JPH0538890U - ガラス基板の搬送機構 - Google Patents

ガラス基板の搬送機構

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JPH0538890U
JPH0538890U JP8650791U JP8650791U JPH0538890U JP H0538890 U JPH0538890 U JP H0538890U JP 8650791 U JP8650791 U JP 8650791U JP 8650791 U JP8650791 U JP 8650791U JP H0538890 U JPH0538890 U JP H0538890U
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JP
Japan
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glass substrate
arms
substrate
claws
arm
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JP8650791U
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誠 高橋
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板に傷や埃を付けることなく、また、基板
をカセット装填位置に正確に搬送することができるガラ
ス基板の搬送機構を実現する。 【構成】 移動ベース11上のロータリーアクチュエー
タ10を駆動し、回転部材12を図中右回りに回転させ
る。すると、クランク13と14が回転中心の方向に引
き寄せられ、それにつれてアーム15と16の夫々の端
部がガイド溝17,18に沿って中心方向に引き寄せら
れる。この結果、2本のアーム15,16は互いに平行
な関係を維持した状態で近付けられ、ガラス基板Gに接
近する。ガラス基板Gの端部に爪17,18,19が当
接すると、各爪のテーパにより、ガラス基板Gは各爪1
7,18,19の上に載せられる。その後、移動ベース
11は直線状に移動させられ、ガラス基板はカセット装
填位置に搬送される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マスク基板やレチクルなどのガラス基板を搬送するにするに最適な ガラス基板の搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
表面にレジストが塗布されたマスク基板やレチクルなどのガラス基板は、例え ば、電子ビーム描画装置などに入れられて必要なパターンの描画が行われる。こ の場合、ガラス基板はその際、直接電子ビーム描画装置に入れられるのではなく 、カセットに装填され、カセットに装填された状態で自動的に電子ビーム描画装 置内にセットされるようにしている。従って、一般に、ガラス基板の表面へのレ ジストの塗布が終了した後、その基板をカセットに装填する作業が行われている 。図1は、ガラス基板を第1の位置からカセットに装填する第2の位置に搬送す る機構の従来例を示したもので、1はU字状のアームである。アーム1は、エア シリンダ2によってアームの2つの先端部でガラス基板Gを押すことができるよ うになっている。3,4は、台5上に平行に設けられた一対のレールであり、夫 々向かい合った方向に位置の調整ができるようになっている。ガラス基板Gはこ の2本のレール3,4上にセットされる。このような構成でガラス基板Gをレー ル3,4上に載せ、エアシリンダ2によってアーム1を図中矢印方向に移動させ る。このアームの移動によってアーム1の一方の先端部で基板G端部を押すこと になり、基板Gはレール3,4上を滑り、カセット装填位置Pにまでは搬送させ られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した構成では、基板Gがレール3,4上を滑ることになり、その際、ガラ ス基板の表面に傷や埃が付いてしまう。もちろん、マスクやレチクルとなるガラ ス基板に傷や埃が付くことは好ましいことではなく、この傷や埃は、その後のパ ターン描画の際の不良の原因となる。従って、ガラス基板の表面や裏面がなるべ く他のものに触れずに搬送されることが望まれている。また、ガラス基板Gのサ イズは各種有り、一方から押すことによってガラス基板を移動させる場合、各種 サイズのガラス基板の中心を常にカセット装填位置Pの中心にセットすることは 困難であり、そのため、基板をカセットに装填する際に基板とカセットとの位置 関係が最初から狂ってしまい、正確に基板をカセットに装填することができなく なる。
【0004】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的は、基板に傷や埃 を付けることなく、また、基板をカセット装填位置に正確に搬送することができ るガラス基板の搬送機構を実現するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に基づくガラス基板の搬送機構は、互いに平行に配置された一対のアー ムと、該一対のアームを相反した向きに平行移動させるための移動機構と、一方 のアームに設けられたテーパを有した爪と、他方のアームに設けられたテーパを 有した爪とを有し、該一対のアームを接近させることによりアーム間に配置した ガラス基板を前記各爪によって支持するようにしたガラス基板支持手段と、該ガ ラス基板の支持手段を第1の位置から第2の位置に搬送する手段を備えたことを 特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案に基づくガラス基板の大きさ判別機構は、一対のアームを接近させるこ とによりアーム間に配置したガラス基板を各アームに設けられた爪によって支持 するようにし、基板を支持した状態で一対のアームを第1の位置から第2の位置 に移動させ、ガラス基板の搬送を行う。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。図2は本考案の一実 施例を示しており、図2(a)は平面図、図2(b)は側面図である。図中10 はロータリーアクチュエータ、11は移動ベーズであり、ロータリーアクチュエ ータ10の回転によってクランク機構の回転軸12が回転するように構成されて いる。13と14は夫々回転軸12の両端に回転可能に係合されたクランク軸で あり、このクランク軸13,14の端部は、夫々アーム15,16に係合されて いる。また、アーム15,16の端部は、移動ベース11に設けられたガイド溝 17,18に沿って移動できるように支持されている。アーム15,16は互い に平行に配置されており、アーム15のアーム16に対向する側部には一つの爪 17が取り付けられており、また、アーム16のアーム15に対向する側部には 、二つの爪18,19が取り付けられている。これら爪17,18,19は、夫 々テーパを有し、先端が薄く形成されている。このロータリーアクチュエータ1 0,移動ベース11,クランク機構の回転軸12,クランク軸13と14,アー ム15と16は、ガラス基板の支持機構を構成している。このガラス基板支持機 構は、全体として図1に示したような台5に取り付けられたエアシリンダ2など に支持され、台5上を直線状に移動できるようになっている。なお、図中Gはガ ラス基板であり、ガラス基板Gは、台(図示せず)上に固定され、アーム15, 16の長手方向に垂直な方向に伸びている2本のレール20,21上に載せられ る。
【0008】 上述した構成において、移動ベース11上のロータリーアクチュエータ10を 駆動し、回転軸12を図中右回りに回転させる。すると、クランク軸13と14 がクランク機構の回転中心の方向に引き寄せられ、それにつれてアーム15と1 6の夫々の端部がガイド溝17,18に沿って中心方向に引き寄せられる。この 結果、2本のアーム15,16は互いに平行な関係を維持した状態で近付けられ 、ガラス基板Gに接近する。ガラス基板Gの端部に爪17,18,19が当接す ると、爪の先端位置はガラス基板Gの底部位置より僅かに下にされており、その 結果、各爪のテーパにより、ガラス基板Gは各爪17,18,19の上に載せら れることになる。図3の(a)はガラス基板Gと各爪とが当接していない状態、 (b)はアーム16が接近し、各爪によって基板GをΔz持ち上げた状態を示し ている。なお、図3では、爪19のみが示されている。
【0009】 このようにしてガラス基板Gがアーム15,16に取り付けられた爪17,1 8,19上に載せられると、ガラス基板支持機構全体がカセット装填位置まで移 動させられる。図4はこの支持機構の移動機構を示す図であり、移動ベース1は 、エアシリンダ22に取り付けられている。支持機構は、ガラス基板Gを位置R で挟みつけて持ち上げ、その後、支持機構はエアシリンダ22によって直線状に 、カセット装填位置Pにまで移動させられる。支持機構がカセット装填位置Pに まで移動させられた後、ロータリーアクチュエータ10によって回転部材が逆方 向(左回り)に回転させられ、アーム15,16が互いに離れる方向に直線状に 動かされる。その結果、各爪17,18,19はガラス基板から離され、基板は カセット装填位置の所定場所にセットされる。その後、図示していないが、カセ ットにガラス基板が装填される。このような動作でガラス基板Gは所定の位置に 搬送されるが、ガラス基板の搬送の途中でガラス基板が何等他の部材と接触して 滑らされるようなことはなく、ガラス基板の表面と裏面に傷や埃が付くことは防 止される。また、図4において二点鎖線で示したよりサイズの小さいガラス基板 Gsを搬送するに際しても、ガラス基板Gを支持する位置Rの中心とガラス基板 Gの中心とを常に一致させることができ、また、カセット装填位置Pと搬送され たサイズの小さなガラス基板Gsの中心位置とを常に一致させることができる。 すなわち、どのようなサイズの基板でも、搬送距離を図で示したLとすることが できる。その結果、どのようなサイズの基板でも正確にカセット装填位置の中心 に位置させることができ、ガラス基板をカセットに正確に装填することができる 。
【0010】 以上、本考案の一実施例を詳述したが、本考案はこの実施例に限定されない。 例えば、アーム15,16を駆動する手段としてクランク機構を用いたが、ラッ クアンドピニオン機構を用いても良い。また、アームを動かすためのロータリー アクチュエータは、空気圧を用いなくともモータでも可能であり、更に、クラン クの中心を回転させるアクチュエータの代わりに、ガイド溝をスライドさせるエ アシリンダやリニアモータを用いることも可能である。また、前記実施例では基 板支持の安定性,経済性及び加工の容易性から、一方のアームに1個の爪、他方 のアームに2個の爪を設けて、3点支持構造と成したが、例えば、各アームに夫 々2個の爪を設けて4点支持構造に成してもよい。更にまた、基板の支持機構を 搬送するエアシリンダもリニアモータなどで代用することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に基づくガラス基板の搬送機構は、一対のアーム を接近させることによりアーム間に配置したガラス基板を各アームに設けられた 爪によって支持するようにし、基板を支持した状態で一対のアームを第1の位置 から第2の位置に移動させ、ガラス基板の搬送を行うようにしたので、ガラス基 板の搬送の途中でガラス基板が何等他の部材と接触して滑らされるようなことは なく、ガラス基板の表面と裏面に傷や埃が付くことは防止される。また、どのよ うなサイズの基板でも正確にカセット装填位置の中心に位置させることができ、 ガラス基板をカセットに正確に装填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のガラス基板の搬送機構の一例を示す図で
ある。
【図2】本考案に基づくガラス基板の搬送機構の内、基
板の支持機構の一実施例を示す図である。
【図3】爪によるガラス基板の支持の様子を示す図であ
る。
【図4】基板の支持機構を搬送する機構を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…ロータリーアクチュエータ 11…移動ベース 12…回転部材 13,14…クランク 15,16…アーム 17,18,19…爪 20,21…レール 22…エアシリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に配置された一対のアーム
    と、該一対のアームを相反した向きに平行移動させるた
    めの移動機構と、一方のアームに設けられたテーパを有
    した爪と、他方のアームに設けられたテーパを有した爪
    とを有し、該一対のアームを接近させることによりアー
    ム間に配置したガラス基板を前記各爪によって支持する
    ようにしたガラス基板支持手段と、該ガラス基板の支持
    手段を第1の位置から第2の位置に搬送する手段を備え
    たガラス基板の搬送機構。
JP8650791U 1991-10-23 1991-10-23 ガラス基板の搬送機構 Withdrawn JPH0538890U (ja)

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JP8650791U JPH0538890U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 ガラス基板の搬送機構

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JPH0538890U true JPH0538890U (ja) 1993-05-25

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ID=13888898

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JP8650791U Withdrawn JPH0538890U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 ガラス基板の搬送機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088718A (ko) * 2001-08-24 2001-09-28 . 그립퍼
JP2002355786A (ja) * 2001-05-30 2002-12-10 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品のクランプ機構及びクランプ装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355786A (ja) * 2001-05-30 2002-12-10 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品のクランプ機構及びクランプ装置
JP4504592B2 (ja) * 2001-05-30 2010-07-14 富士機械製造株式会社 電子部品のクランプ機構及びクランプ装置
KR20010088718A (ko) * 2001-08-24 2001-09-28 . 그립퍼

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Effective date: 19960208