JPH06212845A - 車両開閉体のアクチュエータ - Google Patents

車両開閉体のアクチュエータ

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JPH06212845A
JPH06212845A JP391293A JP391293A JPH06212845A JP H06212845 A JPH06212845 A JP H06212845A JP 391293 A JP391293 A JP 391293A JP 391293 A JP391293 A JP 391293A JP H06212845 A JPH06212845 A JP H06212845A
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rack plate
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勝義 中村
Hiroyuki Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ駆動部(モータ、ウォームギアなど)
を本体とワンタッチで着脱可能とすることにより、モー
タ駆動部の交換をカートリッジ交換方式とした、構造が
簡単で軽量かつコンパクトな車両開閉体のアクチュエー
タの提供。 【構成】 出力軸にウォームギア10が固着されたモー
タ4が収納されるモータケース5と、前記ウォームギア
10が噛合する減速機6およびラックプレート7が収容
されるギアケース8とがたがいにワンタッチで着脱しう
るように構成されており、前記減速機6が、前記ウォー
ムギア10が噛合するウォームホイール11と、ウォー
ムホイール11と一体に形成されかつラックプレート7
と噛合する小径の出力ギア12a、12bとから構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両開閉体のアクチュエ
ータに関する。さらに詳しくは、自動車のトランクリッ
ドやフューエルリッドのロック解除作動を別個に行なう
ための単一のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のトランクリッドおよび
フューエルリッドそれぞれのロックを解除するために、
単一のアクチュエータが用いられている。そのようなア
クチュエータとしては、たとえば図8に示すものがあげ
られる。
【0003】このアクチュエータ51は、ケーシング5
2内にラック部材53および2段の減速機54a、54
bが内蔵されたものであり、この減速機54a、54b
を介してモータ55の回転力がラック部材53のラック
56に伝達されるように構成されている。
【0004】ラック部材53の両側端にはそれぞれ、ト
ランクリッドのロック解除用のケーブル(以下、トラン
クケーブルという)57aとフューエルリッドのロック
解除用ケーブル(以下、フューエルケーブルという)5
7bとが係止されている。
【0005】モータ55を回転させることによりラック
部材53が左右いずれかに移動させられると、前記ケー
ブル57a、57bのうち一方が引かれてトランクリッ
ドまたはフューエルリッドのうちの一方が解除される。
このとき他方のケーブルは押されることはない。
【0006】なお、前記両ケーブル57a、57b共
に、その出力端側(トランクリッド側およびフューエル
リッド側)にそれぞれにロック装置用の一対のスプリン
グ58、59を備えており、モータが停止して、減速機
の拘束から解除されるとラック部材53を付勢して、こ
れをケーシング52の略中央部に復帰させ保持する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、叙上のごとく
構成された従来のアクチュエータ51は、駆動モータが
アクチュエータ51のケーシング52に内蔵されている
ため、モータの保守交換作業やハーネス結線のためには
アクチュエータ全体を分解しなければならず、多大な手
間を要する。また、大きさの異なる車両など、開閉体の
ロック解除に要する操作力が異なるばあい、出力の異な
るモータをそのつど取付けるためには、ケーシング自体
の改造や設計変更などの措置が必要となり、経済性や効
率面で問題となる。
【0008】さらに、複数の減速機54a、54bを用
いているので大型になり、広い収納スペースが必要であ
る。また、リッドのロックを解除したのち、前記スプリ
ングの張力により各ケーブル57a、57bが引かれて
ラック部材53はケーシング52の略中央部に戻ろうと
するが、叙上のごとく高い減速比の減速機54a、54
bと噛合しているので大きな伸張力のスプリングが必要
となる。
【0009】本発明ではかかる問題を解消し、モータ駆
動部(モータ、ウォームギアなど)を本体と分離可能と
して、モータ駆動部の交換をほぼワンタッチで行ないう
るカートリッジ交換方式とすることにより、容易に駆動
力を変更でき、かつコンパクトな車両開閉体のアクチュ
エータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の車両開閉体のア
クチュエータは、(a) ギアケースと、(b) 該ギ
アケースにほぼワンタッチで着脱しうるように取り付け
られる、モータを収容したモータケースと、(c) 前
記ギアケース内に収容され、かつたがいに同心状に一体
に形成されるウォームホィール、および小径出力ギアか
ら構成され、該ウォームホィールに前記モータの軸に固
着されたウォームギアが噛合してなる減速機と、(d)
前記小径出力ギアと噛合するラック部と、その中央部
に形成された両側端から一対のケーブルを係止しうる係
止溝とを有し、前記ギアケース内に前記ラック部の延設
方向に摺動しうるように収容されるラックプレートと、
(e) 該ラックプレートの両側部と、対応するギアケ
ース内部の両側部とのあいだに、それぞれに介在させら
れる一対のリターンスプリング、とからなり、前記モー
タケースが着脱自在であることを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明のアクチュエータは、そのモータケース
をギアケースに対してほぼワンタッチで着脱可能として
いるので、大きさの異なる車両など、操作力(ロック解
除力)を変える必要があるばあい、出力の異なるモータ
を備えたモータケースのバリエーションを何種類か用意
しておくことによって、モータ交換を容易に行なうこと
ができる。
【0012】また、モータの駆動軸に固着されたウォー
ムギアからウォームホイールを介して回転力を伝達する
構成とすることにより、ギアケースの上部にギアケース
とほぼ同厚のモータケースが載置されるようにした。そ
れによって無駄な空間がなくなり、小型化、簡素化が可
能となる。
【0013】また、モータの駆動力をラックプレートの
ラック部に伝達することにより、ギアケース内でラック
プレートを移動させ、それによって、左右に張られたケ
ーブルを引っ張り、ロックを解除して各リッドを開放さ
せることができる。なお、調整手段を設けることよって
ラックプレートのストローク量は外部から調整すること
ができる。
【0014】モータが停止すると、ラックプレートの左
右に設けられたリターンスプリングによってラックプレ
ートは作動前のギアケースの略中央部に戻され、さら
に、ラックプレートに形成された凹部と板ばねとが係合
することによってその位置に弾性的に保持される。ま
た、板ばねは、ラックプレートが移動するあいだ、ラッ
ク部を出力ギアに付勢してその噛合を確実ならしめる役
目もする。
【0015】さらに、ギアケースおよびラックプレート
に一対のスリットを設けることにより、ギアケースの外
部よりケーブルが挿入できる。
【0016】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明のアクチュ
エータを説明する。
【0017】図1は本発明のアクチュエータの一実施例
を車両に取り付けた状態を示す斜視図、図2は図1にお
けるアクチュエータの組立前斜視図、図3は図2のアク
チュエータの組立後におけるIII−III線断面図、
図4および図5はそれぞれラックプレートの作動を示す
説明図、図6はモータケースの着脱を示す説明図、図7
は本発明のアクチュエータの他の実施例を示す斜視図で
ある。
【0018】図1において、1はアクチュエータであ
り、自動車の車体におけるフューエルリッドF側のリヤ
フェンダー内部に取り付けられている。前記アクチュエ
ータ1の両端にはトランクリッドT側コントロールケー
ブル(以下、単にトランクケーブルという)2a、およ
びフューエルリッドF側ケーブル(以下、端にフューエ
ルケーブルという)2bの一端がそれぞれ取り付けられ
ている。前記トランクケーブル2aの他端は、トランク
リッドのフックが係合する係合ロッド(図示せず)に係
止されており、またフューエルケーブル2bの他端は、
フューエルリッドのフックが係合する係合ロッドに(図
示せず)係止されている。
【0019】そこで、たとえばトランクリッドを開けた
いばあいには、運転席のコンソールパネルなどに取り付
けられたスイッチ3を操作する。すると、アクチュエー
タ1に取り付けられたトランクケーブル2aが引かれ
て、トランクリッドTのロックロッドの係合が解除さ
れ、トランクリッドTが開放される。フューエルリッド
Fも同様の操作で開放することができる。
【0020】図2〜6にはアクチュエータ1の構成が詳
細に示されている。
【0021】図2に示すごとく、アクチュエータ1は駆
動用モータ4が収容固定されたモータケース5と、減速
機6およびラックプレート7が収容されたギアケース8
と、蓋体9とから構成されている。そしてモータケース
5はギアケース8の上部に連結される。なお、前記モー
タ4の駆動軸にはウォームギア10が固着されている。
【0022】減速機6は、前記モータ4のウォームギア
10と噛合する大径ウォームホイール11と、ウォーム
ホイール11の両側面に同軸かつ一体に形成された一対
の小径の出力ギア12a、12bとから構成されてい
る。したがって、モータ4はその軸がウォームホイール
11の面内にあるように配置されることとなる。そして
前記ウォームホイール11と出力ギア12a、12bと
は、支軸13によって貫挿されたうえで、止メ輪13a
によって固定されている。なお、支軸13は、その一端
にローレット加工による廻り止め14が施され、ギアケ
ース8に穿設された支持孔15に固着されている。
【0023】ラックプレート7は、ギアケース8内の前
記減速機6の下方に、前記両ケーブル2a、2bが押引
き駆動される方向に移動自在に配設されている。そし
て、図3に示すごとくラックプレート7の上面には、前
記一対の出力ギア12a、12bとそれぞれ噛合する、
たがいに平行な一対のラック部16a、16bが形成さ
れ、その一対のラック部16a、16b同士のあいだに
は前記ウォームホイール11が回転通過する溝17が形
成されている。なお、本発明においてはとくに出力ギア
およびラックプレートのラック部がそれぞれ一対である
ように限定されることはなく、共に1個であってもよ
い。しかし、出力ギアとラックプレートとの確実な噛合
がなされ、かつ無駄なスペースが生じない点で本実施例
のごとく一対であるのが好ましい。
【0024】そして、図1および図6に示すごとく、前
記モータケース5の下端の両側縁には突条18が形成さ
れ、ギアケース8の上端の両側縁には前記突条18が係
合しうるレール19が形成されている。それによって、
図6に示すごとく、両ケース5、8をたがいにウォーム
ホイール11の支軸13方向(矢印C方向)にスライド
させ、連結することができる。このようにスライド式に
連絡させるばあい、スライドさせつつウォームギア10
とウォームホイール11とを容易に噛合させることがで
きる。また、後述(図7参照)するスナップフィット式
にしたばあいでも、ウォームギア10とウォームホイー
ル11とを同時に噛合させつつ両ケース5、8を容易に
連結することができる。なお、蓋体9はネジなどによっ
て両ケース5、8に取り付けられる。
【0025】また、ウォームホイール11はラックプレ
ート7の溝17に挿通され、モータ4はウォームホイー
ル11の真上に配置されるため、アクチュエータ1内部
に無駄なスペースがほとんど生じない。言い替えればア
クチュエータ1全体がきわめてコンパクトに仕上がるの
である。
【0026】つぎに、ラックプレート7に関連して、ケ
ーブル用係止溝20、リターンスプリング21a、21
b、ケーブルストローク調整手段22、板ばね23につ
いて説明する。
【0027】図2に示すごとくラックプレート7の中央
部には長円状の係止溝20が設けられている。この係止
溝20には、ケーブル2a、2bそれぞれの端末に固着
された係止突起24a、24bが挿入される。それによ
り、ラックプレート7が移動したばあいケーブル2a、
2bが引っ張られるのである。
【0028】ラックプレート7における係止溝20が設
けられている面の裏側には、図5(a)に示すごとく左
右対称に、圧縮コイルばねからなるリターンスプリング
21a、21bをギアケース8の内側面との間に支持す
る長溝25が設けられている。このリターンスプリング
21a、21bは、モータ4が停止したときに、ラック
プレート7を元の位置、つまりギアケース8のほぼ中央
部に復帰させるものである。なお、本実施例ではリター
ンスプリング21a、21bはあらかじめ圧縮されて組
み込まれているが、コイルばねを自由長の状態で組み込
んでも同様の作用を奏しうる。
【0029】調整手段22は、ラックプレート7の移動
ストロークを、ギアケースの外部から調整するもので、
ボルト26にロックナット27が螺入され、その先端に
図5に示される、ゴムなどからなる緩衝部材28が取り
付けられている。外部からロックナット27をスパナ等
で回してやることにより、緩衝部材28の位置を自由に
設定し、ラックプレート7の移動ストロークを規制して
ストローク量を調節できる。つまり、ケーブル2a,2
bの引っ張り量を外部から調整できる。
【0030】板ばね23は、ギアケース8の底面とラッ
クプレート7の裏面とのあいだに介在させられる。ま
た、図4(a)に示されるように、ラックプレート7の
裏面略中央部には、円弧状の凹部29が形成されてお
り、板ばね23と凹部29とが係合することによって、
ラックプレート7をギアケース8の略中央位置に係止さ
せる。また、図4(b)に示されるように、ラックプレ
ート7が左右どちらかに移動しているときは、板ばね2
3は、その付勢力でラックプレート7を押し上げ、ラッ
ク部16a、16bを出力ギア12a、12bにより強
力に付勢する。
【0031】前述のラックプレート7の作動を図4およ
び図5に基づいて説明する。図4(a)に示されるよう
に、通常の状態ではラックプレート7はギアケース8の
略中央に、板ばね23と凹部29とによって係止されて
いる。そこで、図1の運転席のコンソールパネルなどに
取り付けられたスイッチ3を操作してたとえばフュール
リッドFを開けようとすると、まず、モータ4が駆動し
てウォームギア10を矢印A方向に回転させ、減速機6
を介してラックプレート7を矢印B方向に移動させる。
すると、フュールケーブル2bは、矢印B方向に引っ張
られ、フュールリッドFの止め金を外すが、図4(b)
に示すように、トランクケーブル2a先端の係止突起2
4aは同じ位置にとどまり、トランクリッドTのロック
が不用意に解錠されることがない。また、図4(b)の
位置にラックプレート7が移動しているとき、図5
(b)に示すように、緩衝部材28が長溝25の端面2
5aに当接してラックプレート7のストローク量を規制
している。そして、モータ4が停止すると、モータ4の
駆動軸はフリーとなるので、ラックプレート7も拘束さ
れず、リターンスプリング21aの復元力によってラッ
クプレート16は、ギアケース4の略中央位置に復帰す
る。トランクリッドTを開けようとするときも同様で、
丁度左右逆の動作が行なわれる。
【0032】また、モータ4を交換したいときは、図6
に示されるように、蓋体9との接続ネジを外してモータ
ケース5のみをスライドさせて取り外し、新しいモータ
ケース(出力の異なるモータが収納されている)の取り
付けを行なえばよい。このとき、モータ4の駆動軸が軽
く回転するため、モータケース5をスライドさせること
により簡単にウォームギア10とウォームホィール11
とを噛合させることができる。
【0033】なお、図2および図6に示すごとく蓋体9
には、各ワイヤー2a、2bの先端部を横方向にアクチ
ュエータ1の外部から内部に挿通するためのスリット3
0a、30bが、前記ラックプレート7を組み込んだと
きの係止溝20と平行に穿設されている。またスリット
30a、30bのたがいに対向する端部にはケーブルの
係止突起24a、24bを挿入するための円形の係止突
起挿入孔31a、31bが設けられている。係止突起挿
入孔31a、31bは、ラックプレート7が中立位置に
あるとき係止溝20の両端の円弧部分と一致するように
設けられている。そのためケーブルを交換するばあい、
蓋体9を外す必要はなく、スリット30a、30bから
ワイヤー2a、2bを前記ラックプレート7の係止溝2
0に取り付ければ容易にケーブルの交換を行なうことが
できる。
【0034】つぎに、本発明のアクアチュエータの他の
実施例を図7より説明する。図7はスナップフィット式
のアクアチュエータ41の要部である。これはギアケー
ス42の両サイドに設けられた嵌着溝43に、モータケ
ース44の両端下部に設けられた鍵状突起45を嵌合さ
せて、ギアケース42にモータケース44を装着させる
ものである。
【0035】
【発明の効果】本発明のアクチュエータは、モータケー
スとギアケースを分離可能としているので、大きさの異
なる車両等において、必要とする作動力(ロック解除
力)を有するモータに交換したいときに、全体を設計変
更することなく、モータを収容しているモータケースを
取り替えるだけで簡単に交換がなされる。つまり、必要
とするモータに合わせて、何種類かのバリエーションを
用意しておくことだけで、多種類の車種に対応できるの
で非常に経済的である。
【0036】また、モータ周辺にありがちな無駄な空間
がなくなるよう減速機を配置したので、ギアケースの上
に、ギアケースと同厚のモータケースが載置される構成
となり、コンパクトな形状となった。
【0037】また、調整手段を備えれば、ケーブル引っ
張り量を外部から簡単に調整することができ、またギア
ケースにケーブル挿入用スリットを設ければアクチュエ
ータの外部よりケーブルが挿入できるので、ケーブルの
取り付け、取り外しを容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクチュエータの一実施例を車両に取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】図1におけるアクチュエータの組立前斜視図で
ある。
【図3】図2のアクチュエータの組立後におけるIII
−III線断面図である。
【図4】図2のラックプレートの作動を示す説明図であ
る。
【図5】図2のラックプレートの作動を示す説明図であ
る。
【図6】図1のモータケース7の着脱を示す説明図であ
る。
【図7】本発明のアクチュエータの他の実施例を示す斜
視図である。
【図8】従来のアクチュエータの一部切欠正面図であ
る。
【符号の説明】
1、41 アクチュエータ 2a トランクケーブル 2b フューエルケーブル 4 モータ 5、44 モータケース 6 減速機 7 ラックプレート 8、42 ギアケース 10 ウォームギア 11 ウォームホィール 12a、12b 出力ギア 16a、16b ラック部 17 溝 20 係止溝 21a、21b リターンスプリング 22 調整手段 23 板ばね 26 ボルト 27 ロックナット 28 緩衝部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) ギアケースと、(b) 該ギア
    ケースにほぼワンタッチで着脱しうるように取り付けら
    れる、モータを収容したモータケースと、(c) 前記
    ギアケース内に収容され、かつたがいに同心状に一体に
    形成されたウォームホィールおよび小径出力ギアから構
    成され、該ウォームホィールに前記モータの軸に固着さ
    れたウォームギアが噛合しうる減速機と、(d) 前記
    小径出力ギアと噛合するラック部と、その中央部に形成
    された両側端から一対のケーブルを係止しうる係止溝と
    を有し、前記ギアケース内に前記ラック部の延設方向に
    摺動しうるように収容されるラックプレートと、(e)
    該ラックプレートの両側部と対応するギアケース内部
    の両側部とのあいだに、それぞれに介在させられる一対
    のリターンスプリングとからなる車両開閉体のアクチュ
    エータ。
  2. 【請求項2】 前記ギアケースの両側端それぞれに、前
    記ラックプレートのストローク量をギアケース外部から
    調整しうる調整手段が設けられてなる請求項1記載のア
    クチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記調整手段がロックナット付のボルト
    であって、その先端に緩衝部材が設けられてなる請求項
    2記載のアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記ギアケースおよびラックプレート
    に、一対のケーブル挿入用のスリットが形成されてなる
    請求項1記載のアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記ラックプレート裏面とギアケース底
    面とのあいだに、前記ラック部を出力ギアに付勢するた
    めの板ばねが介在させられるとともに、前記ラックプレ
    ート裏面略中央部に凹部が設けられ、該凹部と前記板ば
    ねとが係合しうるよう構成されてなる請求項1記載のア
    クチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記小径出力ギアが前記ウォームホィー
    ルの両端面に一対設けられており、前記ラックプレート
    が、該一対の小径出力ギアが噛合する一対のラック部と
    前記一対のラック部のあいだに形成される前記ウォーム
    ホィールが挿通する股部とを有してなる請求項1記載の
    アクチュエータ。
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