JPWO2009008413A1 - ガラス板用合紙及びガラス板積層体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ガラス板の縁からはみ出した合紙を取出装置によって確実に把持させ、箱又はパレットから合紙のみを良好に取り出すことができるガラス板用合紙及びガラス板積層体を提供する。本発明のガラス板用合紙は、JAPAN TAPPI No40に準拠したガーレ剛度が0.2mN以上、JIS P8119に準拠した平滑度が18秒以下の合紙36である。これにより、アンパッカーの合紙把持エラーや、合紙を箱又はパレットから取り出す際のトラブルを防止することができる。

Description

本発明は、ガラス板の保管時及び/又は搬送時にガラス板間に挟み込まれる紙、すなわち、ガラス板用合紙、及び該合紙を用いたガラス板積層体に関する。
ガラス板であって、建築用ガラス板、自動車用ガラス板、並びにプラズマディスプレイ用ガラス基板及び液晶用ガラス基板等のFPD用ガラス基板は、保管中、及び/又は搬送中に表面にキズや汚染が付き、製品欠陥となりやすい。特に、液晶ディスプレイ用に使用される無アルカリガラス基板のように、その表面に電気回路等を組み込むガラス基板として用いる場合には、その表面にわずかなキズや汚染があっても断線やパターニング不良が発生する。よって、このようなガラス基板には、きわめて高い表面特性が要求される。
ガラス板表面のキズは、ガラス板を積層して保管や搬送する際に、隣接するガラス板との間でずれが生じることによって発生する場合が多い。また、ガラス板表面の汚染は、搬送雰囲気中の有機物がガラス板表面に付着することによって発生する場合が多い。この有機物(汚染物質)は、水洗のみではガラス板表面から除去することは困難であり、例えば酸やアルカリを用いて洗浄する必要があるが、これでは洗浄時の作業環境が悪化するとともに洗浄及び廃液処理コストも増大し、かつ、このような洗浄を行っても有機物をガラス板表面から完全に除去することは困難である。
そこで、ガラス板の保管中や搬送中のキズや汚染を防止する方法として、積層するガラス板間に紙を挟み込み、隣接するガラス板表面を分離する、いわゆる合紙を介装する方法が従来から採られている。
しかし、合紙を介装させる方法では、合紙がガラス板表面と直接接触するため、合紙の樹脂成分がガラス板表面に転写され、ガラス板表面を汚染するという問題が生じる。これを回避するため、現状では樹脂成分の含有量が少ない合紙を用いる等の方法が採られているが、合紙からの樹脂成分転写量を精密に制御することは事実上極めて困難であり、また、このような合紙は普通紙に比べると価格が高く、コストアップの要因となる。
そこで、次に例示するようなガラス板用合紙が提案されている。
特許文献1には、トリポリリン酸ナトリウムを0.1重量%以上含むガラス用合紙が記載されている。そして、この合紙を使用することにより、合紙の性状を従来のように厳密に制御することなく、ガラス面上の撥水性、紙跡を回避することができる等の効果が得られると記載されている。
また、特許文献2には、ガラス板間に挟みこむ合紙であって、四硼酸ナトリウムを50mg/m以上含んでいることを特徴とするガラス用合紙が記載されている。そして、水蒸気等の付着によりガラス板表面に現れる紙肌の跡は、合紙からの樹脂分あるいはその加水分解物の脂肪酸ナトリウム等の転写ムラによるものと推定されるが、この発明の合紙は、それらの撥水源の洗浄による除去を容易にするという効果が記載されている。
特開平6−316432号公報 特開平7−101483号公報
ところで、合紙が介在されたガラス板は、箱又はパレットに積層された状態でガラス製造メーカーからガラス板の加工及び組立などを行うガラス板使用メーカーに搬送され、ガラス板使用メーカーでこの箱又はパレットからアンパッカー(ロボットや専用機)と称される取出装置によって1枚ずつ取り出される。この際、アンパッカーのガラス吸着部によってガラス板を吸着して取り出し、次に合紙を取り出すという動作を繰り返し行うことになるが、合紙を取り出す際には、ガラス板の縁からはみ出した部分の合紙を吸着やチャッキングで把持して取り出す場合が多い。
しかしながら、合紙の腰が弱い場合には、前記はみ出した合紙が垂れ下がることがあり、その垂れ下がった部分(ガラス板の縁部からはみ出した部分)をアンパッカーが良好に把持できないことがある。ガラス板は立てて箱又はパレットに積層される縦積の場合と、平にして箱またはパレットに積層される平積の場合とがあるが、縦積の場合には、紙を介在してガラス板を箱又はパレットに積層する際にも、上辺部からはみ出した合紙が垂れ下がり、次に積層するガラス板に挟まれてしまい、前記合紙を取り出す際にアンパッカーが合紙を良好に把持できないことがある。特にFPD用ガラス基板において、サイズは拡大傾向にあり、これに伴い合紙もFPD用ガラス基板の大きさと同程度必要とされることから、例えば第6世代のFPD用ガラス基板の梱包に使用される合紙の大きさは、1500mm×1800mm程度になる。このように合紙サイズが大きくなると、前記合紙の把持ミスによって、合紙を取り出せないトラブルの発生頻度が高くなる。
また、前記はみ出した合紙を吸着で把持する場合に、アンパッカーの合紙吸着部の吸引力がその合紙を透過して次の合紙まで及んで、2枚の合紙を同時に吸着してしまうという不具合が生じることがある。この不具合は、合紙を吸着する際の吸引力を弱く設定することにより対処できるが、あまり弱く設定すると合紙を取り出すことが出来ず、強く設定すると前記したように2枚の合紙を同時に吸着してしまう問題が生じるので、問題が生じないようにするには、微妙な調整が必要であった。
また、合紙とガラス板との密着性が強過ぎて、合紙を前記箱又はパレットから取り出す際に、合紙にガラス板が密着してガラス板も同時に取り出してしまうといった不具合が発生することがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ガラス板の縁からはみ出した合紙を取出装置によって確実に把持させ、箱又はパレットから合紙をのみを良好に取り出すことができるガラス板用合紙及びガラス板積層体を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、ガラス板間に介在させるガラス板用合紙であって、前記合紙のガーレ剛度が0.2mN以上であるガラス板用合紙に関する。
合紙のJAPAN TAPPI No40に準拠したガーレ剛度(以下、ガーレ剛度という)が低い場合、すなわち、合紙の腰が弱い場合には、合紙が垂れ下がることにより、その垂れ下がった部分(ガラス板の縁部からはみ出した部分)を取出装置の吸着やチャッキング等の把持部によって良好に把持できない場合がある。また、縦積の場合、ガラス板を積層する際に、合紙の腰が弱いと、ガラス板の上辺部からはみ出した部分の合紙が垂れ下がり、その垂れ下がった部分が次に積層するガラス板に挟まれ、合紙を取り出す際に取出装置の吸着やチャッキング等の把持部によって良好に把持できない場合がある。
このような合紙を取出す際のハンドリングで発生する合紙把持エラーを防ぐためには、合紙のガーレ剛度が0.2mN以上必要であることを、本願発明者は実験により確認した。よって、合紙のガーレ剛度を0.2mN以上とすることにより、合紙を取り出す際に、ハンドリングで発生する合紙把持エラーを防ぐことができ、ガラス板の縁からはみ出した合紙を取出装置によって確実に把持させ、箱又はパレットから取り出すことができる。また、縦積の場合、硝子を積層する際に、合紙が次に積層するガラス板に挟まれることが無いので、紙を取り出す際に、ハンドリングで発生する合紙把持エラーを防ぐことができ、ガラス板の縁からはみ出した合紙を取出装置によって確実に把持させ、箱又はパレットから取り出すことができる。
本発明のガラス板用合紙において、前記合紙の平滑度が18秒以下であることが好ましい。
また、本願発明者は、合紙とガラス板との密着性が強過ぎる場合、合紙を取り出す際に、ガラス板も同時に取り出してしまうといった不具合の発生原因を実験により確認したところ、JIS P8119 (1976)に準拠した平滑度(以下、平滑度という)が18秒を超えた合紙に前記不具合が発生し、平滑度が18秒以下であれば、前記不具合が発生しないことをつきとめた。よって、平滑度が18秒以下である合紙をガラス板の合紙として使用することにより、前記合紙を取り出す際の不具合を防止することができる。
本発明のガラス板用合紙において、前記合紙の透気度が5秒以上であることが好ましい。
本願発明者は、合紙の把持を吸着による場合、吸着によるハンドリング時に合紙を一度に2枚吸着してしまうといった取出装置の不具合の発生原因を実験により確認したところ、合紙のJIS P8117に準拠した透気度(以下、透気度という)が5秒未満の合紙に前記不具合が発生し、透気度が5秒以上であれば、前記不具合が発生しないことをつきとめた。よって、透気度が5秒以上である合紙をガラス板の合紙として使用することにより、前記取出装置の不具合を防止することができる。
また、本発明は、少なくとも2枚以上のガラス板を積層させたガラス板積層体であって、少なくとも一部の前記ガラス板間に前記合紙を介在させてガラス板を積層したガラス板積層体も提供する。
よって、本発明のガラス板積層体によれば、ガラス板の縁からはみ出した合紙を取出装置によって確実に把持させ、箱又はパレットから合紙をのみを良好に取り出すことができる。
本発明に係るガラス板用合紙をガラス板積層体用いた場合、及びガラス板積層体によれば、ガーレ剛度が0.2mN以上であるので、ガラス板用合紙を取出装置によって確実に把持させ、箱又はパレットから良好に取り出すことができる。
FPD用ガラス基板の梱包形態の一例を示したパレットの側面図。
符号の説明
36…合紙、36a…合紙のはみ出た部分、40…梱包用パレット、42…基台、44…傾斜台、
以下、添付図面に従って本発明に係るガラス板用合紙及びガラス板積層体の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、ガラス板Gを積層して保管及び/又は搬送する梱包形態の一例を示したガラス板積層体の側面図(模式図)である。
図1に示す梱包用パレット40は、基台42と、この基台42に立設された傾斜台44とから構成され、傾斜台44の傾斜面に複数枚の矩形状のガラス板Gが傾斜して立て掛けられるとともに、ガラス板G間に矩形状の合紙36が介装される。傾斜角度は、積層されたガラス板Gが安定して積載、保管、及び搬送できればよく、水平に対して85度以下であればよい。本実施の形態では、傾斜台44の傾斜角度は85度から70度である。合紙36はガラス板Gを保護するため、ガラス板Gよりも大きいサイズであることが好ましい。したがって合紙36の一部は、ガラス板Gからはみ出ることになり、この合紙36のはみ出た部分36aが、不図示のアンパッカー(取出装置ともいう)に把持されて、合紙36が梱包用パレット40から取り出される。なお、梱包パレット40のようにガラス板Gを縦積にする場合、ガラス板Gの下辺から合紙36がはみ出すと、ガラス板Gを隙間なく積載できずに梱包や搬送時にガラス板Gが損傷する虞があるので合紙36は上辺と左右のみに、はみ出ることが好ましい。また、アンパッカーが合紙36を取り出す際に把持する合紙のはみ出た部分36aは、上辺部分でもよいし、左右部分のいずれかでもよい。梱包用パレットの形態は、本実施の縦積の形態に限られず、平積みのパレットでもよく、またガラス板を複数枚重ねて収納する形態であればよい。
実施の形態の合紙36は、ガーレ剛度が0.2mN以上である。合紙36のガーレ剛度が低い場合、すなわち、合紙36の腰が弱い場合には、ガラス板Gの縁部から合紙36のはみ出た部分36aは垂れ下がることがあり、垂れ下がった合紙36のはみ出た部分36aをアンパッカーによって確実に把持できない場合がある。このような合紙36のハンドリングのトラブルを防ぐためには、合紙36のガーレ剛度が0.2mN以上必要であることを、本願発明者は実験により確認した。
ガラス板G及び合紙36のサイズや厚さは限定されないが、第6世代のFPD用ガラス基板(例えば1500mm×1800mm)サイズに対応する合紙サイズ以上の場合、および合紙厚さが0.01mm〜0.2mmの場合に特に好適である。また、はみ出た部分36aのガラス板Gからのはみ出し代(ガラス板Gの端辺から合紙36のはみ出た部分36aの端辺までの長さ)は、30mm〜100mmの場合に特に好適である。
また、合紙36は、平滑度が18秒以下であることが好ましい。ガラス板Gと合紙36の密着性が強いと合紙36を把持して取り出す際にガラス板Gまで一緒に取り出してしまうという不具合が生じることがある。特に厚みの薄いプラズマディスプレイ用ガラス基板(例えば2.5mm)、または液晶用ガラス基板(例えば0.7mm)である場合、合紙36とガラス基板との密着性が強くなり、合紙36を把持して取り出す際にガラス基板まで一緒に取り出してしまうという不具合が生じ易くなる。合紙36の平滑度が18秒以下であれば、合紙36を把持して取り出す際にガラス板Gまで一緒に取り出してしまうという不具合が生じる虞が無い。また、平滑度が18秒以下であれば、合紙36は粗面を有し、ガラス板Gとの接触面積が小さくなる。従って、合紙36中の樹脂分がガラス板Gに転写されてガラス面に紙肌模様、焼け、汚れなどを生じるという問題が発生し難い。
合紙36の原料は古紙、バージンパルプ、これらの混合物であってもよい。さらにセルロース等を含有している原料を用いてもよい。
一方、本願発明者は、合紙36の把持を吸着で行う場合、合紙36を一度に2枚吸着してしまうといったアンパッカーの不具合の発生原因を実験により確認したところ、透気度が5秒未満の合紙36に前記不具合が発生し、合紙36の透気度が5秒以上であれば、前記不具合が発生しないことをつきとめた。したがって、アンパッカーによって合紙36を吸着で把持する場合、透気度が5秒以上である合紙であることが好ましい。
また、本実施の形態において合紙36に含有される異物の大きさは200μm以下であることが好ましい。異物の大きさが200μm以下であるとガラス板Gの保管中、および搬送中に発生しやすいガラス板Gのキズが発生する虞がない。なお、閾値となる異物の大きさは、合紙36の厚みやガラス板Gの材質によって異なるので、異物の大きさは対象となるガラス板Gの材質や合紙36の厚みによって、都度決めることが必要である。
なお、本実施の形態において、合紙36はサイズが1800×1500mm、厚みは0.06〜0.1mmであり、ガラス板GはFPD用ガラス基板(商品名AN100、旭硝子株式会社製)を用いた。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2007年7月11日出願の日本特許出願2007−182232に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明のガラス板用合紙は、ガラス板の保管及び/又は搬送に好適に用いることができる。

Claims (4)

  1. ガラス板間に介在させるガラス板用合紙であって、前記合紙のガーレ剛度が0.2mN以上であるガラス板用合紙。
  2. 前記合紙の平滑度が18秒以下である請求項1に記載のガラス板用合紙。
  3. 前記合紙の透気度が5秒以上である請求項1または2に記載のガラス板用合紙。
  4. 少なくとも2枚以上のガラス板を積層させたガラス板積層体であって、少なくとも一部の前記ガラス板間に請求項1〜3のいずれかに記載の合紙を介在させてガラス板を積層したガラス板積層体。
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