JP2002325347A - フラットワイヤハーネス余長吸収装置 - Google Patents

フラットワイヤハーネス余長吸収装置

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JP2002325347A
JP2002325347A JP2001129164A JP2001129164A JP2002325347A JP 2002325347 A JP2002325347 A JP 2002325347A JP 2001129164 A JP2001129164 A JP 2001129164A JP 2001129164 A JP2001129164 A JP 2001129164A JP 2002325347 A JP2002325347 A JP 2002325347A
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Masashi Tsukamoto
真史 塚本
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物の混入を防止することができるフラット
ワイヤハーネス余長吸収装置を提供する。 【解決手段】 フラットワイヤハーネス22の余長26
を収納する筐体27を有し、その筐体27には、フラッ
トワイヤハーネス22の余長26が蛇行して通過すると
ともに、フラットワイヤハーネス22の余長26の表面
及び裏面がそれぞれ異なる位置において接触する通路3
2を設ける。また、フラットワイヤハーネス22の余長
26を引き込み方向に引っ張る引き込み手段としてのバ
ネ33と可動体34とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体と移動体との
間にフラットワイヤハーネスを少なくとも移動体を移動
させる際に必要な余長を有して配索するためのフラット
ワイヤハーネス余長吸収装置に関する。
【0002 】
【従来の技術】この種のフラットワイヤハーネス余長吸
収装置としては、図8に示されるようなものが知られて
いる。すなわち、フラットワイヤハーネス余長吸収装置
1は、自動車の車体本体2とドア3とに跨って配索され
るフラットワイヤハーネス4の弛み部(余長)5を収納
する筐体6を有して構成されており、その筐体6を介し
て車体本体2に取り付けられている。
【0003 】筐体6の一側壁には、ドア3の開操作に
伴いその筐体6から引き出される弛み部5に対しての可
動端側貫通孔7が形成されている。尚、引用符号8はヒ
ンジ、9は弛み部5の湾曲部、10は弛み部5を引き込
むためのバネ、11及び12はバネ10に対する引っ掛
け部、13は車体本体2の内方側に開口する固定端側貫
通孔、14は固定端側貫通孔13に設けられるフラット
ワイヤハーネス4の固定部材、を示している。
【0004 】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、可動端側貫通孔7が筐体6の一側壁を単に
貫通しただけのものであることから、次のような問題点
があった。すなわち、可動端側貫通孔7とフラットワイ
ヤハーネス4との間に、引き出しや引き戻しの際に必要
となる間隙が存在することから、フラットワイヤハーネ
ス4に付着した異物(ダスト、水等)がそこから混入し
易く、摩耗や絶縁不良等の問題を引き起こす恐れがあっ
た。
【0005 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、異物の混入を防止することが可能なフラット
ワイヤハーネス余長吸収装置を提供することを課題とす
る。
【0006 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のフラットワイヤハーネ
ス余長吸収装置は、本体と該本体に対して移動自在に取
り付けられる移動体との間に、フラットワイヤハーネス
を少なくとも前記移動体を移動させる際に必要な余長を
有して配索するためのフラットワイヤハーネス余長吸収
装置であって、前記フラットワイヤハーネスの前記余長
を収納する筐体を有し、該筐体には、前記余長が蛇行し
て通過するとともに前記余長の表面及び裏面がそれぞれ
異なる位置において接触する通路を設けたことを特徴と
している。
【0007 】請求項2記載の本発明のフラットワイヤ
ハーネス余長吸収装置は、本体と該本体に対して移動自
在に取り付けられる移動体との間に、フラットワイヤハ
ーネスを少なくとも前記移動体を移動させる際に必要な
余長を有して配索するためのフラットワイヤハーネス余
長吸収装置であって、前記フラットワイヤハーネスの前
記余長を収納する筐体を有し、該筐体には、前記余長が
蛇行して通過するとともに前記余長の表面及び裏面がそ
れぞれ異なる位置において接触する通路と、前記余長を
引き込み方向に引っ張る引き込み手段とを設けたことを
特徴としている。
【0008 】請求項3記載の本発明のフラットワイヤ
ハーネス余長吸収装置は、本体と該本体に対して移動自
在に取り付けられる移動体との間に、強制的に外力を与
えて湾曲部を形成すると直線状に自然復帰しようとする
復元力が生じるフラットワイヤハーネスを、少なくとも
前記移動体を移動させる際に必要な余長を有して配索す
るためのフラットワイヤハーネス余長吸収装置であっ
て、前記湾曲部を形成した前記フラットワイヤハーネス
の前記余長を収納する筐体を有し、該筐体には、前記余
長が蛇行して通過するとともに前記余長の表面及び裏面
がそれぞれ異なる位置において接触する通路を設けたこ
とを特徴としている。
【0009 】請求項4記載の本発明のフラットワイヤ
ハーネス余長吸収装置は、請求項1ないし請求項3いず
れか記載のフラットワイヤハーネス余長吸収装置におい
て、前記通路における前記表面及び前記裏面が接触する
部分の形状を、該表面及び該裏面の形状に合わせて形成
したことを特徴としている。
【0010 】請求項5記載の本発明のフラットワイヤ
ハーネス余長吸収装置は、請求項1ないし請求項3いず
れか記載のフラットワイヤハーネス余長吸収装置におい
て、前記筐体内と前記通路内における前記余長の湾曲方
向を逆にしたことを特徴としている。
【0011 】請求項1に記載された本発明によれば、
フラットワイヤハーネスの余長が蛇行しながら通路を通
過する。また、余長の表面及び裏面がそれぞれ異なる位
置において通路に接触する。これにより、余長に付着し
た異物の筐体内への混入が防止される。また、空気中を
浮遊する異物の筐体内への混入も防止される。
【0012 】請求項2に記載された本発明によれば、
フラットワイヤハーネスの余長が蛇行しながら通路を通
過する。また、余長の表面及び裏面がそれぞれ異なる位
置において通路に接触する。さらに、引き込み手段の引
っ張りにより余長の表面及び裏面の通路に対する接触状
態が向上する。これにより、余長に付着した異物の筐体
内への混入が防止される。また、空気中を浮遊する異物
の筐体内への混入も防止される。
【0013 】請求項3に記載された本発明によれば、
フラットワイヤハーネスの余長が蛇行しながら通路を通
過する。また、余長の表面及び裏面がそれぞれ異なる位
置において通路に接触する。さらに、フラットワイヤハ
ーネスの復元力により余長の表面及び裏面の通路に対す
る接触状態が向上する。これにより、余長に付着した異
物の筐体内への混入が防止される。また、空気中を浮遊
する異物の筐体内への混入も防止される。
【0014 】請求項4に記載された本発明によれば、
余長の表面及び裏面の通路に対する接触面積が拡大す
る。これにより、異物の混入の防止がより確実になる。
また、信頼性が向上する。
【0015 】請求項5に記載された本発明によれば、
フラットワイヤハーネスの弾性低下が防止される。
【0016 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明のフラットワイヤハ
ーネス余長吸収装置の取り付け例を示す説明図である。
また、図2は本発明によるフラットワイヤハーネス余長
吸収装置の一実施の形態を示す外観斜視図、図3は図2
の縦断面図、図4は図2における筐体の外観斜視図であ
る。
【0017 】図1において、引用符号21はフラット
ワイヤハーネス余長吸収装置を示している。そのフラッ
トワイヤハーネス余長吸収装置21は、フラットワイヤ
ハーネス22を自動車23の車体本体24とドア体25
との間に、そのドア体25の開操作により必要となる余
長26を少なくとも有して(吸収して)配索するための
ものであって、上記余長26を含むフラットワイヤハー
ネス22の中間を収納する筐体27を有して構成されて
いる。
【0018 】尚、車体本体24は特許請求の範囲に記
載した本体に相当するものとする(本明細書において以
下同じ)。また、車体本体24に対し開閉自在(移動自
在、すなわち開操作で移動し閉操作で戻る)となるドア
体25は特許請求の範囲に記載した移動体に相当するも
のとする(本明細書において以下同じ)。ドア体25と
しては運転席、助手席、後部座席のドアやスライドド
ア、或いはリアハッチが挙げられるものとする(図1に
おいては運転席のドアを例に挙げている)。
【0019 】図2ないし図4のいずれかにおいて、筐
体27は、特に図示しないが、合成樹脂製の筐体本体と
蓋体とを備えて構成されている。また、筐体27には、
余長26を含むフラットワイヤハーネス22の中間を収
納する収納空間28と、余長26に連続するフラットワ
イヤハーネス22の固定端側29に対する固定端側貫通
孔30と、余長26に連続するフラットワイヤハーネス
22の可動端側31に対する通路32とが形成されてい
る。
【0020 】収納空間28には、余長26を引き込み
方向(左側に向く矢印の方向)に引っ張る引き込み手段
としてのバネ33と可動体34とが設けられている。そ
のバネ33は、一端が筐体27の側壁に取り付けられて
いる。また、他端が可動体34に取り付けられている。
可動体34は、余長26の湾曲部35に密着する曲面を
有しており、収納空間28を矢印の方向に移動するよう
になっている。尚、バネ33の付勢力を常に余長26に
掛けておけば、フラットワイヤハーネス22の可動端側
31の弛みを防止することができるとともに、通路32
と余長26との後述する接触を良好な状態に維持するこ
とができる。
【0021 】固定端側貫通孔30は、筐体27の側壁
の上方に貫通形成されている。また、通路32が形成さ
れる側壁の反対側の側壁に形成されている。
【0022 】通路32は、筐体27の側壁の下方に形
成されている。また、通路32は、その通路32を通過
する余長26が蛇行しながら通過するように形成されて
いる。さらに、通路32は、通過する余長26の表面及
び裏面がそれぞれ異なる位置において接触するように形
成されている。
【0023 】ここで、通路32の構造についてもう少
し詳しく説明すると(構造がイメージできるような説明
であるものとする)、その通路32は、筐体27の側壁
に貫通孔36を形成し、その貫通孔36の上端縁から内
外へ、すなわち矢印の方向に沿って適宜長さの水平壁3
7、37を形成し、さらに、水平壁37、37の各端部
に下方へ突出する凸部38、38を形成(凸部38、3
8の先端は貫通孔36の下端縁の位置と同じ又は若干下
方になることが好ましいものとする)することにより成
るものであって、余長26が上向きに湾曲するような蛇
行状態で通過する際に、各凸部38、38の先端部分と
貫通孔36の下端縁とが余長26の表面及び裏面に接触
(摩耗の影響は問題ないものとする)するような構造に
なっている。
【0024 】尚、余長26の通過(引き出し及び引き
戻し(引き込み))に支障がなければ、もう少し、通路
32のくねり曲がる空間を矢印方向に増やしてもよいも
のとする。また、通路32のくねりは、余長26の湾曲
部35の湾曲方向に応じて形成されるものとする(本形
態の場合、通路32内の余長26が上向きに湾曲するよ
うにくねらせる(余長26の筐体27内における湾曲方
向は水平方向視で下向きの湾曲になっている。すなわ
ち、通路32内における湾曲方向と逆になる)。これ
は、フラットワイヤハーネス22の弾性低下を防ぐのに
効果的である。尚、図5を参照しながら後述するフラッ
トワイヤハーネス余長吸収装置41も同じである)。
【0025 】上記構成において、図1及び図3を参照
しながらフラットワイヤハーネス余長吸収装置21の作
用を説明する。
【0026 】尚、フラットワイヤハーネス余長吸収装
置21はドア体25に適宜固定手段で取り付けられてい
るものとする(車体本体24に取り付けられてもよ
い)。また、フラットワイヤハーネス22の図示しない
可動端には、端末コネクタ(コネクタ)が設けられてお
り、車体本体24に配索されたワイヤハーネス等にコネ
クタ接続されているものとする。さらに、フラットワイ
ヤハーネス22の図示しない固定端はドア体25の負荷
等に接続されているものとする。
【0027 】ドア体25が車体本体24に対して開操
作され移動すると、フラットワイヤハーネス22の余長
26が通路32から右側に向く矢印の方向に引き出され
る。この時、通路32を通過する余長26は、その表面
及び裏面が接触した状態で蛇行しながら通過する。一
方、ドア体25が車体本体24に対して閉操作され移動
すると、ドア体25が元の位置に戻り、これに伴って余
長26が通路32を介して引き戻される(バネ33及び
可動体34によって左側に向く矢印の方向にスムーズに
引き戻される(引き込まれる))。この時、通路32を
通過する余長26は、その表面及び裏面が接触した状態
で蛇行しながら通過する。
【0028 】仮に、引き出された状態において、余長
26に異物(水分を含む)が付着したとしても通路32
の構造によってその混入が防止される(異物が落とされ
る)。また、余長26の表面及び裏面の接触状態が維持
されていれば空気中を浮遊する異物の混入も防止され
る。尚、水平壁37及び凸部38によって上方からの水
滴の浸入も防止される。
【0029 】次に、図5を参照しながら本発明による
フラットワイヤハーネス余長吸収装置の他の一実施の形
態を説明する。図5は他の一実施の形態の断面図であ
る。尚、上述の形態における構成部材と基本的に同じも
のは同一符号を付して説明を省略するものとする。ま
た、取り付けは上述の形態と同じであるものとする。
【0030 】図5において、他の一実施の形態として
のフラットワイヤハーネス余長吸収装置41は、フラッ
トワイヤハーネス42を自動車23(図1参照)の車体
本体24(図1参照)とドア体25(図1参照)との間
に、そのドア体25の開操作により必要となる余長43
を少なくとも有して(吸収して)配索するためのもので
あって、上記余長43を含むフラットワイヤハーネス4
2の中間を収納する筐体44を有して構成されている。
【0031 】尚、フラットワイヤハーネス42は、強
制的に外力を与えて湾曲部を形成すると直線状に自然復
帰しようとする復元力が生じるものであるものとする。
【0032 】筐体44は、特に図示しないが、上述と
同様に合成樹脂製の筐体本体と蓋体とを備えて構成され
ている。また、筐体44には、余長43を含むフラット
ワイヤハーネス42の中間を収納する収納空間45と、
余長43に連続するフラットワイヤハーネス42の固定
端側46に対する固定端側貫通孔30と、余長43に連
続するフラットワイヤハーネス42の可動端側47に対
する通路32とが形成されている。収納空間45には、
強制的に外力を与えて湾曲部48を形成した余長43が
収納されている。
【0033 】収納空間45は、余長43が通路32を
介して引き出され屈曲半径が小さくなった状態の湾曲部
48、及び、引き出された余長43が上記復元力により
通路32を介して元の位置に戻り屈曲半径が大きくなっ
た状態の湾曲部48、のそれぞれに対応するような大き
さの空間を有するように形成されている。
【0034 】上記構成において、図1及び図5を参照
しながらフラットワイヤハーネス余長吸収装置41の作
用を説明する。
【0035 】ドア体25が車体本体24に対して開操
作され移動すると、フラットワイヤハーネス42の余長
43が通路32から右側に向く矢印の方向に引き出され
る。この時、通路32を通過する余長43は、その表面
及び裏面が接触した状態で蛇行しながら通過する。ま
た、余長43が引き出されることにより湾曲部48の屈
曲半径が小さくなり且つ右側に向く矢印の方向に移動す
る。
【0036 】一方、ドア体25が車体本体24に対し
て閉操作され移動すると、ドア体25が元の位置に戻
り、これに伴って余長43が通路32を介して引き戻さ
れる(上記復元力によって左側に向く矢印の方向にスム
ーズに引き戻される(引き込まれる))。この時、通路
32を通過する余長43は、その表面及び裏面が接触し
た状態で蛇行しながら通過する。また、余長43が引き
戻されることにより湾曲部48の屈曲半径が大きく且つ
左側に向く矢印の方向に移動する。
【0037 】仮に、引き出された状態において、余長
43に異物(水分を含む)が付着したとしても通路32
の構造によってその混入が防止される(異物が落とされ
る)。また、余長43の表面及び裏面の接触状態が維持
されていれば空気中を浮遊する異物の混入も防止され
る。尚、通路32と余長43の表面及び裏面との接触に
関し、上記復元力が効果を奏しているのは言うまでもな
い。
【0038 】続いて、図6及び図7を参照しながら本
発明によるフラットワイヤハーネス余長吸収装置の更に
他の一実施の形態を説明する。図6は更に他の一実施の
形態の外観斜視図であり、図7は図6における筐体の外
観斜視図である。尚、取り付けは上述の各形態と同じで
あるものとする。
【0039 】図6及び図7において、更に他の一実施
の形態としてのフラットワイヤハーネス余長吸収装置5
1は、上述のフラットワイヤハーネス余長吸収装置21
の構造と基本的に同じであり(作用及び効果も同じ)、
通路32におけるフラットワイヤハーネス(リボン電
線)52の表面及び裏面が接触する部分53の形状のみ
が異なっている。すなわち、上記接触する部分53の形
状がフラットワイヤハーネス52の表裏面の形状に合わ
せて波形形状に形成されている(上述のフラットワイヤ
ハーネス余長吸収装置21ではフラットな形状)。
【0040 】以上のように、通路における接触する部
分の形状をフラットワイヤハーネスの表面及び裏面の形
状に合わせて形成することにより、接触面積が拡大して
異物の混入の防止がより確実になるという効果を奏す
る。また、信頼性が向上するという効果も奏する。
【0041 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわ
ち、本体及び移動体は上述に限らず、自動車の車体本体
及び座席(スライドする座席に限る)や、自動車の車体
本体及びテレスコピック(及びチルト)、或いは自動車
のインパネ及びオーディオユニット(又はエアコンユニ
ット、メータユニットなど)等であってもよいものとす
る。
【0042 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、フラットワイヤハーネスの余長に
付着した異物が筐体内へ混入してしまうのを防止するこ
とができる。また、空気中を浮遊する異物が筐体内へ混
入してしまうのも防止することができる。
【0043 】請求項2に記載された本発明によれば、
フラットワイヤハーネスの余長に付着した異物が筐体内
へ混入してしまうのを防止することができる。また、空
気中を浮遊する異物が筐体内へ混入してしまうのも防止
することができる。
【0044 】請求項3に記載された本発明によれば、
フラットワイヤハーネスの余長に付着した異物が筐体内
へ混入してしまうのを防止することができる。また、空
気中を浮遊する異物が筐体内へ混入してしまうのも防止
することができる。
【0045 】請求項4に記載された本発明によれば、
請求項1ないし請求項3いずれかの発明の効果に加え、
異物の混入の防止をより確実にするとともに信頼性を向
上させることができる。
【0046 】請求項5に記載された本発明によれば、
請求項1ないし請求項3いずれかの発明の効果に加え、
フラットワイヤハーネスの弾性低下を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフラットワイヤハーネス余長吸収
装置の取り付け例を示す説明図である。
【図2】本発明によるフラットワイヤハーネス余長吸収
装置の一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】図2における筐体の外観斜視図である。
【図5】本発明によるフラットワイヤハーネス余長吸収
装置の他の一実施の形態を示す断面図である。
【図6】本発明によるフラットワイヤハーネス余長吸収
装置の更に他の一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図7】図6における筐体の外観斜視図である。
【図8】従来例のフラットワイヤハーネス余長吸収装置
の断面図である。
【符号の説明】
21 フラットワイヤハーネス余長吸収装置 22 フラットワイヤハーネス 24 車体本体(本体) 25 ドア体(移動体) 26 余長 27 筐体 28 収納空間 29 固定端側 30 固定端側貫通孔 31 可動端側 32 通路 33 バネ(引き込み手段) 34 可動体 35 湾曲部 36 貫通孔 37 水平壁 38 凸部 41 フラットワイヤハーネス余長吸収装置 42 フラットワイヤハーネス 43 余長 44 筐体 45 収納空間 46 固定端側 47 可動端側 48 湾曲部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と該本体に対して移動自在に取り付
    けられる移動体との間に、フラットワイヤハーネスを少
    なくとも前記移動体を移動させる際に必要な余長を有し
    て配索するためのフラットワイヤハーネス余長吸収装置
    であって、 前記フラットワイヤハーネスの前記余長を収納する筐体
    を有し、 該筐体には、前記余長が蛇行して通過するとともに前記
    余長の表面及び裏面がそれぞれ異なる位置において接触
    する通路を設けたことを特徴とするフラットワイヤハー
    ネス余長吸収装置。
  2. 【請求項2】 本体と該本体に対して移動自在に取り付
    けられる移動体との間に、フラットワイヤハーネスを少
    なくとも前記移動体を移動させる際に必要な余長を有し
    て配索するためのフラットワイヤハーネス余長吸収装置
    であって、 前記フラットワイヤハーネスの前記余長を収納する筐体
    を有し、 該筐体には、前記余長が蛇行して通過するとともに前記
    余長の表面及び裏面がそれぞれ異なる位置において接触
    する通路と、前記余長を引き込み方向に引っ張る引き込
    み手段とを設けたことを特徴とするフラットワイヤハー
    ネス余長吸収装置。
  3. 【請求項3】 本体と該本体に対して移動自在に取り付
    けられる移動体との間に、強制的に外力を与えて湾曲部
    を形成すると直線状に自然復帰しようとする復元力が生
    じるフラットワイヤハーネスを、少なくとも前記移動体
    を移動させる際に必要な余長を有して配索するためのフ
    ラットワイヤハーネス余長吸収装置であって、 前記湾曲部を形成した前記フラットワイヤハーネスの前
    記余長を収納する筐体を有し、 該筐体には、前記余長が蛇行して通過するとともに前記
    余長の表面及び裏面がそれぞれ異なる位置において接触
    する通路を設けたことを特徴とするフラットワイヤハー
    ネス余長吸収装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    フラットワイヤハーネス余長吸収装置において、 前記通路における前記表面及び前記裏面が接触する部分
    の形状を、該表面及び該裏面の形状に合わせて形成した
    ことを特徴とするフラットワイヤハーネス余長吸収装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    フラットワイヤハーネス余長吸収装置において、 前記筐体内と前記通路内における前記余長の湾曲方向を
    逆にしたことを特徴とするフラットワイヤハーネス余長
    吸収装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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