JP2573354Y2 - 噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置 - Google Patents

噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置

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JP2573354Y2
JP2573354Y2 JP1992093005U JP9300592U JP2573354Y2 JP 2573354 Y2 JP2573354 Y2 JP 2573354Y2 JP 1992093005 U JP1992093005 U JP 1992093005U JP 9300592 U JP9300592 U JP 9300592U JP 2573354 Y2 JP2573354 Y2 JP 2573354Y2
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printed circuit
circuit board
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sprocket
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Inventor
清喜 新田
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日本電熱計器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、搬送チェーンの保持ピ
ンに載置されたプリント基板が円滑に搬送されるように
した噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、搬送チェーンの保持ピンに載置
されたプリント基板が、フラックスの噴射圧や、リフロ
ー処理時の風圧等によって浮き上がるのを基板脱落防止
板等を取り付けることにより防止していた。これを図4
によって説明する。
【0003】図4は、従来の基板脱落防止装置の一例を
示す断面図で、1はプリント基板、2は噴霧式のフラク
サで、フラックス液3を霧状に噴射してプリント基板1
に吹き付ける。11は前記プリント基板1の搬送装置、
23は無端状で平行に設けられた1対の搬送チェーン
で、図示しない駆動装置によって走行し、プリント基板
1を載置する保持ピン24が取り付けられている。14
は前記搬送チェーン23のチェーンレールで、搬送チェ
ーン23のチェーン押え15が形成されている。16は
前記搬送チェーン23のチェーンカバーで、その先端部
には基板脱落防止板17が形成されている。この基板脱
落防止板17は保持ピン24上に載置されたプリント基
板1が脱落するのを防止するために設けられたもので、
プリント基板1の走行時にプリント基板1と基板脱落防
止板17との接触を避けるための隙間が設けられてい
る。
【0004】次に、動作について説明する。プリント基
板1は、走行する搬送チェーン23の保持ピン24に載
置されて搬送され、フラクサ2上でフラックス液3を霧
状に噴射することによりフラックス処理される。また、
図示はされないが、リフロー式のはんだ付け装置におい
ては、熱風が吹き付けられてチップ部品のはんだペース
トが溶融し、リフローはんだ付け処理される。このた
め、基板脱落防止板17によってプリント基板1がフラ
ックス液3の噴射圧や、リフロー処理時の風圧により搬
送チェーン23から浮き上がったり脱落したりするのを
防止していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
基板脱落防止装置は、プリント基板1の厚みが変ると隙
間を一定に保つために基板脱落防止板17をプリント基
板1の厚みに応じて調整しなければならないため手数が
かかり、さらに、基板脱落防止板17とプリント基板1
との間に霧状のフラックス液3が付着してその付着する
量が多くなると、フラックス液3の粘性によってプリン
ト基板1の搬送が停止するという問題点があった。
【0006】このため、霧状のフラックス液3の付着に
よりプリント基板1の搬送が停止しても、保持ピン24
は走行し続けるので、プリント基板1が保持ピン24に
よってこすられてプリント基板1に傷がつくという問題
点があった。
【0007】また、図5は従来の基板脱落防止装置の他
の例を示す断面図で、図4と同一符号は同一部分を示
す。図5においては、プリント基板1をカバーするた
め、図4の基板脱落防止板17に代えて基板脱落防止ワ
イヤ18を搬送チェーン23の走行方向と同一方向に設
けているが、基板脱落防止ワイヤ18の場合でも図4の
基板脱落防止板17と同様の問題点があった。
【0008】本考案は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、プリント基板の浮き上がりと、フラッ
クスの付着によるプリント基板の走行が停止するのを防
止してプリント基板を円滑に搬送できる噴霧式のラクサ
におけるプリント基板の搬送装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる噴霧式の
フラクサにおけるプリント基板の搬送装置は、搬送チェ
ーンと係合し走行による駆動力で回転せしめられるスプ
ロケットと、このスプロケットを回転自在に装着した支
持具と、スプロケットの軸心と同一軸心上に固着され、
かつ保持ピンに載置されたプリント基板の上面を回転し
ながら押圧する円板状の基板押え板とからなるものであ
る。また、支持具は、上下方向に弾力性を有する取付板
に取り付けられたものである。
【0010】
【作用】本考案においては、搬送チェーンの走行による
駆動力でスプロケットが回転するので、円板状の基板押
え板が,走行する搬送チェーンの保持ピンに載置された
プリント基板に対して回転しながら押圧する。また、支
持具を取り付けた取付板の上下方向の弾力性によりプリ
ント基板の厚みが変化してもこれを吸収できる。
【0011】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す側面図、図2
は図1のI−I線による断面図である。これらの図にお
いて、図4と同一符号は同一部分を示し、21は前記プ
リント基板1の搬送装置、22は前記搬送装置21のチ
ェーンレールで、その上部に搬送チェーン23が係合さ
れており、搬送チェーン23には保持ピン24が取り付
けられている。25は前記搬送装置21に設けられた基
板押え搬送装置、26は前記搬送チェーン23の走行に
よる駆動力で回転し、かつ搬送チェーン23を押さえる
スプロケットで、搬送チェーン23の上側の走行部の上
部に設けられている。また、スプロケット26には、ス
プロケット26の軸心と同一の軸心を有する円板状の基
板押え板27が固着されている。28は前記スプロケッ
ト26を回転自在に支持した支持具で、保持ピン24に
載置されたプリント基板1の厚みによってスプロケット
26および基板押え板27の高さと押圧力とを調整する
手段としてのボルト29と調整用のナット30とが取り
付けられている。31は上下方向に弾力性を有する長尺
状の取付板で、支持柱32に取り付けられている。
【0012】次に、動作について説明する。プリント基
板1は保持ピン24に載置され、矢印A方向に走行する
搬送チェーン23によって搬送される。このとき、支持
具28を介して取付板31の弾力性により押圧されてい
るスプロケット26は、搬送チェーン23の走行による
駆動力で矢印B方向に回転するので、基板押え板27も
プリント基板1に対して矢印B方向に回転しながら押圧
する。このため、プリント基板1は基板押え板27の回
転によって円滑に搬送されるので、プリント基板1に傷
がつくことがない。
【0013】また、基板押え板27は、取付板31に保
持されているナット30を回すことによってその高さが
調整され、取付板31の弾力性によりプリント基板1に
適宜の押圧力を与えることができる。また、プリント基
板1の厚みがわずかに変化した場合でも所要の押圧力が
得られるので、その都度ナット30を回して押圧力を調
整する手数が省略される。
【0014】また、基板押え搬送装置25には、図4,
図5の従来例に示すようなチェーンカバー16が無く、
したがって、集塵機(図示せず)によりフラクサ2の上
部で浮遊する霧状のフラックス液3の吸引と排気とが良
く行われるため、搬送チェーン23やチェーンレール2
2の汚れが少なくなる。
【0015】図3は本考案の他の実施例を示す断面図
で、図2と同一符号は同一部分を示す。図3において
は、取付板31がスプロケット26の下方に取り付けら
れた場合を示すものであり、このため、ボルト29も支
持具28から下方に向けて取り付けたものである。動作
については図の場合と同一であるため、その説明を省
略する。
【0016】なお、上記各実施例において、搬送するプ
リント基板1の大きさ、搬送する箇所等により基板押え
搬送装置25を適宜設けてよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、搬送チェ
ーンと係合し走行による駆動力で回転せしめられるスプ
ロケットと、このスプロケットを回転自在に装着した支
持具と、スプロケットの軸心と同一軸心上に固着され、
かつ保持ピンに載置されたプリント基板の上面を回転し
ながら押圧する円板状の基板押え板とで噴霧式のフラク
サにおけるプリント基板の搬送装置を構成したので、搬
送されるプリント基板に傷がつくことがなく、プリント
基板の品質を向上できる。また、従来の基板脱落防止装
置のように基板脱落防止板とプリント基板との接触を避
けるための隙間を設けることが不要であり、またフラク
サ付近での霧状のフラックス液の排気が良くなるので、
調整やメンテナンスが容易にできる等、噴霧式のフラク
サにおけるプリント基板の搬送に最適であるという利点
を有する。
【0018】また、支持具が、上下方向に弾力性を有す
る取付板に取り付けられたので、プリント基板の厚みが
変っても、その都度プリント基板の厚み対する調整の
手数が省ける利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1のI−I線による断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図4】従来の基板脱落防止装置の一例を示す断面図で
ある。
【図5】従来の基板脱落防止装置の他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 フラクサ 3 フラックス液 21 搬送装置 22 チェーンレール 23 搬送チェーン 24 保持ピン 25 基板押え搬送装置 26 スプロケット 27 基板押え板 28 支持具 29 ボルト 30 ナット 31 取付板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状で平行に設けられた1対の搬送チ
    ェーンを有し、これらの搬送チェーンに取り付けられた
    保持ピンにプリント基板を載置して搬送を行う際に、噴
    霧式のフラクサでフラックス液を前記プリント基板に塗
    する噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装
    置であって、前記搬送チェーンと係合し走行による駆動
    力で回転せしめられるスプロケットと、このスプロケッ
    トを回転自在に装着した支持具と、前記スプロケットの
    軸心と同一軸心上に固着され、かつ前記保持ピンに載置
    された前記プリント基板の上面を回転しながら押圧する
    円板状の基板押え板とからなることを特徴とする噴霧式
    のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置。
  2. 【請求項2】 支持具は、上下方向に弾力性を有する取
    付板に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の
    噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置。
JP1992093005U 1992-12-28 1992-12-28 噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置 Expired - Lifetime JP2573354Y2 (ja)

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JPH0655290U JPH0655290U (ja) 1994-07-26
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JP2007001736A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Tamura Seisakusho Co Ltd 搬送コンベヤ、搬送加熱装置、および搬送コンベヤシステム
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