JP2007043078A - 描画装置及び描画方法 - Google Patents

描画装置及び描画方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007043078A
JP2007043078A JP2006111315A JP2006111315A JP2007043078A JP 2007043078 A JP2007043078 A JP 2007043078A JP 2006111315 A JP2006111315 A JP 2006111315A JP 2006111315 A JP2006111315 A JP 2006111315A JP 2007043078 A JP2007043078 A JP 2007043078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shot
current density
pattern
electron beam
maximum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006111315A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Sunaoshi
仁 砂押
Shuichi Tamamushi
秀一 玉虫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to JP2006111315A priority Critical patent/JP2007043078A/ja
Priority to TW095123168A priority patent/TWI366862B/zh
Priority to US11/478,744 priority patent/US7485879B2/en
Priority to KR1020060061727A priority patent/KR100782702B1/ko
Priority to DE102006030837A priority patent/DE102006030837B4/de
Publication of JP2007043078A publication Critical patent/JP2007043078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2051Exposure without an original mask, e.g. using a programmed deflection of a point source, by scanning, by drawing with a light beam, using an addressed light or corpuscular source
    • G03F7/2059Exposure without an original mask, e.g. using a programmed deflection of a point source, by scanning, by drawing with a light beam, using an addressed light or corpuscular source using a scanning corpuscular radiation beam, e.g. an electron beam
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3174Particle-beam lithography, e.g. electron beam lithography
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y40/00Manufacture or treatment of nanostructures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/302Controlling tubes by external information, e.g. programme control
    • H01J37/3023Programme control
    • H01J37/3026Patterning strategy
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/3175Lithography
    • H01J2237/31776Shaped beam
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/143Electron beam

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

【目的】 ビーム分解能の劣化を抑えながら最良のスループットを実現する手法を提供することを目的とする。
【構成】 電子ビーム200が複数ショットされることにより描画されるパターンのパターンデータを入力し、入力されたパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビーム200の電流密度とショットする最大ショットサイズとを選択する描画データ処理回路310と、選択された前記電流密度で前記電子ビーム200を形成し、形成された電子ビーム200を各ショット毎に前記最大ショットサイズ以下のショットサイズに成形し、成形された電子ビーム200を試料にショットして前記パターンを描画する描画部150と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、描画装置及び描画方法に関し、特に、可変成形型電子線露光装置における露光手法に関する。
近年、LSIの高集積化に伴い、半導体装置に要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体装置へ所望の回路パターンを形成するためには、従来所望の回路パターンが形成された数十種類の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)をステージ上に搭載されたウェハの露光領域に高精度に位置合わせし、その後、光源からレーザ光等を照射することで、マスクに形成された所望の回路パターンがかかるウェハ上の露光領域に転写される。例えば、縮小投影露光装置が用いられる。かかる原画パターンは、高精度に仕上げられたガラス基板上に描かれ、レジストプロセス等を経て形成される。一般的には、片面にクロム(Cr)を蒸着したガラス基板上にレジスト材を均一に塗布したものに、電子線やレーザ等を光源としたエネルギービームを用いて所望の場所のレジスト材を感光させる。そして、現像後、Crをエッチングすることでパターンを形成することができる。
ここで、半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。従来、半導体デバイスの生産では、上述したように光露光技術が用いられてきたが、近年、LSI、超LSI等の高密度集積化する先端デバイスのパターン寸法が限界解像度に近づきつつあり、高解像露光技術の開発が急務となっている。
電子線(電子ビーム)露光技術は本質的に優れた解像性を有しており、DRAM(Dynamicrandom access memory)を代表とする最先端デバイスの開発や一部ASIC(application specific integrated circuit)の生産に用いられる。また、光露光技術を用いる場合でも高密度集積化する先端デバイス生産のための原画パターンを形成するために用いられる。
図27は、可変成形型電子線露光装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線露光装置(可変成形型EB(Electron beam)露光装置)における第1のアパーチャ410には、電子線330を成型するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に整形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の露光領域にショットされ描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という(例えば、特許文献1参照)。
その他、電子線露光装置に関して、ショットサイズと電流密度に関する記載が記載された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−58424号公報 特開平4−171714号公報
上述した可変成形による電子線露光装置では、従来、半導体ロードマップにおける目的とするノードに沿って、装置の製作段階で、最大ショットサイズでショットした場合に空間電荷効果によるビーム分解能の劣化が生じないように電流密度と前記最大ショットサイズとを設定していた。そして、以降、その装置では、かかる最初に設定された電流密度で電子ビームを形成し、かかる最初に設定された最大ショットサイズ以下のショットサイズに電子ビームを成型して描画を行なっていた。
しかしながら、描画パターンが微細かつ複雑となるに伴い、各ショットのショットサイズが小さくなるために全体でのショット数が増加し、描画パターン全体を描画する描画時間が増加してしまうといった問題が出てきた。その結果、スループットが低下してしまうといった問題が生じてしまう。ここで、各ショットの描画時間(ショット時間)を短縮するには、電流密度を上げることが有効であるが、むやみに上げたのでは空間電荷効果によるビーム分解能の劣化(ぼけ)が大きくなってしまうため採用することができない。
本発明は、かかる問題点を克服し、ビーム分解能の劣化を抑えながら最良のスループットを実現する手法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の描画装置は、
電子ビームが複数ショットされることにより描画されるパターンのパターンデータを入力し、入力されたパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビームの電流密度とショットする最大ショットサイズとを選択する選択部と、
前記選択部により選択された前記電流密度で前記電子ビームを形成し、形成された電子ビームを各ショット毎に前記最大ショットサイズ以下のショットサイズに成形し、成形された電子ビームを試料にショットして前記パターンを描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
後述するように、発明者等は、パターンデータに応じて、ビーム分解能の劣化を抑えながらスループットを最適化する電流密度と最大ショットサイズとを見出した。そこで、描画するパターンデータに応じて、スループットをより最良にする電流密度と最大ショットサイズと選択し、かかる電流密度と最大ショットサイズとによりパターンを描画することにより、最良のスループットを実現することができる。
そして、本発明における前記選択部において、異なるパターンデータが入力される場合でも最大ショットサイズ以下に成形された電子ビームを試料にショットする場合のビーム電流値が予め設定した値以下になるように、前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択することを特徴とする。
ビーム電流値が予め設定した値以下になるように、前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択することにより、空間電荷効果によるビーム分解能の劣化(ぼけ)を生じさせないようにすることができる。
また、選択部は、パターンデータに応じて設定されるビーム電流値以下になるように、電流密度と最大ショットサイズとを選択しても好適である。
また、試料面は、複数の描画領域に仮想分割される場合に、選択部は、描画領域毎に電流密度と最大ショットサイズとを選択しても好適である。そして、選択部は、描画領域毎に設定されるビーム電流値以下になるように電流密度と最大ショットサイズとを選択するとよい。
また、試料に、複数のパターンが描画される場合に、選択部は、パターン毎に電流密度と最大ショットサイズとを選択しても好適である。そして、選択部は、パターン毎に設定されるビーム電流値以下になるように前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択するとよい。
また、本発明の一態様の描画方法は、
ビーム電流値が予め設定した値以下となる関係にある電流密度と最大ショットサイズとを変数として、パターンデータに応じた描画時間の値を解析する解析工程と、
前記解析の結果に基づいて、描画時間の値が変曲する変曲領域にあたる電流密度と最大ショットサイズとを選択する選択工程と、
選択された前記電流密度と前記最大ショットサイズ以下のショットサイズとで電子ビームを試料にショットして前記パターンデータに応じたパターンを描画する描画工程と、
を備えたことを特徴とする。
解析工程により、描画時間の値の変化の様子を得ることができる。そして、描画時間の値が変曲する変曲領域にあたる電流密度と最大ショットサイズとを選択することにより、描画工程におけるスループットを向上させることができる。
また、ビーム電流値は、パターンデータに応じて設定されるようにしても好適である。
また、ビーム電流値は、描画されるパターンが求められる精度レベルに応じて設定されるようにしても好適である。
また、試料面は、複数の描画領域に仮想分割される場合に、ビーム電流値は、描画領域毎に設定されるようにしても好適である。
また、ビーム電流値は、複数のパターンが描画される場合に、パターン毎に設定されるようにしても好適である。
また、本発明の他の態様の描画装置は、
電子ビームが複数ショットされることにより描画されるパターンのパターンデータを入力し、入力されたパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビームの電流密度とショットする最大ショット面積とを選択する選択部と、
前記選択部により選択された前記電流密度で前記電子ビームを形成し、形成された電子ビームを前記最大ショット面積以下のショット面積に成形し、成形された電子ビームを試料にショットして前記パターンを描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
最大ショットサイズの代わりに最大ショット面積を用いることにより、後述するように総ショット数を減らすことができる。
また、選択部は、異なるパターンデータが入力される場合でも最大ショットサイズ以下に成形された電子ビームを試料にショットする場合のビーム電流値が予め設定した値以下になるように、電流密度と最大ショット面積とを選択するとよい。そして、選択部は、パターンデータに応じて設定されるビーム電流値以下になるように、電流密度と最大ショット面積とを選択すると好適である。
また、試料面は、複数の描画領域に仮想分割される場合に、選択部は、前記描画領域毎に電流密度と最大ショット面積とを選択するようにしても好適である。そして、選択部は、描画領域毎に設定されるビーム電流値以下になるように電流密度と最大ショット面積とを選択するとよい。
また、試料に、複数のパターンが描画される場合に、選択部は、パターン毎に電流密度と最大ショット面積とを選択するようにしても好適である。そして、選択部は、パターン毎に設定されるビーム電流値以下になるように電流密度と最大ショット面積とを選択するとよい。
また、本発明の他の態様の描画装置は、
ショットサイズが可変成形された電子ビームを複数ショットすることにより試料に所定のパターンを描画する描画装置において、
前記試料にショットされるビーム電流値が、各ショットにおいて予め設定した値以下になるように各ショットサイズに応じて電流密度を可変することを特徴とする。
ショット毎に電流密度を可変することで、空間電荷効果を生じない範囲で電流密度をなるべく大きくすることができる。その結果、よりショット時間を短縮することができる。
本発明によれば、ビーム分解能の劣化を抑えながらスループットをより最良にする電流密度と最大ショットサイズとを用いることができるので、最良のスループットを実現することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の要部構成を示す概念図である。
図1において、描画装置の一例となる可変成形型EB露光装置100は、描画部150と制御部160とを備えている。描画部150は、電子鏡筒102、XYステージ105、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、偏向器208、ファラデーカップ209を有している。制御部160は、選択部の一例となる描画データ処理回路310と、偏向制御回路320、デジタル・アナログコンバータ(DAC)332、電子光学系制御回路342を有している。図1では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。可変成形型EB露光装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれることは言うまでもない。
電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により正方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず正方形に成型する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向されて、移動可能に配置されたXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。かかる場合に、照射される電子ビーム200は、設定された最大ショットサイズ以下のショットサイズでパターンの形状に沿って矩形成形されることになる。
図2は、ステージ移動の様子を説明するための図である。
試料101に描画する場合には、XYステージ105を図示していない駆動部によりX方向に連続移動させながら、描画(露光)面を電子ビーム200が偏向可能な短冊状の複数のストライプ領域に仮想分割された試料101の1つのストライプ領域上を電子ビーム200が照射する。XYステージ105のX方向に移動は、連続移動とし、同時に電子ビーム200のショット位置もステージ移動に追従させる。連続移動させることで描画時間を短縮させることができる。そして、1つのストライプ領域を描画し終わったら、XYステージ105を図示していない駆動部によりY方向にステップ送りしてX方向(今度は逆向き)に次のストライプ領域の描画動作を行なう。各ストライプ領域の描画動作を蛇行させるように進めることでXYステージ105の移動時間を短縮することができる。
図3は、理想的な描画時間の計算式を示す図である。
図3に示すように、所定のパターンを描画する描画時間Tは、ショットサイクルTと総ショット数Nshotの積(式(1):T=T・Nshot)で示すことができる。また、ショットサイクルTは、セトリング時間TSETとショット時間Tshotとの和(式(2):T=TSET+Tshot)で示すことができる。そして、ショット時間Tshotは、試料101に照射されるドーズ量DOSEを電流密度Jで序した商(式(3):Tshot=DOSE/J)で示すことができる。XYステージ105のX方向への移動速度は、かかる描画時間Tを基本として算出される。現実的な描画時間は、XYステージ105のストライプ間の移動時間やその他のオーバーヘッド時間が加算される。
図4は、描画時間の計算式を示す図である。
図3に示した式(1)〜(3)に基づいて、描画時間Tは、図4に示すように、式(4):T=(TSET+DOSE/J)・Nshotで示すことができる。ここで、セトリング時間TSETは、装置仕様によって決まってしまい、また、ドーズ量DOSEは、露光するレジスト材の性能によって決まってしまうため、描画時間Tは、電流密度Jと総ショット数Nshotとを変数として最適値を見出せば、短縮することができる。
ここで、可変成形型EB露光装置100では、電子ビーム200の位置を制御するために、上述した偏向器205或いは偏向器208として、例えば、静電偏向器を用いる。静電偏向器を用いることで、印加する電圧を変化させることにより偏向量を制御することができる。そして、かかる偏向器205或いは偏向器208に印加する電圧を変化させたとき、設定した電圧に安定するまでに必要な時間をセトリング時間TSETと言う。可変成形型EB露光装置100では、変化させる電圧の大きさ(ビーム位置の変化量に対応する)に応じて、セトリング時間TSETが異なることになる。例えば、数十μsを必要とする。最適なセトリング時間は、システム設置時に確認され、描画データ処理回路310にパラメータとして設定しておけばよい。
図5は、電流密度とショットサイズとの関係を示す図である。
電流密度Jは、単位面積あたりのビーム電流値Iで示される。図5(a)に示すように、最大ショットサイズをLとして、正方形の電子ビーム200を試料101に照射する場合、最大ショット面積Sは、最大ショットサイズLの2乗で示される。ここで、上述した空間電荷効果によるビームぼけは、ビーム電流値Iによって左右される。各ショットにおいて、最もショット面積が大きくなるのは、最大ショットサイズLで正方形に成形された場合となるため、かかる場合に空間電荷効果によるビームぼけを劣化させないようにビーム電流値Iを設定することが有効である。
ここで、例えば、最大ショットサイズLを2.5μm、電流密度Jを10〜20A/cmに設定することで許容するビーム分解能を得てきた。すなわち、ビーム電流値I=62.5nA〜125nA以下とすることで、許容するビーム分解能を得ることができる。
ここで、上述したように、描画パターンが微細かつ複雑となるに伴い、各ショットのショットサイズが小さくなるため、装置の性能としては、最大ショットサイズがLまで電子ビーム200を成形することができても、実際のショットサイズは、図5(b)に示すように、最大でもLまでしか使用しないようになる。例えば、図5(b)の例では、LがLの半分とすると、実際、最もショット面積が大きくなるのは、Lの2乗、すなわち、面積で1/4の大きさとなるため、そこを通過するビーム電流値Iは、Iの1/4となる。描画時間Tは、式(4)に示したように電流密度Jを大きくすることで短縮することができるので、電流密度Jを大きくすることは有効である。さらに、図5(c)に示すように、ビーム電流値I=Iとなるまで、電流密度Jを大きくしてもビーム分解能を劣化させることがない。すなわち、図5(c)の例では、J=4Jにすることができる。
図6は、ショット密度とテクノロジーノードとの関係の一例を示す図である。
図6に示すように、最大ショットサイズLをある値とした場合、対象パターンA〜Cについて、ショット密度を測定してみると、描画パターンが微細かつ複雑となるに伴い、あるノード(node1)あたりから急激にショット密度が上昇していることがわかる。ショット密度が上昇するということは、総ショット数Nshotが上昇していることを示している。
図7は、ショット密度と最大ショットサイズとの関係の一例を示す図である。
図7に示すように、対象パターンA〜Cについて、最大ショットサイズを図6で使用した値から小さくしていくと、所定の値まで小さくしてもショット密度にあまり変化がない。言い換えれば、かかる状況では、総ショット数Nshotが増えないので、最大ショットサイズを単純に小さくし、最大ショットサイズを小さくした分、電流密度Jを大きくすればビーム分解能を劣化させずに描画時間Tを短縮することができる。
しかしながら、さらに、最大ショットサイズを小さくするとショット密度が急激に上昇してしまう。すなわち、総ショット数Nshotが増加してしまう。総ショット数Nshotが増加するとセトリング時間TSETもその増加数分必要となる。係る状況では、最大ショットサイズを小さくした分、電流密度Jを大きくしても総ショット数Nshotが増加してしまうので、式(4)に示すように単純に描画時間Tを短縮することができなくなる。
図8は、あるパターンにおけるショットサイズの分布の一例を示す図である。
図8では、最大ショットサイズを縦横ともにある値とした場合に、x軸に実際のショットサイズの縦寸法、y軸に実際のショットサイズの横寸法、z軸にショット数を示している。図7に示すように、あるパターンAでは、実際のショットサイズが縦(ここでは、x)×横(ここでは、y)の長方形に成形されるとすると、x,yともにそれぞれ所定の値以下のサイズに分布していることがわかる。
図9は、別のパターンにおけるショットサイズの分布の一例を示す図である。
図9では、図8と同様、最大ショットサイズを縦横ともにある値とした場合に、x軸に実際のショットサイズの縦寸法、y軸に実際のショットサイズの横寸法、z軸にショット数を示している。図9に示すように、あるパターンBでは、実際のショットサイズが縦(ここでは、x)×横(ここでは、y)の長方形に成形されるとすると、x,yともにそれぞれ図8とは異なる所定の値以下のサイズに分布していることがわかる。
図10は、最大ショットサイズと総ショット数の増加率との関係の一例を示す図である。
対象パターンA〜Cについて、横軸に最大ショットサイズを示し、縦軸に総ショット数の増加率を示した。例えば、最大ショットサイズをある位置を一例に見ると、パターンAでは、総ショット数が約2.5倍になっていることが示されている。パターンBでは、総ショット数が約4.5倍になっていることが示されている。
よって、パターンによっては、最大ショットサイズLを限りなく小さくしてその分だけ電流密度Jを大きくしても、総ショット数Nshotが増加してしまうため描画時間Tを短縮することに繋がらない。言い換えれば、最大ショットサイズLを小さくしていく過程(或いは、電流密度Jを大きくしていく過程)で、描画時間Tが減少から増加に転じる変曲点が存在することを発明者等は見出した。
図11は、最大ショットサイズと電流密度との関係を示す図である。
図11では、横軸に電流密度J、縦軸に最大ショットサイズLを示している。図5に示したように、電流密度Jと最大ショットサイズLとは、一定の関係、すなわち、ビーム電流値を予め設定した値になるように一定の保つという関係とすると、図11に示すように電流密度Jを大きくしていくと最大ショットサイズLが小さくなる関係になる。
図12は、総ショット数と最大ショットサイズとの関係を示す図である。
図12では、横軸に最大ショットサイズL、縦軸に総ショット数Nshotを示している。上述したように最大ショットサイズLを小さくしていくと、図12に示すようにあるところまでは、総ショット数Nshotは増加しないことがわかる。
図13は、描画時間と電流密度との関係を示す図である。
図13では、横軸に電流密度J、縦軸に描画時間Tを示している。図12に示す総ショット数Nshotを増加させない範囲の最大ショットサイズLとかかる最大ショットサイズLにおける図11に示す電流密度Jとを選択することで、図13に示すように、電流密度Jを大きくしていく過程で、描画時間Tが減少から増加に転じる変曲点における描画時間T(すなわち、最小描画時間Tmin)に調整することができる。従って、かかる変曲点における電流密度Jが、スループットを最良にする最適な電流密度Jbestとなる。そして、最適な電流密度Jbestにおける最大ショットサイズLが最適な最大ショットサイズLbestとなる。
図13では、電流密度Jを変数として、描画時間Tの変化を示したが、最大ショットサイズLを変数として、描画時間Tの変化を示しても構わない。電流密度Jと最大ショットサイズLとは、ビーム電流値を一定の保つという関係にしているため、どちらを変数としても同様の結果が成り立つことになる。
図14は、描画データ処理回路の内部構成の一部の一例を示すブロック図である。
図14において、描画データ処理回路310は、解析部314、選択部316、設定部318を備えている。解析部314は、図形分割部312、電流値演算部352、最大ショットサイズ設定部354、描画時間演算部356、総ショット数演算部358、電流密度設定部364を有している。図14では、本実施の形態の説明に必要な構成以外は省略している。
図15は、本実施の形態1におけるフローチャート図である。
S(ステップ)1402において、描画データ入力工程として、描画データ処理回路310は、パターンデータとなる描画データを入力する。
S1404において、解析工程の一部となる電流密度設定工程として、電流密度設定部364は、電流密度Jとして、初期値を設定する。
S1406において、解析工程の一部となる最大ショットサイズ設定工程として、最大ショットサイズ設定部354は、最大ショットサイズLとして、初期値Kを設定する。
S1408において、解析工程の一部となる電流値演算工程として、電流値演算部352は、ビーム電流値I=J×Lを演算する。
S1410において、解析工程の一部となる電流値判定工程として、描画データ処理回路310は、演算されたビーム電流値Iが予め設定されたビーム電流値Imaxより小さいかどうかを判定する。そして、小さい場合は、S1412に進む。
S1412において、解析工程の一部となる加算工程として、最大ショットサイズ設定部354は、例えば、加算器を用いて値Kに1を加算する。そして、S1406に戻る。ここでは、値Kに1を加算しているが、これに限るものではなく、最大ショットサイズLの値が変数として描画時間Tを解析できるように変動できればよい。
そして、ビーム電流値Iが、予め定めたビーム電流値Imaxになるまで、S1406からS1410を繰り返す。S1406では、最大ショットサイズLの値を設定し直す。
ビーム電流値Iが予め定めたビーム電流値Imax以下の組み合わせとなる電流密度Jと最大ショットサイズLとを用いることにより、ビーム分解能の劣化を防止することができる。
S1414において、解析工程の一部となる図形分割工程として、図形分割部312は、設定された最大ショットサイズLに従って、入力された描画データをショットサイズの図形に分割する。ショット図形は、矩形の1辺の長さが最大ショットサイズ以下の寸法になるように形成して配置する。アパーチャの形状に応じて成形される図形は変えることができる。例えば、ショット図形は、正方形、長方形或いは直角三角形に形成する。正方形、長方形であれば、1辺の長さが最大ショットサイズ以下の寸法になるように形成して配置する。直角三角形であれば、直角を挟む2辺のいずれか長い辺の寸法が、最大ショットサイズ以下の寸法になるように形成して配置する。
S1416において、解析工程の一部となる総ショット数演算工程として、総ショット数演算部358は、図形分割工程において分割されたショット図形の数を数えて、入力された描画データのパターンを描画するために必要な総ショット数を演算する。
S1418において、解析工程の一部となる描画時間演算工程として、描画時間演算部356は、入力された描画データにおけるパターンを描画する描画時間を演算する。描画時間Tは、電流密度Jと総ショット数演算工程にて演算された総ショット数Nshotとを用いて、入力された描画データであるパターンデータに応じた描画時間の値を演算する。かかる演算は、式(4)にしたがって演算すればよい。セトリング時間TSET、ドーズ量DOSEは、予め設定しておけばよい。
S1420において、解析工程の一部となる判定工程として、描画データ処理回路310は、演算された描画時間Tの値が変曲する変曲点、すなわち、最小値Tminとなっているかどうかを判定する。なっていない場合は、S1422に進む。最小値Tminとなった場合は、S1424に進む。
S1422において、解析工程の一部となる加算工程として、電流密度設定部364は、例えば、加算器を用いて電流密度Jに1を加算する。そして、S1404に戻る。ここでは、値Jに1を加算しているが、これに限るものではなく、電流密度Jの値が変数として描画時間Tを解析できるように変動できればよい。そして、S1404からS1420を繰り返す。S1404では、電流密度Jの値を設定し直す。
以上のように、図15では、電流密度Jの値と最大ショットサイズLの値とを変数として、変えていくことで、予め設定されたビーム電流値Imax以下の関係で変えられた最大ショットサイズLの値における総ショット数Nshotの値を得ることができる。そして変動する電流密度Jの値と総ショット数Nshotの値とから描画時間Tの値を得ることができる。言い換えれば、ビーム電流値が予め設定されたビーム電流値Imax以下となる関係にある電流密度Jと最大ショットサイズLとを変数として、パターンデータに応じた描画時間Tの値を解析することができる。
S1424において、選択工程として、選択部316は、解析の結果に基づいて、描画時間Tの値が変曲する変曲領域にあたる電流密度Jと最大ショットサイズLとを選択する。かかる描画時間Tの値が変曲する変曲点で描画時間は最小値Tminとなる。選択部316は、描画時間Tが、最小値Tminとなる電流密度Jと最大ショットサイズLとを選択することが最もスループットを良くする点で望ましいが、かかる1点に限るものではない。描画時間Tが、従来に比べ効果を発揮する値であれば、最小値Tmin付近の変曲領域で用いやすい電流密度Jと最大ショットサイズLとを選択することでも構わない。
そして、設定工程として、設定部318が、選択された電流密度Jと最大ショットサイズLとを設定する。
S1426において、パターン描画工程として、描画部150が、設定された電流密度Jで前記電子ビーム200を形成し、形成された電子ビーム200を各ショット毎に前記最大ショットサイズLの値以下のショットサイズに成形し、成形された電子ビーム200を試料101にショットして所望するパターンを描画する。ここで、最大ショットサイズLが設定されると、偏向制御部320に通知される。そして、偏向制御部320が、偏向器205を制御するための電圧を設定し、DAC332が、偏向器205にかかる電圧を印加することで、試料101にショットされるショット図形のサイズが、最大ショットサイズL以下のショットサイズで第2のアパーチャ206にて成形されるように電子ビーム200を偏向させることができる。また、電流密度Jが設定されると、電子光学系制御回路342に通知される。電子光学系制御回路342が、電子銃201を制御して、例えば、エミッション電流やフィラメント温度を調整することで電流密度Jを設定した値になるように制御することができる。或いは/及び、電子光学系制御回路342が、照明レンズ202における電子ビーム200のしぼりを調整することで、電流密度Jを設定した値になるように制御することができる。電流密度が、所定の値になっているかどうかは、電子ビーム200をファラデーカップ209に照射して検証することができる。
上述した図15では、電流密度Jに対して最大ショットサイズLを変数として値を変えた場合について説明したが、最大ショットサイズLに対して電流密度Jを変数として値を変えても構わない。
以上のように、描画するパターンに応じて、電流密度Jと最大ショットサイズLとを変えることで、最良のスループットを得ることができる。
以上の説明において、最大ショットサイズLの変更は、電子ビーム200の偏向位置を、ソフトウェア或いはハードウェアを用いて、偏向器205を制御することにより達成していたが、第1のアパーチャ203と第2のアパーチャ206との両方、或いはいずれか一方を取り替えることにより達成しても構わない。
図16は、アパーチャを交換する場合を説明するための概念図である。
例えば、複数の第1のアパーチャが交換可能に配置された図示していない第1のアパーチャカセットを備え、第1のアパーチャ213を第1のアパーチャ223に交換することで、開口214をサイズの異なる開口224に変更してもよい。例えば、開口中心の位置を同じにした開口214の寸法よりも1辺の寸法が小さい矩形形状の開口224に交換することで、最大ショットサイズで成形する場合に、第2のアパーチャ216の可変成形開口217に電子ビーム200を照射する際の偏向量を小さくすることができる。かかる場合には、偏向量を小さくすることができるのでセトリング時間を短縮することができ、描画時間の短縮を進めることができる。
また、例えば、複数の第2のアパーチャが交換可能に配置された図示していない第2のアパーチャカセットを備え、第2のアパーチャ216を第2のアパーチャ226に交換することで、可変成形開口217をサイズの異なる可変成形開口227に変更してもよい。例えば、開口中心の位置を同じにした可変成形開口217の寸法よりも1辺の寸法が小さい矩形形状の可変成形開口227に交換することで、最大ショットサイズで成形する場合に、第2のアパーチャ216の可変成形開口227に電子ビーム200を照射する際の偏向量を小さくすることができる。かかる場合には、偏向量を小さくすることができるのでセトリング時間を短縮することができ、描画時間の短縮を進めることができる。
さらに、第1のアパーチャ213と第2のアパーチャ216との両方を、第1のアパーチャ223と第2のアパーチャ226とにそれぞれ交換することで、開口中心の位置を同じにした双方の開口部の大きさが小さくなれば、電子ビーム200を照射する際の偏向量をより小さくすることができる。かかる場合には、偏向量をより小さくすることができるのでセトリング時間をより短縮することができ、描画時間の短縮をさらに進めることができる。
ここで、図16では、アパーチャそのものを交換したが、同一のアパーチャ内に複数の開口を設けて、電子ビーム200を照射する開口を交代するように構成しても構わない。
図17は、開口を交代するアパーチャを説明するための概念図である。
図17に示すように、第1のアパーチャ233と第2のアパーチャ236との両方、或いはいずれか一方にサイズの異なる開口を設けて、最大ショットサイズを変更しても構わない。図17では、第1のアパーチャ233に開口214とサイズの異なる開口224が形成されている。開口214と開口224とを交代させて使い分けることで最大ショットサイズを変更することができる。同様に、第2のアパーチャ236に可変成形開口217とサイズの異なる可変成形開口227が形成されている。可変成形開口217と可変成形開口227とを交代させて使い分けることで最大ショットサイズを変更することができる。開口を交代するには、アパーチャを図示していない駆動部で移動させてもよいし、電子ビーム200の偏向位置を制御して照射する位置を変えてもよい。
以上の説明において、第1のアパーチャの開口や第2のアパーチャの可変成形開口は、四角形に限るものではなく、他の形状であっても構わない。所望するショット形状が成形できるものであればよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、最小の描画時間Tとなる電流密度Jと最大ショットサイズLとを選択して設定していたが、最大ショットサイズLの代わりに最大ショット面積Sを選択して設定してもよい。実施の形態2における各構成は、実施の形態1の各構成のうち、「最大ショットサイズ」を「最大ショット面積」と読み替えた構成で構わないため説明を省略する。
電流密度Jは、単位面積あたりのビーム電流値Iで示される。また、上述したように、空間電荷効果によるビームぼけは、ビーム電流値Iによって左右される。ビームぼけが劣化しない最大のビーム電流値をImaxとすると、電流密度Jを固定した場合、各ショットにおいて、空間電荷効果によるビームぼけを劣化させない最もショット面積が大きくなる最大ショット面積S=Imax/Jとなる。よって、Imax/Jとなる最大ショット面積Sを設定し、それ以下になるように図形分割すれば、結果として各ショットについてビーム電流値Iが予め設定されたImax以下となりビームぼけが劣化させないようにすることができる。言い換えれば、許容するビーム分解能を得ることができる。
図18は、最大ショットサイズを規定して描画する場合を説明するための図である。
図18に示すように、最大ショットサイズLをLと設定して規定した場合、Lよりも小さい幅のラインパターンである場合、例えば、Lの半分である場合、x方向寸法は、L、y方向寸法は、L/2のショット図形に図形分割されることになる。よって、斜線部をショットするには、2回のショットが必要となる。
図19は、最大ショット面積を規定して描画する場合を説明するための図である。
図19では、図18における最大ショットサイズLを1辺とする正方形の面積Sを最大ショット面積Sと設定して規定した場合、Lよりも小さい幅のラインパターンである場合、例えば、Lの半分である場合、面積Sとなるショット図形に図形分割されることになる。よって、斜線部をショットするには、1回のショットで済ますことができる。
したがって、最大ショットサイズLの代わりに最大ショット面積Sを規定することにより、総ショット数を減少させることができる。
図20は、最大ショット面積と電流密度との関係を示す図である。
図20では、横軸に電流密度J、縦軸に最大ショット面積Sを示している。電流密度Jと最大ショット面積Sとは、一定の関係、すなわち、ビーム電流値を予め設定した値になるように一定の保つという関係とすると、図20に示すように電流密度Jを大きくしていくと最大ショット面積Sが小さくなる関係になる。
図21は、総ショット数と最大ショット面積との関係を示す図である。
図21では、横軸に最大ショット面積S、縦軸に総ショット数Nshotを示している。上述したように最大ショット面積Sを小さくしていくと、図21に示すようにあるところまでは、総ショット数Nshotは増加しないことがわかる。
図22は、描画時間と電流密度との関係を示す図である。
図22では、横軸に電流密度J、縦軸に描画時間Tを示している。図21に示す総ショット数Nshotが増加しない範囲の最大ショット面積Sとかかる最大ショット面積Sにおける図20に示す電流密度Jとを選択することで、図22に示すように、電流密度Jを大きくしていく過程で、描画時間Tが減少から増加に転じる変曲点における描画時間T(すなわち、最小描画時間Tmin)に調整することができる。従って、かかる変曲点における電流密度Jが、スループットを最良にする最適な電流密度Jbest2となる。そして、最適な電流密度Jbest2における最大ショット面積Sが最適な最大ショット面積Sbestとなる。
ここで、最大ショットサイズLの代わりに最大ショット面積Sを規定しているので、総ショット数Nshotが減少するため、変曲点の位置を図22に示すように下に移行させることができる。よって、最大ショット面積Sを規定することにより、最大ショットサイズLを規定した場合の最小描画時間Tmin1よりも短縮された最小描画時間Tmin2とすることができる。
図22では、電流密度Jを変数として、描画時間Tの変化を示したが、最大ショット面積Sを変数として、描画時間Tの変化を示しても構わない。電流密度Jと最大ショット面積Sとは、ビーム電流値を予め設定した値になるように一定の保つという関係にしているため、どちらを変数としても同様の結果が成り立つことになる。
よって、実施の形態2では、入力されるパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビームの電流密度とショットする最大ショット面積とを描画時間Tが最小値或いは最小値付近になるように選択し、描画部150が、選択された前記電流密度で前記電子ビームを形成し、形成された電子ビームを前記最大ショット面積以下のショット面積に成形し、成形された電子ビームを試料にショットして前記パターンを描画する。かかる構成により、ビーム分解能の劣化を抑えながらよりスループットを向上させることができる。
実施の形態3.
上述した各実施の形態では、最大ショットサイズの2乗或いは最大ショット面積時での面積領域に流れるビーム電流値Iが、ビーム分解能を劣化させないビーム電流値になるように電流密度を設定したが、各ショットで考察するとすべてのショット面積が最大ショットサイズの2乗の面積或いは最大ショット面積となるわけではない。そこで、各ショット毎に電流密度を可変するように構成することも好適である。可変の仕方としては、試料101にショットされるビーム電流値Iが、各ショットにおいて、ビーム分解能を劣化させない予め設定されたビーム電流値Imax以下でなるべくビーム電流値Imaxに近くなるように各ショットサイズ或いは各ショット面積に応じて電流密度Jを可変することが望ましい。各ショットサイズ或いは各ショット面積に応じて電流密度Jを可変することにより、ショット面積が最大ショットサイズの2乗の面積或いは最大ショット面積よりも小さい場合に、そのショットの電流密度を大きくすることができる。その結果、ショット時間を短縮することができるショットが出現し、描画時間の短縮に寄与することができる。実施の形態3における各構成は、上述した各実施の形態の各構成と同様で構わないため説明を省略する。
実施の形態4.
上述した各実施の形態では、描画されるパターンの種類に関わらず、ビーム電流値Imaxが予め一意に設定された構成について説明した。しかしながら、これに限るものではない。1つのマスク等の試料に描画されるパターンの中にはパターン精度の不要のものもある。実施の形態4における各構成は、上述した各実施の形態の各構成と同様で構わないため説明を省略する。
図23は、描画される試料の一例を示す図である。
マスク等の試料101に描画されるパターンには、図23に示すように高い精度レベルが要求され、精度の補償が求められる精度補償領域10と精度レベルが低くても構わない精度補償外領域20とがある。例えば、試料101がウェハ等に半導体装置を形成するためのマスク等である場合には、半導体回路を形成する部分の領域については高い精度レベルが要求される。その一方で、マスクをユーザが識別するための識別子等については、別に精度が要求されない。精度が要求されないパターンとして、例えば、バーコード22や数字やID番号や日付やシリアル番号(S/N)等が挙げられる。図23では、一例としてバーコード22を記載している。バーコード22は、バーコードリーダで読み取るためのもので、ユーザの目で認識できる大きさで構わない。また、数字やID番号や日付やシリアル番号(S/N)等は、ユーザの目で直接認識するものであるから当然にユーザの目で認識できる大きさで構わない。このような大きさのパターンでは特に精度が要求されないためビーム電流値Imaxを大きくすることができる。例えば、精度補償領域10に用いるビーム電流値Imaxの2倍の大きさで構わない。
そこで、実施の形態4では、描画領域或いはパターンに応じてビーム電流値Imaxを可変にする。求められる精度レベルに応じて可変にすることで、描画時間を短縮することができる。
図24は、実施の形態4におけるフローチャート図である。
S1402において、描画データ入力工程として、描画データ処理回路310は、パターンデータとなる描画データを入力する点は図15と同様である。
S1403において、ビーム電流値設定工程として、描画データ処理回路310は、ビーム電流値を設定する。上述した各実施の形態では、描画されるパターンの種類に関わらず、ビーム電流値Imaxが予め一意に設定されていたが、実施の形態4では、描画領域、パターン種類、パターンの精度レベル等に応じてビーム電流値Imaxを設定する。
図25は、対応テーブルの一例を示す図である。
図25に示すように、予め、パターン名称等のパターン識別子とそのパターンで用いるビーム電流値Imaxを対応させた対応テーブル30を用意しておく。精度補償領域10を描画するパターンと精度補償外領域20を描画するパターンの名称等を区別しておけばよい。そして、描画データ処理回路310は、入力されたパターンデータからパターン名称等のパターン識別子を抽出して、対応するビーム電流値Imaxを設定する。
S1404において、解析工程の一部となる電流密度設定工程として、電流密度設定部364は、電流密度Jとして、初期値を設定する。以下、各工程は、図15と同様であるため説明を省略する。
そして、パターンに応じてビーム電流値Imaxを設定することで、選択部316は、設定されたビーム電流値Imax以下になるように各ショットサイズ或いは各ショット面積とそれに応じた電流密度Jとを選択する。言い換えれば、パターンデータに応じて設定されるビーム電流値Imaxを可変にして、選択部316は、パターンデータに応じて設定されるビーム電流値Imax以下になるように、電流密度Jと最大ショットサイズ或いは最大ショット面積とを選択する。このように、試料101に複数のパターンが描画される場合に、選択部316は、パターン毎に電流密度Jと最大ショットサイズ或いは最大ショット面積とを選択する。以上のように構成することで、描画時間をさらに短縮することができる。
図25の対応テーブル30では、パターン名称等のパターン識別子とビーム電流値Imaxとを対応させたがこれに限るものではない。
図26は、対応テーブルの他の一例を示す図である。
図26では、予め、描画される描画領域とその領域で用いるビーム電流値Imaxを対応させた対応テーブル30を用意しておく。例えば、精度補償領域10と精度補償外領域20とを区別しておけばよい。そして、上述したビーム電流値設定工程において、描画データ処理回路310は、描画される領域から対応するビーム電流値Imaxを設定する。
以上のように、試料101の試料面を複数の描画領域に仮想分割しておき、描画領域毎に設定されるビーム電流値Imaxを可変にする。そして、選択部316は、描画領域毎に設定されるビーム電流値以下になるように電流密度Jと最大ショットサイズ或いは最大ショット面積とを選択する。以上のように構成しても、描画時間を同様に短縮することができる。
ここで、図23では、精度補償領域10と精度補償外領域20とに分ける例を説明したがこれに限るものではない。例えば、図2に示したストライプ領域毎に設定されるビーム電流値Imaxを可変にしてストライプ領域毎に電流値Imaxを設定するようにしても好適である。ストライプ領域によって、パターンの精度レベルが異なる場合が存在するからである。このような描画領域毎に設定されるビーム電流値Imaxを可変にして描画領域毎に設定されるビーム電流値以下になるように電流密度Jと最大ショットサイズ或いは最大ショット面積とを選択しても、描画時間を短縮することができる。
以上のように、上述した実施の形態1における描画装置は、電子ビームが複数ショットされることにより描画されるパターンのパターンデータを入力し、入力されたパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビームの電流密度とショットする最大ショットサイズとを選択する選択部と、前記選択部により選択された前記電流密度で前記電子ビームを形成し、形成された電子ビームを各ショット毎に前記最大ショットサイズ以下のショットサイズに成形し、成形された電子ビームを試料にショットして前記パターンを描画する描画部と、を備えたことを特徴とする。
上述したように、発明者等は、パターンデータに応じて、ビーム分解能の劣化を抑えながらスループットを最適化する電流密度と最大ショットサイズとを見出した。そこで、描画するパターンデータに応じて、スループットをより最良にする電流密度と最大ショットサイズと選択し、かかる電流密度と最大ショットサイズとによりパターンを描画することにより、最良のスループットを実現することができる。
そして、選択部において、異なるパターンデータが入力される場合でも最大ショットサイズ以下に成形された電子ビームを試料にショットする場合のビーム電流値が予め設定した値以下になるように、前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択することを特徴とする。
ビーム電流値が予め設定した値以下になるように、前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択することにより、空間電荷効果によるビーム分解能の劣化(ぼけ)を生じさせないようにすることができる。
また、上述した実施の形態1の描画方法は、ビーム電流値が予め設定した値以下となる関係にある電流密度と最大ショットサイズとを変数として、パターンデータに応じた描画時間の値を解析する解析工程と、前記解析の結果に基づいて、描画時間の値が変曲する変曲領域にあたる電流密度と最大ショットサイズとを選択する選択工程と、選択された前記電流密度と前記最大ショットサイズ以下のショットサイズとで電子ビームを試料にショットして前記パターンデータに応じたパターンを描画する描画工程と、を備えたことを特徴とする。
解析工程により、描画時間の値の変化の様子を得ることができる。そして、描画時間の値が変曲する変曲領域にあたる電流密度と最大ショットサイズとを選択することにより、描画工程におけるスループットを向上させることができる。
また、上述した実施の形態2の描画装置は、電子ビームが複数ショットされることにより描画されるパターンのパターンデータを入力し、入力されたパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビームの電流密度とショットする最大ショット面積とを選択する選択部と、前記選択部により選択された前記電流密度で前記電子ビームを形成し、形成された電子ビームを前記最大ショット面積以下のショット面積に成形し、成形された電子ビームを試料にショットして前記パターンを描画する描画部と、を備えたことを特徴とする。
最大ショットサイズの代わりに最大ショット面積を用いることにより、後述するように総ショット数を減らすことができる。
また、上述した実施の形態3の描画装置は、ショットサイズが可変成形された電子ビームを複数ショットすることにより試料に所定のパターンを描画する描画装置において、
前記試料にショットされるビーム電流値が、各ショットにおいて予め設定した値以下になるように各ショットサイズに応じて電流密度を可変することを特徴とする。
ショット毎に電流密度を可変することで、空間電荷効果を生じない範囲で電流密度をなるべく大きくすることができる。その結果、よりショット時間を短縮することができる。
以上のように上述した実施の形態によれば、ビーム分解能の劣化を抑えながらスループットをより最良にする電流密度と最大ショットサイズとを用いることができるので、最良のスループットを実現することができる。
以上の説明において、「〜部」と記載したものは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記録媒体に記録される。また、「〜部」の動作で説明した入力データ及び出力データは、レジスタやメモリ等の記憶装置に記憶される。また、各演算は、加算器或いは乗算器等を用いて行なえばよい。
ここで、実施の形態1における「最大ショットサイズ」を「最大ショット面積」と読み替えた場合、電流値演算部352は、ビーム電流値I=J×Lを演算するのではなく、ビーム電流値I=J×Sを演算することは言うまでもない。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、可変成形型EB露光装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての描画装置及び描画方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の要部構成を示す概念図である。 ステージ移動の様子を説明するための図である。 理想的な描画時間の計算式を示す図である。 描画時間の計算式を示す図である。 電流密度とショットサイズとの関係を示す図である。 ショット密度とテクノロジーノードとの関係の一例を示す図である。 ショット密度と最大ショットサイズとの関係の一例を示す図である。 あるパターンにおけるショットサイズの分布の一例を示す図である。 別のパターンにおけるショットサイズの分布の一例を示す図である。 最大ショットサイズと総ショット数の増加率との関係の一例を示す図である。 最大ショットサイズと電流密度との関係を示す図である。 総ショット数と最大ショットサイズとの関係を示す図である。 描画時間と電流密度との関係を示す図である。 描画データ処理回路の内部構成の一部の一例を示すブロック図である。 本実施の形態1におけるフローチャート図である。 アパーチャを交換する場合を説明するための概念図である。 開口を交代するアパーチャを説明するための概念図である。 最大ショットサイズを規定して描画する場合を説明するための図である。 最大ショット面積を規定して描画する場合を説明するための図である。 最大ショット面積と電流密度との関係を示す図である。 総ショット数と最大ショット面積との関係を示す図である。 描画時間と電流密度との関係を示す図である。 描画される試料の一例を示す図である。 実施の形態4におけるフローチャート図である。 対応テーブルの一例を示す図である。 対応テーブルの他の一例を示す図である。 可変成形型電子線露光装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
100 可変成形型EB露光装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
105 XYステージ
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,213,223,233,410 第1のアパーチャ
206,216,226,236,420 第2のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
207 対物レンズ
209 ファラデーカップ
214,224,411 開口
217,227,421 可変成形開口
310 描画データ処理回路
312 図形分割部
314 解析部
316 選択部
318 設定部
320 偏向制御回路
330 電子線
332 DAC
342 電子光学系制御回路
352 電流値演算部
354 最大ショットサイズ設定部
356 描画時間演算部
358 総ショット数演算部
364 電流密度設定部
430 荷電粒子ソース

Claims (10)

  1. 電子ビームが複数ショットされることにより描画されるパターンのパターンデータを入力し、入力されたパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビームの電流密度とショットする最大ショットサイズとを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記電流密度で前記電子ビームを形成し、形成された電子ビームを各ショット毎に前記最大ショットサイズ以下のショットサイズに成形し、成形された電子ビームを試料にショットして前記パターンを描画する描画部と、
    を備えたことを特徴とする描画装置。
  2. 前記選択部において、異なるパターンデータが入力される場合でも最大ショットサイズ以下に成形された電子ビームを試料にショットする場合のビーム電流値が予め設定した値以下になるように、前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択することを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  3. 前記選択部は、パターンデータに応じて設定されるビーム電流値以下になるように、前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択することを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  4. 前記試料に、複数のパターンが描画される場合に、
    前記選択部は、パターン毎に前記電流密度と前記最大ショットサイズとを選択することを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  5. ビーム電流値が予め設定した値以下となる関係にある電流密度と最大ショットサイズとを変数として、パターンデータに応じた描画時間の値を解析する解析工程と、
    前記解析の結果に基づいて、描画時間の値が変曲する変曲領域にあたる電流密度と最大ショットサイズとを選択する選択工程と、
    選択された前記電流密度と前記最大ショットサイズ以下のショットサイズとで電子ビームを試料にショットして前記パターンデータに応じたパターンを描画する描画工程と、
    を備えたことを特徴とする描画方法。
  6. 前記ビーム電流値は、パターンデータに応じて設定されることを特徴とする請求項5記載の描画方法。
  7. 前記ビーム電流値は、描画されるパターンが求められる精度レベルに応じて設定されることを特徴とする請求項5記載の描画方法。
  8. 電子ビームが複数ショットされることにより描画されるパターンのパターンデータを入力し、入力されたパターンデータに応じて、ショットする前記電子ビームの電流密度とショットする最大ショット面積とを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記電流密度で前記電子ビームを形成し、形成された電子ビームを前記最大ショット面積以下のショット面積に成形し、成形された電子ビームを試料にショットして前記パターンを描画する描画部と、
    を備えたことを特徴とする描画装置。
  9. 前記選択部は、パターンデータに応じて設定されるビーム電流値以下になるように、前記電流密度と前記最大ショット面積とを選択することを特徴とする請求項8記載の描画装置。
  10. ショットサイズが可変成形された電子ビームを複数ショットすることにより試料に所定のパターンを描画する描画装置において、
    前記試料にショットされるビーム電流値が、各ショットにおいて予め設定した値以下になるように各ショットサイズに応じて電流密度を可変することを特徴とする描画装置。
JP2006111315A 2005-07-04 2006-04-13 描画装置及び描画方法 Pending JP2007043078A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006111315A JP2007043078A (ja) 2005-07-04 2006-04-13 描画装置及び描画方法
TW095123168A TWI366862B (en) 2005-07-04 2006-06-27 Electron beam writing apparatus and writing method
US11/478,744 US7485879B2 (en) 2005-07-04 2006-07-03 Electron beam writing apparatus and writing method
KR1020060061727A KR100782702B1 (ko) 2005-07-04 2006-07-03 묘화 장치 및 묘화 방법
DE102006030837A DE102006030837B4 (de) 2005-07-04 2006-07-04 Elektronenstrahlschreibverfahren

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005194771 2005-07-04
JP2006111315A JP2007043078A (ja) 2005-07-04 2006-04-13 描画装置及び描画方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007043078A true JP2007043078A (ja) 2007-02-15

Family

ID=37563670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006111315A Pending JP2007043078A (ja) 2005-07-04 2006-04-13 描画装置及び描画方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7485879B2 (ja)
JP (1) JP2007043078A (ja)
KR (1) KR100782702B1 (ja)
DE (1) DE102006030837B4 (ja)
TW (1) TWI366862B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013077703A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画方法
JP2013243285A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
KR20150130239A (ko) * 2014-05-13 2015-11-23 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 전자빔 묘화 장치 및 전자빔 묘화 방법
US9362085B2 (en) 2014-02-25 2016-06-07 Jeol Ltd. Charged-particle beam lithographic system

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4881074B2 (ja) * 2006-05-30 2012-02-22 株式会社ニューフレアテクノロジー 荷電ビーム描画装置の描画回路自己診断方法および荷電ビーム描画装置
JP4932433B2 (ja) * 2006-11-02 2012-05-16 株式会社ニューフレアテクノロジー 電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画方法
US8669023B2 (en) 2008-09-01 2014-03-11 D2S, Inc. Method for optical proximity correction of a reticle to be manufactured using shaped beam lithography
US8039176B2 (en) 2009-08-26 2011-10-18 D2S, Inc. Method for fracturing and forming a pattern using curvilinear characters with charged particle beam lithography
JP5525739B2 (ja) 2008-09-16 2014-06-18 株式会社ニューフレアテクノロジー パターン検査装置及びパターン検査方法
JP5475635B2 (ja) * 2009-03-27 2014-04-16 株式会社アドバンテスト 電子線描画装置及び電子線描画方法
US9448473B2 (en) 2009-08-26 2016-09-20 D2S, Inc. Method for fracturing and forming a pattern using shaped beam charged particle beam lithography
TWI496182B (zh) * 2009-08-26 2015-08-11 D2S Inc 以可變束模糊技術使用帶電粒子束微影術製造表面之方法及系統
US9164372B2 (en) 2009-08-26 2015-10-20 D2S, Inc. Method and system for forming non-manhattan patterns using variable shaped beam lithography
WO2011049740A1 (en) * 2009-10-21 2011-04-28 D2S, Inc. Method and system for forming a pattern on a surface using charged particle beam lithography
JP5662756B2 (ja) * 2010-10-08 2015-02-04 株式会社ニューフレアテクノロジー 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US8638498B2 (en) 2012-01-04 2014-01-28 David D. Bohn Eyebox adjustment for interpupillary distance
US9368546B2 (en) 2012-02-15 2016-06-14 Microsoft Technology Licensing, Llc Imaging structure with embedded light sources
US9779643B2 (en) 2012-02-15 2017-10-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Imaging structure emitter configurations
US9297996B2 (en) 2012-02-15 2016-03-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Laser illumination scanning
US9726887B2 (en) 2012-02-15 2017-08-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Imaging structure color conversion
JP5896775B2 (ja) 2012-02-16 2016-03-30 株式会社ニューフレアテクノロジー 電子ビーム描画装置および電子ビーム描画方法
TWI489222B (zh) 2012-02-16 2015-06-21 Nuflare Technology Inc Electron beam rendering device and electron beam rendering method
US9460029B2 (en) 2012-03-02 2016-10-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Pressure sensitive keys
US9075566B2 (en) 2012-03-02 2015-07-07 Microsoft Technoogy Licensing, LLC Flexible hinge spine
US9578318B2 (en) 2012-03-14 2017-02-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Imaging structure emitter calibration
JP5970213B2 (ja) 2012-03-19 2016-08-17 株式会社ニューフレアテクノロジー マルチ荷電粒子ビーム描画装置及びマルチ荷電粒子ビーム描画方法
US11068049B2 (en) 2012-03-23 2021-07-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Light guide display and field of view
US10191515B2 (en) 2012-03-28 2019-01-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Mobile device light guide display
US9558590B2 (en) 2012-03-28 2017-01-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Augmented reality light guide display
US9717981B2 (en) 2012-04-05 2017-08-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Augmented reality and physical games
US10502876B2 (en) 2012-05-22 2019-12-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Waveguide optics focus elements
US8989535B2 (en) 2012-06-04 2015-03-24 Microsoft Technology Licensing, Llc Multiple waveguide imaging structure
US10192358B2 (en) 2012-12-20 2019-01-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Auto-stereoscopic augmented reality display
US10324733B2 (en) 2014-07-30 2019-06-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Shutdown notifications
US20160035539A1 (en) * 2014-07-30 2016-02-04 Lauri SAINIEMI Microfabrication
US9304235B2 (en) 2014-07-30 2016-04-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Microfabrication
US10254942B2 (en) 2014-07-31 2019-04-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Adaptive sizing and positioning of application windows
US9787576B2 (en) 2014-07-31 2017-10-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Propagating routing awareness for autonomous networks
US10592080B2 (en) 2014-07-31 2020-03-17 Microsoft Technology Licensing, Llc Assisted presentation of application windows
US10678412B2 (en) 2014-07-31 2020-06-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Dynamic joint dividers for application windows
US11086216B2 (en) 2015-02-09 2021-08-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Generating electronic components
US9429692B1 (en) 2015-02-09 2016-08-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical components
US9513480B2 (en) 2015-02-09 2016-12-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Waveguide
US9827209B2 (en) 2015-02-09 2017-11-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9535253B2 (en) 2015-02-09 2017-01-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9372347B1 (en) 2015-02-09 2016-06-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9423360B1 (en) 2015-02-09 2016-08-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical components
US10317677B2 (en) 2015-02-09 2019-06-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US10018844B2 (en) 2015-02-09 2018-07-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Wearable image display system
JP2016184605A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社ニューフレアテクノロジー 荷電粒子ビーム描画装置及び描画データ作成方法
EP3223299A4 (en) * 2016-01-21 2018-04-18 Technology Research Association for Future Additive Manufacturing 3d-modeling device, 3d-modeling device control method and 3d-modeling device control program

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242329A (ja) * 1986-04-14 1987-10-22 Toshiba Corp 荷電ビ−ム描画装置
JPH01276719A (ja) * 1988-04-28 1989-11-07 Fujitsu Ltd 電子ビーム露光装置
JPH08162384A (ja) * 1994-12-01 1996-06-21 Fujitsu Ltd 電子ビーム露光装置
JPH09189992A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Fujitsu Ltd 透過孔マスク、その形成方法、及び電子ビーム露光方法
JPH11219879A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Toshiba Corp 電子ビーム露光方法と電子ビーム露光装置
JPH11274032A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Toshiba Corp 荷電ビーム描画装置用偏向アンプの特性測定方法
JP2003142372A (ja) * 2001-11-02 2003-05-16 Toshiba Corp 電子ビーム描画装置、電子ビーム描画装置の調整方法及び電子ビーム描画方法
JP2004304031A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toshiba Corp マスクスキャン描画方法
JP2005026486A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Nikon Corp 荷電粒子線露光転写におけるパターン形状の推定方法、及び荷電粒子線露光転写に使用するレチクルパターンの決定方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546553A (en) 1978-09-28 1980-04-01 Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai Method of projecting electron beam
JPS5632726A (en) 1979-08-24 1981-04-02 Jeol Ltd Method for electron beam lithography
JPS5957431A (ja) * 1982-09-27 1984-04-03 Fujitsu Ltd 電子ビ−ム露光装置
JPH0622197B2 (ja) 1983-05-13 1994-03-23 株式会社日立製作所 描画方法および装置
JPH03173119A (ja) 1989-12-01 1991-07-26 Hitachi Ltd 電子線描画装置
JPH04171714A (ja) 1990-11-05 1992-06-18 Hitachi Ltd 電子線描画装置
JP3082662B2 (ja) * 1996-03-28 2000-08-28 日本電気株式会社 荷電ビーム露光装置および露光方法
JPH10302685A (ja) 1997-04-24 1998-11-13 Ise Electronics Corp 蛍光表示管
JP3116914B2 (ja) 1998-08-12 2000-12-11 日本電気株式会社 荷電粒子線露光装置および直描用マスク並びに描画方法
JP3807909B2 (ja) 2000-09-01 2006-08-09 富士通株式会社 荷電粒子ビーム露光方法及び荷電粒子ビーム露光装置
US6903355B2 (en) 2002-06-26 2005-06-07 Advantest Corporation Electron beam exposure apparatus, electron beam method, semiconductor device manufacturing method, mask, and mask manufacturing method

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242329A (ja) * 1986-04-14 1987-10-22 Toshiba Corp 荷電ビ−ム描画装置
JPH01276719A (ja) * 1988-04-28 1989-11-07 Fujitsu Ltd 電子ビーム露光装置
JPH08162384A (ja) * 1994-12-01 1996-06-21 Fujitsu Ltd 電子ビーム露光装置
JPH09189992A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Fujitsu Ltd 透過孔マスク、その形成方法、及び電子ビーム露光方法
JPH11219879A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Toshiba Corp 電子ビーム露光方法と電子ビーム露光装置
JPH11274032A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Toshiba Corp 荷電ビーム描画装置用偏向アンプの特性測定方法
JP2003142372A (ja) * 2001-11-02 2003-05-16 Toshiba Corp 電子ビーム描画装置、電子ビーム描画装置の調整方法及び電子ビーム描画方法
JP2004304031A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toshiba Corp マスクスキャン描画方法
JP2005026486A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Nikon Corp 荷電粒子線露光転写におけるパターン形状の推定方法、及び荷電粒子線露光転写に使用するレチクルパターンの決定方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013077703A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画方法
JP2013243285A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US9362085B2 (en) 2014-02-25 2016-06-07 Jeol Ltd. Charged-particle beam lithographic system
KR20150130239A (ko) * 2014-05-13 2015-11-23 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 전자빔 묘화 장치 및 전자빔 묘화 방법
JP2015216321A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 株式会社ニューフレアテクノロジー 電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画方法
US9281161B2 (en) 2014-05-13 2016-03-08 Nuflare Technology, Inc. Electron beam writing apparatus and electron beam writing method
KR101718610B1 (ko) * 2014-05-13 2017-03-21 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 전자빔 묘화 장치 및 전자빔 묘화 방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR100782702B1 (ko) 2007-12-07
DE102006030837A1 (de) 2007-01-18
KR20070004433A (ko) 2007-01-09
US20070023703A1 (en) 2007-02-01
TW200710594A (en) 2007-03-16
US7485879B2 (en) 2009-02-03
DE102006030837B4 (de) 2013-03-07
TWI366862B (en) 2012-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007043078A (ja) 描画装置及び描画方法
KR100843918B1 (ko) 리소그래피 장치, 빔 조사량 보정 방법, 및 빔 조사량 보정용 프로그램을 기록한 판독 가능한 기록 매체
TWI605302B (zh) 使用帶電粒子束微影術之用於臨界尺寸一致性之方法
JP4476975B2 (ja) 荷電粒子ビーム照射量演算方法、荷電粒子ビーム描画方法、プログラム及び荷電粒子ビーム描画装置
JP5063035B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置
JP4745089B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画方法、描画データ作成方法及びプログラム
JP4870437B2 (ja) 偏向収差補正電圧の演算方法及び荷電粒子ビーム描画方法
US8552405B2 (en) Charged particle beam writing apparatus and charged particle beam writing method
JP5616674B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP2013508972A (ja) 引き込みショットを用いて、成形荷電粒子ビーム書込装置により書き込まれるパターンをフラクチャリングするための方法
JP2013508973A (ja) 荷電粒子ビームリソグラフィを用いて表面上にパターンを形成するための方法およびシステム
JP2018006748A (ja) 表面上に書込む形状をバイアスするための方法およびシステム
JP2009038055A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
KR20220000399A (ko) 국부 패턴 밀도를 위한 하전 입자 빔 노광을 결정하기 위한 방법 및 시스템
JP6515835B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP5985852B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP2004127967A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置
CN111913361B (zh) 带电粒子束描绘方法以及带电粒子束描绘装置
CN111913362B (zh) 带电粒子束描绘方法以及带电粒子束描绘装置
JP6057672B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP6171062B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP2019068000A (ja) シミュレーション装置、荷電粒子ビーム描画システム、及び荷電粒子ビーム描画方法
JP2015050439A (ja) 描画データの補正方法、描画方法、及びリソグラフィ用のマスク又はテンプレートの製造方法
JP4939076B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画方法
JP5401135B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画方法、荷電粒子ビーム描画装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100610

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100707

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100924