JP4221470B2 - 電動車両制御装置及び電動車両制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電動車両制御装置及び電動車両制御方法に係り、特にユーザからの低燃費走行指示を取得する低燃費指示取得手段を有する電動車両の制御装置及び制御方法に関する。
近年、環境にやさしい電気自動車やハイブリッド自動車及び燃料電池自動車等のいわゆる電動車両が注目されている。環境にやさしいという観点からは、燃費の改善などの省エネルギ等を図ることが好ましい。燃費改善を図るには、車両の動力性能の制限や空調の制限等を行うなど、車両の操作性、居住空間の快適性等をやや犠牲にすることがあり、そのために省エネルギの選択を運転者の簡単な操作で行わせることが好ましい。そこで、車両の制御部に低燃費走行指示を与えるスイッチ等が設けられる。このようなスイッチは、例えば「エコモードスイッチ」、あるいは単に「エコスイッチ」等と呼ばれることがある。
例えば、特許文献1には、電気自動車の制御装置において、モード選択スイッチの操作によって、走行モータについて、ノーマリモードとエコモードとを切り換え、ノーマリモードでは100%の高出力とし、エコモードでは60%低出力とし、低出力の走行時に出力不足となる登坂時等では、これを90%まで出力を漸増させることが開示されている。
特開平10−248106号公報
このように、低燃費走行指示を与えるスイッチを設け、運転者の選択で燃費を低減させる走行を行わせることができる。特許文献1の例では、エコモードになると、60%低出力とされ、燃費低減を優先して出力制限がかけられることになる。電動車両には、例えば、バッテリと、昇圧回路及びインバータ回路等の駆動回路と、駆動及び回生を行う回転電機等が備えられるが、出力制限をかけても、これらの損失が増加するようでは、燃費改善につながらないことがある。
本発明の目的は、低燃費走行指示が与えられたときに、燃費改善につながる制御を実行することを可能にする電動車両の制御装置及び制御方法を提供することである。
本発明に係る電動車両制御装置は、回転電機と回転電機に接続される電源装置とを含む駆動部と、駆動部を制御する制御部とを備え、制御部は、ユーザからの低燃費走行指示を取得する低燃費指示取得手段と、駆動部の損失特性データとして、回転電機のトルクと回転数と損失の関係に電源装置の変換効率が重畳された駆動部の総合的損失特性を記憶する記憶手段と、低燃費走行指示を取得したときに、駆動部の損失が同じとなる等損失特性について、予め設定された損失値に対応する等損失特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶手段から参照し、参照された等損失特性と、当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成し、低燃費走行の要求トルクと回転数の条件が合成特性曲線を超える場合に、合成特性曲線を超えないように要求トルクに対するトルク制限を実行する損失低減手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る電動車両制御装置は、回転電機と回転電機に接続される電源装置とを含む駆動部と、駆動部を制御する制御部とを備え、制御部は、ユーザからの低燃費走行指示を取得する低燃費指示取得手段と、予め計算によって求められた駆動部効率が同じとなる等効率特性を記憶する記憶手段と、低燃費走行指示を取得したときに、予め設定された効率値に対応する等効率特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶手段から参照し、等効率特性と、当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成し、低燃費走行の要求トルクと回転数の条件について、合成特性曲線に乗るように要求トルクを制限し、制限されたトルク値をトルク指令として出力する損失低減手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る電動車両制御装置において、記憶手段は、昇圧比が異なるごとに回転電機のT−N特性を記憶し、損失低減手段は、低燃費走行の要求トルクと回転数に対応する昇圧比と、その昇圧比の下のT−N特性とを記憶装置から検索してることが好ましい。
また、本発明に係る電動車両制御装置において、回転電機の逆起電力を打ち消すための電流を流す場合に、その電流による銅損と、昇圧比損失とがバランスする境界線を用い、損失低減手段は、回転電機の要求トルクと回転数の条件が境界線よりも低回転数側にあるときの昇圧比に比べ、境界線よりも高回転数側にあるときの昇圧比を高く設定することが好ましい。
また、本発明に係る車両制御方法は、回転電機と回転電機に接続される電源装置とを有する駆動部と、駆動部の損失特性データとして、回転電機の回転数とトルクと損失との関係に電源装置の変換効率が重畳された駆動部の総合的損失特性を記憶する記憶装置を用いて駆動部を制御する制御部とを備える電動車両の制御方法であって、制御部は、ユーザから低燃費走行指示を取得したかどうかを判断する工程と、低燃費走行指示を取得したときに、走行条件の下の回転電機の回転数を検出して走行条件のパワーに対応する要求トルクを取得する工程と、低燃費走行における駆動部の損失値を設定する工程と、駆動部の損失が同じとなる等損失特性について、設定された損失値に対応する等損失特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶装置から検索する工程と、検索された等損失特性と、当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成する工程と、要求トルクと回転数の条件が、合成特性曲線を超える場合に、合成特性曲線を超えないように要求トルクを制限し、制限されたトルク値をトルク指令として出力する工程と、を実行することを特徴とする。
また、本発明に係る車両制御方法は、回転電機と回転電機に接続される電源装置とを有する駆動部と、予め計算によって求められた駆動部効率が同じとなる等効率特性を記憶する記憶装置を用いて駆動部を制御する制御部とを備える電動車両の制御方法であって、制御部は、ユーザから低燃費走行指示を取得したかどうかを判断する工程と、低燃費走行指示を取得したときに、走行条件の下の回転電機の回転数を検出して走行条件のパワーに対応する要求トルクを取得する工程と、低燃費走行における駆動部の効率値を設定する工程と、設定された効率値に対応する等効率特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶装置から検索する工程と、検索された等効率特性と当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成する工程と、要求トルクと回転数の条件について、合成特性曲線に乗るように要求トルクを制限し、制限されたトルク値をトルク指令として出力する工程と、を実行することを特徴とする。
また、本発明に係る電動車両制御は、上記のように、損失低減手段として、駆動部の損失が等損失特性上でトルク制限を実行すること、等効率特性上に乗るようにトルク制限を実行すること、電源装置の昇圧比を制御すること、銅損と昇圧損失とに基づいて昇圧比を決定すること、について、任意の組合せを行うこととしてもよい。
本発明に係る電動車両制御装置及び電動車両制御方法によれば、低燃費走行指示が与えられたときに、駆動部の損失低減を実行するので、燃費改善につながる制御を実行することが可能となる。
以下に図面を用いて、本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では、電動車両として、蓄電装置とエンジンを備えるハイブリッド車両を説明するが、エンジンを含まない電気自動車や、電源として燃料電池を有する燃料電池自動車であってもよい。また、以下では、モータを発電機としても用いるいわゆるモータ/モータジェネレータを有する車両として説明するが、モータと発電機とを別に有するものとしてもよく、一般的に回転電機と、それに接続される電源回路を有する車両であればよい。また、回転電機は1台でなくてもよく、例えば、2台の回転電機を有する車両であってもよい。
図1は、エンジンとモータ/ジェネレータとを有するハイブリッド車両において、モータ/ジェネレータの部分についての制御装置の構成を示す図である。この電動車両制御装置10は、駆動部20と制御部40とを備えて構成され、駆動部20はモータ/ジェネレータ22と、モータ/ジェネレータ22に接続される電源装置24とを含み、制御部40は、CPU42と、後述する損失特性等を記憶する記憶装置44とを有する。
駆動部20は、上記のように、車両が力行するときは駆動モータとして機能し、車両が制動するときは発電機として機能するモータ/ジェネレータ22と、モータ/ジェネレータ22が駆動モータとして機能するときにこれに電力を供給し、あるいはモータ/ジェネレータ22が発電機として機能するときは回生電力を受け取って蓄電装置を充電する電源装置24を含んで構成される。
電源装置24は、2次電池である蓄電装置26と、蓄電装置側の平滑コンデンサ28と、リアクトル32を有する電圧変換器30と、昇圧側の平滑コンデンサ34と、インバータ回路36とを含んで構成される。
蓄電装置26としては、例えば、約200Vから約300Vの端子電圧を有するリチウムイオン組電池あるいはニッケル水素組電池、またはキャパシタ等を用いることができる。
電圧変換器30は、蓄電装置26側の電圧をリアクトル32のエネルギ蓄積作用を利用して例えば約600Vに昇圧する機能を有する回路である。電圧変換器30は双方向機能を有し、インバータ回路36側からの電力を蓄電装置26側に充電電力として供給するときには、インバータ回路36側の高圧を蓄電装置26に適した電圧に降圧する作用も有する。
インバータ回路36は、高圧直流電力を交流三相駆動電力に変換しモータ/ジェネレータ22に供給する機能と、逆にモータ/ジェネレータ22からの交流三相回生電力を高圧直流充電電力に変換する機能とを有する回路である。
制御部40は、図示されていない車両制御部からの指令を受けて、駆動部20の各要素の動作を制御する機能を有し、ここでは特に、エコスイッチ48がオンされたときに、要求トルク46に応じて、低燃費を実現するトルク指令等を駆動部20に与える機能を有する。
ここでエコスイッチ48とは、ユーザが任意に操作できる操作子で、これをオンにするときは、ユーザが低燃費走行を望んでいることを示す低燃費走行指示信号を出力する機能を有するスイッチである。エコスイッチ48は、例えば、運転席の適当な位置に設けることができる。
要求トルク46は、図示されていない車両制御部から出力される指令信号で、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフト装置等の状態から、モータ/ジェネレータ22に要求されるトルクの内容を示す情報信号である。要求トルク46の内容には、力行トルク、すなわち車両を駆動するトルクか、回生トルク、すなわち車両を制動するトルクかを区別する符号と、トルクの大きさを示すトルク量とが含まれるが、以下では、符号が正の場合、すなわち車両を力行する駆動トルクの場合について説明する。
制御部40は、CPU42と記憶装置44とを含み、上記のように駆動部20の各要素の状態を監視しながら、各要素の動作を制御する機能を有する。駆動部20の各要素の状態の監視としては、例えばモータ/ジェネレータ22の回転数N、蓄電装置26の端子電圧及び出力電流、モータ/ジェネレータ22の出力トルク等が挙げられる。これらの状態信号は、制御部40に入力される。かかる制御部40は、車両搭載に適したコンピュータで構成することができる。制御部40は独立のコンピュータとして構成できるほか、制御部40の機能を車両に搭載される他のコンピュータの機能に含ませることもできる。例えば、車両全体を制御する全体制御部、あるいはハイブリッドCPU等が搭載されている場合に、これらの機能の一部に、制御部40の機能を含ませるものとできる。
CPU42は、一般的な駆動部20の制御、すなわち、要求トルク46に応じて電圧変換器30を作動させ、インバータ回路36を制御して、適切な交流三相駆動信号を生成させてモータ/ジェネレータ22に供給される機能等を有する。ここでは特に、エコスイッチ48のオン・オフ状態を取得する低燃費走行指示取得モジュール50と、エコスイッチ48がオンであることを取得したときに、駆動部20の損失を低減させながら、エコスイッチ48がオフのときに比較して抑制されたトルク指令を出力する損失低減モジュール52を含んで構成される。これらの機能は、ソフトウェアの実行によって実現され、具体的には、対応する電動車両制御プログラムの実行によって実現される。機能の一部をハードウェアで実現するものとすることもできる。
記憶装置44は、制御部40の動作のために必要な制御プログラム等を記憶する他に、ここでは特に、駆動部20の損失特性に関するマップ等を記憶する機能を有する。損失特性に関するマップ等とは、回転電機のトルクTと回転数Nの関係を、損失との関係で示す3次元的マップである。損失には、電圧変換器30の変換効率及びその損失特性、インバータ回路36の損失特性、モータ/ジェネレータ22の電機・機械変換効率及び銅損等の損失特性を含む。電圧変換器30及びインバータ回路36の変換効率等には、例えば動作周波数による損失特性等が含まれる。
ここでマップ等とは、トルクT、回転数Nを入力して損失を出力する機能を有するものを広く指し、いわゆる変換マップ、ルックアップテーブルのほか、計算式等を含む。
図2は、代表的な損失特性マップの例を示す図である。図2(a)には、トルクと回転数の2次元表示に損失を加えた3次元マップが示されている。図2(a)の底面図はトルクと回転数の関係を示し、側面図はトルクと損失の関係を示し、正面図は、回転数と損失の関係を示す。
図2(b)は、トルクと損失の関係を示す図で、図2(a)の側面図に相当する。一般的に、モータ/ジェネレータ22と電源装置24とを含む駆動部20の損失を、モータ/ジェネレータ22のトルクTに注目して考えると、トルクはモータ/ジェネレータ22の電流に比例し、モータ/ジェネレータ22の損失は電流をIとし、モータ抵抗をRとしてI2Rで示される。したがって、駆動部20の損失は、トルクの2乗に比例するものとできる。図2(b)は、この2乗特性の損失の様子が示されている。一方、図2(c)は、回転数と損失の関係を示す図で、図2(a)の正面図に相当する。一般的に、損失は回転数に比例する。
したがって、トルクと回転数と損失の関係である損失特性は、回転数の1乗に比例する成分と、トルクの2乗に比例する成分の複合した特性となる。この基本的特性に、電圧変換器30の変換効率、インバータ回路36の変換効率等が重畳されたものが、駆動部20の総合的損失特性であり、これら各種の損失特性のデータが記憶装置44に記憶される。記憶装置44には、上記のように、モータ/ジェネレータ22のトルク、回転数等を検索キーとして損失量が関連付けられて格納されている。そのほかに、例えば、電圧変換器30の昇圧比を検索キーとして、変換効率及び損失量を関連付けて格納することができ、また、電圧変換器30、インバータ回路36の動作周波数を検索キーとして、これらの変換効率及び損失を関連付けて格納することもできる。
上記構成の電動車両制御装置10の作用、特に制御部40のCPU42における損失低減モジュール52の機能のいくつかの種類につき、図3以下を用いて以下に詳細に説明する。なお、以下では、図1の符号を用いて説明する。
図3は、損失低減モジュール52の第1の機能を説明する図である。損失低減モジュール52の第1の機能は、通常走行から低燃費走行に移行する際に、損失特性を参照し、駆動部20の損失が同じとなる等損失特性上でトルク制限を実行するものである。ここで、図3(a)は、等損失特性の様子を示す図である。上記のように、駆動部20の損失特性は、トルクTに対し2乗特性、回転数Nに対し1乗特性を示すので、損失量がP1、P2、P3のときの等損失特性は、図3(a)にそれぞれ示すように、3次元的に表される。ここで、制御部40が、損失量を増大させないように等損失の状態を維持しながら、要求トルクに対し、トルク制限を行って駆動部20を制御する様子が図3(b)に示される。
図3(b)には、モータ/ジェネレータ22のトルクTと回転数Nに関するT−N特性60と、損失量をP2としたときの等損失特性70とが示されている。T−N特性60は、一般的には、パワー=T×Nの関係からパワー一定の場合のトルクTと回転数Nとの関係を示す図であるが、トルクTが大きい領域では、インバータ回路36の電流制限により一定トルク62とされ、回転数Nが大きい領域では、車両の最高速度の制限から制限回転数64とされている。また、等損失特性70は、図3(a)で説明した損失P2の3次元表示を、T−N平面に投影したものとして示されている。
損失低減モジュール52は、エコスイッチ48がオンのときに、要求トルク46が等損失特性70を超える場合に、等損失特性70を超えないようにトルク制限を実行して、トルク指令を出す機能を有する。図3(b)では、等損失特性70を超える要求トルクXが入力されると、等損失特性70の上の点Yに、トルク制限が加えられる様子が示されている。したがって、トルク指令は、等損失特性70と、T−N特性60とで合成された特性曲線72よりも抑制されたトルクとして出力されることになる。つまりトルク指令の上限が特性曲線72によって制限される。合成された特性曲線72は、図3(b)において太線で示されている。
具体的には、エコスイッチ48がオンか否かを判断し(エコスイッチ条件判断工程)、エコスイッチ48がオンのときには、そのときの走行条件の下の回転数Nを検出して取得し、要求トルク46を取得する(要求トルク取得工程)。上記の例では、点Xの条件が取得される。
そして、低燃費のための等損失特性を設定する(等損失特性設定工程)。上記の例では、損失をP2と設定する。そして、記憶装置44において、モータ/ジェネレータ22のT−N特性と、損失=P2を検索キーとして対応する等損失特性を参照検索する(等損失特性検索工程)。上記の例では、T−N特性60と等損失特性70が検索される。そして、要求トルク取得工程で取得した要求トルクと回転数Nの条件が、T−N特性60と等損失特性70で合成される特性曲線72よりも大きいか否かが判断され、大きいときは、要求トルクを、特性曲線72の上の条件となるまでトルク値を低下させるトルク制限をし、制限されたトルク値をトルク指令として出力する(トルク制限工程)。図3の例では、特性曲線72上の点Yまでトルクが抑制されて、その抑制されたトルク値がトルク指令として出力される。
このようにして、通常走行から低燃費走行に移行する際に、損失特性を参照し、駆動部20の損失が同じとなる等損失特性70上でトルク制限が実行される。
図4、図5は、損失低減モジュール52の第2の機能を説明する図である。損失低減モジュール52の第2の機能は、低燃費走行指示を受け取ったときに、損失特性を参照し、駆動部20の効率が同じとなる等効率特性上に乗るようにトルク指令を出力するものである。図4は、駆動部20の効率ηを説明する図である。駆動部20の効率ηは、蓄電装置26から電圧変換器30等に出力されるパワーPINに対するモータ/ジェネレータ22から出力されるパワーPOUTの比で求められる。すなわち、駆動部20の効率η=POUT/PINである。
図5は、モータ/ジェネレータ22における等効率曲線を示す図で、図において、η=0.7,0.8,0.9の場合の等効率曲線が示されている。等効率曲線は、駆動部20の構成が定められると、予め計算によって求めることができ、算出された等効率曲線は、記憶装置44に記憶される。
図5に示されるように、等効率曲線は、必ずしも回転数N=0のときを含まない。回転数N=0のときの動作点74は、車両の登坂特性等から定まるトルクである。例えば、車両においてエコスイッチ48がオンされて、駆動部20の効率を0.7より低下しないようにトルク指令を与えようとしても、動作点74とη=0.7の等効率曲線は離れている。そこで、その間の接続線として、動作点74からη=0.7の等効率曲線へ例えば接線が引かれる。そして、この接続線とη=0.7の等効率曲線とで合成された曲線が等効率特性76として、低燃費のために、等効率曲線に乗るようにトルク指令を出力するトルク制限特性曲線として用いられる。このように、回転数N=0の動作点74と各等効率曲線とで合成される等効率特性76は、予め計算し求めることができるので、予め求められた各等効率特性76は、効率ηを検索キーとして記憶装置44に記憶されている。
等効率特性を用いてトルク制限を行うには次のような手順を取ることができる。まず、エコスイッチ48がオンか否かを判断し(エコスイッチ条件判断工程)、エコスイッチ48がオンのときには、そのときの走行条件の下の回転数Nを検出して取得し、要求トルク46を取得する(要求トルク取得工程)。ここまでは図3で説明した内容と同じである。
そして、低燃費のための等効率特性を設定する(等効率特性設定工程)。上記の例では、効率を0.7と設定する。そして、記憶装置44において、モータ/ジェネレータ22のT−N特性と、効率η=0.7を検索キーとして、対応する等効率特性を参照検索する(等効率特性検索工程)。上記の例では、T−N特性60とη=0.7の等効率特性76が検索される。そして、要求トルク取得工程で取得した要求トルクと回転数Nの条件が、T−N特性60と等効率特性76で合成される特性曲線78よりも大きいか否かが判断され、大きいときは、要求トルクを、特性曲線78の上の条件となるまでトルク値を低下させるトルク制限をし、制限されたトルク値をトルク指令として出力する(トルク制限工程)。つまりトルク指令の上限が特性曲線78によって制限される。合成された特性曲線78は、図5において太線で示されている。
このようにして、通常走行から低燃費走行に移行する際に、損失特性を参照し、駆動部20の効率が同じとなる等効率特性76上に乗るように、トルク指令が出力される。
図6、図7は、損失低減モジュール52の第3の機能を説明する図である。損失低減モジュール52の第3の機能は、損失特性を参照し、低燃費走行時には、車両走行状態に応じて、電源装置24の昇圧比を通常走行時に比べて低下させるものである。図6は、電源装置24の損失について、電流と昇圧比との関係を示す図である。ここに示されるように、昇圧比が大きいほど、損失が大きくなる。ここで昇圧比とは、電圧変換器30の蓄電装置26側の入力電圧と、インバータ回路36側の出力電圧の比である。例えば、蓄電装置26側の入力電圧を300Vとし、インバータ回路36側の出力電圧を600Vとすると、昇圧比=2である。
図6に示されるように、昇圧比が大きいほど損失が大きいので、エコスイッチ48がオンされたとき、車両走行に最低限必要な昇圧比にとどめておくことが低燃費のために好ましい。例えば、上記の例では、昇圧比を1から2の間で適当に設定し、損失を抑制することができる。また、昇圧を行わずに済む場合は、昇圧を行わず、すなわち昇圧比=1とし、蓄電装置26の電力でそのままインバータ回路36を介してモータ/ジェネレータ22を駆動することが好ましい。
図7は、そのような様子を示す図で、通常走行の場合のT−N特性60と、昇圧を行わず、蓄電装置26の電圧の状態で走行する場合の低電圧T−N特性80とが示されている。昇圧比が異なるときのT−N特性は、予め計算で求めることができるので、求められた各T−N特性は、昇圧比、または昇圧後の電圧を検索キーとして、記憶装置44に記憶される。上記の例では、昇圧比=2、または昇圧電圧=600Vを検索キーとして、通常走行の場合のT−N特性60が検索でき、昇圧比=1、または昇圧電圧=300Vを検索キーとして、低燃費用の低電圧T−N特性80が検索できる。低電圧T−N特性80は、図7において太線で示されている。
例えば、通常走行の場合は、上記の例で600Vの高電圧供給の下におけるT−N特性60によってトルク制限が行われ、図7で(A)として示される領域内の条件でトルク指令が出力される。一方、エコスイッチ48がオンされると、上記の例で300Vの低電圧供給の下における低電圧T−N特性80によってトルク制限が行われ、図7で(B)として示される領域内の条件でトルク指令が出力される。つまりトルク指令の上限が低電圧T−N特性80によって制限される。
昇圧比の低下によってトルク制限を行うには次のような手順を取ることができる。まず、エコスイッチ48がオンか否かを判断し(エコスイッチ条件判断工程)、エコスイッチ48がオンのときには、そのときの走行条件の下の回転数Nを検出して取得し、要求トルク46を取得する(要求トルク取得工程)。ここまでは図3で説明した内容と同じである。そして、要求トルクと回転数Nを検索キーとして記憶装置44を検索し、その条件を満たす昇圧比と、その昇圧比の下のT−N特性を求める(昇圧比設定工程)。例えば、昇圧比=1.2として求められれば、電圧変換器30の昇圧比が1.2として設定される。昇圧比が小さくなることで、図6で説明したように、通常走行の場合に比較して損失が少なくなる。
昇圧比=1よりも小さい昇圧比が求められたときは、昇圧比=1とする。すなわち、電圧変換器30を作動させずに、昇圧比=1とする。このようにして、低燃費走行時には、車両走行状態に応じ、電源装置24の昇圧比を通常走行時に比べて低下させ、損失を抑制することができる。
昇圧比=1のときは、蓄電装置26の電圧の下でモータ/ジェネレータ22を作動させるので、回転数Nが比較的高い領域の逆起電力が高くなるところでは、逆起電力を打ち消すための電流を流すことが好ましい。しかしながら、このように逆起電力を打ち消すための電流を流すと、その電流に起因する銅損が増加する。すなわち、昇圧比を下げることで電圧変換器30の損失を低下させることができるが、その一方で銅損が増加する。したがって、銅損の増加が少ないときには電圧変換器30の昇圧比を低下させることが全体の損失低下のために好ましいが、銅損が増加してくると、むしろ電圧変換器30の昇圧比を上げて銅損を低下させた方がよい場合がある。
図8はその様子を示す図で、電圧変換器30の損失と、逆起電力を打ち消す電流に起因する銅損とがバランスしている境界線82が示されている。ここで、昇圧比=1の低電圧T−N特性80が示されているが、この低電圧T−N特性80と境界線82と仕切られる左側の領域(B)、つまり回転数Nが低い領域では、銅損の増加よりも昇圧比の低下による損失低下の効き方が大きい。したがって、領域(B)では、昇圧比=1の設定によって損失を低下させることができる。
一方、低電圧T−N特性80と境界線82とで仕切られる右側領域(C)、つまり回転数Nが高い領域では、銅損の増加の方が昇圧比の低下による損失低下の効き方よりも大きい。したがって、領域(C)においては、昇圧比=1よりも昇圧比を高くし、その分逆起電力のための電流を減少させて銅損を低下させる方が全体的な損失を抑制できる。図8において、特性曲線84は、昇圧比を少し高くし、その分T−N特性は通常走行時のT−N特性60に近づくが、電圧変換器30の損失と銅損とがバランスする境界線が高回転数側にシフトする様子を示すものである。
このように、低燃費走行時には、電源装置の昇圧比を通常走行時に比べて低下させる場合において、損失特性を参照し、逆起電力を打ち消す電流による銅損と電源装置の昇圧損失とに基づき、車両走行状態に応じて昇圧比を設定することが好ましい。このような機能も、損失低減モジュール52の機能に含まれる。
本発明に係る実施の形態の電動車両制御装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、代表的な損失特性マップの例を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、等損失特性上でトルク制限を実行する様子を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、駆動部の効率を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、等効率特性上に乗るようにトルク指令を出す様子を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、電源装置の損失について、電流と昇圧比との関係を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、低燃費走行時には、車両走行状態に応じて、電源装置の昇圧比を通常走行時に比べて低下させる様子を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、逆起電力を打ち消す電流による銅損と電源装置の昇圧損失とに基づき、車両走行状態に応じて昇圧比を設定する様子を説明する図である。
符号の説明
10 電動車両制御装置、20 駆動部、22 モータ/ジェネレータ、24 電源装置、26 蓄電装置、28、34 平滑コンデンサ、30 電圧変換器、32 リアクトル、36 インバータ回路、40 制御部、42 CPU、44 記憶装置、46 要求トルク、48 エコスイッチ、50 低燃費走行指示取得モジュール、52 損失低減モジュール、60 T−N特性、62 一定トルク、64 制限回転数、70 等損失特性、72,78,84 特性曲線、74 動作点、76 等効率特性、80 低電圧T−N特性、82 境界線。

Claims (6)

  1. 回転電機と回転電機に接続される電源装置とを含む駆動部と、駆動部を制御する制御部とを備え、
    制御部は、
    ユーザからの低燃費走行指示を取得する低燃費指示取得手段と、
    駆動部の損失特性データとして、回転電機のトルクと回転数と損失の関係に電源装置の変換効率が重畳された駆動部の総合的損失特性を記憶する記憶手段と、
    低燃費走行指示を取得したときに、駆動部の損失が同じとなる等損失特性について、予め設定された損失値に対応する等損失特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶手段から参照し、参照された等損失特性と、当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成し、低燃費走行の要求トルクと回転数の条件が合成特性曲線を超える場合に、合成特性曲線を超えないように要求トルクに対するトルク制限を実行する損失低減手段と、
    を有することを特徴とする電動車両制御装置。
  2. 回転電機と回転電機に接続される電源装置とを含む駆動部と、駆動部を制御する制御部とを備え、
    制御部は、
    ユーザからの低燃費走行指示を取得する低燃費指示取得手段と、
    予め計算によって求められた駆動部効率が同じとなる等効率特性を記憶する記憶手段と、
    低燃費走行指示を取得したときに、予め設定された効率値に対応する等効率特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶手段から参照し、等効率特性と、当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成し、低燃費走行の要求トルクと回転数の条件について、合成特性曲線に乗るように要求トルクを制限し、制限されたトルク値をトルク指令として出力する損失低減手段と、
    を有することを特徴とする電動車両制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動車両制御装置において、
    記憶手段は、
    昇圧比が異なるごとに回転電機のT−N特性を記憶し、
    損失低減手段は、
    低燃費走行の要求トルクと回転数に対応する昇圧比と、その昇圧比の下のT−N特性とを記憶装置から検索してめることを特徴とする電動車両制御装置。
  4. 請求項3に記載の電動車両制御装置において、
    回転電機の逆起電力を打ち消すための電流を流す場合に、その電流による銅損と、昇圧比損失とがバランスする境界線を用い、
    損失低減手段は、
    回転電機の要求トルクと回転数の条件が境界線よりも低回転数側にあるときの昇圧比に比べ、境界線よりも高回転数側にあるときの昇圧比を高く設定することを特徴とする電動車両制御装置。
  5. 回転電機と回転電機に接続される電源装置とを有する駆動部と、駆動部の損失特性データとして、回転電機の回転数とトルクと損失との関係に電源装置の変換効率が重畳された駆動部の総合的損失特性を記憶する記憶装置を用いて駆動部を制御する制御部とを備える電動車両の制御方法であって、
    制御部は、
    ユーザから低燃費走行指示を取得したかどうかを判断する工程と、
    低燃費走行指示を取得したときに、走行条件の下の回転電機の回転数を検出して走行条件のパワーに対応する要求トルクを取得する工程と、
    低燃費走行における駆動部の損失値を設定する工程と、
    駆動部の損失が同じとなる等損失特性について、設定された損失値に対応する等損失特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶装置から検索する工程と、
    検索された等損失特性と、当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成する工程と、
    要求トルクと回転数の条件が、合成特性曲線を超える場合に、合成特性曲線を超えないように要求トルクを制限し、制限されたトルク値をトルク指令として出力する工程と、
    を実行することを特徴とする電動車両制御方法。
  6. 回転電機と回転電機に接続される電源装置とを有する駆動部と、予め計算によって求められた駆動部効率が同じとなる等効率特性を記憶する記憶装置を用いて駆動部を制御する制御部とを備える電動車両の制御方法であって、
    制御部は、
    ユーザから低燃費走行指示を取得したかどうかを判断する工程と、
    低燃費走行指示を取得したときに、走行条件の下の回転電機の回転数を検出して走行条件のパワーに対応する要求トルクを取得する工程と、
    低燃費走行における駆動部の効率値を設定する工程と、
    設定された効率値に対応する等効率特性と、当該回転電機のトルクと回転数の関係であるT−N特性とを記憶装置から検索する工程と、
    検索された等効率特性と当該回転電機のT−N特性とを合成した合成特性曲線を生成する工程と、
    要求トルクと回転数の条件について、合成特性曲線に乗るように要求トルクを制限し、制限されたトルク値をトルク指令として出力する工程と、
    を実行することを特徴とする電動車両制御方法。
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