JP2002355786A - 電子部品のクランプ機構及びクランプ装置 - Google Patents

電子部品のクランプ機構及びクランプ装置

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JP2002355786A
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武義 磯貝
Atsushi Yamazaki
厚史 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子部品をつかむときにはその上
面や角部を押し、離すときにはまず上面や角部を押す機
能を解除するクランプ機構とすることにより、回路基板
上に接着剤や溶融半田などの粘性流体が塗布してある場
合に、高速で作動しても電子部品が動かず高い位置精度
で電子部品を回路基板上に装着することを可能としたク
ランプ装置を提供することにある。 【解決手段】 クランプ面1a、3a並びに突起1cを
有するあご面1b若しくは傾斜したあご面3bとからな
る爪1、3と、傾斜させた弾性体の支持部2からなる指
21、22。クランプ面5a、6aと傾斜したあご面5
b、6bを有する指5、6。これらの指を組み合わせて
なるクランプ機構25、26、27、28。及び、これ
らのクランプ機構のいずれかとリニアモータなどからな
る直線移動機構10と緩衝器たるバネ16などでクラン
プ装置30を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータのメイ
ン基板や、家庭で使用する電化製品から工場における製
造プラントに至る機器の電子制御に使用される制御基板
や、ケーム機のゲーム基板などのいわゆる回路基板を製
造する装着機の装着ヘッドに関する。装着ヘッドは供給
ユニット上にあるCPU、RAM、ROM、抵抗、コン
デンサ、各種ICなどの電子部品をつかみ、上下方向の
Z軸、水平方向のX軸とY軸及びZ軸を中心に回転方向
などに移動して、回路基板の上に電子部品を装着する装
置であるが、本発明は装着ヘッドのクランプ装置におい
て電子部品をつかむクランプ機構に関する。特に、高速
で電子部品をつかんだり離したりすることを可能とし、
底面に足を有する電子部品の足を基板の穴に押し込む機
能を有し、さらに基板上に接着剤や溶融半田などの粘性
流体が存在する状態においても、高い位置精度で電子部
品を基板上に装着することを可能としたクランプ機構及
びクランプ装置を提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来はクランプ面とあご面とが直角であ
る指で電子部品をつかんでいた。基板上に装着する電子
部品には底面に足を有するものがあり、この足を弾性変
形させつつ基板に明けた穴にこじ入れるため、あご面で
電子部品の上面を押し付ける必要があったからである。
しかし装着速度の高速化の要請は止まるところを知ら
ず、装着位置精度の高精度化の要請は30μmm以下な
どと厳しくなり、従来の指を使用したクランプ装置では
電子部品を基板上に押し付けた状態で指を開くと、電子
部品の上面と指のあご面との間で摩擦力が働き、電子部
品が動いてしまうため顧客の求める装着精度が得られな
かった。特に基板上に接着剤や溶融半田などの粘性流体
が塗布してある場合は電子部品が動きやすく問題であっ
た。あらかじめ2セットの指を持つクランプ装置とし
て、上面を押す必要がある電子部品の場合はクランプ面
とあご面とを有する指を使用し、上面を押す必要のない
電子部品の場合はクランプ面だけの指を使用する方法も
考えたが、かかる構成とすると装置が高価で複雑な構造
となる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためなされたものであって、その目
的とするところは、同一セットの指で上面を押す必要の
ある電子部品も上面を押す必要のない電子部品も両方と
も装着可能なクランプ機構やクランプ装置を提供するこ
とにある。また他の目的は、電子部品をつかむときには
その上面を押す機能は有するが、離すときにまず上面を
押す機能を解除するクランプ機構やクランプ装置とする
ことにより、基板上に接着剤や溶融半田などの粘性流体
が塗布してある場合に高速で作動しても電子部品が動か
ず、高い位置精度で電子部品を基板上に装着することを
可能としたクランプ装置やクランプ機構を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請救項1の発明は、爪と
支持部とベースとで指を構成し、爪はクランプ面とその
先端に突起を有するあご面とが互いにほぼ直角に交差す
る形状を有するものとした。支持部は、電子部品をつか
んでいない状態において垂直面に対しクランプ面を少し
傾斜させて取り付け、電子部品をつかんだときには弾性
変形してクランプ面がほぼ垂直になるようにした。そし
て、クランプ面が電子部品の側面をつかみきったときに
あご面の突起が電子部品の上面を押すようにした。請救
項2の発明は、爪と支持部とベースとで指を構成し、爪
はクランプ面とあご面との角度が90度を越える角度で
交差する形状を有するものとした。支持部は、電子部品
をつかんでいない状態において垂直面に対しクランプ面
を少し傾斜させて取り付け、電子部品をつかんだときに
は弾性変形してクランプ面がほぼ垂直になるようにし
た。そして、クランプ面が電子部品の側面をつかみきっ
たときに電子部品の角部がクランプ面とあご面との交差
点に位置するようにした。請救項3の発明は、指はクラ
ンプ面とあご面と取付部を有し、クランプ面とあご面と
の角度が90度を越える角度で交差する形状とした。そ
して、クランプ面が電子部品の側面をつかみきったとき
に電子部品の角部がクランプ面とあご面との交差点に位
置するようにした。請救項4の発明は、2本の指のうち
片方の指は、爪と支持部とベースとからなり、爪はクラ
ンプ面とその先端に突起を有するあご面とが互いにほぼ
直角に交差する形状を有するものとした。支持部は、電
子部品をつかんでいない状態において垂直面に対しクラ
ンプ面を少し傾斜させて取り付け、電子部品をつかんだ
ときには弾性変形してクランプ面がほぼ垂直になるよう
にした。そして、クランプ面が電子部品の側面をつかみ
きったときにあご面の突起が電子部品の上面を押すよう
に構成した。他方の指は、クランプ面とあご面と取付部
を有し、クランプ面とあご面との角度が90度を越える
角度で交差する形状とした。そして、クランプ面が電子
部品の側面をつかみきったときに電子部品の角部がクラ
ンプ面とあご面との交差点に位置するようにした。請求
項5の発明は上記したクランプ機構のいずれかと直線移
動機構と緩衝器とでクランプ装置を構成した。請救項6
の発明は請救項5に記載したクランプ装置において、直
線移動機構がリニアモータであることを特徴とするクラ
ンプ装置とした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基づいて説明する。本発明にかかるクランプ装置30は
クランプ機構25、26、27、28のいずれかと、直
線移動機構10と緩衝器としてのバネ16などで構成す
る。そしてクランプ装置30を、上下方向のZ軸、水平
方向のX軸とY軸、Z軸を中心に回転方向などに移動さ
せる機能を有する移動装置31に、バネ16を介して取
り付け全体として装着ヘッドを構成する。直線移動機構
10はフレーム11の両面にそれぞれ永久磁石12とレ
ール13を取り付け、レール13により直線方向に移動
可能に保持されたガイド14に可動子15をそれぞれ取
り付けて構成した。可動子15はマグネットコイル(図
示せず)からなる電機子であって、永久磁石12からな
る界磁に対し電機子を相対運動させるため、マグネット
コイルに進行磁界を発生させるように制御して、可動子
15がレール13上を走行するリニアモータを構成す
る。そして、可動子15の下面には指5、6、21、2
2を取り付ける。
【0006】請求項1の発明は、爪1と支持部2とベー
ス7とで指21を構成し、2本の指21をベース7を介
して直線移動機構10の可動子15にそれぞれ取り付
け、クランプ方向に移動させ電子部品をつかむクランプ
機構25とした。爪1はクランプ面1aとその先端に突
起1cを有するあご面1bとが互いにほぼ直角に交差す
る形状を有するものとした。支持部2は弾性体としてバ
ネ鋼を使用してなり、電子部品をつかんでいない状態に
おいて、垂直面とクランプ面1aとの角度Bが2〜3度
となるように、支持部2自体を傾斜させて取り付けた。
角度Bは1〜4度の範囲とするのが好ましいが、その中
でも2〜3度の範囲が最も好ましいからである。そし
て、電子部品9をつかむときには支持部2が弾性変形す
ることによりクランプ面1aがほぼ垂直になり、クラン
プ面1aが電子部品の側面9bをつかみきったときに、
あご面1bの突起1cが電子部品の上面9aを押すよう
にする。
【0007】請求項2の発明は、爪3と支持部2とベー
ス7とで指22を構成し、2本の指22をベース7を介
して直線移動機構10の可動子15にそれぞれ取り付
け、クランプ方向に移動させ電子部品をつかむクランプ
機構26とした。爪3はクランプ面3aとあご面3bと
の角度Cが92〜94度となるようにした。角度Cは9
0度を越え95度以下となる角度が好ましいが、その中
でも92〜94度の範囲が最も好ましいからである。支
持部2は弾性体としてバネ鋼を使用してなり、電子部品
をつかんでいない状態において、垂直面とクランプ面3
aとの角度Bが2〜3度となるように、支持部2自体を
傾斜させて取り付けた。角度Bは1〜4度の範囲とする
のが好ましいが、その中でも2〜3度の範囲が最も好ま
しいからである。そして、電子部品9をつかむときに
は、まず電子部品の角部9cが爪のあご面3bに接触
し、支持部2が弾性変形することによりクランプ面3a
がほぼ垂直になり、電子部品の側面9bをつかみきった
ときには電子部品の角部9cが爪のクランプ面3aとあ
ご面3bの交差部3cに位置するようにする。
【0008】請求項3の発明は、2本の指5、6を取付
部5c、6cを介して直線移動機構10の可動子15に
それぞれ取り付け、クランプ方向に移動させ電子部品を
つかむクランプ機構27とした。指5、6はクランプ面
5a、6aとあご面5b、6bと取付部5c、6cを有
し、クランプ面5a、6aとあご面5b、6bとの角度
Dが92〜94度となるようにした。角度Dは90度を
越え95度以下となる角度が好ましいが、その中でも9
2〜94度の範囲が最も好ましいからである。ここで、
指5のクランプ面5aとあご面5bは幅を狭く、指6の
クランプ面6aとあご面6bは幅の広いものとした。長
大な電子部品をつかむときに有利だからである。そし
て、電子部品9をつかむときには、まず電子部品の角部
9cが爪のあご面5b、6bに接触し、電子部品の側面
9bをつかみきったときには電子部品の角部9cが爪の
クランプ面5a、6aとあご面5b、6bの交差部5
d、6dに位置するようにする。
【0009】請求項4の発明はタイプの異なる2本の指
21、6をそれぞれベース7、取付部6cを介して直線
移動機構10の可動子15に取り付け、クランプ方向に
移動させ電子部品をつかむクランプ機構28とした。片
方の指21は、爪1と支持部2とベース7とからなり、
爪1はクランプ面1aとその先端に突起1cを有するあ
ご面1bとが互いにほぼ直角に交差する形状を有するも
のとした。支持部2は弾性体としてバネ鋼を使用してな
り、電子部品をつかんでいない状態において、垂直面と
クランプ面1bとの角度が2〜3度となるように、支持
部2自体を傾斜させて取り付けた。角度Bは1〜4度の
範囲とするのが好ましいが、その中でも2〜3度の範囲
が最も好ましいからである。そして、電子部品9をつか
むときには支持部2が弾性変形することによりクランプ
面1aがほぼ垂直になり、クランプ面1aが電子部品の
側面9bをつかみきったときに、あご面1bの突起1c
が電子部品の上面9aを押すようにした。他方の指6は
クランプ面6aとあご面6bと取付部6cを有し、クラ
ンプ面6aとあご面6bとの角度が92〜94度となる
ようにした。クランプ面6aとあご面6bの角度は90
度を越え95度以下となる角度が好ましいが、その中で
も92〜94度の範囲が最も好ましいからである。そし
て、電子部品9をつかむときには、まず電子部品の角部
9cが爪のあご面6bに接触し、つかみきったときには
電子部品の角部9cが爪のクランプ面6aとあご面6b
の交差部6dに位置するようにする。
【0010】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。あらかじめ装着ヘッド
を装着機の供給ユニットにある電子部品9の真上に移動
させて、装着ヘッドのZ軸下方向に昇降機構を作動さ
せ、電子部品9に対しクランプ機構25、26、27、
28が所定の上下位置関係になるように合わせる。所定
の上下位置関係とは指の種類により異なり、指21の場
合は図4においてh1=h2となるようにする。一方、
指22、5、6の場合は電子部品9をつかむときにその
角部9cがあご面3b、5b、6bに接触する高さ関係
にする。本発明にかかるクランプ装置30には緩衝器と
してバネ16が取り付けてあるので、指が電子部品の側
面9bをつかむときに、指21、22、5、6と電子部
品9との間に、Z軸方向の相対的な位置ずれが発生して
もバネ16が伸縮して緩衝する。そして、直線移動機構
10の可動子15のマグネットコイルに進行磁界を発生
させ、指21、22、5、6をクランプ方向に移動させ
て電子部品9をつかみ、装着ヘッドのZ軸上方向に上昇
させX軸、Y軸方向に移動させる。回路基板上に搬送す
る途中において、電子部品9の映像を撮影して本来ある
べき位置データと比較して、中心の位置ずれと角度の位
置ずれを算出し、基板上に置く位置と角度を修正し修正
後の位置と角度に装着ヘッドを停止させる。その後、装
着ヘッドのZ軸下方向に下降させ電子部品9を基板上に
押し付けた後に直線移動装置10の可動子15のマグネ
ットコイルに進行磁界を発生させ、指21、22、5、
6をアンクランプ方向に移動させ電子部品を離す。
【0011】請求項1乃至請求項4のいずれの発明も、
突起1cやあご面3b、5b、6bで電子部品の上面9
aや角部9cを押し付けることができるため、底面に足
を有する電子部品の場合に足を弾性変形させつつ基板に
明けた穴にこじ入れることが可能である。請求項1と請
求項2の発明では電子部品9を基板上に押し付けた状態
で指21、22を開くと、両方の爪の先端1d、3dで
電子部品の側面9bを押している状態で突起1c又はあ
ご面3bが電子部品の上面9aや角部9cから離れるた
め電子部品の位置ずれは発生しない。請求項1と2の発
明は指を開くときに1軸動作で済むため高速化が容易と
なり好ましい。また、請求項1の発明は電子部品の上面
が平面の場合に適し請求項2の発明は電子部品の上面に
凹部がある場合に適している。ただし、請求項1と請求
項2の発明共に幅の広い爪の場合には不向きである、幅
広い爪の場合はのバネの反力を均一に調整することがが
困難となるからである。請求項3の発明では電子部品9
を基板上に押し付けた後に指5、6を開くと同時に装着
ヘッドをZ軸上方向に上昇させる。本発明の指5、6は
あご面が傾斜しており、指5、6が水平に開いた場合で
も電子部品の角部9cからあご面5b、6bが離れる
が、さらにZ軸方向にも上昇するため電子部品の角部9
cがあご面5b、6bと接触することはなく、電子部品
の位置ずれは発生しない。また、剛性が高いので幅広の
指6とすることも可能である。請求項4の発明では電子
部品9を基板上に押し付けた状態で指21だけをアンク
ランプ方向に移動させる。その後指6をアンクランプ方
向に移動させると同時に装着ヘッドをZ軸上方向に上昇
させる。このようにすると、指21のみを開いたときに
は爪の先端1dで電子部品の側面を爪のクランプ面6a
に押し付けた状態で離れ、その後指6が斜め方向に離れ
るため電子部品の角部9cがあご面5b、6bと接触す
ることはなく、電子部品の位置ずれは発生しない。
【0012】上記実施例では直線移動機構10としてリ
ニアモータを使用したが、ボールネジを回転させナット
を移動させる組合せや、ボールネジを固定しナットを回
転させつつ直線移動させる組合せや、ジャッキやサーボ
シリンダなどで押す構成や、ラックアンドピニオンの組
合せで直線移動機構を構成することも可能であり上記し
た実施例に限定されるものではない。上記実施例ではバ
ネ鋼製の支持部を使用したが、弾性の高いプラスチック
製の支持部やその一部にバネや弾性ゴムなど使用した支
持部とすることも可能である。また、支持部自体を傾斜
させる代わりに支持部は垂直に取り付け、爪のクランプ
面を支持部に対し傾斜させる方法もあり、上記した実施
例に限定されるものではない。また、上記実施例では緩
衝器としてバネを使用したが、バネ以外に弾性ゴムを使
用したり、空圧・液圧クッションなどを使用することも
可能であり上記した実施例に限定されるものではない。
また、上記実施例ではクランプ面とあご面の角度を95
度以下と記載したが、この角度はあご面と電子部品の角
部との間に滑りが発生する角度であればもっと大きな角
度でもよく、上記した実施例にこだわらない。
【0013】
【発明の効果】本発明により2セットの指を持つことな
く同一の指で、上面を押す必要のある電子部品も上面を
押す必要のない電子部品も両方とも装着可能なクランプ
機構及びクランプ装置を提供することができた。また本
発明により指を開くときには、まず電子部品の上面や角
部を押す機能を解除するクランプ機構とすることができ
たため、基板上に接着剤や溶融半田などの粘性流体が塗
布してある場合に高速で作動させても電子部品が動か
ず、高い位置精度で電子部品を基板上に装着することを
可能としたクランプ装置を提供することができた。ま
た、直線移動機構にリニアモータを使用したので、余分
な機械要素を必要とせず直接直線的な運動力を得ること
ができ、シンプルでコンパクトなクランプ装置を提供す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるクランプ装置の1実施例の正面
図である。
【図2】本発明にかかるクランプ装置の1実施例の側面
図である。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】請求項1の発明にかかるクランプ機構の1実施
例の正面図を、電子部品をつかもうとする途中の状態を
左側に、つかんだ状態を右側に示した。
【図5】請求項2の発明にかかるクランプ機構の1実施
例の正面図を、電子部品をつかもうとする途中の状態を
左側に、つかんだ状態を右側に示した。
【図6】請求項3の発明にかかるクランプ機構の1実施
例の正面図を、電子部品をつかもうとする途中の状態を
左側に、つかんだ状態を右側に示した。
【図7】請求項4の発明にかかるクランプ機構の1実施
例の正面図を、電子部品をつかもうとする途中の状態を
左側に、つかんだ状態を右側に示した。
【符号の説明】
1:爪、1a:クランプ面、1b:あご面、1c:突
起、2:支持部、3:爪3a:クランプ面、3b:あご
面、3c:交差部、5:指、5a:クランプ面、5b:
あご面、5c:取付部、5d:交差部、6:指、6a:
クランプ面、6b:あご面、6c:取付部、6d:交差
部、7:ベース、9:電子部品、9a:上面、9b:側
面、9c:角部、10:直線移動機構、11:フレー
ム、12:永久磁石、13:レール、14:ガイド、1
5:可動子、16:バネ、21:指、22:指、25:
クランプ機構、26:クランプ機構、27:クランプ機
構、28:クランプ機構、30:クランプ装置、31:
移動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 AS08 DS01 ES03 ES10 ET08 EU18 EV02 EV22 EV23 EW00 HS26 NS17 5E313 AA01 AA11 CC07 EE23 EE38

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基盤に電子部品を装着する装着機に
    おけるクランプ装置のクランプ機構であって、爪と支持
    部とを有する2本の指をクランプ方向に移動させ電子部
    品をつかむクランプ機構において、 前記爪はクランプ面と、突起を有するあご面とを有して
    おり、前記支持部の少なくとも1部は弾性体からなり、
    電子部品をつかんでいない状態において垂直面に対し前
    記クランプ面を少し傾斜させて取り付け、 電子部品をつかんだときには前記支持部が弾性変形する
    ことにより、前記クランプ面がほぼ垂直になるように
    し、さらに、前記クランプ面が電子部品の側面をつかみ
    きったときに、前記あご面の突起が電子部品の上面を押
    すように構成したことを特徴とするクランプ機構。
  2. 【請求項2】 回路基盤に電子部品を装着する装着機に
    おけるクランプ装置のクランプ機構であって、爪と支持
    部とを有する2本の指をクランプ方向に移動させ電子部
    品をつかむクランプ機構において、 前記爪はクランプ面とあご面との角度が90度を越える
    角度で交差する形状を有しており、前記支持部の少なく
    とも1部は弾性体からなり、電子部品をつかんでいない
    状態において垂直面に対し前記クランプ面を少し傾斜さ
    せて取り付け、 電子部品をつかんだときには前記支持部が弾性変形する
    ことにより、前記クランプ面がほぼ垂直になるように
    し、さらに、前記クランプ面が電子部品の側面をつかみ
    きったときに、電子部品の角部が前記クランプ面と前記
    あご面との交差部に位置するように構成したことを特徴
    とするクランプ機構。
  3. 【請求項3】 回路基盤に電子部品を装着する装着機に
    おけるクランプ装置のクランプ機構であって、2本の指
    をクランプ方向に移動させ電子部品をつかむクランプ機
    構において、 前記指はクランプ面とあご面を有し、前記クランプ面と
    あご面との角度が90度を越える角度で交差する形状で
    あって、 前記クランプ面が電子部品の側面をつかみきったときに
    電子部品の角部が前記クランプ面と前記あご面との交差
    部に位置するように構成したことを特徴とするクランプ
    機構。
  4. 【請求項4】 回路基盤に電子部品を装着する装着機に
    おけるクランプ装置のクランプ機構であって、2本の指
    をクランプ方向に移動させ電子部品をつかむクランプ機
    構において、 片方の指は爪と支持部を有し、前記爪はクランプ面と突
    起を有するあご面とが互いに交差する形状を有してお
    り、前記支持部の少なくとも1部は弾性体からなり、電
    子部品をつかんでいない状態において垂直面に対し前記
    クランプ面を少し傾斜させて取り付け、 電子部品をつかんだときには前記支持部が弾性変形する
    ことにより、前記クランプ面がほぼ垂直になるように
    し、前記クランプ面が電子部品の側面をつかみきったと
    きに前記あご面の突起が電子部品の上面を押すように構
    成し、 他方の指はクランプ面とあご面を有し、前記クランプ面
    とあご面との角度が90度を越える角度で交差する形状
    であって、前記クランプ面が電子部品の側面をつかみき
    ったときに電子部品の角部が前記クランプ面と前記あご
    面との交差部に位置するように構成したことを特徴とす
    るクランプ機構
  5. 【請求項5】 請救項1乃至請救項4に記載したクラン
    プ機構のいずれかと直線移動機構と緩衝器とからなるク
    ランプ装置。
  6. 【請求項6】 請救項5に記載したクランプ装置におい
    て、直線移動機構がリニアモータであることを特徴とす
    るクランプ装置。
JP2001163261A 2001-05-30 2001-05-30 電子部品のクランプ機構及びクランプ装置 Expired - Lifetime JP4504592B2 (ja)

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