JPWO2014098162A1 - ガラス合紙およびガラス板梱包体 - Google Patents

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Abstract

ガラス合紙から転写された異物に起因する、ガラス板に形成された配線の不良等を防止する、ガラス板の積層に用いられるガラス合紙の提供。複数枚のガラス板を積層する際に、ガラス板間に介在させるガラス合紙であって、ケイ素元素を有する有機化合物(オルガノポリシロキサン)の含有量が3ppm以下であるガラス合紙。

Description

本発明は、ガラス合紙、および該ガラス合紙を用いるガラス板梱包体に関する。
建築用ガラス板、自動車用ガラス板、プラズマディスプレイ用ガラス板や液晶ディスプレイ用ガラス板などのFPD(Flat Panel Display)用のガラス板は、保管中や搬送中に、表面に疵が入る、表面が異物で汚染される等で、製品欠陥が生じ易い。
特に、FPD用のガラス板(ガラス基板)は、表面に微細な電気配線(以下、配線とも言う)、電極、電気回路、隔壁等の素子が形成されるので、表面に僅かな疵や汚染が有っても、断線等の不良の原因となる。そのため、これらの用途に用いられるガラス板には、高い表面の清浄性が要求される。
一般的に、ガラス板は、梱包用のパレット等に積層された状態で、保管、搬送される。ガラス板の表面の疵は、この際に、隣接するガラス板間での擦れが生じることで、発生する場合が多い。
また、ガラス板の表面の汚染は、保管雰囲気や搬送雰囲気中の有機物などの汚染物質が、ガラス板の表面に付着することで発生する場合が多い。
この汚染物質は、水洗のみでガラス板の表面から除去することは困難である。そのため、汚染物質の除去は、例えば、酸やアルカリを用いた洗浄を行う必要が有る。しかしながら、このような洗浄は、洗浄時の作業環境を悪化させると共に、洗浄および廃液処理のコストも増大させる。しかも、このような洗浄を行っても、汚染物質をガラス板の表面から完全に除去するのは、困難である。
このようなガラス板の表面の疵や汚染を防止する方法として、積層するガラス板の間に紙を挟み込み、隣接するガラス板の表面同士を分離する、いわゆるガラス合紙を介在させる方法が、従来から利用されている。
しかしながら、ガラス板間にガラス合紙を介在させる方法では、ガラス合紙とガラス板の表面とが、直接、接触する。そのため、ガラス合紙の表面に存在する樹脂など各種の成分などがガラス板の表面に転写されて、ガラス板の表面を汚染し、ガラス板に、紙肌模様や焼けや汚れ(以下、転写汚れとも言う)等の問題が生じる。
このような問題を解決する方法として、例えば、特許文献1には、トリポリリン酸ナトリウムを0.1重量%以上含むガラス合紙が開示されている。
また、特許文献2には、四硼酸ナトリウムを50mg/m2以上含有するガラス合紙が開示されている。
さらに、特許文献3には、高級飽和脂肪酸の含有率を0.08質量%以下としたガラス合紙を用いて、ガラス板を梱包したガラス板梱包体が開示されている。
日本特開平6−316432号公報 日本特開平7−101483号公報 国際公開第2011/118502号
これらのガラス合紙によれば、ガラス合紙が含有する成分等が、ガラス板の表面に転写されることを低減して、ガラス板表面の転写汚れを抑制できる。
しかしながら、これらのガラス合紙では、FPD用のガラス板など、表面に配線や電極等の素子が形成されるガラス板の積層に用いた際に、ガラス合紙からの転写汚れに起因する、微細な配線、電極、電気回路等の不良の発生を十分に抑制するのは、困難である。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、ガラス板の表面に配線や電極等の素子を形成した際に、ガラス合紙からの転写による汚染に起因する配線等の不良の発生を大幅に抑制できるガラス合紙、および、このガラス合紙を用いるガラス板梱包体を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のガラス合紙は、複数枚のガラス板を積層する際に、ガラス板間に介在させるガラス合紙であって、ケイ素元素(原子)を有する有機化合物(以下、有機ケイ素化合物とも言う)の含有量が3ppm以下であることを特徴とするガラス合紙を提供する。
このような本発明のガラス合紙において、含有する前記有機化合物としては、シリコーン(オルガノポリシロキサン)が例示される。
前記ガラス合紙の原料が、シリコーン含有量が10ppm以下のパルプであるのが好ましい。ガラス合紙の原料としては、化学パルプ、半化学パルプ、機械パルプ、非木材繊維パルプ、および合成パルプからなる群から選ばれる少なくとも1種が好ましい。
また、ガラス合紙の原料は、バージンパルプであることが好ましい。
さらに、ガラス合紙の厚さは、0.05〜0.10mmが好ましい。
本発明のガラス合紙の製紙方法は、ガラス合紙の原料となるパルプを有機溶剤により洗浄を行う工程、乾燥前および/またはその後に、ガラス合紙を有機溶剤でシャワー洗浄を行う工程、ならびに有機溶剤を充填した水槽にガラス合紙を通紙する工程からなる群から選ばれる少なくとも1つの、パルプまたは紙に付着しているケイ素元素を有する有機化合物を溶解、除去する工程を有することが好ましい。
前記有機溶剤が、ケイ素元素を有する有機化合物を溶解可能な有機溶剤、または該有機溶剤を希釈した溶剤であるのが好ましい。
有機溶剤としては、炭化水素系有機溶剤であるのが好ましい。
さらに、本発明は、複数枚のガラス板を、前記本発明のガラス合紙を介在させて積層してなるたガラス板梱包体を提供する。
このような本発明のガラス板梱包体において、前記ガラス板が、フラットパネルディスプレイ用のガラス板であるのが好ましい。
本発明のガラス合紙によれば、間にガラス合紙を介在させて積層したガラス板の表面に微細な配線や電極等を形成した際に、ガラス合紙から転写された、ケイ素原子を含有する有機化合物に起因する不良を、大幅に抑制できる。従って、本発明のガラス合紙を用いることにより、歩留りを向上し、FPD等の生産コストを低減できる。
ガラス合紙の製造装置の一例の一部を概念的に示す図である。 ガラス合紙の製造装置の一例の一部を概念的に示す図である。 本発明のガラス板梱包体の一例を概念的に示す図である。
以下、本発明のガラス合紙およびガラス板梱包体について、添付の図面を参照して、詳細に説明する。
前述のように、ガラス板は、複数枚のガラス板がガラス合紙を介在して積層されたガラス板梱包体(ガラス積層体)の状態で、保管や搬送等に供される。
本発明のガラス合紙は、このようなガラス板の積層に用いられるガラス合紙であって、各種のガラス板の積層に利用可能である。中でも、表面に、配線、電極、電気回路、隔壁等の素子を形成されるガラス板の積層に用いられるのが好ましく、特に、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどのFPD用のガラス板(ガラス基板)を積層する際に、ガラス板の間に介在されるガラス合紙であるのが好ましい。
本発明のガラス合紙は、ケイ素原子を有する有機化合物の含有量(ガラス合紙の質量に対する、ケイ素原子を有する有機化合物の質量の割合)が3ppm以下のガラス合紙である。
本発明のガラス合紙は、このような構成を有することにより、このガラス合紙を用いて積層されたFPD用のガラス板などの表面に、配線、電極、電気回路、隔壁等の素子を形成した際に配線や電極に生じる不良等を、大幅に低減できる。
前述のように、ガラス合紙からガラス板への転写汚れを抑制することに関しては、従来より、各種の提案が行われている。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、FPD用のガラス板などの、表面に配線や電極等の素子を形成されるガラス板では、ガラス合紙からガラス板への転写汚れを抑制しても、表面に配線や電極等を形成した際に、配線等の不良が、決して低くはない確率で発生する。
本発明者らは、この原因について、鋭意検討を重ねた。その結果、ガラス合紙からガラス板に転写された、ケイ素原子を有する有機化合物が、配線等の不良の大きな原因となっていることを見出した。
周知のように、ガラス合紙の原料となる紙パルプの製造においては、化学パルプの製造における蒸解工程や漂白工程、古紙パルプの製造における脱墨工程など、各種の工程において、蒸解助剤、スケール防止剤、脱墨剤、消泡剤、界面活性剤、漂白剤などの様々な薬剤が必要に応じて使用される。また、ガラス合紙の製紙工程(抄紙工程)においても、ガラス合紙(湿紙/紙)が接触する部材の洗浄などに、洗浄剤、添加物の調整剤としての乳化剤や分散剤など、各種の薬剤が必要に応じて使用される。これらの薬剤の中には、有機ケイ素化合物を含む物も少なからず有る。
通常、パルプやガラス合紙の製造工程で使用された、これらの薬剤は、洗浄によって除去される。しかしながら、有機ケイ素化合物は、多くの物が、ある程度の粘度を有するため、完全に除去することは困難で、製造したガラス合紙に残存してしまう。
そのため、ガラス合紙を介在させてガラス板を積層した際に、ガラス合紙に残存する有機ケイ素化合物が、ガラス板に転写されて異物となってしまう。
一方、近年では、FPDは空間分解能等が高くなっており、その結果、ガラス板に形成される配線や電極等も微細になっている。例えば、配線であれば、幅3〜5μm程度の配線を、50〜200μm程度の間隔(ピッチ)で形成することが要求される。
ところが、本発明者らの検討によれば、このような微細な配線等を形成する際には、ガラス板の表面に僅かな有機ケイ素化合物が存在しても、配線となる金属薄膜(金属化合物薄膜)の成膜や、エッチングによるパターンニング等の阻害要因となる。
また、液晶ディスプレイでは、ガラス板の表面に僅かな有機ケイ素化合物が存在しても、カラーフィルタのブラックマトリックスにムラが生じてしまう。
そのため、ガラス合紙からガラス板に有機ケイ素化合物が転写などにより移動すると、転写された有機ケイ素化合物が異物となって、ガラス板に配線や電極などの素子や、カラーフィルタ等を形成した際の不良発生の大きな要因となる。
上記の有機ケイ素化合物は、種々のものがあるが、中でも、消泡剤に含有されることが多いシリコーン(有機官能基を有することのあるポリシロキサン(オルガノポリシロキサン)がガラス板に転写されると、配線や電極の不良等が発生し易い。シリコーンの中でも特に、ポリジメチルシロキサンなどがガラス板に転写されると、より配線や電極の不良等が発生し易くなる。
なお、抄紙工程において、ガラス合紙に含有するシリコーンの量を少なくさせることは可能であるが、パルプの段階で消泡剤などの残渣が少ない方が無論好ましい。パルプのシリコーン含有量は、10ppm以下が好ましく、5ppm以下がより好ましく、3ppm以下がさらに好ましく、特に、1ppm以下が好ましい。
本発明者らは、さらに検討を重ねた結果、ガラス合紙の有機ケイ素化合物の含有量を3ppm以下とすることにより、ガラス合紙からガラス板に転写された有機ケイ素化合物に起因する配線の不良等の発生を、大幅に低減できることを見出した。
すなわち、本発明のガラス合紙を用いることにより、FPD用のガラス板などの表面の有機ケイ素化合物からなる異物を除去するための高度な洗浄等を行わなくても、ガラス板の表面に微細な配線、電極、電気回路、隔壁などの素子や、カラーフィルタのブラックマトリックス等を形成した際に、有機ケイ素化合物に起因する断線等の配線などの素子の不良や、ブラックマトリックスのムラの発生を、大幅に抑制できる。従って、本発明のガラス合紙を用いることにより、FPDなどの生産コストを低減し、歩留りを向上できる。
前述のように、本発明のガラス合紙は、有機ケイ素化合物の含有量が3ppm以下のガラス合紙である。
有機ケイ素化合物の含有量が3ppmを超えると、ガラス合紙からガラス板への有機ケイ素化合物の転写を、十分に抑制できず、ガラス合紙からガラス板に転写された有機ケイ素化合物に起因する配線の不良発生等の低減効果を十分に得られない。
本発明のガラス合紙において、有機ケイ素化合物の含有量は、好ましくは2ppm以下、より好ましくは1ppm以下であり、特に、0.5ppm以下が好ましい。
ガラス合紙における有機ケイ素化合物の含有量を、上記の範囲にすることにより、本発明のガラス合紙を用いたFPD用ガラス板などの表面に、配線や電極等を形成した際に発生する不良を、より好適に抑制することができる。
なお、本発明のガラス合紙において、有機ケイ素化合物の含有量は、少ない程、好ましい。すなわち、本発明のガラス合紙において、有機ケイ素化合物の含有量の下限には、限定は無い。
しかしながら、ガラス合紙から有機ケイ素化合物を完全に取り除くのは、困難であり、有機ケイ素化合物の含有量が極端に少ないガラス合紙は、製造に手間やコストがかかる。この点を考慮すると、本発明のガラス合紙において、有機ケイ素化合物の含有量は、0.05ppm以上であるのが好ましい。
本発明のガラス合紙は、有機ケイ素化合物の含有量が3ppm以下である以外は、基本的に、ガラス板の積層に用いられる公知のガラス合紙である。
従って、本発明のガラス合紙は、クラフトパルプ(KP)、サルファイトパルプ(SP)、ソーダパルプ(AP)等の化学パルプ;セミケミカルパルプ(SCP)、ケミグランドウッドパルプ(CGP)等の半化学パルプ;砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP、BCTMP)、リファイナーグランドウッドパルプ(RGP)等の機械パルプ;楮、三椏、麻、ケナフ等を原料とする非木材繊維パルプ;合成パルプ;等、各種の原料からなる公知のガラス合紙が利用可能である。さらに、本発明のガラス合紙は、これらの混合物を原料とするものでもよく、セルロース等を含有するものを原料としてもよい。
また、これらの原料は、古紙であっても、バージンパルプ(Virgin pulp)であっても、古紙とバージンパルプとの混合物であってもよい。中でも、バージンパルプが好ましい。
ここで、本発明のガラス合紙においては、何れのパルプであっても、ガラス板に転写した際に配線や電極の不良等の大きな原因となる、シリコーン系の消泡剤(シリコーンを含有する消泡剤)を使用しないで製造したパルプを原料として用いるのが好ましい。
中でも、ポリジメチルシロキサンを含有する消泡剤を使用しないで製造したパルプが、本発明のガラス合紙の原料として、特に好適に用いられる。
本発明のガラス合紙は、基本的に、公知のガラス合紙の製紙方法を使用して製造できる。
好適な一例として、ガラス合紙の製紙工程において、紙原料液を調製する前に、原料となるパルプの洗浄を行う製造方法、および、乾燥工程の前および途中の少なくとも一方でシャワー洗浄を行う製造方法が例示される。
図1および図2に、本発明で使用される一例のガラス合紙の製造装置(ガラス合紙の製紙装置)の一例を概念的に示す。
図1に示すように、紙原料液(パルプを水で希釈した液体)は、ヘッドボックス12から、ワイヤパート14に設置された下ワイヤ16の上に、シート状に供給される。下ワイヤ16に供給された紙原料液は、次いで、下ワイヤ16と上ワイヤ18とによって挟み込まれることにより、均一の厚さに広げられると共に、脱水されて、湿紙(紙)となる。
ワイヤパート14の下ワイヤ16および上ワイヤ18は、無端帯状に形成された透過膜である。具体的には、プラスチックまたは金属材料で作られた網、もしくは、天然繊維または合成繊維からなるフェルト製の、無端帯である。
下ワイヤ16および上ワイヤ18は、複数のローラに掛け渡されて、図示を省略するモータの駆動力を、複数のローラの中の駆動ローラに伝達することにより、所定の速度で周回移動されている。
ワイヤパート14で形成された湿紙は、プレスローラ、無端帯状のフェルト、およびプレスローラ対等を有するプレスパート20に搬送され、ここで、さらなる脱水とプレスとが、同時に行われる。
プレスパート20を通過した湿紙は、複数本のローラで構成されるドライヤパート24に搬送され、ドライヤパート24を通過中に、例えば約120℃の雰囲気で乾燥される。
ドライヤパート24で乾燥された紙は、カレンダパート26に搬送され、カレンダロールによる挟持搬送等によってカレンダ処理を施されて、表裏面が平滑化される。なお、必要に応じて、ドライヤパート24とカレンダパート26との間にコータパートを設け、平滑化された紙の表面に塗料等を塗布してもよい。
カレンダパート26においてカレンダ処理を施された紙は、ガラス合紙としてリール28に巻き取られ、ロール状(以下、ジャンボロール30とする)にされる。
ガラス合紙は、通常、ジャンボロール30のまま出荷されてもよいが、通常、例えば、ガラス合紙は、製品に応じた幅に切断されて、巻き取られ、8000〜10000m程度の所定長の長尺なガラス合紙を巻回したロール32として、出荷される。すなわち、通常、ガラス合紙は、ジャンボロール30から小分けして出荷される。
具体的には、図2に概念的に示すように、ガラス合紙は、ジャンボロール30から送り出され、カッタ34によって所定幅に切断(長手方向に切断)され、ワインダ36によって巻き取られる。ジャンボロール30から送り出したガラス合紙が、所定の長さになった時点で、カッタ34によって所定長さに切断(幅方向に切断)されて、所定の幅で、長尺なガラス合紙を巻回してなるロール32とされて、ユーザーである、ガラスメーカー等に出荷される。
ロール32に巻回された長尺なガラス合紙は、出荷先において、積層するガラス板に応じたサイズのカットシート状(矩形状)に切断され、積層されるガラス板の間に介在される。
なお、このカットシートへの切断は、ガラス合紙の製造者で行ってもよい。
本発明のガラス合紙の製造方法として、このようなガラス合紙の製造装置(製紙工程)において、ヘッドボックス12に供給する紙原料液を調製する前に、原料となるパルプを洗浄する方法が例示される。
本発明者らの検討によれば、ガラス合紙からガラス板に転写される有機ケイ素化合物は、原料となるパルプに付着している不純物に起因する物が多いと考えられる。そのため、溶剤の中に原料となるパルプを投入して、攪拌や放置等を行うことにより、パルプに付着している有機ケイ素化合物を溶剤で溶解し、その後、濾過することにより、パルプを溶剤で洗浄する。
このように、溶剤で洗浄したパルプを用いて、紙原料液を調製して、ヘッドボックス12に供給して、ガラス合紙を製造する。これにより、有機ケイ素化合物が3ppm以下である、本発明のガラス合紙を製造することができる。
洗浄に用いる溶剤は、パルプに付着していると考えられる有機ケイ素化合物を溶解可能な有機溶剤等を、適宜、選択すればよい。
一例として、芳香族炭化水素系溶剤(トルエン、キシレンなど)等が例示される。なお、溶剤は、必要に応じて、エタノール等のアルコールで希釈して用いてもよい。アルコール等での希釈は、体積比で、好ましくは20〜80倍、より好ましくは40〜60倍とするのが好適である。
また、攪拌の速度や時間、溶剤へのパルプの浸漬時間、パルプの量に対する溶剤の量、溶剤の温度など、パルプの洗浄の条件は、紙の厚さ、紙の種類(原料等)、有機ケイ素化合物に対する溶剤の溶解力等に応じて、ガラス合紙が含有する有機ケイ素化合物を3ppm以下にできる条件を、適宜、設定すればよい。
また、このようなパルプの洗浄は、複数回、行ってもよい。
また、本発明のガラス合紙の別の製造方法として、このようなガラス合紙の製造装置において、ドライヤパート24の前、および/またはドライヤパート24の中の少なくとも一方において、紙をシャワー洗浄する方法が、例示される。
すなわち、ドライヤパート24の前(プレスパート20とドライヤパート24との間)、およびドライヤパート24の中の少なくとも一方に、シャワーを設け、乾燥前および乾燥中の少なくとも一方において、紙に付着していると考えられる有機ケイ素化合物を溶解可能な溶剤でシャワー洗浄する。これにより、紙に含まれる有機ケイ素化合物の異物を溶解して除去して、有機ケイ素化合物が3ppm以下である、本発明のガラス合紙を製造することができる。
なお、ドライヤパート24の前やドライヤパート24の中の洗浄用シャワーは、紙の搬送方向に、複数箇所、設けてもよい。
シャワー洗浄に用いる溶剤は、先のパルプの洗浄と同様、紙に付着していると考えられる有機ケイ素化合物を溶解可能な有機溶剤等を、適宜、選択すればよい。一例として、先にパルプの洗浄で例示した物と同様の溶剤が例示される。なお、先と同様に、溶剤は、必要に応じて、エタノール等で希釈して用いてもよい。エタノール等での希釈は、体積比で、好ましくは20〜80倍、より好ましくは40〜60倍とする。
また、シャワー洗浄に用いる溶剤の量、溶剤の噴射速度など、紙のシャワー洗浄の条件は、紙の厚さ、紙の搬送速度や搬送経路、紙の種類(原料等)、有機ケイ素化合物に対する溶剤の溶解力等に応じて、ガラス合紙が含有する有機ケイ素化合物を3ppm以下にできる条件を、適宜、設定すればよい。
また、本発明のガラス合紙の別の製造方法として、ドライヤパート24の前やドライヤパート24の中に、紙に付着していると考えられる有機ケイ素化合物を溶解できる溶剤を充填した水槽を設け、此処に紙を通紙することで、紙に含まれる有機ケイ素化合物の異物を溶解して除去する方法も、利用可能である。
この様なパルプの洗浄、紙のシャワー洗浄、および水槽を用いる洗浄は、2種以上を行って、本発明のガラス合紙を製造してもよい。
また、必要に応じて、溶剤を用いたパルプや紙の洗浄を行った後、純水等の清浄な水で、パルプや紙の洗浄を行っても良い。
本発明のガラス板梱包体は、複数枚のガラス板を、このような本発明のガラス合紙を介在して積層してなるガラス板梱包体(ガラス板積層体)である。
図3に、本発明のガラス板梱包体の一例を概念的に示す。なお、図3は、ガラス板梱包体を、ガラスの面方向から見た図(側面図)である。
図3に示すガラス板梱包体50は、パレット52に、複数枚のガラス板Gを積層してなるものである。パレット52は、公知のガラス板梱包用のパレットであり、基台54と、基台54の上面に立設された傾斜台56と、基台54の上面に載置された載置台58とを有する。
傾斜台56の水平方向の一面(ガラス板Gとの接触面=背面)は、鉛直方向に対して傾斜している(以下、傾斜面とも言う)。この傾斜面の角度は、積層されたガラス板Gが安定して積載、保管および搬送できる角度であればよく、通常、水平方向に対して85°以下であり、例えば、85°〜70°が好ましい。
また、載置台58の上面は、水平方向に対して傾斜台56に向かって下降するように傾斜する。図示例においては、一例として、載置台58の上面は、傾斜台56の傾斜面に対して90°となるように構成される。
パレット52において、ガラス板Gは、載置台58の上面に載置され、かつ、傾斜台56の傾斜面に立て掛けられた状態で積層される。
また、ガラス板Gの間には、前述の本発明のガラス合紙60が介在される。ガラス合紙60は、ガラス板Gよりも大きなサイズであり、ガラス板Gの全面を覆うように、ガラス板Gの間に介在される。
なお、積層されたガラス板Gと傾斜台56との間にも、同様に本発明のガラス合紙60を介在させてもよく、また、最前面のガラス板Gの表面を同様に本発明のガラス合紙60で覆ってもよい。
上記のようにして、本発明のガラス板梱包体50が形成される。この場合、さらに、必要に応じて、最前面のガラス板G(ガラス合紙)に当て板を当接して、帯状体を掛け渡して傾斜台56に固定してもよく、また、全てのガラス板Gを覆うようにカバーを掛けてもよい。
なお、本発明のガラス板梱包体は、図3に示すガラス板梱包体50のようにガラス板Gを立て掛けて積層するものに限定はされない。本発明のガラス板梱包体は、例えば実用新案登録第3165973号公報に示される板状体収納容器のように、ガラス板Gを水平に積層したものであってもよい。
本発明のガラス板梱包体において、ガラス板Gとしては、公知のガラス板が、各種、例示される。中でも、表面に前述のような配線や電極等の素子を形成されるガラス板が好適であり、特に、FPD用のガラス板が好適である。
以上、本発明のガラス合紙およびガラス板梱包体について詳細に説明したが、本発明は、上述の例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、勿論である。
以下に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されない。
[実施例1]
原料となるバージンパルプを、エタノールで50倍(体積比)に希釈したトルエンに投入(パルプと溶剤の比は、質量比で100:1)して、10時間、室温で攪拌した後、溶剤を濾過して、洗浄済の原料となるパルプを得た。
次いで、洗浄したパルプを原料として、図1および図2に示す、一例のガラス合紙の製造装置を用いて、ガラス合紙を作製した。
作製したガラス合紙(厚さ0.08mm)を約1cm四方に切断し、ヘキサンを用いて約時間半ソックスレー抽出機によってガラス合紙から成分を抽出した。得られた抽出液をロータリーエバポレーターにて濃縮乾固し、重クロロホルム1mLに再容解させ試料とした。装置は核磁気共鳴分析(Nuclear Magnetic Resonance)装置(ブルカーバイオスピン製、AVANCE500型)を用いて、NMRスペクトルで分析し、有機ケイ素化合物を特定した。その結果、有機ケイ素化合物の含有量は2ppmであった。
[比較例1]
原料となるパルプの洗浄を行わない以外は、実施例1と同様にして、ガラス合紙を作製した。作製したガラス合紙(厚さ0.08mm)を、実施例1と同様に分析したところ、有機ケイ素化合物の含有量は4ppmであった。
[実施例2]
図1および図2に示す、一般的なガラス合紙の製造装置において、ドライヤパート24の途中2箇所に、紙を洗浄するためのシャワーを設けた。
このような製造装置を用い、原料としてバージンパルプを用いて、ドライヤパート24において、エタノールで50倍(体積比)に希釈したトルエンによって紙のシャワー洗浄を行いつつ乾燥を行い、ガラス合紙を作製した。
作製したガラス合紙(厚さ0.08mm)を、実施例1と同様に分析したところ、有機ケイ素化合物の含有量は1ppmであった。
[比較例2]
ドライヤパート24における紙のシャワー洗浄を行わない以外は、実施例2と同様にして、ガラス合紙を作製した。
作製したガラス合紙(厚さ0.08mm)を、実施例1と同様に分析したところ、有機ケイ素化合物の含有量は4ppmであった。
[性能評価]
以上の実施例1および2、ならびに、比較例1および2で作製したガラス合紙を、厚さが0.5mmで、1500×1300mmサイズのFPD用のガラス板(旭硝子社製 液晶用ガラスAN100)の間に介在させて、複数枚のガラス板を積層したガラス板積層体にした。
このガラス板積層体を、実施例1および2、ならびに、比較例1および2の各ガラス合紙毎に、5パレット分(ガラス板2000枚)、作製した。
このガラス板積層体を、一般的なガラス板梱包用のパレットに積載して、ガラス板梱包体にした。
このようにして作製したガラス板梱包体を、台湾から日本まで船で搬送した。
日本まで搬送したガラス板梱包体から、各ガラス板積層体ごとに、100枚のガラス板を無作為に選択した。
次いで、選択した全てのガラス板の表面に、既存の手法により、幅が5μmの直線状の配線を、80μmの間隔で形成した。
形成した配線の断線状況を確認した。
その結果、実施例1および2のガラス合紙を用いて積層したガラス板では、全てのガラス板で、配線に断線は認められなかった。
これに対し、比較例1および2のガラス合紙を用いて積層したガラス板では、全てのガラス板で、配線に断線が確認された。
以上の結果より、本発明のガラス合紙は、汚染に起因する断線などの不良抑制に効果を有することが明らかとなった。
本発明のガラス合紙は、ガラス合紙からのガラス板への転写による汚染に起因する配線等の不良の発生を大幅に抑制することができ、FPD等の生産コストを低減し、歩留りを向上するなど、FPD用のガラス板のガラス板梱包体等として利用可能である。
なお、2012年12月21日に出願された日本特許出願2012−280085号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。
12 ヘッドボックス
14 ワイヤパート
16 下ワイヤ
18 上ワイヤ
20 プレスパート
24 ドライヤパート
26 カレンダパート
28 リール
30 ジャンボロール
32 ロール
34 カッタ
36 ワインダ
50 ガラス板梱包体
52 パレット
54 基台
56 傾斜台
58 載置台
60 ガラス合紙
G ガラス板

Claims (10)

  1. 複数枚のガラス板を積層する際に、ガラス板間に介在させるガラス合紙であって、ケイ素元素を有する有機化合物の含有量が3ppm以下であることを特徴とするガラス合紙。
  2. 前記有機化合物がシリコーン(オルガノポリシロキサン)を含有する請求項1に記載のガラス合紙。
  3. 前記ガラス合紙の原料が、シリコーン含有量が10ppm以下のパルプである請求項1または2に記載のガラス合紙。
  4. 前記ガラス合紙の原料が、化学パルプ、半化学パルプ、機械パルプ、非木材繊維パルプ、および合成パルプからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3のいずれかに記載のガラス合紙。
  5. 紙の厚さが、0.05〜0.10mmである請求項1〜4のいずれかに記載のガラス合紙。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のガラス合紙の製紙方法であって、ガラス合紙の原料となるパルプを有機溶剤により洗浄を行う工程、乾燥前および/またはその後に、ガラス合紙を有機溶剤でシャワー洗浄を行う工程、ならびに有機溶剤を充填した水槽にガラス合紙を通紙する工程からなる群から選ばれる少なくとも1つの、パルプまたは紙に付着しているケイ素元素を有する有機化合物を溶解、除去する工程を有することを特徴とする製紙方法。
  7. 前記有機溶剤が、ケイ素元素を有する有機化合物を溶解可能な有機溶剤、または該有機溶剤を希釈した溶剤である請求項6に記載の製紙方法。
  8. 前記有機溶剤が、芳香族炭化水素系有機溶剤である請求項7に記載の製紙方法。
  9. 複数枚のガラス板の間に、請求項1〜5のいずれかに記載のガラス合紙を介在させて積層してなるガラス板梱包体。
  10. 前記ガラス板が、フラットパネルディスプレイ用のガラス板である請求項9に記載のガラス板梱包体。
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