JP2008266862A - ガラス合紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化しても優れたハンドリング適性を有し、さらに防汚性にも優れたガラス合紙を提供する。
【解決手段】 天然パルプ繊維を原料として抄紙されるガラス合紙であって、当該原料は、その全繊維量に対して、長さ加重平均繊維長が1.5〜3.5mm、平均繊維幅が20〜40μm、ルンケル比が1.00〜4.00であるパルプを70質量%以上含有するガラス合紙。天然パルプ繊維により構成されるガラス合紙であって、該パルプ繊維の長さ加重平均繊維長は1.5〜3.5mm、ルンケル比が0.90〜4.00であり、該パルプ繊維の繊維幅が10〜50μmの範囲に含まれるパルプが80質量%以上であるガラス合紙。紙中の樹脂分が0.05質量%以下である前項記載のガラス合紙。平滑度が10秒以下である前項記載のガラス合紙。光学式表面粗さ測定装置で測定される表面粗さが50〜120μmである前項記載のガラス合紙。
【選択図】 なし

Description

本発明は、液晶パネルディスプレイやプラズマパネルディスプレイといったフラットパネル・ディスプレイ用のガラス板を複数枚積層して保管、運搬する流通過程において、ガラス板間に挿入する合紙に関するものであり、特には、ガラス板の間への合紙搬入作業やガラス板の間からの合紙取除き作業のハンドリングをスムーズに行うことが可能で更にはガラス板表面の汚染を防止できる合紙に関するものである。
通常、フラットパネル・ディスプレイ用のガラス板を複数枚積層して保管、運搬する流通過程において、ガラス板同士が衝撃を受け接触して発生する擦れ傷や、ガラス表面が汚染されることを防止する目的で、ガラス板の間に合紙を挟み込む方法が一般的である。
このように使用される合紙としては、ガラス表面を保護して割れや傷つきを防止するだけでなく、ガラス表面を汚染しないという特性を有することが重要であり、ガラス表面を汚染しない合紙はすでにいくつか提案されている。例えば、特開昭59−221269号公報、特開昭60−181399号公報、特開平2−53987号公報、特開2003−41498号公報(特許文献1〜4)には、砕木パルプや古紙(主として新聞古紙)を主体としたガラス合紙が開示されている。
古紙を主原料として製造されたガラス合紙は、その紙中に、乾燥性向上のためにインク基剤中に含まれていたビヒクルに由来する多量の樹脂が含まれている。
この樹脂は水溶、揮発または転移してガラス表面にヤケあるいは紙肌付着を発生させるものであり、一定の量に減少するまで取り除かなければならない。
特開平9−170198号公報(特許文献5)には、天然パルプ100重量部に対し樹脂バインダーを5〜40重量部含浸、乾燥させて脱落する粒子の数を抑える効果と、その両面に水溶性樹脂を塗布することでガラス表面に紙ヤケを発生させないという効果を有するものが開示されている。
しかしながら、ガラス板を複数枚積層して保管、運搬する時の環境変化は大きく、時には高温高湿となる場合がある。そのような環境下では、水溶性樹脂が溶出しやすくなり、樹脂バインダーを皮膜するという効果はなくなるため、5〜40重量部と多量に含浸した樹脂バインダーが剥き出しになると、ガラス表面に樹脂バインダーが転移し汚染されてしまう。汚染されたガラス表面は、薬液洗浄やブラッシング洗浄、超音波洗浄だけでは簡単に洗い流すことは難しい。
また、ガラス板同士が樹脂バインダーで接着されて剥離するのが非常に困難という問題も発生する。
特開2005−59889号公報(特許文献6)には、セロファンフィルムを用いて防塵性、対汚損性を回避するガラス用合紙が開示されており、セロファンフィルムには微細なエンボス、貫通孔、スリットを形成してガラスとの引き剥がし性の向上手段が設けてある。セロファンフィルムは防塵性には優れているが、表面の平滑が高いためガラスとの密着性が高くなり、上記の様に後加工が必要となってくる。
特開2005−2484090号公報(特許文献7)には、高度な清浄性と良好な作業性を発揮するガラス合紙およびその製造方法が開示されている。天然パルプを繊維原料として紙抄して得られるものであって、1.6〜2.5mmの平均繊維長かつ繊維長0.3mm以下の短繊維7.0重量%以下、カナダ標準ろ水度(CSF)が600〜750mlとなるまで叩解して得られるガラス合紙である。
特開昭59−221269号公報 特開昭60−181399号公報 特開平2−53987号公報 特開2003−41498号公報 特開平9−170198号公報 特開2005−59889号公報 特開2005−248409号公報
前述したように、従来からガラス合紙としては様々なものが提案されていた。
しかし、最近では、2200×2600mm(第8世代)や2200×3200mm(第10世代)等、液晶パネル用のマザーガラス基板は一層大型化が進んでいる。従って大型の合紙が必要とされているが、合紙の大型化に伴い、ハンドリング適性の面から従来のガラス合紙よりも、さらに透気度や剛性が高いものが必要とされてきている。また、ガラス基板の歩留まりの点から、ガラス合紙の防汚性に対する要求もより厳しいものとなっている。
本発明は、前記課題を解決するものである。
即ち、より大型化しても優れたハンドリング適性を有し、さらに防汚性にも優れたガラス合紙を提供するために、以下の発明を含包する。
本発明の第1は、天然パルプ繊維を原料として抄紙されるガラス合紙であって、当該原料は、その全繊維量に対して、長さ加重平均繊維長が1.5〜3.5mm(J.TAPPI No.52)、平均繊維幅が20〜40μm、ルンケル比が1.00〜4.00であるパルプを70質量%以上含有するガラス合紙である。
本発明の第2は、天然パルプ繊維により構成されるガラス合紙であって、該パルプ繊維の長さ加重平均繊維長は1.5〜3.5mm(J.TAPPI No.52)、ルンケル比が0.90〜4.00であり、該パルプ繊維の繊維幅が10〜50μmの範囲に含まれるパルプが80質量%以上であることを特徴とするガラス合紙である。
本発明の第3は、紙中の樹脂分(ISO−624−1974)が0.05質量%以下である本発明の第1〜2のいずれかに記載のガラス合紙である。
本発明の第4は、平滑度が10秒以下である本発明の第1〜3のいずれかに記載のガラス合紙である。
本発明の第5は、光学式表面粗さ測定装置で測定される表面粗さが50〜120μmである本発明の1〜4のいずれかに記載のガラス合紙である。
本発明によって、よりガラス基板が大型化しても優れたハンドリング適性を有し、さらに防汚性にも優れたガラス合紙を提供することが可能となる。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明のガラス合紙はフラットパネル・ディスプレイ用のガラス板に最適である。
フラットパネル・ディスプレイ用のガラス板は、一般の建築用窓ガラス板や車両用窓ガラス等とは違って、高精細ディスプレイ用に使用されることから、ガラス表面に化学的な汚染があってはならず、また、微細な傷などの欠陥も許されない。従って、ガラス合紙に要求される品質も重要である。
本発明は、天然パルプ繊維を原料として抄紙されるガラス合紙であって、当該原料は、その全繊維量に対して、長さ加重平均繊維長が1.5〜3.5mm(J.TAPPI No.52)、平均繊維幅が20〜40μm、ルンケル比が1.00〜4.00であるパルプを70質量%以上含有するものを使用するものである。
ガラス合紙の品質として重要な物性の一つは透気度である。具体的には、透気度が10秒/100ml以上(JAPAN TAPPI−5,王研式による測定)であることがガラス合紙として重要である。
従来、ガラス合紙としては低坪量(35〜50g/m)で密度0.60g/cm以下の紙が多く使用されており、透気度の値が低い合紙が主流であった。
ガラス合紙をガラス板の間へ挟み込む時には、通常は、合紙をバキューム装置によって吸い上げて挟み込む方法が採用されている。
しかし、ガラス基板の大型化で合紙も大面積化するため、透気度の値が10秒未満の場合には、バキューム圧が不足して作業に支障をきたす場合がある。
単に合紙の坪量や密度を上げれば、透気度の値を上げることは可能であるが、密度を上げると合紙のクッション性が低下し、傷つき防止効果が低下する。また、坪量を上げればコストの上昇を招く問題がある。
ガラス合紙の品質として重要な他の物性はクラークこわさである。具体的には、クラークこわさが40cm/100以上(紙の流れ方向)あることが重要である。
クラークこわさが40cm/100未満の場合、ガラス板の間から突出した合紙が直立の状態を保ちにくくなるため、取り出し装置で合紙を掴むことができないという問題が発生する恐れがある。高湿度条件化においては、より高いクラークこわさが求められる。また、場合によっては紙の流れ方向とは逆の幅方向で使用されることもあるので紙のクラークこわさの縦横比は1.0に近いほど好ましい。
本発明者らは、上記について鋭意研究した結果、前述したとおり、天然パルプ繊維を原料として抄紙されるガラス合紙において、当該原料は、その全繊維量に対して、長さ加重平均繊維長が1.5〜3.5mm(J.TAPPI No.52)、平均繊維幅が20〜40μm、ルンケル比が1.00〜4.00であるパルプを70質量%以上含有するものを使用することで、ガラス合紙の坪量や密度を変えることなく、上述の透気度、剛度および表面粗さの物性の条件を満足させることを見出した。
このように、繊維長が比較的長く、かつ繊維幅が広いパルプを用いることで、高密度化することなく、遮蔽効果を上げることが可能であり、その結果、10秒/100ml以上の透気度を出すことが容易となった。
一方、このように繊維幅が広く、かつルンケル比が大きいパルプを用いることで、同坪量での厚さが出やすくなるのでクラークこわさを高めることができ、40cm/100以上とすることが容易となった。また、20μm未満の繊維幅が狭いパルプを多用した場合には、紙表面の粗さが小さくなるためガラスとの接触点が多くなり、ガラス表面を汚染させる確率が大幅に高くなる。
なお、本発明において、繊維幅及びルンケル比は上記範囲で高いほど効果があるが、天然パルプの場合、実質的には、平均繊維幅の上限は40μm、ルンケル比の上限は4.00程度である。
本発明で使用するパルプとしては、その繊維が上記の範囲のものであれば特に限定されない。具体的には、木材パルプとしては、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)が好適に用いられる。その他好適に使用されるパルプとしては、靭皮繊維である***、亜麻、チョ麻、ケナフ(洋麻)、葉繊維であるマニラ麻、サイザル麻等を挙げることができる。
本発明において使用する原料パルプは、上記条件に当てはまるパルプ(主構成パルプ)の含有率が、その全繊維量(絶乾パルプの全質量)に対して70質量%以上である。より好ましくは80質量%以上である。主構成パルプの含有率が70質量%より多くなると、嵩が出やすくなりクラークこわさが大きくなる。主構成パルプの含有率が70質量%未満では、一定坪量や密度の中で目標とするクラークこわさや透気度、表面粗さを発現させることができない。
本発明において、主構成パルプのフリーネスは、カナディアンスタンダードフリーネス(以下CSF)で200〜650mlが好ましく、300〜600mlがより好ましい。
フリーネスが600mlを越える場合は、合紙の弾性率が低くなり、クラークこわさを高めることが難しい。また透気度も出にくくなる。逆に200ml未満の場合は、透気度は出やすくなるが厚さが出にくくなるため、クラークこわさが低くなることや合紙の表面粗さが小さくなる。
叩解の程度については、主構成パルプの種類に応じて、ガラス合紙として求められる性能に合致する物性が得られるように適宜定めるものとする。
なお、パルプの叩解を行うにあたって、叩解装置の種類、パルプ濃度、仕込み速度等の各種叩解条件は特にこれを限定するものではない。また、叩解手法は限定されるものではないが、遊離状叩解よりも粘状叩解の方がより好ましい。
本発明においては、状況に応じて任意の原料パルプを、前述の主構成パルプと混合して使用可能である。例えば、クラフトパルプ(KP)、サルファイトパルプ(SP)、ソーダパルプ(AP),等の化学パルプ、セミケミカルパルプ(SCP)、ケミグランドウッドパルプ(CGP)等の半化学パルプ、砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP、BCTMP)、リファイナーグランドウッドパルプ(RGP)等の機械パルプが使用可能である。
その他のパルプとしては、楮、三椏等を原料とする非木材繊維パルプ、古紙を原料とする脱墨パルプ等がある。
これら主構成パルプ以外の原料パルプは、単独でも、二種以上混合使用しても良い。
本発明において、主構成パルプとその他の原料パルプは、混合して叩解することも可能であるが、主構成パルプは剛直で繊維長が長いため、他のパルプと混合して叩解すると、主構成パルプが優先的に叩解処理を受けてしまう。
従って、主構成パルプとその他のパルプはそれぞれ単独で叩解することが好ましい。
また、本発明のガラス合紙は、天然パルプ繊維により構成されるガラス合紙であって、該パルプ繊維の長さ加重平均繊維長は1.5〜3.5mm(J.TAPPI No.52)、ルンケル比が0.90〜4.00であり、該パルプ繊維の繊維幅が10〜50μmの範囲に含まれるパルプが80質量%以上から構成されるものである。
なお、これらのガラス合紙を構成するパルプの長さ加重平均繊維長、繊維幅、ルンケル比、及び全繊維量に対する質量比率等は、本発明のガラス合紙を再離解した後、定法により測定した数値である。
本発明のガラス合紙は、上記の通り、繊維長が比較的長く(1.5〜3.5mm)、かつ繊維幅が広い(10〜50μm)パルプ80質量%以上から構成されており、その結果、高密度化することなく遮蔽効果を上げることが可能となり、透気度を10秒/100ml以上とすることが容易となった。
このような構成のガラス合紙は、前述したように、ガラス合紙の主構成パルプとして、全繊維量に対して、長さ加重平均繊維長が1.5〜3.5mm、平均繊維幅が20〜40μm、ルンケル比が1.00〜4.00であるパルプを70質量%以上含有するパルプを使用して抄紙することで好適に得ることができる。
本発明のガラス合紙は、ISO624−1974に準じて測定を行なったときの樹脂量が0.05質量%以下であるものが好ましい。樹脂量が0.05質量%を越える場合は、ガラス合紙として使用した場合、ガラス面の樹脂による汚染が顕著に目立つようになり問題となる場合がある。
なお、ガラス合紙中の樹脂分を0.05質量%以下にする方法としては、使用する主構成パルプの選定、配合率、蒸解、晒条件の調整、ピッチコントロール剤の添加、パルプの十分な洗浄、抄紙白水の系外排出が有効である。
木材パルプの場合、リグニン等に由来する樹脂分は、コロイダルピッチの状態でパルプスラリー中に存在し、pH変化や消泡剤などの薬品添加で凝集し、ピッチに成長する。このピッチがパルプに固着している場合、ガラス汚染の原因になる。
従って、木材パルプを主構成パルプとして使用する場合でも、それ以外の原料パルプとして使用する場合も、樹脂分の少ない樹種を選定するほうが良い。
また、本発明においては、原料パルプとして漂白処理の施されているパルプを使用することが、リグニンや色素系物質等の除去操作がされているために好ましい。
原料パルプとして古紙を使用する際は、古紙に含まれている不純物を取り除いてから使用することが好ましく、古紙を離解した後、アルカリ薬品を加え繊維からインキ膜を剥がし、界面活性剤に捕集させ繊維から分離除去する。具体的な除去方法としては泡にインキを洗い流す洗浄法があり、一般には両者を併用して脱油脂処理が行うものである。
また、ガラス合紙の表裏の平滑度(JAPAN TAPPI−5,王研式による測定)は20秒以下とすることが好ましく、10秒以下がさらに好ましい。平滑度は低いもの程、ガラスと合紙との接点を少なくすることができるため、ガラス汚染やブロッキングを防止可能となる。
また、ガラス合紙の表裏の表面粗さは、光学式表面粗さ測定装置を用いて、合紙の表面から6kg/cm2の加重で300ms押し付けたとき50〜120μmであることが好ましく、55〜100μmであることがより好ましい。表面粗さをこれらの範囲に設定することにより、ブロッキングやガラス汚染を防止することが可能となる。表面粗さが50μm未満であると、合紙とガラスとの接触点が多くなり、ガラス汚染を発生させる確率が増す。また、120μmより大きいと紙痕発生の原因となる。
なお、光学式表面粗さ測定装置は、加圧された条件化での表面粗さを測定するものであるため、ガラス合紙の表面粗さの評価方法として特に好適である。
本発明のガラス合紙の坪量は、35〜60g/mが好適であり、40〜55g/mがより好適である。坪量が60g/mを超えると重量が大きいためハンドリング適性やコスト面で問題がある。また、35g/m未満の場合は、十分な緩衝性が付与できない恐れがある。
以下、原料パルプ以外の抄紙条件について説明する。
本発明で使用可能な内添薬品については、ガラス表面を傷つけない、もしくは汚染しない範囲内で、ロジン、スチレン・マレイン酸、アルケニル無水コハク酸、アルキルケテンダイマー等のサイズ剤、各種紙力増強剤、硫酸アルミニウム、濾水歩留り向上剤、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン等の湿潤紙力増強剤、柔軟剤、帯電防止剤、消泡剤、スライムコントロール剤、タルク等の填料、染料等を任意に使用することができる。
また、必要に応じて、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、デンプン等を用いることができる。例えば、高ケン化度PVA、低ケン化度PVA、変性PVA、変性ポリアクリルアミド、生デンプン、酸化デンプン、変性デンプン等を塗布または含浸させることも可能である。
上記の塗布や含浸手段は、例えば、バーコーター、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ロッドコーター、ゲートロールコーターやサイズプレスやキャレンダーコーター等のロールコーター、ビルブレードコーター、ベルバパコーター等がある。
本発明のガラス合紙を製造するための製造装置、製造条件には特に限定はなく、それぞれの製造装置に合わせた製造条件を選択し、本発明の製品を製造することができる。例えば、傾斜ワイヤー抄紙機、円網抄紙機、長網抄紙機で単層もしくは抄き合わせによって抄紙される。抄紙時には必要に応じて前述のような薬品が内添される。さらに必要に応じて、コーター等による薬品の外添を行い、本発明のガラス合紙が製造される。
なお、本発明のガラス合紙には、表面に微細な凹凸であるエンボス加工やクレープ化処理を施しても良い。
エンボス加工はエンボッサーや凹凸の金型などにより行われ、点状、鎖線状、直線状、波状などの形状に加工される。凹凸の高低差は0.1mm以下、ピッチは2mm以下の状態で、表裏全面に分布されるものが好ましい。
クレープ化処理を付与する方法としては、抄紙機のウェットパートにおけるプレスロール上もしくはドライヤーパートにおけるシリンダー型ドライヤー上に設置されたドクターにて密着したシートを剥離してクレープ化する方法が挙げられる。前者をウエットクレープ、後者をドライクレープと区別している。これらのロールとポープリールの速度差などによりクレープ化率を変更することが可能であり、クレープ化率が大きいほど合紙の柔軟性や伸び等が増大する。一方では、抄紙段階でクレープ化処理を行わず、抄紙後のシートに2次加工として凹凸に成形された金型に挟み込み、クレープパターンを製造する方法もある。この方法では、ある程度均一化したクレープ形状を成形することが可能である。
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
なお、配合、濃度等を示す数値は、固形分又は有効成分の質量基準の数値である。
また、実施例及び比較例で得たガラス合紙は、特に記載のない場合は、抄造した紙はJIS P 8111に準拠して処理を行なった後、測定やテストに供した。
<実施例1>
市販NBKP(平均繊維長2.0mm、繊維幅29μm、ルンケル比1.13)をダブルディスクリファイナーにてCSF450mlまで叩解したパルプ80質量%と、市販LBKP(平均繊維長0.82mm、繊維幅16μm、ルンケル比1.35)をCSF500mlまで叩解したパルプ20質量%を混合した。
上記のパルプを長網抄紙機にて抄紙し、坪量50g/m、密度0.57g/cmのガラス合紙を作製した。
<実施例2>
市販NBKP(平均繊維長1.9mm、繊維幅34μm、ルンケル比1.54)をダブルディスクリファイナーにてCSF500mlまで叩解してパルプを得た。
上記パルプ100質量%を長網抄紙機にて抄紙し、坪量50g/m、密度0.60g/cmのガラス合紙を作製した。
<実施例3>
市販NBKPをマニラ麻(商品名:N−4、エクアドル産、平均繊維長3.4mm、繊維幅22μm、ルンケル比1.18)に変更し、傾斜ワイヤー抄紙機で抄紙した以外は実施例1と同様にしてガラス合紙を作製した。
<比較例1>
市販LBKP(平均繊維長0.8mm、繊維幅15μm、ルンケル比1.21)をCSF500mlまで叩解してパルプを得た。
上記のパルプ100質量%を長網抄紙機にて抄紙し、坪量50g/m、密度0.58g/cmのガラス合紙を作製した。
<比較例2>
市販NBKP(平均繊維長2.1mm、繊維幅24μm、ルンケル比0.97)をダブルディスクリファイナーにてCSF500mlまで叩解してパルプを得た。
上記パルプ100質量%を長網抄紙機にて抄紙し、坪量50g/m、密度0.55g/cmのガラス合紙を作製した。
<参考例1>
ダブルディスクリファイナーにてCSFを150mlにした以外は実施例2と同様にして、坪量50g/m、密度0.55g/cmのガラス合紙を作製した。
実施例、および比較例で用いたパルプの形態ならびに得たガラス合紙の物性を以下の方法で評価した。その結果を表1に示す。
<長さ加重平均繊維長>
長さ加重平均繊維長は市販の測定機(商標:Fiber Lab、Kajaani社製)を用いて測定した。
なお、本測定機は、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法の装置であり、繊維長以外にも、画像処理により、繊維幅、繊維壁の厚さの測定が可能である。
<繊維幅分布>
繊維幅は、前述の長さ加重平均繊維長を測定した時に用いたものと同じ測定機を使用して測定した。
<ルンケル比>
前述の長さ加重平均繊維長を測定した時に用いたものと同じ測定機を使用して、繊維径と繊維壁を測定し、下記の式1によってルンケル比を求めた。
式1:α=2c/(d−2c)
α:ルンケル比
c:壁厚(μm)
:繊維径(μm)
<透気度>
JAPAN TAPPI−5に準拠して、王研式により透気度を測定した。
<クラークこわさ>
JIS P 8143に準拠してクラークこわさを測定した。
<平滑度>
JAPAN TAPPI−5に準拠して、王研式により表裏の平滑度を測定した。
<表面粗さ>
ISO環境下(温度23℃、湿度50%)で光学式表面粗さ測定装置/(株)東洋精機製を用いて、同装置のプリズムに圧力6.0kg/cmで合紙を押し付け、プリズム側から入射角45度で照明し、光学的接触率の変化から平均粗さを測定した。
<樹脂量測定>
以下の通りの方法でISO624−1974に準じて測定を行なった。
絶乾約10gのガラス合紙を試料とし、ジクロロメタンを溶媒として、定温ヒーター下で4時間かけて抽出を行い、下記の式2にて紙中の樹脂量を求めた。
式2:m=(m/m)×100
m:樹脂量(%)
:ジクロロメタン抽出物(g)
:試料の絶乾質量(g)
<ガラス板表面の汚染度評価>
液晶ガラス用のガラス板とガラス合紙を平置きの状態で交互に積層し、加圧用冶具を用いて上方より2kg/cmの加重をかけた状態で温度50℃、湿度90%の環境下に4日間放置して加速試験を行なった。その後、ガラス板表面のブラッシング洗浄と超音波洗浄を実施した後、汚染度を評価した。
評価は目視によるものとし、全く汚染されていないものを○、部分的に汚染されていたものを△、全面が汚染されていたものを×とした。
Figure 2008266862
次に、実施例、比較例、参考例で得た合紙を再離解し、前述の方法で構成繊維を測定した。その結果を表2に示す。
Figure 2008266862
表1に示されるように、実施例1〜3に記載された方法により抄紙された本発明のガラス合紙は、透気度とクラークこわさ、表面粗さが適正な範囲であって、ハンドリング適性のあるガラス合紙が得られるものである。また、ガラス汚染も発生しない。比較例1〜2に記載のものについてはガラス汚染やハンドリング適性が劣る。

Claims (5)

  1. 天然パルプ繊維を原料として抄紙されるガラス合紙であって、当該原料は、その全繊維量に対して、長さ加重平均繊維長が1.5〜3.5mm(J.TAPPI No.52)、平均繊維幅が20〜40μm、ルンケル比が1.00〜4.00であるパルプを70質量%以上含有することを特徴とするガラス合紙。
  2. 天然パルプ繊維により構成されるガラス合紙であって、該パルプ繊維の長さ加重平均繊維長は1.5〜3.5mm(J.TAPPI No.52)、ルンケル比が0.90〜4.00であり、該パルプ繊維の繊維幅が10〜50μmの範囲に含まれるパルプが80質量%以上であることを特徴とするガラス合紙。
  3. 紙中の樹脂分(ISO−624−1974)が0.05質量%以下であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のガラス合紙。
  4. 平滑度が10秒以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラス合紙。
  5. 光学式表面粗さ測定装置で測定される表面粗さが50〜120μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガラス合紙。
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