JPH0742522Y2 - 噴霧装置 - Google Patents

噴霧装置

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JPH0742522Y2
JPH0742522Y2 JP1990006260U JP626090U JPH0742522Y2 JP H0742522 Y2 JPH0742522 Y2 JP H0742522Y2 JP 1990006260 U JP1990006260 U JP 1990006260U JP 626090 U JP626090 U JP 626090U JP H0742522 Y2 JPH0742522 Y2 JP H0742522Y2
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JP
Japan
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conveyor
spraying
width
swinging
width adjusting
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Application number
JP1990006260U
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English (en)
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JPH0398962U (ja
Inventor
浩 畠山
伸芳 高橋
Original Assignee
アイワ株式会社
岩手アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、移動するコンベヤ上の電装部品等に塗料や
フラックスなどを噴霧する噴霧装置に関し、特に、コン
ベヤの幅とスプレーガンの揺動角を同期して変えること
ができる噴霧装置に関するものである。
「従来の技術」 移動するコンベヤ上の電装部品等に塗料やフラックスな
どを噴霧する噴霧装置は、一般的にドラムスプレータイ
プ、スプレーガン並列タイプ、首振りスプレーガンタイ
プ等があった。
ドラムスプレータイプは、第3図の概略図で示すよう
に、塗料ないしはフラックスなどの槽51に回転するメッ
シュドラム52を漬け、メッシュドラム52の中心部から圧
縮空気やガスを供給して、コンベヤ20,20間に載置され
たトレイやプリント配線板上の部品53に塗料やフラック
スなどを噴霧していた。
また、スプレーガン並列タイプは、第4図の概略図で示
すように、スプレーガン1を複数並設し、コンベヤ20,2
0間に載置されたトレイやプリント配線板上の部品53に
塗料やフラックスなどを噴霧していた。
さらに、首振りスプレーガンタイプは、第5図の概略図
で示すように、スプレーガン1をスイングしながらコン
ベヤ20,20上の部品53に塗料やフラックスなどを噴霧し
ていた。
「考案が解決しようとする課題」 以上、ドラムスプレータイプ、スプレーガン並列タイ
プ、首振りスプレーガンタイプの何れのタイプであって
も、コンベヤ幅が固定されているために、例えば、中央
部にしかスプレーする部品がないときでも、全面的に噴
霧塗布作業が行なわれていた。
このように、全面的に噴霧することは不経済であると共
に、駆動部および装置を汚したり、作業環境の悪化を増
長させる結果となっていた。また、塗布範囲を調整する
には、手間および時間のロスが大きかった。
この考案は、上記のような点に鑑みなされたもので、コ
ンベヤ幅の調整と塗布範囲の調整が同期してできる噴霧
装置の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上述の課題を解決するため、この考案においては、走行
するコンベヤ上の部品に塗料やフラックスなどの噴霧物
を噴霧する噴霧装置において、前記コンベヤ上の部品に
対して噴霧物を噴霧する噴霧手段と、前記コンベヤの幅
を変化させるコンベヤ幅調整手段と、前記コンベヤ幅調
整手段と連動して前記噴霧手段の位置を前記コンベヤの
幅方向のほぼ中央に位置させる同期手段と、前記噴霧手
段を揺動させて噴霧方向を前記コンベヤの幅方向に揺動
させると共に、前記コンベヤ幅調整手段と連動して前記
噴霧手段の揺動角を変化させる揺動手段とを有すること
を特徴とするものである。
「作用」 第1図および第2図で示す実施例において、幅調整用モ
ータ24の駆動によって幅調整板19が移動してコンベヤ20
の幅が変化すると同時に、幅調整板19と駆動部と連絡さ
れているスライドベース3が幅調整板19の1/2だけ追従
し、スライドベース3上に軸承されているスプレーガン
1がコンベヤ20の中心に移動する。
また、スライドベース3が移動することにより、ワイヤ
15に吊持されているスイング用モータ10の高さが変化し
て、スプレーガン1の揺動角が変化する。
「実施例」 続いて、この考案に係る噴霧装置の実施の一例につい
て、第1図および第2図を参照して詳細に説明する。
第1図において、スプレーガン1は、スイングパイプ2
の先端に連結され、スイングパイプ2によって首振り運
動しながら塗料やフラックスなどを噴霧する構造になっ
ている。
スイングパイプ2は、スライドベース3上の軸受4,4に
回転自在な状態で軸承され、基端に連結したスイングア
ーム5によって一定範囲角内で往復運動をする。
スライドベース3は、四隅に立設したプレート6でシャ
フト7,7に吊持されると共に、ドライブスクリュー8に
螺合したリードプレート9によって横方向に移動する。
スイングアーム5は、上下方向に穿設されたスライド溝
51がスイング用モータ10に固定された旋回アーム11と係
合し、スイング用モータ10の回転に従い、スイングパイ
プ2を支点として往復揺動する。
前後に並設されたシャフト7は、サイドプレート12,12
に架設され、スライドベース3を摺動自在に吊持する。
ドライブスクリュー8は、一方の側方でスプロケット13
が楔着される共に、両端でサイドプレート12,12に回転
自在な状態で軸架され、スプロケット13の回転に従って
スライドベース3を移動させる。
スイング用モータ10は、一端が一方の側板12に固定され
スライドベース3上のプーリ14(第2図参照)を通した
ワイヤ15に吊持され、スライドベース3の移動に従って
昇降する。そして、このスイング用モータ10は、スライ
ドベース3に吊設された四本のガイドバー28によって横
振れしないようになっている。
スプロケット13は、チェーン16によってスクリュー17に
楔着したスプロケット18に連絡され、スプロケット18の
回転が1/2に減速されて伝達される。
スクリュー17は、サイドプレート12,12に両端が回転自
在に軸架され、幅調整板19の一方と螺合し、コンベヤ2
0,20間の使用幅を調整する。
また、このスクリュー17には、スプロケット27が楔着さ
れている。
スプロケット27は、チェーン21によってスクリュー22に
楔着したスプロケット23に連絡され、回転が伝達され
る。
スクリュー22は、サイドプレート12,12に回転自在に軸
架されると共に、第1図で示すように、幅調整板19の一
方と螺合し、一方のサイドプレート12から突出して幅調
整用モータ24に連結されている。
幅調整板19および一方のサイドプレート12の内側には、
コンベヤ20の駆動伝達機構25(一部のみ図示)が沿設さ
れている。
また、駆動伝達機構25は、コンベヤ駆動用のモータ26か
らサイドプレート12,12に軸架されたシャフト29によっ
て回転が伝達される。
さらに詳しく説明すると、コンベヤ20は、シャフト29に
回転および摺動自在に軸支された駆動プーリ31と、テン
ションプーリ32、進行側のプーリ(図示しない)と、プ
ーリ33およびテンションプーリ34にエンドレスな状態で
張装され、モータ26の反時計方向の回転に従って進行す
る。
上記の実施例において、幅調整用モータ24を回転させる
と、スクリュー22→スプロケット23→チェーン21→スプ
ロケット27→スクリュー17と回転が順次伝達され、スク
リュー22およびスクリュー17と各螺合している幅調整板
19を移動させる。
これと同時に、スクリュー17の回転が同軸上のスプロケ
ット18→チェーン16→スプロケット13→ドライブスクリ
ュー8と順次伝達され、ドライブスクリュー8に螺合し
ているスライドベース3をコンベヤ20の中心側へ移動さ
せる。
このスライドベース3の移動量は、スプロケット18の回
転がスプロケット13に半減して伝達される。
また、スライドベース3の移動に伴って、ワイヤ15に吊
持されているスイング用モータ10の高さが変化して、ス
ライドベース3上に軸承されているスプレーガン1の揺
動角が変化する。
なお、この噴霧装置は、塗料やフラックスなどの噴霧に
限らず、ラインコンベヤで送られてくる物品に対する殺
菌、消毒のために薬液噴霧用としても使用できる。
「考案の効果」 以上のように、この考案に係る噴霧装置は、コンベヤ幅
を可変とすると共に、そのコンベヤ幅に対応して塗料や
フラックスなどの塗布範囲を自動的に変更するものであ
る。
したがって、薬液、塗料やフラックスなどを塗布する部
品に応じて噴霧が行なわれるので、薬液、塗料やフラッ
クスなどに無駄がなく経済的であり、駆動部や装置を汚
すことなく、且つ作業環境の悪化を抑制することができ
る。さらに、塗布範囲の調整のための手間および時間の
ロスがなく、効率的な作業が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る噴霧装置の一部破断斜視図、第
2図は拡大正面図、第3図〜第5図は従来例の概略図で
ある。 1……スプレーガン 2……スイングパイプ 3……スライドベース 5……スイングアーム 8……ドライブスクリュー 10……スイング用モータ 19……幅調整板 24……幅調整用モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するコンベア上の部品に塗料やフラッ
    クスなどの噴霧物を噴霧する噴霧装置において、 前記コンベア上の部品に対して噴霧物を噴霧する噴霧手
    段と、 前記コンベアの幅を変化させるコンベア幅調整手段と、 前記コンベア幅調整手段と連動して前記噴霧手段の位置
    を前記コンベアの幅方向のほぼ中央に位置させる同期手
    段と、 前記噴霧手段を揺動させて噴霧方向を前記コンベアの幅
    方向に揺動させると共に、前記コンベア幅調整手段と連
    動して前記噴霧手段の揺動角を変化させる揺動手段と を有することを特徴とする噴霧装置。
JP1990006260U 1990-01-26 1990-01-26 噴霧装置 Expired - Lifetime JPH0742522Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990006260U JPH0742522Y2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 噴霧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990006260U JPH0742522Y2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 噴霧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0398962U JPH0398962U (ja) 1991-10-15
JPH0742522Y2 true JPH0742522Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31509937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990006260U Expired - Lifetime JPH0742522Y2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 噴霧装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0742522Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01192608A (ja) * 1988-01-25 1989-08-02 Uematsu Shokai:Kk 幅調整式フリーフローコンベア装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0398962U (ja) 1991-10-15

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