JP2513413B2 - フラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布装置

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JP2513413B2
JP2513413B2 JP5152615A JP15261593A JP2513413B2 JP 2513413 B2 JP2513413 B2 JP 2513413B2 JP 5152615 A JP5152615 A JP 5152615A JP 15261593 A JP15261593 A JP 15261593A JP 2513413 B2 JP2513413 B2 JP 2513413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板のはんだ面
にフラックスを塗布するフラックス塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、プリント基板への電子部品
等の装着の後に、はんだ付けによって部品の固定と端子
の接続とを行っている。このはんだ付けの際にフラック
スを塗布している。フラックスには、成分として活性材
が含まれており、溶解はんだと電子部品等の端子の接続
を行う際、プリント基板および端子表面の酸化被膜や汚
れの除去を行っている。このフラックスは、フラックス
塗布装置の噴霧ノズルによって霧化状にされて高速で、
かつ、均一に塗布されている。
【0003】図3は従来のフラックス塗布装置を示し
(a)は概略斜視図、(b)は要部正面図、図4はプリ
ント基板の搬送部の概略斜視図である。これらの図にお
いて、2は上面に電子部品3等が実装されたプリント基
板、6はフラックス7を霧化状にしてプリント基板3の
下面に噴射する噴霧ノズル、30は後述するプリント基
板2の搬送方向Aに対して水平方向に直行して延在する
スライド溝31を有するベース台、32はフラックス塗
布制御部である。
【0004】全体を符号35で示すものはプリント基板
2を搬送するキャリアで、側面にベアリング36が設け
られており、このベアリング36が図示を省略したレー
ル上に載置されキャリア35はレール上を移動自在とな
っている。37は無端搬送チェーンで、ベアリング36
に係合する搬送フック爪38を備え、このチェーン37
が走行することにより搬送フック爪38を介してキャリ
ア35が矢印A方向に搬送される。39はプリント基板
2をキャリア35に水平状に保持する保持爪である。
【0005】このように構成されていることにより、プ
リント基板2はキャリア35によってA方向に搬送さ
れ、プリント基板2の先端部が噴霧ノズル6の上方に位
置すると、噴霧ノズル6は図示を省略した駆動源によっ
てスライド溝31に沿ってD方向に往復移動し、同時に
霧化状にされたフラックス7が噴霧ノズル6からプリン
ト基板2の下面に噴射され、フラックス7がプリント基
板2の下面全体に塗布される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフラックス塗布装置においては、噴霧ノズル6
のスライド速度が、プリント基板2の搬送速度と同速度
となるように一定の速度に固定化されている。したがっ
て、生産の能力の向上を図る目的でプリント基板の搬送
速度だけを上げても、噴霧ノズル6のスライド速度が一
定化されているために、噴霧ノズル6のスライド速度が
搬送速度に対応することができず、このためプリント基
板の塗布面へのフラックス塗布状態は塗布ムラが発生
し、はんだ付け後の安定したはんだ付け品質が得られな
い等の問題があった。また、噴霧ノズル6の往復移動を
直線的なスライドで行っているので、プリント基板2の
搬送速度に対応させて速度を上げるのに限界があり、結
果的に生産能力の向上に障害となっていた。
【0007】したがって、本発明は上記した従来の欠点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、フラックス塗布の処理時間の短縮を図るとともに、
フラックスの塗布ムラが発生しないフラックス塗布装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るフラックス塗布装置は、電子部品を装
着したプリント基板を搬送させながら、フラックスを霧
化状にする噴霧ノズルによって前記プリント基板のはん
だ付け面にフラックスを塗布するフラックス塗布装置で
あって、前記噴霧ノズルをプリント基板の搬送方向に対
して直交する方向に首振りさせる手段を設ける。また、
首振り速度を可変する手段を設ける。
【0009】
【作用】本発明によれば、フラックスの塗布を噴霧ノズ
ルの揺動で行うようにしたので、フラックスの塗布の高
速化が図れる。また、首振りの速度を可変する手段を設
けたので、プリント基板の搬送速度に合わせて首振り速
度が変えられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明のフラックス塗布装置の概略斜視
図、図2は同じく噴霧ノズルを揺動させる駆動部の拡大
図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。これら
の図において、従来技術と同一の構成については同一の
符号を付し詳細な説明を省略するとともに、プリント基
板の搬送手段についても従来技術と同一なので図示を省
略している。これらの図において、5はベース台、8は
速度制御部で後述するモータ11等が収納されている。
【0011】全体を符号10で示すものは、噴霧ノズル
6を揺動させる揺動機構を示し、駆動源であるモータ1
1を備えており、このモータ11は回転速度を可変でき
るようになっている。12はモータ11のモータ軸11
aに固着された遠心カムで、回転中心であるD点からず
れた位置に複数のねじ孔12a〜12cが設けられてい
る。15は連結レバーで、一端側に複数の取付孔15a
〜15cが穿設され、これら取付孔のうち一つを選択し
て(本実施例では15a)ねじ14を挿通させてねじ孔
12aに螺合させることにより、連結レバー15の一端
を遠心カム12に取り付けている。
【0012】17は駆動杆で、一端を連結レバー15の
他端にピン16によりピン結合されており、他端は鋲1
8により垂直上方に立設した駆動レバー19に連結され
ている。駆動レバー19の上部にはベース台5に取り付
けられた軸受部22に回動自在に支持されたシャフト2
1が固着され、駆動レバー19とシャフト21とは一体
化されている。シャフト21のベース台5から露呈した
先端部23はねじ部が形成されており、このねじ部23
に噴霧ノズル6に形成した貫通孔(図示を省略)が挿通
されナット24がねじ部23に螺合させられることによ
り噴霧ノズル6が立設してシャフト21に固定されてい
る。
【0013】次に、このように構成されたフラックス塗
布装置の動作を説明する。プリント基板2の先端部が噴
霧ノズル6の上方に位置すると、図示しない検出器によ
って先端部が検出され、検出器からモータ11に始動信
号が送出されモータ11が回転する。モータ11の回転
により遠心カム12の中心Gよりずれた位置に取り付け
られた連結レバー15の一端はGを中心に回転する。こ
の回転は、駆動杆17によりD方向の直線運動(水平運
動)に変換させられ、軸受22に回動自在に支持された
駆動レバー19を軸受22を中心として揺動動作させ、
これと一体化されたシャフト21も揺動動作する。
【0014】これにより噴霧ノズル6もB方向、すなわ
ちプリント基板2の搬送方向Aと直行する方向に揺動動
作、すなわち首振り動作を行う。同時に、噴霧ノズル6
からフラックス7が噴射され、プリント基板2の幅方向
の塗布が行われ、プリント基板2のA方向の搬送によ
り、プリント基板2の下面全体の塗布が行われる。この
ように、噴霧ノズル6の揺動動作によりプリント基板2
の幅方向のフラックス塗布を行うようにしたので、従来
のように噴霧ノズル6をスライドさせて行う場合と比較
して幅方向のフラックス塗布の速度を上げることが可能
となる。このため、フラックス塗布時間の短縮を目的と
してプリント基板2の搬送速度を上げた場合も、プリン
ト基板2の搬送方向と直行する噴霧ノズル6の揺動動作
が追従でき、フラックス塗布ムラが生じることがない。
【0015】ここで、生産能力の向上を図る目的で、プ
リント基板2の搬送速度を上げた場合、速度制御部8を
操作してモータ11の回転を増速させることにより噴霧
ノズル6の揺動動作を上げることができ、プリント基板
2の搬送速度に合わせた噴霧ノズル6の揺動動作を選択
することができて、塗布ムラのない品質の高いフラック
ス塗布を従来よりも時間を短縮して行うことが可能とな
る。
【0016】また、噴霧ノズル6の揺動角度は、連結レ
バー15の遠心カム12に対する取付位置を可変するこ
とにより変えることができる。すなわち、ねじ14を取
付孔15aから中心Gより離れた15bあるいは15c
に挿通させねじ孔12bあるいは12cに螺合させるこ
とにより連結レバー15のC方向の往復移動量を大と
し、これにより噴霧ノズル6の揺動角度を大とすること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、噴
霧ノズルをプリント基板の搬送方向に対して直交する方
向に首振りさせるようにしたので、噴霧ノズルの首振り
速度を上げることができ、このためプリント基板の搬送
速度を上げてもフラックス塗布が追従でき、フラックス
塗布時間の短縮化が図れて、生産効率が向上する。
【0018】また、首振り動作を可変する手段を設けた
ので、プリント基板の搬送速度に合わせた噴霧ノズルの
首振り動作を選択でき、このため、塗布ムラのない均一
なフラックス塗布が行え、安定したはんだ付け品質が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラックス塗布装置の概略斜視図
である。
【図2】本発明に係るフラックス塗布装置における噴霧
ノズルを揺動させる揺動機構の拡大図で、(a)は側面
図、(b)は平面図である。
【図3】従来のフラックス塗布装置の概略斜視図であ
る。
【図4】フラックス塗布装置におけるプリント基板搬送
装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
2 プリント基板 6 噴霧ノズル 7 フラックス 10 揺動機構 11 モータ 12 遠心カム 15 連結レバー 17 駆動杆 19 駆動レバー 21 シャフト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を装着したプリント基板を搬送
    させながら、フラックスを霧化状にする噴霧ノズルによ
    って前記プリント基板のはんだ付け面にフラックスを塗
    布するフラックス塗布装置において、前記噴霧ノズルを
    プリント基板の搬送方向に対して直交する方向に首振り
    させる手段を設けたことを特徴とするフラックス塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフラックス塗布装置にお
    いて、噴霧ノズルの揺動速度を可変する手段を設けたこ
    とを特徴とするフラックス塗布装置。
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JPH0459171A (ja) * 1990-06-28 1992-02-26 Nec Corp 噴霧式フラックス塗布装置
JPH04356358A (ja) * 1991-06-03 1992-12-10 Tamura Seisakusho Co Ltd フラックス塗布方法

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