JP2001262646A - 吐水装置 - Google Patents

吐水装置

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JP2001262646A
JP2001262646A JP2000080147A JP2000080147A JP2001262646A JP 2001262646 A JP2001262646 A JP 2001262646A JP 2000080147 A JP2000080147 A JP 2000080147A JP 2000080147 A JP2000080147 A JP 2000080147A JP 2001262646 A JP2001262646 A JP 2001262646A
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water
air
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JP2000080147A
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English (en)
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Hitoshi Nakao
仁 中尾
Satotoshi Kawabata
学利 川幡
Tatsumi Hamanaka
龍美 濱中
Yuji Inoue
裕司 井上
Tadahiro Honda
忠洋 本田
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水圧が変化しても常に一定の手洗い位置に吐出
することができる吐水装置。 【解決出段】吐水中に空気を混入して使用する吐水装置
において、吐水流量を検知する検知手段の出力に基づい
て空気供給手段の出力を制御することにより吐水流速を
一定となるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉛直方向よりも前方
に吐出するタイプの手洗い用水栓、洗顔用水栓、水飲み
用水栓などの吐水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鉛直方向よりも前方に吐出するタ
イプの吐水装置における手洗い位置は、設置場所の水圧
に大きな影響を受けていた。そのため水圧が高い場合
は、特開平11−63267号公報に見られるように水
が勢いよく前方に飛び出すのを防止するために定流量弁
や減圧弁等を用いて吐出位置を固定する対策がなされて
いる。しかしながら水圧が低い場合については、水は勢
いなく鉛直方向に落ちるのみであり十分な手洗い空間を
確保し快適な吐水を提供することは困難であった。
【0003】低圧時に吐水位置を一定にする方法とし
て、特開平2−185214号公報に見られるように低
圧時には吐水口径を絞ることにより流速を制御するとい
う方法も考えられるが、吐水流線径が細くなり見た目に
貧弱であるだけではなく、手にあたる接触面積が小さく
なるために手洗い時のたっぷり感を提供することは困難
であった。また、吐水口径を制御するといった機構を吐
水口先端に持たせれば必然的に吐水口部が大きくなりデ
ザイン的にも大きな問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
問題点を鑑みて発明したものであり、低圧時に吐出流量
が少なく手洗い空間を十分に確保できない場合に、吐水
流量に基づいて水中に強制的に空気を混入することによ
り水の流速を制御し吐水流線径を変化させることなく、
常に一定の位置に吐水させることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
なされた請求項第1項記載の発明は、水を吐出させるた
めの吐出口と吐水流量を検知する検知手段と水の流れを
制御する開閉弁と、強制的に空気を供給する空気供給手
段と水の中に空気を気泡の状態で混入する空気混入手段
を備え、前記検知手段の信号に基づいて空気供給手段の
出力を変化させ、空気混入手段における気泡混入量を制
御することにより、吐出口から吐出される気泡を含んだ
水の流速を制御し、使用者の手洗い位置を一定にするこ
とを特徴とした吐水装置に関するものである。
【0006】本発明においては、吐水流量を検知する検
知手段の出力に基づいて流量が少ないと判断された時に
は空気供給装置の出力を強くし空気混入量を増大させ
る。逆に流量が多いと判断されたときには空気供給装置
の出力を弱め空気混入量を減少させる。この様に空気供
給装置の出力を変化させることにより水圧に関係なく吐
水流速を一定にし、常に快適な手洗い空間を提供するこ
とができる。さらに空気を混入させるため吐水流は非常
に柔らかで水跳ねが少なくなり、また吐水流線径が変化
しないので見た目にも、手に当たった感じにも非常にた
っぷり感のある吐水を提供することができる。
【0007】請求項第2項記載の発明は吐水流量を検知
する検知手段が水の流れを利用して発電する発電機から
構成されており、前記発電機の給電により開閉弁を作動
させることを特徴とした吐水装置に関するものである。
【0008】本発明においては、快適な吐水を提供する
だけではなく、発電機によりえられた電気エネルギーを
吐水装置使用時に利用することができるので、使用電力
を削減することが可能となり、経済的にも優れた吐水装
置を提供することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0010】図1は本発明吐水装置の一実施例を示す概
略構成図である。水供給管路12より止水栓1を経由し
て、高水圧時に流量を制限する定流量弁10、水の流れ
を制御する開閉弁3、水の流れにより羽根車が回転しそ
の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機
2、空気を水中に混入する空気混入部4そして吐水装置
本体7の先端に吐出口9という順に配列されており、空
気混入部4には空気ポンプ5が空気供給管路11を介し
て接続されている。また、発電機2は制御部6を介して
開閉弁3と空気ポンプ5及び人体の一部を検出する検知
センサー8へと電力を供給する構成となっている。
【0011】上記構成において、使用者が吐出口9近傍
に人体の一部をかざしたとすると、人体検知センサー8
が対象物を認識し制御部6を介して開閉弁3に給水信号
を送り給水を開始する。それにより水流が発電機2の羽
根車を回転させ、その流量に応じた電気出力を発生させ
る。制御部6は発電機2より得られた出力に基づいて、
空気ポンプ5の出力を決定する。その後、空気ポンプ5
を決定された出力にて作動させることにより、吐出口9
より気泡を混入した水を吐出することができる。
【0012】図2は発電機出力の交流波形を示したもの
である。流量を測定する手段としては発電機のパルス数
より算出する方法が最も一般的であるが、例えば図2の
縦軸に示すような電圧や電流といった発電機出力と流量
との関係をあらかじめ算出しておき、その関係に基づい
て流量を逆算して良いことはいうまでもない。
【0013】図3は空気ポンプ5の出力を説明するフロ
ーチャートである。発電機2により流量が少ないと判断
された時には空気ポンプ5の出力を強くし空気混入部4
の空気混入量を増大させる。逆に発電機2により流量が
多いと判断されたときには空気ポンプ5の出力を弱め空
気混入部4の空気混入量を減少させる。この様に空気ポ
ンプ5の出力を変化させることにより、例えば複数の人
間が同時に吐水装置を使用した場合に発生する圧力変動
に起因する吐水位置の変化を防止することが可能とな
る。
【0014】図4は手動式の吐水装置に本発明を応用し
た一例である。ハンドル13を回すことにより、流量を
制御することが可能でありその流量変化を発電機2にて
検出し、空気ポンプ5の出力を変化させ常に快適な位置
に吐水させることが可能である。この場合、発電した電
力については空気ポンプ動作のために使用しても良い。
図1の実施例では、流量検出手段として発電機を用いた
が、ハンドル13の回転位置や圧力センサーなどの出力
から間接的に流量を換算し気泡混入量を決定して良いこ
とは言うまでもない。
【発明の効果】
【0015】本発明は以上のように、吐水流量を検知す
る検知手段の出力に基づいて空気供給手段の出力を制御
することにより吐水流速を一定にすることができる。そ
のため水圧に関係なく使用者の手洗い位置を一定にする
ことができ、常に快適な手洗い空間を提供することがで
きる。さらに空気を混入させるため吐水流は非常に柔ら
かで水跳ねが少なくなり、また吐水流線径が変化しない
ので見た目にも、手に当たった感じにも非常にたっぷり
感のある吐水を提供することができる。
【0016】さらに発電機によりえられた電気エネルギ
ーを吐水装置使用時に利用することができるので、使用
電力を削減することが可能となり、経済的にも優れた吐
水装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動水栓に強制気泡混入装置を用いた実施例
の概略構成図である。
【図2】 発電機出力の例を示すグラフである。
【図3】 気泡混入吐水装置のフローチャートである。
【図4】 ハンドルタイプの水栓に強制気泡混入装置を
用いた実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1…止水栓、2…発電機、3…開閉弁、4…気泡混入
部、5…空気供給装置、6…制御部、7…湯水供給装置
本体、8…検知センサー、9…吐出口、10…定流量
弁、11…空気供給管路、12…湯水供給管路、13…
手動ハンドル
フロントページの続き (72)発明者 井上 裕司 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 本田 忠洋 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D060 CA04 CA11 CA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を吐出させるための吐出口と、吐水流量
    を検知する検知手段と、水の流れを制御する開閉弁と、
    強制的に空気を供給する空気供給手段と、水の中に空気
    を気泡の状態で混入する空気混入手段とを備え、前記検
    知手段の信号に基づいて空気供給手段の出力を変化さ
    せ、空気混入手段における気泡混入量を制御することに
    より、吐出口から吐出される気泡を含んだ水の流速を制
    御し、使用者の手洗い位置を一定にすることを特徴とし
    た吐水装置。
  2. 【請求項2】吐水流量を検知する検知手段が水の流れを
    利用して発電する発電機から構成されており、前記発電
    機の給電により開閉弁を作動させることを特徴とした請
    求項1記載の吐水装置。
JP2000080147A 2000-03-22 2000-03-22 吐水装置 Pending JP2001262646A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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