JP2003535860A - 新規なオキサゾリジノン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

新規なオキサゾリジノン誘導体及びその製造方法

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JP2003535860A
JP2003535860A JP2002501891A JP2002501891A JP2003535860A JP 2003535860 A JP2003535860 A JP 2003535860A JP 2002501891 A JP2002501891 A JP 2002501891A JP 2002501891 A JP2002501891 A JP 2002501891A JP 2003535860 A JP2003535860 A JP 2003535860A
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チョー,ジョン−ファン
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リー,ジョン−ジン
パーク,サン−クク
リー,テ−ホー
キム,ドン−ゴー
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    • C07D413/10Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings linked by a carbon chain containing aromatic rings
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    • C07D413/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D413/14Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing three or more hetero rings

Abstract

(57)【要約】 本発明は、新規なオキサゾリジノン誘導体、その薬学的に許容可能な塩及びその製造方法に関するものである。より具体的には、本発明は、フェニル基の4番位置にヘテロ環及びヘテロ芳香族環によって置換されたピリジンまたはピリミジン誘導体を持ったオキサゾリジノン誘導体に関するものである。本発明の化合物は、抗菌スペクトルが広く、抗菌活性が優秀であり、毒性が低いので抗菌剤として有用に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、抗菌効果を持った下記の化学式1で表示される新規なオキサゾリジ
ノン(oxazolidinone)誘導体及び薬学的に許容されるその塩、その製造方法及び
それを含む組成物に関するものである。
【0002】
【化10】 化学式1
【0003】 従来の技術 オキサゾリジノン(oxazolidinone)化合物は、醗酵産物ではないが、経口投与
が可能な人工合成抗生剤であり、多様な構造の誘導体が報告されている。例えば
、一つまたは二つの置換基を持った3-フェニル-2-オキサゾリジノン誘導体は、
米国特許USP4,948,801、USP4,461,773、USP4,340,606、USP4,476,136、 USP4,25
0,318、USP4,128,654に記述されている。また、下記の化学式2で表示される3-[(
モノ置換化)フェニル]-2-オキサゾリジノン誘導体は、欧州特許 EP0312000号、J
. Med.Chem. 1989年、32巻、P.1673、J.Med.Chem. 1990年、33巻、P.2569 、T
etrahedron.1989年、45巻、P.123等で言及されている。
【0004】
【化11】 化学式2
【0005】 また、ファルマシア アンド アップジョン(Pharmacia & Upjohn)では、下記の
化学式3及び4のオキサゾリジノン誘導体を合成した(特許文献1、2、3参照)。
現在、下記の化学式3の化合物は米国食品医薬品局(FDA, Food and Drug Adminis
tration)の許可を得て発売を目前にしている。しかし、従来の合成されたオキサ
ゾリジノン化合物は、抗菌スペクトラムは狭く、毒性であり、インビボ(in vivo
)でその治療効果が劣るといった短所を抱いている。
【0006】
【化12】 化学式3
【0007】
【化13】 化学式4
【0008】 また、WO93/09103には、上記の化学式1と同じくフェニル基の4位にチアゾール
、インドール、オキサゾール、キノール及びピリジン等のヘテロ環で置換された
オキサゾリジノン誘導体が報告されているが、ヘテロ環の置換基が単純なアルキ
ル基またはアミノ基に過ぎないため、薬効もまた充分ではないものと知られてい
る。
【0009】 それで、本発明者は、上記の問題点を解決するために努力した結果、上記の化
学式1のフェニル基の4位にピリジンまたはピリミジン誘導体が置換されている多
様なオキサゾリジノン誘導体を合成した。上記の化合物の抗菌力を測定した結果
、その抗菌スペクトラムが広く、一部の化合物はインビボ(in vivo)効果も卓越
していることを明らかにして本発明を完成した。
【0010】 発明の詳細な説明 本発明の目的は、広スペクトルの抗菌力を持った化学式1で表示されるオキサ
ゾリジノン誘導体、薬学的に許容されるその塩及びそれらの製造方法を提供する
ことである。
【0011】 また、本発明の目的は、化学式1で表示されるオキサゾリジノン誘導体または
薬学的に許容されるその塩を有効成分とする抗生剤用薬学的組成物を提供するこ
とである。
【0012】 上記の目的を達成するために、本発明では下記の化学式1で表示されるオキサ
ゾリジノン誘導体及び薬学的に許容されるそれらの塩を提供する。
【0013】
【化14】 化学式1
【0014】 上記式中、R1は、H、F、ClまたはCF3であり、 R2は、
【化15】 であり、 ここでR3は、水素、C1〜C4のアルコキシ基、アミノ基、又はR5で置換または置
換されていないピペラジニル基であり、 ここで R5は、 (a) 水素、 (b) トリフェニルメチル基、 (c) 置換または置換されていないアセチル基、ここで上記の置換されたアセ
チル基は、ベンジルオキシアセチル基、アセトキシアセチル基、ヒドロキシアセ
チル基、C1〜C3のアルキルアミノアセトキシアセチル基、ハロゲンで置換された
アセチル基、モルホリ-4-ニルアセチル基、イミダゾール-1-イルカーボニルオキ
シアセチル基、C1〜C3のアルコキシカーボニルメチルアミノアセチル基、C1〜C3 のアルコキシアセチル基、t-ブチルアセチル基、C1〜C3のアルコキシ基で置換さ
れたまたは置換されていないフェニルアセチル基、またはC1〜C3のアルコキシオ
キソアセチル基である、 (d) 置換または置換されないベンゾイル基、ここで上記の置換されたベンゾ
イル基は、C1〜C4のアルコキシベンゾイル基、トリハロメチルベンゾイル基また
はニトロベンゾイル基である、 (e) 置換または置換されていないカーボニル基、ここで上記の置換されたカ
ーボニル基は、C1〜C4のハロアルキルカーボニル基、フェノキシカーボニル基ま
たはベンジルオキシカーボニル基である、 (f) C1〜C3のアルコキシフェニル基、 (g) C1〜C3のアルキル基が置換または置換されていないアクリロイル基、 (h) ニコチノイル基、 (i) ピバロイル基、 (j) クロトニル基、または、 (k) n-バレリル基であり、
【0015】 ここで R4は、水素、アジド、-(C=O)l-R6、-NR7R8、-(CH2)m-R9、または-OR10 、であり、ここでR6は、水素、C1〜C3のアルコキシ、アミノ、C1〜C3のアルキル
アミノまたはC1〜C3のヒドロキシアルキルアミノ基であり、lは、1〜2の整数で
あり、 ここでR7とR8はお互いに同じかまたは異なり、 (a) 水素、 (b) 一つまたはそれ以上のフェニル基で置換されたまたは置換されていないC1 〜C4のアルキル基、C1〜C3のアルキルアミノ基で置換されたC1〜C4のアルケニ
ル基、 (c) 置換または置換されていないアセチル基、ここで、置換されたアセチル
基はアセトキシアセチル、ヒドロキシアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセト
キシアセチル、C1〜C3のアルコキシアセチル、アミノアセチル、アジドアセチル
、アセチルアミノアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセチル、アミノプロピオ
ニルまたはヒドロキシプロピオニル基である、または、 (d) ニコチノイル基 であり、
【0016】 ここでR9は、水素、アジド、ヒドロキシ、C1〜C3のアルキルアミノアセトキシ
、アセチルチオ、メルカプト、シアノ、ハロゲン元素、または5-または6-ヘテロ
環であり、mは、1ないし4の整数であり、
【0017】 R10は水素、C1〜C3のアルキル、アセチル、アルコキシアルキルまたはメタン
スルホニル基であるか、 (a) 炭素、窒素、または酸素が一つ以上含まれている5員環または6員環のヘテ
ロ環 好ましくは、
【化16】 (b) 炭素、少なくとも1個の窒素または酸素で構成されている5員環であって、
環(ring)を直接構成するどれか一つの炭素上に二個の水素で飽和されているか、
または酸素(ケトン)、窒素(イミノ)または硫黄(チオケトン)との二重結合で構成
されているヘテロ環(heterocylic ring)、 好ましくは、
【化17】 (ここで A、B、Dは炭素、酸素、または窒素であり、同じかまたは異なり、Eは
水素2個、酸素、硫黄または窒素等が可能である。)
【0018】 さらに好ましくは、
【化18】 (c) 炭素、窒素、酸素または硫黄で構成されている5または6員環のヘテロ芳香
環であり、好ましくは、窒素または酸素が1個または2個ずつだけからなる環、ま
たは酸素と窒素を各々1個ずつ以上含む環化合物、好ましくは下記の環化合物
【化19】 から選ばれるヘテロ環であり、 ここで、R11とR12はお互いに同じかまたは異なり、 (i) 水素、F、Cl、BrまたはI、 (ii) 一つまたはそれ以上の置換基で置換されたまたは置換されないC1〜C4アル
キル基、ここで、置換されたアルキル基はヒドロキシアルキル、アルコキシカー
ボニルアルキル、トリハロアルキル、アセトキシアルキル、アルキルアミノアル
キル、アルコキシアルキルまたはメタンスルホニルオキシアルキル基である、 (iii ) 置換または置換されていないアセチル基、ここで、置換されたアセチル
基はアセトキシアセチル、ヒドロキシアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセト
キシアセチル、C1〜C3のアルコキシアセチル、アミノアセチル、アジドアセチル
、アセチルアミノアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセチル、アミノプロピオ
ニルまたはヒドロキシプロピオニル基である、 (iv) アジド、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、ケトン、アミノ (v) 置換または置換されていないイミノ基、ここで、置換されたイミノ基はヒ
ドロキシイミノ、アルキルイミノ、アルコキシイミノまたはメタンスルホニルオ
キシイミノ基である、 (vi) アルコキシカーボニル基で置換または置換されていないヒドラジノ、 (vii ) -OR13、ここで R13は水素、C1〜C3のアルキル、アセチル、アルコキシア
ルキル、ヒドロキシアセチルまたはメタンスルホニル基である、 (viii) -NR14R15、ここで R14とR15は各々水素、C1〜C3のアルキル、アセチル、
アルコキシアルキル、ヒドロキシアセチルまたはメタンスルホニル基である、 (ix) -(C=O)-(R16)n-、 ここで R16は、 1) C1〜C6のアルキル、C1〜C3のアルキル基で置換または置換されていないアル
ケニル、 2) アルコキシカーボニル、 3) アセトキシメチル、ベンジルオキシメチル、ヒドロキシメチル、C1〜C3のア
ルキルアミノアセトキシメチル、ハロメチル、C1〜C3のアルコキシメチル、モル
ホリニルメチル、C1〜C3のアルコキシカーボニルメチルアミノメチル、C1〜C3
タンスルホニルオキシメチル、アルコキシオキソメチル、C1〜C3ニコチノイルオ
キシメチル、アルコキシフェニルメチル、ベンジルまたはトリハロメチル基であ
り、 4) C1〜C3のアルコキシ、フェニルオキシ、アリルオキシ、C1〜C3のハロアルキ
ルオキシ、ニトロ基で置換または置換されていないベンジルオキシまたは9-フル
オレニルメチルオキシ、 5) ニコチノイルメチル基、または 6) 5もしくは6員ヘテロ環である。
【0019】 上記の化学式1の化合物中、好ましい化合物を具体的に下記に示す。 1) (S)-[N-3-(4-ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例1の化合物) 2) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキ
ソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例2の化合物) 3) (S)-[N-3-(4-(2-アミノピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-
5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例3の化合物) 4) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例4の化合物) 5) (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例5の化合物) 6) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例6の化
合物) 7) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例7の化合物) 8) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例8の化合物) 9) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例9の化合物) 10) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ジメチルアミノアセトキシアセチルピペラジン-1-イル)
ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミド(実施例10の化合物)
【0020】 11) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ブロモアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施
例11の化合物) 12) (S)-[N-3-(4-(2-(4-モルホリン-4-イルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例12の化合物) 13) (S)-[N-3-(4-(2-(4-イミダゾール-1-イルカーボニルオキシアセチルピペラ
ジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
ジニル]メチルアセトアミド(実施例13の化合物) 14) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施
例14の化合物) 15) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルアミノアセチルピペラジン-1
-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル
]メチルアセトアミド(実施例15の化合物) 16) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-メトキシフェニルピペラジン-4-イル)アセチルピペ
ラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾ
リジニル]メチルアセトアミド(実施例16の化合物) 17) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例17の化合物) 18) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アクリロイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例
18の化合物) 19) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシオキソアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン
-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトア
ミド(実施例19の化合物) 20) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例
20の化合物)
【0021】 21) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ピバロイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例2
1の化合物) 22) (S)-[N-3-(4-(2-(4-t-ブチルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例22の化合物) 23) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,5-ジメトキシフェニル)アセチルピペラジン-1-イル)
ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミド(実施例23の化合物) 24) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,3-ジメチルアクリロイル)ピペラジン-1-イル)ピリミ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例24の化合物) 25) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,6-ジメトキシベンゾイル)ピペラジン-1-イル)ピリミ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例25の化合物; 26) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン-1-イル)
ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミド(実施例26の化合物) 27) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン-1-イル)
ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミド(実施例27の化合物) 28) (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェニルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例28の化合物) 29) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,5-ジニトロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例29の化合物) 30) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロトニルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例3
0の化合物)
【0022】 31) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリクロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例31の化合物) 32) (S)-[N-3-(4-(2-(4-n-バレリルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例3
2の化合物) 33) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(1-ブロモエチルカーボニル)ピペラジン-1-イル)ピリミ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例33の化合物) 34) (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェノキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例34の化合物) 35) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例35の化合物) 36) (S)-[N-3-(4-ピリジン-2-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾ
リジニル]メチルアセトアミド(実施例36の化合物) 37) (S)-[N-3-(4-(2-アミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5
-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例37の化合物) 38) (S)-[N-3-(4-(3-メトキシカルボニルピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例38の化合物) 39) (S)-[N-3-(4-(2-アセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例39の化合物) 40) (S)-[N-3-(4-(2-アセトキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例40の化合物)
【0023】 41) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例41の化合物) 42) (S)-[N-3-(4-(2-イミダゾール-1-イル-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニ
ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例42の化合物) 43) (S)-[N-3-(4-(2-モルホリン-4-イル-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例43の化合物) 44) (S)-[N-3-(4-(2-トリフェニルメチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例44の化合物) 45) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ
-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例45の化合物) 46) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例46の化合物) 47) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例47の化合物) 48) (S)-[N-3-(4-(2-トリフェニルメチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド (実施例48の化合物
) 49) (S)-[N-3-(4-(2-アジドピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5
-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例49の化合物) 50) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-
2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例50の化合物)
【0024】 51) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル
)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例51の化合物) 52) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例52の化合物) 53) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキ
ソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例53の化合物) 54) (S)-[N-3-(4-(N-2-ジメチルアミノアセトキシアセチルアミノピリジン-4-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例54の化合物) 55) (S)-[N-3-(4-(2-メチルアミノピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オ
キソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例55の化合物) 56) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例56の化合物) 57) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例57の化合物) 58) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドヒドロキシプロピル
メチルセルロース(HPMC, hydroxypropylmethylcellulose) (実施例58の化合物) 59) (S)-[N-3-(4-(2-アセトキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキ
ソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例59の化合物) 60) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシメチルオキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニ
ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例60の化合物)
【0025】 61) (S)-[N-3-(4-(2-メタンスルホニルオキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例61の化合物) 62) (S)-[N-3-(4-(2-アミノカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-
2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例62の化合物) 63) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノアセトキシメチルピリジン-4-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例63の
化合物) 64) (S)-[N-3-(4-(2-(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニルピリジン-4-イル)-
3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施
例64の化合物) 65) (S)-[N-3-(4-(2-N,N-ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニルピリジン-4-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例65の化合物) 66) (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)
-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例66の化合物) 67) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例67の化合物) 68) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例68の化合物) 69) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例69の化合物) 70) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ジメチルアミノアセトキシアセチルピペラジン-1-イル)
ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド(実施例70の化合物)
【0026】 71) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例
71の化合物) 72) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例72の
化合物) 73) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施
例73の化合物) 74) (S)-[N-3-(4-(2-(4-モルホリニルアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例74の化合物) 75) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルアミノアセチルピペラジン-1
-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
メチルアセトアミド(実施例75の化合物) 76) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカーボニルピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例76の化合物) 77) (S)-[N-3-(4-(2-アジドメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オ
キソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例77の化合物) 78) (S)-[N-3-(4-(2-イミダゾール-1-イル)メチルピリジン-4-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例78の化合
物) 79) (S)-[N-3-(4-(2-モルホリン-4-イル)メチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例79の化合物) 80) (S)-[N-3-(4-(2-アセチルチオメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル
)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例80の化合物)
【0027】 81) (S)-[N-3-(4-(2-メルカプトメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-
2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例81の化合物) 82) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メタンスルホニルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド(実施例82の化合物) 83) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アクリロイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例8
3の化合物) 84) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシオキソアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例84の化合物) 85) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例8
5の化合物) 86) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ピバロイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例86
の化合物) 87) (S)-[N-3-(4-(2-(4-テトラブチルアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例87の化合物) 88) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例88の化合物) 89) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,5-ジメトキシフェニルアセチル)ピペラジン-1-イル)
ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド(実施例89の化合物) 90) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,3-ジメチルアクリロイル)ピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例90の化合物)
【0028】 91) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,6-ジメトキシベンゾイル)ピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例91の化合物) 92) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-イル
)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド(実施例92の化合物) 93) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-イル
)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド(実施例93の化合物) 94) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例94の化合物) 95) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロトニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例95
の化合物) 96) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフルオロメチルカーボニルピペラジン-1-イル)ピリ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例96の化合物) 97) (S)-[N-3-(4-(2-(4-n-バレリルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例97
の化合物) 98) (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェニルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン
-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトア
ミド(実施例98の化合物) 99) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アリルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例99の化合物) 100) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(1-クロロエチル)オキシカーボニルピペラジン-1-イル
)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド(実施例100の化合物)
【0029】 101) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-ニトロベンジル)オキシカーボニルピペラジン-1-イ
ル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミド(実施例101の化合物) 102) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例102の化合物) 103) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(9-フルオレニルメチルオキシカーボニル)ピペラジン-
1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
メチルアセトアミド(実施例103の化合物) 104) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-ピリミジニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実
施例104の化合物) 105) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例105の化合物) 106) (S)-[N-3-(4-(2-フルオロメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2
-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例106の化合物) 107) (S)-[N-3-(4-(2-シアノメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例107の化合物) 108) (S)-[N-3-(4-(2-メチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-
5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例108の化合物) 109) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-ヒドロキシ)エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例109の化合物) 110) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-アセトキシ)エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例110の化合物)
【0030】 111) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例111の化合物) 112) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-メタンスルホニルオキシ)エチルピペラジン-1-イル
)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド(実施例112の化合物) 113) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシメチル)イミダゾール-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例113の化合物) 114) (S)-[N-3-(4-(2-アミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例114の化合物)
115) (S)-[N-3-(4-(2-(4-シアノピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例115の化
合物) 116) (S)-[N-3-(4-(2-(4-カルボキシアミドオキシムピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド(実施例116の化合物) 117) (S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例117の化
合物) 118) (S)-[N-3-(4-(2-アジドアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例118の化合物) 119) (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,3,4,6,7-ヘキサヒドロ-5-オキソ-1,4-ジアゼパン-1-
イル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
メチルアセトアミド(実施例119の化合物) 120) (S)-[N-3-(4-(2-N-(ジメチルアミノメチレン)アミノピリジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例1
20の化合物)
【0031】 121) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシイミノピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実
施例121の化合物) 122) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メタンスルホニルオキシイミノピペリジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド(実施例122の化合物) 123) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メチルイミノピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例1
23の化合物) 124) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルヒドラジノピペリジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド(実施例124の化合物) 125) (S)-[N-3-(4-(2-N-(L-アラニル)アミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例125の化合物) 126) (S)-[N-3-(4-(2-アセチルアミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例126の
化合物) 127) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例127の
化合物) 128) (S)-[N-3-(4-(2-ニコチノイルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニ
ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例128の化合物) 129) (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例129の化
合物) 130) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例130
の化合物)
【0032】 131) (S)-[N-3-(4-(2-N,N-(ヒドロキシアセチル)メチルアミノピリジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施
例131の化合物) 132) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メチルイミダゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例132の
化合物) 133) (S)-[N-3-(4-(2-(2-ヒドロキシプロピオニル)アミノピリジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例1
33の化合物) 134) (S)-[N-3-(4-(2-(3-アミノ-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル)メチルアセトアミド(実施
例134の化合物) 135) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカーボニルイミダゾール-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
(実施例135の化合物) 136) (S)-(N-3-(4-(2-(1-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル]-3-フルオロフェニル
]-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例136の化合物) 137) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,3,4)-オキサジアゾール-2-イル)-ピリジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例137の化合物) 138) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)ピリジン-5
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例138の化合物) 139) (S)-[N-3-(4-(2-(1-メチル-5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例139の化
合物) 140) (S)-[N-3-(4-(2-(2-メチル-5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例140の化
合物)
【0033】 141) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカルボニル-(1,2,3)-トリアゾール-1-イル)-5
-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例141の化合物) 142) (S)-[N-3-(4-(2-(3-ピロリニル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例142の化合物) 143) (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-(1,3)-オキサゾリジン-3-イル)-ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例143の化合物) 144) (S)-[N-3-(4-(2-((1,3)-オキサゾール-5-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例144の
化合物) 145) (S)-[N-3-(4-(2-((1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-ピリジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例
145の化合物) 146) (S)-[N-3-(4-(2-((1,2,3)-トリアゾール-1-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例146
の化合物) 147) (S)-[N-3-(4-(2-(3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール
-1-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
メチルアセトアミド(実施例147の化合物) 148) (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-(1,3)-イミダゾリジン-1-イル)-ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例148の化合物) 149) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル)-5-ピリジニル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例149
の化合物) 150) (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール-1-イル
)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド(実施例150の化合物)
【0034】 151) (S)-[N-3-(4-(2-(5-ヒドロキシメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)
-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド(実施例151の化合物) 152) (S)-[N-3-(4-(2-(5-テトラゾリル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2
-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例152の化合物) 153) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メトキシメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-5
-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例153の化合物) 154) (S)-[N-3-(4-(2-(5-トリクロロメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)
-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド(実施例154の化合物) 155) (S)-[N-3-(4-(2-(5-ジメチルアミノ-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-5
-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド(実施例155の化合物) 156) (S)-[N-3-(4-(2-(5-アミノ-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-ピリジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド(実施例156の化合物) 157) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルアミノ-1-ピペリジン-イル)-ピリジン-5-イル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実
施例157の化合物) 158) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルオキシメチルカルボニルアミノ-ピペリジン-1
-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル)
メチルアセトアミド(実施例158の化合物) 159) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシメチルカルボニルアミノ-ピペリジン-1-イ
ル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミド(実施例159の化合物) 160) (S)-[N-3-(4-(2-(3,4-ジヒドロキシ-ピロリジン-1-イル)-ピリジン-5-イル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実
施例160の化合物)
【0035】 さらに好ましい上記の化学式1の化合物は、 1) (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例129の化合
物)、 2) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,3,4)-オキサジアゾール-2-イル)-ピリジン-5-
イル)3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例137の化合物)、 3) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(
実施例138の化合物)、 4) (S)-[N-3-(4-(2-(1-メチル-5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例139の化合
物)、及び 5) (S)-[N-3-(4-(2-オキソ-(1,3)-オキサゾリジン-3-イル)-ピリジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(実施例
143の化合物)である。
【0036】 上記の化学式1で表示される本発明のオキサゾリジノン化合物は薬学的に許容
可能な塩の形態で使用でき、塩としては、薬学的に許容可能な遊離酸(free acid
)によって形成される酸付加塩が有用である。遊離酸には、有機酸と無機酸を使
用できる。無機酸としては、塩酸、臭素酸、硫酸、燐酸等を使用でき、有機酸と
しては、クエン酸、酢酸、乳酸、酒石酸、マレイン酸、フマリン酸、グルコン酸
、メタンスルホン酸、グリコール酸、コハク酸、4-トルエンスルホン酸、ガラク
ツロン酸、エンボン酸、グルタミン酸、またはアスパラギン酸等が使用できる。
【0037】 また、化学式1の化合物は塩基により形成される薬学的に許容可能な金属塩、
特にアルカリ金属塩でもよい。例をあげるとナトリウム塩及びカリウム塩である
【0038】 また、本発明では、スキーム1に示す通りトリメチルスタンニル(trimethylsta
nnyl)オキサゾリジノン誘導体2をピリジン誘導体3とパラジウム触媒下で反応さ
せて製造される化学式1で表示されるオキサゾリジノン誘導体の製造方法を提供
する。
【0039】
【化20】 スキーム1 (上記式中、R1、R2及びXは上記で定義したものと同様である。)
【0040】 具体的に本発明のオキサゾリジノン誘導体は、スキーム2に示す通り a) ヒドロキシメチルオキサゾリジノン誘導体4のヒドロキシ基をアミノ化してア
ミン化合物5を製造し(工程1)、 b) 上記のアミン化合物5を無水酢酸とでアセチル化させてアセチル化合物6を製
造し(工程2)、 c) 上記のアセチル化合物6をそのフェニル環でハロゲン化させハロゲン化合物7
を製造し(工程3)、 d) 上記のハロゲン化合物7をパラジウム触媒下でスタンニル化させトリメチルス
タンニルオキサゾリジノン誘導体2を製造し(工程4)、そして e) 上記のトリメチルスタンニルオキサゾリジノン誘導体2をピリジンまたはピリ
ミジン成分でパラジウム触媒下で置換して化学式1で表示される化合物を製造す
る(工程5)。
【0041】
【化21】 スキーム2
【0042】 (上記式中、R1及びR2は化学式1で定義したものと同様で、Xはハロゲン元素であ
る。)
【0043】 以下、本発明のオキサゾリジノン誘導体の製造方法を各工程別にさらに詳細に
説明する。
【0044】 上記の反応で出発物質に使用する化学式 4のヒドロキシメチルオキサゾリジノ
ン誘導体は、公知の方法で簡単に合成できる。例えば、アニリンのアミン基にCb
z(Benzyloxycarbonyl)基を導入した後、グリシジルブチレイトと強塩基下で反応
させて得られる。強塩基には、n-ブチルリチウム、sec-ブチルリチウムまたはte
rt-ブチルリチウムを使用することが好ましく、さらに好ましくはn-ブチルリチ
ウムを使用することである。また、上記の反応は窒素下で反応温度-78℃で実施
することが好ましい。
【0045】 第1工程では、ヒドロキシメチルオキサゾリジノン誘導体化合物4のヒドロキシ
基をアミン基に変換させアミン化合物5を製造する。化学式4の化合物のヒドロキ
シ基をアミン基に置換させるために、ヒドロキシ基をアザイド化した後、アミン
基に置換する。
【0046】 まず、アザイドにたやすく置換するためにヒドロキシ基にメタンスルホニル基
、パラトルエンスルホニル基またはハロゲンを導入する。ここで、反応温度は、
0℃で実施することが好ましい。
【0047】 次に、メタンスルホニル基、パラトルエンスルホニル基またはハロゲンが導入
された化合物をナトリウムアザイドと反応させアザイド化する。ここで、使用す
るナトリウムアザイドは、化合物に対して約1〜3当量添加することが好ましく、
80〜110℃で1〜2時間反応させることが好ましい。また、反応に使用する反応溶
媒には、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたは1,4-ジオキサン等
がある。
【0048】 次に、アザイド化合物をパラジウムまたはトリフェニルホスピンを使用して還
元させ化学式5の化合物を得る。パラジウムを使用して上記のアザイド化合物を
還元する場合には、常温の水素下で反応を実施することが好ましく、ここで反応
溶媒は、テトラヒドロフラン、メタノール等を単独でまたは混合して使用できる
。また、トリフェニルホスピンを使用してアザイド化合物を還元する場合には、
テトラヒドロフランに水を少量添加後、2時間程度還流して化学式5の化合物を製
造する。
【0049】 第2工程は、第1工程で得た化学式5のアミン化合物を塩基下で無水酢酸と反応
させアセチル化反応を行なって化学式6の化合物を得る。 ここで、適当な塩基として、トリエチルアミン、ピリジン、ジイソプロピルエ
チルアミン等を使用できる。
【0050】 第3工程では、化学式(6)の化合物のフェニル基の4位にハロゲン化反応を行な
って化学式(7)の化合物を得る。 第3工程でフェニル基に置換されるハロゲンはヨードが好ましく、ここでヨー
ド化反応は一塩化ヨウ素(ICl)、またはトリフロオロ酢酸銀塩(CF3COOAg)とヨー
ド存在下で反応させることが好ましい。また、ヨード化反応は常温で実施するこ
とが好ましい。
【0051】 第4工程では、化学式7の化合物をパラジウム触媒下でヘキサメチルジチン(hex
ametylditin)と反応させトリメチルスタンニルオキサゾリジノン誘導体2を得る
。 第4工程では、ヨード基がトリメチルスタンニル基に置換されたトリメチルス
タンニルオキサゾリジノン誘導体2を得られる。パラジウム触媒には、ジクロロ
ビストリフェニルホスピンパラジウム(II)またはテトラキストリフェニルホスピ
ンパラジウム(0)を使用できる。反応溶媒には、1,4-ジオキサン、ジメチルホル
ムアミド、テトラヒドロフラン等を使用でき、反応温度は90〜120℃で実施する
ことが好ましい。
【0052】 最後に、化学式1で表示される本発明のオキサゾリジノン化合物は、工程4のト
リメチルスタンニルオキサゾリジノン誘導体2及びピリジンまたはピリミジン誘
導体3をパラジウム(0)またはパラジウム(II)存在下で反応させ製造する。
【0053】 上記のパラジウム触媒には、ジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(I
I)またはテトラキストリフェニルホスピンパラジウム(0)を使用できる。
【0054】 反応温度は、60〜150℃範囲で実施することが好ましく、反応時間は約30分〜1
2時間が好ましく、反応溶媒にはジメチルホルムアミド、1,4-ジオキサン、テト
ラヒドロフランを単独でまたは混合して使用できる。
【0055】 ここで、使用するピリジン誘導体3は、下記のスキーム3と同じくジブロモピリ
ジン(dibromopyridine)を利用して製造でき、このような方法は、いくつかの文
献にすでに報告されたことがある(J. Medicinal Chem.1998年V41巻、P.2399、C
hem. Pharm. Bull、1996年、第314巻、J.Med.Chem.、2000年、第957巻、J. Med.
Chem.、2000年、第1230巻、J.Med.Chem.、1991年、第1086巻、J.Med.Chem.、199
7年、第2837巻、J.Med.Chem.、1998年、第2019巻)。
【0056】
【化22】 スキーム3 (上記式中、 R2及びXは上記で定義したものと同様である。)
【0057】 また、本発明は、下記のスキーム4及び5に示したように中間体を経て化学式1
の化合物を製造できる。
【0058】
【化23】 スキーム4
【0059】 (上記式中、R1及びR3は上記で定義したものと同様で、Xはハロゲン原子である。
)
【0060】 上記のスキーム4に示したように、本発明の一部化合物はトリフェニルメチル
基で保護されているピペラジンピリミジン中間体を構造式2の化合物と反応させ
構造式10の化合物を合成した後、塩酸溶液を使用して保護基を除去して適当な置
換基と反応させ構造式12の化合物を合成できる。
【0061】
【化24】 スキーム5 (上記式中、R1、R2、R6及びXは上記で定義したものと同様で、Lは通常的な離核
基で、好ましくはハロゲンまたはメチルカルボニルオキシ基である。)
【0062】 上記のスキーム5で、化学式1の化合物は上述のように製造されたトリメチルス
タンニルオキサゾリジノン誘導体2及びシアノピリジン誘導体と反応させ化学式1
3の化合物を製造し、ヒドロキシルアミンでイミン化して化学式14の化合物を製
造し、上記の化学式13の化合物とカルボキシル酸誘導体と環化反応によって製造
する。
【0063】 ここで、反応は100〜120℃で4〜10時間、有機溶媒内で還流させて製造し、N-
メチルピロリジンまたはテトラヒドロフラン等の有機溶媒を使用する。
【0064】 上記の製造された化学式13の化合物は、炭酸水素ナトリウム及びヒドロキシ
アミン塩酸塩の存在下で反応させイミン基が含まれた化学式14の化合物に製造す
る。ここで、反応は溶媒の還流温度で2〜5時間反応させ製造し、使用する溶媒は
、アルコール類が可能であり、好ましくはエタノール、メタノールまたイソプロ
ピルアルコール等が可能である。
【0065】 イミン基が含まれた化学式14の化合物は活性化されたカルボキシル酸誘導体と
反応させ本発明の化学式1のオキサゾリジノン誘導体を製造する。
【0066】 上記の活性化されたカルボキシル酸誘導体は、R6が置換された塩化アシルまた
は無水酢酸である。環化は溶媒の還流温度で4〜8時間反応させて製造し、溶媒は
、ピリジン、テトラヒドロフランまたはアセトンを使用することが好ましい。
【0067】 また、本発明では、化学式1の化合物を有効成分に含む抗生剤用薬学的組成物
を提供する。
【0068】 本発明は、非毒性、不活性、製薬上適合な賦形剤以外に、本発明による1種以
上の化合物を含むかまたは、本発明による1種以上の有効化合物からなる製薬組
成物及びその組成物の製造方法を提供する。
【0069】 化学式1の化合物は臨床投与時に経口または非経口で投与が可能であり一般的
な医薬品製剤の形態で使用できる。 即ち、本発明の化学式1の化合物は実際の臨床投与時に経口または非経口の色
々な剤形で投与でき、製剤化する場合には普通に使用される充填剤、増量剤、結
合剤、湿潤剤、崩解剤、界面活性剤等の稀釈剤または賦形剤を使用して調剤され
る。
【0070】 経口投与のための固形製剤には、錠剤、丸薬、散剤、顆粒剤、カプセル剤等が
含まれ、このような固形製剤は一つ以上の化学式1の化合物に少なくても一つ以
上の賦形剤、例えば、澱粉、カルシウムカーボネイト(Calcium carbonate)、ス
クロース(Sucrose)またはラクトース(Lactose)、ゼラチン等を混ぜて調剤する。
また、単純な賦形剤以外にステアリン酸マグネシウム、滑石のような潤滑剤も使
用できる。
【0071】 経口用の液状製剤には、懸濁剤、内用液剤、乳剤、シロップ剤等が該当する。
よく使用する単純稀釈剤の水、リキッドパラフィン以外に色々な賦形剤、例えば
湿潤剤、甘味剤、芳香剤、保存剤等が含まれ得る。非経口投与用の製剤には、滅
菌された水溶液、非水性溶剤、懸濁剤、乳剤、凍結乾燥製剤、座薬が含まれる。
非水性溶剤、懸濁溶剤にはプロピレングリコール(Propyleneglycol)、ポリエチ
レングリコール、オリーブオイル等の植物性油、エチルオレイン酸等の注射可能
なエステル等が使用できる。座薬の基剤にはウイテプソル(witepsol)、マグロコ
ール、ツイーン(tween)61、カカオ脂、ラウリン脂、グリセロール、ゼラチン等
を使用できる。
【0072】 一般的に医薬品において、本発明による化学式1で表示される化合物の有効用
量は成人基準で1.2g/dayであり、一日に2〜3回投与できる。しかし、上記の投薬
量は変化させる必要がある。特に治療する客体の体質特異性及び体重、疾病の種
類及び深度、剤形の性質、医薬品投与の性質、及び投与期間または間隔を考慮し
て変化させる。
【0073】 本発明による化学式1で表示されるオキサゾリジノン化合物の抗菌力を測定し
た結果、抗菌スペクトラムが広く一部の化合物はインビボ(in vivo)効果も卓越
していることが確認された。また、本発明の化合物は既存の抗生剤に耐性を持っ
たスタフィロコッカス(Staphylococci)、エンテロコッカス(Enterococci)、スト
レプトコッカス(Streptococci)等のグラム陽性好気性バクテリアだけではなく、
バクテロイデス種(Bacteroides)、クロストリジア種(Clostridia)等の嫌気性生
物とマイコバクテリウムツベルクロシス(Mycobacterium tuberculosis)、マイコ
バクテリウムアビウム(Mycobacterium avium)等のマイコバクテリウム種(Mycoba
cterium)等の抗酸性微生物を含む各種のヒト病原菌及び動物病原菌に強い抗菌効
果を示した。
【0074】 以下、製造例と実施例によって本発明を詳細に説明する。 <製造例1> N-カルボベンゾオキシ-3-フルオロアニリンの製造 3-フルオロアニリン100g(0.90mole)を1Lのテトラヒドロフラン(THF)に溶解さ
せて炭酸水素ナトリウム150g(1.8mol)を添加後、0℃に冷却させた後、上記の溶
液にカルボベンジルオキシ=クロリド(CbzCl, N-carbobenzyloxy chloride)154ml
(1.08mol)を徐々に加えた。上記の反応混合物は0 ℃を維持させながら2時間撹拌
させた後、エチルアセテート0.5Lを加えて抽出した。抽出された有機層は塩水で
洗浄して無水硫酸マグネシウムで脱水後、減圧濃縮した。残留物は、n-ヘキサン
で2回洗浄して白色結晶の標題化合物(132g, 85%)を得た。
【0075】 <製造例2> (R)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メタ
ノールの製造 上記の製造例1から得たN-カーボベンゾオキシ-3-フルオロアニリン132g(0.54m
ol)を1.3Lのテトラヒドロフランに溶解させて-78℃に冷却させた。窒素下でn-ブ
チルリチウム(n-BuLi, 1.6M/n-ヘキサン, 0.59mol)370mlを徐々に加えた後、約1
0分間撹拌した。上記の溶液に(R)-(-)-グリシジルブチレイト84ml(1.1mol)を徐
々に加えて反応混合物を同一温度で2時間撹拌させた後、常温で24時間 反応させ
た。反応が完結後、常温で反応溶液に塩化アンモニウム(NH4CI)溶液を加えた後
、エチルアセテート(0.5L)で抽出した。抽出された有機層は塩水で洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムで脱水して減圧蒸溜した。残有物はエチルアセテート100m
lで溶解させた後、n-ヘキサンを加えて白色結晶を得た。上記の白色結晶を濾過
して求める標題化合物(80g, 70%)を得た。
【0076】1 H NMR(DMSO-d6) δ7.85(t,1H), 7.58(dd,1H), 7.23(dd,1H), 4.69(m,1H), 4.02
(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.60(br dd,2H)
【0077】 <製造例3> (R)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルメタンスルホネートの製造 (R)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メタノール55
.1g(0.26mol)を塩化メチレン300mlに溶かして0℃でトリエチルアミン54.4ml(0.3
9mol)とメタンスルホニル=クロリド24ml(0.312mol)を徐々に滴下した。0℃で約4
0分程度反応混合物を撹拌した後、水を添加してクロロホルムで抽出した後、無
水硫酸マグネシウムで脱水して減圧濃縮した後、乾燥して標題化合物(78.3g)を
得た。
【0078】 <製造例4> (R)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアザイドの製造 (R)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルメタン
スルホネート78g(0.27mol)をジメチルホルムアミド800mlに溶かしてナトリウム
アザイド26.3g(0.41mol)を加えた後、100℃で2時間撹拌した。上記の反応混合物
に水を添加した後、エチルアセテートで抽出し脱水した後、減圧濃縮して乾燥し
て標題化合物(70g)を得た。
【0079】 <製造例5> (S)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアミンの製造 (R)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアザイ
ド70gをテトラヒドロフラン400mlとメタノール80mlの混合溶媒に溶かした後、パ
ラジウムカーボン(Pd/C)8gを加えて室温の水素下で24時間撹拌した後、濾過して
減圧濃縮し、標題化合物(54.6g)を得た。
【0080】 <製造例6> (S)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアミン
54.6g(0.26mol)を塩化メチレン500mlに溶かした後、0℃でトリエチルアミン72.4
ml(0.52mol)と無水酢酸36.8ml(0.39mol)を加えた後、反応温度0℃を維持しなが
ら反応混合物を1時間撹拌した後、水を加えてクロロホルムで抽出した。抽出さ
れた有機層を塩水で洗浄して脱水した後、減圧濃縮して美しい色の粉末を得た。
生成された美しい色の粉末をn-ヘキサンで3回洗浄して標題化合物(49.6g, 76%)
を得た。
【0081】 <製造例7> (S)-[N-3-(4-ヨード-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジ
ニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド54.5g(0.22mol)を酢酸2.5Lとトリフルオロ酢酸700mlの混合溶媒に溶かし
て酢酸300mlに溶かした一塩化ヨウ素(ICl)455.7g(2.8mol)を室温で徐々に滴下し
た。室温で15時間、上記の反応混合物を撹拌した後、ジエチルエーテルを添加し
て固体を生成させてそれを濾過した後、得られた固体をクロロホルムとメタノー
ル混合溶媒に溶かした後、ナトリウムチオスルファート溶液と炭酸水素ナトリウ
ム溶液で洗浄して脱水した。残有物を減圧濃縮した後、乾燥して標題化合物(59.
5g, 80.4%)を得た。
【0082】1 H NMR(DMSO-d6) δ8.23(t,1H), 7.82(dd,1H), 7.56(dd,1H), 7.18(dd,1H). 4.7
4(m,1H), 4.10(t,1H), 3.73(dd,1H), 3.40(br dd,2H), 1.83(s,3H)
【0083】 <製造例8> (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-
5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-ヨード-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミド50gを1,4-ジオキサン660mlに溶かしてヘキサメチルジチン(hex
amethylditin)52gとジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)9.3gを加
えた後、2時間還流した。セライト(celite)を使用して濾過した後、減圧濃縮し
て残余物をカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(45g)を分離した。
【0084】 <製造例9> 2-ピペラジン-1-イル-5-ヨードピリミジンの製造 1-(2-ピリミジル)ピペラジン2gを酢酸5ml、水1ml及び硫酸0.15mlの混合溶媒に
溶かして過ヨウ素酸0.38gとヨウ素0.86gを室温で加えた後、100℃で6時間撹拌し
た。上記の反応混合物にクロロホルムを加えて炭酸水素ナトリウム溶液と塩水で
洗浄した。有機層は脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィー
で精製して標題化合物(600mg)を得た。
【0085】1 H-NMR (CDCl3) δ8.16(s,2H), 3.87(m,4H), 3.01(m,4H)
【0086】 <製造例10> 2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)-5-ヨードピリミジン
の製造 2-ピペラジン-1-イル-5-ヨードピリミジン13gを塩化メチレン100mlに溶かして
トリフェニルメチル=クロリド15gとトリエチルアミン16mlを加えた後、1時間室
温で撹拌した。上記の反応混合物に塩化メチレンを加えた後、水と塩水で洗浄し
て該有機層を脱水、濾過及び減圧濃縮した後、エチルアセテートと少量のメタノ
ールを使用して精製して標題化合物(10g)得た。
【0087】1 H-NMR (CDCl3) δ8.13(s,2H), 7.49(m,5H), 7.23(m,10H), 3.86(m,4H), 2.33(m
,4H)
【0088】 <製造例11> 2-アセチルアミノ-5-ブロモピリジンの製造 2-アミノ-5-ブロモピリジン1gをピリジン29mlに溶かして室温で塩化アセチル0
.61mlを加えた後、15時間室温で撹拌した。上記の反応物に水を加えてエチルア
セテートで抽出した後、有機層は塩水で洗浄した。上記の有機層を脱水、濾過、
減圧濃縮して得た固体をエタノールとヘキサンで再結晶させて標題化合物(1.06g
, 85%)を得た。
【0089】1 H-NMR(CDCl3) δ8.60(s,1H), 8.34(d,1H), 8.18(d,1H), 7.79(dd,1H), 2.18(s,
3H)
【0090】 <製造例12> 2-アセトキシアセチルアミノ-5-ブロモピリジンの製造 2-アミノ-5-ブロモピリジン1gを塩化メチレン29mlに溶かして室温でアセトキ
シアセチル=クロリド0.93mlとトリエチルアミン1.61mlを加えた後、同じ温度で1
時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えた後、塩化メチレンで抽出し、抽出
された有機層を塩水で洗浄した後、脱水及び濾過して減圧濃縮した後、エチルエ
ーテルで再結晶させて標題化合物(615mg)を得た。
【0091】1 H-NMR(CDCl3) δ8.57(s,1H), 8.32(d,1H), 8.15(d,1H), 7.82(dd,1H), 4.73(s,
2H), 2.21(s,3H)
【0092】 <製造例13> 2-(1-テトラゾリル)-5-ブロモピリジンの製造 2,5-ジブロモピリジン1.0gを1-メチル-2-ピロリドン10mlに溶解させて1,2,3,4
-テトラゾール0.5g及び炭酸カリウム1.75gを添加して100℃で3時間撹拌した。反
応終了後、水を加えてエチルアセテートで抽出した後、有機層を脱水、濾過、濃
縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(0.8g)を得た。
【0093】1 H-NMR(DMSO-d6) δ10.17(s.1H), 8.80(d,1H), 8.40(dd,1H), 8.00(d,1H)
【0094】 <製造例14> 2-[5-メチル-(1,3,4)-オキサジアゾール-2-イル]-5-ブロモピリジ
ンの製造 2-(5-テトラゾリル)-5-ブロモピリジン1gを無水酢酸 10mlに溶解させて2時間
還流させた。反応終了後、製造例13と同一な方法で後処理して上記の標題化合物
(0.6g)を得た。
【0095】1 H-NMR(CDCl3) δ8.79(d.1H), 8.09(dd,1H), 7.97(dd,1H), 2.64(s,3H)
【0096】 <製造例15> 2-[5-メチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル]-5-ブロモピリジン
の製造 2-(イミノ-N-ヒドロキシアミノメチル)-5-ブロモピリジン8.6gを無水酢酸250m
lに溶解させてまる一日還流させた。反応終了後、製造例13と同一な方法で後処
理して上記の標題化合物(2.8g)を得た。
【0097】1 H-NMR(CDCl3) δ8.80(dd.1H), 7.96(dd,2H), 2.67(s,3H)
【0098】 <製造例16> 2-(1-メチル-5-テトラゾリル)-5-ブロモピリジン及び2-(2-メチル-5
-テトラゾリル)-5-ブロモピリジンの製造 2-(5-テトラゾリル)-5-ブロモピリジン400mgをジメチルホルムアミド5mlに溶
かしてヨードメタン502mg及び水酸化カリウム300mgを加えて室温で1時間撹拌し
た。反応終了後、製造例3と同一な方法で後処理して、2-(1-メチル-5-テトラゾ
リル)-5-ブロモピリジン(エチルアセテートとヘキサン1:4を展開溶媒にして薄膜
クロマトグラフィーで、Rf: 0.3)110mgと2-(2-メチル-5-テトラゾリル)-5-ブロ
モピリジン(エチルアセテートとヘキサン1:4を展開溶媒にした薄膜クロマトグラ
フィーで、Rf: 0.5)220mgを各々得た。
【0099】 2-(1-メチル-5-テトラゾリル)-5-ブロモピリジンのNMRデータ。1 H-NMR(CDCl3) δ8.80(d,1H), 8.11(d,1H), 7.96(dd,1H), 4.43(s,3H)
【0100】 2-(2-メチル-5-テトラゾリル)-5-ブロモピリジンのNMRデータ。1 H-NMR(CDCl3) δ8.77(d,1H), 8.25(d,1H), 8.03(dd,1H), 4.49(s,3H)
【0101】 <製造例17> 2-[4-カルボエトキシ-(1,2,3)-トリアゾール-1-イル]-5-ブロモピリ
ジンの製造 2-アザイド-5-ブロモピリジン100mgをジメチルホルムアミド1mlに溶かしてエ
チルプロピオレート10mgを常温で添加後、120℃で反応させた。反応終了後、 製
造例13と同一な方法で後処理して上記の標題化合物(100mg)を得た。
【0102】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.85(d.1H), 8.74(dd,1H), 8.34(dd,1H) , 8.06(t,1H), 4.3
8(q,2H), 2.03(s.1H), 1.23(t,3H)
【0103】 <製造例18> 2-(3-ピロリン-1-イル)-5-ブロモピリジンの製造 2,5-ジブロモピリジン10gを1-メチル-2-ピロリドン100mlに溶解させて3-ピロ
リジン3.5mlと炭酸カリウム8.7gを室温で加えて100℃で24時間撹拌した。反応終
了後、製造例3と同一な方法で後処理して標題化合物(8g)を得た。
【0104】1 H-NMR(CDCl3) δ7.48(d.1H), 7.39(dd,1H), 6.21(d,1H), 5.89(s,2H), 4.15(s,
4H)
【0105】 <製造例19>> 2-[2-オキソ-(1,3)-オキサゾリジン-1-イル]-5-ブロモピリジンの
製造 2-オキサゾリドン1.2gを1-メチル-2-ピロリドン20mlに溶かして2,5-ジブロモ
ピリジン3.92gと炭酸カリウム3.81gを室温で加えて120℃で4時間撹拌した。反応
終了後、製造例13と同一な方法で後処理して上記の標題化合物(50mg)を得た。
【0106】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.33(d.1H), 8.12(dd,1H), 7.79(dd,1H), 4.47(m,2H), 4.22
(m,2H)
【0107】 <製造例20> 2-[(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル]-5-ブロモピリジンの製造 2-(イミノ-N-ヒドロキシアミノメチル)-5-ブロモピリジン1.0gをギ酸トリエチ
ルオキソ(triethyloxoformate)10mlに溶解させた後、トリフルオロボロンエーテ
ル(BF3etherate)2〜3滴を添加してその反応物を3時間還流した。反応終了後、製
造例3と同一な方法で後処理して標題化合物(0.7g)を得た。
【0108】1 H-NMR(CDCl3) δ8.77(brs.2H), 8.00(m,2H)
【0109】 <製造例21> 2-[(1,2,3)-トリアゾール-1-イル]-5-ブロモピリジンの製造 2,5-ジブロモピリジン1.72gを1-メチル-2-ピロリドン20mlに溶解させて1H-(1,
2,3)-トリアゾール500mgと炭酸カリウム3gを室温で加えて100℃で24時間撹拌し
た。反応終了後、製造例3と同一な方法で後処理して標題化合物(120mg)を得た。
【0110】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.85(d.1H), 8.75(dd,1H), 8.34(dd,1H), 8.06(t,1H), 8.00
(s,1H)
【0111】 <製造例22> 2-[3-メチル-2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール-1-イ
ル-イル]-5-ブロモピリジンの製造 2-[2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール-1-イル]-5-ブロモピリジ
ン311mgをジメチルホルムアミドに溶かして水酸化カリウム217mgを添加後、ヨー
ドメタン366mlを0℃で徐々に滴下した。続いて常温で4時間撹拌した後、反応を
終了させて製造例13と同一な方法で後処理して上記の標題化合物(290mg)を得た
【0112】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.62(d.1H), 8.61(s,1H), 8.27(dd,1H), 8.13(d,1H), 3.39(
s,3H)
【0113】 <製造例23> 2-[3-t-ブトキシカルボニル-2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-(1,3,4)-ト
リアゾール-1-イル]-5-ブロモピリジンの製造 2-[2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール-1-イル]-5-ブロモピリジ
ン1.6gを塩化メチレン20mlに溶かしてトリエチルアミン1.11ml、ジ-タ-ブチルジ
カーボネート3.4g、触媒ジメチルアミノピロリジン少量を添加後、常温で1時間
撹拌した後、反応を終了させて製造例13と同一な方法で後処理して標題化合物(2
.84g)を得た。
【0114】1 H-NMR(CDCl3) δ8.47(s.1H), 8.45(dd,1H), 8.13(d,1H), 7.91(dd,1H), 1.16-1
.20(m,9H)
【0115】 <製造例24> 2-[2-オキソ-(1,3)-イミダゾリジン-1-イル]-5-ブロモピリジンの製
造 2,5-ジブロモピリジン15.14gを1-メチル-2-ピロリドン50mlに溶解させて2-オ
キソ-1,3-イミダゾリジン(2-イミダゾリドン,2-イミダゾリジノン)5.0gと炭酸カ
リウム16.05gを室温で加えて100℃で24時間撹拌した。反応終了後、製造例13と
同一な方法で後処理して標題化合物(2.0g)を得た。
【0116】1 H-NMR(CDCl3) δ8.55(d.1H), 8.45(s,1H), 8.34(d,1H), 8.15(dd,1H)
【0117】 <製造例25> 2-[(1,3)-オキサゾール-5-イル]-5-ブロモピリジンの製造 5-ブロモ-2-ホルミルピリジン(5-ブロモ-2-ピリジニルアルデヒド)200mgをメ
タノール5.4mlに溶かしてトシルメチルイソシアニド231mg及び炭酸カリウム178m
gを添加後、3時間還流した。反応終了後、製造例13と同一な方法で後処理して標
題化合物(204mg)を得た。
【0118】1 H-NMR(CDCl3) δ8.65(d.1H), 7.95(s,1H), 7.89(dd,1H), 7.68(s,1H) , 7.56(d
,1H)
【0119】 <製造例26> 2-(4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル)-5-ブロモピリジンの製造 2,5-ジブロモピリジン10gを1-メチル-2-ピロリドン100mlに溶解させて4-ヒド
ロキシピペリジン5.2g及び炭酸カリウム17.5gを室温で加えて100℃で3時間撹拌
した。反応終了後、製造例13と同一な方法で後処理して標題化合物(9g)を得た。
【0120】1 H-NMR(CDCl3) δ7.43(d.1H), 7.38(dd,1H), 6.21(d,1H), 4.69(m,1H) , 3.72(m
,2H), 3.12(m,2H), 1.75(m,2H), 1.34(m,2H)
【0121】 <製造例27> 2-[3-t-ブトキシカルボニル-2-オキソ-(1,3)-イミダゾリジン-1-イ
ル]-5-ブロモピリジンの製造 2-(2-オキソ-1,3-イミダゾリジン-1-イル)-5-ブロモピリジン200mgをテトラヒ
ドロフラン2mlに溶解させてトリエチルアミン300ml、ジ-タ-ブチルジカーボネー
ト216mgを常温で4時間反応させた。反応終了後、製造例13と同一な方法で後処理
して標題化合物(310mg)を得た。
【0122】1 H-NMR(CDCl3) δ8.31(d.1H), 8,21(d,1H), 7.72(dd,1H), 3.99(m,2H) , 3.87(m
,2H), 1.54(s,9H)
【0123】 <実施例1> (S)-[N-3-(4-ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-
オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド322mgをジメチルホルムアミド4mlに溶かして室
温で5-ヨードピリミジン400mg、トリエチルアミン0.27ml及びジクロロビストリ
フェニルホスピンパラジウム(II)0.22gを各々加えた後、4時間100℃で撹拌した
。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで抽出した後、有機層を塩水
で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製し
て標題化合物(100mg)を得た。
【0124】1 H-NMR (CDCl3) δ9.16(s,1H), 8.87(s,2H), 7.62(dd,1H), 7.43(t,1H), 7.33(d
d,1H), 6.37(bt,1H), 4.82(m,1H), 4.08(t,1H), 3.84(dd,1H), 3.67(m,2H), 2.0
0(s,3H)
【0125】 <実施例2> (S)-[N-3-(4-(2-メトキシピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-
2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に5-ヨードピリミジンの代りに2-メトキシ-5-ヨードピリミジンを添
加することを除いて、上記の実施例1と同一な方法で標題化合物を得た。
【0126】 <実施例3> (S)-[N-3-(4-(2-アミノピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に5-ヨードピリミジンの代りに2-アミノ-5-ブロモピリミジンを168mg
添加することを除いて、上記の実施例1と同一な方法で標題化合物(45mg)を得た
【0127】1 H-NMR (DMSO-d6) 8.42(s,1H), 8.30(s,1H), 8.26(t,1H), 7.53(m,4H), 6.67(s,
1H), 4.75(m,1H), 4.16(m,1H), 3.77(m,1H), 3.42(m,2H), 1.83(s,3H)
【0128】 <実施例4> (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造の製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド400mgをジメチルホルムアミド5.6mlに溶かして
室温で塩化銅48mgと2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)-5-ヨードピリ
ミジン770mgを各々加えた後、80℃で1時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加
えてエチルアセテート(EA)で抽出した後、有機層を塩水で洗浄した。有機層は脱
水、濾過及び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物
(300mg)を得た。
【0129】1 H-NMR (DMSO-d6) 8.48(s,2H), 8.25(t,1H), 7.40(m,15H), 7.17(m,2H), 6.95(m
,1H), 4.72(m,1H), 4.11(m,1H), 3.73(m,1H), 3.40(t,2H), 1.81(s,3H)
【0130】 <実施例5> (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリミジン-5-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド塩酸塩の製造 (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド20
0mgをテトラヒドロフランに溶かして6N塩酸溶液1mlを室温で加えた後、24時間撹
拌した。上記の反応で生成された固体を濾過してテトラヒドロフランとエチルエ
ーテルで洗浄して標題化合物(110mg)を得た。
【0131】1 H-NMR (DMSO-d6) 9.49(bs,1H), 8.63(s,2H), 8.33(t,1H), 7.49(m,4H), 4.74(m
,1H), 4.13(t,1H), 4.02(m,4H), 3.78(dd,1H), 3.41(t,2H), 3.16(m,4H), 1.81(
s,3H)
【0132】 <実施例6> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)
-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド塩酸塩30mgをテトラヒドロ
フランに溶かして塩化アセチル10μlとトリエチルアミン30.3μlを室温で加えた
後、30分撹拌した。上記の反応混合物にクロロホルムを加えた後、水と塩水で洗
浄した。洗浄した有機層を脱水、濾過及び減圧濃縮してカラムクロマトグラフィ
ーで精製して標題化合物(30mg)を得た。
【0133】1 H-NMR (CDCl3) 8.47(s,2H), 7.53(dd,1H), 7.29(m,2H), 6.30(t,1H), 4.79(m,1
H), 3.86(m,5H), 3.66(m,4H), 3.51(m,2H), 2.14(s,3H), 2.01(s,3H)
【0134】 <実施例7> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリ
ミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにベンジルオキシアセチル=クロリド26.6μlを
添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(30mg)を得た
【0135】1 H-NMR (CDCl3) δ8.48(s,2H), 7.52(dd,1H), 7.27(m,7H), 6.15(t,1H), 4.79(m
,1H), 4.60(s,2H), 4.21(s,2H), 4.05(t,1H), 3.83(m,5H), 3.65(m,6H), 2.01(s
,3H)
【0136】 <実施例8> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにアセトキシアセチルクロリド16μlを添加す
ることを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(23mg)を得た。
【0137】1 H-NMR(CDCl3) δ8.49(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 6.04(t,1H), 4.80(m,
1H), 4.77(s,2H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.70(m,5H), 3.50(m,2H), 2.21(s,
3H), 2.01(s,3H).
【0138】 <実施例9> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 実施例8の標題化合物220mgをメタノールに溶かして1N KOH 水溶液を1ml加えた
後、室温で1時間撹拌した。過量のメタノールを除去した後、水を加えてクロロ
ホルムで抽出した後、有機層を脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフ
ィーで精製して標題化合物(189mg)を得た。
【0139】1 H-NMR (CDCl3) δ8.48(s,2H), 7.54(dd,1H), 7.34(t,1H), 7.26(dd,1H), 4.79(
m,1H), 4.21(s,2H), 4.05(t,1H), 3.88(m,4H), 3.77(m,4H), 3.65(m,1H), 3.34(
m,2H), 2.00(s,3H)
【0140】 <実施例10> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ジメチルアミノアセトキシアセチルピペラジン-
1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
ル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド50
mgをピリジン2.5mlに溶かして室温でN,N-ジメチルグリシン43.7mg、1-(3-ジメチ
ルアミノプロピル)-3-エチルカーボジイミド塩酸塩84mg、4-ジメチルアミノピリ
ジン20mgを各々滴下した後、15時間室温で撹拌した。上記の反応混合物に水を加
えてエチルアセテートで抽出した後、有機層を塩水で洗浄した。有機層を脱水、
濾過及び減圧濃縮してカラムクロマトグラフィー精製して標題化合物(22mg)を得
た。
【0141】1 H-NMR (CDCl3) δ8.49(s,2H), 7.56(dd,1H), 7.34(t,1H), 7.27(dd,1H), 6.01(
t,1H), 4.83(s,2H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.89(m,4H), 3.78(m,4H), 3.32(
s,2H), 2.40(s,6H), 2.01(s,3H)
【0142】 <実施例11> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ブロモアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにブロモアセチルクロリド63.06μlを添加する
ことを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(49mg)を得た。
【0143】1 H-NMR (CDCl3) δ8.49(s,2H), 7.56(dd,1H), 7.34(t,1H), 7.26(dd,1H), 6.01(
t,1H), 4.80(m,1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.87(s), 3.77(m,4H), 3.65(m,1
H), 3.34(m,2H), 2.00(s,3H)
【0144】 <実施例12> (S)-[N-3-(4-(2-(モルホリン-4-イル)-メチルカーボニル-ピペラジ
ン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジ
ニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-(4-ブロモアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド25mgを
テトラヒドロフランに溶かして室温でトリエチルアミン19.3μlとモルホリン 8
μlを加えた後、室温で2時間撹拌した。上記の反応混合物を減圧濃縮した後、カ
ラムクロマトグラフィー精製して標題化合物(25mg)を得た。
【0145】1 H-NMR(CDCl3) δ8.50(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 5.99(t,1H), 4.79(m,
1H), 4.06(t,1H), 3.89(m,5H), 3.73(m,10H), 2.55(m,4H), 2.01(s,3H).
【0146】 <実施例13> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(イミダゾール-1-イル-カーボニル-オキシメチ
ルカーボニルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル)メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド30
mgをテトラヒドロフランに溶かして、1,1-カーボニルジイミダゾール 34mgを室
温で加えた後、1時間撹拌した。上記の反応混合物にクロロホルムを添加した後
、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄して有機層を脱水、濾過及び減圧濃縮した後、
カラムクロマトグラフィー精製して標題化合物(28mg)を得た。
【0147】1 H-NMR(CDCl3) δ8.50(d,2H), 8.19(s,1H), 7.56(dd,1H), 7.50(s,1H), 7.35(m,
2H), 7.07(s,1H), 6.06(t,1H), 5.06(s,2H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,
4H), 3.75(m,5H), 3.48(m,2H), 2.01(s,3H).
【0148】 <実施例14> (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにクロロアセチルクロリド 54.5μlを添加する
ことを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(102mg)を得た。
【0149】1 H-NMR (CDCl3) δ8.49(s,2H), 7.56(dd,1H), 7.39(t,1H), 7.27(dd,1H), 6.01(
t,1H), 4.78(m,1H), 4.11(s,2H), 4.05(t,1H), 3.88(m,4H), 3.77(m,4H), 3.65(
m,6H), 2.01(s,3H)
【0150】 <実施例15> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルアミノアセチルピペ
ラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾ
リジニル]メチルアセトアミドの製造 実施例14の標題化合物 50mgをメタノールに溶かしてトリエチルアミン181μl
とグリシンメチルエステル塩酸塩を32mg加えた後、4時間還流した。過量のメタ
ノールを除去して水を加えた後、クロロホルムで抽出した後、有機層を脱水、濾
過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(20mg)を得た
【0151】 <実施例16> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-メトキシフェニルピペラジン-4-イル)アセチ
ルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オ
キサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質にグリシンメチルエステル塩酸塩の代りにメトキシフェニルピペラジ
ンを18mg添加することを除いて、上記の実施例15と同一な方法で標題化合物(32m
g)を得た。
【0152】1 H-NMR(CDCl3) δ8.49(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 6.86(q,4H), 6.04(t,
1H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.88(m,5H), 3.74(s,3H), 3.70(m,8H), 2.01(s,
3H)
【0153】 <実施例17> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにメトキシアセチルクロリドを13μl添加する
ことを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(32mg)を得た。
【0154】1 H-NMR(CDCl3) 8.48(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 6.35(t,1H), 4.79(m,1H
), 4.14(s,2H), 4.06(t,1H), 3.87(m,5H), 3.65(m,4H), 3.58(m,2H), 3.42(s,3H
), 2.01(s,3H)
【0155】 <実施例18> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アクリロイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
の製造 出発物質に塩化アセチルの代りに塩化アクリロイルを14μl添加することを除
いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(28mg)を得た。
【0156】1 H-NMR(CDCl3) δ8.49(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 6.62(dd,1H), 6.36(d
d,1H), 6.09(t,1H), 5.75(dd,1H), 4.80(m,1H), 4.06(t,1H), 3.97(m,4H), 3.85
(m,3H), 3.68(m,4H), 2.01(s,3H)
【0157】 <実施例19> (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシオキソアセチルピペラジン-1-イル)ピ
リミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにエチルクロロオキソアセテートを16μl添加
することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(30mg)を得た。
【0158】1 H-NMR(CDCl3) δ8.50(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 7.13(m,3H), 6.03(t,
1H), 4.79(m,1H), 4.37(q,2H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.75(m,5H), 3.51(m,
2H), 2.01(s,3H), 1.37(t,3H)
【0159】 <実施例20> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
の製造 出発物質に塩化アセチルの代りに塩化ニコチノイル塩酸塩を26mg添加すること
を除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(22mg)を得た。
【0160】1 H-NMR(CDCl3) 8.70(s,2H), 8.50(s,2H), 7.82(d,1H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H
), 5.99(t,1H), 4.80(m,1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.75(m,7H), 2.01(s,3H
)
【0161】 <実施例21> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ピバロイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に塩化アセチルの代りに塩化ピバロイルを17.4μl添加することを除
いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(30mg)を得た。
【0162】1 H-NMR(CDCl3) δ8.49(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 6.05(t,1H), 4.79(m,
1H), 4.06(t,1H), 3.88(m,4H), 3.65(m,7H), 2.01(s,3H), 1.30(s,9H)
【0163】 <実施例22> (S)-[N-3-(4-(2-(4-t-ブチルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにt-ブチルアセチル=クロリドを20μl添加する
ことを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(20mg)を得た。
【0164】1 H-NMR(CDCl3) 8.48(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 6.27(t,1H), 4.79(m,1H
), 4.05(t,1H), 3.87(m,4H), 3.69(m,4H), 3.58(m, 3H), 2.01(s,3H), 1.05(s,9
H)
【0165】 <実施例23> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,5-ジメトキシフェニル)アセチルピペラジン-
1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
ル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに2,5-ジメトキシフェニルアセチルクロリドを
30mg添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(36mg)を
得た。
【0166】1 H-NMR(CDCl3) δ8.48(d,2H), 7.55(dd,1H), 7.33(m,2H), 6.84(m,1H), 6.76(m,
2H), 6.03(t,1H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.78(s,3H), 3.72(s,3H), 2.00(s,
3H).
【0167】 <実施例24> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,3-ジメチルアクリロイル)ピペラジン-1-イル
)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに3,3-ジメチル塩化アクリロイルを16μl添加
することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(20mg)を得た。
【0168】1 H-NMR(CDCl3) δ8.49(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.34(m,2H), 6.04(t,1H), 5.81(s,
1H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.85(m,5H), 3.70(m,5H), 3.62(m,2H), 2.01(s,
3H)
【0169】 <実施例25> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,6-ジメトキシベンゾイル)ピペラジン-1-イル
)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、2,6-ジメトキシベンゾイルクロリドを29mg
添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(27mg)を得た
【0170】1 H-NMR(CDCl3) 8.48(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,3H), 6.58(d,2H), 6.04(t,1H
), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.75(m,5H), 3.31(m,2H), 2.01(s,3H
)
【0171】 <実施例26> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン-
1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
ル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、2-トリフルオロメチルベンゾイルクロリド
を29μl添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(36mg)
を得た。
【0172】1 H-NMR(CDCl3) 8.47(d,2H), 7.74(d,1H), 7.57(m,3H), 7.38(m,2H), 7.34(m,1H)
, 6.07(t,1H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,6H), 3.64(m,2H) 3.25(m,2H),
2.01(s,3H)
【0173】 <実施例27> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン-
1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
ル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、4-トリフルオロメチルベンゾイルクロリド
を40μl添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(35mg)
を得た。
【0174】1 H-NMR(CDCl3) δ8.50(d,2H), 7.72(d,2H), 7.57(m,3H), 7.35(m,2H), 6.01(t,1
H), 4.79(m,1H), 4.09(t,1H), 3.95(m,4H), 3.75(m,7H), 2.01(s,3H)
【0175】 <実施例28> (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェニルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、フェニルアセチルクロリドを20μl添加す
ることを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(23mg)を得た。
【0176】 <実施例29> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,5-ジニトロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)
ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、3,5-ジニトロベンゾイルクロリドを20μl
添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(20mg)を得た
【0177】1 H-NMR(CDCl3) δ8.50(d,2H), 8.30(d,1H), 7.62(d,1H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,
1H), 7.27(dd,1H), 6.02(t,1H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 2.01(s,3H)
【0178】 <実施例30> (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロトニルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に塩化アセチルの代りに塩化クロトニルを14μl添加することを除い
て、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(25mg)を得た。
【0179】1 H-NMR(CDCl3) δ8.49(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,2H), 6.69(m,1H), 6.28(dd
,1H), 6.01(t,1H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.75(m,7H), 2.01(s
,3H), 1.90(dd,3H)
【0180】 <実施例31> (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリクロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリミ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、トリクロロアセチルクロリドを32μl添加
することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(25mg)を得た。
【0181】1 H-NMR(CDCl3) δ8.50(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.37(m,2H), 6.03(t,1H), 4.80(m,
1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.75(m,7H), 2.01(s,3H).
【0182】 <実施例32> (S)-[N-3-(4-(2-(4-n-バレリルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、塩化バレリルを25μl添加することを除い
て、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(35mg)を得た。
【0183】 <実施例33> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(1-ブロモエチルカーボニル)ピペラジン-1-イル
)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りに、ブロモエチルカーボニルクロリドを12μl
添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(10mg)を得た
【0184】 <実施例34> (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェノキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリ
ミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにギ酸フェニルクロロを18μl添加することを
除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(15mg)を得た。
【0185】1 H-NMR(CDCl3) δ8.50(d,2H), 7.56(dd,1H), 7.35(m,4H), 7.13(m,3H), 6.00(t,
1H), 4.79(m,1H), 4.06(t,1H), 3.95(m,4H), 3.75(m,7H), 2.01(s,3H)
【0186】 <実施例35> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)
ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルの代りにベンジルオキシカーボニルクロリドを17μl
添加することを除いて、上記の実施例6と同一な方法で標題化合物(22mg)を得た
【0187】1 H-NMR(CDCl3) δ8.47(d,2H), 7.55(dd,1H), 6.00(t,1H), 5.15(s,1H), 4.79(m,
1H), 4.06(t,1H), 3.85(m,4H), 3.78(dd,1H), 3.58(m,4H), 2.00(s,3H)
【0188】 <実施例36> (S)-[N-3-(4-ピリジン-2-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-
オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド300mgをジメチルホルムアミド4mlに溶かして室
温で2-ブロモピリジン0.14ml、トリエチルアミン0.25mlとジクロロビストリフェ
ニルホスピンパラジウム(II)0.2gを各々加えた後、100℃で4時間撹拌した。上記
の反応混合物に水を加えた後、エチルアセテートで抽出して抽出された有機層を
塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィー
で精製して標題化合物(50mg)を得た。
【0189】 <実施例37> (S)-[N-3-(4-(2-アミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-ブロモピリジンの代わりに、2-アミノ-5-ヨードピリジンを5.0g
添加することを除いて、上記の実施例36と同一な方法で標題化合物(1.5g, 45 %)
を得た。
【0190】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.26(t,1H), 8.08(s,1H), 7.52(m,3H), 7.32(dd,1H), 8.51(
d,1H), 6.14(s,2H), 4.74(m,1H), 4.14(t,1H), 3.75(dd,1H), 3.41(m,2H), 1.85
(s,3H)
【0191】 <実施例38> (S)-[N-3-(4-(3-メトキシカルボニルピリジン-5-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド200mgをジメチルホルムアミド2.4mlに溶かして
室温でメチル5-ブロモピリジン-3-カルボキシレート260.3mg、トリエチルアミン
0.17mlとジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)135mgを各々加えた
後、100℃で3時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで
抽出した後、有機層を塩水で洗浄して脱水及び濾過して減圧濃縮した後、カラム
クロマトグラフィーで精製して標題化合物(60mg)を得た。
【0192】1 H-NMR(CDCl3) δ9.16(d,1H), 8.90(t,1H), 8.42(m,1H), 7.60(dd,1H), 7.45(t,
1H), 7.30(dd,1H), 6.16(bt,1H), 4.81(m,1H), 4.10(t,1H), 3.96(s,3H), 3.81(
dd,1H), 3.70(m,2H), 2.02(s,3H)
【0193】 <実施例39> (S)-[N-3-(4-(2-アセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-アセチルアミノ-5-ブロモピリジンを260mg使用したことを除いて
、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物(48mg)を得た。
【0194】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.48(s,1H), 8.28(t,1H), 8.15(d,1H), 7.98(d,1H), 7.64(m
,1H), 7.43(m,1H), 4.76(m,1H), 4.18(t,1H), 3.79(t,1H), 3.42(t,2H), 2.10(s
,3H), 1.82(s,3H)
【0195】 <実施例40> (S)-[N-3-(4-(2-アセトキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド467mgをジメチルホルムアミド5.6mlに溶かして
室温で2-アセトキシアセチルアミノ-5-ブロモピリジン615mg、トリエチルアミン
0.39ml及びジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)237mgを各々加え
た後、100℃で4時間撹拌した。上記の反応物に水を加えてエチルアセテートで抽
出した後、有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮した後、カラムク
ロマトグラフィーで精製して標題化合物218mgを得た。
【0196】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.50(s,1H), 8.28(t,1H), 8.12(d,1H), 8.00(d,1H), 7.64(m
,2H), 7.39(m,1H), 4.76(m,4H), 4.15(t,1H), 3.78(dd,1H), 3.42(t,2H), 2.10(
s,3H), 1.82(s,3H)
【0197】 <実施例41> (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 上記の実施例5で製造した(S)-[N-3-(4-(2-アセトキシアセチルアミノピリジン
-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトア
ミド100mgをメタノール1mlとクロロホルム1mlの混合溶媒に溶かして室温で1N KO
H溶液を滴下した。室温で1時間反応混合物を撹拌した後、水を加えてエチルアセ
テートで抽出した。抽出された有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃
縮して得た固体を塩化メチレンとヘキサンで再結晶させて標題化合物(50mg)を得
た。
【0198】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.50(s,1H), 8.28(d,1H), 8.17(d,1H), 7.99(d,1H), 7.64(m
,2H), 7.42(dd,1H), 5.75(t,1H0, 4.76(m,1H), 4.13(t,1H), 4.05(d,2H), 3.79(
dd,1H), 3.42(t,2H), 1.83(s,3H)
【0199】 <実施例42> (S)-[N-3-(4-(2-イミダゾール-1-イルピリジン-5-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-イミダゾリル-5-ブロモピリジンを使用することを除いて、上記
の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0200】1 H-NMR(CDCl3) δ8.61(s,1H), 8.39(s,1H), 8.00(dd,1H), 7.87(s,1H), 7.61(dd
,1H), 7.49(m,2H), 7.32(dd,1H), 7.21(s,1H), 6.13(t,1H), 4.80(m,1H), 4.08(
t,1H), 3.81(dd,1H), 3.61(m,2H), 2.02(s,3H)
【0201】 <実施例43> (S)-[N-3-(4-(2-(4-モルホリニル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-(4-モルホリニル)-5-ブロモピリジンを使用することを除いて、
上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0202】1 H-NMR(CDCl3) δ8.31(s,1H), 7.87(dd,1H), 7.50(dd,1H), 7.38(t,1H), 7.20(d
d,1H), 6.65(d,1H), 6.55(t,1H), 4.79(m,1H), 4.04(t,1H), 3.81(m,5H), 3.62(
m,2H), 3.52(m,4H), 2.00(s,3H)
【0203】 <実施例44> (S)-[N-3-(4-(2-トリフェニルメチルアミノピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-トリフェニルメチルアミノ-5-ブロモピリジンを使用することを
除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0204】 <実施例45> (S)-[N-3-(4-(2-メトキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2
-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド430mgをジメチルホルムアミド5mlに溶かして室
温で2-メトキシ-5-ヨードピリジン610mg、トリエチルアミン0.36ml、ジクロロビ
ストリフェニルホスピンパラジウム(II)292mgを各々加えた後、100℃で2時間撹
拌した。上記の反応物に水を加えてエチルアセテートで抽出した後、有機層を塩
水で洗浄して脱水、濾過、減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製し
て標題化合物(200mg)を得た。
【0205】1 H-NMR(CDCl3) δ8.25(s,1H), 7.70(m,1H), 7.51(dd,1H), 7.38(t,1H), 7.22(m,
1H), 6.78(d,1H), 6.65(t,1H), 4.80(m,1H), 4.08(t,1H), 3.97(s,3H), 3.81(dd
,1H), 3.65(m,2H), 2.00(s,3H)
【0206】 <実施例46> (S)-[N-3-(4-(2-メトキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド200mgをジメチルホルムアミド2.5mlに溶かして
室温で2-メトキシアセチルアミノ-5-ブロモピリジン295mg、トリエチルアミン0.
17ml、ジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)135mgを各々加えた後
、100℃で2時間撹拌した。上記の反応物に水を加えてエチルアセテートで抽出し
た後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過、減圧濃縮した後、カラムクロマトグ
ラフィーで精製して標題化合物(47mg)を得た。
【0207】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.50(s,1H), 8.20(t,1H), 8.15(d,1H), 7.97(d,1H), 7.64(m
,2H), 7.42(m,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 4.09(s,3H), 3.79(dd,1H), 3.42(
t,2H), 3.37(s,3H), 1.83(s,3H)
【0208】 <実施例47> (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)-5-ブロモピリジンを
使用することを除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0209】 <実施例48> (S)-[N-3-(4-(2-トリフェニルメチルアミノピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド塩酸塩の製
造 出発物質に2-トリフェニルメチルアミノ-5-ブロモピリジンを使用することを
除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0210】 <実施例49> (S)-[N-3-(4-(2-アジドピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-アジド-5-ブロモピリジンを使用することを除いて、上記の実施
例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0211】 <実施例50> (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-メトキシカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-
2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド100mgをエタノール 3mlとテ
トラヒドロフラン1.3mlの混合溶媒に溶かして室温でナトリウムボロハイドライ
ド29.3mg及び塩化リチウム32.8mgを添加した。上記の反応混合物を室温で2時間
撹拌した後、エチルアセテートを加えた後、有機層を炭酸水素ナトリウム(NaHCO3 )溶液と塩水で洗浄した。上記の有機層を脱水、濾過及び減圧濃縮した後、エチ
ルエーテルで精製して標題化合物(35mg)を得た。
【0212】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.54(d,1H), 8.28(t,1H), 7.70(m,3H), 7.45(m,2H), 5.52(t
,1H), 4.76(m,1H), 4.62(d,2H), 4.17(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.42(t,2H), 1.83(
s,3H)
【0213】 <実施例51> (S)-[N-3-(4-(2-メトキシカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド790mgをジメチルホルムアミド9.5mlに溶かして
室温でメチル4-ヨードピリジン-2-カルボキシレート1g、トリエチルアミン0.67m
l及びジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)533mgを各々加えた後、
100℃で3時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで抽出
した後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラムクロマ
トグラフィーで精製して標題化合物(394mg)を得た。
【0214】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.78(d,1H), 8.27(m,2H), 7.70(m,3H), 7.47(dd,2H), 4.76(
m,1H), 4.20(t,1H), 4.18(s,3H), 3.90(dd,1H), 3.43(t,2H), 1.83(s,3H)
【0215】 <実施例52> (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノカーボニルピリジン-4-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド380mgをジメチルホルムアミド5mlに溶かして室
温でN,N-2-ジメチルアミノカーボニル-4-ヨードピリジン300mg、トリエチルアミ
ン0.32ml及び ジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)255mgを各々加
えた後、100℃で2時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテー
トで抽出した後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラ
ムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(91mg)を得た。
【0216】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.63(d,1H), 8.27(t,1H), 7.70(m,4H), 7.45(dd,1H), 4.76(
m,1H), 4.17(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.42(t,2H), 3.01(s,3H), 2.96(s,3H), 1.83
(s,3H)
【0217】 <実施例53> (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)
-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-ヒドロキシ-5-ブロモピリジンを使用することを除いて、上記の
実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0218】 <実施例54> (S)-[N-3-(4-(N-2-ジメチルアミノアセトキシアセチルアミノピリジ
ン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 (S)-[N-3-(4-(N-2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド200mgをピリジン2.5
mlに溶かして室温でN,N-ジメチルグリシン205mg、1-(3-ジメチルアミノプロピル
)-3-エチルカーボジイミド塩酸塩381mg及び4-ジメチルアミノピリジン91mgを各
々滴下した後、室温で15時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルア
セテートで抽出した後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮してカ
ラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(110mg)を得た。
【0219】 <実施例55> (S)-[N-3-(4-(2-メチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニ
ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド500mgをテトラヒドロフラン6mlに溶かして室温
で2-メチルアミノ-5-ヨードピリジン564mg、塩化リチウム153mg及びテトラキス
トリフェニルホスピンパラジウム(II)278mgを各々加えた後、48時間還流した。
上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで抽出した後、抽出された有機
層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィー
で精製して標題化合物(181mg)を得た。
【0220】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.26(t,1H), 8.16(s,1H), 7.58(m,2H), 7.35(dd,1H), 6.70(
dd,1H), 6.50(d,1H), 4.74(m,1H), 4.17(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.43(t,2H), 2.7
8(d,3H), 1.82(s,3H)
【0221】 <実施例56> (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-ジメチルアミノ-5-ヨードピリジンを使用することを除いて、上
記の実施例55と同一な方法で標題化合物を得た。
【0222】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.31(m,2H), 7.71(dd,1H), 7.60(m,3H), 7.34(dd,1H), 6.73
(d,1H), 4.73(m,1H), 4.14(t,1H), 3.76(dd,1H), 3.42(t,2H), 3.05(s,6H), 1.8
2(s,3H)
【0223】 <実施例57> (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド塩酸塩の製
造 (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド500mgをメタノールと
クロロホルムの混合溶媒に溶かして室温で塩酸0.5mlを加えて1時間撹拌した。上
記の反応物を減圧濃縮して生成された固体をエチルエーテルで数回精製して標題
化合物(520mg)を得た。
【0224】1 H-NMR(DMSO-d6) δ10.01(s,1H), 8.53(s,1H), 4.75(m,1H), 4.18(t,1H), 4.08(
s,2H), 3.78(dd,1H), 3.42(t,2H), 1.83(s,3H)
【0225】 <実施例58> (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フ
ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドヒドロキシ
プロピルメチルセルロースの製造 (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドとヒドロキシプロピル
メチルセルロース(HPMC, Hydroxypropylmethylcellulose)を重量比2:1の比率で
エタノールと塩化メチレン混合溶媒に徐々に溶かして2時間撹拌した後、スプレ
ードライ法を使用して溶媒を揮発させて標題化合物を得た。
【0226】 <実施例59> (S)-[N-3-(4-(2-アセトキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)
-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-アセトキシ-5-ブロモピリジンを使用することを除いて、上記の
実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0227】 <実施例60> (S)-[N-3-(4-(2-メトキシメチルオキシピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-メトキシメチルオキシ-5-ブロモピリジンを使用することを除い
て、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0228】 <実施例61> (S)-[N-3-(4-(2-メタンスルホニルオキシピリジン-5-イル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-メタンスルホニルオキシ-5-ブロモピリジンを使用することを除
いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0229】 <実施例62> (S)-[N-3-(4-(2-アミノカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-アミノカーボニル-4-ブロモピリジンを使用することを除いて、
上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0230】 <実施例63> (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノアセトキシメチルピリジン-4-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド155mgをピリジン2mlに溶かして
室温でN,N-ジメチルグリシン318mg、1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカ
ーボジイミド塩酸塩662mg及び4-ジメチルアミノピリジン158mgを各々滴下した後
、室温で15時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで抽
出した後、有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮してカラムクロ
マトグラフィーで精製して標題化合物(113mg)を得た。
【0231】1 H-NMR(CDCl3) δ8.48(d,1H), 5.18(s,2H), 4.75(m,1H), 4.00(t,1H), 3.76(dd,
1H), 3.60(bs,2H), 3.19(s,2H), 2.25(s,6H), 1.93(s,3H)
【0232】 <実施例64> (S)-[N-3-(4-(2-(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニルピリジン-4
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド245mgをジメチルホルムアミド3mlに溶かして室
温で2-(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニル-4-ヨードピリジン345mg、トリエ
チルアミン0.21ml及びジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)166mg
を加えた後、100℃で3時間撹拌した。上記の反応物に水を加えてエチルアセテー
トで抽出した後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラ
ムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(60mg)を得た。
【0233】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.69(d,1H), 8.27(t,1H), 8.19(s,1H), 7.81(m,1H), 7.70(m
,1H), 7.45(dd,2H), 4.79(m,1H), 4.17(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.51(t,2H), 3.43
(m,4H), 1.83(s,3H)
【0234】 <実施例65> (S)-[N-3-(4-(2-N,N-ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニルピリ
ジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミドの製造 出発物質にN,N-ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニル-4-ヨードピリジン
を使用することを除いて、上記の実施例64と同一な方法で標題化合物を得た。
【0235】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.60(d,1H), 8.26(t,1H), 7.64(m,4H), 7.45(m,1H), 4.80(m
,3H), 4.17(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.54(m,10H), 1.83(s,3H)
【0236】 <実施例66> (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド塩酸塩の製造 (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド200mg
をテトラヒドロフランに溶かして1N HCl溶液を1ml加えた後、室温でまる一日撹
拌して生成された固体を濾過してテトラヒドロフランとエーテルで洗浄して標題
化合物(110mg、88%)を得た。
【0237】 <実施例67> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2
-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド30mgをテトラヒドロフランに
溶かしてトリエチルアミン30μlとアセトキシアセチルクロリド 16μlを加えた
後、20分間室温で撹拌した。上記の反応物に水を加えた後、クロロホルムで抽出
して有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮した後、カラムクロマト
グラフィーで精製して標題化合物(23mg)を得た。
【0238】 <実施例68> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミドの製造 出発物質にベンジルオキシアセチルピペラジニル-5-ブロモピリジンを使用す
ることを除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0239】 <実施例69> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 実施例68から得た化合物220mgをメタノールに溶かして1N KOH溶液を1ml加えた
後、室温で1時間撹拌した。過量のメタノールを除去後、水を加えてクロロホル
ムで抽出した後、有機層を脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィー
で精製して標題化合物(189mg)を得た。
【0240】1 H-NMR(CDCl3) δ8.35(s,1H), 7.70(d,1H), 7.50(dd,1H), 7.37(t,1H), 7.27(dd
,1H), 6.70(d,1H), 4.74(m,1H), 4.21(d,2H), 4.06(t,1H), 3.80(m,3H), 3.62(m
,6H), 3.39(m,2H), 2.01(s,3H)
【0241】 <実施例70> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ジメチルアミノアセトキシアセチルピペラジン-
1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
メチルアセトアミドの製造 出発物質に(S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドを使用することを除いて、上記の実施例63と同一な方法で標題化合物を得
た。
【0242】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.34(s,1H), 7.53(m,1H), 7.37(dd,1H), 7.33(t,1H), 7.26(
dd,1H), 6.72(d,1H), 5.80(t,1H), 4.83(m,3H), 3.79(m,7H), 3.54(t,4H), 3.33
(d,2H), 2.40(s,6H), 2.01(s,3H)
【0243】 <実施例71> (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
の製造 出発物質にクロロアセチルクロリドを使用することを除いて、上記の実施例67
と同一な方法で標題化合物を得た。
【0244】1 H-NMR(CDCl3) δ8.35(s,1H), 7.72(m,1H), 7.50(dd,1H), 7.41(t,1H), 6.74(d,
1H), 6.16(t,1H), 4.79(m,1H), 3.79(m,13H), 2.02(s,3H)
【0245】 <実施例72> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-
3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に塩化アセチルを使用することを除いて、上記の実施例67と同一な方
法で標題化合物を得た。
【0246】 <実施例73> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 出発物質にメトキシアセチルクロリドを使用することを除いて、上記の実施例
67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0247】 <実施例74> (S)-[N-3-(4-(2-(4-モルホリニルアセチルピペラジン-1-イル)ピリ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミドの製造 実施例72から得た化合物30mgをテトラヒドロフランに溶かしてトリエチルアミ
ン25μlとモルホリン10.4μlを室温で加えた後、2時間撹拌した。上記の反応物
を減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(30mg)を得た。
【0248】 <実施例75> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルアミノアセチルピペ
ラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
ジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質にエトキシカーボニルメチルアミノハイドロクロリドを使用すること
を除いて、上記の実施例74と同一な方法で標題化合物を得た。
【0249】1 H-NMR(CDCl3) δ8.34(s,1H), 7.70(dd,1H), 7.54(dd,1H), 7.37(t,1H), 7.27(d
d,1H), 6.68(d,1H), 5.98(m,1H), 4.76(m,1H), 4.06(t,1H), 3.90(m,1H), 3.782
(m,8H), 3.63(m,3H), 3.52(m,5H) 3.39(m,1H), 2.01(s,3H)
【0250】 <実施例76> (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカーボニルピペリジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に(4-エトキシカーボニルピペリジン-1-イル)-5-ブロモピリジンを使
用することを除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0251】 <実施例77> (S)-[N-3-(4-(2-アジドメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニ
ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-アジドメチル-4-ブロモピリジンを使用することを除いて、上記
の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0252】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.67(d,1H), 8.27(t,1H), 7.72(d,1H), 7.68(dd,1H), 7.62(
s,1H), 7.57(d,1H), 7.44(dd,1H), 4.76(m,1H), 4.56(s,3H), 4.17(t,1H), 3.79
(dd,1H), 3.42(t,2H), 1.82(s,3H)
【0253】 <実施例78> (S)-[N-3-(4-(2-イミダゾール-1-イル)メチルピリジン-4-イル)-3-
フルオロフェニル]-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-イミダゾリルメチル-4-ブロモピリジンを使用することを除いて
、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0254】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.55(d,1H), 8.18(t,1H), 7.68(s,1H), 7.58(m,2H), 7.40(m
,2H), 7.28(s,1H), 7.16(s,1H), 6.81(s,1H), 5.22(s,2H), 4.68(m,1H), 4.16(t
,1H), 3.69(dd,1H), 3.38(t,2H), 1.73(s,3H)
【0255】 <実施例79> (S)-[N-3-(4-(2-モルホリン-4-イル)メチルピリジン-4-イル)-3-フ
ルオロフェニル]-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質にモルホリニルメチル-4-ブロモピリジンを使用することを除いて、
上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0256】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.56(d,1H), 8.28(t,1H), 7.60(m,3H), 7.45(m,2H), 4.78(m
,1H), 4.17(t,1H), 3.77(dd,1H), 3.57(m,4H), 3.42(m,2H), 2.43(m,4H), 1.82(
s,3H)
【0257】 <実施例80> (S)-[N-3-(4-(2-アセチルチオメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質にアセチルチオメチル-4-ブロモピリジンを使用することを除いて、
上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0258】1 H-NMR(CDCl3) δ8.56(d,1H), 7.58(dd,1H), 7.49(m,2H), 7.32(m,2H), 6.03(t,
1H), 4.81(m,1H), 4.28(s,2H), 4.09(t,1H), 3.81(dd,1H), 3.69(m,2H), 2.35(s
,3H), 2.01(s,3H)
【0259】 <実施例81> (S)-[N-3-(4-(2-メルカプトメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 実施例82から得た化合物58mgをメタノールに溶かして1N NaOH溶液を室温で加
えた後、5分間撹拌した。上記の反応物に水を加えてエチルアセテートで抽出し
た後、有機層を脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して
標題化合物(15mg)を得た。
【0260】1 H-NMR(CDCl3) δ8.54(d,1H), 6.18(t,1H), 4.81(m,1H), 4.10(t,1H), 3.85(d,2
H), 3.65(dd,2H), 2.01(s,3H)
【0261】 <実施例82> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メタンスルホニルオキシアセチルピペラジン-1-
イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミドの製造 実施例70から得た化合物30mgをテトラヒドロフランに溶かしてメタンスルホニ
ル=クロリド15μlとトリエチルアミン30μlを室温で滴下した後、1時間撹拌した
。上記の反応物に水を加えてエチルアセテートで抽出した後、有機層を脱水、濾
過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(20mg)を得た
【0262】1 H-NMR(CDCl3) δ8.34(s,1H), 7.42(dd,1H), 7.52(dd,1H), 7.38(t,1H), 7.27(d
d,1H), 6.72(d,1H), 6.17(t,1H), 4.94(s,1H), 4.81(m,1H), 4.10(t,1H), 3.75(
m,13H), 3.24(s,3H), 2.01(s,3H)
【0263】 <実施例83> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アクリロイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に塩化アクリロイルを使用することを除いて、上記の実施例68と同一
な方法で標題化合物を得た。
【0264】 <実施例84> (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシオキソアセチルピペラジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミドの製造 出発物質にエトキシオキソアセチルクロリドを使用することを除いて、上記の
実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0265】 <実施例85> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に塩化ニコチノイルを使用することを除いて、上記の実施例67と同一
な方法で標題化合物を得た。
【0266】 <実施例86> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ピバロイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 出発物質に塩化ピバロイルを使用することを除いて、上記の実施例67と同一な
方法で標題化合物を得た。
【0267】 <実施例87> (S)-[N-3-(4-(2-(4-テトラブチルアセチルピペラジン-1-イル)ピリ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミドの製造 出発物質にテトラブチルアセチルクロリドを使用することを除いて、上記の実
施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0268】 <実施例88> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルオキシアセチルピペラジン-1-イル
)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質にニコチノイルオキシアセチルクロリドを使用することを除いて、上
記の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0269】 <実施例89> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,5-ジメトキシフェニルアセチル)ピペラジン-
1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
メチルアセトアミドの製造 出発物質に2,5-ジメトキシフェニルアセチルクロリドを使用することを除いて
、上記の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0270】 <実施例90> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,3-ジメチルアクリロイル)ピペラジン-1-イル
)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質に3,3-ジメチルアクリロイルクロリドを使用することを除いて、上記
の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0271】 <実施例91> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,6-ジメトキシベンゾイル)ピペラジン-1-イル
)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質に2,6-ジメトキシベンゾイルクロリドを使用することを除いて、上記
の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0272】 <実施例92> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジ
ン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
ル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-トリフルオロメチルベンゾイルクロリドを使用することを除いて
、上記の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0273】 <実施例93> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン
-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル
]メチルアセトアミドの製造 出発物質に4-トリフルオロメチルベンゾイルクロリドを使用することを除いて
、上記の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0274】 <実施例94> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質にフェニルアセチルクロリドを使用することを除いて、上記の実施例
67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0275】 <実施例95> (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロトニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 出発物質に塩化クロトニルを使用することを除いて、上記の実施例67と同一な
方法で標題化合物を得た。
【0276】 <実施例96> (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフルオロメチルカーボニルピペラジン-1-イ
ル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 出発物質にトリフルオロアセチルクロリドを使用することを除いて、上記の実
施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0277】 <実施例97> (S)-[N-3-(4-(2-(4-n-バレリルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 出発物質に塩化バレリルを使用することを除いて、上記の実施例67と同一な方
法で標題化合物を得た。
【0278】 <実施例98> (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェニルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)
ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質にフェニルオキシカーボニルクロリドを使用することを除いて、上記
の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0279】 <実施例99> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アリルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミドの製造 出発物質にアリルオキシカーボニルクロリドを使用することを除いて、上記の
実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0280】 <実施例100> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(1-クロロエチル)オキシカーボニルピペラジン
-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル
]メチルアセトアミドの製造 出発物質に1-クロロエチルオキシカーボニルクロリドを使用することを除いて
、上記の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0281】 <実施例101> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-ニトロベンジル)オキシカーボニルピペラジ
ン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
ル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に4-ニトロベンジルオキシカーボニルクロリドを使用することを除い
て、上記の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0282】 <実施例102> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)
ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質にベンジルオキシカーボニルクロリドを使用することを除いて、上記
の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0283】 <実施例103> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(9-フルオレニルメチルオキシカーボニル)ピペ
ラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
ジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に9-フルオレニルメチルオキシカーボニルクロリドを使用することを
除いて、上記の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0284】 <実施例104> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-ピリミジニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン
-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトア
ミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2
-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド20mgをジメチルアセトアミド
に溶かして2-ブロモピリミジン38mgとジイソプロピルエチルアミン63μlを加え
た後、50℃で20時間撹拌した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合
物(39mg)を得た。
【0285】 <実施例105> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルピペラジン-1-イル)
ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質にメトキシカーボニルメチルクロリドを使用することを除いて、上記
の実施例67と同一な方法で標題化合物を得た。
【0286】 <実施例106> (S)-[N-3-(4-(2-フルオロメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド68mgを塩化メチレンに溶かして
トリエチルアミン0.04mlとジエチルアミノサルファトリフルオライド(DAST)0.03
mlを0℃で加えた後、2時間撹拌した。上記の反応物に水を加えて塩化メチレンで
抽出した後、有機層を脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精
製して標題化合物(20mg)を得た。
【0287】1 H-NMR(CDCl3) δ8.45(d,1H), 5.25(dd,1H), 5.02(dd,1H), 4.93(m,1H), 4.02(t
,1H), 4.17(t,1H), 3.87(m,1H), 3.63(m,2H), 2.04(s,3H)
【0288】 <実施例107> (S)-[N-3-(4-(2-シアノメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニ
ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-シアノメチル-4-ブロモピリジンを使用することを除いて、上記
の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0289】1 H-NMR(CDCl3) δ8.59(d,1H), 6.10(t,1H), 4.82(m,1H), 4.13(t,1H), 3.98(s,2
H), 3.79(dd,1H), 3.83(dd,2H), 3.68(m,2H), 2.02(s,3H)
【0290】 <実施例108> (S)-[N-3-(4-(2-メチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-メチル-4-ブロモピリジンを使用することを除いて、上記の実施
例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0291】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.54(d,1H), 8.27(t,1H), 4.78(m,1H), 4.17(t,1H), 3.80(d
d,1H), 3.42(t,2H), 2.54(s,3H), 1.83(s,3H)
【0292】 <実施例109> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-ヒドロキシ)エチルピペラジン-1-イル)ピリ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミドの製造 出発物質に2-ヒドロキシエチルピペラジニル-5-ブロモピリジンを使用するこ
とを除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0293】 <実施例110> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-アセトキシ)エチルピペラジン-1-イル)ピリ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミドの製造 出発物質に2-アセトキシエチルピペラジニル-5-ブロモピリジンを使用するこ
とを除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0294】 <実施例111> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に4-メトキシカーボニルピペラジニル-5-ブロモピリジンを使用する
ことを除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0295】 <実施例112> (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-メタンスルホニルオキシ)エチルピペラジン
-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル
]メチルアセトアミドの製造 実施例76から得た化合物30mgをテトラヒドロフランに溶かしてメタンスルホニ
ル=クロリド15μlとトリエチルアミン30μlを室温で滴下した後、1時間撹拌した
。上記の反応物に水を加えてエチルアセテートで抽出した後、有機層を脱水、濾
過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(20mg)を得た
【0296】 <実施例113> (S)-[N-3-(4-(2-(3-ヒドロキシメチルイミダゾール-1-イル)ピリジ
ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 出発物質に3-ヒドロキシメチルイミダゾリル-5-ブロモピリジンを使用するこ
とを除いて、上記の実施例38と同一な方法で標題化合物を得た。
【0297】1 H-NMR(DMSO-d6) δ9.80(s,1H), 8.79(s.1H), 8.31(m,3H), 8.11(d,1H), 7.64(m
,2H), 7.45(dd,1H), 4.77(m,1H), 4.59(s,2H), 4.18(t,1H), 3.81(dd,1H), 3.43
(t,2H), 1.83(s,3H)
【0298】 <実施例114> (S)-[N-3-(4-(2-アミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 N-t-ブトキシカーボニルグリシン10.13gをピリジン100mlに溶かして室温で2-
アミノ-5-ブロモピリジン5g、1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカーボジ
イミド塩酸塩13.85g及び4-ジメチルアミノピリジン7.06gを各々加えた後、15時
間室温で撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで抽出した
後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮して2-(N-t-ブトキシカー
ボニルグリシニルアミノ)-5-ブロモピリジン(5.58g)を得た。上記の化合物と(S)
-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
ジニル]メチルアセトアミド5.82gをジメチルホルムアミド70mlに溶かして室温で
トリエチルアミン4.9mlとジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)2.9
7gを各々加えた後、100℃で4時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えた後、
エチルアセテートで抽出して抽出された有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過
及び減圧濃縮した後、再結晶方法で精製して(S)-[N-3-(4-(2-(N-t-ブトキシカー
ボニルグリシニルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オ
キサゾリジニル]メチルアセトアミド(5.13g)を得た。上記の化合物をクロロホル
ムに溶かしてトリメチルシリルアイオダイド1.65mlを窒素下で加えて室温で30分
撹拌した。クロロホルムを加えて有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧
濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(550mg)を得た。
【0299】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.49(s,1H), 8.23(m.2H), 8.00(m,1H), 7.64(m,2H), 7.40(d
d,1H), 4.75(m,1H), 4.16(t,1H), 3.77(dd,1H), 3.42(t,2H), 3.32(s,2H), 1.83
(s,3H)
【0300】 <実施例115> (S)-[N-3-(4-(2-(4-シアノピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2
-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドヒドロ=クロリド500mgをメタ
ノールに溶かしてシアノブロマイド192mgとナトリウムアセテート295mgを加えて
室温で3時間撹拌した。クロロホルムを加えて有機層を塩水で洗浄した後、脱水
、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(480mg,
90%)を得た。
【0301】 <実施例116> (S)-[N-3-(4-(2-(4-カルボキシアミドオキシムピペラジン-1-イル)
ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-(4-シアノピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド250mgをエタノー
ルに溶かしてヒドロキシアミン塩酸塩79mgとナトリウムカーボネート211mgを加
えて3時間還流させた。クロロホルムを加えて有機層を塩水で洗浄して脱水及び
濾過して減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(150
mg, 39%)を得た。
【0302】 <実施例117> (S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-(1,4-ジオキサ-8-アザスピロ(4,5)デカン-8-イル)ピリジン-5
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド3.3gをアセトン3mlと水1mlの混合溶媒に溶かしてp-トルエンスルホンサン4gを
加えた後、24時間還流させた。エチルアセテートを加えて有機層を塩水で洗浄し
た後、脱水、濾過、減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題
化合物(1.2g, 40%)を得た。
【0303】1 H-NMR(CDCl3) δ8.35(s,1H), 7.73(m,1H), 7.53(dd,1H), 7.42(t,1H), 7.25(m,
1H), 6.80(d,1H), 6.12(t,1H), 4.79(m,1H), 4.09(t,1H), 3.98(t,4H), 3.78(m,
1H), 3.67(m,2H), 2.52(t,4H), 2.01(s,3H)
【0304】 <実施例118> (S)-[N-3-(4-(2-アジドアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド500mgを塩化メチレン6
.2mlに溶かしてメタンスルホニルクロリド 0.144mlとトリエチルアミン0.35mlを
0℃で加えて同じ温度で1時間撹拌した。塩化メチレンを加えて有機層を塩水で洗
浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮して(S)-[N-3-(4-(2-メタンスルホニルオキシ
アセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
ジニル]メチルアセトアミド(0.47g)を得た。上記の得た物質をジメチルホルムア
ミド5mlに溶かして室温でナトリウムアザイド1.5gを加えた後、100℃で2時間撹
拌した。エチルアセテートを加えて有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減
圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(180mg, 34%)を得た
【0305】1 H-NMR(DMSO-d6) δ10.83(s,1H), 8.51(s,1H), 8.28(t,1H), 8.18(d,1H), 8.00(
dd,1H), 7.64(m,2H), 7.40(dd,1H), 4.76(m,4H), 4.21(t,1H), 4.13(s,2H), 3.7
8(dd,1H), 3.42(t,2H), 1.83(s,3H)
【0306】 <実施例119> (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,3,4,6,7-ヘキサヒドロ-5-オキソ-1,4-ジアゼ
パン-1-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
ジニル]メチルアセトアミドの製造 上記の実施例117で製造した(S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド1.2gをギ酸20mlに溶かしてヒドロキシルアミノ-O-スルホン酸1.6gを
加えた後、100℃で8時間撹拌した。苛性ソーダで酸性溶液を中性化させて、塩化
メチレンで抽出した後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過、減圧濃縮した後、
カラムクロマトグラフィーで精製して標題の化合物(120mg)を得た。
【0307】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.30(s,1H), 8.26(t,1H), 7.74(m,1H), 7.59(m,3H), 7.38(d
d,1H), 6.80(d,1H), 4.76(m,1H), 4.16(t,1H), 3.77(m,6H), 3.47(t,2H), 3.19(
m,2H), 1.83(s,3H)
【0308】 <実施例120> (S)-[N-3-(4-(2-N-(ジメチルアミノメチレン)アミノピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 (S)-[N-3-(4-(2-アミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-
オキサゾリジニル]メチルアセトアミド50mgをメタノールに溶かしてN,N-ジメチ
ルアミノジメトキシメタン58mlを室温で加えた後、24時間還流させた。そこに塩
化メチレンを加えて塩水で有機層を洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮してカラ
ムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(52mg, 90%)を得た。
【0309】1 H-NMR(CDCl3) δ8.46(s,1H), 8.39(s,1H), 7.73(m,1H), 7.53(dd,1H), 7.47(d,
1H), 7.27(m,1H), 7.00(d,1H), 6.04(t,1H), 4.80(m,1H), 4.08(t,1H), 3.81(dd
,1H), 3.61(m,2H), 3.10(s,6H), 2.02(s,3H)
【0310】 <実施例121> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシイミノピペリジン-1-イル)ピリジン
-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトア
ミドの製造 上記の実施例117で製造した(S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド600mgをエタノールに溶かしてヒドロキシルアミン塩酸塩200mgとピリ
ジン250mgを加えた後、2時間還流させた。エチルアセテートを加えて有機層を塩
水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮して再結晶(クロロホルム/メタノール/
エチルエーテル)させて標題化合物(600mg, 96%)を得た。
【0311】1 H-NMR(DMSO-d6) δ10.42(s,1H), 8.31(m,2H), 7.75(m,1H), 7.55(d,1H), 7.51(
m,1H), 7.38(dd,1H), 6.95(d,1H), 4.79(m,1H), 4.14(t,1H), 3.75(m,5H), 3.41
(t,2H), 2.49(t,2H), 2.36(t,2H), 1.82(s,3H)
【0312】 <実施例122> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メタンスルホニルオキシイミノピペリジン-1-
イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミドの製造 上記の実施例121で製造した(S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシイミノピペリジン-
1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
メチルアセトアミド50mgをテトラヒドロフランに溶かして室温でメタンスルホニ
ルクロリド14mgとトリエチルアミン50mgを加えた後、30分間撹拌させた。エチル
アセテートを加えて有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮してカラ
ムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(40mg, 65%)を得た。
【0313】 <実施例123> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メチルイミノピペリジン-1-イル)ピリジン-5-
イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
の製造 上記の実施例117で製造した(S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド50mgをエタノールに溶かしてメチルアミン塩酸塩16mgとピリジン28mg
を加えた後、3時間還流させた。エチルアセテートを加えて有機層を塩水で洗浄
した後、脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化
合物(10mg, 20%)を得た。
【0314】 <実施例124> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルヒドラジノピペリジン-1-
イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミドの製造 上記の実施例117で製造した(S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド100mgをエタノールに溶かしてメトキシカーボニルヒドラジン106mgを
加えた後、3時間還流させた。エチルアセテートを加えて有機層を塩水で洗浄し
た後、脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合
物(80mg, 70%)を得た。
【0315】1 H-NMR(DMSO-d6) δ9.94(s,1H), 8.27(m,2H), 7.78(d,1H), 7.64(m,2H), 7.38(d
d,1H), 7.00(d,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.79(m,5H), 3.63(s,3H), 3.42(
t,4H), 2.49(t,2H), 1.83(s,3H)
【0316】 <実施例125> (S)-[N-3-(4-(2-N-(L-アラニル)アミノピリジン-5-イル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 N-t-ブトキシカーボニル-L-アラニン2.19gをピリジン20mlに溶かして室温で2-
アミノ-5-ブロモピリジン1g、1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカーボジ
イミド塩酸塩2.77g及び4-ジメチルアミノピリジン1.41gを各々加えた後、15時間
室温で撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで抽出した後
、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮して2-(N-t-ブトキシカーボ
ニル-L-アラニルアミノ)-5-ブロモピリジン(0.713g)を得た。上記の化合物と(S)
-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
ジニル]メチルアセトアミド0.714gをジメチルホルムアミド20mlに溶かして室温
でトリエチルアミン0.6mlとジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)0
.36gを各々加えた後、100℃で4時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えた後
、エチルアセテートで抽出して抽出された有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾
過及び減圧濃縮した後、再結晶方法で精製して(S)-[N-3-(4-(2-(N-t-ブトキシカ
ーボニル-L-アラニルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5
-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド0.27gを得た。上記の化合物をクロロホ
ルムに溶かしてトリメチルシリルアイオダイド0.15mlを窒素下で加えて室温で30
分間撹拌した。クロロホルムを加えて有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、
減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(50mg)を得た。
【0317】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.50(s,1H), 8.27(t,1H), 8.20(d,1H), 8.01(m,1H), 7.63(m
,2H), 7.40(dd,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.78(dd,1H), 3.51(q,1H), 3.42
(t,2H), 1.83(s,3H), 1.20(d,3H)
【0318】 <実施例126> (S)-[N-3-(4-(2-アセチルアミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-
3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 上記の実施例114で製造した(S)-[N-3-(4-(2-アミノアセチルアミノピリジン-5
-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド50mgを塩化メチレン10mlに溶かして無水酢酸0.018mlとトリエチルアミン0.035
mlを滴下した。室温で30分間撹拌した後、塩化メチレンを加えて塩水で有機層を
洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製して標
題化合物(15mg, 27%)を得た。
【0319】1 H-NMR(DMSO-d6) δ10.60(s,1H), 8.49(s.1H), 8.20(m,3H), 7.99(m,1H), 7.64(
m,2H), 7.43(dd,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.95(d,2H), 3.79(m,1H), 3.42
(t,2H), 1.88(s,3H), 1.83(s,3H)
【0320】 <実施例127> (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-
3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 N,N-ジメチルグリシン5.96gをピリジン100mlに溶かして室温で2-アミノ-5-ブ
ロモピリジン5g、1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカーボジイミド塩酸
塩13.85g及び4-ジメチルアミノピリジン7.06gを各々加えた後、室温で15時間撹
拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテートで抽出した後、有機層
を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮して2-(N,N-ジメチルアミノアセチル
アミノ)-5-ブロモピリジン1.0gを得た。上記の化合物と(S)-[N-3-(4-トリメチル
スタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミド1.34gをジメチルホルムアミド14mlに溶かして室温でトリエチルアミン0.6
8mlとジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)0.68gを各々加えた後、
100℃で4時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えた後、エチルアセテートで
抽出して抽出された有機層は塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮した後
、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(430mg)を得た。
【0321】1 H-NMR(DMSO-d6) δ10.03(s,1H), 8.49(s,1H), 8.27(m,2H), 7.99(m,1H), 7.64(
m,2H), 7.38(dd,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.42(t,2H), 3.1
6(s,2H), 2.31(s,6H), 1.83(s,3H)
【0322】 <実施例128> (S)-[N-3-(4-(2-ニコチノイルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質にN,N-ジメチルブトキシの代りにニコチン酸を添加することを除いて
、上記の実施例127と同一な方法で標題化合物を得た。
【0323】1 H-NMR(DMSO-d6) δ11.21(s,1H), 9.15(d,1H), 8.77(dd,1H), 8.59(s,1H), 8.38
(m,1H), 8.28(m,1H), 8.02(m,1H), 7.67(m,1H), 7.59(m,3H), 7.43(m,1H), 4.76
(m,1H), 4.17(t,1H), 3.81(dd,1H), 3.42(t,2H), 1.83(s,3H)
【0324】 <実施例129> (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 2,5-ジブロモピリジン1gと1,2,4-トリアゾールナトリウム塩0.58gをジメチル
ホルムアミド20mlに溶かして80℃で10時間撹拌した。エチルアセテートを加えて
有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮して2-(1,2,4-トリアゾール-
1-イル)-5-ブロモピリジン(880mg)を得た。上記の化合物と(S)-[N-3-(4-トリメ
チルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミド(1.4g)をジメチルホルムアミド50mlに溶かして室温でトリエチルアミ
ン1.2ml及びジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)1.1gを各々加え
た後、100℃で3時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えてエチルアセテート
で抽出した後、有機層を塩水で洗浄して脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カラム
クロマトグラフィーで精製して標題化合物(320mg, 23%)を得た。
【0325】1 H-NMR(DMSO-d6) δ9.41(s,1H), 8.72(s,1H), 8.33(s,1H), 8.25(m,2H), 7.96(d
,1H), 7.72(m,2H), 7.47(dd,1H), 4.76(m,1H), 4.18(t,1H), 3.43(t,2H), 1.83(
s,3H)
【0326】 <実施例130> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 上記の実施例82で製造した(S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピリ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド300mgをエタノールとテトラヒドロフラン混合溶媒に溶かして室温でナ
トリウムボロハイドライド106mgを加えた後、1時間撹拌した。有機層を減圧濃縮
してメタノールとクロロホルム、エチルエーテルを使用して再結晶させ精製して
標題化合物(270mg, 90%)を得た。
【0327】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.27(m,2H), 7.70(m,1H), 7.52(m,2H), 7.34(m,1H), 6.90(d
,1H), 4.76(m,1H), 4.69(d,1H), 4.17(t,1H), 4.07(m,2H), 3.79(m,2H), 3.42(t
,2H), 3.12(m,2H), 1.83(s,3H), 1.75(m,2H), 1.41(m,2H)
【0328】 <実施例131> (S)-[N-3-(4-(2-N,N-(ヒドロキシアセチル)メチルアミノピリジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 (S)-[N-3-(4-(2-N,N-(アセトキシアセチル)メチルアミノピリジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド470mgを
メタノールとクロロホルムの混合溶媒に溶かして1N KOH水溶液1.5mlを室温で加
えた後、15分間撹拌した。減圧濃縮した後、エチルアセテートを加えて有機層を
塩水で洗浄した後、脱水、濾過、減圧濃縮してカラムクロマトグラフィーで精製
して標題化合物(64mg)を得た。
【0329】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.61(s,1H), 8.26(t,1H), 8.06(m,1H), 7.62(m,3H), 7.47(d
d,1H), 4.85(t,1H), 4.78(m,1H), 4.21(d,2H), 4.16(t,1H), 3.79(t,1H), 3.42(
t,2H), 3.32(s.3H), 1.83(s,3H)
【0330】 <実施例132> (S)-[N-3-(4-(2-(4-メチルイミダゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 出発物質に2-(4-メチルイミダゾール)-5-ブロモピリジンを使用することを除
いて、上記の実施例129と同一な方法で標題化合物を得た。
【0331】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.64(s,1H), 8.45(s,1H), 8.30(t,1H), 8.17(m,1H), 7.81(d
,1H), 7.64(m,3H), 7.38(dd,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.79(m,1H), 3.42(
t,2H), 2.18(s,3H), 1.83(s,3H)
【0332】 <実施例133> (S)-[N-3-(4-(2-(2-ヒドロキシプロピオニル)アミノピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に(S)-[N-3-(4-(2-(2-アセトキシプロピオニル)アミノピリジン-5-イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドを
使用することを除いて、上記の実施例121と同一な方法で標題化合物を得た。
【0333】1 H-NMR(DMSO-d6) δ9.73(s,1H), 8.50(s,1H), 8.26(t,1H), 8.16(d,1H), 8.03(d
,1H), 7.63(m,2H), 7.40(dd,1H), 5.90(d,1H), 4.75(m,1H), 4.20(m,2H), 3.79(
dd,1H), 3.43(t,2H), 1.82(s,3H), 1.31(d,3H)
【0334】 <実施例134> (S)-[N-3-(4-(2-(3-アミノ-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-
5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 出発物質に2-(3-アミノ-1,2,4-トリアジニル)-5-ブロモピリジンを使用するこ
とを除いて、上記の実施例129と同一な方法で標題化合物を得た。
【0335】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.64(s,1H), 8.24(m,2H), 7.83(d,1H), 7.61(m,5H), 7.43(d
d,1H), 4.77(m,1H), 4.17(t,1H), 3.76(dd,1H), 3.42(t,2H), 1.82(s,3H)
【0336】 <実施例135> (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカーボニルイミダゾール-1-イル)ピリ
ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミドの製造 出発物質に2-(4-エトキシカーボニルイミダゾリル)-5-ブロモピリジンを使用
することを除いて、上記の実施例129と同一な方法で標題化合物を得た。
【0337】 <実施例136> (S)-[N-3-(4-(2-(テトラゾール-1-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 製造例8で得た(S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オ
キソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド734mgをジメチルホルムアミド 8.
8mlに溶かして、製造例13で得た2-(1-テトラゾリル)-5-ブロモピリジン600mg、
トリエチルアミン0.49mlとジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)37
2mgを各々加えた後、100℃で4時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えた後
、エチルアセテートで抽出して抽出された有機層は塩水で洗浄した後、脱水、濾
過及び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(110mg
)を得た。
【0338】1 H-NMR(DMSO-d6) δ 10.22(s,1H), 8.83(s,1H), 8.39(dd,1H), 8.30(t,1H), 8.1
5(d,1H), 7.76(m,2H), 7.47(dd,1H) 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.
43(t,2H), 1.83(s,3H)
【0339】 <実施例137> (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,3,4)-オキサジアゾール-2-イル)-ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミドの製造 製造例8で得た(S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロフェニル)-2-オ
キソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド1gを1-メチル-2-ピロリドン10ml
に溶かして、室温で2-(1,3,4-オキサジアゾール)-5-ブロモピリジン600mg、塩化
リチウム320mg、ジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)100mgを各々
加えた後、100℃で4時間撹拌した。上記の反応混合物に水を加えた後、エチルア
セテートで抽出して有機層は塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮した後
、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(300mg)を得た。
【0340】1 H-NMR(DMSO-d6) δ 9.99(s.1H), 8.73(s,1H), 8.26(t,1H), 7.95(m,2H), 7.64(
m,2H), 7.47(dd,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.43(t,2H), 1.8
3(s,3H)
【0341】 <実施例138> (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)ピ
リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
セトアミドの製造 出発物質に2-[5-メチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル]-5-ブロモピリジ
ンを2.8g使用することを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(28
0mg)を得た。
【0342】1 H-NMR(CDCl3) δ 8.85(s,1H), 8.09(d,1H), 7.97(m,1H), 7.58(dd,1H), 7.45(t
,1H), 7.26(dd,1H), 6.50(t,1H), 4.81(m,1H), 4.10(t,1H), 3.84(dd,1H), 3.68
(m,2H), 2.67(s,3H), 2.01(s,3H)
【0343】 <実施例139> (S)-[N-3-(4-(2-(1-メチル-5-テトラゾール-イル)-ピリジン-5 -イ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に2-(1-メチル-5-テトラゾリル)-5-ブロモピリジンを110mg使用する
ことを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(60mg)を得た。
【0344】1 H-NMR(CDCl3) δ8.89(s,1H), 8.29(d,1H), 8.00(m,1H), 7.61(dd,1H), 7.46(t,
1H), 7.26(dd,1H), 6.12(t,1H), 4.80(m,1H), 4.45(s,3H), 4.07(t,1H), 3.83(d
d,1H), 3.67(m,2H), 2.02(s,3H)
【0345】 <実施例140> (S)-[N-3-(4-(2-(2-メチル-5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-
フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-(2-メチル-5-テトラゾリル)-5-ブロモピリジンを220mg使用する
ことを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(180mg)を得た。
【0346】1 H-NMR(CDCl3) δ8.85(s,1H), 8.34(d,1H), 8.00(m,1H), 7.56(dd,1H), 7.40(t,
1H), 7.26(dd,1H), 4.76(m,1H), 4.49(s,3H), 4.07(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(
m,2H), 1.96(s,3H)
【0347】 <実施例141> (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカルボニル-(1,2,3)-トリアゾール-1-
イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 出発物質に2-[4-エトキシカルボニル-(1,2,3)-トリアゾール-1-イル]-5-ブロ
モピリジンを200mg使用することを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題
化合物(60mg)を得た。
【0348】1 H-NMR(DMSO-d6) δ9.02(s,1H), 8.59(s, 1H), 8.16(dd,1H), 8.02(dd,1H), 7.5
1(dd,1H), 7.35(t,1H), 7.29(dd,1H), 6.63(t,1H), 4.78(m,1H), 4.42(tr,2H) 4
.16(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.43(t,2H), 1.83(s,3H), 1.37(t,3H)
【0349】 <実施例142> (S)-[N-3-(4-(2-(3-ピロリニル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニ
ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-(3-ピロリニル)-5-ブロモピリジンを200mg使用することを除いて
、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(60mg)を得た。
【0350】1 H-NMR(CDCl3) δ8.27(brm,2H), 7.53(m,2H), 7.40(m,1H), 6.49(dd,1H), 6.0
3(s,1H), 4.76(m,1H), 4.07(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.40(m,2H), 1.
96(m,2H), 1.92(s,3H)
【0351】 <実施例143> (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-1,3-オキサゾリジン-3-イル)-5-ピリジ
ニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
の製造 出発物質に2-(2-オキソ-3-オキサゾリジニル)-5-ブロモピリジンを150mg使用
することを除いて上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(14mg)を得た。
【0352】1 H-NMR(CDCl3) δ8.37(s,1H), 8.19(d,1H), 7.80(m,1H), 7.44(m,2H), 7.34(t,1
H), 7.16(dd,1H), 4.67(m,1H), 4.41(m,1H), 4.23(m,1H), 3.91(t,1H), 3.74(dd
,1H), 3.50(m,2H), 1.87(s,3H)
【0353】 <実施例144> (S)-[N-3-(4-(2-(5-オキサゾリル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-(5-オキサゾリル)-5-ブロモピリジンを204mg使用することを除い
て、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(130mg)を得た。
【0354】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.82(s,1H), 8.57(s,1H), 8.27(m,1H), 8.10(m,1H), 7.88(s
,1H), 7.85(s,1H), 7.68(m,2H), 7.44(dd,1H), 4.76(m,1H), 4.17(t,1H), 3.79(
dd,1H), 3.43(t,2H), 1.83(s,3H)
【0355】 <実施例145> (S)-[N-3-(4-(2-((1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-5-ピリジニ
ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの
製造 出発物質に2-[(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル]-5-ブロモピリジンを700mg
使用することを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(300mg)を得
た。
【0356】1 H-NMR(CDCl3) δ8.82(t,1H), 7.99(m,1H), 7.75(dd,1H), 7.61(dd,1H), 7.30(t
,2H), 7.28(dd,1H), 4.76(m,1H), 4.06(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.58(m,2H), 1.96
(s,3H)
【0357】 <実施例146> (S)-[N-3-(4-(2-((1,2,3)-トリアゾール-1-イル)-5-ピリジニル)-3
-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 出発物質に2-[(1,2,4)-トリアゾール-1-イル]-5-ブロモピリジンを120mg使用
することを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(90mg)を得た。
【0358】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.90(d,1H), 8.78(s,1H), 8.29(m,3H), 8.02(d,1H), 7.70(m
,2H), 7.46(dd,1H), 4.76(m,1H), 4.17(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.43(t,2H), 1.83
(s,3H)
【0359】 <実施例147> (S)-[N-3-(4-(2-(3-メチル-2-オキソ-(1,3,4)-トリアゾール-1-イ
ル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミドの製造 出発物質に2-[3-メチル-2-オキソ-(1,3,4)-トリアゾール-1-イル]-5-ブロモピ
リジンを290mg使用することを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題化合
物(160mg)を得た。
【0360】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.68(s,1H), 8.66(s,1H), 8.27(m,3H), 7.64(m,2H), 7.46(d
d,1H), 4.75(m,1H), 4.17(t,1H), 3.78(dd,1H), 3.44(t,2H), 3.41(s,3H), 1.83
(s,3H)
【0361】 <実施例148> (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-(1,3)-イミダゾリジン-1-イル)-5-ピリ
ジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 出発物質に2-[2-オキソ-3-t-ブチルオキシカルボニル-(1,3)-イミダゾリジン-
1-イル]-5-ブロモピリジンを150mg使用することを除いて、上記の実施例137と同
一な方法で反応させ、t-ブチルオキシカルボニル基が離脱した標題化合物(25mg)
を得た。
【0362】1 H-NMR(CDCl3) δ8.29(s,1H), 8.21(dd,1H), 7.66(m,1H), 7.52~7.39(m,2H), 7.
27(d,1H), 7.12(dd,1H), 4.67(m,1H), 4.07-3.88(m,2H), 3.70(dd,1H), 3.50-3.
27(mt,4H), 1.87(s,3H)
【0363】 <実施例149> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル)-5-ピリジニル
)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 出発物質に2-(4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル)-5-ブロモピリジンを1.9g使
用することを除いて、上記の実施例137と同一な方法で標題化合物(400mg)を得た
【0364】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.27(s.1H), 8.24-8.22(t,1H), 7.67(dd,1H), 7.52(dd,1H),
7.47(dd,1H), 6.91(d,1H), 4.75(m,1H), 4.69(d,1H), 4.16(d,1H), 4.07(m,2H)
, 3.72(m,2H), 3.43(t,2H), 3.12(m,2H),1.83(s,3H), 1.75(m,2H), 1.34(m,2H)
【0365】 <実施例150> (S)-[N-3-(4-((2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール-1
-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミドの製造 出発物質に2-[3-t-ブトキシカーボニル-2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-1,3,4-トリ
アゾール-1-イル]-5-ブロモピリジンを500mg使用することを除いて、上記の実施
例137と同一な方法で反応させt-ブチルオキシカルボニル基が離脱した標題化合
物(100mg)を得た。
【0366】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.60(dd,1H), 8.21(m,2H), 7.68(d,1H), 7.62-7.44(dd,1H),
4.76(m,1H), (t,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.15(m,2H), 1.96(s,3H)
【0367】 <実施例151> (S)-[N-3-(4-(2-(5-ヒドロキシメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-
3-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミドの製造 (工程1) : (S)-[N-3-(4-(2-シアノ-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オ
キソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 製造例8で製造された化合物 (S)-[N-3-(4-トリメチルスタンニル-3-フルオロ
フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド10.7gを1-メチル-
2-ピロリドン85mlに溶かして室温で2-シアノ-5-ブロモピリジン4.7g、塩化リチ
ウム3.27gとジクロロビストリフェニルホスピンパラジウム(II)0.9gを各々加え
た後、120℃で4時間撹拌した。反応終了後、上記の実施例と同一な方法で後処理
して上記の標題化合物(4.67mg)を得た。
【0368】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.95(s.1H), 8.26-8.22(dd,2H), 8.15(d,1H), 7.76(m,2H),
7.47(dd,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.43(t,2H), 1.83(s,3H)
【0369】 (工程2) : (S)-[N-3-(4-(2-イミノ-N-ヒドロキシアミノメチル-5-ピリジニル)
-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製
造 上記の工程で得た (S)-[N-3-(2-シアノ-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-
2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド7gをエタノール100mlに溶か
して室温で炭酸水素ナトリウム5.0g、ヒドロキシアミン3.4gを各々加えた後、2
時間還流した。反応終了後、通常的な方法で後処理して上記の標題化合物(6g)を
得た。
【0370】1 H-NMR(DMSO-d6) δ 9.99(s.1H), 8.73(s,1H), 8.26(t,1H), 7.95(m,2H), 7.64(
m,2H), 7.47(dd,1H), 4.78(m,1H), 4.16(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.43(t,2H), 1.8
3(s,3H)
【0371】 (工程3) : (S)-[N-3-(4-(2-(5-ヒドロキシメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-
3-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミドの製造 上記の工程で得た (S)-[N-3-(4-(2-イミノ-N-ヒドロキシアミノメチル-5-ピリ
ジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ド2gをアセトン20mlに溶解させた後、常温で炭酸カリウム1.1g、アセトキシアセ
チルクロリド0.7mlを各々加えた後、6時間還流した。反応終了後、通常的な後処
理方法で後処理した後、得られた残渣をピリジン20mlに溶かして7時間還流した
。反応終了後、減圧濃縮し、クエン酸溶液を加えてエチルアセテートで抽出して
塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮した後、乾燥して得られた化合物を
メタノールに溶かして炭酸カリウム588mgを加えて常温で2時間反応させた。反応
終了後、水を加えてクロロホルムで抽出して脱水、濾過及び減圧濃縮した後、カ
ラムクロマトグラフィーで精製して上記の標題化合物(600mg)を得た。
【0372】1 H-NMR(CDCl3) δ8.85(s,1H), 8.06(d,1H), 8.00(dd,1H), 7.86(t,1H), 7.45(dd
,1H), 7.40(t,1H), 7.22(dd,1H), 4.80(s,1H) 4.76(m,1H), 4.07(t,1H), 3.79(
dd,1H), 3.59(m,2H), 1.96(s,3H)
【0373】 <実施例152> (S)-[N-3-(4-(2-(5-テトラゾリル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェ
ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドの製造 実施例151で製造した化合物 (S)-[N-3-(4-(2-シアノ-5-ピリジニル)-3-フルオ
ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド1gをジメチルホ
ルムアミド15mlに溶かしてナトリウムアザイド1.10gと塩化アンモニウム0.91gを
室温で加えた後、120℃で2時間撹拌した。室温で冷却後、氷水4mlとエチルアセ
テート4mlを加えて硝酸ナトリウム2gを加えて6N HCl水溶液で溶液のpHを2程度に
合わせた。室温で1時間撹拌後、エチルアセテートで抽出して有機層を脱水、濾
過、濃縮した後、得られた固体をエチルエーテルで再結晶させて標題化合物(0.8
g)を得た。
【0374】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.97(s,1H), 8.29(m,3H), 7.72(t,1H), 7.65(dd,1H), 7.47(
dd,1H), 4.78(m,1H), 4.18(t,1H), 3.81(dd,1H), 3.44(dd,2H), 1.83(s,3H)
【0375】 <実施例153> (S)-[N-3-(4-(2-(5-メトキシメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-
イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 実施例151で製造した中間体 (S)-[N-3-(4-(2-イミノ-N-ヒドロキシアミノメチ
ル-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド300mgをピリジン5mlに溶かして常温でメトキシアセチルクロリド45
0mlを添加後、1時間還流させた。反応終了後、減圧濃縮して残渣に水を加えた後
、エチルアセテートで抽出して有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧
濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(200mg)を得た。
【0376】1 H-NMR(CDCl3) δ8.86(s,1H), 8.22(d,1H), 8.00(dd,1H), 7.64(m,1H), 7.46(t,
1H), 7.25(dd,1H), 6.16(t,1H), 4.81(s,1H), 4.75(m,1H), 4.17(t,1H), 3.78(d
d,1H), 3.44(t,2H), 3.55(s,3H), 2.01(s,3H)
【0377】 <実施例154> (S)-[N-3-(4-(2-(5-トリクロロメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-
3-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
チルアセトアミドの製造 実施例151で製造した中間体 (S)-[N-3-(4-(2-イミノ-N-ヒドロキシアミノメチ
ル-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド600mgをトリクロロアセト酸20mlに溶かした後、85℃でトリクロロ
アセチルクロリド34mlを添加して95℃で3時間反応させた。反応終了後、水を加
えた後、エチルアセテートで抽出して有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過及
び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(600mg)を
得た。
【0378】1 H-NMR(CDCl3) δ7.99(m,1H), 7.75(dd,1H), 7.61(dd,1H), 7.30(t,2H), 7.28(d
d,1H), 4.76(m,1H), 4.06(t,1H), 3.80(dd,1H), 3.58(m,2H), 1.96(s,3H)
【0379】 <実施例155> (S)-[N-3-(4-(2-(5-ジメチルアミノ-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-
イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
ルアセトアミドの製造 実施例154で製造した化合物 (S)-[N-3-(4-(2-(5-トリクロロメチル-(1,2,4)-
オキサジアゾール-3-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オ
キサゾリジニル]メチルアセトアミド80mgをジメチルホルムアミド5mlに溶かして
常温でジメチルアミン2mlを添加後、4時間反応させた。この反応物に水を加えた
後、エチルアセテートで抽出して有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減
圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(40mg)を得た。
【0380】1 H-NMR(CDCl3) δ8.85(s,1H), 8.34(d,1H), 8.00(m,1H), 7.56(dd,1H), 7.40(t,
1H), 7.26(dd,1H), 4.76(m,1H), 4.07(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.15(
s,6H), 1.96(s,3H)
【0381】 <実施例156> (S)-[N-3-(4-(2-(5-アミノ-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-5-
ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
アミドの製造 実施例154で製造した化合物 (S)-[N-3-(4-(2-(5-トリクロロメチル-(1,2,4)-
オキサジアゾール-3-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル]-2-オキソ-5-オ
キサゾリジニル]メチルアセトアミド500mgをメタノール5mlに溶かして常温で臭
化シアン273mgを添加後、24時間還流させた。水を加えて反応を終了した後、エ
チルアセテートで抽出して有機層は塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮
した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(13mg)を得た。
【0382】1 H-NMR(CDCl3) δ8.87(brm,1H), 7.92(m,2H), 7.41(m,2H), 4.76(m,1H), 4.07(t
,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.40(m,2H), 1.96(m,2H)
【0383】 <実施例157> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルアミノ-ピペリジン-1-イル)-5-ピリジ
ニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
の製造 実施例149で製造した化合物 (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イ
ル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
アセトアミド400mg、塩化メチレン5mlに溶かした後、0℃でトリエチルアミン530
ml、メタンスルホニルクロリド150mlを添加して常温で3時間反応させた。続けて
上記の反応混合物に水を加えて反応を終了させて、エチルアセテートで抽出して
有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮した後、乾燥した。上記の
乾燥した化合物450mgをジメチルホルムアミド5mlに溶かした後、ナトリウムアザ
イド200mgを添加して90℃で3時間反応させた。上記の反応混合物に水を加えて反
応を終了後、エチルアセテートで抽出して有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾
過及び減圧濃縮した後、乾燥した化合物(300mg)を得た。それ以上精製しないで
テトラヒドロフラン4mlに溶解させて少量の水、トリフェニルホスピン200mgを添
加した後、3時間還流させた後、上記の反応混合物に水を加えた後、エチルアセ
テートで抽出して有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び減圧濃縮した後、
乾燥して(S)-[N-3-(4-(2-(4-アミノ-ピペリジン-1-イル)-5-ピリジニル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド(250mg)を得
た。この化合物100mgに塩化メチレン5mlを加えて0℃でトリエチルアミン48ml、
無水酢酸36mlを添加後、常温で1時間反応させた。上記の反応混合物に水を加え
た後、エチルアセテートで抽出して有機層を塩水で洗浄した後、脱水、濾過及び
減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物(80mg)を得た
【0384】1 H-NMR(CDCl3) δ7.69(dd,1H), 7.52(dd,2H), 7.40(dd,1H), 6.98(dd,1H), 4.76
(m,1H), 4.07(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.15(m,2H), 2.88(t,2H) 1.99
(m,2H), 1.94(s,3H), 1.96(s,3H), 1.52(m,2H)
【0385】 <実施例158> (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルオキシメチルカルボニルアミノ-1-ピ
ペリジニル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
ル]メチルアセトアミドの製造 実施例157で製造した中間体 (S)-[N-3-(4-(2-(4-アミノ-ピペリジン-1-イル)-
5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
トアミド300mgにテトラヒドロフラン5mlを加えて0℃でトリエチルアミン300ml、
アセトキシアセチルクロリド115mlを添加後、常温で1時間反応させた。反応終了
後、水を加えた後、エチルアセテートで抽出して有機層を塩水で洗浄した後、脱
水、濾過及び減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物
(150mg)を得た。
【0386】1 H-NMR(DMSO-d6) δ7.69(dd,1H), 7.52(dd,2H), 7.40(dd,1H), 6.98(dd,1H), 4.
76(m,1H), 4.73(s,2H), 4.07(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.15(m,2H), 2
.88(t,2H), 2.16(s,3H), 1.99(m,2H), 1.96(s,3H), 1.52(m,2H)
【0387】 <実施例159> (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシメチルカルボニルアミノ-ピペリジ
ン-1-イル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル
]メチルアセトアミドの製造 実施例158で製造した (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルオキシメチルカルボニルア
ミノ-1-ピペリジニル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサ
ゾリジニル]メチルアセトアミド150mgをメタノール2mlに溶解させて常温で炭酸
カリウム200mgを加えて2時間反応させた。反応終了後、通常的な後処理方法で処
理して上記の標題化合物(100mg)を得た。
【0388】1 H-NMR(DMSO-d6) δ7.69(dd,1H), 7.49(dd,2H), 7.40(dd,1H), 6.97(dd,1H), 4.
76(m,1H), 4.75(s,2H), 4.08(t,1H), 3.74(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.15(m,2H), 2
.88(t,2H), 1.99(m,2H), 1.96(s,3H), 1.52(m,2H)
【0389】 <実施例160> (S)-[N-3-(4-(2-((3,4)-ジヒドロキシ-ピロリジン-1-イル)-5-ピリ
ジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
ドの製造 実施例142で製造した (S)-[N-3-(4-(2-(3-ピロリニル)-5-ピリジニル)-3-フル
オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド100mgを水/ア
セトン/アセトニトリル(1:1:1)の混合溶媒2mlに溶解させて常温で無水オスミン
酸10mgを加えて10時間反応させた。反応終了後、通常的な後処理方法で処理して
上記の標題化合物(30mg)を得た。
【0390】1 H-NMR(DMSO-d6) δ8.23(m,2H), 7.65(dd,1H), 7.47(mdd,1H), 7.40(dd,1H), 4.
90(m,1H), 4.73(t,1H) 4.13(t,1H), 3.79(dd,1H), 3.59(m,2H), 3.20(m,2H), 3.
15(m,2H), 1.96(s,3H)
【0391】 <実験例1> 試験管内抗菌活性測定 本発明による化合物の抗菌力を調べるために、文献に記載された寒天稀釈法(a
gar dilution)を利用してメチシリンに耐性を持った黄色ブドウ球菌(MRSA, meth
icillin resistant Staphylococcus aureus)、バンコマイシンに耐性を持ったエ
ンテロコッカイ(VRE, vancomycin resistant Enterococci)、インフルエンザ菌(
H. Influenzae)、エタンブトールに耐性を持つマイクロバクテリウムツベルクロ
シス(Ethanmbutol resistant Mycobacterium tuberculosis, ATCC 35837)及びバ
ンコマイシンに耐性を持ったマイクロバクテリウムツベルクロシス(vancomycin
resistant Mycobacterium tuberculosis, ATCC 27294)と対照物質に米国食品医
薬品局の許可を得た化学式 3のU-100766(Zyvox)化合物、シクロセリン(Cycloser
ine)及びリファムピン(Rifampin)を利用して抗菌活性を比較した(Chemotheraphy
, 1981年、第29(1)巻、P.76)。この時、抗菌力のレベルは、最少発育阻止濃度(
Minimal Inhibitory Concentration, MIC, μg/ml)で表し、その結果を下記の表
1に示した。
【0392】
【表1】
【0393】 上記の表1から分かるように、本発明の化合物が米国食品医薬品局の許可を得
た化学式 3のU-100766(Zyvox)化合物と比べてずっと低い濃度で既存抗生剤に耐
性を持ったスタフィロコッカスとエンテロコッカスに対して強い抗菌力を示すこ
とが分かった。特に、ピリジン環にテトラゾールが置換されている化合物の場合
、テトラゾールの置換位置とテトラゾールを置換している置換基によって抗菌力
に大きな差があることが分かった(実施例化合物136、137、140、152)。 また、多数の化合物が結核菌に対してもU-100766はもちろんシクロセリン(Cyc
loserine)及びリファムピン(Rifampin)等より優秀な抗菌力を示すことが分かっ
た。
【0394】 産業上利用可能性 以上詳しくみたように、本発明の化学式1で表示されるオキサゾリジノン化合
物は抗菌スペクトラムが広いだけではなくインビボ(in vivo)効果も卓越してい
る。また、本発明の化合物は既存の抗生剤に耐性を持ったスタフィロコッカス、
エンテロコッカス、ストレプトコッカスのようなグラム陽性好気性バクテリアだ
けではなく、バクテロイデス種、クロストリジア種のような嫌気性生物とマイク
ロバクテリウムツベルクロシス、マイコバクテリウムアビウム等のマイコバクテ
リウム種のような抗酸性微生物を含む各種ヒト及び動物病原菌に優秀な抗菌効果
を示すことができ、本発明の化合物は抗生剤に有用に使用できる。本発明の範囲
がこれらに限定されるものではなく、本発明が属する技術分野に属する通常の知
識を持った者なら請求範囲に記載された本発明の保護範囲内で多様な補完及び変
形が可能である。
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月10日(2003.2.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 (上記式中、R1は、H、F、ClまたはCF3 であり、 R2は、
【化2】 であり、 ここで、R3は、アミノ基、R5で置換または置換されていないピペラジニル基で
あり、ここでR5は、 (a) 水素、 (b) トリフェニルメチル基、 (c) 置換または置換されていないアセチル基、ここで当該置換されたアセチ
ル基は、ベンジルオキシアセチル基、アセトキシアセチル基、ヒドロキシアセチ
ル基、C1〜C3のアルキルアミノアセトキシアセチル基、ハロゲンで置換されたア
セチル基、モルホリ-4-イルアセチル基、イミダゾール-1-イルカーボニルオキシ
アセチル基、C1〜C3のアルコキシカーボニルメチルアミノアセチル基、C1〜C3
アルコキシアセチル基、t-ブチルアセチル基、C1〜C3のアルコキシ基で置換され
たまたは置換されていないフェニルアセチル基またはC1〜C3のアルコキシオキソ
アセチル基である、 (d) 置換または置換されていないベンゾイル基、ここで当該置換されたベン
ゾイル基は、C1〜C4のアルコキシベンゾイル基、トリハロメチルベンゾイル基ま
たはニトロベンゾイル基である、 (e) 置換または置換されていないカーボニル基、ここで上記の置換されたカ
ーボニル基は、C1〜C4のハロアルキルカーボニル基、フェノキシカーボニル基ま
たはベンジルオキシカーボニル基である、 (f) C1〜C3のアルコキシフェニル基、 (g) C1〜C3のアルキル基で置換または置換されていないアクリロイル基、 (h) ニコチノイル基、 (i) ピバロイル基、 (j) クロトニル基、または、 (k) n-バレリル基 であり、 ここで、R4は、アジド、-(C=O)l-R6、-NR7R8、-(CH2)m-R9、または-OR10、で
あり、ここでR6は、C1〜C3のアルコキシ、アミノ、C1〜C3のアルキルアミノまた
はC1〜C3のヒドロキシアルキルアミノ基であり、lは、1〜2の整数であり、R7とR8 はお互いに同じかまたは異なり、 (b) 一つまたはそれ以上のフェニル基で置換されたC1〜C4のアルキル基、C1
〜C3のアルキルアミノ基で置換されたC1〜C4のアルケニル基、 (c) 置換または置換されていないアセチル基、ここで当該置換されたアセチ
ル基はアセトキシアセチル、ヒドロキシアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセ
トキシアセチル、C1〜C3のアルコキシアセチル、アミノアセチル、アジドアセチ
ル、アセチルアミノアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセチル、アミノプロピ
オニルまたはヒドロキシプロピオニル基である、または、 (d) ニコチノイル基 であり、 R9は、アジド、ヒドロキシ、C1〜C3のアルキルアミノアセトキシ、アセチルチ
オ、メルカプト、シアノ、ハロゲン元素、または5-または6-ヘテロ環であり、m
は1ないし4の整数であり、 R10は、アセチル、アルコキシアルキルまたはメタンスルホニル基であるか、
または (a) 炭素、窒素、または酸素が一つ以上含まれている5員環または6員環のヘテ
ロ環であって、好ましくは、窒素または酸素原子を単独または2個以上含むか、
または窒素または酸素を各々一つ以上含む環化合物、好ましくは、
【化3】 (b) 炭素、少なくとも1個の窒素または酸素で構成されている5員環であって、
環(ring)を直接構成するどれか一つの炭素上に二個の水素で飽和されているか、
または酸素(ケトン)、窒素(イミノ)または硫黄(チオケトン)との二重結合で構成
されているヘテロ環(heterocylic ring)、好ましくは、
【化4】 (ここで A、B、Dは炭素、酸素、または窒素であり、同じかまたは異なり、Eは
水素2個、酸素、硫黄または窒素である) さらに好ましくは、
【化5】 (c) 炭素、窒素、酸素または硫黄で構成されている 5または6員環のヘテロ芳
香環(heteroaromatic ring)、好ましくは、窒素または酸素が1個または2個ずつ
だけからなる環、または酸素と窒素を各々1個以上含む環化合物、さらに好まし
くは下記の環化合物
【化6】 から選ばれるヘテロ環であり、 ここで、R11とR12はお互いに同じかまたは異なり、 (i) 水素、F、Cl、BrまたはI、 (ii) 一つまたはそれ以上の置換基で置換されたまたは置換されていないC1〜C4
アルキル基、ここで当該置換されたアルキル基はヒドロキシアルキル、アルコキ
シカーボニルアルキル、トリハロアルキル、アセトキシアルキル、アルキルアミ
ノアルキル、アルコキシアルキルまたはメタンスルホニルオキシアルキル基であ
る、 (iii ) 置換または置換されていないアセチル基、ここで当該置換されたアセチ
ル基はアセトキシアセチル、ヒドロキシアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセ
トキシアセチル、C1〜C3のアルコキシアセチル、アミノアセチル、アジドアセチ
ル、アセチルアミノアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセチル、アミノプロピ
オニルまたはヒドロキシプロピオニル基である、 (iv) アジド、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、ケトン、アミノ (v) 置換または置換されていないイミノ基、ここで当該置換されたイミノ基は
ヒドロキシイミノ、アルキルイミノ、アルコキシイミノまたはメタンスルホニル
オキシイミノ基である、 (vi) アルコキシカーボニル基で置換または置換されていないヒドラジノ、 (vii ) -OR13、ここで R13は水素、C1〜C3のアルキル、アセチル、アルコキシア
ルキル、ヒドロキシアセチルまたはメタンスルホニル基である、 (viii) -NR14R15、ここで R14とR15は各々水素、C1〜C4のアルキル、アセチル、
アルコキシアルキル、ヒドロキシアセチルまたはメタンスルホニル基である、 (ix) -(C=O)-(R16)n-、 ここで R16は、 1) C1〜C6のアルキル、C1〜C3のアルキル基で置換または置換されていないア
ルケニル、 2) アルコキシカーボニル、 3) アセトキシメチル、ベンジルオキシメチル、ヒドロキシメチル、C1〜C3
アルキルアミノアセトキシメチル、ハロメチル、C1〜C3のアルコキシメチル、モ
ルホリニルメチル、C1〜C3のアルコキシカーボニルメチルアミノメチル、メタン
スルホニルオキシメチル、C1〜C3のアルコキシオキソメチル、ニコチノイルオキ
シメチル、C1〜C3のアルコキシフェニルメチル、ベンジルまたはトリハロメチル
基であり、 4) C1〜C3のアルコキシ、フェニルオキシ、アリルオキシ、C1〜C3のハロアル
キルオキシ、ニトロ基で置換または置換されていないベンジルオキシまたは9-フ
ルオレニルメチルオキシ、 5) ニコチノイルメチル基、またはix、 6) 5-または6-ヘテロ環 である である)。
【化7】 スキーム1 (上記式中、R1 、R2及びXは、上記で定義したものと同様である)。
【化8】 スキーム2 (上記式中、 R1は化学式1で定義したものと同様で、Xはハロゲン元素である。)
【化9】 スキーム5 (上記式中、 R1 、R2 、R6及びXは、上記で定義したものと同様で、Lは通常的
な離脱基であり、好ましくはハロゲンまたはメチルカルボニルオキシ基である)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 31/04 A61P 31/04 C07D 413/14 C07D 413/14 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (31)優先権主張番号 2000/56035 (32)優先日 平成12年9月23日(2000.9.23) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 2001/11691 (32)優先日 平成13年3月7日(2001.3.7) (33)優先権主張国 韓国(KR) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 リーム,ウォン−ビン 大韓民国,キュンギ−ド 449−910,ヨン ギン−シ,クスン−ミョン,サンハ−リ, デウォー アパートメント #103−1708 (72)発明者 チョー,ジョン−ファン 大韓民国,キュンギ−ド 449−903,ヨン ギン−シ,キヘウン−エウプ,クガル− リ,シンスン アパートメント #エー− 110 (72)発明者 チョイ,スン−ハク 大韓民国,キュンギ−ド 463−020,スン ナム−シ,プンダン−ク,スネ−ドン,ヤ ンギメウル,クムホ アパートメント #602−808 (72)発明者 リー,ジョン−ジン 大韓民国,キュンギ−ド 449−840,ヨン ギン−シ,スジ−エウプ,ポーンドゥクチ ュン−リ,シンジュンメウル スジ 2− ジコー,ヒュンダイ アパートメント #812−1005 (72)発明者 パーク,サン−クク 大韓民国,キュンギ−ド 442−470,スウ ォン−シ,パルダル−ク,シンナモーシル ヨントン−ドン,シンスン アパートメ ント #522−803 (72)発明者 リー,テ−ホー 大韓民国,キュンギ−ド 449−020,ヨン ギン−シ,キムリャンジャン−ドン,502 −1,ジョーコン 2 チャ アパートメ ント #206−1102 (72)発明者 キム,ドン−ゴー 大韓民国,キュンギ−ド 442−192,スウ ォン−シ,パルダル−ク,ウォーマン 2 −ドン,セアデ アパートメント #2− 508 (72)発明者 スン,ヒュン−ジュン 大韓民国,キュンギ−ド 440−050,スウ ォン−シ,ジャンガン−ク,ヨウンファ− ドン,436−18,サンファ #402 Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB06 CC52 DD12 DD29 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 BC69 BC73 GA07 GA09 GA12 MA01 NA14 ZB35 4H039 CA10 CA41 CA42 CD20 CD90

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の化学式1で表示されるオキサゾリジノン誘導体及び薬
    学的に許容されるその塩。 【化1】 (上記式中、R1は、H、F、ClまたはCF3であり、 R2は、 【化2】 であり、 ここでR3は、水素、C1〜C4のアルコキシ基、アミノ基、又はR5で置換または置
    換されていないピペラジニル基であり、 ここでR5は、 (a) 水素、 (b) トリフェニルメチル基、 (c) 置換または置換されていないアセチル基、ここで上記の置換されたアセ
    チル基は、ベンジルオキシアセチル基、アセトキシアセチル基、ヒドロキシアセ
    チル基、C1〜C3のアルキルアミノアセトキシアセチル基、ハロゲンで置換された
    アセチル基、モルホリ-4-ニルアセチル基、イミダゾール-1-イルカーボニルオキ
    シアセチル基、C1〜C3のアルコキシカーボニルメチルアミノアセチル基、C1〜C3 のアルコキシアセチル基、t-ブチルアセチル基、C1〜C3のアルコキシ基で置換さ
    れたまたは置換されていないフェニルアセチル基またはC1〜C3のアルコキシオキ
    ソアセチル基である、 (d) 置換または置換されていないベンゾイル基、ここで上記の置換されたベ
    ンゾイル基は、C1〜C4のアルコキシベンゾイル基、トリハロメチルベンゾイル基
    またはニトロベンゾイル基である、 (e) 置換または置換されていないカーボニル基、ここで上記の置換されたカ
    ーボニル基は、C1〜C4のハロアルキルカーボニル基、フェノキシカーボニル基ま
    たはベンジルオキシカーボニル基である、 (f) C1〜C3のアルコキシフェニル基、 (g) C1〜C3のアルキル基で置換または置換されていないアクリロイル基、 (h) ニコチノイル基、 (i) ピバロイル基、 (j) クロトニル基、または、 (k) n-バレリル基 であり、 ここで R4は、水素、アジド、-(C=O)l-R6、-NR7R8、-(CH2)m-R9、または-OR10 、であり、ここでR6は、水素、C1〜C3のアルコキシ、アミノ、C1〜C3のアルキル
    アミノまたはC1〜C3のヒドロキシアルキルアミノ基であり、lは、1〜2の整数で
    あり、 ここでR7とR8はお互いに同じかまたは異なり、 (a) 水素、 (b) 一つまたはそれ以上のフェニル基で置換されたまたは置換されていないC1 〜C4のアルキル基、C1〜C3のアルキルアミノ基で置換されたC1〜C4のアルケニ
    ル基、 (c) 置換または置換されていないアセチル基、ここで、置換されたアセチル
    基はアセトキシアセチル、ヒドロキシアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセト
    キシアセチル、C1〜C3のアルコキシアセチル、アミノアセチル、アジドアセチル
    、アセチルアミノアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセチル、アミノプロピオ
    ニルまたはヒドロキシプロピオニル基である、または、 (d) ニコチノイル基 であり、 ここでR9は、水素、アジド、ヒドロキシ、C1〜C3のアルキルアミノアセトキシ
    、アセチルチオ、メルカプト、シアノ、ハロゲン元素、または5-もしくは6-ヘテ
    ロ環であり、mは、1ないし4の整数であり、 R10は水素、C1〜C3のアルキル、アセチル、アルコキシアルキルまたはメタン
    スルホニル基であるか、または、 (a) 炭素、窒素、または酸素が一つ以上含まれている5員環または6員環のヘテ
    ロ環、好ましくは、 【化3】 (b) 炭素、少なくとも1個の窒素または酸素で構成されている5員環であって
    、環(ring)を直接構成するどれか一つの炭素上に二個の水素で飽和されているか
    、または酸素(ケトン)、窒素(イミノ)または硫黄(チオケトン)との二重結合で構
    成されているヘテロ環(heterocylic ring)、好ましくは、 【化4】 (ここで A、B、Dは炭素、酸素、または窒素であり、同じかまたは異なり、Eは
    水素2個、酸素、硫黄または窒素である。) さらに好ましくは、 【化5】 (c) 炭素、窒素、酸素または硫黄で構成されている 5または6員環のヘテロ芳
    香環(heteroaromatic ring)、好ましくは、窒素または酸素が1個または2個ずつ
    だけからなる環、または酸素と窒素を各々1個ずつ以上含む環化合物、好ましく
    は下記の環化合物 【化6】 から選ばれるヘテロ環であり、 ここで、R11とR12はお互いに同じかまたは異なり、 (i) 水素、F、Cl、BrまたはI、 (ii) 一つまたはそれ以上の置換基で置換されたまたは置換されないC1〜C4
    ルキル基、ここで、置換されたアルキル基はヒドロキシアルキル、アルコキシカ
    ーボニルアルキル、トリハロアルキル、アセトキシアルキル、アルキルアミノア
    ルキル、アルコキシアルキルまたはメタンスルホニルオキシアルキル基である、 (iii ) 置換または置換されていないアセチル基、ここで、置換されたアセチ
    ル基はアセトキシアセチル、ヒドロキシアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセ
    トキシアセチル、C1〜C3のアルコキシアセチル、アミノアセチル、アジドアセチ
    ル、アセチルアミノアセチル、C1〜C3のアルキルアミノアセチル、アミノプロピ
    オニルまたはヒドロキシプロピオニル基である、 (iv) アジド、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、ケトン、アミノ (v) 置換または置換されていないイミノ基、ここで、置換されたイミノ基は
    ヒドロキシイミノ、アルキルイミノ、アルコキシイミノまたはメタンスルホニル
    オキシイミノ基である、 (vi) アルコキシカーボニル基で置換または置換されないヒドラジノ、 (vii ) -OR13、ここで R13は水素、C1〜C3のアルキル、アセチル、アルコキシ
    アルキル、ヒドロキシアセチルまたはメタンスルホニル基である、 (viii) -NR14R15、ここで R14とR15は各々水素、C1〜C3のアルキル、アセチル
    、アルコキシアルキル、ヒドロキシアセチルまたはメタンスルホニル基である、 (ix) -(C=O)-(R16)n-、 ここで R16は、 1) C1〜C6のアルキル、C1〜C3のアルキル基で置換または置換されていないア
    ルケニル、 2) アルコキシカーボニル、 3) アセトキシメチル、ベンジルオキシメチル、ヒドロキシメチル、C1〜C3
    アルキルアミノアセトキシメチル、ハロメチル、C1〜C3のアルコキシメチル、モ
    ルホリニルメチル、C1〜C3のアルコキシカーボニルメチルアミノメチル、C1〜C3 メタンスルホニルオキシメチル、アルコキシオキソメチル、C1〜C3ニコチノイル
    オキシメチル、アルコキシフェニルメチル、ベンジルまたはトリハロメチル基、 4) C1〜C3のアルコキシ、フェニルオキシ、アリルオキシ、C1〜C3のハロアル
    キルオキシ、ニトロ基で置換または置換されていないベンジルオキシまたは9-フ
    ルオレニルメチルオキシ、 5) ニコチノイルメチル基、または 6) 5もしくは6員ヘテロ環である、 である)。
  2. 【請求項2】 1) (S)-[N-3-((4-ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)
    -2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 2) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキ
    ソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 3) (S)-[N-3-(4-(2-アミノピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-
    5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 4) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 5) (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
    )-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 6) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フル
    オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 7) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-
    5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
    ド、 8) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 9) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 10) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ジメチルアミノアセトキシアセチルピペラジン-1-イル)
    ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
    ルアセトアミド、 11) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ブロモアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)
    -3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 12) (S)-[N-3-(4-(2-(4-モルホリン-4-イルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミ
    ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
    トアミド、 13) (S)-[N-3-(4-(2-(4-イミダゾール-1-イルカーボニルオキシアセチルピペラ
    ジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリ
    ジニル]メチルアセトアミド、 14) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)
    -3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 15) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルアミノアセチルピペラジン-1
    -イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル
    ]メチルアセトアミド、 16) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-メトキシフェニルピペラジン-4-イル)アセチルピペ
    ラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾ
    リジニル]メチルアセトアミド、 17) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 18) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アクリロイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3
    -フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 19) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシオキソアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン
    -5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトア
    ミド、 20) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3
    -フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 21) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ピバロイルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 22) (S)-[N-3-(4-(2-(4-t-ブチルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 23) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,5-ジメトキシフェニル)アセチルピペラジン-1-イル)
    ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
    ルアセトアミド、 24) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,3-ジメチルアクリロイル)ピペラジン-1-イル)ピリミ
    ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
    トアミド、 25) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,6-ジメトキシベンゾイル)ピペラジン-1-イル)ピリミ
    ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
    トアミド、 26) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン-1-イル)
    ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
    ルアセトアミド、 27) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン-1-イル)
    ピリミジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
    ルアセトアミド、 28) (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェニルアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 29) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,5-ジニトロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)ピリミジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 30) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロトニルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 31) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリクロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 32) (S)-[N-3-(4-(2-(4-n-バレリルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 33) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(1-ブロモエチルカーボニル)ピペラジン-1-イル)ピリミ
    ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
    トアミド、 34) (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェノキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5
    -イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
    ド、 35) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリミジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 36) (S)-[N-3-(4-ピリジン-2-イル)-3-フルオロフェニル]-2-オキソ-5-オキサゾ
    リジニル]メチルアセトアミド、 37) (S)-[N-3-(4-(2-アミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5
    -オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 38) (S)-[N-3-(4-(3-メトキシカルボニルピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
    )-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 39) (S)-[N-3-(4-(2-アセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
    オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 40) (S)-[N-3-(4-(2-アセトキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
    ェニル) -2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 41) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
    ェニル) -2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 42) (S)-[N-3-(4-(2-イミダゾール-1-イル-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニ
    ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 43) (S)-[N-3-(4-(2-モルホリン-4-イル-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
    )-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 44) (S)-[N-3-(4-(2-トリフェニルメチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
    ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 45) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ
    -5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 46) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
    ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 47) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフェニルメチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 48) (S)-[N-3-(4-(2-トリフェニルメチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
    ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 49) (S)-[N-3-(4-(2-アジドピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5
    -オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 50) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-
    2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 51) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル
    )-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 52) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
    ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 53) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキ
    ソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 54) (S)-[N-3-(4-(N-2-ジメチルアミノアセトキシアセチルアミノピリジン-4-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 55) (S)-[N-3-(4-(2-メチルアミノピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オ
    キソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 56) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
    オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 57) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
    ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 58) (S)-[N-3-(4-(2-ヒドロキシアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフ
    ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミドヒドロキシプロピル
    メチルセルロース (HPMC, hydroxypropylmethylcellulose)、 59) (S)-[N-3-(4-(2-アセトキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキ
    ソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 60) (S)-[N-3-(4-(2-メトキシメチルオキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニ
    ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 61) (S)-[N-3-(4-(2-メタンスルホニルオキシピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
    ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 62) (S)-[N-3-(4-(2-アミノカーボニルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-
    2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 63) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノアセトキシメチルピリジン-4-イル)-3-フル
    オロフェニル)-2 -オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 64) (S)-[N-3-(4-(2-(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニルピリジン-4-イル)-
    3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 65) (S)-[N-3-(4-(2-N,N-ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノカーボニルピリジン-4-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 66) (S)-[N-3-(4-(2-ピペラジン-1-イルピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)
    -2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 67) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 68) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5
    -イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
    ド、 69) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 70) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ジメチルアミノアセトキシアセチルピペラジン-1-イル)
    ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 71) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロロアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3
    -フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 72) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フル
    オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 73) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)
    -3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 74) (S)-[N-3-(4-(2-(4-モルホリニルアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 75) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルアミノアセチルピペラジン-1
    -イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
    メチルアセトアミド、 76) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカーボニルピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 77) (S)-[N-3-(4-(2-アジドメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オ
    キソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 78) (S)-[N-3-(4-(2-イミダゾール-1-イル)メチルピリジン-4-イル)-3-フルオロ
    フェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 79) (S)-[N-3-(4-(2-モルホリン-4-イル)メチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフ
    ェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 80) (S)-[N-3-(4-(2-アセチルチオメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル
    )-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 81) (S)-[N-3-(4-(2-メルカプトメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-
    2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 82) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メタンスルホニルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピ
    リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
    セトアミド、 83) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アクリロイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 84) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシオキソアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5
    -イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
    ド、 85) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 86) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ピバロイルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
    ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 87) (S)-[N-3-(4-(2-(4-テトラブチルアセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 88) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ニコチノイルオキシアセチルピペラジン-1-イル)ピリジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 89) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,5-ジメトキシフェニルアセチル)ピペラジン-1-イル)
    ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 90) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(3,3-ジメチルアクリロイル)ピペラジン-1-イル)ピリジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 91) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2,6-ジメトキシベンゾイル)ピペラジン-1-イル)ピリジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 92) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-イル
    )ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 93) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-イル
    )ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 94) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 95) (S)-[N-3-(4-(2-(4-クロトニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
    ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 96) (S)-[N-3-(4-(2-(4-トリフルオロメチルカーボニルピペラジン-1-イル)ピリ
    ジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセ
    トアミド、 97) (S)-[N-3-(4-(2-(4-n-バレリルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
    ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 98) (S)-[N-3-(4-(2-(4-フェニルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン
    -5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトア
    ミド、 99) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アリルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5
    -イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
    ド、 100) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(1-クロロエチル)オキシカーボニルピペラジン-1-イル
    )ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 101) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(4-ニトロベンジル)オキシカーボニルピペラジン-1-イ
    ル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
    ルアセトアミド、 102) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ベンジルオキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 103) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(9-フルオレニルメチルオキシカーボニル)ピペラジン-
    1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
    メチルアセトアミド、 104) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-ピリミジニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル
    )-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 105) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルメチルピペラジン-1-イル)ピリジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 106) (S)-[N-3-(4-(2-フルオロメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2
    -オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 107) (S)-[N-3-(4-(2-シアノメチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-
    オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 108) (S)-[N-3-(4-(2-メチルピリジン-4-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-
    5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 109) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-ヒドロキシ)エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 110) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-アセトキシ)エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 111) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 112) (S)-[N-3-(4-(2-(4-(2-メタンスルホニルオキシ)エチルピペラジン-1-イル
    )ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 113) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシメチル)イミダゾール-1-イル)ピリジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 114) (S)-[N-3-(4-(2-アミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
    ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 115) (S)-[N-3-(4-(2-(4-シアノピペラジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオ
    ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 116) (S)-[N-3-(4-(2-(4-カルボキシアミドオキシムピペラジン-1-イル)ピリジ
    ン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセト
    アミド、 117) (S)-[N-3-(4-(2-(4-オキソピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオ
    ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 118) (S)-[N-3-(4-(2-アジドアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
    ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 119) (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,3,4,6,7-ヘキサヒドロ-5-オキソ-1,4-ジアゼパン-1-
    イル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
    メチルアセトアミド、 120) (S)-[N-3-(4-(2-N-(ジメチルアミノメチレン)アミノピリジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 121) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシイミノピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル
    )-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 122) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メタンスルホニルオキシイミノピペリジン-1-イル)ピ
    リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
    セトアミド、 123) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メチルイミノピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 124) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メトキシカーボニルヒドラジノピペリジン-1-イル)ピ
    リジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルア
    セトアミド、 125) (S)-[N-3-(4-(2-N-(L-アラニル)アミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
    ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 126) (S)-[N-3-(4-(2-アセチルアミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フル
    オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 127) (S)-[N-3-(4-(2-ジメチルアミノアセチルアミノピリジン-5-イル)-3-フル
    オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 128) (S)-[N-3-(4-(2-ニコチノイルアミノピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニ
    ル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 129) (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フルオ
    ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 130) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フ
    ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 131) (S)-[N-3-(4-(2-N,N-(ヒドロキシアセチル)メチルアミノピリジン-5-イル)
    -3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 132) (S)-[N-3-(4-(2-(4-メチルイミダゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)-3-フル
    オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 133) (S)-[N-3-(4-(2-(2-ヒドロキシプロピオニル)アミノピリジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 134) (S)-[N-3-(4-(2-(3-アミノ-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-5-イル)
    -3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 135) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカーボニルイミダゾール-1-イル)ピリジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 136) (S)-[N-3-(4-(2-(1-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
    )-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 137) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,3,4)-オキサジアゾール-2-イル)-ピリジン-
    5-イル)ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
    ルアセトアミド、 138) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)ピリジン-5
    -イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
    ド、 139) (S)-[N-3-(4-(2-(1-メチル-5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオ
    ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 140) (S)-[N-3-(4-(2-(2-メチル-5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオ
    ロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 141) (S)-[N-3-(4-(2-(4-エトキシカルボニル-(1,2,3)-トリアゾール-1-イル)-
    ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 142) (S)-[N-3-(4-(2-(3-ピロリニル)-5-ピリジニル)-3-フルオロフェニル)-2-
    オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 143) (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-(1,3)-オキサゾリジン-3-イル)-ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 144) (S)-[N-3-(4-(2-((1,3)-オキサゾール-5-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フル
    オロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 145) (S)-[N-3-(4-(2-((1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-ピリジン-5-イル)-3
    -フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 146) (S)-[N-3-(4-(2-((1,2,3)-トリアゾール-1-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フ
    ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 147) (S)-[N-3-(4-(2-(3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール
    -1-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニ
    ル]メチルアセトアミド、 148) (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-(1,3)-イミダゾリジン-1-イル)-ピリジン-5-イ
    ル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 149) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル)-ピリジン-5-イル)-3-
    フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 150) (S)-[N-3-(4-(2-(2-オキソ-(2,3)-ジヒドロ-(1,3,4)-トリアゾール-1-イル
    )-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチ
    ルアセトアミド、 151) (S)-[N-3-(4-(2-(5-ヒドロキシメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)
    -ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 152) (S)-[N-3-(4-(2-(5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル
    )-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 153) (S)-[N-3-(4-(2-(5-メトキシメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-
    ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 154) (S)-[N-3-(4-(2-(5-トリクロロメチル-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)
    -ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 155) (S)-[N-3-(4-(2-(5-ジメチルアミノ-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-
    ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチル
    アセトアミド、 156) (S)-[N-3-(4-(2-(5-アミノ-(1,2,4)-オキサジアゾール-3-イル)-ピリジン-
    5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミ
    ド、 157) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルアミノ-1-ピペリジン-イル)-ピリジン-5-イル
    )-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 158) (S)-[N-3-(4-(2-(4-アセチルオキシメチルカルボニルアミノ-ピペリジン-1
    -イル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]
    メチルアセトアミド、 159) (S)-[N-3-(4-(2-(4-ヒドロキシメチルカルボニルアミノ-ピペリジン-1-イ
    ル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メ
    チルアセトアミド及び、 160) (S)-[N-3-(4-(2-(3,4-ジヒドロキシ-ピロリジン-1-イル)-ピリジン-5-イル
    )-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド から成る群から選ばれる、請求項1に記載のオキサゾリジノン誘導体。
  3. 【請求項3】 (S)-[N-3-(4-(2-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ピリジン-5-
    イル)-3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド
    、 (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-(1,3,4)-オキサジアゾール-2-イル)-ピリジン-5-イ
    ル)3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 (S)-[N-3-(4-(2-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ピリジン-5-イル)-
    3-フルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、 (S)-[N-3-(4-(2-(1-メチル-5-テトラゾリル)-ピリジン-5-イル)-3-フルオロフェ
    ニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド、及び (S)-[N-3-(4-(2-(オキソ-1,3--オキサゾリジン-1-イル)-ピリジン-5-イル)-3-フ
    ルオロフェニル)-2-オキソ-5-オキサゾリジニル]メチルアセトアミド から成る群から選ばれる、請求項1に記載のオキサゾリジノン誘導体。
  4. 【請求項4】 トリメチルスタンニルオキサゾリジノン誘導体2をピリジン
    またはピリミジン誘導体3とパラジウム触媒下で反応させ製造されることを特徴
    とする請求項1の化学式1で表示されるオキサゾリジノン誘導体の製造方法: 【化7】 スキーム1 (上記式中、R1 、R2及びXは、上記で定義したものと同様である)。
  5. 【請求項5】 上記の化学式2の化合物が、 a) ヒドロキシメチルオキサゾリジノン誘導体4のヒドロキシ基をアミノ化してア
    ミン化合物5を製造し(工程1)、 b) 上記のアミン化合物5を無水酢酸によりアセチル化してアセチル化合物6を製
    造し(工程2)、 c) 上記のアセチル化合物6をそのフェニル環でハロゲン化させてハロゲン化合物
    7を製造し(工程3)、 d) 上記のハロゲン化合物7をパラジウム触媒下でスタンニル化させてトリメチル
    スタンニルオキサゾリジノン誘導体2を製造し(工程4)、そして e) オキサゾリジノン誘導体2のトリメチルスタンニル基をパラジウム触媒下でピ
    リジン又はピリミジン成分で置換し、化学式1の化合物を得る(工程)、 ことを特徴とする請求項2に記載の方法: 【化8】 スキーム2 (上記式中、R1及びR2は化学式1で定義したものと同様で、Xはハロゲン元素であ
    る)。
  6. 【請求項6】 (a) トリメチルスタンニルオキサゾリジノン誘導体2をシア
    ノピリジン誘導体と反応させ化学式13の化合物を製造し、 (b) ヒドロキシルアミンで化学式13の化合物をイミン化して化学式14のイミン
    化合物を製造し、 (c) 上記の化学式14のイミン化合物とカルボキン酸誘導体で環化させる、 ことを特徴とする請求項1に記載の化学式1のオキサゾリジノン誘導体の製造方
    法: 【化9】 スキーム5 (上記式中、R1、R2、R6及びXは、上記で定義したものと同様で、Lは通常的な離
    核基である)。
  7. 【請求項7】 請求項1のオキサゾリジノン誘導体化合物及びこれらの薬学
    的に許容されるその塩を有効成分に含む抗生剤用薬学的組成物。
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