JPH10135694A - 微小部品のハンドマウント装置 - Google Patents

微小部品のハンドマウント装置

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JPH10135694A
JPH10135694A JP8292386A JP29238696A JPH10135694A JP H10135694 A JPH10135694 A JP H10135694A JP 8292386 A JP8292386 A JP 8292386A JP 29238696 A JP29238696 A JP 29238696A JP H10135694 A JPH10135694 A JP H10135694A
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JP
Japan
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hand
horizontal articulated
articulated link
shaft
printed board
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Pending
Application number
JP8292386A
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English (en)
Inventor
Manabu Goto
学 五藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度の集積回路等の微小部
品はリード端子の多ピン化と小ピッチ化により人手によ
る部品の実装では手振れや位置保持の不安定のために、
リードピン間のハンダブリッジ等が発生し安定に製品を
製作することが困難になってきた。このため微小部品を
使用した製品試作を担当する部門の担当者は極めて高度
の技能が要求されているがこれを満たす人は少ないのが
実情であり、製品開発、試作のネックとなっている。 【解決手段】 本発明は、水平多関節リンク
の先端に取り付けられその一端に部品ピックアップ機能
を有し軸の下端への移動範囲を制限する下端ストッパ機
構を持った垂直可動軸とを備えた構成の治工具を実現す
ることにより微小部品の実装を高度の技能を持たない人
にも容易に出来るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微小部品を人の手に
よりプリント板に取り付ける場合に治具として使用され
る微小部品のハンドマウント装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】最近、半導体集積回路
の集積度が上がり小型で高密度の製品が開発されるよう
になり、これに伴なって抵抗やコンデンサー等の関連部
品も小型化されその度合いが急速に進んでいる。このた
め、これらの部品の搭載されるプリント板もその回路の
配線の密度が上がり極めて繊細なものに成っている。
【0003】このような小型の部品を使用して製品を製
造する場合には高精度の専用部品実装機械のチップマウ
ンタ等が使用され正確に部品の実装を行っているが、製
品開発、試作の段階に於いては人手により部品の実装を
行わざるをえないのが現在の状況である。
【0004】しかしながら微小部品はリード端子の多ピ
ン化と小ピッチ化により人手による部品の実装では手振
れや位置保持の不安定のために、リードピン間のハンダ
ブリッジ等が発生し安定に製品を製作することが困難に
なってきた。このため微小部品を使用した製品試作を担
当する部門の担当者は極めて高度の技能が要求されてい
るがこれを満たす人は少ないのが実情であり、製品開
発、試作のネックとなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平多関節リ
ンクの先端に取り付けられその一端に部品ピックアップ
機能を有し軸の下端への移動範囲を制限する下端ストッ
パ機構を持った垂直稼働軸とを備えた構成の治工具を実
現することにより微小部品の実装を高度の技能を持たな
い人にも容易に出来るようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は本発明の微小部品のハンドマウント装
置全体構成を示す図である。図1において、DSは作業
用の台、LGはリニアガイドレール、BSはハンドマウ
ント装置のベースである。リニアガイドレールLGは作
業用の台DSに取り付けられ、ハンドマウント装置のベ
ースBSがリニアガイドレールLGに搭載されている。
【0007】AM1は水平リンクの第一アーム、AM2
は水平リンクの第二アーム、LN1は水平リンクの第一
関節、LN2は水平リンクの第二関節である。LC1は
第一関節の負荷調整部、LC2は第二関節の負荷調整部
である。水平リンクの第一アームAM1は第一関節LN
1によりベースBSに取り付けられ、水平リンクの第二
アームAM2は第二関節LN2により第一アームAM1
に取り付けられている。
【0008】第一関節LN1と第二関節LN2にはそれ
ぞれ負荷調整部LC1、LC2が設けられている。VG
は垂直稼働腕で、VAはその垂直軸、STは垂直軸の下
端ストッパーである。ATは垂直軸VAに取り付けられ
た操作つまみ、PUは垂直軸VAの先端に取り付けられ
たピックアップノズルである。垂直可動ガイドVGは水
平リンクの第二アームAM2にその垂直軸VAが作業用
の台DSの面に対して垂直になるように取り付けられて
いる。FSはピックアップノズルPUを動作させるため
足踏式のスイッチである。
【0009】CPは微小部品、PBは微小部品CPの取
り付けられるプリント板である。PLは微小部品の収容
されたパレットである。このように構成された本発明の
微小部品のハンドマウント装置の動作を説明すると次の
通りである。
【0010】作業用の台DSの上には微小部品CPの取
り付けられるプリント板PBが置かれ、又プリント板P
Bに取り付けられる微小部品CPはパレットPLに収容
されて置かれている。水平リンクの第一アームAM1と
水平リンクの第二アームAM2は垂直軸VAに取り付け
られた操作つまみATにより垂直可動ガイドVGを作業
用の台DSの面に水平に移動することが出来る。
【0011】第一アームAM1と第二アームAM2の移
動範囲を越えた場合にはリニアガイドレールLのG上を
ハンドマウント装置のベースBSを移動させてその範囲
を拡大出来るので作業用の台DSの面の任意の位置に垂
直可動ガイドVGを移動することが出来るので、プリン
ト板PBが作業用の台DSのどのような位置に置かれて
も作業を行うことが出来る。
【0012】微小部品のマウント作業の手順は次の通り
である。作業者は可動ガイドVGの操作つまみATを持
ち可動ガイドVGをパレットPLの上に移動し、可動ガ
イドVGの垂直軸VAを下降させピックアップノズルP
UをパレットPLの微小部品CPの上に持って行き、可
動ガイドVGの垂直軸VAをピックアップノズルPUが
微小部品CPに接するまで下降させてからピックアップ
ノズルPUの動作スイッチFSをONにすると微小部品
CPがピックアップノズルPUに吸着される。
【0013】作業者は微小部品CPがピックアップノズ
ルPUに吸着されると可動ガイドVGの垂直軸VAを上
昇させて微小部品CPを持ち上げ、稼働腕VGをプリン
ト板PBのマウント位置の上に移動する。微小部品CP
は垂直軸VAの先端に取り付けられたピックアップノズ
ルPUに吸着され、図2の(a)に示すような状態でプ
リント板PBのうえの任意の位置に運ばれる。
【0014】この場合。水平リンクの第一関節LN1と
水平リンクの第二関節LN2とに負荷調整部LC1、L
C2が設けられているのでこれを調節することにより、
稼働腕VGを操作つまみATにより移動させるための操
作力であるトルクを、プリント板PBの微小部品CPの
取り付け位置に可動ガイドVGを移動した後に自重で動
かない程度に調整することが出来る。
【0015】即ち、水平リンクの第一関節LN1と水平
リンクの第二関節LN2の負荷調整部LC1、LC2
は、位置出しの終了後に可動ガイドVGを保持すること
の出来る最適の操作力となるように設定することができ
るので、このような調整をあらかじめ行っておくことに
より誰でも手の振れ等の影響を受けること無く正確に可
動ガイドVGの微妙な位置の設を行うことが出来る。
【0016】次に、微小部品CPをプリント板PBにマ
ウントする操作について説明する。作業者は可動ガイド
VGをプリント板PBの微小部品CPの取り付け位置に
移動した後に、可動ガイドVGの操作つまみATを持
ち、図2の(b)に示すように垂直軸VAを垂直軸の下
端ストッパーSTにより垂直軸の降下が停止される位置
まで下降させる。
【0017】この時の垂直軸の下端ストッパーSTの位
置は図2の(b)に示すように微小部品CPのリード端
子LDとプリント板PBの配線上に置かれたクリームハ
ンダCSの上面との間が0.3mmから0.5mmてい
どのクリアランスが出来るように予め設定、調整してお
く。
【0018】操作者は、プリント板PBの配線上に置か
れたクリームハンダCSの位置と微小部品CPのリード
端子LDが正確に一致するような微調整を行い、この作
業が終了するとピックアップノズルPUの動作スイッチ
FSをOFFにしてピックアップノズルPUの吸着を解
除することにより、微小部品CPをプリント板PBの配
線上に正確にマウントすることが出来る。
【0019】このように本発明の微小部品のハンドマウ
ント装置では、微小部品CPのリード端子LDとプリン
ト板PBの配線上に置かれたクリームハンダCSとの間
のクリアランスを予め設定、調整しておくことが出来る
ので、高度の技能を持たない人でも常に正確な部品のマ
ウントを行うことが出来る。
【0020】尚、ピックアップノズルPUの形状はこれ
が扱う微小部品CPの形状に併せて製作されているの
で、微小部品CPに応じた各種のピックアップノズルを
あらかじめ用意しておきこれを差し替えて使用するよう
な、アタッチメント交換の方式とすることにより多種類
の微小部品を扱うことの出来る微小部品のハンドマウン
ト装置を実現することが出来る。
【0021】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の微小部品のハンドマウント装置は水平多関節リンクに
負荷調整機能を持たせるようにした。このために、その
操作力を位置出しの終了後に可動ガイドVGを保持する
ことの出来る最適の操作力となるように設定することが
できるので誰でも手の振れ等の影響を受けること無く正
確に可動ガイドVGの微妙な位置の設を行うことが出来
る。
【0022】又、垂直稼働軸に軸の下端への移動範囲を
制限する下端ストッパ機構を持たせために、本発明の微
小部品のハンドマウント装置では、微小部品のリード端
子とプリント板の配線上に置かれたクリームハンダとの
間のクリアランスを予め設定、調整しておくことが出来
るので、高度の技能を持たない人でも常に正確な部品の
マウントを行うことが出来る。
【0023】このように本発明の微小部品のハンドマウ
ント装置は、製品の試作等の生産ロットの少ない製品を
製造する場合に、高い精度を持った高価な機械を使用し
ないで、比較的簡単な構成の装置を使用して高い技能を
持たない人でも正確で均一な部品のマウント作業を行う
ことが出来るのでその効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微小部品のハンドマウント装置全体構
成を示す図である。
【図2】本発明の微小部品のハンドマウント装置のマウ
ント動作を説明するための図である。
【符号の説明】
DS・・・作業用の台, LG・・・リニアガイド
レール BS・・・ハンドマウント装置のベース,AM1・・・
水平リンクの第一アーム AM2・・・水平リンクの第二アーム, LN1・・・
水平リンクの第一関節 LN2・・・水平リンクの第二関節, LC1・・・
第一関節の負荷調整部 LC2・・・第二関節の負荷調整部, VG・・・
垂直可動ガイド VA・・・垂直軸, ST・・・垂直軸の下端スト
ッパー PU・・・ピックアップノズル, AT・・・操作
つまみ CP・・・微小部品, PB・・・プリント板 PL・・・微小部品の収容されたパレット FS・・・ピックアップノズルPUの足踏式のスイッ
チ, CS・・・クリームハンダ, LP・・・微小部品
のリード端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに取り付けられた水平多関節リン
    ク、該水平多関節リンクの先端に取り付けられその一端
    に部品ピックアップ機能を有し軸の下端への移動範囲を
    制限する下端ストッパ機構を持った垂直可動腕とを備え
    た微小部品のハンドマウント装置。
  2. 【請求項2】ベースに取り付けられそのヒンジ部に負荷
    調整機構を持った水平多関節リンク、該水平多関節リン
    クの先端に取り付けられその一端に部品ピックアップ機
    能を有し軸の下端への移動範囲を制限する下端ストッパ
    機構を持った垂直可動腕とを備えた微小部品のハンドマ
    ウント装置。
  3. 【請求項3】リニアガイドレール上のベースに取り付け
    られた水平多関節リンク、該水平多関節リンクの先端に
    取り付けられその一端に部品ピックアップ機能を有し軸
    の下端への移動範囲を制限する下端ストッパ機構を持っ
    た垂直可動腕とを備えた微小部品のハンドマウント装
    置。
  4. 【請求項4】リニアガードレール上のベースに取り付け
    られそのヒンジ部に負荷調整機構を持った水平多関節リ
    ンク、該水平多関節リンクの先端に取り付けられその一
    端に部品ピックアップ機能を有し軸の下端への移動範囲
    を制限する下端ストッパ機構を持った垂直可動腕とを備
    えた微小部品のハンドマウント装置。
JP8292386A 1996-11-05 1996-11-05 微小部品のハンドマウント装置 Pending JPH10135694A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018100733A1 (ja) * 2016-12-02 2018-06-07 株式会社Fuji 部品実装機
KR20190050140A (ko) * 2017-11-02 2019-05-10 한화정밀기계 주식회사 부품 실장기용 노즐 장치
CN112261795A (zh) * 2020-09-23 2021-01-22 上海上实龙创智能科技股份有限公司 一种基于智能机器人的智慧工厂pcb板协作插件***和方法

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JPWO2018100733A1 (ja) * 2016-12-02 2019-07-25 株式会社Fuji 部品実装機
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