインフレータと、
    前記エアバッグの作動を前記車両に配置した車両状況検出センサの情報に基づいて制御するエアバッグ作動制御部と、
    発生した前記燃焼ガスを前記エアシリンダに吹込むために前記インフレータに接続した管と、
    発生した前記燃焼ガスを前記エアバッグに吹込むために前記インフレータに取付けたパイロット操作弁と、を備え
    前記インフレータが作動すると、前記燃焼ガスは前記管を介して前記エアシリンダに流入し、前記可動頭部バッグ収納部を押し上げ、続けて、前記インフレータ内の圧力が所定の圧力に達すると、前記パイロット操作弁が開作動することによって、前記燃焼ガスを前記エアバッグに吹込み、展開させることを特徴とするロールオーバ保護装置。
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