JP2006049796A - 熱電変換素子及び熱電変換モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性基板と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成された特定のp型熱電変換材料と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成された特定のn型熱電変換材料とを含み、該導電性熱的緩衝材が、接合対象の熱電変換材料と基板との間の熱膨張率を有する導電性材料からなるものである、熱電変換素子。
【選択図】図1
Description
O2系層状酸化物が報告されており、熱電変換材料についての開発は、進行しつつある(
例えば、下記非特許文献1参照)。
R. Funahashiら、Jpn. J. Appl. Phys. 39, L1127 (2000).
酸化物からなるp型熱電変換材料とn型熱電変換材料の各材料を、各熱電変換材料と基板との間の熱膨張率を有する導電性材料を介して導電性基板に接続して得られる熱電変換素子は、高い変換効率と良好な導電性を有し、且つ熱的安定性、化学的耐久性等が非常に良好であり、熱電変換素子として優れた性能を発揮し得るものであることを見出した。そして、この様な熱電変換素子を複数個用い、基板上で直列に接合することによって、小型で高い出力密度を有し、耐久性にも優れた熱電変換モジュールが得られることを見出し、ここに本発明を完成するに至った。
1. 導電性基板と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成されたp型熱電変換材料と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成されたn型熱電変換材料とを含み、下記(i)〜(iii)の条件を満足することを特徴とする熱電変換素子:
(i)p型熱電変換材料が、一般式:CaaA1 bCocA2 dOe (式中、A1は、 Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Sr、Ba、Al、Bi、Yおよびランタノイドからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、A2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、2.2≦a
≦3.6;0≦b≦0.8;2.0≦c≦4.5;0≦d≦2.0;8≦e≦10である。)で表される複合酸化物、及び一般式:BifPbgM1 hCoiM2 jOk(式中、M1は、Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Ca、Sr、Ba、Al、Yおよびランタノイドからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、M2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、1
.8≦f≦2.2;0≦g≦0.4;1.8≦h≦2.2;1.6≦i≦2.2;0≦j≦0.5;8≦k≦10である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の複合酸化物からなるものであり、
(ii)n型熱電変換材料が、一般式:LnmR1 nNipR2 qOr(式中、Lnはランタノイ
ドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R1は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、0.5≦m
≦1.7;0≦n≦0.5;0.5≦p≦1.2;0≦q≦0.5;2.7≦r≦3.3である。)で表される複合酸化物、及び一般式:(LnsR3 t)2NiuR4 vOw(式中、Lnはランタノイドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R3は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R4は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であ
り、0.5≦s≦1.2;0≦t≦0.5;0.5≦u≦1.2;0≦v≦0.5;3.6≦w≦4.4である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の複合酸化物からなるものであり、
(iii)導電性熱的緩衝材が、接合対象の熱電変換材料と基板との間の熱膨張率を有する
導電性材料からなるものである。
2. 導電性熱的緩衝材が、酸化物及び金属を有効成分として含むものである上記項1に記載の熱電変換素子。
3. 導電性熱的緩衝材に含まれる酸化物が、接合対象の熱電変換材料の構成元素の一部又は全部を構成元素とするものである上記項2に記載の熱電変換素子。
4. 熱電変換材料が、酸化物及び金属を有効成分として含み、両者の混合割合が変動する傾斜組成を有するものである上記項2又は3に記載の熱電変換素子。
5. 導電性基板と熱電変換材料との接合部に、更に、網状材料又は繊維状材料を配置してなる上記項1〜4のいずれかに記載の熱電変換素子。
6. 293〜1073K(絶対温度)の温度範囲において、熱起電力が60μV/K以上である上記項1〜5のいずれかに記載の熱電変換素子。
7. 293〜1073Kの温度範囲において、電気抵抗が200mΩ以下である上記項
1〜6のいずれかに記載の熱電変換材料。
8. 上記項1〜7のいずれか一項に記載された熱電変換素子を複数個用い、一つの熱電変換素子のP型熱電変換材料の未接合の端部を、他の熱電変換素子のn型熱電変換材料の未接合の端部に接続する方法で複数の熱電変換素子を直列に接続してなる熱電変換モジュール。
9. 熱電変換素子の未接合の端部を基板上において接続してなる上記項8に記載の熱電変換モジュール。
10. 熱電変換素子の未接合の端部を、酸化物及び金属を含む導電性を有する接合剤を用いて接続してなる上記項8又は9に記載の熱電変換モジュール。
11.上記項8〜10のいずれかに記載の熱電変換モジュールの一端を高温部に配置し、他端を低温部に配置することを特徴とする熱電変換方法。
p型熱電変換材料としては、一般式:CaaA1 bCocA2 dOe (式中、A1は、 Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Sr、Ba、Al、Bi、Yおよびランタノイドからな
る群から選択される一種又は二種以上の元素であり、A2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、2.2≦
a≦3.6;0≦b≦0.8;2.0≦c≦4.5;0≦d≦2.0;8≦e≦10である。)で表される複合酸化物、及び一般式:BifPbgM1 hCoiM2 jOk(式中、M1は
、Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Ca、Sr、Ba、Al、Yおよびランタノ
イドからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、M2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり
、1.8≦f≦2.2;0≦g≦0.4;1.8≦h≦2.2;1.6≦i≦2.2;0≦j≦0.5;8≦k≦10である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の酸化物を用いる。上記各一般式においてランタノイド元素としては、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Lu等を例示できる。
する層と、六つの0が一つのCoに八面体配位し、その八面体がお互いに辺を共有するように二次元的に配列したCo02層が交互に積層した構造を有するものであり、前者の場合、Ca2Co03のCaの一部がA1で置換され、さらにこの層のCoの一部及びCo02層のCoの一部がA2によって置換されており、後者ではBiの一部がPb又はM1の一部で置換され、Coの一部がM2によって置換されている。
アニール法等の単結晶製造法、固相反応法、ゾルゲル法等の粉末製造法、スパッタリング法、レーザーアブレーション法、ケミカル・ベーパー・デポジション法等の薄膜製造法等の公知の方法によって上記組成を有する結晶構造の複合酸化物を製造すればよい。
酸化物単結晶が成長するので、互いに平衡状態にある融液相と固相(単結晶)の組成の関係によって、出発原料の組成を決めることができる。
(OCH3)2)、ジエトキシカルシウム(Ca(OC2H5)2)、ジプロポキシカルシウ
ム(Ca(OC3H7)2)等のアルコキシド化合物等を用いることができ、Co源として
は酸化コバルト(CoO、Co2O3、Co3O4)、塩化コバルト(CoCl2)、炭酸コ
バルト(CoCO3)、硝酸コバルト(Co(NO3)2)、水酸化コバルト(Co(OH
)2)、ジプロポキシコバルト(Co(OC3H7)2)等のアルコキシド化合物等を用いることができる。その他の元素についても同様に元素単体、酸化物、塩化物、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物、アルコキシド化合物等を用いることができる。また、上記複合酸化物の構成元素を二種以上含む化合物を使用してもよい。
n型熱電変換材料としては、一般式:LnmR1 nNipR2 qOr(式中、Lnはランタノイ
ドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R1は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、0.5≦m
≦1.7;0≦n≦0.5;0.5≦p≦1.2;0≦q≦0.5;2.7≦r≦3.3である。)で表される複合酸化物、及び一般式:(LnsR3 t)2NiuR4 vOw(式中、Lnはランタノイドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R3は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R4は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であ
り、0.5≦s≦1.2;0≦t≦0.5;0.5≦u≦1.2;0≦v≦0.5;3.6≦w≦4.4である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の酸化物を用いる。上記各一般式においてランタノイド元素としては、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Lu等を例示できる。また、m値は、0.5≦m≦1.7であり、好ましくは0.5≦m≦1.2である。
構造とも呼ばれる。どちらの複合酸化物もLnの一部がR1又はR3で置換され、Niの一
部がR2又はR4で置換されいる。
に原料物質を混合し、焼成することにより、目的とする複合酸化物の多結晶焼結体を得ることができる。
化合物(ジメトキシランタン(La(OCH3)3)、ジエトキシランタン(La(OC2
H5)3)、ジプロポキシランタン(La(OC3H7)3)等)等を使用でき、Ni源とし
ては、酸化ニッケル(NiO)、硝酸ニッケル(Ni(NO3)2)、塩化ニッケル(NiCl2)、水酸化ニッケル(Ni(OH)2)、アルコキシド化合物(ジメトキシニッケル(Ni(OCH3)2)、ジエトキシニッケル(Ni(OC2H5)2)、ジプロポキシニッ
ケル(Ni(OC3H7)2)等)等を使用できる。その他の元素についても同様に酸化物
、塩化物、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物、アルコキシド化合物を用いることができる。また本発明の複合酸化物の構成元素を二種以上含む化合物を使用してもよい。
導電性熱的緩衝材としては、接合対象となる熱電変換材料と導電性基板との間の熱膨張率を有する材料であって、良好な導電性を有するものであれば、特に限定なく使用できる。該熱電変換材料は、熱電変換素子全体の抵抗に占める該熱的緩衝材層の抵抗の割合が50%程度以下となる程度の導電性を有することが好ましく、10%程度以下となる程度の導電性を有することがより好ましく、5%程度以下となる程度の導電性を有することが更に
好ましい。
の繊維状物を用いることができる。
導電性基板としては、上記したp型熱電変換材料とn型熱電変換材料を接続可能な導電性を有する材料であればよい。例えば、シート状等の導電性金属からなる基板、絶縁性セラミックスに導電層を設けた基板などを用いることができる。
本発明の熱電変換素子は、導電性基板上に、p型熱電変換材料とn型熱電変換材料を、それぞれ導電性熱的緩衝材を介して接続したものである。
際に、293〜1073K(絶対温度)の全ての範囲において素子の熱起電力が60μV/K以上、電気抵抗が200mΩ以下の特性を維持できる方法が好ましい。
ンチ程度のものを用いることができる。網状材料の形状については特に限定はないが、例えば、接合部の形状と同一の形状又は接合部より小さい形状とすればよい。
上に導電層2を形成した導電性基板を用い、p型熱電変換材料5の接合部には、p型熱電変換材料用熱的緩衝材3と網状材料又は繊維状材料8をこの順序で積層し、n型熱電変換材料の接合部には、n型熱電変換材料用熱的緩衝材4と網状材料又は繊維状材料8をこの順序で積層し、これらを介してp型熱電変換材料5とn型熱電変換材料6をそれぞれ接合した熱電変換素子を示すものである。図2(II)は、絶縁性基板1上に導電層2を形成した導電性基板を用い、p型熱電変換材料5の接合部には、網状材料又は繊維状材料8とp型熱電変換材料用熱的緩衝材3をこの順序で積層し、n型熱電変換材料の接合部には網状材料又は繊維状材料8とn型熱電変換材料用熱的緩衝材4をこの順序で積層し、これらを介してp型熱電変換材料5とn型熱電変換材料6をそれぞれ接合した熱電変換素子を示すものである。図2(III)は、絶縁性基板1上に導電層2を形成した導電性基板を用い、
2層のp型熱電変換材料用熱的緩衝材3の層間に網状材料又は繊維状材料8を配置し、2層のn型熱電変換材料用熱的緩衝材4の層間に網状材料又は繊維状材料8を配置し、これらを介してp型熱電変換材料5とn型熱電変換材料6をそれぞれ接合した熱電変換素子を示すものである。
本発明の熱電変換モジュールは、上記した熱電変換素子を複数個用い、一つの熱電変換素子のp型熱電変換材料の未接合の端部を、他の熱電変換素子のn型熱電変換材料の未接合の端部に接続する方法で複数の熱電変換素子を直列に接続したものである。
%程度以上、好ましくは70重量%程度以上含む合金等を用いて形成すればよい。この様な皮膜は、例えば、これらの金属をペーストを塗布し焼き付ける方法、蒸着法などによって形成することができる。
との間の隙間部分等に断熱材を配置しても良い。この様な断熱材を配置することによって、熱電変換モジュールの使用時に高温側の基板から生じる輻射熱による低温部の温度上昇を抑制して、熱電変換効率を向上させることができる。断熱材の配置方法については、特に限定はなく、各熱電変換素子を接合した後、隙間部分に断熱材を充填しても良いが、予め隙間部分の形状に一致する断熱材を成形して絶縁性基板上に配置し、その後各熱電変換素子を所定の位置に配置して、焼結により接合する方法によれば、各熱電変換素子における熱電変換材料間にも断熱材を効率よく配置することができ、更に、焼結による各素子の接合操作も容易になる。断熱材としては、焼結時の高温にも変質が生じることのない、ケイ酸カルシウム、多孔質アルミナ等の高温耐久性の高い材料を用いることが好ましい。
(1)p型熱電変換材料の作製
原料として、炭酸カルシウム、酸化ビスマスおよび酸化コバルトを用い、化学式:Ca 2.7Bi0.3Co4O9.3で表される複合酸化物と同様の元素比となるように原料物質を混合し、大気
圧中において、1073Kで10時間仮焼きした。次いで、得られた焼成物を粉砕し、加圧成型して、300ml/分の酸素ガス気流中で1153Kで20時間焼成した。その後
、得られた焼成物を粉砕、加圧成形し、空気中で10MPaの一軸加圧下に、1123K
で20時間のホットプレス焼結を行い、p型熱電変換材料用の複合酸化物を作製した。
原料として、La, Bi及びNiの各硝酸塩を用い、化学式:La0.9Bi0.1NiO3.0で表される複合酸化物と同様の元素比となるように原料物質を秤量し、アルミナるつぼ中で蒸留水に溶解し攪拌混合した後、得られた水溶液を加熱して水を蒸発させて、乾固した。乾固物を大気中、873Kで20時間加熱し、得られた焼成物を粉砕、混合した後、加圧成形し、300ml/分の酸素ガス気流中で1123Kで20時間焼成した。次いで、焼成物を粉
砕し混合して、加圧成形後、再度、300ml/分の酸素ガス気流中で1273Kで20
時間焼成した。次いで、得られた焼成物を粉砕して、加圧成形した後、空気中で10MPaの一軸下に、1173Kで20時間のホットプレス焼結を行って、n型熱電変換材料用
の複合酸化物を作製した。
上記したp型熱電変換材料用複合酸化物の作製方法において、ホットプレス焼結前の酸化物をボールミル粉砕して、最も長い辺が1〜20μmの結晶粒が、全結晶粒数の90%以上を占める酸化物粉末を作製した。
上記したn型熱電変換材料用複合酸化物の作製方法において、ホットプレス焼結前の酸化物をボールミル粉砕して、最も長い辺が1〜20μmの結晶粒が全結晶粒数の90%以上を占める酸化物粉末を作製した。
のフィルムを5mm角に切断して、n型熱電変換材料用熱的緩衝材層の形成用フィルムを得た。
長さ10mm、幅5mm、厚さ1mmのアルミナ基板の片側の表面に銀ペーストを塗布し、100℃で有機溶媒を1時間かけ蒸発させた。その後800℃で15分間加熱し、アルミナ基板に銀薄膜からなる導電性皮膜を形成することにより、導電性基板を得た。
得られた熱電変換素子について、電気炉内で1073K(絶対温度)で1時間加熱した後、高温のまま炉外に取り出し、急冷を行う試験を5回繰り返して、加熱急冷試験を行った。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性皮膜として下記表1に示す材料を用いること以外は、実施例1と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた熱電変換素子は、図1の(I)に示す形状を有するものである。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例1と同様にして熱電変換素子を作製した。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記表2に示す材料を用いること以外は、実施例6と同様にして熱電変換素子を作製した。
導電性基板、熱電変換材料及び熱的緩衝材として実施例1と同一の材料を用いて、下記の方法で熱電変換材料と導電性基板の接合部に、熱的緩衝材と網状又は繊維状材料を有する熱電変換材料を作製した。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性皮膜として下記表3に示す材料を用いた。
駆体をアルミボードにのせ、1:1:1:2前駆体は930℃、1:1:1:1前駆体は900℃で、酸素気流中で100時間熱処理をした。室温まで冷却後前駆体表面から生えたウィスカーをピンセッ
トを用いて刈り取り、1:1:1:1の前駆体からはBi1.8〜2.5Sr1.1〜2.5Ca0〜0.8Co2O8.5
〜10の組成を有するBi2Sr2Co2O9相、1:1:1:2の前駆体からCa2.2〜3.2Sr0~0.2Bi0.1〜0.5Co4O8.5~10の組成を有するCa3Co4O9相のウィスカーが得られた。このようにして得られたウィスカーの使用量は、p型熱電変換材料の接合部とn型熱電変換材料の接合部にそれぞれ5mgとした。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例10と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた素子は、図2の(I)に示す形状の熱電変換素子において、導電性基板として銀シートを用いたものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記表4に示す材料を用いた。
また、網状材料又は繊維状材料として下記表4に示す材料を用い、その挿入位置は、実施例15と同様に熱電変換材料と熱的緩衝材の間とした。
p型熱電変換材料及びn型熱電変換材料として、実施例1と同様のものを作製した。
p型熱電変換材料用熱的緩衝材層の形成用フィルム及びn型熱電変換材料用熱的緩衝材層の形成用フィルムとしては、厚さが20μmであること以外は、それぞれ実施例1と同様のフィルムを作製した。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性皮膜として下記表5に示す材料を用いた。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例20と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた素子は、図2の(III)
に示す形状の熱電変換素子において、導電性基板として銀シートを用いたものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記表6に示す材料を用いた。
また、網状材料又は繊維状材料として下記表6に示す材料を用い、その挿入位置は、実施例25と同様に熱的緩衝材層の層間とした。
シートを用いたものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材、導電性基板及び網状材料として実施例10と同様の材料を用い、網状材料の挿入位置を導電性基板の導電性皮膜と熱的緩衝材の間とすること以外は、実施例10と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた熱電変換素子は、図2の(II)に示す形状を有するものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性皮膜として下記表7に示す材料を用いた。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例30と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた素子は、図2の(II)に示す形状の熱電変換素子において、導電性基板として銀シートを用いたものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記表8に示す材料を用いた。
また、網状材料又は繊維状材料として下記表8に示す材料を用い、その挿入位置は、実施例35と同様に熱電変換材料と導電性基板の間とした。
実施例1に記載したp型熱電変換材料用熱的緩衝材層の形成用フィルムの作製方法と同様にして、酸化物粉末と銀粉末の混合割合が、酸化物:銀(重量比)=8:2、6:4、4:6及び2:8のとなる4種類の水溶液を作製した。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性皮膜として下記表9に示す材料を用いること以外は、実施例40と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた熱電変換素子は、図1の(I)に示す形状の熱電変換材料において、傾斜組成を有する熱的緩衝材層を形成したものである。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例40と同様にして熱電変換素子を作製した。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記表10に示す材料を用いること以外は、実施例45と同様にして熱電変換素子を作製した。
導電性基板、熱電変換材料及び熱的緩衝材として、実施例40と同一の材料を用いて、下記の方法で熱電変換材料と導電性基板の接合部に熱的緩衝材と網状材料を挿入した熱電変換材料を作製した。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性皮膜として下記表11に示す材料を用いた。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例49と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた素子は、図2の(I)に示す形状の熱電変換素子において、導電性基板として銀シートを用い、傾斜組成を有する熱的緩衝材層を形成したものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記12に示す材料を用いた。
また、網状材料又は繊維状材料として下記表12に示す材料を用い、その挿入位置は、実施例54と同様に熱電変換材料と熱的緩衝材の間とした。
実施例40と同様にして、酸化物粉末と銀粉末の混合割合が、酸化物:銀(重量比)=8:2、6:4、4:6及び2:8のとなる4種類の水溶液を作製した。
において、傾斜組成を有する熱的緩衝材層を形成したものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性皮膜として下記表13に示す材料を用いること以外は、実施例59と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた熱電変換素子は、図2の(III)に示す形状の熱電変換材料において、傾斜組成を有す
る熱的緩衝材層を形成したものである。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例59と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた素子は、図2の(III
)に示す形状の熱電変換素子において、導電性基板として銀シートを用い、傾斜組成を有する熱的緩衝材層を形成したものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記表14に示す材料を用いた。
また、網状材料又は繊維状材料として下記表14に示す材料を用い、その挿入位置は、実施例64と同様に熱的緩衝材層の層間とした。
シートを用い、傾斜組成を有する熱的緩衝材層を形成したものである。
アルミナ基板上に形成する導電性皮膜、熱電変換材料、熱的緩衝材及び網状材料乃至繊維状材料として実施例49と同一の材料を用い、網状材料乃至繊維状材料の挿入位置を導電性基板の導電性皮膜と熱的緩衝材層との間とすること以外は、実施例49と同様にして熱電変換素子を作製した。
熱電変換材料、熱的緩衝材及びアルミナ基板上に形成する導電性基板として下記表15に示す材料を用いた。
長さ10mm、幅5mm、厚さ100μmの銀シートを導電性基板として用いること以外は、実施例69と同様にして熱電変換素子を作製した。得られた素子は、図2の(II)に示す形状の熱電変換素子において、導電性基板として銀シートを用い、傾斜組成を有する熱的緩衝材層を形成したものである。
熱電変換材料、熱的緩衝材及び導電性基板として下記表16に示す材料を用いた。
また、網状材料又は繊維状材料として下記表16に示す材料を用い、その挿入位置は、実施例74と同様に導電性基板と熱的緩衝材層の間とした。
長さ10mm、幅5mm、厚さ1mmのアルミナ基板の片側の表面に、銀ペーストを塗布し、100℃で有機溶媒を1時間かけ蒸発させた。その後800℃で15分間加熱して、アルミナ基板上に銀皮膜を形成した。次いで、この上に長さ10mm、幅5mm、厚さ50μmの銀シートを載せ、銀シート上に実施例1で製造した5mm角のp型熱電変換材料用熱的緩衝材層の形成用フィルムとn型熱電変換材料用熱的緩衝材層の形成用フィルムを重ならないよう載せた。更に、各フィルム上に、実施例1で作製したp型熱電変換材料とn型熱電変換材料を載せ、アルミナ基板面に垂直に圧力がかかるように0.1トンの圧力で加圧しながら、800℃、空気中で10時間熱処理を行って、熱電変換素子を得た。
5 p型熱電変換材料、6 n型熱電変換材料、7 金属シート、
8 網状又は繊維状材料
Claims (11)
- 導電性基板と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成されたp型熱電変換材料と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成されたn型熱電変換材料とを含み、下記(i)〜(iii)の条件を満足することを特徴とする熱電変換素子:
(i)p型熱電変換材料が、一般式:CaaA1 bCocA2 dOe (式中、A1は、 Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Sr、Ba、Al、Bi、Yおよびランタノイドからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、A2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、2.2≦a
≦3.6;0≦b≦0.8;2.0≦c≦4.5;0≦d≦2.0;8≦e≦10である。)で表される複合酸化物、及び一般式:BifPbgM1 hCoiM2 jOk(式中、M1は、Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Ca、Sr、Ba、Al、Yおよびランタノイドからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、M2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、1
.8≦f≦2.2;0≦g≦0.4;1.8≦h≦2.2;1.6≦i≦2.2;0≦j≦0.5;8≦k≦10である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の複合酸化物からなるものであり、
(ii)n型熱電変換材料が、一般式:LnmR1 nNipR2 qOr(式中、Lnはランタノイ
ドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R1は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、0.5≦m
≦1.7;0≦n≦0.5;0.5≦p≦1.2;0≦q≦0.5;2.7≦r≦3.3である。)で表される複合酸化物、及び一般式:(LnsR3 t)2NiuR4 vOw(式中、Lnはランタノイドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R3は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R4は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であ
り、0.5≦s≦1.2;0≦t≦0.5;0.5≦u≦1.2;0≦v≦0.5;3.6≦w≦4.4である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の複合酸化物からなるものであり、
(iii)導電性熱的緩衝材が、接合対象の熱電変換材料と基板との間の熱膨張率を有する
導電性材料からなるものである。 - 導電性熱的緩衝材が、酸化物及び金属を有効成分として含むものである請求項1に記載の熱電変換素子。
- 導電性熱的緩衝材に含まれる酸化物が、接合対象の熱電変換材料の構成元素の一部又は全部を構成元素とするものである請求項2に記載の熱電変換素子。
- 導電性熱的緩衝材が、酸化物及び金属を有効成分として含み、両者の混合割合が変動する傾斜組成を有するものである請求項2又は3に記載の熱電変換素子。
- 導電性基板と熱電変換材料との接合部に、更に、網状材料又は繊維状材料を配置してなる請求項1〜4のいずれかに記載の熱電変換素子。
- 293〜1073K(絶対温度)の温度範囲において、熱起電力が60μV/K以上である請求項1〜5のいずれかに記載の熱電変換素子。
- 293〜1073Kの温度範囲において、電気抵抗が200mΩ以下である請求項1〜6のいずれかに記載の熱電変換材料。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載された熱電変換素子を複数個用い、一つの熱電変換素子のP型熱電変換材料の未接合の端部を、他の熱電変換素子のn型熱電変換材料の未接合の端部に接続する方法で複数の熱電変換素子を直列に接続してなる熱電変換モジュール。
- 熱電変換素子の未接合の端部を基板上において接続してなる請求項8に記載の熱電変換モジュール。
- 熱電変換素子の未接合の端部を、酸化物及び金属を含む導電性を有する接合剤を用いて接続してなる請求項8又は9に記載の熱電変換モジュール。
- 請求項8〜10のいずれかに記載の熱電変換モジュールの一端を高温部に配置し、他端を低温部に配置することを特徴とする熱電変換方法。
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