JP2001035994A - 半導体集積回路装置およびシステム基板 - Google Patents

半導体集積回路装置およびシステム基板

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JP2001035994A
JP2001035994A JP11201965A JP20196599A JP2001035994A JP 2001035994 A JP2001035994 A JP 2001035994A JP 11201965 A JP11201965 A JP 11201965A JP 20196599 A JP20196599 A JP 20196599A JP 2001035994 A JP2001035994 A JP 2001035994A
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semiconductor integrated
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well
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の機能回路を混載した集積回路チップの裏
面同士を接着した場合でも、放熱特性を向上させるとと
もに電気的特性への悪影響を低減させ、特に低電圧動作
下における動作の安定化を図り、メモリ機能を有するチ
ップに適用した場合に比較的安価にメモリ容量を容易に
増大させる。 【解決手段】第1導電型の半導体基板10の表層部に選択
的に島状に形成された複数の第2導電型のウエル領域22
-2〜22-5に各対応して機能回路2 〜5 が形成され、各機
能回路が分離領域によって互いに分離されて形成された
2個のチップ11、12と、2個のチップのそれぞれの裏面
同士を接着した導電性接着剤と、接着により積層された
チップがアセンブリされ、そのアセンブリ面とは反対面
側に外部端子17が設けられた印刷配線部材14とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびシステム基板に係り、特にチップ裏面同士を接
着した半導体集積回路装置およびそれを複数個実装した
システム基板に関するものであり、半導体集積回路装置
を組み込んだ機器のシステム基板の集積度の向上、小形
化を実現するために使用される。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を使用した製品、特にパーソ
ナルコンピュータ、携帯電話、ゲーム機などの分野を中
心に、多機能化、小型化、低価格化の要求が高まってい
る。
【0003】多機能化を推進していくと、システムが複
雑になり、様々な機能の半導体装置を必要とし、また、
膨大な容量のメモリを必要とする。このため、システム
を構築するのに必要な単体の半導体装置の数が増す。
【0004】単体の半導体装置では、特にプロセッサを
中心に、年々、多くの機能が1チップに集積されつつあ
り、小型化している。また、メモリ装置も同様で、1チ
ップに集積される容量が増え、やはり小型化している。
【0005】現在、メモリカードは、フロッピーディス
ク駆動装置、ハードディスク駆動装置などの機械的制御
による記憶媒体を置き換えるべく、高集積化、高信頼性
化、小形化を目指して技術開発がなされている。そし
て、デジタルカメラ、ボイスレコーダ装置などの分野で
は、小容量の記憶媒体(フィルム、テープなど)の置き
換えとしてメモリカードが徐々に採用されている。
【0006】しかし、現状では、メモリカードは高価で
あり、大容量の記憶媒体(フロッピーディスク、ハード
ディスクなど)の置き換えを目指すには、さらなる高集
積化、低価格化の実現が望まれる。現時点では、高集積
化、低価格化を図るためには、先端プロセス、回路技術
を採用しているが、製造価格が高くなり、メモリカード
の市場拡大が制限されている。また、メモリの大容量化
に伴い、チップサイズが増大し、歩留りの向上が困難に
なり、コストアップにつながる。
【0007】このような背景から、比較的小さな容量の
2個のメモリチップの裏面同士を絶縁性接着剤により接
着して積層する技術により、メモリ容量を容易に増大さ
せ、中容量のメモリを比較的安価に実現する技術が提案
されている。
【0008】しかし、このようなチップ積層技術を用い
るとしても、チップの低価格化、小型化に対する市場の
要求に応じるべく、微細化技術を導入すると、従来の素
子分離技術や回路分離技術では、各回路で発生するノイ
ズなどに起因して基板電位が不安定になる。特に低電源
電圧が進んだ場合には、電源電圧に対して信号電圧の動
作マージンが少なくなり、前記した誤動作が顕著にな
る。
【0009】これらの問題点について、以下に具体的に
説明する。
【0010】図18(a)は、従来のCMOS構造の一
例を持つメモリチップの断面構造を示しており、このチ
ップの2個の裏面同士を絶縁性接着剤により接着して積
層した状態の断面構造を図18(b)に示している。
【0011】即ち、図18(a)に示すようなトリプル
ウエル構造を用いたCMOS構造は、N型基板181 の表
層部に選択的に第1のPウエル182 、第1のNウエル18
3 、第2のPウエル184 、基板電極領域185 を形成して
いる。上記第1のPウエル182 の表層部に選択的に第2
のNウエル186 、NMOSFETのソース・ドレイン領
域187 を形成するとともにPウエル電極領域188 を形成
している。前記第1のNウエル183 および第2のNウエ
ル186 には、PMOSFETのソース・ドレイン領域18
9 およびNウエル電極領域190 を形成している。そし
て、前記第2のPウエル184 には、NMOSFETのソ
ース・ドレイン領域191 を形成するとともにPウエル電
極領域192 を形成している。
【0012】このようなトリプルウエル構造は、外部電
源電圧と内部回路の電源電圧とを変えて回路を動作を行
わせる場合に用いられている。この場合、一般に、第1
のPウエル182 内の第2のNウエル186 には、N型基板
181 の電位(電源電圧VCC1)より低い電位VCC2 が印
加される。
【0013】図18(b)に示すように、上記したよう
な図18(a)の構造を有する2個のメモリチップ193
の裏面同士を接着剤194 により接着して積層する場合、
電源電圧VCC1 が例えば2.5Vより低下すると、電源
電圧のリップルにより、一方のメモリチップのメモリセ
ルのデータの内容が破壊されるおそれがあるので、絶縁
性接着剤194 により接着している。しかし、チップ裏面
のラップ表面の凹凸により、チップ間絶縁距離のばらつ
きが問題になる。
【0014】一方、互いに機能が異なっている複数の機
能回路を1つの半導体チップに混載する技術(いわゆる
システムオンシリコン技術)が模索されるようになって
きた。
【0015】このような複数の機能回路を混載したチッ
プに対して、従来の積層技術をそのまま適用することも
可能ではあるが、各機能回路を分離領域によって互いに
分離する技術と併用して効果的なチップ接着積層技術を
適用する工夫を施すことが望まれる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
絶縁性接着剤を用いたチップ積層技術は、低電圧動作化
が進んだ場合に動作マージンが低下するなどの問題があ
る。
【0017】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、複数の機能回路を混載した半導体集積回路チップの
少なくとも2個の裏面同士を接着した場合でも、放熱特
性を向上させるとともに電気的特性への悪影響を低減さ
せ、特に低電圧動作下における動作の安定化を図ること
が可能になる半導体集積回路装置を提供することを目的
とする。
【0018】また、本発明は、メモリ機能を有するチッ
プに適用した場合には、比較的安価にメモリ容量を容易
に増大させることが可能になる半導体集積回路装置を提
供することを目的とする。
【0019】また、本発明の他の目的は、本発明の複数
チップ接着タイプの半導体集積回路装置を複数搭載する
ことにより、集積度の向上、小形化を実現することがで
き、メモリ機能を有するチップを用いた場合には、中容
量、大容量を比較的安価に実現し得るシステム基板を提
供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体集
積回路装置は、第1導電型の半導体基板の表層部に選択
的に島状に複数形成された前記第1導電型とは逆導電型
である第2導電型の第1のウエル領域、前記第1のウエ
ル領域中に選択的に島状に形成された第1導電型の第2
のウエル領域および少なくとも前記第2のウエル領域に
形成された機能回路を含む2個のチップと、前記2個の
チップのそれぞれの裏面同士を接着した導電性接着剤と
を具備することを特徴とする。
【0021】本発明の第2の半導体集積回路装置は、本
発明の第1の半導体集積回路装置が少なくとも1個アセ
ンブリされた印刷配線部材をさらに具備することを特徴
とする。
【0022】本発明の第3の半導体集積回路装置は、チ
ップ間分離領域を介して隣接する複数のチップ領域を単
位とする2個のチップと、前記2個のチップのそれぞれ
の裏面同士を接着した導電性接着剤とを具備し、前記各
チップ領域は、第1導電型の半導体基板の表層部に前記
第1導電型とは逆導電型である第2導電型の第1のウエ
ル領域が選択的に島状に複数形成され、前記第1のウエ
ル領域中に第1導電型の第2のウエル領域が選択的に島
状に形成され、少なくとも前記第2のウエル領域に機能
回路が形成されていることを特徴とする。
【0023】本発明の第4の半導体集積回路装置は、本
発明の第3の半導体集積回路装置が少なくとも1個アセ
ンブリされた印刷配線部材をさらに具備することを特徴
とする。
【0024】本発明の第5の半導体集積回路装置は、第
1導電型の半導体基板の表層部に選択的に島状に複数形
成された前記第1導電型とは逆導電型である第2導電型
の第1のウエル領域、前記第1のウエル領域中に選択的
に島状に形成された第1導電型の第2のウエル領域およ
び少なくとも前記第2のウエル領域に形成された機能回
路を含むチップ領域を少なくとも1個有する第1、第2
および第3のチップと、前記第1および第2のチップの
それぞれの裏面同士を接着した導電性接着剤と、前記接
着により積層された第1のチップの片面側と前記第3の
チップの片面側とをフリップチップ方式により接続固定
したフリップチップ接続部と、前記第3のチップの他面
側がアセンブリされた印刷配線部材と、前記印刷配線部
材およびその上にアセンブリされた三層積層構造のチッ
プを収容し、前記第2のチップの他面側および前記印刷
配線部材上の接続端子に選択的かつ電気的に接続される
複数の外部端子を有するパッケージとを具備することを
特徴とする。
【0025】本発明のシステム基板は、本発明の半導体
集積回路装置の複数個を、印刷配線基板の片面あるいは
両面に実装したことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0027】<半導体集積回路装置の第1の実施形態>
図1は、本発明の半導体集積回路装置の第1の実施形態
に係る断面構造を概略的に示している。
【0028】第1のチップ11および第2のチップ12は、
それぞれの裏面同士が熱伝導性が良好な導電性接着剤13
により接着して積層されている。これらの各チップは、
複数の機能回路を混載した半導体集積回路チップであ
り、後で詳細に説明するが、その一例としては、半導体
基板の表層部に選択的に島状に形成された複数の半導体
層(ウエル領域)に各対応してプロセッサ、SRAM、
DRAM、Flash-EEPROMなどの機能回路が形成さ
れ、各機能回路が分離領域によって互いに絶縁分離され
たチップ領域が、ウエハーから分割されたものである。
【0029】なお、前記各チップ11、12は、複数のウエ
ル領域に対応して複数種類の機能回路が形成されたもの
(例えばメモリ混載チップ)に限らず、単一機能を有す
る機能回路の複数の構成要素が複数のウエル領域に対応
して形成されたチップ(例えば半導体メモリのメモリセ
ルアレイ、周辺回路、入出力回路などが複数のウエル領
域に対応して形成されたメモリチップ)であってもよ
い。
【0030】そして、このような接着積層構造の2チッ
プは、チップサイズより若干大きめの印刷配線部材(例
えば印刷配線基板)14上にアセンブリされ、例えば絶縁
樹脂15により封止され、樹脂封止型のチップサイズパッ
ケージを有する半導体集積回路装置となる。
【0031】この場合、第1のチップ11の素子・接続端
子形成面は、印刷配線板14上にフリップチップ方式によ
り接続固定され、第2のチップ12の素子・接続端子形成
面の接続端子は、例えばボンディングワイヤー16により
前記印刷配線部材上の接続端子に接続されている。そし
て、これらのボンディングワイヤーおよび接着積層構造
の2チップが前記樹脂15により封止されている。
【0032】なお、上記印刷配線部材14の裏面(チップ
の非搭載面)には、例えばボールグリッドアレイタイプ
の外部接続端子17群が形成されている。また、第2のチ
ップ12の素子・接続端子形成面の接続端子は、バンプ電
極(図示せず)を介して外部と接続するようにしてもよ
い。
【0033】このような半導体集積回路装置の第1の実
施形態によれば、2個のチップの裏面同士が熱伝導性が
良好な接着剤により接着されて積層されているので、一
方のチップが動作状態で発熱していても、他方のチップ
のすくなくとも一部(例えばメモリ部)が例えば待機状
態で発熱が少ない場合には、上記一方のチップの発熱を
他方のチップからも放熱させることが可能になるので、
放熱特性が向上する。
【0034】また、各チップの裏面同士が導電性接着剤
により接着されて積層されているので、各チップの基板
電位が等電位化されて安定化されるので、低電源電圧が
進んだ場合の動作マージンの低下による電気的特性への
悪影響が少なくなる。特に、各チップは、複数の機能回
路を混載したチップであり、複数の機能回路がウエル領
域により互いに絶縁分離されており、電気的に互いの影
響が少ないので、低電源電圧が進んだ場合の電気的特性
への悪影響が少ない。
【0035】また、各チップの裏面同士が導電性接着剤
により接着されて積層されているので、各チップ裏面の
ラップ表面の凹凸が存在しても、チップ間絶縁距離のば
らつきの問題は発生しない。
【0036】したがって、第1の実施形態に係る半導体
集積回路装置をメモリ機能を有するチップに適用した場
合には、比較的安価にメモリ容量を容易に増大させるこ
とが可能になる。
【0037】なお、前記したように接着により積層され
たチップを1組として、2組以上を印刷配線部材上にア
センブリして例えば樹脂封止した半導体集積回路装置を
構成した場合にも、上記したような効果が同様に得られ
る。
【0038】また、前記2個のチップの裏面同士が導電
性接着剤により接着されて積層された状態(印刷配線部
材上にアセンブリされていない状態)の半導体集積回路
装置を構成した場合にも、第1の実施形態と同様の効果
が得られる。
【0039】図2は、図1に示した半導体集積回路装置
の変形例を示す断面図である。
【0040】この半導体集積回路装置は、図1に示した
半導体集積回路装置と比べて、第2のチップの素子・接
続端子形成面に、コンデンサ、インダクタンス、抵抗、
発振回路、デコーダ回路などの電子部品21を搭載し、従
来の半導体集積回路装置に外付け接続されていた電子部
品を内蔵するように変更したものである。
【0041】この場合、高速動作を必要とする半導体集
積回路装置では、一般に多数の電源コンデンサが必要で
あるが、これらを内蔵するように変更したので、より小
型のメモリカードなどを実現することができる。
【0042】次に、前記第1の実施形態に係る各チップ
をウエハーから分割する前のウエハー上のチップ領域の
実施形態の1例について説明する。
【0043】図13は、ウエハー上のチップ領域の一例
を概略的に示す断面図である。
【0044】図13に示すように、チップ領域1には、
P型シリコン基板(P−SUB)10の表層部に、P型
基板とは逆導電型の複数の半導体層(Nウエル領域)が
選択的に島状に形成されている。そして、各Nウエル領
域に、それぞれ対応して複数の機能回路が形成され、各
機能回路は分離領域によって互いに絶縁分離されてい
る。この分離領域は、チップ領域1の側面の全周に渡っ
て形成されており、本例ではP型シリコン基板10が用
いられている。
【0045】図13に示すチップ領域1には、例えば互
いに機能が異なっている複数の機能回路を混載してお
り、複数の機能回路のうちチップの電位を揺らす機能回
路を分離領域によって他の機能回路から分離するととも
に、分離領域をチップの側面の全周に渡って形成してい
る。
【0046】このようなチップ領域1によれば、特にチ
ップの電位を揺らす機能回路(不揮発性メモリ回路、ア
ナログ回路の少なくとも1つを含む)を分離領域によっ
て他の機能回路(デジタル回路、デジタル/アナログ変
換回路、スタティック型メモリ回路、ダイナミック型メ
モリ回路の少なくとも1つを含む)から分離しているの
で、チップの電位を揺らす機能回路が他の機能回路に影
響を与えなくなる。
【0047】本例では、前記複数の機能回路として、プ
ロセッサ2、SRAM3、DRAM4、Flash-EEPR
OM5などが形成されている。
【0048】なお、前記プロセッサ2は、マイクロプロ
セッサの他、CPU(Central Processing Unit) 、DS
P(Digital Signal Processer)などの制御回路、あるい
は演算回路など、基本的に論理回路により構成されてい
る回路を含む。前記SRAM3は、SRAMの他、クロ
スカップル型ラッチ回路など、基本的に論理回路により
構成されるメモリ回路を含む。DRAM4は、非同期型
制御のDRAMの他、同期型制御のDRAMなどを含
む。前記Flash-EEPROM5は、NOR型の他、NA
ND型なども含む。
【0049】即ち、図13において、P型シリコン基板
10の中には、複数の大きなN型ウェル(N−WEL
L)22-2〜22-5が設けられており、それぞれには対
応してプロセッサ2、SRAM3、DRAM4、Flash-
EEPROM5が形成されている。
【0050】大きなウェル22-2〜22-5には、それぞ
れ各機能回路に最適な電源電位が供給されるようになっ
ている。ウェル22-2に高電位電源VCCが、ウェル2
2-3に高電位電源VDD3が、ウェル22-4に高電位電
源VDD4が、ウェル22-5に高電位電源VDD5が供
給されている。
【0051】高電位電源VCCは、図示せぬ低電位電源
VSSとともに、チップ1の外部から供給される外部電
源であり、高電位電源VDD3〜VDD5はそれぞれ、
外部電源VCCをチップ1内で電圧変換することで発生
された内部電源である。上記電圧変換は、外部電源のレ
ベルを下げる降圧およびレベルを上げる昇圧などを含
む。P型シリコン基板10は、実使用時およびテスト時
には接地される。
【0052】上記したような図13に示したようなチッ
プは、プロセッサ2、SRAM3、DRAM4、Flash-
EEPROM5などの機能回路がそれぞれ、N型ウェル
22-2〜22-5に形成され、各機能回路間が、N型ウェ
ル22-2〜22-5とP型シリコン基板10とのPN接合
によって互いに分離されている。このため、機能回路の
一つ一つを、他の機能回路の影響を受けないまま、テス
トすることができる。これにより、一つのチップ1に混
載された、互いに機能の異なる複数の機能回路各々の特
性を、それぞれ正確に測定することができる。
【0053】また、P型シリコン基板10は、ウェーハ
そのものであるので、各チップ相互間においても、各機
能回路は、互いに分離されるようになる。このため、チ
ップ1に含まれている機能回路の一つ一つを、他のチッ
プに含まれている機能回路の影響を受けないまま、複数
のチップ1を同時にテストできる。これにより、一つの
チップ1に混載された、互いに機能の異なる複数の機能
回路各々の特性を、複数のチップ1で同時に、それぞれ
正確に測定することができる。
【0054】また、ウェル22-2〜22-5それぞれに
は、互いに異なった電位が供給されるので、各機能回路
の特性を最大限に引き出せるような電源電位を、各機能
回路ごとに与えることができる。
【0055】以下、図13中の各ウェル22-2〜22-5
の詳細な断面構造を説明する。
【0056】図14は、図13中のウェル22-2を取り
出して示す断面図である。
【0057】図14に示すように、大きなN型ウェル2
2-2の中には、P型ウェル23-2と、N型ウェル24-2
とがそれぞれ形成されている。P型ウェル23-2には低
電位電源VSS(接地電位)が供給されている。P型ウ
ェル23-2にはNチャネル型MOSFET(以下、NM
OSという)1が形成されている。また、N型ウェル2
4-2には、大きなN型ウェル22-2と同じ、高電位電源
VCCが供給されている。N型ウェル24-2にはPチャ
ネル型MOSFET(以下、PMOSという)1が形成
されている。N型ウェル24-2は、大きなN型ウェル2
2-2よりも高い不純物濃度を有している。これにより、
PMOS1の微細化を図れるが、N型ウェル24-2は、
無くても良い。
【0058】大きなN型ウェル22-2の中には、P型ウ
ェル25-2が形成されている。P型ウェル25-2には、
低電位電源VSS(接地電位)が供給されている。P型
ウェル25-2の中には、N型ウェル26-2と、P型ウェ
ル27-2とがそれぞれ形成されている。N型ウェル26
-2には高電位電源VDD2が供給されている。電源VD
D2は、電源VCCと異なるもので、外部電源電位をチ
ップ1内で電圧変換することで発生された内部電源であ
る。N型ウェル26-2にはPMOS2が形成されてい
る。また、P型ウェル27-2には、低電位電源VSSが
供給されている。P型ウェル27-2にはNMOS2が形
成されている。P型ウェル27-2は、P型ウェル25-2
よりも高い不純物濃度を有している。P型ウェル27-2
は、N型ウェル24-2と同様に無くても良い。
【0059】プロセッサ2は、基本的に、NMOS1、
2、PMOS1、2により構成されるが、プロセッサ2
を、内部電源VDD2により駆動されるNMOS2、P
MOS2のみで構成するようにしても良い。この場合に
は、外部電源VCCにより駆動されるNMOS1、PM
OS1は、例えば外部電源VCCから内部電源VDD2
を発生させる電圧発生回路などに使用されると良い。ま
た、大きなN型ウェル22-2の中には、P型ウェル25
-2と同様なP型ウェルが、複数形成されていても良い。
【0060】なお、図14において、参照符号Gは、M
OSFETのゲートを示している。
【0061】図15は、図13中のウェル22-3を取り
出して示す断面図である。
【0062】図15に示すように、大きなN型ウェル2
2-3の中には、P型ウェル23-3と、N型ウェル24-3
とがそれぞれ形成されている。P型ウェル23-3には低
電位電源VSS(接地電位)が供給されている。P型ウ
ェル23-3にはNMOS3が形成されている。また、N
型ウェル24-3には、大きなN型ウェル22-3と同じ、
高電位内部電源VDD3が供給されている。N型ウェル
24-3にはPMOS3が形成されている。N型ウェル2
4-3は、大きなN型ウェル22-3よりも高い不純物濃度
を有している。N型ウェル24-3は、無くても良い。
【0063】大きなN型ウェル22-3の中には、P型ウ
ェル25-3が形成されている。P型ウェル25-3には、
低電位電源VSS(接地電位)が供給されている。P型
ウェル25-3の中には、N型ウェル26-3と、P型ウェ
ル27-3とがそれぞれ形成されている。N型ウェル26
-3には高電位内部電源VDD3´が供給されている。内
部電源VDD3´は、内部電源VDD3をチップ1内で
電圧変換することで発生される。N型ウェル26-3には
PMOS4が形成されている。また、P型ウェル27-3
には、低電位電源VSSが供給されている。P型ウェル
27-3にはNMOS4が形成されている。P型ウェル2
7-3は、P型ウェル25-3よりも高い不純物濃度を有し
ている。P型ウェル27-3は、N型ウェル24-3と同様
に無くても良い。
【0064】SRAM3は、基本的に、NMOS3、
4、PMOS3、4により構成されるが、SRAM3
は、内部電源VDD3´により駆動されるNMOS4、
PMOS4のみで構成するようにしても良い。この場合
には、内部電源VDD3により駆動されるNMOS3、
PMOS3は、例えば内部電源VDD3から内部電源V
DD3´を発生させる電圧発生回路などに使用されると
良い。また、大きなN型ウェル22-3の中には、P型ウ
ェル25-3と同様なP型ウェルが、複数形成されていて
も良い。
【0065】なお、図15において、参照符号Gは、M
OSFETのゲートを示している。
【0066】図16(A)および(B)はそれぞれ、図
13中のウェル22-4を取り出して示す断面図である。
【0067】図16(A)および(B)に示すように、
大きなN型ウェル22-4の中には、P型ウェル23-4
と、N型ウェル24-4とがそれぞれ形成されている。P
型ウェル23-4には低電位電源VSS(接地電位)が供
給されている。P型ウェル23-4にはNMOS5が形成
されている。また、N型ウェル24-4には、大きなN型
ウェル22-4と同じ、高電位内部電源VDD4が供給さ
れている。N型ウェル24-4にはPMOS5が形成され
ている。N型ウェル24-4は、大きなN型ウェル22-4
よりも高い不純物濃度を有している。N型ウェル24-4
は無くても良い。
【0068】さらに、大きなN型ウェル22-4の中に
は、3つのP型ウェル25A-4、25B-4、25C-4が
形成されている。
【0069】第1のP型ウェル25A-4には、負電位電
源VBB(−2〜−3V程度)が供給されている。負電
位電源VBBは、内部電源VDD4をチップ1内で電圧
変換することで発生される。P型ウェル25A-4にはダ
イナミック型のメモリセルトランジスタが形成されてい
る。
【0070】第2のP型ウェル25B-4には、低電位電
源VSS(接地電位)が供給されている。P型ウェル2
5B-4の中には、N型ウェル26B-4と、P型ウェル2
7B-4とがそれぞれ形成されている。N型ウェル26B
-4には高電位内部電源VDD4´が供給されている。内
部電源VDD4´は、内部電源VDD4をチップ1内で
電圧変換することで発生される。N型ウェル26B-4に
はPMOS6が形成されている。また、P型ウェル27
B-4には、低電位電源VSSが供給されている。P型ウ
ェル27B-4にはNMOS6が形成されている。P型ウ
ェル27B-4は、P型ウェル25B-4よりも高い不純物
濃度を有している。P型ウェル27B-4は、N型ウェル
24-4と同様に無くても良い。
【0071】第3のP型ウェル25C-4には、負電位電
源VBB(−2〜−3V程度)が供給されている。P型
ウェル25C-4の中には、N型ウェル26C-4と、P型
ウェル27C-4とがそれぞれ形成されている。N型ウェ
ル26C-4には高電位内部電源VDD4´´が供給され
ている。内部電源VDD4´´は、内部電源VDD4を
チップ1内で電圧変換することで発生される。N型ウェ
ル26C-4にはPMOS7が形成されている。また、P
型ウェル27C-4には負電位電源VBBが供給されてい
る。P型ウェル27C-4にはNMOS7が形成されてい
る。P型ウェル27C-4は、P型ウェル25C-4よりも
高い不純物濃度を有している。P型ウェル27C-4は、
N型ウェル24-4と同様に無くても良い。
【0072】DRAM4のメモリセルアレイは、ダイナ
ミック型メモリセルトランジスタにより構成され、DR
AM4の周辺回路は、NMOS5、6、PMOS5、6
により構成される。DRAM4の周辺回路は、内部電源
VDD4´により駆動されるNMOS6、PMOS6の
みで構成するようにしても良い。この場合には、内部電
源VDD4により駆動されるNMOS5、PMOS5
は、例えば内部電源VDD4から内部電源VDD4´、
VDD4´´、VBBを発生させる電圧発生回路に使用
されると良い。
【0073】また、DRAM4の周辺回路には、昇圧電
位VPPを使用する回路、例えばワード線ドライバなど
が含まれている。このような回路を構成するために、P
型ウェル25B-4などに、昇圧電位VPPが供給される
N型ウェルを形成しても良い。
【0074】また、負電位電源VBBが供給されたP型
ウェル25C-4に形成されているNMOS7、PMOS
7は、例えばチップ1の外部と信号のやりとりを行う入
出力回路や、他のウェルに形成されているプロセッサ2
など、チップ1に形成され、異なる電源により駆動され
る他の機能回路と信号のやりとりを行う内部インターフ
ェース回路を構成するのに使用されると良い。入出力回
路や内部インターフェース回路は、サージが入力される
可能性がある。このサージをクランプするために、負の
電位であるVBBを、P型ウェル25C-4に供給する。
このような負の電位が供給されるP型ウェルは、N型ウ
ェル22-4だけでなく、N型ウェル22-2、22-3、2
2-5それぞれに設けるようにしても良い。そして、負の
電位が供給されるP型ウェルに、チップ1の外部と信号
のやりとりを行う入出力回路、他の機能回路と信号のや
りとりを行う内部インターフェース回路を形成すると良
い。
【0075】なお、図16(A)および(B)におい
て、参照符号GはMOSFETのゲートを、参照符号B
Lはビット線を、参照符号WLはワード線を、参照符号
PLはメモリキャパシタのプレート電極を、参照符号S
Nはメモリキャパシタのストレージ電極をそれぞれ示し
ている。
【0076】図17(A)および(B)はそれぞれ図1
3中のウェル22-5を取り出して示す断面図である。
【0077】図17(A)および(B)に示すように、
大きなN型ウェル22-5の中には、P型ウェル23-5
と、N型ウェル24-5とがそれぞれ形成されている。P
型ウェル23-5には低電位電源VSS(接地電位)が供
給されている。P型ウェル23-5にはNMOS9が形成
されている。また、N型ウェル24-5には、大きなN型
ウェル22-5と同じ、高電位内部電源VDD5が供給さ
れている。N型ウェル24-5にはPMOS9が形成され
ている。N型ウェル24-5は、大きなN型ウェル22-5
よりも高い不純物濃度を有している。N型ウェル24-5
は、無くてもよい。 さらに、大きなN型ウェル22-5
の中には、2つのP型ウェル25A-5、25B-5が形成
されている。
【0078】第1のP型ウェル25A-5には、低電位電
源VSS(接地電位)が供給されている。P型ウェル2
5A-5の中には、N型ウェル26A-5と、P型ウェル2
7A-5とがそれぞれ形成されている。N型ウェル26A
-5には高電位内部電源VDD5´´が供給されている。
内部電源VDD5´´は、内部電源VDD5をチップ1
内で電圧変換することで発生される。N型ウェル26A
-5にはPMOS8が形成されている。また、P型ウェル
27A-5には、低電位電源VSSが供給されている。P
型ウェル27A-5にはNMOS8が形成されている。P
型ウェル27A-5は、P型ウェル25A-5よりも高い不
純物濃度を有している。P型ウェル27A-5は、N型ウ
ェル24-5と同様に無くても良い。
【0079】また、第1のP型ウェル25A-5の中に
は、N型ウェル26A0-5が、さらに形成されている。
N型ウェル26A0-5には高電位内部電源VDD5´
と、昇圧電位VEEとが、互いに切り替えられて供給さ
れるようになっている。内部電源VDD5´および昇圧
電位VEEは、内部電源VDD5をチップ1内で電圧変
換することで発生される。N型ウェル26A0-5の中に
は、P型ウェル28-5が形成されている。P型ウェル2
8-5には低電位電源VSSと、昇圧電位VEEと、降圧
電位VBBとが、互いに切り替えられて供給されるよう
になっている。降圧電位VBBは、内部電源VDD5を
チップ1内で電圧変換することで発生される。P型ウェ
ル28-5には、NAND型のメモリセルトランジスタが
形成されている。NAND型のメモリセルトランジスタ
からデータを消すときには、制御ゲートCGを接地し、
N型ウェル26A0-5およびP型ウェル28-5にそれぞ
れ、昇圧電位VEEを供給する。これにより、電子が、
浮遊ゲートFGからP型ウェル28-5に引き抜かれ、デ
ータが消される。一方、NAND型のメモリセルトラン
ジスタにデータを書き込むときには、制御ゲートCGを
プログラム電圧とし、N型ウェル26A0-5に電位VD
D5´を供給し、P型ウェル28-5に降圧電位VBBを
供給する。これにより、電子が、浮遊ゲートFGの下の
チャネルから浮遊ゲートFGに注入され、データが書き
込まれる。また、NAND型のメモリセルトランジスタ
に記憶されたデータを読み出すときには、制御ゲートC
Gを読み出し電圧とし、N型ウェル26A0-5に電位V
DD5´を供給し、P型ウェル28-5を低電位VSSを
供給する。これにより、チャネルに電流が流れるか否か
で表される“0、1”のデータが、浮遊ゲートFGの帯
電状態に応じて判断され、データがビット線BLに読み
出される。
【0080】第2のP型ウェル25B-5には、低電位電
源VSS(接地電位)が供給されている。P型ウェル2
5B-5の中には、N型ウェル26B-5と、P型ウェル2
7B-5とがそれぞれ形成されている。N型ウェル26B
-5には高電位内部電源VDD5´´´が供給されてい
る。内部電源VDD5´´´は、内部電源VDD5をチ
ップ1内で電圧変換することで発生される。N型ウェル
26B-5にはPMOS10が形成されている。また、P
型ウェル27B-5には低電位電源VSSが供給されてい
る。P型ウェル27B-5にはNMOS10が形成されて
いる。P型ウェル27B-5は、P型ウェル25B-5より
も高い不純物濃度を有している。P型ウェル27B-5
は、N型ウェル24-5と同様に無くても良い。
【0081】Flash-EEPROM5のメモリセルアレイ
は、NAND型のメモリセルトランジスタにより構成さ
れ、Flash-EEPROM5の周辺回路は、NMOS8、
9、10、PMOS8、9、10により構成される。Fl
ash-EEPROM5の周辺回路は、内部電源VDD5´
´、VDD5´´´により駆動されるNMOS8、1
0、PMOS8、10のみで構成するようにしても良
い。この場合には、内部電源VDD5により駆動される
NMOS9、PMOS9は、例えば内部電源VDD5か
ら内部電源VDD5´、VDD5´´、VDD5´´
´、VBB、VEEを発生させる電圧発生回路に使用さ
れると良い。
【0082】なお、図17(A)および(B)におい
て、参照符号GはMOSFETのゲートを示している。
【0083】以上の実施形態では、外部電位電源VCC
を、プロセッサ2が形成されているウェルに与えたが、
他の機能回路が形成されるウェルに与えても良い。さら
には、外部電位電源VCCが与えられるウェルを、さら
に形成し、このウェルに、他のウェルに与える電位を発
生させる回路を形成するようにしてもよい。
【0084】<半導体集積回路装置の第2の実施形態>
前記第1の実施形態では、1チップ(領域)を単位とし
てチップ(領域)裏面同士を接着して積層したが、複数
のチップ領域を単位としてチップ裏面同士を接着して積
層する第2の実施形態について、以下に説明する。
【0085】図3(a)、(b)は、それぞれ本発明の
半導体集積回路装置の第2の実施形態に係る断面構造を
概略的に示している。
【0086】第1組のチップおよび第2組のチップは、
ウエハーに素子を形成した状態での検査により良品とし
て判定された隣接する複数のチップ領域(本例では2チ
ップ領域)30を単位として分割したものである。この場
合、ウエハー面のXY座標軸の例えばX方向に隣接する
2チップ領域を単位として分割した例を図3(a)に示
し、ウエハー面のXY座標軸の例えばY方向に隣接する
2チップ領域を単位として分割した例を図3(b)に示
している。
【0087】上記各チップ領域30は、第1の実施形態に
おける各チップと同様に、複数種類の機能回路を混載し
たチップ、あるいは単一種類の機能回路が形成されたチ
ップ(例えばメモリチップ)である。この場合、各チッ
プ間領域(ダイシングライン部)はウエハーそのものに
よる分離領域となっているので、各組のチップ間は絶縁
分離されている。
【0088】このような2つのチップ領域を単位とする
2組のチップ領域の裏面同士が熱伝導性が良好な導電性
接着剤により接着して積層されている。そして、このよ
うな接着積層構造の4チップ分は印刷配線部材上にアセ
ンブリされ、例えば絶縁樹脂(図示せず)により封止さ
れて半導体集積回路装置となる。この場合、第1組のチ
ップ領域の素子・接続端子形成面は、チップサイズの2
倍より若干大きめの印刷配線部材31a あるいは31b 上に
フリップチップ方式により接続固定され、第2組のチッ
プ領域の素子・接続端子形成面の接続端子は、例えばボ
ンディングワイヤー32により前記印刷配線板上の接続端
子に接続されている。そして、これらのボンディングワ
イヤーおよび接着積層構造の2チップが樹脂により封止
されている。
【0089】なお、上記印刷配線部材の裏面(チップの
非搭載面)には、例えばボールグリッドアレイタイプの
外部接続端子群が形成されている。また、上記第2組の
チップ領域の素子・接続端子形成面の接続端子は、バン
プ電極(図示せず)を介して外部と接続するようにして
もよい。
【0090】このような第2の実施形態に係る半導体集
積回路装置は、2つのチップ領域を単位とする2組のチ
ップ領域(計4チップ分)の裏面同士が熱伝導性が良好
な接着剤により接着されて積層されているので、第1の
実施形態に係る半導体集積回路装置と比べて、平面サイ
ズがほぼ2倍になり、機能回路としてメモリが形成され
ている場合にはメモリ容量が2倍になり、その他は基本
的には第1の実施形態と同様な効果がえられる。
【0091】なお、隣接する複数のチップ領域として、
本例では2チップ領域を単位とした場合を示したが、こ
れに限らず、3チップ領域、4チップ領域、…と単位を
拡大して実施することも可能である。
【0092】また、前記したように接着により積層され
たチップを1組として、2組以上を印刷配線部材上にア
センブリして例えば樹脂封止した半導体集積回路装置を
構成した場合にも、上記したような効果が同様に得られ
る。
【0093】また、前記2組のチップ領域の裏面同士が
導電性接着剤により接着されて積層された状態(印刷配
線部材上にアセンブリされていない状態)の半導体集積
回路装置を構成した場合にも、上記したような効果が同
様に得られる。
【0094】<半導体集積回路装置の第3の実施形態>
前記第1の実施形態および第2の実施形態では、チップ
(領域)裏面同士を接着して積層した二段接着積層構造
を示したが、片面側のチップ(領域)の素子・接続端子
形成面の接続端子と別の第3のチップ(領域)の素子・
接続端子形成面の接続端子とをバンプ電極を介して接続
し、三段積層構造を実現する第3の実施形態について、
以下に説明する。
【0095】図4は、本発明の半導体集積回路装置の第
3の実施形態に係る断面構造を概略的に示している。
【0096】図4において、40は図1あるいは図3
(a)、(b)を参照して前述したように、二段接着積
層構造のパッケージング前の状態の半導体集積回路装置
であり、41は別途用意された第3のチップ(あるいは第
3組のチップ領域)である。
【0097】この第3のチップ(あるいは第3組のチッ
プ領域)の片面側の素子・接続端子形成面は、印刷配線
部材42上にフリップチップ方式により接続固定され、他
面側の素子・接続端子形成面には、前記第1のチップ
(あるいは第1組のチップ領域)の片面側の素子・接続
端子形成面がフリップチップ方式により接続固定されて
いる。
【0098】そして、前記印刷配線部材42は、パッケー
ジのケース431 、432 内に収容され、前記第2のチップ
(あるいは第2組のチップ領域)の片面側の素子・接続
端子形成面の接続端子および前記第3のチップ(あるい
は第3組のチップ領域)の片面側の素子・接続端子形成
面は、例えばボンディングワイヤー44によりケース内の
中継接続ノードに対して接続されており、上記中継接続
ノードとパッケージの底面から例えばピン状に突出する
外部端子45とは電気的に接続されている。
【0099】なお、上記パッケージの底面には、ピン状
の外部端子群が形成されている例を示したが、このパッ
ケージの種類は特に限定されるものではなく、BGA
(ボールグリッドアレイ)、CSP(チップサイズパッ
ケージ)などを採用してよい。図5は、図4に示した半
導体集積回路装置の変形例を示す断面図である。
【0100】この半導体集積回路装置は、図4に示した
半導体集積回路装置と比べて、第2のチップの素子・接
続端子形成面に、コンデンサ、インダクタンス、抵抗、
発振回路、デコーダ回路などの電子部品51を搭載し、従
来の半導体集積回路装置に外付け接続されていた電子部
品を内蔵するように変更し、BGAタイプの外部端子52
を用いたものである。
【0101】この場合、前記第2組のチップ領域の素子
・接続端子形成面の接続端子は、バンプ電極(図示せ
ず)を介して電子部品と接続するようにしてもよい。
【0102】図6は、本発明の半導体集積回路装置の第
4の実施形態に係る断面構造を概略的に示している。
【0103】図6において、61および62は、それぞれ図
1あるいは図3(a)、(b)を参照して前述したよう
に、二段接着積層構造のパッケージング前の状態の2個
の半導体集積回路装置であり、これらはチップサイズの
2倍より若干大きめの印刷配線部材(例えば印刷配線基
板)63上に例えばフリップチップ方式により接続固定さ
れている。
【0104】そして、前記印刷配線部材は、パッケージ
のケース641 、642 内に収容され、前記第2のチップ
(あるいは第2組のチップ領域)の片面側の素子・接続
端子形成面の接続端子および印刷配線部材上の接続端子
は、例えばボンディングワイヤー65によりケース内の中
継接続ノードに対して接続されており、上記中継接続ノ
ードとパッケージの底面に形成された例えばBGA状の
外部端子とは電気的に接続されている。
【0105】<システム基板の複数の実施形態>前記各
実施の形態のいずれかに係る半導体集積回路装置を組み
込む機器(例えばコンピュータ、その周辺のデータ一時
記憶装置)のシステム基板として、上記した半導体集積
回路装置を複数個実装したシステム基板を用いれば、機
能回路としてメモリが形成されている場合には、中容
量、大容量を比較的安価に実現でき、システム基板の集
積度の向上、小形化を実現することができる。
【0106】このようなシステム基板の複数の実施形態
について、以下に説明する。
【0107】図7は、本発明のシステム基板の第1の実
施形態を概略的に示す斜視図である。
【0108】このシステム基板は、印刷配線基板70上に
前記第1の実施形態の半導体集積回路装置71が2行、2
列に計4個並べられた状態で実装され、いわゆるマルチ
チップモジュールを構成している。この場合、各チップ
領域の機能回路としてメモリが形成されている場合に
は、中容量を比較的安価に実現でき、システム基板の集
積度の向上、小形化を実現することができる。
【0109】図8は、本発明のシステム基板の第2の実
施形態を概略的に示す平面図である。
【0110】このシステム基板は、印刷配線基板80上に
前記第1の実施形態の半導体集積回路装置81が2行、2
列に計4個並べられた状態で実装され、さらに、同じ基
板80上に、ロジックタイプの半導体集積回路装置82およ
び複数個のコンデンサ83が実装されている。この場合、
各チップ領域の機能回路としてメモリが形成されている
場合には、中容量を比較的安価に実現でき、システム基
板の集積度の向上、小形化を実現することができる。
【0111】図9は、本発明のシステム基板の第3の実
施形態を概略的に示す平面図である。
【0112】このシステム基板は、印刷配線基板90上に
前記第2の実施形態あるいは第3の実施形態に係る半導
体集積回路装置91が2行、2列に計4個並べられた状態
で実装され、さらに、同じ印刷配線基板90上に、ロジッ
クタイプの半導体集積回路装置92および複数個のコンデ
ンサ93が実装されている。この場合、各チップ領域の機
能回路としてメモリが形成されている場合には、中容量
〜大容量を比較的安価に実現でき、システム基板の集積
度の向上、小形化を比較的容易に実現することができ
る。
【0113】図10は、本発明のシステム基板の第4の
実施形態を概略的に示す断面図である。
【0114】このシステム基板は、印刷配線基板100 の
両面にそれぞれ前記各実施形態のいずれかに係る半導体
集積回路装置101 が複数個並べられた状態で実装され、
さらに、同じ印刷配線基板100 の片面にロジックタイプ
の半導体集積回路装置102 が実装されている。この場
合、各チップ領域の機能回路としてメモリが形成されて
いる場合には、大容量のメモリカードを比較的安価に実
現でき、システム基板の集積度の一層の向上、小形化を
実現することができる。
【0115】図11は、本発明のシステム基板の第5の
実施形態を概略的に示す斜視図である。
【0116】このシステム基板は、印刷配線基板110 上
にそれぞれ前記第1の実施形態あるいはその変形例に係
る半導体集積回路装置111 が複数個並べられた状態で実
装され、さらに、同じ印刷配線基板110 上にロジックタ
イプの半導体集積回路装置112 やCPU113 や複数個の
コンデンサ114 が実装されている。この場合、各チップ
領域の機能回路としてメモリが形成されている場合に
は、大容量のメモリカードを比較的安価に実現でき、シ
ステム基板の集積度の一層の向上、小形化を実現するこ
とができる。
【0117】図12は、本発明のシステム基板の第6の
実施形態を概略的に示す斜視図である。
【0118】このシステム基板は、印刷配線基板120 上
に前記第2の実施の形態に係る半導体集積回路装置121
が複数個並べられた状態で実装され、さらに、同じ印刷
配線基板120 の片面にロジックタイプの半導体集積回路
装置122 が実装されている。この場合、各チップ領域の
機能回路としてメモリが形成されている場合には、大容
量のメモリカードを比較的安価に実現でき、システム基
板の集積度の一層の向上、小形化を実現することができ
る。
【0119】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体集積回路
装置によれば、複数の機能回路を混載した半導体集積回
路チップの少なくとも2個の裏面同士を接着した場合で
も、放熱特性を向上させるとともに電気的特性への悪影
響を低減させ、特に低電圧動作下における動作の安定化
を図ることができる。
【0120】さらに、本発明の半導体集積回路装置によ
れば、メモリ機能を有するチップに適用した場合には、
比較的安価にメモリ容量を容易に増大させることができ
る。
【0121】また、本発明のシステム基板によれば、集
積度の向上、小形化を実現することができ、メモリ機能
を有するチップを用いた場合には、中容量、大容量を比
較的安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路装置の第1の実施形態
を概略的に示す断面図。
【図2】図1に示した半導体集積回路装置の変形例を示
す断面図。
【図3】本発明の半導体集積回路装置の第2の実施形態
を概略的に示す断面図。
【図4】本発明の半導体集積回路装置の第3の実施形態
を概略的に示す断面図。
【図5】図4に示した半導体集積回路装置の変形例を示
す断面図。
【図6】本発明の半導体集積回路装置の第4の実施形態
を概略的に示す断面図。
【図7】本発明のシステム基板の第1の実施形態を概略
的に示す斜視図。
【図8】本発明のシステム基板の第2の実施形態を概略
的に示す平面図。
【図9】本発明のシステム基板の第3の実施形態を概略
的に示す平面図。
【図10】本発明のシステム基板の第4の実施形態を概
略的に示す断面図。
【図11】本発明のシステム基板の第5の実施形態を概
略的に示す斜視図。
【図12】本発明のシステム基板の第6の実施形態を概
略的に示す斜視図。
【図13】本発明の半導体集積回路装置の第1の実施形
態に係る各チップをウエハーから分割する前のウエハー
上のチップ領域一例を概略的に示す断面図。
【図14】図13中のウェル22-2を取り出して示す断
面図。
【図15】図13中のウェル22-3を取り出して示す断
面図。
【図16】図13中のウェル22-4を取り出して示す断
面図。
【図17】図13中のウェル22-5を取り出して示す断
面図。
【図18】従来のCMOS構造の一例を示す断面図。
【符号の説明】
11…第1のチップ、 12…第2のチップ、 13…導電性接着剤、 14…印刷配線部材、 15…封止樹脂、 16…ボンディングワイヤ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の表層部に選択
    的に島状に複数形成された前記第1導電型とは逆導電型
    である第2導電型の第1のウエル領域、前記第1のウエ
    ル領域中に選択的に島状に形成された第1導電型の第2
    のウエル領域および少なくとも前記第2のウエル領域に
    形成された機能回路を含む2個のチップと、 前記2個のチップのそれぞれの裏面同士を接着した導電
    性接着剤とを具備することを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 前記接着により積層されたチップがアセ
    ンブリされた印刷配線部材をさらに具備することを特徴
    とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 チップ間分離領域を介して隣接する複数
    のチップ領域を単位とする2個のチップと、 前記2個のチップのそれぞれの裏面同士を接着した導電
    性接着剤とを具備し、前記各チップ領域は、第1導電型
    の半導体基板の表層部に前記第1導電型とは逆導電型で
    ある第2導電型の第1のウエル領域が選択的に島状に複
    数形成され、前記第1のウエル領域中に第1導電型の第
    2のウエル領域が選択的に島状に形成され、少なくとも
    前記第2のウエル領域に機能回路が形成されていること
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記接着により積層されたチップがアセ
    ンブリされた印刷配線部材をさらに具備することを特徴
    とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記接着により積層されたチップは、そ
    の片面側の接続端子は前記印刷配線部材上にフリップチ
    ップ方式により接続固定されており、その他面側の接続
    端子はボンディングワイヤーにより前記印刷配線部材上
    の接続端子に接続されており、 前記印刷配線部材は、前記チップがアセンブリされた面
    とは反対面側に外部端子が設けられており、 前記接着により積層されたチップ、印刷配線部材および
    ボンディングワイヤーは絶縁樹脂により封止されている
    ことを特徴とする請求項2または4記載の半導体集積回
    路装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷配線部材は前記接着により積層
    されたチップを1個搭載し、前記印刷配線部材のサイズ
    は前記チップのサイズより若干大きめであり、チップサ
    イズパッケージを有することを特徴とする請求項2、
    4、5のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷配線部材は、前記接着により積
    層されたチップを複数個搭載したことを特徴とする請求
    項2、4、5のいずれか1項に記載の半導体集積回路装
    置。
  8. 【請求項8】 第1導電型の半導体基板の表層部に選択
    的に島状に複数形成された前記第1導電型とは逆導電型
    である第2導電型の第1のウエル領域、前記第1のウエ
    ル領域中に選択的に島状に形成された第1導電型の第2
    のウエル領域および少なくとも前記第2のウエル領域に
    形成された機能回路を含むチップ領域を少なくとも1個
    有する第1、第2および第3のチップと、 前記第1および第2のチップのそれぞれの裏面同士を接
    着した導電性接着剤と、 前記接着により積層された第
    1のチップの片面側と前記第3のチップの片面側とをフ
    リップチップ方式により接続固定したフリップチップ接
    続部と、 前記第3のチップの他面側がアセンブリされた印刷配線
    部材と、 前記印刷配線部材およびその上にアセンブリされた三層
    積層構造のチップを収容し、前記第2のチップの他面側
    および前記印刷配線部材上の接続端子に選択的かつ電気
    的に接続される複数の外部端子を有するパッケージとを
    具備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の第1のウエル領域中にそれぞ
    れ形成された機能回路は、互いに機能が異なっている機
    能回路であり、半導体チップの電位を揺らす機能回路を
    含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に
    記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の第1のウエル領域中にそれ
    ぞれ形成された機能回路は、不揮発性メモリ回路、アナ
    ログ回路、デジタル回路、デジタル/アナログ変換回
    路、スタティック型メモリ回路、ダイナミック型メモリ
    回路のうち、少なくとも2つを含むことを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれか1項に記載の半導体集積回路装
    置。
  11. 【請求項11】 前記複数の第1のウエル領域中にそれ
    ぞれ形成された機能回路は、全体としてメモリ回路を構
    成していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか
    1項に記載の半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 それぞれ請求項1乃至11のいずれか
    1項に記載の複数個の半導体集積回路装置と、 前記複数個の半導体集積回路装置を片面側に実装した印
    刷配線基板とを具備することを特徴とするシステム基
    板。
  13. 【請求項13】 それぞれ請求項1乃至11のいずれか
    1項に記載の複数個の半導体集積回路装置と、 前記複数個の半導体集積回路装置を両面に実装した印刷
    配線基板とを具備することを特徴とするシステム基板。
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