JP2008303636A - フューエルリッドアクチュエータ - Google Patents

フューエルリッドアクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008303636A
JP2008303636A JP2007152724A JP2007152724A JP2008303636A JP 2008303636 A JP2008303636 A JP 2008303636A JP 2007152724 A JP2007152724 A JP 2007152724A JP 2007152724 A JP2007152724 A JP 2007152724A JP 2008303636 A JP2008303636 A JP 2008303636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
fuel lid
housing
actuator
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007152724A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Ishihara
博稔 石原
Chiharu Azuma
千晴 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hi Lex Corp
Original Assignee
Hi Lex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hi Lex Corp filed Critical Hi Lex Corp
Priority to JP2007152724A priority Critical patent/JP2008303636A/ja
Publication of JP2008303636A publication Critical patent/JP2008303636A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】オープナータイプとロックタイプとを兼用することができるアクチュエータを提供することである。
【解決手段】電動モータが発生した回転トルクが、トルク伝達手段と、回転運動を往復直線運動に変換する手段とを介して往復直線運動として伝達された移動子と、該移動子をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路と、前記移動子を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部が設けられたハウジングと、前記ハウジングの通路の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ弾性部材を収容する弾性部材収容部とからなり、前記弾性部材収容部が前記ハウジングおよび/または移動子のいずれかに設けられ、前記付勢部材収容部に突出部を有する付勢部材が収容されているか、または前記弾性部材収容部に弾性部材が収容されているかのいずれかであることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明はフューエルリッドアクチュエータに関する。
従来、フューエルリッドの開閉機構は、運転席下に設けられたレバーとフューエルリッドとの間がコントロールケーブルで連結されており、レバーを引くことによって、コントロールケーブルのインナーケーブルが操作されると、インナーケーブルの端末に固着されたロッドとフューエルリッドとの係合が外れ、フューエルリッドに設けられたバネの付勢力によってフューエルリッドが開放されるというものであった。
また、特許文献1には、アッパーケースとロアケースとで構成されてなるケースと、モータのアーマチュア軸に結合されたウォーム軸と、ケースに回転可能に支持されていてウォーム軸に噛合され、ウォーム軸の回転により回動するセクタと、ケースに支持されていてセクタに連結され、セクタの回動によりフューエルリッドを解錠するロックオフ位置まで直線的に駆動される出力ロッドと、フューエルリッドを施錠するロックオン位置に出力ロッドを付勢する戻しばねと、出力ロッドの一部に一体的にして取付けられ、出力ロッドが、戻しばねによりロックオン位置に付勢される際、および、ロックオフ位置に駆動される際に、ケースに衝突する衝撃吸収用ダンパを備え、モータが回転している間のみ出力ロッドをロックオフ位置へ移動させる、いわゆるオープナータイプのフューエルリッドアクチュエータが開示されている。
特許文献1のフューエルリッド用アクチュエータは、出力ロッドがロックオフ位置まで作動したときに発生する衝撃力を、出力ロッドに取り付けられた衝撃吸収用ダンパのみで吸収する構造であり、衝撃吸収用ダンパで出力ロッドの作動ストロークを規制している構造であるため、ダンパの形状を、より衝撃吸収性能が向上する形状に変更することができないこと、また、衝撃を1つのダンパでは充分に吸収することができないことから、アクチュエータ故障の一因となるという問題がある。
この問題を解決するものとして、特許文献2に記載された発明が知られている。特許文献2記載の発明の目的は、オープナータイプのフューエルリッド用アクチュエータにおける衝撃力を吸収するダンパの形状を変更することなく、出力ロッドがロックオフ位置まで駆動したときに発生する衝撃力を2つのダンパで効果的に吸収することで、フューエルリッド用アクチュエータの耐久性を、簡易な構成で向上させることである。
そして、特許文献2記載の発明は、この目的を達成するため、ケースと、該ケースに収容され通電により回転するアーマチュア軸をもつモータと、該アーマチュア軸に結合されたウォームギアと、上記ケースに回動自在に支持されていて上記ウォームギアに噛合され、該ウォームギアの回転により回動するセクタギアと、上記ケースに摺動自在に支持されていて該セクタギアの回動によりフューエルリッドが施錠されるロックオン位置から解錠されるロックオフ位置まで直線的に駆動される出力ロッドと、上記出力ロッドに取り付けられ、該出力ロッドがロックオフ位置に駆動される際に上記ケースに設けた第1のストッパに衝突して圧縮され衝撃力を吸収するメインダンパとを備えたフューエルリッド用アクチュエータにおいて、上記出力ロッドの、上記メインダンパ取付位置とは離間した位置にサブダンパを取り付け、該サブダンパは、上記出力ロッドがロックオフ位置まで駆動される過程において、上記メインダンパが充分に圧縮される前に上記ケースに設けた第2のストッパに衝突して圧縮され該衝撃力の一部を吸収するように構成されていることを構成上の特徴としている。
特許文献2記載の発明は、このように構成することで、フューエルリッド用アクチュエータにおける衝撃力を吸収するダンパの形状を変更することなく、出力ロッドがロックオフ位置まで駆動したときに発生する衝撃力を2つのダンパで効果的に吸収することができるので、この種のアクチュエータの耐久性を向上させている。
そして、衝撃吸収性能の向上の観点から、上記サブダンパが断面形状が略X字状の弾性材からなるリング体で形成されることが提案されている。
さらに、特許文献2では、上記メインダンパを、ゴムを素材とした弾性材で成型して略矩形状となし、該メインダンパを、一方の側面に突設された上記ケースに設けた第3のストッパに衝突可能な半円柱形状をなす一対の第1の緩衝突部と、他方の側面に突設され上記ケースの上記第1のストッパに衝突可能な半円柱形状をなす一対の第2の緩衝突部とを一体に備えて構成することも提案されている。
このように構成すると、上記出力ロッドがロックオン位置からロックオフ位置まで駆動される過程において、上記メインダンパの上記一対の第2の緩衝突部が上記ケースの第1のストッパに衝突し始め、該メインダンパが徐々に圧縮される過程で上記サブダンパが上記ケースの第2のストッパに衝突し、該サブダンパが充分に圧縮されると、上記メインダンパも圧縮されるとしている。
なお、このように出力ロッドがロックオン位置、ロックオフ位置で保持されるフューエルリッドアクチュエータが、いわゆるロックタイプである。
また、特許文献3には、供給される制御信号に応じて正逆回転するモータと、このモータの回転軸に設けられたウォームギヤと、このウォームギヤと噛合し、一部に駆動用の衝接部を有するウォームホィールと、このウォームホィールと同軸的に配置され、その一部に上記ウォームホィールに設けてある駆動用の衝接部と衝接する従動用の衝接部を有し、上記両衝接部を介して上記ウォームホィールの回転力を受けて回転する如く設けられたピニオンと、このピニオンと噛合するラック部を一端部位に有し、上記ピニオンの回転に伴って前記モータ軸と平行な移動軸方向へ変移駆動され、他端部位でドアロック用ラッチ機構を作動させる出力軸と、この出力軸が前記ピニオンの正逆回転に伴って、移動軸方向に沿った第1方向または第2方向への移動を完了した後、前記ウォームホィールを初期位置に戻して前記駆動用の衝接部と従動用の衝接部との衝接状態を解除する手段とから構成されている。
特開2001−65215号公報 特開2003−239596号公報 特開平5−86761号公報
叙上の従来のフューエルリッドアクチュエータ(以下、単にアクチュエータという)は、オープナータイプとロックタイプを別々に製作する必要があるため、コスト高となる問題がある。
本発明は、オープナータイプとロックタイプとを兼用することができるアクチュエータを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかわるアクチュエータは、電動モータが発生した回転トルクが、トルク伝達手段と、回転運動を往復直線運動に変換する手段とを介して往復直線運動として伝達された移動子と、
該移動子をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路と、
前記移動子を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部が設けられたハウジングと、
前記ハウジングの通路の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ弾性部材を収容する弾性部材収容部と
からなり、
前記弾性部材収容部が前記ハウジングおよび/または移動子のいずれかに設けられ、
前記弾性部材の一部を一時的に保持する弾性部材保持部が前記ハウジングおよび/または移動子の他方に設けられ、
前記付勢部材収容部に突出部を有する付勢部材が収容されているか、または前記弾性部材収容部に弾性部材が収容されているかのいずれかである
ことを特徴としている。
本発明の第2の態様にかかわるアクチュエータは、電動モータが発生した回転トルクが、トルク伝達手段と、回転運動を往復直線運動に変換する手段とを介して往復直線運動として伝達された移動子と、
該移動子をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路と、
前記移動子を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部が設けられたハウジングと、
前記ハウジングの通路の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ突出部を有する弾性部材を収容する弾性部材収容部と
からなり、
前記弾性部材収容部が前記ハウジングおよび/または移動子のいずれかに設けられ、
前記弾性部材の一部を一時的に保持する弾性部材保持部が前記ハウジングおよび/または移動子の他方に設けられ、
前記弾性部材収容部に弾性部材が嵌合されていることを特徴としている。
また、前記突出部がハウジングに固定された突起であり、当該突起が前記移動子の2箇所に設けられた凹所に係合されることが好ましい。
また、前記突出部が移動子に固定された突起であり、当該突起が前記ハウジングの通路内の2箇所に設けられた凹所に係合されることが好ましい。
また、前記突起がエラストマーからなるOリングであることが好ましい。
また、前記突起がエラストマーからなる中空体であることが好ましい。
また、前記中空体がチューブであることが好ましい。
本発明の第3の態様にかかわるアクチュエータは、電動モータが発生した回転トルクが、トルク伝達手段と、回転運動を往復直線運動に変換する手段とを介して往復直線運動として伝達された移動子と、
該移動子をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路と、
前記移動子を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部が設けられたハウジングと、
前記ハウジングの通路の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ突出部を有する弾性部材を収容する弾性部材収容部が前記ハウジングおよび/または移動子のいずれかに設けられ、
前記弾性部材の一部を一時的に保持する弾性部材保持部が前記ハウジングおよび/または移動子の他方に設けられ、
前記付勢部材収容部に付勢部材が嵌合されていることを特徴としている。
また、前記付勢部材がコイルバネであることが好ましい。
また、前記ハウジングに、車体への取り付け用のナットが回転自在に設けられてなることが好ましい。
本発明によれば、オープナータイプとロックタイプとを兼用することができるアクチュエータを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明のアクチュエータにかかわる一実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかわるアクチュエータを示す説明図、図2は本発明のアクチュエータを構成するナットの構造の一例を示す説明図、図3は本発明のアクチュエータを構成する回転運動を往復直線運動に変換する手段と移動子とを示す説明図、図4は本発明のアクチュエータを構成する移動子を示す説明図、図5は本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の一例を示す説明図、図6は本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の他の例を示す説明図、図7は本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の一例を示す説明図、図8は本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の他の例を示す説明図、図9は本発明の他の実施の形態にかかわるアクチュエータを示す説明図である。
実施の形態1
図1〜6を参照すると、本実施の形態にかかわるアクチュエータ1は、外部電源から配線Wを介して給電された電動モータMが発生した回転トルクが、モータMのトルク伝達手段(10、11、12、13、14)と、回転運動を往復直線運動に変換する手段(15、3R)とを介して往復直線運動として伝達された移動子3と、該移動子3をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路4と、前記移動子3を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部(2a、3f)と、車体への取り付け用のナット8が回転自在に設けられたハウジング2と、前記ハウジング2の通路4の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ弾性部材であるOリングを収容する弾性部材収容部2gとから構成されている。
本実施の形態では、前記付勢部材収容部(2a、3f)には、付勢部材が収容されていない。
本実施の形態では、トルク伝達手段(10、11、12、13、14)は、モータMの回転軸10に固定された歯車11と、歯車11と噛み合う大歯車12、大歯車12と同軸上かつ一体的に形成された小歯車13と、小歯車13と噛み合う最終段の歯車14とから構成されているが、かかる構成に限定されることはない。例えば、ウォームとウォームホイール、キーとキー溝、チェーン、ベルトなどの従来より公知のトルク伝達手段を部分的に適用することも可能である。
また、本実施の形態において、回転運動を往復直線運動に変換する手段(15、3R)は、前記最終段の歯車14と同軸上かつ一体的に形成されたピニオン15と、前記移動子3に刻設され、前記ピニオン15と噛み合うラック3Rとから構成されている。本実施の形態では、ラック3Rは移動子3に刻設されている(すなわち、ラック3Rは移動子3と一体的に形成されている)が、ラック3Rは移動子3と別体として構成することも可能であり、その場合、ラック3Rと移動子3とを接着、溶接などの従来より公知の固着手段により固着すればよい。
また、前記弾性部材収容部2gは、前記ハウジング2および/または移動子3のいずれかに設けられる。すなわち、図5に示されるように、ハウジング2に設けられた凹所2gを弾性部材収容部として機能せしめ、該凹所2gに予めOリング7を嵌め込んでおき、該Oリング7を挿通する移動子3に2つの環状溝(図5の参照符号3g2参照)を形成したもの、あるいは図6に示されるように、ハウジング2に設けられた2つの凹所2g1および2g2を弾性部材収容部として機能せしめ、移動子3に予めOリング7を固着したものが採用される。また、ハウジング2の構造は、図1に示されたもの(すなわち、移動子3を円周状に取り囲み、移動子3との対向面において円周状に凹所2gが形成された構造)に限定されることはない。たとえば、図7および8それぞれの(a)に示されるように、移動子3を上下から挟む構造であってもよい。その場合、前記ハウジング2の通路4の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ弾性部材として、Oリング7に代えて図7、8それぞれの(b)に示されるように、たとえば、チューブ7a(図7(b))や、断面略矩形状の基部Bと、その長手方向に形成された突条Pからなる棒状体7bが採用され得る。
図1、2、3を参照すると、前記ハウジング2の一端には、段部2eが設けられており、段部2eの両端面2bが、ナット8のフランジ部8fと爪8pとの間に回転可能に挟持されている。そして、ナット8のフランジ部8fには、車体に設けられた取り付け孔よりやや小さい取り付け凸部8aと、車体の取り付け孔付近の板厚とほぼ同じ寸法の取り付け凹部8bが穿設されており、取り付け孔に取り付け凸部8aを挿入し、ナット8を回転させることによって、車体に着脱自在に取り付けられる。
本実施の形態では、ナット8をハウジング2に回転可能に設け、車体の取り付け孔に対し車体の内側から回転させ取り付けているが、ナット8をハウジング2に設けずに、車体の取り付け孔に対し車体の外側から回転させ取り付けることもできる。
実施の形態2
図9を参照すると、本実施の形態にかかわるアクチュエータ1は、外部電源から配線Wを介して給電された電動モータMが発生した回転トルクが、モータMのトルク伝達手段(10、11、12、13、14)と、回転運動を往復直線運動に変換する手段(15、3R)とを介して往復直線運動として伝達された移動子3と、該移動子3をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路4と、前記移動子3を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部(2a、3f)と、車体への取り付け用のナット8が回転自在に設けられたハウジング2と、前記ハウジング2の通路4の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ弾性部材7を収容する弾性部材収容部2gとから構成されている。
本実施の形態では、付勢部材収容部(2a、3f)に付勢部材(コイルバネ)9などの従来より公知の付勢部材が収容されているが、前記弾性部材収容部2gには、前記実施の形態1のOリング7は収容されていない。本実施の形態では、付勢部材収容部(2a、3f)は、ハウジング2内の空間6と、該空間6に挿入された移動子3の鍔部3fと、ハウジング2の端面2aとによって画定される。
本実施の形態の場合も、トルク伝達手段(10、11、12、13、14)は、モータMの回転軸10に固定された歯車11と、歯車11と噛み合う大歯車12、大歯車12と同軸上かつ一体的に形成された小歯車13と、小歯車13と噛み合う最終段の歯車14とから構成されているが、かかる構成に限定されることはない。例えば、ウォームとウォームホイール、キーとキー溝、チェーン、ベルトなどの従来より公知のトルク伝達手段を部分的に適用することも可能である。
また、本実施の形態においても、回転運動を往復直線運動に変換する手段(15、3R)は、前記歯車14と同軸上かつ一体的に形成されたピニオン15と、前記移動子3に刻設され、前記ピニオン15と噛み合うラック3Rとから構成されている。本実施の形態では、ラック3Rは移動子3に刻設されている(すなわち、ラック3Rは移動子3と一体的に形成されている)が、ラック3Rは移動子3と別体として構成することも可能であり、その場合、ラック3Rと移動子3とを接着、溶接などの従来より公知の固着手段により固着すればよい。
本発明の一実施の形態にかかわるアクチュエータを示す説明図である。 本発明のアクチュエータを構成するナットの構造の一例を示す説明図である。 本発明のアクチュエータを構成する回転運動を往復直線運動に変換する手段と移動子とを示す説明図である。 本発明のアクチュエータを構成する移動子を示す説明図である。 本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の一例を示す説明図である。 本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の他の例を示す説明図である。 本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の一例を示す説明図である。 本発明のアクチュエータを構成する弾性部材を収容する弾性部材収容部と弾性部材の他の例を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態にかかわるアクチュエータを示す説明図である。
符号の説明
1 アクチュエータ
2 移動子
3 ハウジング
4 通路
6 空間
7 弾性部材
8 ナット

Claims (10)

  1. 電動モータが発生した回転トルクが、トルク伝達手段と、回転運動を往復直線運動に変換する手段とを介して往復直線運動として伝達された移動子と、
    該移動子をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路と、
    前記移動子を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングの通路の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ突出部を有する弾性部材を収容する弾性部材収容部と
    からなり、
    前記弾性部材収容部が前記ハウジングおよび/または移動子のいずれか一方に設けられ、
    前記弾性部材の一部を一時的に保持する弾性部材保持部が前記ハウジングおよび/または移動子の他方に設けられ、
    前記付勢部材収容部に突出部を有する付勢部材が収容されているか、前記ハウジングおよび/または移動子のいずれかの前記弾性部材収容部に弾性部材が収容されているかのいずれかであることを特徴とするフューエルリッド用アクチュエータ。
  2. 電動モータが発生した回転トルクが、トルク伝達手段と、回転運動を往復直線運動に変換する手段とを介して往復直線運動として伝達された移動子と、
    該移動子をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路と、
    前記移動子を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングの通路の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ突出部を有する弾性部材を収容する弾性部材収容部と
    からなり、
    前記弾性部材収容部が前記ハウジングおよび/または移動子のいずれか一方に設けられ、
    前記弾性部材の一部を一時的に保持する弾性部材保持部が前記ハウジングおよび/または移動子の他方に設けられ、
    前記弾性部材収容部に弾性部材が収容されていることを特徴とするフューエルリッド用アクチュエータ。
  3. 前記突出部がハウジングに固定された突起であり、当該突起が前記移動子の2箇所に設けられた凹所に係合される請求項1または2記載のアクチュエータ。
  4. 前記突出部が移動子に固定された突起であり、当該突起が前記ハウジングの通路内の2箇所に設けられた凹所に係合される請求項1または2記載のアクチュエータ。
  5. 前記突起がエラストマーからなるOリングである請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  6. 前記突起がエラストマーからなる中空体である請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  7. 前記中空体がチューブである請求項6記載のアクチュエータ。
  8. 電動モータが発生した回転トルクが、トルク伝達手段と、回転運動を往復直線運動に変換する手段とを介して往復直線運動として伝達された移動子と、
    該移動子をフューエルリッドを解錠するフューエルリッドの開放位置とフューエルリッドを施錠するフューエルリッドの閉鎖位置との間を往復移動可能に受け入れる通路と、
    前記移動子を前記フューエルリッドの閉鎖位置に付勢するための付勢部材を収容する付勢部材収容部が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングの通路の少なくとも1箇所で部分的に塞ぐ突出部を有する弾性部材を収容する弾性部材収容部とからなり、前記弾性部材収容部が前記ハウジングおよび/または移動子のいずれか一方に設けられ、
    前記弾性部材の一部を一時的に保持する弾性部材保持部が前記ハウジングおよび/または移動子の他方に設けられ、
    前記付勢部材収容部に付勢部材が収容されていることを特徴とするフューエルリッド用アクチュエータ。
  9. 前記付勢部材がコイルバネである請求項8記載のアクチュエータ。
  10. 前記ハウジングに、車体への取り付け用のナットが回転自在に設けられてなる請求項1〜9のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
JP2007152724A 2007-06-08 2007-06-08 フューエルリッドアクチュエータ Pending JP2008303636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007152724A JP2008303636A (ja) 2007-06-08 2007-06-08 フューエルリッドアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007152724A JP2008303636A (ja) 2007-06-08 2007-06-08 フューエルリッドアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008303636A true JP2008303636A (ja) 2008-12-18

Family

ID=40232601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007152724A Pending JP2008303636A (ja) 2007-06-08 2007-06-08 フューエルリッドアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008303636A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011231555A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Hi-Lex Corporation フューエルリッドアクチュエータ
JP2012030750A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Mitsubishi Motors Corp ロック装置
JP2015203274A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社アンセイ 車両用可動体保持装置
EP3081729A1 (en) 2015-03-30 2016-10-19 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Lid lock device
JP2017154670A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 株式会社城南製作所 フューエルリッド用アクチュエータ
JP2018008690A (ja) * 2013-12-02 2018-01-18 株式会社ニフコ リッド装置
JP2019023393A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 株式会社城南製作所 車両用リッドロック装置
CN109930926A (zh) * 2017-12-15 2019-06-25 株式会社有信 盖开闭装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06212845A (ja) * 1993-01-13 1994-08-02 Nippon Cable Syst Inc 車両開閉体のアクチュエータ
JP2006111078A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Shin Meiwa Ind Co Ltd ツイストロック装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06212845A (ja) * 1993-01-13 1994-08-02 Nippon Cable Syst Inc 車両開閉体のアクチュエータ
JP2006111078A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Shin Meiwa Ind Co Ltd ツイストロック装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011231555A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Hi-Lex Corporation フューエルリッドアクチュエータ
JP2012030750A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Mitsubishi Motors Corp ロック装置
JP2018008690A (ja) * 2013-12-02 2018-01-18 株式会社ニフコ リッド装置
US10328792B2 (en) 2013-12-02 2019-06-25 Nifco Inc. Lid device
JP2015203274A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社アンセイ 車両用可動体保持装置
EP3081729A1 (en) 2015-03-30 2016-10-19 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Lid lock device
US10385596B2 (en) 2015-03-30 2019-08-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Lid lock device
JP2017154670A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 株式会社城南製作所 フューエルリッド用アクチュエータ
JP2019023393A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 株式会社城南製作所 車両用リッドロック装置
CN109930926A (zh) * 2017-12-15 2019-06-25 株式会社有信 盖开闭装置
CN109930926B (zh) * 2017-12-15 2022-02-25 株式会社有信 盖开闭装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008303636A (ja) フューエルリッドアクチュエータ
JP4794403B2 (ja) ドアロック装置
JP4755528B2 (ja) 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置
WO2015083350A1 (ja) リッド装置
JP4473918B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP2011153431A (ja) 車両用ドアラッチ装置
WO2019016969A1 (ja) 車両ドアラッチ装置
US20100314890A1 (en) Power cinching striker
JP5520112B2 (ja) 車両用ロック装置、車両用リッドロック装置および車両用ドアロック装置
JP2020525684A (ja) 車両用ドアハンドルアセンブリ
JP2021042527A (ja) 車両用の蓋体開閉装置
JP2021031960A (ja) 車両用の蓋体開閉装置
US20210102412A1 (en) Vehicle door lock device
JP4821745B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP3761041B2 (ja) 電動アクチュエータ
JP3939083B2 (ja) アクチュエータ
JP6260028B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP4025976B2 (ja) フューエルフィラーリッドオープナー用アクチュエータ
JP3153474B2 (ja) アクチェエータ及びドアロック装置
JPH1037560A (ja) 錠止装置
JP2006316844A (ja) スプリングリターン式電動アクチュエータ
JP4755503B2 (ja) ドアラッチ用アクチュエータ
JP4239946B2 (ja) 車両用ステアリングシステム
JP2805576B2 (ja) ドアロック等のアクチュエータ
JP4546768B2 (ja) 自動車用ドアロック装置及びその製法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100519

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120821