JP2015203274A - 車両用可動体保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の使用状況に応じて、可動体を特定位置に保持したり、可動体の特定位置からの変位を可能としたりする操作性の自由度を高くすることができる車両用可動体保持装置を提供する。【解決手段】車両用可動体保持装置1は、ハウジング10と、出力ロッド20と、出力ロッド20を第1位置に向けて付勢する第1付勢手段61と、電動モータM1と、電動モータM1に駆動されることにより出力ロッド20を第1付勢力F1に抗して第1位置から第2位置に変位させる一方、電動モータM1が非給電とされることにより第1付勢力F1に屈して出力ロッド20が第1位置に変位することを許容する作動機構30と、出力ロッド20が第2位置に変位すれば第1付勢力F1に抗して出力ロッド20を第2位置に保持し、出力ロッド20を第2位置に保持する状態で解除操作を受けることにより出力ロッド20が第1位置に変位することを許容するラッチ機構40とを備える。【選択図】図10

Description

本発明は車両用可動体保持装置に関する。
特許文献1に従来の車両用可動体保持装置の例が開示されている。この車両用可動体保持装置は、車体に対して特定位置から変位可能に支持された可動体を特定位置に保持する。特許文献1では、可動体は、フューエルフィラーリッドであって、車体に設けられた給油用の開口部を特定位置において塞ぐ。
より詳しくは、車両用可動体保持装置は、ハウジングと出力ロッドと付勢手段と電動モータと作動機構とを備えている。
出力ロッドは、軸方向に往復動可能にハウジングに支持されている。出力ロッドは、軸方向の一端側の保持位置では可動体を特定位置に保持する一方、軸方向の他端側の非保持位置では可動体の特定位置からの変位を許容する。付勢手段は、ハウジングと出力ロッドとの間に設けられている。付勢手段は、出力ロッドを保持位置に向けて付勢する付勢力を発揮する。電動モータは、ハウジングに設けられている。電動モータは、給電によって駆動し、非給電によって従動可能となる。
作動機構は、ハウジングに設けられている。作動機構は、給電される電動モータに駆動されることにより、出力ロッドを付勢力に抗して保持位置から非保持位置に変位させる。その一方、作動機構は、電動モータが非給電とされることにより、付勢力に屈して出力ロッドが非保持位置から保持位置に変位することを許容する。
この車両用可動体保持装置では、出力ロッドは、電動モータへの給電が継続されている間、非保持位置に保持される。その後、電動モータが非給電とされることにより、出力ロッドは、付勢手段の付勢力によって、保持位置に復帰する。
特開2001−65215号公報
しかし、上記従来の車両用可動体保持装置では、例えば、車両が停止した状態で、可動体を特定位置から変位させ、特定位置に復帰させる操作を繰り返す状況等において、出力ロッドを非保持位置に継続的に保持することが求められる場合がある。このような場合、この車両用可動体保持装置では、電動モータへの給電を継続してなければならず、車両の主電源を落とすことができない。
つまり、上記従来の車両用可動体保持装置では、各種の使用状況に応じて、可動体を特定位置に保持したり、可動体の特定位置からの変位を可能としたりする操作性の自由度が低いという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、各種の使用状況に応じて、可動体を特定位置に保持したり、可動体の特定位置からの変位を可能としたりする操作性の自由度を高くすることができる車両用可動体保持装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用可動体保持装置は、車体に対して特定位置から変位可能に支持された可動体を前記特定位置に保持する車両用可動体保持装置において、
ハウジングと、
軸方向に往復動可能に前記ハウジングに支持され、前記軸方向の一端側の保持位置では前記可動体を前記特定位置に保持する一方、前記軸方向の他端側の非保持位置では前記可動体の前記特定位置からの変位を許容する出力ロッドと、
前記ハウジングと前記出力ロッドとの間に設けられ、前記出力ロッドを前記保持位置及び前記非保持位置の一方である第1位置に向けて付勢する第1付勢力を発揮する第1付勢手段と、
前記ハウジングに設けられ、給電によって駆動し、非給電によって従動可能となる電動モータと、
前記ハウジングに設けられ、給電される前記電動モータに駆動されることにより、前記出力ロッドを前記第1付勢力に抗して前記第1位置から前記保持位置及び前記非保持位置の他方である第2位置に変位させる一方、前記電動モータが非給電とされることにより、前記第1付勢力に屈して前記出力ロッドが前記第2位置から前記第1位置に変位することを許容する作動機構と、
前記ハウジングと前記出力ロッドとの間に設けられ、前記出力ロッドが前記第2位置に変位すれば、前記第1付勢力に抗して前記出力ロッドを前記第2位置に保持し、前記出力ロッドを前記第2位置に保持する状態で解除操作を受けることにより前記出力ロッドが前記第2位置から前記第1位置に変位することを許容するラッチ機構とを備えていることを特徴とする。
本発明の車両用可動体保持装置では、電動モータが非給電とされた状態で、第1付勢手段は、出力ロッドを第1位置に向けて付勢する第1付勢力を発揮し、作動機構は、第1付勢力に屈して出力ロッドが第2位置から第1位置に変位することを許容する。その結果、出力ロッドは、電動モータが非給電とされた状態で、第1位置に保持される。
その一方、この車両用可動体保持装置では、電動モータが給電されると、作動機構がその電動モータに駆動される。これにより、作動機構は、出力ロッドを第1付勢力に抗して第1位置から第2位置に変位させる。ラッチ機構は、出力ロッドが第2位置に変位すれば、第1付勢力に抗して出力ロッドを第2位置に保持する。つまり、本発明の車両用可動体保持装置では、電動モータへの給電が継続されているか否かにかかわらず、ラッチ機構によって、出力ロッドを第2位置に保持できる。
そして、ラッチ機構は、出力ロッドを第2位置に保持する状態で解除操作を受けることにより、出力ロッドが第2位置から第1位置に変位することを許容する。その結果、出力ロッドは、第1付勢手段の第1付勢力によって、第1位置に復帰する。
したがって、本発明の車両用可動体保持装置では、各種の使用状況に応じて、可動体を特定位置に保持したり、可動体の特定位置からの変位を可能としたりする操作性の自由度を高くすることができる。
解除操作は、電動モータが非給電とされた後、次に電動モータが給電されることによって作動機構がラッチ機構に対して行う自動解除操作、及びユーザが手動でラッチ機構に対して行う手動解除操作の少なくとも一方であることが望ましい。この場合、この車両用可動体保持装置では、自動解除操作及び手動解除操作の少なくとも一方により、出力ロッドを第1位置に確実に復帰させることができる。
ラッチ機構は、出力ロッドに形成された被係合部と、ハウジングに設けられ、出力ロッドが第2位置に変位すれば被係合部に係合するラッチ位置と、出力ロッドが第2位置から変位すれば被係合部に係合しなくなるアンラッチ位置との間で変位可能なフォークと、ハウジングに設けられ、フォークがラッチ位置からアンラッチ位置へ変化することをブロックするブロック位置と、フォークがラッチ位置からアンラッチ位置へ変化することを許容するアンブロック位置との間で変位可能なポールと、ポールをブロック位置に向けて付勢する第2付勢力を発揮する第2付勢手段と、ポールに設けられた解除部とを有していることが望ましい。電動モータは、給電されて正回転及び逆回転可能であることが望ましい。作動機構は、給電されて正回転する電動モータに駆動されることにより、出力ロッドを第1付勢力に抗して第1位置から第2位置に変位させることが望ましい。そして、自動解除操作は、給電されて逆回転する電動モータに駆動された作動機構が解除部に作用し、第2付勢力に抗してポールをアンブロック位置に変位させることが望ましい。この場合、この車両用可動体保持装置では、電動モータの逆回転によって、自動解除操作を容易に行うことができる。
ポールには、ユーザが手動でポールを変位させることが可能なポール操作部が設けられていることが望ましい。そして、手動解除操作は、ユーザが手動でポール操作部を操作し、第2付勢力に抗してポールをアンブロック位置に変位させることが望ましい。この構成によれば、電動モータが非給電とされた状態でも、ユーザが手動でポール操作部を操作して、ポールをアンブロック位置に変位させることで、第1付勢手段の第1付勢力によって出力ロッドを第1位置に変位させることができる。このため、この車両用可動体保持装置では、バッテリー上がり等の緊急時や整備作業時等における可動体の操作性が向上する。また、ユーザが手動でポール操作部を操作する際、ユーザは、第2付勢手段の第2付勢力に抗するだけでよく、ポール操作部を軽い力で操作できる。
出力ロッドには、ユーザが手動で第1付勢力に抗して出力ロッドを第2位置に変位させることが可能な出力ロッド操作部が設けられていることが望ましい。この構成によれば、ユーザが手動で出力ロッド操作部を操作することで、電動モータが非給電とされた状態でも、出力ロッドを第2位置に変位させることができる。このため、この車両用可動体保持装置では、バッテリー上がり等の緊急時や整備作業時等における可動体の操作性が向上する。また、この車両用可動体保持装置では、電動モータ及び作動機構は、出力ロッドに直結されていない。このため、ユーザが手動で出力ロッド操作部を操作する際、電動モータ及び作動機構は、出力ロッドに対して抵抗として作用し難い。このため、ユーザは、第1付勢手段の第1付勢力に抗して出力ロッドを変位させるだけでよく、出力ロッド操作部を軽い力で操作できる。
可動体は、車体に設けられた開口部を特定位置において塞ぐ蓋体であることが望ましい。そして、第1位置は保持位置であり、第2位置は非保持位置であることが望ましい。この場合、例えば、可動体は、給油用又は充電用の開口部を塞ぐリッドとして具体化され、本発明の車両用可動体保持装置は、リッドロック装置として具体化される。
ハウジングは、少なくとも電動モータを収容する収容空間が内部に形成された第1ハウジングを有していることが望ましい。作動機構は、収容空間内に収容される内部作動機構と、収容空間内で内部作動機構に連結され、第1ハウジングの外部に突出する伝達軸と、第1ハウジングの外部で伝達軸に連結され、内部作動機構から伝達軸を介して駆動力が伝達されて、軸方向に往復動する外部作動機構とを有していることが望ましい。そして、出力ロッド、第1付勢手段及びラッチ機構は、第1ハウジングの外部に配設されていることが望ましい。
この場合、この車両用可動体保持装置では、ハウジングの内部に、出力ロッド、第1付勢手段、電動モータ、作動機構及びラッチ機構を収容する場合と比較して、ハウジングを小型化できる。その結果、この車両用可動体保持装置では、材料費や金型製作費等の製造コストを低廉化できる。また、この場合、本発明の車両用可動体保持装置に対して、ラッチ機構を無くし、外部作動機構と出力ロッドとを直結させる小変更を行うだけで、別種の車両用可動体保持装置を製造することができる。このため、本発明の車両用可動体保持装置を含む複数品種の車両用可動体保持装置において、部品の共通化を実現できる。
ハウジングは、出力ロッドを挟んで第1ハウジングとは反対側に配設される第2ハウジングを有していることが望ましい。そして、ラッチ機構は、第2ハウジングに収容されていることが望ましい。この構成によれば、軸方向における小型化を実現できる。
本発明の車両用可動体保持装置によれば、各種の使用状況に応じて、可動体を特定位置に保持したり、可動体の特定位置からの変位を可能としたりする操作性の自由度を高くすることができる。
実施例の車両用可動体保持装置の斜視図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、第2ハウジング及びラッチ機構を取り外した状態を示す斜視図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、第2ハウジング及びラッチ機構を示す斜視図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、出力ロッド、第1付勢手段及び外部作動機構を図2に示す状態から取り外して示す分解斜視図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、ラッチ機構を図3に示す状態から取り外して示す分解斜視図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、保持位置にある出力ロッド等を示す側面図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、第1ハウジングの一部を取り除いて、保持位置にある出力ロッド等を示す側面図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、図6のA−A断面を示す断面図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、出力ロッドと電動モータとの相対関係を説明するタイムチャートである。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、非保持位置にある出力ロッド等を示す側面図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、第1ハウジングの一部を取り除いて、非保持位置にある出力ロッド等を示す側面図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、ラッチ機構の解除部に作用する外部作動機構等を示す側面図である。 実施例の車両用可動体保持装置に係り、ユーザが出力ロッド操作部を操作することによって非保持位置に変位した出力ロッド等を示す側面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例のリッドロック装置1は、本発明の車両用可動体保持装置の具体的態様の一例である。リッドロック装置1が適用される自動車、バス又は産業車両等の車両の車体には、蓋体7が変位可能に支持されている。蓋体7は、本発明の「可動体」の一例である。
図示は省略するが、車体には、給油口又は充電用コネクタが配設された開口部が設けられている。蓋体7は、図1に示す閉鎖位置において、その開口部を塞ぐ。図1に示す蓋体7の閉鎖位置は、本発明の「特定位置」の一例である。蓋体7は、図1に示す閉鎖位置から変位することにより、その開口部を開放し、車両への給油又は充電を可能とする。リッドロック装置1は、車両の運行時等においては、蓋体7を図1に示す閉鎖位置に保持して、車両の安全性を高める。その一方、リッドロック装置1は、車両の非運行時等、車両への給油又は充電が実施され得る状況においては、蓋体7の開放を許容可能となっている。
本実施例では、蓋体7は、図1に示す閉鎖位置において、車両の右側の外面の一部を構成している。そして、リッドロック装置1は、車両の右側外面よりも車両内側、かつ蓋体7よりも後側に位置して、図示しない車体に組み付けられている。
図1において、紙面右側が車両の前側であり、紙面左側が車両の後側である。また、図1において、紙面手前側が車両の右側の外面側、すなわち、車両外側であり、紙面奥側が車両内側である。そして、図2以降の各図に示す前後方向、上下方向及び内外方向は、すべて図1に対応させて表示する。
より詳しくは、リッドロック装置1は、図1〜図8に示すように、ハウジング10、出力ロッド20、第1捩じりコイルバネ61、電動モータM1、作動機構30及びラッチ機構40を備えている。第1捩じりコイルバネ61は、本発明の「第1付勢手段」の一例である。
ハウジング10は、第1ハウジング11と第2ハウジング16とを有している。
図4及び図8等に示すように、第1ハウジング11は、それぞれ熱可塑性樹脂の射出成型品である第1ハウジング本体12及びカバー部材15が組み合わされてなる。なお、図7及び図11は、第1ハウジング11からカバー部材15を取り除いた状態を示している。
図7及び図8に示すように、第1ハウジング本体12は、接合面12Jを有している。接合面12Jは、略矩形を描くように前後方向及び上下方向に細長く延びる環状の面である。第1ハウジング本体12における接合面12Jに囲まれた領域内には、モータ収容凹部12Mとギヤ収容凹部12Gとが形成されている。
モータ収容凹部12Mは、接合面12Jに囲まれた領域の上側かつ前側の部分に位置して、車両外側に向かって凹んでいる。ギヤ収容凹部12Gは、接合面12Jに囲まれた領域の下側部分に位置して、車両外側に向かって凹んでいる。
図4及び図8に示すように、ギヤ収容凹部12Gには、開口12Hが形成されている。開口12Hは、車両の内外方向に延びる揺動軸心X2を軸心とする円形穴である。図8に示すように、開口12Hの内周面は、車両外側の内径に対して車両内側の内径が大きい段付き円筒面形状とされている。
図4及び図8に示すように、カバー部材15は、第1ハウジング本体12の接合面12Jとおおよそ一致する外周縁15Jを有する略平板形状とされている。図8に示すように、カバー部材15における開口12Hに車両内側から対向する部分には、ボス15Bが形成されている。ボス15Bは、揺動軸心X2を軸心として、車両外側に向かって突出している。第1ハウジング本体12の接合面12Jと、カバー部材15の外周縁15Jとを当接させ、双方を超音波溶着することにより、第1ハウジング本体12のモータ収容凹部12M及びギヤ収容凹部12Gをカバー部材15が塞ぐ。これにより、図7及び図8に示すように、第1ハウジング11の内部には、モータ収容凹部12M及びギヤ収容凹部12Gからなる収容空間11Aが形成される。
図7に示すように、第1ハウジング本体12の接合面12Jの下部には、溝12Kが形成されている。溝12Kは、クランク状に屈曲しつつ上下方向に延びている。収容空間11Aは、第1ハウジング本体12の接合面12Jとカバー部材15の外周縁15Jとが溶着されることにより防水され、かつ、溝12Kにより第1ハウジング11の外部との気圧差を無くすようになっている。
図2、図4、図6及び図7等に示すように、第1ハウジング本体12は、コネクタ部12C、前側ガイド部13及び後側ガイド部14を有している。
コネクタ部12Cは、第1ハウジング本体12の接合面12Jにおける上側かつ後側の角部から、後側に向かって凸設されている。図7に示すように、コネクタ部12C内には、接続端子39A、39Bの一端が収容されている。接続端子39A、39Bの他端は、後述する電動モータM1に接続されている。コネクタ部12Cには、車両内に設けられた制御部C1から延びるワイヤハーネスが接続される。これにより、制御部C1と電動モータM1とが電気的に接続される。
図2、図4及び図6〜図8に示すように、前側ガイド部13は、第1ハウジング本体12の接合面12Jにおける上下方向の中間部に対して前側に位置して、前側に向かって凸設されている。
図2、図4、図6及び図7に示すように、後側ガイド部14は、第1ハウジング本体12の接合面12Jにおける上下方向の中間部に対して後側に位置して、後側に向かって凸設されている。
前側ガイド部13及び後側ガイド部14は、出力ロッド20を前後方向に延びる直動軸心X1に沿って往復動可能に支持する。直動軸心X1は、図6及び図7に示すように、揺動軸心X2より上方に位置し、かつ、図8に示すように、第1ハウジング本体12の外面12Aに対して車両外側に位置している。直動軸心X1が延びる前後方向は、本発明の「軸方向」の一例である。前側は、本発明の「軸方向の一端側」の一例である。後側は、本発明の「軸方向の他端側」の一例である。
図2及び図4に示すように、第1ハウジング本体12は、4本の支柱12P、12Q、12R、12Sとバネ支持部12Tとを有している。
支柱12Pは、第1ハウジング本体12の外面12Aの前側かつ上側の部分から車両外側に向かって凸設されている。支柱12Qは、第1ハウジング本体12の外面12Aの後側かつ下側の部分から車両外側に向かって凸設されている。支柱12P、12Qの先端部は円柱軸形状とされている。
支柱12Rは、第1ハウジング本体12の外面12Aの後側かつ上側の部分から車両外側に向かって凸設されている。支柱12Sは、第1ハウジング本体12の外面12Aの前側かつ下側の部分から車両外側に向かって凸設されている。支柱12R、12Sの先端部には、ねじ穴が形成されている。
バネ支持部12Tは、第1ハウジング本体12の外面12Aの支柱12Pよりも下側に位置する部分から車両外側に向かって円筒状に凸設されている。
支柱12P、12R及びバネ支持部12Tは、直動軸心X1よりも上側に位置している。支柱12Q、12Sは、直動軸心X1よりも下側に位置している。
図1、図3及び図5に示すように、第2ハウジング16は、熱可塑性樹脂の射出成型品である。第2ハウジング16は、連結縁部16Jを有している。連結縁部16Jは、略矩形を描くように前後方向及び上下方向に細長く延びている。
図3及び図5に示すように、連結縁部16Jの前側部分には、車両外側に向けて切り欠かれてなる切り欠き部16Cが形成されている。第2ハウジング16における連結縁部16Jに囲まれた領域内には、ラッチ機構収容凹部16Gが形成されている。ラッチ機構収容凹部16Gは、車両外側に向かって凹んでいる。ラッチ機構収容凹部16Gの前側部分の一部は、切り欠き部16Cによって開放されている。
第2ハウジング16の連結縁部16Jには、4個の連結穴16P、16Q、16R、16Sが車両内外方向に貫通するように形成されている。
連結穴16Pは、連結縁部16Jの前側かつ上側の部分に位置する円形状の位置決め穴である。連結穴16Qは、連結縁部16Jの後側かつ下側の部分に位置する略長円形状の位置決め穴である。連結穴16Rは、連結縁部16Jの後側かつ上側の部分に位置する円形状の挿通穴である。連結穴16Sは、連結縁部16Jの前側かつ下側の部分に位置する円形状の挿通穴である。
図5に示すように、ラッチ機構収容凹部16Gの車両内側を向く底面には、フォーク支持軸16A及びポール支持軸16Bが形成されている。フォーク支持軸16Aは、車両内外方向に延びるフォーク軸心X41を軸心として、車両内側に向かって略円筒状に突出している。ポール支持軸16Bは、車両内外方向に延びるポール軸心X45を軸心として、車両内側に向かって略円筒状に突出している。
図1に示すように、第2ハウジング16の連結穴16P、16Qに、第1ハウジング本体12の支柱12P、12Qの先端部が挿入されることにより、第2ハウジング16が第1ハウジング11に対して位置決めされる。そして、図3に示すスクリューネジ19を第2ハウジング16の連結穴16R、16Sに挿通させ、第1ハウジング本体12の支柱12R、12Sのねじ穴にねじ込むことにより、図1に示すように、第2ハウジング16が第1ハウジング11に連結される。第2ハウジング16は、直動軸心X1を挟んで第1ハウジング11とは反対側に配設されている。
図1、図2、図4、図6及び図7に示すように、出力ロッド20は、熱可塑性樹脂の射出成型品である。出力ロッド20は、本体部22、保持凸部21及び出力ロッド操作部29を有している。
本体部22は、直動軸心X1を軸心として前後方向に細長く延びている。本体部22の前端側は、前側ガイド部13に挿通されて、前後方向に摺動可能に支持されている。本体部22の後端側は、後側ガイド部14に挿通されて、前後方向に摺動可能に支持されている。つまり、出力ロッド20は、第1ハウジング11の外部に配設されて、直動軸心X1に沿って前後方向に往復動可能に第1ハウジング11に支持されている。出力ロッド20の本体部22は、車両内外方向において、第1ハウジング11と第2ハウジング16とに挟まれている。
保持凸部21は、本体部22の前端に一体成形され、円柱状をなして前側ガイド部13よりも前方に突出している。保持凸部21の前端はテーパ状に先細っている。図1に示すように、出力ロッド20が前側に変位すると、保持凸部21が閉鎖位置にある蓋体7に係合して、蓋体7を閉鎖位置に保持する。図1に示す出力ロッド20の位置が保持位置である。図2、図6及び図7も、保持位置にある出力ロッド20を示している。その一方、図10及び図11に示すように、出力ロッド20が後側に変位すると、保持凸部21が閉鎖位置にある蓋体7に係合しなくなって、蓋体7が図1に示す閉鎖位置から変位することを許容する。図10及び図11に示す出力ロッド20の位置が非保持位置である。後述する図12及び図13も、非保持位置にある出力ロッド20を示している。
出力ロッド20の保持位置は、本発明の「第1位置」の一例である。出力ロッド20の非保持位置は、本発明の「第2位置」の一例である。
図2、図4及び図6等に示すように、本体部22には、被係合部28が形成されている。被係合部28は、ラッチ機構40の一部である。被係合部28は、前側ガイド部13よりも後側の位置で、本体部22から車両外側に向かって略円柱状に突出している。
本体部22における被係合部28よりも後側には、受動部27が設けられている。図4に示すように、受動部27は、受動部本体27Aとダンパ27Dとからなる。受動部本体27Aは、本体部22における前後方向の中間部に形成されている。受動部本体27Aは、後側ガイド部14よりも前側の位置で、本体部22から上側に向かって略角柱状に突出している。ダンパ27Dは、ゴム製ブロック体である。ダンパ27Dは、受動部本体27Aを挿通させることにより、受動部本体27Aに装着されている。
図2、図4及び図6等に示すように、出力ロッド操作部29は、本体部22の後端に一体成形され、環状をなして後側ガイド部14よりも後方に突出している。出力ロッド操作部29は、例えば、車両後部のトランク内から操作可能となっている。図13に示すように、ユーザが出力ロッド操作部29に指をかけて後側に引くことにより、出力ロッド20を非保持位置に変位させることができる。
図2、図4及び図6等に示すように、第1捩じりコイルバネ61は、第1ハウジング11と出力ロッド20との間に設けられている。第1捩じりコイルバネ61は、第1ハウジング11の外部に配設されている。第1捩じりコイルバネ61は、コイル部61Cと、コイル部61Cからそれぞれ延びる一端61A及び他端61Bとを有している。コイル部61Cは、第1ハウジング本体12のバネ支持部12Tを挿通させることにより、第1ハウジング本体12に支持されている。
第1捩じりコイルバネ61の一端61Aは、第1ハウジング本体12の支柱12Rに係止されている。第1捩じりコイルバネ61の他端61Bは、出力ロッド20の被係合部28に係止されている。第1捩じりコイルバネ61の他端61Bは、出力ロッド20の被係合部28に隣接して形成された抜け止め孔28Hに挿通されて、被係合部28から外れないようになっている。図6等に示すように、第1捩じりコイルバネ61は、出力ロッド20を前側の保持位置に向けて付勢する第1付勢力F1を発揮する。
図7に示すように、電動モータM1は、第1ハウジング11に設けられている。電動モータM1は、モータ収容凹部12Mに嵌り込むことにより収容空間11A内に収容されている。電動モータM1の回転軸38は、下方に延びて、ギヤ収容凹部12G内の前側に突出している。
電動モータM1は、接続端子39A、39Bと、コネクタ部12Cに接続されるワイヤハーネスとを介して、制御部C1に制御される。電動モータM1は、制御部C1によって給電されれば駆動する。この際、制御部C1が接続端子39Aと接続端子39Bとに接続される電気配線の極性を切り替えることにより、電動モータM1が正回転又は逆回転する。また、電動モータM1は、制御部C1によって非給電とされれば停止し、従動可能となる。
図2、図4及び図6〜図8等に示すように、作動機構30は、第1ハウジング11に設けられている。作動機構30は、内部作動機構31と伝達軸34と外部作動機構37とを有している。
図7、図8及び図11に示すように、内部作動機構31は、ウォームギヤ32、ウォームホイール33及びダンパ33D、33Eを有している。ウォームギヤ32、ウォームホイール33及びダンパ33D、33Eは、収容空間11A内に収容されている。
ウォームギヤ32は、ギヤ収容凹部12G内の前側に位置して、電動モータM1の回転軸38に一体回転可能に固定されている。
ウォームホイール33は、揺動軸心X2を軸心とする略扇形状とされている。図8に示すように、ウォームホイール33における車両内側を向く面には、軸穴33Hが形成されている。軸穴33Hは、揺動軸心X2を軸心として車両外側に向けて凹む円形有底穴である。
図7、図8及び図11に示すように、ウォームホイール33は、ギヤ収容凹部12G内でウォームギヤ32に対して後側に位置して、ウォームギヤ32と噛み合っている。ウォームホイール33は、軸穴33Hにボス15Bが挿入されることにより、ギヤ収容凹部12G内で揺動軸心X2周りに揺動可能に第1ハウジング11に支持されている。
ウォームホイール33は、電動モータM1が正回転し、その正回転がウォームギヤ32を介して伝達されることにより、図7及び図11の紙面に向かって時計方向に回転駆動される。その一方、ウォームホイール33は、電動モータM1が逆回転し、その逆回転がウォームギヤ32を介して伝達されることにより、図7及び図11の紙面に向かって反時計方向に回転駆動される。
ダンパ33D、33Eは、ゴム製ブロック体である。ダンパ33D、33Eは、ギヤ収容凹部12G内の後側部分に装着されている。揺動軸心X2周りに揺動するウォームホイール33は、図7に示す位置に変位する際には、ダンパ33Dに当て止まって衝撃が吸収され、図11に示す位置に変位する際には、ダンパ33Eに当て止まって衝撃が吸収される。
図8に示すように、伝達軸34は、ウォームホイール33における車両外側を向く面に一体成形されている。伝達軸34は、揺動軸心X2を軸心として車両外側に向けて突出している。伝達軸34は、揺動軸心X2に対して直角をなす断面が円形である。伝達軸34は、収容空間11A内から開口12H内を通過し、第1ハウジング11の外部に突出している。伝達軸34の外径は、開口12Hの段付き内筒面における小径部分に対して、僅かに小さくされている。
図4及び図8に示すように、伝達軸34における第1ハウジング11の外部に突出する端部には、連結部35が一体成形されている。連結部35は、揺動軸心X2を軸心として車両外側に向けて突出した後、二股に分かれて車両内側に向けて屈曲する一対の鍵爪である。連結部35は、弾性変形することにより縮径可能となっている。
図8に示すように、伝達軸34と、開口12Hの段付き内筒面における大径部分との間には、シール材11Sが配設されている。シール材11Sは、ゴム製Oリングである。シール材11Sは、伝達軸34を開口12H内で封止している。
図2、図4、図6及び図8等に示すように、外部作動機構37は、第1ハウジング11の外部に配設されている。外部作動機構37には、嵌合部37Aと延出部37Bと押圧部38とが形成されている。
嵌合部37Aには、揺動軸心X2を軸心とする嵌合穴37Hが貫設されている。伝達軸34の連結部35を嵌合穴37Hに挿通させると、連結部35は弾性変形して縮径し、嵌合穴37Hを通過した後で復元する。こうして、外部作動機構37は、第1ハウジング11の外部で伝達軸34に連結されている。
図2、図4及び図6に示すように、延出部37Bは、細長い板形状とされて、嵌合部37Aから上方に延びている。押圧部38は、延出部37Bの上端側から、車両内側に向けて円柱状に突出している。押圧部38は、出力ロッド20の受動部27よりも前側に位置している。
伝達軸34は、ウォームホイール33の揺動軸心X2周りの揺動を外部作動機構37に伝達する。すると、図6及び図10に示すように、外部作動機構37の延出部37Bがウォームホイール33と一体で揺動軸心X2周りに揺動し、外部作動機構37の押圧部38が前後方向に往復動する。図10に示すように、押圧部38が後側に変位すれば、出力ロッド20の受動部27が押圧部38によって押圧され、出力ロッド20が後側に変位する。その一方、図6に示すように、押圧部38が前側に変位すれば、出力ロッド20の受動部27が押圧部38によって押圧されなくなり、出力ロッド20の前側への変位が外部作動機構37によって許容される。
図3及び図5に示すように、ラッチ機構40は、第2ハウジング16のラッチ機構収容凹部16Gに収容されている。図6に示すように、ラッチ機構40は、第1ハウジング本体12の外面12Aに対して車両外側に位置している。ラッチ機構40は、出力ロッド20に対しても車両外側に位置している。
図3、図5及び図6等に示すように、ラッチ機構40は、被係合部28、フォーク41、ポール45、第2捩じりコイルバネ62及びダンパ41Dを有している。被係合部28は、上述したように、出力ロッド20に形成されている。第2捩じりコイルバネ62は、本発明の「第2付勢手段」の一例である。
フォーク41は、ラッチ機構収容凹部16G内のフォーク支持軸16Aによって、フォーク軸心X41周りで揺動可能に支持されている。ポール45は、ラッチ機構収容凹部16G内のポール支持軸16Bによって、ポール軸心X45周りで揺動可能に支持されている。ポール支持軸16B及びポール45は、フォーク支持軸16A及びフォーク16に対して、後側かつ上側に位置している。
図5及び図6等に示すように、第2捩じりコイルバネ62は、フォーク41とポール45との間に設けられている。第2捩じりコイルバネ62は、コイル部62Cと、コイル部62Cからそれぞれ延びる一端62A及び他端62Bとを有している。コイル部62Cには、フォーク支持軸16Aが挿通されている。
図6等に示すように、第2捩じりコイルバネ62の一端62Aは、ポール45に係止されている。第2捩じりコイルバネ62の他端62Bは、フォーク41に係止されている。第2捩じりコイルバネ62は、ポール45に対して第2付勢力F2を発揮する。第2付勢力F2は、ポール45をポール軸心X45周りで図6の紙面に向かって時計方向に揺動させるように付勢する。また、第2捩じりコイルバネ62は、フォーク41に対して第3付勢力F3を発揮する。第3付勢力F3は、フォーク41をフォーク軸心X41周りで図6の紙面に向かって反時計方向に揺動させるように付勢する。
図3及び図5に示すように、フォーク支持軸16A及びポール支持軸16Bには、車両内側からバックプレート18が組み付けられている。バックプレート18によって、フォーク41、ポール45及び第2捩じりコイルバネ62がフォーク支持軸16A及びポール支持軸16Bから外れないように規制される。また、バックプレート18によって、第1捩じりコイルバネ61もバネ支持部12Tから外れないように規制される。
図5に示すように、ダンパ41Dは、ゴム製ブロック体である。ダンパ41Dは、ラッチ機構収容凹部16G内の前側かつ上側の部分に形成されたダンパ保持凹部16Dに装着されている。フォーク軸心X41周りに揺動するフォーク41は、図10、図12及び図13に示す位置から図6に示す位置に変位する際、ダンパ41Dに当て止まって衝撃が吸収される。
図5及び図6に示すように、フォーク41におけるフォーク支持軸16Aよりも下側に突出する部位は、前側の第1凸部41Aと、後側の第2凸部41Bとに分岐している。そして、第1凸部41Aと第2凸部41Bとの間には、上向きに溝状に凹む切り欠き部41Cが形成されている。フォーク41におけるフォーク支持軸16Aよりも上側に突出する部位には、ラッチ面41Rが形成されている。
フォーク41が図6に示す位置にある場合、前側の第1凸部41Aは、出力ロッド20の被係合部28よりも上側に位置している。後側の第2凸部41Bは、出力ロッド20の被係合部28よりも下側まで突出している。図6に示すフォーク41の位置は、アンラッチ位置である。フォーク41が図6に示すアンラッチ位置にある場合、切り欠き部41Cに進入した状態の被係合部28は、前側の第1凸部41Aに規制されることなく、前側に変位して切り欠き部41Cから離脱可能である。フォーク41は、第2捩じりコイルバネ62の第3付勢力F3により、アンラッチ位置に向けて付勢される。
フォーク41が図6に示す位置から図10に示す位置に変位した場合、前側の第1凸部41Aと後側の第2凸部41Bとが出力ロッド20の被係合部28よりも下側まで突出する。図10に示すフォーク41の位置は、ラッチ位置である。フォーク41が図10に示すラッチ位置にある場合、切り欠き部41Cに進入した状態の被係合部28は、前側の第1凸部41Aに規制されて、切り欠き部41Cに進入した状態のまま、前側に変位不能となる。
図5及び図6に示すように、ポール45におけるポール支持軸16Bよりも前側に突出する部位には、ストッパ面45Rが形成されている。ポール45におけるポール支持軸16Bよりも下側に突出する部位には、解除部48が形成されている。図6及び図10に示すように、解除部48は、外部作動機構37の延出部37Bに対して前側に位置し、前側に揺動する延出部37Bに当接可能となっている。
図5及び図6に示すように、ポール45におけるポール支持軸16Bよりも後側に突出する部位には、ポール操作部49が形成されている。ポール操作部49は、車両外側に向かって突出している。図1に示すように、第2ハウジング16には、上下方向に長い開口16Hが貫設されている。ポール操作部49は、開口16Hを通過して、第2ハウジング16の外部に露出している。
フォーク41が図6に示すアンラッチ位置から図10に示すラッチ位置に変位する場合、ポール45が第2捩じりコイルバネ62の第2付勢力F2に付勢されて揺動し、ストッパ面45Rがフォーク41のラッチ面41Rに後側から当接する。図10に示すポール45の位置は、ブロック位置である。ポール45は、図10に示すブロック位置にある場合、フォーク41が図10に示すラッチ位置から図6に示すアンラッチ位置へ変化することをブロックする。ポール45は、第2捩じりコイルバネ62の第2付勢力F2により、ブロック位置に向けて付勢される。
図6及び図12に示すように、ポール45が第2捩じりコイルバネ62の第2付勢力F2に抗して揺動すると、ストッパ面45Rがフォーク41のラッチ面41Rから離間し、フォーク41が第2捩じりコイルバネ62の第3付勢力F3により揺動する。図6及び図12に示すポール45の位置は、アンブロック位置である。ポール45は、図6及び図12に示すアンブロック位置にある場合、フォーク41が図10に示すラッチ位置から図6に示すアンラッチ位置へ変化することを許容する。
図12に示すように、ポール45は、外部作動機構37の延出部37Bが前側に揺動し、その延出部37Bに解除部48が押されることにより、アンブロック位置に変位する。ポール45がブロック位置にある場合、ポール操作部49の開口16Hから露出する部分は、図1に二点鎖線で示す位置にある。そして、ポール45は、ユーザが手動でポール操作部49の開口16Hから露出する部分を図1に実線で示す位置まで押し下げることによっても、アンブロック位置に変位する。
このような構成である実施例のリッドロック装置1では、図9にタイミングチャートを示すように、なにも操作されておらず、制御部C1によって、電動モータM1が非給電とされた状態では、電動モータM1が停止し、従動可能となっている。この状態で、図6に示すように、第1捩じりコイルバネ61は、出力ロッド20を前側の保持位置に向けて付勢する第1付勢力F1を発揮する。作動機構30は、第1付勢力F1に屈して出力ロッド20が非保持位置から保持位置に変位することを許容する。
より詳しくは、出力ロッド20が前側に変位する際、外部作動機構37の押圧部38が受動部27に押し返されて、前側に変位し、外部作動機構37が揺動する。そして、外部作動機構37の揺動が伝達軸34及び内部作動機構31を介して電動モータM1に伝達され、電動モータM1が従動する。
ラッチ機構40は、フォーク41がアンラッチ位置にあって被係合部28を規制しないので、出力ロッド20が非保持位置から保持位置に変位することを許容する。
その結果、図9にタイミングチャートを示すように、出力ロッド20は、電動モータM1が非給電とされた状態で、保持位置に保持される。
このリッドロック装置1では、図1に示す閉鎖位置にある蓋体7を開放する場合、ユーザが車内に設けられた図示しないリッドロック開放スイッチをONにする。すると、図9にタイミングチャートを示すように、制御部C1が蓋体7を開放してもよいタイミングを見計らって、電動モータM1に給電して正回転させる。
電動モータM1が正回転し、作動機構30がその電動モータM1に駆動されると、内部作動機構31のウォームホイール33が図7に示す位置から揺動軸心X2周りに図11に示す位置まで揺動する。すると、図10に示すように、外部作動機構37は、伝達軸34によって、内部作動機構31に連動する。そして、外部作動機構37の押圧部38が後側に変位して、第1捩じりコイルバネ61の第1付勢力F1に抗して出力ロッド20の受動部27を押圧し、出力ロッド20を後側に変位させる。こうして、作動機構30は、出力ロッド20を保持位置から非保持位置に変位させる。
この際、出力ロッド20の被係合部28も後側に変位する。被係合部28は、ラッチ機構40のフォーク41の第2凸部41Bを第2捩じりコイルバネ62の第3付勢力F3に抗して押圧しながら、切り欠き部41Cに進入する。すると、フォーク41は、図6に示すアンラッチ位置から図10に示すラッチ位置に変位する。ポール45は、第2捩じりコイルバネ62の第2付勢力F2に付勢されて図10に示すブロック位置に変位し、フォーク41が図10に示すラッチ位置から図6に示すアンラッチ位置へ変化することをブロックする。こうして、ラッチ機構40は、非保持位置に変位した出力ロッド20を第1捩じりコイルバネ61の第1付勢力F1に抗して非保持位置に保持する。
図9にタイミングチャートを示すように、制御部C1は、出力ロッド20が非保持位置に変位したタイミングを見計らって、電動モータM1を非給電とし、電動モータM1を停止させる。ラッチ機構40は、電動モータM1への給電が継続されているか否かにかかわらず、出力ロッド20を非保持位置に保持する。
その結果、後側に変位した保持凸部21が蓋体7に係合しなくなることにより、蓋体7は、図1に示す閉鎖位置に保持されなくなる。その結果、蓋体7は、給油口又は充電用コネクタが配設された開口部を開放可能となる。この際、蓋体7は、図示しない付勢手段に付勢されて自動的に開放するようになっていてもよい。
また、このリッドロック装置1では、バッテリ上がり等の緊急時や整備作業時等に、ユーザが手動で図1に示す閉鎖位置にある蓋体7を開放する場合がある。この場合、図6に示す保持位置にある出力ロッド20の出力ロッド操作部29をユーザが手動で後側に引っ張る。これにより、図13に示すように、電動モータM1及び作動機構30が作動することなく、出力ロッド20が非保持位置に変位し、その出力ロッド20をラッチ機構40が非保持位置に保持する。この際、ユーザは、第1捩じりコイルバネ61の第1付勢力F1に抗して出力ロッド20を非保持位置に変位させるだけでよい。
また、このリッドロック装置1では、ラッチ機構40によって非保持位置に保持された出力ロッド20を以下に説明する解除操作によって、保持位置に復帰させる。
解除操作には、自動解除操作と手動解除操作とがある。自動解除操作は、作動機構30を駆動して出力ロッド20を非保持位置に変位させた電動モータM1が非給電とされた後、次に電動モータM1が給電されることによって作動機構30がラッチ機構40に対して行う。手動解除操作は、ユーザが手動でラッチ機構40に対して行う。
より詳しくは、制御部C1は、例えば、給油や充電が終了して、ユーザが車内に設けられた図示しないリッドロック作動スイッチをONにする場合に、自動解除操作を行う。また、制御部C1は、例えば、図7に示す速度計等のセンサS1からの信号等に基づき、車両が運行を開始したと判断する場合に、自動解除操作を行う。
図9にタイミングチャートを示すように、制御部C1は、自動解除操作において、電動モータM1に給電して逆回転させる。電動モータM1が逆回転し、作動機構30がその電動モータM1に駆動されると、内部作動機構31のウォームホイール33が図11に示す位置から揺動軸心X2周りに図7に示す位置まで揺動する。すると、図12に示すように、外部作動機構37は、伝達軸34によって、内部作動機構31に連動する。そして、外部作動機構37の延出部37Bが前側に揺動して、第2捩じりコイルバネ62の第2付勢力F2に抗してポール45の解除部48を押圧する。これにより、ポール45がアンブロック位置に変位し、フォーク41が第2捩じりコイルバネ62の第3付勢力F3によってアンラッチ位置に変位する。
図9にタイミングチャートを示すように、制御部C1は、ポール45がアンブロック位置に変位し、フォーク41がアンラッチ位置に変位したタイミングを見計らって、電動モータM1を非給電とし、電動モータM1を停止させる。
図6に示すように、アンラッチ位置に変位したフォーク41は被係合部28を規制しないので、出力ロッド20が非保持位置から保持位置に変位することを許容する。第1捩じりコイルバネ61は、第1付勢力F1を発揮して、出力ロッド20を前側の保持位置に向けて付勢する。こうして、作動機構30は、第1捩じりコイルバネ61及びラッチ機構40と協働して、出力ロッド20を保持位置に復帰させる。
手動解除操作は、バッテリ上がり等の緊急時や整備作業時等に、ユーザが行う。この場合、ユーザは、図1に二点鎖線で示すポール操作部49の開口16Hから露出する部分を第2付勢力F2に抗して、図1に実線で示す位置まで押し下げて、図6に示すように、ポール45をアンブロック位置に変位させる。その後、出力ロッド20が保持位置に復帰するまでの動作は、自動解除操作の場合と同様である。
したがって、実施例のリッドロック装置1では、各種の使用状況に応じて、出力ロッド20を保持位置又は非保持位置に変位させ、蓋体7を図1に示す閉鎖位置に保持したり、蓋体7の閉鎖位置からの変位を可能としたりする操作性の自由度を高くすることができる。特に、このリッドロック装置1では、自動解除操作及び手動解除操作により、出力ロッド20を非保持位置から保持位置に確実に復帰させることができる。
さらに、このリッドロック装置1では、給電されて逆回転する電動モータM1に駆動された作動機構30が解除部48に作用し、第2捩じりコイルバネ62の第2付勢力F2に抗してポール45をアンブロック位置に変位させることにより、自動解除操作を容易に行うことができる。
また、このリッドロック装置1では、バッテリー上がり等の緊急時や整備作業時等に、ユーザがポール操作部49又は出力ロッド操作部29を手動で操作して、出力ロッド20を保持位置又は非保持位置に変位させることができる。このため、このリッドロック装置1では、バッテリー上がり等の緊急時や整備作業時等における蓋体7の操作性が向上する。また、ユーザが手動でポール操作部49を操作する際、ユーザは、第2捩じりコイルバネ62の第2付勢力F2に抗するだけでよく、ポール操作部49を軽い力で操作できる。また、電動モータM1及び作動機構30は、出力ロッド20に直結されていない。このため、ユーザが手動で出力ロッド操作部29を操作する際、電動モータM1及び作動機構30は、出力ロッド20に対して抵抗として作用し難い。このため、ユーザは、第1捩じりコイルバネ61の第1付勢力F1に抗して出力ロッド20を変位させるだけでよく、出力ロッド操作部29を軽い力で操作できる。
さらに、このリッドロック装置1では、出力ロッド20、第1捩じりコイルバネ61及びラッチ機構40は、第1ハウジング11の外部に配設されている。これにより、このリッドロック装置1では、仮に、ハウジング10の内部に、出力ロッド20、第1捩じりコイルバネ61、電動モータM1、作動機構30及びラッチ機構40を収容する場合と比較して、ハウジング10を小型化できる。その結果、このリッドロック装置1では、材料費や金型製作費等の製造コストを低廉化できる。また、この場合、実施例のリッドロック装置1に対して、ラッチ機構40を無くし、外部作動機構37と出力ロッド20とを直結させる小変更を行うだけで、別種のリッドロック装置を製造することができる。このため、実施例のリッドロック装置1を含む複数品種のリッドロック装置において、部品の共通化を実現できる。
また、このリッドロック装置1では、ラッチ機構40を収容する第2ハウジング16は、出力ロッド20の本体部22を挟んで第1ハウジング11とは反対側に配設されている。これにより、このリッドロック装置1では、前後方向における小型化を実現できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、ラッチ機構としては、1回目のノック操作でペン先が突出した状態で保持され、2回目のノック操作でペン先が引っ込む構成のノック式ボールペンに採用されるようラッチ機構を採用できる。この場合、電動モータは給電されて正回転するだけで、逆回転しなくてもよくなる。
ハウジングには、ベースプレート等、箱状体でないものが含まれる。
第1付勢手段は、出力ロッドを非保持位置に向けて付勢し、ラッチ機構は、出力ロッドが保持位置に変位すれば、その出力ロッドを保持位置に保持するようになっていてもよい。
本発明は例えば、自動車、バス、産業車両等の車両に利用可能である。
1…車両用可動体保持装置(リッドロック装置)
7…可動体(蓋体)
10…ハウジング
20…出力ロッド
F1…第1付勢力
61…第1付勢手段(第1捩じりコイルバネ)
M1…電動モータ
30…作動機構
40…ラッチ機構
28…被係合部
41…フォーク
45…ポール
F2…第2付勢力
62…第2付勢手段(第2捩じりコイルバネ)
48…解除部
49…ポール操作部
29…出力ロッド操作部
11A…収容空間
11…第1ハウジング
31…内部作動機構
34…伝達軸
37…外部作動機構
16…第2ハウジング

Claims (8)

  1. 車体に対して特定位置から変位可能に支持された可動体を前記特定位置に保持する車両用可動体保持装置において、
    ハウジングと、
    軸方向に往復動可能に前記ハウジングに支持され、前記軸方向の一端側の保持位置では前記可動体を前記特定位置に保持する一方、前記軸方向の他端側の非保持位置では前記可動体の前記特定位置からの変位を許容する出力ロッドと、
    前記ハウジングと前記出力ロッドとの間に設けられ、前記出力ロッドを前記保持位置及び前記非保持位置の一方である第1位置に向けて付勢する第1付勢力を発揮する第1付勢手段と、
    前記ハウジングに設けられ、給電によって駆動し、非給電によって従動可能となる電動モータと、
    前記ハウジングに設けられ、給電される前記電動モータに駆動されることにより、前記出力ロッドを前記第1付勢力に抗して前記第1位置から前記保持位置及び前記非保持位置の他方である第2位置に変位させる一方、前記電動モータが非給電とされることにより、前記第1付勢力に屈して前記出力ロッドが前記第2位置から前記第1位置に変位することを許容する作動機構と、
    前記ハウジングと前記出力ロッドとの間に設けられ、前記出力ロッドが前記第2位置に変位すれば、前記第1付勢力に抗して前記出力ロッドを前記第2位置に保持し、前記出力ロッドを前記第2位置に保持する状態で解除操作を受けることにより前記出力ロッドが前記第2位置から前記第1位置に変位することを許容するラッチ機構とを備えていることを特徴とする車両用可動体保持装置。
  2. 前記解除操作は、前記電動モータが非給電とされた後、次に前記電動モータが給電されることによって前記作動機構が前記ラッチ機構に対して行う自動解除操作、及びユーザが手動で前記ラッチ機構に対して行う手動解除操作の少なくとも一方である請求項1記載の車両用可動体保持装置。
  3. 前記ラッチ機構は、前記出力ロッドに形成された被係合部と、
    前記ハウジングに設けられ、前記出力ロッドが前記第2位置に変位すれば前記被係合部に係合するラッチ位置と、前記出力ロッドが前記第2位置から変位すれば前記被係合部に係合しなくなるアンラッチ位置との間で変位可能なフォークと、
    前記ハウジングに設けられ、前記フォークが前記ラッチ位置から前記アンラッチ位置へ変化することをブロックするブロック位置と、前記フォークが前記ラッチ位置から前記アンラッチ位置へ変化することを許容するアンブロック位置との間で変位可能なポールと、
    前記ポールを前記ブロック位置に向けて付勢する第2付勢力を発揮する第2付勢手段と、
    前記ポールに設けられた解除部とを有し、
    前記電動モータは、給電されて正回転及び逆回転可能であり、
    前記作動機構は、給電されて正回転する前記電動モータに駆動されることにより、前記出力ロッドを前記第1付勢力に抗して前記第1位置から前記第2位置に変位させ、
    前記自動解除操作は、給電されて逆回転する前記電動モータに駆動された前記作動機構が前記解除部に作用し、前記第2付勢力に抗して前記ポールを前記アンブロック位置に変位させる請求項2記載の車両用可動体保持装置。
  4. 前記ポールには、ユーザが手動で前記ポールを変位させることが可能なポール操作部が設けられ、
    前記手動解除操作は、ユーザが手動で前記ポール操作部を操作し、前記第2付勢力に抗して前記ポールを前記アンブロック位置に変位させる請求項2又は3記載の車両用可動体保持装置。
  5. 前記出力ロッドには、ユーザが手動で前記第1付勢力に抗して前記出力ロッドを前記第2位置に変位させることが可能な出力ロッド操作部が設けられている請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用可動体保持装置。
  6. 前記可動体は、前記車体に設けられた開口部を前記特定位置において塞ぐ蓋体であり、
    前記第1位置は前記保持位置であり、
    前記第2位置は前記非保持位置である請求項1乃至5のいずれか1項記載の車両用可動体保持装置。
  7. 前記ハウジングは、少なくとも前記電動モータを収容する収容空間が内部に形成された第1ハウジングを有し、
    前記作動機構は、前記収容空間内に収容される内部作動機構と、前記収容空間内で前記内部作動機構に連結され、前記第1ハウジングの外部に突出する伝達軸と、前記第1ハウジングの外部で前記伝達軸に連結され、前記内部作動機構から前記伝達軸を介して駆動力が伝達されて、前記軸方向に往復動する外部作動機構とを有し、
    前記出力ロッド、前記第1付勢手段及び前記ラッチ機構は、前記第1ハウジングの外部に配設されている請求項1乃至6のいずれか1項記載の車両用可動体保持装置。
  8. 前記ハウジングは、前記出力ロッドを挟んで前記第1ハウジングとは反対側に配設される第2ハウジングを有し、
    前記ラッチ機構は、前記第2ハウジングに収容されている請求項7記載の車両用可動体保持装置。
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