JP4256764B2 - ハーネス用ガイドプロテクタ及びそれを備えた電線余長吸収構造並びにハーネス用ガイドプロテクタの固定方法 - Google Patents

ハーネス用ガイドプロテクタ及びそれを備えた電線余長吸収構造並びにハーネス用ガイドプロテクタの固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車等の車両に適用され、固定側の電線余長吸収装置と、固定側に開閉自在に取り付けられる可動側のドアとの間に位置し、ドアの開閉動作に伴って電線余長吸収装置から引き出された電線を所定の方向にガイドするハーネス用ガイドプロテクタ及びそれを備えた電線余長吸収構造並びにハーネス用ガイドプロテクタの固定方法に関するものである。
開閉自在な可動体としての自動車ドア、例えば外開き式のラゲージドアやリアドア、スライド式のリアドア等には、パワーウインドモータやドアロックユニット、スイッチユニットやオートドア開閉ユニット、ランプ等が必要に応じて搭載されており、これらの自動車部品には、フレキシブル・フラット・ケーブル等の電線を介してバッテリやECUなどから給電が行われている。
各種のドアに用いられる電線は、開閉動作に伴う移動量が大きいため、ドア等を閉じたときには余長部分が形成され、この余長部分が車両ボディとドアとの間に挟まれて損傷することがある。このため、固定側の車両ボディ等には電線余長吸収装置が用いられている。
図5に示す従来例は、電線余長吸収装置に関するものである。この従来例は、電線71と、ケース本体62及びカバー65からなるケース61と、ケース61に内蔵される余長吸収ユニット67とから構成されている。
ケース本体62は、開口部を有する横長矩形状の箱体である。カバー65は、ケース本体62の開口部を塞ぐ蓋体である。ケース本体62の枠壁62aには図示しない係止片が設けられ、カバー65の縁壁65aには図示しない係止突起が設けられ、係止片と係止突起とが係合することにより、ケース本体62にカバー65が取り付けられるようになっている。
余長吸収ユニット67は、座部材と、ガイドピン68と、圧縮コイルばね69と、可動ローラ70とからなっている。ガイドピン68はケース本体62の長手方向に配置され、その一側端部が座部材を介してケース本体62の後壁に固定されている。
圧縮コイルばね69はガイドピン68に外挿され、電線71をケース61内に引き込む方向に付勢するように取り付けられている。可動ローラ70は、胴部を有し、ガイドピン68に取り付けられるようになっている。この可動ローラ70は、電線71がUターン状に巻掛けられた状態で、ハーネス引き込み方向及びハーネス引き出し方向に往復移動できるようになっている。
図6に示す従来例(特許文献1)も、上記従来例と同様に電線の余長部分を吸収する電線余長吸収装置75に関するものである。電線は80、車両ボディ(図示せず)とドア(図示せず)とを連結するヒンジ部(図示せず)付近に余長部分81を有していて、この余長部分81がケース87に収納されている。ケース87は、前後に電線導入口89及び電線導出口90を有していて、電線導入口89から電線80が引き込まれ、電線導出口90から電線80が引き出されるようになっている。
電線80は、固定部材82と可動部材83とにより支持されて、二重に折り曲げられて収納されている。可動部材83は、付勢部材である圧縮コイルばね86によって常時後方に付勢されている。可動部材83の前方には、ガイド部材85が設けられている。このガイド部材85は、圧縮コイルばね86の中に挿入されている。
ケース87の側壁91には、可動部材83の芯部84をガイドするスリット状の案内溝92が設けられている。ドア閉状態のときは、可動部材83が後方に付勢され、芯部84が案内溝92の後端に当接する。ドア開状態のときは、可動部材83が圧縮コイルばね86を押し、芯部84が案内溝92の先端に当接する。従って、ドアの開閉動作において、常に電線80は緊張状態となり、余長部分81が車両ボディとドアとの間に挟まれて損傷することが防止されている。
他の従来例(特許文献2)として、がたつきや異音の発生を防止した電線余長吸収装置に関するものがある。この従来例は、電線が巻き付けられた第1、第2の電線巻取部を有する巻取ローラと、2つの電線導出部を有し、ぜんまいばねにより電線引き込み方向に回転付勢された巻取ローラを収容するケーシングとを備え、第1、第2の電線巻取部の周面に、電線巻取部の外側へ向けて放射状に延在する電線巻取片を設けたものである。
電線巻取シートが電線に常時接触し、電線に引張力が働くことで、電線の余長部分の弛みが是正され、電線巻取部の周囲でがたつきを発生することが防止され、また、電線の耐久性が向上されるようになっている。
特開平9−20189号公報(第4−5頁、第9図) 特開2001−19282号公報(第3頁)
しかしながら、上記従来例には、解決すべき以下の問題点がある。
第1の従来例は、電線導出口63に一体に連なる電線誘導部64が、ケース61の外側に張り出しているため、ケース61の厚み寸法が増し、ケース61が上下方向に肥大化するという問題があった。電線誘導部64のケース61外側への張り出しを小さくするために、電線誘導部64を小さいコーナ半径に湾曲形成すると、電線誘導部64に沿って湾曲された電線部分に働く引張力が大きくなり、電線71をスムーズに引っ張ることができないという問題があった。
また、自動車の車種やグレードによって固定側と可動側との間に渡って配索される電線71の長さが変わると、自動車の仕様に応じた電線余長吸収装置に交換しなければならず、自動車部品としての電線余長吸収装置の汎用化・共通化を図ることができず、コスト高になるという問題があった。
第2の従来例は、ケース87に電線引き出し方向をガイドする電線誘導部が設けられていないため、ケース87から電線80が斜めに引き出されると、電線80が電線導出口90のエッジに干渉して、ドアの繰り返しの開閉動作に伴って電線80に擦れが生じる心配があった。すなわち、この従来例は、ケース87から電線80が真っ直ぐ引き出される場合に有効であり、損傷や断線を生ずることなく電線80を引き出すことができるものであるが、電線80が曲げられて引き出されると損傷を生ずる心配があり、殊に、長期に渡りドアの開閉動作が行われると断線を生ずる心配があった。
第3の従来例は、ケースの電線導出部から巻取ローラの接戦方向に電線を導出させるものであり、第2の従来例と同様にして電線の導出方向が限定されて、引き出される電線が曲げられると擦れ等の損傷を生ずる心配があった。
本発明は、上記した点に鑑み、部品の汎用化・共通化を図ることにより車種変更やグレード変更にフレキシブルに対応することができ、ドア開閉時の電線の損傷や断線を防止することができるハーネス用ガイドプロテクタ及びそれを備えた電線余長吸収構造並びにハーネス用ガイドプロテクタの固定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、電線を引き込む方向に付勢して前記電線の余長部分をケース内に吸収する電線余長吸収装置から引き出される前記電線を案内して導出するガイド本体を備え、該ガイド本体には、基壁と該基壁の両端部に形成された縁壁とから外壁が形成され、前記電線の導出側には湾曲面の電線誘導部が前記ガイド本体と一体に形成され、前記ガイド本体の前記基壁に対向する天井側にはカバーが覆設されたハーネス用ガイドプロテクタであって、前記ガイド本体が、前記電線余長吸収装置と別体に形成され、前記ガイド本体が、前記電線余長吸収装置から前記付勢に抗して引き出される前記電線の引き出し方向に沿っ前記ケースの外側に、前記電線を直線状にガイドするように配置され、前記電線誘導部の前記湾曲面が、前記電線の引き出し方向と直交する方向に前記電線を倣わすように形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、電線余長吸収装置から引き出された電線がハーネス用ガイドプロテクタに挿通されることで、電線を所定の方向に引き出すことができ、また、電線を外部との干渉から保護することができる。電線余長吸収装置とガイド本体との位置関係を変更することで、電線余長吸収装置から引き出された電線のガイド長さを変えることができる。ガイド本体の電線導出側には、電線誘導部が湾曲形成されているから、ドア等の可動体の開閉動作に伴って電線余長吸収装置から引き出された電線を、電線誘導部の誘導面に倣ってスムーズに案内させることができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のハーネス用ガイドプロテクタにおいて、前記電線誘導部が、前記電線の最小許容曲げ半径と同程度ないしそれ以上のコーナ半径に湾曲形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、電線誘導部の誘導面に倣って曲げられた電線の湾曲部分に、局部的な繰り返しの曲げ応力が集中することなく、繰り返しの曲げ応力が分散される。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のハーネス用ガイドプロテクタにおいて、前記電線誘導部が前記カバーの端部から突出され、該電線誘導部の誘導面に対向する壁部が開放されたことを特徴とする。
上記構成によれば、電線余長吸収装置から引き出された電線を可動体の開閉角度に対応して湾曲させることができ、可動体の開閉動作がスムーズに行われる。
また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のハーネス用ガイドプロテクタと、電線の余長部分を吸収する前記電線余長吸収装置とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、可動体開閉時における電線の余長部分の吸収をスムーズに行うことができ、また、電線のたるみによる異音の発生を防止することができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の電線余長吸収構造において、前記電線余長吸収装置が、該電線余長吸収装置内を往復移動する電線巻取り用の可動ローラと、該可動ローラを電線引き込み方向に付勢する圧縮コイルばねと、該圧縮コイルばねが外挿されて該可動ローラを直線的に移動させるガイドピンとを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、例えば可動体としての自動車ドアが開くと、電線余長吸収装置内に収容されている電線の余長部分に引張力が作用し、可動ローラがガイドピンに案内されつつ圧縮コイルばねの付勢力に抗する方向に移動し、電線が電線余長吸収装置の外側に引き出される。他方、自動車ドアが閉ると、可動ローラが付勢を受ける方向に移動し、電線の余長部分が電線余長吸収装置内に引き込まれる。
また、請求項6記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のハーネス用ガイドプロテクタを車体側のアッパーバックリンフォースに固定し、前記電線誘導部の先端を可動側のトランクルームに臨ませたことを特徴とする。
上記構成によれば、ハーネス用ガイドプロテクタに大きな力が加わっても外れることが防止され、また、電線がトランクルーム内の他部品と干渉したり、アッパーバックリンフォースとトランクルームとの間に挟まれたりすることが防止される。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、電線を引き込む方向に付勢して前記電線の余長部分をケース内に吸収する電線余長吸収装置から引き出される前記電線を案内して導出するガイド本体を備え、該ガイド本体には、基壁と該基壁の両端部に形成された縁壁とから外壁が形成され、前記電線の導出側には湾曲面の電線誘導部が前記ガイド本体と一体に形成され、前記ガイド本体の前記基壁に対向する天井側にはカバーが覆設されたハーネス用ガイドプロテクタであって、前記ガイド本体が、前記電線余長吸収装置と別体に形成され、前記ガイド本体が、前記電線余長吸収装置から前記付勢に抗して引き出される前記電線の引き出し方向に沿っ前記ケースの外側に、前記電線を直線状にガイドするように配置され、前記電線誘導部の前記湾曲面が、前記電線の引き出し方向と直交する方向に前記電線を倣わすように形成されているから、電線余長吸収装置とガイド本体の位置関係を変更することで、電線余長吸収装置から引き出された電線のガイド長さを自由に変えることができる。ガイド本体の電線導出側には、電線誘導部が湾曲形成されているから、可動体の繰り返しの開閉動作に伴って電線余長吸収装置から引き出され/電線余長吸収装置に引き込まれる電線は、電線誘導部に沿ってスムーズにスライドガイドされる。したがって、電線余長吸収装置及びハーネス用ガイドプロテクタの汎用化・共通化を図ることができ、自動車の車種・グレード変更にフレキシブルに対応することができ、しかも、設計の自由度も向上し、部品コストを圧縮することができる。また、電線の損傷や断線を防止することができ、長期に亘り電線の電気的接続の信頼性を維持することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、電線誘導部の誘導面に沿って曲げられた電線の湾曲部分に、局部的な繰り返しの曲げ応力が集中することが防止される。したがって、電線の損傷や断線等が防止され、接続信頼性の高い給電構造を提供することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、電線誘導部の誘導面に対向する壁部が開放形成されているから、電線余長吸収装置から引き出された電線を可動体の開閉角度に対応して湾曲させることができる。したがって、電線余長吸収装置から引き出された電線を湾曲させ易くなり、可動体の開閉動作がスムーズに行われる。
また、請求項4記載の発明によれば、ハーネス用ガイドプロテクタと電線余長吸収装置とを備えることで、可動体開閉時における電線の余長部分の吸収をスムーズに行うことができ、また、電線のたるみによる異音の発生を防止することができる。したがって、可動体の開閉性が高まるとともに、接続信頼性・静粛性が向上する。
また、請求項5記載の発明によれば、可動体の開閉時に、電線に引張力が作用して断線を生じたり、電線の余長部分が車両側と可動体側とに挟まれて断線等の損傷を生じたりすることが防止される。
また、請求項6記載の発明によれば、ハーネス用ガイドプロテクタがアッパーバックに固定されるから、ハーネス用ガイドプロテクタに大きな力が加わっても外れることが防止される。電線誘導部の先端がトランクルームに臨んでいるから、電線がトランクルーム内の他部品と干渉したり、アッパーバックリンフォースとトランクルームとの間に挟まれたりすることが防止される。
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて説明する。図1〜図4は、本発明に係るハーネス用ガイドプロテクタ及びそれを備えた電線余長吸収構造並びにハーネス用ガイドプロテクタの固定方法の一実施形態を示すものである。
ハーネス用ガイドプロテクタ10は、固定側のアッパーバックリンフォース52に固定されて、ラゲージドア(可動体)50やスライドドアの開閉動作に伴って、電線余長吸収装置30から引き出された電線53を、ドアの開閉時にガイドする自動車部品であり、電線余長吸収装置30とは別体に形成されたものである。ドアには、ラゲージドア50やスライドドアの他に外開き式のリアドアや種々の開閉体が含まれるものとする。
電線余長吸収装置30は、車両ボディ54に固定されて、車両ボディ54とラゲージドア50との間に渡って配索された電線53の余長部分(たるみ)53aを吸収する巻取装置であり、装置内部には、往復移動する電線巻取用の可動ローラ46や、可動ローラ46を付勢する圧縮コイルばね47や、圧縮コイルばね47が外挿されたガイドピン45等が備わっている。詳細は後述する。
本実施形態のハーネス用ガイドプロテクタ10は、部品の汎用化・共通化を図ることにより車種変更やグレード変更にフレキシブルに対応することができ、ラゲージドア50の繰り返しの開閉動作に伴う電線53の損傷や断線を防止することができるものであり、車両ボディ54とラゲージドア50との間に渡って配索された電線53の余長部分53aを吸収する電線余長吸収装置30から引き出された電線53を、一方から他方へスライド自在に挿通させるガイド本体12と、ガイド本体12の開口部16を覆い電線53の浮き上がり防止するカバー25とを備えたハーネス用ガイドプロテクタにおいて、電線余長吸収装置30とガイド本体12とが別体に形成され、ガイド本体12の電線導出側17に、電線53の導出方向を規制する電線誘導部20が湾曲形成され、電線53が電線誘導部20の誘導面20aに倣ってドア50側に案内されることを特徴とするものであり、電線誘導部20が、電線53の最小許容曲げ半径と同程度ないしはそれ以上のコーナ半径に湾曲形成され、電線誘導部20の誘導面20aに対向する壁部が開放形成されたことを有効とするものである。
以下に、ハーネス用ガイドプロテクタ10及びそれを備えた電線余長吸収構造並びにハーネス用ガイドプロテクタ10の固定方法の主要構成部分とその作用について詳細に説明する。図1及び図2に示すように、ハーネス用ガイドプロテクタ10は、電線53を挿通させるガイド本体12と、ガイド本体12の開口部16を覆うカバー25とから構成されている。
電線53(図4)には、並設された帯状の配線導体の周囲が絶縁体からなる被覆部で覆われた可撓性のフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)が適用されている。なお、電線53は、可撓性を有するものであればよく、図示しないフレキシブル・プリント・サーキット(FPC)やその他のフラット電線等であってもよい。FFCやFPCは、厚みが薄く、厚さ方向に曲げやすいため、余長部分53aを電線余長吸収装置30(図3,4)にUターン状に折り返して収納しても、損傷せず、電気的接続の信頼性が損なわれることはないようになっている。
ガイド本体12は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材料を構成材料とし、射出成形により成形されたものであり、基壁13と、基壁13の両端部に垂直に形成された縁壁22とから外壁が形成されている。基壁13に対向する天井側は開放形成され、カバー25が覆設されるようになっている。電線53は、ガイド本体12の後側から導入され、ガイド本体12の前側から導出され、ガイド本体12内をスライド自在に挿通されるようになっている。
電線導出側17には、電線誘導部20が一体形成されている。この電線誘導部20は、電線53の最小許容曲げ半径より大きな曲率半径に湾曲されているため、電線誘導部20に倣って案内された電線53がスムーズに引っ張り方向に移動できるようになっている。また、電線誘導部20の湾曲面(誘導面)20aに接する電線53に曲げ応力が集中することが回避されて、損傷や断線が防止されるようになっている。電線誘導部20の両側には、縁壁22が延設されているため、電線53は幅方向に位置決めされて横ずれすることが防止されるようになっている。
図2に示すように、電線誘導部20は、ガイド本体12にカバー25が覆設された状態においてカバー25の先端より前方ないし下向きに突出しているため、湾曲面20aに対向する天井側は開放されている。このため、ラゲージドア50の開閉時に電線53を容易に湾曲させることができ(図3)、ラゲージドア50の開閉動作がスムーズに行われるようになっている。
電線導入側18には、四方が壁部で囲まれた開口が形成されている。この開口には、電線余長吸収装置30から引き出された電線53が引っ掛かることなく真っ直ぐに導入されるようになっている。
基壁13の内面13aは、電線余長吸収装置30から引き出された電線53のすべり面であり、電線53が引っ掛からないように滑らかに形成されている。基壁13の外面13b(図4)には、アッパーバックリンフォース52の係止孔52aに対する係止部14が設けられており、係止部14が係止孔52aに係合することで、ハーネス用ガイドプロテクタ10がアッパーバックリンフォース52に係止されるようになっている。
基壁13の片側に連なる縁壁22の外面には、カバー25の係止爪27aが係合する係止枠23が形成されており、係止爪27aが係止枠23に係合することでカバー25がガイド本体12に係止されるようになっている。基壁13の他の片側に連なる縁壁22には、カバー25に対するヒンジ部24が形成されている。このヒンジ部24を回動支点として、カバー25がガイド本体12に覆設されるようになっている。
カバー25は、ガイド本体12の電線誘導部20を除く開口部16に対応する形状に形成されている。カバー25の片側の縁部26はヒンジ部24に連なっている。カバー25の他の片側の縁部26には、ガイド本体12の縁壁22に形成された係止枠23に進入する係止片27が形成されている。係止片27の外面には係止爪27aが突設されており、係止爪27aが係止枠23の下端部に係合することで、カバー25がガイド本体12に係止されるようになっている。
カバー25の内面25aは、滑らかな平坦面に形成されていて、ハーネス用ガイドプロテクタ10に挿通された電線53がスムーズにスライドできるようになっている。カバー25の外面25bには、格子状の補強リブ28が設けられていて、カバー25の変形が防止されている。
図3に示すように、ハーネス用ガイドプロテクタ10は、電線誘導部20の先端をトランクルーム51内に臨ませた状態で、アッパーバックリンフォース52の端部に固定されている。ハーネス用ガイドプロテクタ10をこのように固定することで、アッパーバックリンフォース52とラゲージドア50との間に位置する電線53の湾曲部分が、トランクルーム51内の他部品に干渉したり、アッパーバックリンフォース52やラゲージドア50のエッジに擦れたりすることが防止され、電線53の接続信頼性が長期に亘って維持されるようになっている。
次に、図3及び図4に基づいて、ハーネス用ガイドプロテクタ10の作用及び電線余長吸収装置30について説明する。ハーネス用ガイドプロテクタ10はアッパーバックリンフォース52に、電線余長吸収装置30は車両ボディ54に、それぞれ固定されている。ハーネス用ガイドプロテクタ10は、電線誘導部20をラゲージドア50側(トランク51)を向くように配置されている。ハーネス用ガイドプロテクタ10から導出された電線53は、ラゲージドア50に沿って配索され、リアコンビネーションランプやリアワイパー等にコネクタ53bを介して接続されるようになっている。
ハーネス用ガイドプロテクタ10は、電線余長吸収装置30の電線導出側に配置されており、電線余長吸収装置30から引き出された電線53は、ハーネス用ガイドプロテクタ10に真っ直ぐ導入され、ハーネス用ガイドプロテクタ10内を挿通され、ハーネス用ガイドプロテクタ10の電線誘導部20に倣って導出されている。ラゲージドア50が閉じているときは、電線53がハーネス用ガイドプロテクタ10の電線導出口から真っ直ぐ導出され、ラゲージドア50が開放されたときは、電線53が電線誘導部20の湾曲面20aに倣いつつ、ラゲージドア50の開き方向Pに湾曲される。
このように、ハーネス用ガイドプロテクタ10から導出された電線53は、常にたるみのない状態でラゲージドア50の開閉動作に伴って水平方向から垂直方向にスムーズに湾曲されるから、電線53がアッパーバックリンフォース52やラゲージドア50との間に挟まったり、ラゲージドア50のエッジに擦れたりすることが防止されている。
また、ハーネス用ガイドプロテクタ10と電線余長吸収装置30は、別体に形成されているから、自動車の車種やグレードに応じて電線余長吸収装置30から引き出された電線53のガイド長Lを自由に変えることができ、ハーネス用ガイドプロテクタ10や電線余長吸収装置30を交換することなく使用でき、車種変更やグレード変更にフレキシブルに対応することができる。
電線余長吸収装置30は、合成樹脂製のケース31と、ケース31の内部に納められた余長吸収ユニット43と、余長吸収ユニット43にUターン状に巻かれた電線53とから構成されている。図3には、電線余長吸収装置43が上下逆向きに固定された状態が示されている。
ケース31は、上側に位置するケース本体32と下側に位置するカバー40とからなっている。ケース本体32は、下側に開口を有する箱状を成し、上側の基壁33と、基壁33の縁に直交して連なる周壁34とから成っている。基壁33には、車両ボディ54に対する係止部49a,49bが前後に突設されている。周壁34は、前後方向(ガイドピン45の軸方向)に長い矩形状を成していて、相対向する前側の壁部34a及び後側の壁部34bと、相対向する両側の壁部34c,34cとから成っている。前後の壁部34a,34b及び両側の壁部34c,34cには、カバー40を係止するための係止枠36が設けられている。
前側の壁部34aの内面には、ガイドピン45の先端部45bが当接されるとともに、圧縮コイルばね47のばね力により付勢された可動ローラ46が当接されるようになっている。後側の壁部34bの内面には、ガイドピン45の他方の端部であるばね受け部45aが当接されるようになっている。ガイドピン45は、図示しない固定手段で前側の壁部34a及び後側の壁部34bに固定されるようになっているため、ガイドピン45がケース本体32から抜け出すことが防止されている。
また、後側の壁部34bには、電線53が引き出され/引き込まれる電線導出口38が形成されている。電線導出口38は、電線53の幅寸法より十分に広い幅に形成され、ラゲージドア50の開閉時に引き出され/引き込まれる電線53の両側が電線導出口38に当たって損傷しないようになっている。
片側の側壁34cの後方側には、電線導出口38から導出される電線38に直交する方向から電線53を導入させる電線導入口39が設けられている(図4)。電線導入口39は、電線導出口38と同様にして十分に広い幅に開口形成されている。この電線導入口39から導入された電線53は、ケース31内で直角に折り曲げられるようになっている。
ケース本体32に収容された電線53の余長部分53aは、可動ローラ46にUターン状に巻かれ、圧縮コイルばね47のばね力により引き込み方向に常時付勢され、弛みなく緊張した状態で収容されているため、電線53の余長部分53aの半分の長さにケース31を形成することができ、ケース31の小型化が図られるようになっている。
カバー40は、ケース本体32の下側の開口を覆うことができる形状に形成されている。カバー40の縁壁41には、ケース本体32の周壁34に形成された係止枠36に係合する係止爪42aが複数設けられている。カバー40がケース本体32に取り付けられることで、電線53の余長部分53aの浮き上がりが防止されるようになっている。
余長吸収ユニット30は、ケース本体32内を往復移動する可動ローラ46と、可動ローラ46を付勢する圧縮コイルばね47と、圧縮コイルばね47が外挿されるガイドピン45とからなっている。可動ローラ46は、樹脂成形されたものであり、胴部46aと、胴部46aの両側に続く図示しない環状の枠部とからなっている。胴部46aは、電線53が巻かれる半円筒形部分であり、電線53と接する面が滑らかな湾曲面に形成されている。
このため、電線53は、湾曲面に沿ってスムーズに曲げられるため、電線53が折れ曲がるなどしてその部分に曲げ応力の集中することが防止されている。両側の枠部は、ガイドピン45を挿通させる部分であり、干渉なくガイドピン45を挿通させることができる寸法に形成されている。
圧縮コイルばね47は、ガイドピン45に外挿されて用いられている。圧縮コイルばね47の一方の端部がガイドピン45のばね受け部45aに着座され、他方の端部が可動ローラ46の下端部に当接されている。
ガイドピン45は、樹脂成形された棒状をなす真直部材である。ガイドピン45の一方の端部は、ばね受け部45aであって、後側の壁部34bに着座されるようになっている。ガイドピン45の他方の端部は、前側の壁部34aに当接されるようになっている。
このように、本実施形態の電線余長吸収装置30をハーネス用ガイドプロテクタ10とともに用いることで、ドア開閉時における電線53の余長部分53aの吸収をスムーズに行うことができ、また、電線53のたるみによる異音の発生を防止することができ、接続信頼性・静粛性に優れる電線余長吸収構造を提供することが可能となる。自動車の車種やグレードが変更されても、電線余長吸収装置30を交換することなく使用することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係るハーネス用ガイドプロテクタの一実施形態を示し、カバーが開けられた状態の斜視図である。 図1に示すハーネス用ガイドプロテクタのカバーが閉じられた状態の斜視図である。 同じくハーネス用ガイドプロテクタが電線余長吸収装置とともに配置された状態を示す断面図である。 ハーネス用ガイドプロテクタと電線余長吸収装置を示す斜視図である。 従来の電線余長吸収装置の一例を示す断面図である。 従来の電線余長吸収装置の他の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 ハーネス用ガイドプロテクタ
12 ガイド本体
16 開口部
17 電線導出側
20 電線誘導部
20a 湾曲面(誘導面)
25 カバー
30 電線余長吸収装置
45 ガイドピン
46 可動ローラ
47 圧縮コイルばね
53 電線
53a 余長部分
L ガイド長

Claims (6)

  1. 電線を引き込む方向に付勢して前記電線の余長部分をケース内に吸収する電線余長吸収装置から引き出される前記電線を案内して導出するガイド本体を備え、
    該ガイド本体には、基壁と該基壁の両端部に形成された縁壁とから外壁が形成され、
    前記電線の導出側には湾曲面の電線誘導部が前記ガイド本体と一体に形成され、
    前記ガイド本体の前記基壁に対向する天井側にはカバーが覆設されたハーネス用ガイドプロテクタであって、
    前記ガイド本体が、前記電線余長吸収装置と別体に形成され、
    前記ガイド本体が、前記電線余長吸収装置から前記付勢に抗して引き出される前記電線の引き出し方向に沿っ前記ケースの外側に、前記電線を直線状にガイドするように配置され、
    前記電線誘導部の前記湾曲面が、前記電線の引き出し方向と直交する方向に前記電線を倣わすように形成されていることを特徴とするハーネス用ガイドプロテクタ。
  2. 前記電線誘導部が、前記電線の最小許容曲げ半径と同程度ないしそれ以上のコーナ半径に湾曲形成されたことを特徴とする請求項1記載のハーネス用ガイドプロテクタ。
  3. 前記電線誘導部が前記カバーの端部から突出され、該電線誘導部の誘導面に対向する壁部が開放されたことを特徴とする請求項1又は2記載のハーネス用ガイドプロテクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハーネス用ガイドプロテクタと、電線の余長部分を吸収する前記電線余長吸収装置とを備えたことを特徴とする電線余長吸収構造。
  5. 前記電線余長吸収装置が、該電線余長吸収装置内を往復移動する電線巻取り用の可動ローラと、該可動ローラを電線引き込み方向に付勢する圧縮コイルばねと、該圧縮コイルばねが外挿されて該可動ローラを直線的に移動させるガイドピンとを備えたことを特徴とする請求項4記載の電線余長吸収構造。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハーネス用ガイドプロテクタを車体側のアッパーバックリンフォースに固定し、前記電線誘導部の先端を可動側のトランクルームに臨ませたことを特徴とするハーネス用ガイドプロテクタの固定方法。
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