JPH06166166A - スクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置 - Google Patents

スクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置

Info

Publication number
JPH06166166A
JPH06166166A JP32297492A JP32297492A JPH06166166A JP H06166166 A JPH06166166 A JP H06166166A JP 32297492 A JP32297492 A JP 32297492A JP 32297492 A JP32297492 A JP 32297492A JP H06166166 A JPH06166166 A JP H06166166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
center
stage
printed
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32297492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tanaka
哲矢 田中
Masaru Takahashi
賢 高橋
Masaru Sasaki
賢 佐々木
Takao Naito
孝夫 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32297492A priority Critical patent/JPH06166166A/ja
Publication of JPH06166166A publication Critical patent/JPH06166166A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被印刷物を最小から最大サイズまで被印刷物
とスクリーン版とスキージの中心が一致するように搬送
および、位置決め固定ができ、印刷時に圧力が均衡にか
かるようにすることで、高精度で安定した印刷が可能な
スクリーン印刷機用被印刷物搬送装置の提供を目的とす
る。 【構成】 中心搬送基準で幅寄せするステージ部23の
中心と手前搬送基準で幅寄せするローダー部24および
アンローダー部25の中心を合わせるようローダー部2
4とアンローダー部25を動作させるロボット32,3
4を備えることで、常にスクリーン版26と被印刷物1
の中心を合わせて圧力均衡で高精度な印刷ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路基板実装工程に
おいてプリント基板等の被印刷物上に導体ペーストやク
リーム半田などの印刷ペーストを高精度に印刷する全自
動のスクリーン印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スクリーン印刷機は、電子部品の
回路実装工程におけるクリーム半田印刷工程に使用され
ているが、電子機器の小型化に伴って、電子部品実装基
板の微細化が進み、それに対応して、クリーム半田の高
精度印刷も要求されてきている。以下図面を参照にしな
がら、従来のスクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置の
一例について説明する。
【0003】図5において、1は被印刷物、2は被印刷
物1を位置決め固定するステージ部、3は被印刷物1を
ステージ部2に搬入するローダー部、4はステージ部2
にある印刷後の被印刷物1を搬出するアンローダー部、
5はスクリーン版で、スクリーン版5の印刷パターンの
貼付けは、ステージ部2にある被印刷物1の手前の端面
とスクリーン版5の印刷パターンの手前のラインが合う
ように基準として、搬送可能な被印刷物1の予め決めら
れている最小サイズから最大サイズまで対応するように
なっていて、最大時に被印刷物1の中心とスクリーン版
5の中心が合うようになっている(以下、スクリーン版
5の印刷パターンの貼付け基準を手前基準と呼ぶ)ステ
ージ部2は、被印刷物1の手前の端面を支持し、搬送手
段を有した固定レール6と、被印刷物1のもう一方の端
面を支持し、固定レール6に平行で搬送方向に対して略
直角方向(以下、Y方向)に往復移動可能で搬送手段を
有した可動レール7と、可動レール7に接続するボール
ネジ8と、ボールネジ8を回動自在に取り付けた軸受け
9,10と、可動レール7を動作させる駆動源11と、
ボールネジ8に接続するプーリー12と、駆動源11に
接続するプーリー13と、プーリー12と13の間の動
力を伝達するベルト14と、駆動源11を制御する制御
装置15aと、可動レール7を支持するガイド16a,
16bと、固定レール6と可動レール7の間に位置し、
真空ポンプ等(図示せず)の負圧発生源につながってい
る複数個の穴を有する吸着ブロック(図示せず)で構成
されている(以下、ステージ部2の搬送基準を手前搬送
基準と称する)。ローダー部3は被印刷物1の手前の端
面を支持し、かつ、搬送手段を有した固定レール17
と、被印刷物1のもう一方の端面を支持し、かつ、被印
刷物1の寸法に従い固定レール17に平行かつY方向に
可変可能で、かつ搬送手段を有した可動レール18と、
可動レール18をY方向に往復移動させるロボット19
で構成されている(以下、ローダー部3の搬送基準を手
前基準と称する)。アンローダー部4は被印刷物1の手
前の端面を支持し、かつ、搬送手段を有した固定レール
20と、被印刷物1のもう一方の端面を支持し、かつ、
被印刷物1の寸法に従い固定レール20に平行かつ、Y
方向に可変可能で、かつ搬送手段を有した可動レール2
1と、可動レール21をY方向に往復移動させるロボッ
ト22で構成されている(以下、アンローダー部の搬送
基準を手前基準と称する)。また、スクリーン版5上に
は印刷ペースト(図示せず)が供給されており、ステー
ジ部2の上方にはスクリーン版5上に当接しながら印刷
ペースト(図示せず)を被印刷物1に印刷するスキージ
(図示せず)があり、被印刷物1の最大サイズ時に、被
印刷物1の中心とスキージ(図示せず)の中心が一致す
るように配置されている。また、従来のスクリーン印刷
機の搬送装置における前後工程の搬送ライン(図示せ
ず)は、被印刷物1の手前の端面を基準として幅寄せ可
能な手前搬送基準になっている。
【0004】以上のように構成された従来のスクリーン
印刷機用の被印刷物搬送装置について、以下その動作に
ついて説明する。従来のスクリーン印刷機の被印刷物搬
送装置においては、前後の工程(図示せず)の手前搬送
基準に合わせるため、被印刷物1の寸法に従い、搬送幅
を可変できるように固定レール6,17,20を基準と
して、可動レール7,18,21を可変することで調整
する。ステージ部2において、その動作は被印刷物1の
寸法に従いステージ部2の可動レール7を制御装置15
aにより駆動源11を制御してボールネジ8を回転さ
せ、可動レール7をY方向に動かし搬送幅を調整する。
また、ローダー部3の可動レール18とアンローダー部
4の可動レール21において、その動作は被印刷物1の
寸法に従い、ロボット19,22をY方向に動作させる
ことにより搬送幅を調整する。
【0005】その後、前工程の装置(図示せず)よりロ
ーダー部3に搬送された被印刷物1はローダー部3の固
定レール17、可動レール18からステージ部2の固定
レール6、可動レール7に搬送され、そこで吸着ブロッ
ク(図示せず)で被印刷物1を位置決め固定した後、印
刷動作が行われ被印刷物1に印刷ペースト(図示せず)
が印刷される。その後、印刷後の被印刷物1はステージ
部2からアンローダー部4に搬送されアンローダー部4
の固定レール20、可動レール21から次工程の装置
(図示せず)に搬出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ローダー部3とステージ部2とアンロ
ーダー部4が前後工程の搬送ラインに合わせて被印刷物
1の寸法に従い、搬送幅を可変できるように固定レール
6,17,20を基準として可動レール7,18,21
を可変する手前搬送基準であるためにスクリーン版5が
その制約を受けて手前搬送基準であるという構成であっ
た。そのために、被印刷物1の最大サイズ時に、被印刷
物1の中心とスキージ(図示せず)の中心とスクリーン
版5の中心が一致するが、被印刷物1が最大サイズ以外
の時は被印刷物1の中心とスキージ(図示せず)の中心
とスクリーン版5の中心が一致しないので、被印刷物1
に均衡な圧力がかからず、安定した高精度な印刷ができ
ないという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記問題に鑑み、前後工程ライ
ン(図示せず)の手前搬送基準の制約を受けずに被印刷
物1が最小サイズから最大サイズまで被印刷物1の中心
とスキージ(図示せず)の中心とスクリーン版5の中心
が一致するように位置決め固定し、印刷時に圧力が均衡
にかかるようにすることで、高精度な安定した印刷を可
能とするスクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はスクリーン印刷
機において、印刷パターンの中心がスクリーン版の中心
と一致するように加工され、かつその位置決め手段によ
り、被印刷物と印刷パターンとが一致する位置にステー
ジ部が配置され、前記ローダー部およびアンローダー部
の搬送レールの位置が、前期ステージ部の搬送レールと
一致するように、前記ローダー部およびアンローダー部
の位置を搬送時の位置から往復移動可能であるか、また
は被印刷物と印刷パターンとが一致する位置にステージ
部の位置が搬送時の位置から往復移動可能である構成を
備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、手前基準のロー
ダー部とアンローダー部が、中心搬送基準のステージ部
に対して、ステージ部の被印刷物の中心とローダー部,
アンローダー部の被印刷物の中心が合うように可動する
か、もしくはローダー部およびアンローダー部と同じ手
前基準のステージ部が、ステージ部にある被印刷物の中
心とスクリーン版の中心に一致するように可動すること
により、スクリーン版の中心と印刷パターンの中心を合
わせることにより、ローダーおよびアンローダー部の搬
送基準を前後工程のラインと同じ手前基準にしておきな
がら、被印刷物の寸法にかかわらず、被印刷物の中心と
スクリーンの中心、およびスキージの中心が一致するよ
うに印刷することができるので、印刷時に加わるスキー
ジの圧力が均一になり、安定した高精度印刷が可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の第1の実施例のスクリーン印刷
機用被印刷物搬送装置について、図面を参照しながら説
明する。まず、図1は本発明の第1の実施例におけるス
クリーン印刷装置の要部概略平面図を示すものである。
また、図5における従来のスクリーン印刷機用被印刷物
搬送装置と同じ機能を有する構成部品については図5に
示す従来のスクリーン印刷機用被印刷物搬送装置の要部
概略平面図と同一の符号をつけて、同一の構成部品の説
明は省略するものとするとともに、動作説明も簡略化し
て説明する。図1において、23は被印刷物1を位置決
め固定するステージ部、24は被印刷物1をステージ部
23に搬入するローダー部、25はステージ部23二あ
る被印刷物1を搬出するアンローダー部、26はスクリ
ーン版で、スクリーン版26の印刷パターンの貼付け
は、ステージ部23にある被印刷物1の中心とスクリー
ン版26の印刷パターンの中心が合うように基準とし
て、搬送可能な被印刷物1の最小サイズから最大サイズ
まで対応するようになっている(以下、スクリーン版2
6の印刷パターンの貼付け基準を中央基準と呼ぶ)。ス
テージ部23は、スクリーン版26の中心と被印刷物1
の中心の一致する位置を基準として搬送幅を平行かつ、
被印刷物1の搬送方向に略直角方向(以下、Y方向)に
可変できる可動レール27a,27bと、ステージ部2
3の可動レール27a,27bを対称に動かすため中点
を基準として正向き、逆向き方向のネジを有するボール
ネジ28と、駆動源11を制御する制御装置15bと、
可動レール27aを支持するガイド29a,29bと、
可動レール27bを支持するガイド30a,30bと、
軸受け9,10と駆動源11とプーリー12,13と、
14と、吸着ブロック(図示せず)で構成されている
(以下、ステージ部26の搬送基準を中心搬送基準と称
する)。ローダー部24は固定レール17と可動レール
18を支持するテーブル31と、テーブル31を往復移
動させ、手前基準のローダー部24にある被印刷物1の
中心とスクリーン版26の中心を合わせるロボット32
と固定レール17と、可動レール18と、ロボット19
で構成されている(以下、ローダー部24の搬送基準を
手前搬送基準と称する)。アンローダー部25は固定レ
ール20と可動レール21を支持するテーブル33と、
テーブル33を往復移動させ、手前基準のアンローダー
部25にある被印刷物1の中心とスクリーン版26の中
心を合わせるロボット34と、固定レール20と、可動
レール21と、ロボット22で構成されている(以下、
アンローダー部25の搬送基準を手前搬送基準と称す
る)。また、スクリーン版26上には印刷ペースト(図
示せず)が供給されており、ステージ部23の上方には
スクリーン版26上に当接しながら印刷ペースト(図示
せず)を被印刷物1に印刷するスキージ(図示せず)が
あり、ステージ部23の中心とスキージ(図示せず)の
中心が一致するように配置されている。
【0011】以上のように構成された本発明の一実施例
のスクリーン印刷装置について以下その動作を説明す
る。
【0012】中央基準であるスクリーン版26に対し
て、スキージ(図示せず)の中心を基準としてY方向に
同期しているステージ部23に、手前の固定レール1
7,20を基準として、後の可動レール18,21を可
動しているローダー部24とアンローダー部25を、そ
のローダー部24とアンローダー部25にある被印刷物
1の中心の位置をステージ部23の中心および、スクリ
ーン版26の中心に合わせるようにローダー部24とア
ンローダー部25をY方向に可動する。図2(a)から
図2(e)はスクリーン印刷機用被印刷物搬送装置にお
ける第1の実施例の動作図を示すものであり、図1と図
2(a)から図2(e)を用いて説明する。まず、被印
刷物1を搬入させる前に予め、被印刷物1の寸法に従い
ステージ部23の可動レール27a,27bを制御装置
15bにより駆動源11を制御しボールネジ28を回転
させ、可動レール27a,27bを対称に動かし搬送幅
を調整する。また、ローダー部24の可動レール18と
アンローダー部27の可動レール21も被印刷物1の寸
法に従い、ロボット19,22により調整をする。その
後、図2(a)に示すように前工程の装置より被印刷物
1はローダー部24のレール17,18に搬入され(ス
テップ1)、次に図2(b)に示すようにロボット32
によりテーブル31をY方向に移動させ、被印刷物1の
中心とステージ部23(スクリーン版26)の中心を一
致させる(ステップ2)。次に図2(c)のように被印
刷物1はステージ部23の可動レール27a,27bに
搬送され、そこで吸着ブロック(図示せず)で被印刷物
1を位置決め固定した後、印刷動作が行われ被印刷物1
に印刷ペースト(図示せず)が印刷される(ステップ
3)。その後、図2(d)に示すように、予めロボット
34により、テーブル33をY方向に移動させ、固定レ
ール20と可動レール21の中間点をステージ部23の
中心(スクリーン版26)に一致させてあるアンローダ
ー部25に印刷後の被印刷物1を搬送し(ステップ
4)、図2(e)のように、ロボット34により、テー
ブル33を他の装置との被印刷物搬送基準位置に戻し、
被印刷物1を搬出する(ステップ5)。
【0013】以上のように本実施例によれば、手前搬送
基準のローダー部24とアンローダー部22が中心基準
のステージ部23に対して、ステージ部23の被印刷物
1の中心とローダー部27とアンローダー部28の被印
刷物1の中心が合うように可動するので、スクリーン版
26の中心が印刷パターンの中心になるように貼付ける
ことができ、またローダー部24とアンローダー部25
の搬送基準を他のラインの搬送基準と同一にしておきな
がら、被印刷物1の寸法に関わらず被印刷物1の中心と
スクリーン版26の中心、つまり、スキージ(図示せ
ず)の中心が一致するように可動できるので、印刷時に
被印刷物1に加わるスキージ(図示せず)の圧力が均衡
になり、安定した高精度な印刷が可能となる。
【0014】次に本発明の第2の実施例のスクリーン印
刷機用被印刷物搬送装置について図面を参照にしながら
説明する。まず、図3は本発明の第2の実施例における
スクリーン印刷装置の要部概略平面図を示すものであ
る。また、図5における従来のスクリーン印刷機用被印
刷物搬送装置と同じ機能を有する構成部品については図
5に示す従来のスクリーン印刷機用被印刷物搬送装置の
要部概略平面図と同一の符号をつけて、同一の構成部品
の説明は省略するものとするとともに、動作説明も簡略
化して説明する。図3において、35は被印刷物1を位
置決め固定するステージ部、3はローダー部、4はアン
ローダー部、26はスクリーン版ステージ部35は固定
レール6と可動レール7と吸着ブロック(図示せず)を
支持しているテーブル36と、テーブル36を可動させ
るロボット37と、固定レール6と、可動レール7と、
ボールネジ8と、軸受け9,10と、駆動源11と、プ
ーリー12,13と、ベルト14と、制御装置15a
と、吸着ブロック(図示せず)で構成されている。ロー
ダー部3は固定レール18と、可動レール19と、ロボ
ット20で構成されている。アンローダー部4は固定レ
ール21と、可動レール22と、ロボット23で構成さ
れている。また、スクリーン版5上には印刷ペースト
(図示せず)が供給されており、ステージ部2の上方に
はスクリーン版5上に当接しながら印刷ペースト(図示
せず)を被印刷物に印刷するスキージ(図示せず)があ
り、被印刷物1の最大サイズ時に、被印刷物1の中心と
スキージ(図示せず)の中心が一致するように位置決め
されている。
【0015】以上のように構成されたスクリーン印刷機
用被印刷物搬送装置について以下その動作を説明する。
ローダー部3とアンローダー部4とステージ部38は、
被印刷物1の寸法に対して手前の固定レール6,18,
21を基準として、後の可動レール7,19,22が可
動して幅寄せ動作を行う。ステージ部38は、中央基準
であるスクリーン版29に対して、ステージ部38の被
印刷物1の中心とスクリーン版29の中心が一致するよ
うに、ステージ部38がY方向に可動する。
【0016】図3(a)から図3(e)はスクリーン印
刷機用被印刷物搬送装置における第2の実施例の動作図
であり、図3と図4(a)から図4(e)を用いて説明
する。まず、被印刷物1を搬入させる前に予め、被印刷
物1の寸法に従いステージ部38の可動レール7を制御
装置15により駆動源11を制御し、ボールネジ8を回
転させ、可動レール7をY方向に動かし搬送幅を調整す
る。また、ローダー部4の可動レール18とアンローダ
ー部3の可動レール22も被印刷物1の寸法に従い、ロ
ボット20,23をY方向に動作させることにより搬送
幅を調整をする。その後、図4(a)に示すように前工
程の装置(図示せず)より被印刷物1はローダー部3の
固定レール17と可動レール18に搬入され(ステップ
6)、次に図4(b)のようにステージ部35の固定レ
ール6と可動レール7に搬送され、そこで吸着ブロック
(図示せず)で被印刷物1を位置決め固定される(ステ
ップ7)。その後、図4(c)に示すようにステージ部
35に位置決め固定されている被印刷物1の中心をスク
リーン版26の中心と一致させるようにテーブル36を
ロボット37によりY方向に移動させ、そこで印刷動作
が行われ被印刷物1に印刷ペースト(図示せず)が印刷
される(ステップ8)。その後、図4(d)のようにス
テージ部35が搬送基準まで戻され(ステップ9)、図
4(e)に示すように印刷後の被印刷物1はアンローダ
ー部4の固定レール21と可動レール22から次工程の
装置(図示せず)に搬出される(ステップ10)。
【0017】以上のように本実施例によれば、ローダー
部3とアンローダー部4とともに手前基準のステージ部
35がステージ部にある被印刷物1の中心とスクリーン
版26の印刷パターンの中心が合うようにステージ部3
2が可動するので、スクリーン版23の中心が印刷パタ
ーンの中心になるように貼付けてあるスクリーン版26
に対しても、ローダー部24とアンローダー部25の搬
送基準を他のラインの搬送基準と同一にしておきなが
ら、被印刷物1の寸法に関わらず被印刷物1の中心とス
クリーン版26の中心、つまり、スキージ(図示せず)
の中心が一致するように可動できるので、印刷時に被印
刷物1に加わるスキージ(図示せず)の圧力が均衡にな
り、安定した高精度な印刷が可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記した構成により、手前基準
のローダー部とアンローダー部が、中心搬送基準のステ
ージ部に対して、ステージ部の被印刷物の中心とローダ
ー部,アンローダー部の被印刷物の中心が合うように可
動するか、もしくはローダー部及びアンローダー部と同
じ手前基準のステージ部が、ステージ部にある被印刷物
の中心とスクリーン版の中心に一致するように可動する
ことにより、スクリーン版の中心と印刷パターンの中心
を合わせることにより、ローダー及びアンローダー部の
搬送基準を前後工程のラインと同じ手前基準にしておき
ながら、被印刷物の寸法にかかわらず、被印刷物の中心
とスクリーンの中心、およびスキージの中心が一致する
ように印刷することができるので、印刷時に加わるスキ
ージの圧力が均一になり、安定した高精度印刷が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるスクリーン印刷
装置の要部概略平面図
【図2】(a)は本発明の第1の実施例における動作フ
ローステップ1を示す状態図 (b)は本発明の第1の実施例における動作フローステ
ップ2を示す状態図 (c)は本発明の第1の実施例における動作フローステ
ップ3を示す状態図 (d)は本発明の第1の実施例における動作フローステ
ップ4を示す状態図 (e)は本発明の第1の実施例における動作フローステ
ップ5を示す状態図
【図3】本発明の第2の実施例におけるスクリーン印刷
機用被印刷物搬送装置の要部概略平面図
【図4】(a)は本発明の第2の実施例における動作フ
ローステップ6を示す状態図 (b)は本発明の第2の実施例における動作フローステ
ップ7を示す状態図 (c)は本発明の第2の実施例における動作フローステ
ップ8を示す状態図 (d)は本発明の第2の実施例における動作フローステ
ップ9を示す状態図 (e)は本発明の第2の実施例における動作フローステ
ップ10を示す状態図
【図5】従来のスクリーン印刷機用被印刷物搬送装置の
要部概略平面図
【符号の説明】
1 被印刷物 11 駆動源 15b 制御装置 17,20 固定レール 18,21 可動レール 19,22,32,34 ロボット 23 ステージ部 24 ローダー部 25 アンローダー部 26 スクリーン版 27a,27b 可動レール 28 ボールネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 孝夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送幅が可変である一対の搬送ルートか
    らなる被印刷物の搬送手段と、前記被印刷物の位置決め
    手段を有するステージ部と、前記ステージ部と同様の搬
    送手段を有し、被印刷物を前記ステージ部へ供給するロ
    ーダー部と、前記ステージ部から排出するアンローダー
    部と、基板上の所定の箇所のみにクリーム半田を印刷す
    るための印刷パターンを有するスクリーン版を備えたス
    クリーン印刷機において、前記印刷パターンの中心が前
    記スクリーン版の中心と一致するように加工され、かつ
    その位置決め手段により、被印刷物と印刷パターンとが
    一致する位置にステージ部を配置し、前記ローダー部お
    よびアンローダー部の搬送レールの位置が、前記ステー
    ジ部の搬送レールと一致するように、前記ローダー部お
    よびアンローダー部の位置を搬送時の位置から往復移動
    可能にしたことを特徴とするスクリーン印刷機の被印刷
    物搬送装置。
  2. 【請求項2】 搬送幅が可変である一対の搬送レールと
    からなる被印刷物の搬送手段と、前記被印刷物の位置決
    め手段を有するステージ部と、前記ステージ部と同様の
    搬送手段を有し、被印刷物を前記ステージ部へ供給する
    ローダー部と、前記ステージ部と同様の搬送手段を有
    し、前記ステージ部から排出するアンローダー部と、基
    板上の所定の箇所のみにクリーム半田を印刷するための
    印刷パターンを有するスクリーン版を備えたスクリーン
    印刷機において、前記印刷パターンの中心が前記スクリ
    ーン版の中心と一致するように加工され、かつ被印刷物
    と印刷パターンとが一致する位置にステージ部の位置が
    搬送時の位置から往復移動可能にしたことを特徴とする
    スクリーン印刷機の被印刷物搬送装置。
JP32297492A 1992-12-02 1992-12-02 スクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置 Pending JPH06166166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32297492A JPH06166166A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 スクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32297492A JPH06166166A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 スクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06166166A true JPH06166166A (ja) 1994-06-14

Family

ID=18149733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32297492A Pending JPH06166166A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 スクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06166166A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012509598A (ja) * 2008-11-19 2012-04-19 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 表面実装技術処理設備における上下方向に分離されたパススルーコンベアシステムおよび方法
WO2012176229A1 (ja) * 2011-06-21 2012-12-27 ヤマハ発動機株式会社 スクリーン印刷装置
JP2014054831A (ja) * 2012-08-16 2014-03-27 Sony Corp スクリーン印刷装置、印刷物の製造方法及び基板の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012509598A (ja) * 2008-11-19 2012-04-19 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 表面実装技術処理設備における上下方向に分離されたパススルーコンベアシステムおよび方法
US8939076B2 (en) 2008-11-19 2015-01-27 Illinois Tool Works Inc. Vertically separated pass through conveyor system and method in surface mount technology process equipment
US9345147B2 (en) 2008-11-19 2016-05-17 Illinois Tool Works, Inc. Vertically separated pass through conveyor system and method in surface mount technology process equipment
WO2012176229A1 (ja) * 2011-06-21 2012-12-27 ヤマハ発動機株式会社 スクリーン印刷装置
US9475275B2 (en) 2011-06-21 2016-10-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Screen printing apparatus
US9688064B2 (en) 2011-06-21 2017-06-27 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Screen printing apparatus
JP2014054831A (ja) * 2012-08-16 2014-03-27 Sony Corp スクリーン印刷装置、印刷物の製造方法及び基板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6207220B1 (en) Dual track stencil/screen printer
US7293691B2 (en) Electronic substrate printing
JP3255783B2 (ja) スクリーン印刷機およびスクリーン印刷方法
JPH06166166A (ja) スクリーン印刷機用の被印刷物搬送装置
JP2000037846A (ja) ソルダペースト印刷機
WO2007074798A1 (ja) 基板処理装置への基板搬送方法
JP2003188599A (ja) 電子部品実装システム及び電子部品搭載機
JP3165289B2 (ja) 表面実装機
JP2000340992A (ja) 電子部品装着装置
JP4992871B2 (ja) 電子部品実装システム
JP2009302282A (ja) 電子部品実装用装置および電子部品実装用装置における基板搬送方法
JP2020100147A (ja) 対基板作業装置
JPH0557875A (ja) 基板位置決め方法
JPH0256989A (ja) スクリーン印刷方法及びスクリーン印刷機
JP4346174B2 (ja) 電子部品実装装置
JP3128405B2 (ja) 基板搬送装置
JP2001267794A (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
JP2773256B2 (ja) 電子部品実装方法
JP4130041B2 (ja) 部品実装機
JP3168896B2 (ja) 自動検査装置のレール幅自動調整方法およびその装置
JPH05246519A (ja) 基板搬送装置
JPH0823199A (ja) プリント基板支持装置
JP2002359496A (ja) 部品組立装置
JP2004193507A (ja) 電子部品実装装置
JP2811858B2 (ja) 電子部品実装用基板の転送装置