JPS5973298A - 工業用ロボツトの手首機構 - Google Patents

工業用ロボツトの手首機構

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JPS5973298A
JPS5973298A JP57182930A JP18293082A JPS5973298A JP S5973298 A JPS5973298 A JP S5973298A JP 57182930 A JP57182930 A JP 57182930A JP 18293082 A JP18293082 A JP 18293082A JP S5973298 A JPS5973298 A JP S5973298A
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稲垣 滋三
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0283Three-dimensional joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/1005Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements comprising adjusting means
    • B25J9/101Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements comprising adjusting means using limit-switches, -stops

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工業用ロボットの手首機構に関し、特に少くと
も二つの略直交する二軸心まわりに二つの動作自由度を
有するロボット手首のオーバートラベルおよび動作原点
を検出する検出手段を同軸配置により一つの軸心上に設
けるようにした工業用ロボットの手首機構に関する。
工業用ロボットは、ロボット腕の先にロボット手首を設
け、更に該ロボット手首の先端にロボットハンドを取付
け、このロボットハンドによって物品の把持、運搬、或
いは組立等の特殊作業等の種々のロボット動作を行うよ
うに形成されている。
このために工業用ロボットにおいては、腕、千灯にそれ
ぞれ動作自由度を与えることによってロボットハンドに
空間内における移動、誓勢変更全可能にし、次いでロボ
ットハンドの動作自由度によって把持や作業を行うこと
により所望のロボット動作を達成するように構成してい
る。従って、工業用ロボットの腕、手首の動作を駆動す
る駆動源も工業用ロボット自体に取付けられる。特に手
首の動作駆動源はロボット腕上又はロボット腕の末尾端
近くに設けられf?:、電気モータ等から該腕白に収納
された動作伝達機構を介して手首部分に回転動作を伝達
し、この回転動作から手首内に設けられた動作機構によ
り前記した膚振り動作ヤ、スイベル(旋回)動作等を得
る方式が採られる。そして手首の首振り動作、スイベル
動作等において、これ全所望の適正量に制御して目的の
ロボット動作を得るためには、ロボット制御装置に予め
教示した制御プログラムを記憶させ、この制御プログラ
ムから前記電気モータ等の駆動源に指令を与える方式が
一般的である。この場合に制御グログ2ムには動作指令
と共に手首の首振り動作、スイベル動作等の各動作が予
検定めた動作範囲を越えて無匍資動作とならないような
、所謂オーツ(−トラベル防止プログラムが一般に組み
込まれる。然しなから、このようなソフトウェア方式の
オーツ(−トラベル防と対策と共に実際に手首の各動作
部が予め定めた動作範囲を越えたときに、それを迅速に
検出し無制御動作を直ちに停止させる機構をも同時に具
備させることが、ロボットの安全対策上から必要とされ
、また手首内に組み込まれた配線、配管類の破損防止上
からも必要とされる。更に一般に電気モータを駆動源と
する工業用ロボットの手首機構では電源投入時に必ず手
首部の各動作部を動作原点に復帰させ、各動作部の位置
を確認してから所望のロボット動作を遂行させる方式が
一般的に採られており、このために動作原点検出のため
に所謂ニアゼロ検出手段が設けられる。
本発明の目的は上述したオーツクートラベル検出手段お
よび動作原点検出手段を工業用ロボットの手首に設ける
場合において、特に少くとも、略直交する二軸6回りに
二つの動作自由度を有する手首にオーバートラベル検出
手段と動作原点検出手段を設ける場合の改良構成を提供
せんとするものである。
本発明によれば、ロボット腕の先端に設けられ、少くと
も略直交する二軸心まわVに首振り動作とスイベル動作
の二つの動作自由度を有する工業用ロボットの手首にお
いて、前記首振り動作と前記スイベル動作の両動作伝達
機構における何れか一方に傘歯車機構を設けて90°の
運動方向変換をおこなうとともに前記両動作のオーバー
トラベル検出手段又は動作原点検出手段を前記直交二軸
心の一方の軸心上に同軸配置したことを特徴とする工業
用ロボットの手首機構が提供される。この場合に、本発
明の好実施例では、前記のオーバートラベル検出手段ま
たは動作検出手段が回転円板形ドグと、この回転円板円
形ドグに係合又は解離するスイッチ手段とから構成され
る。上述した本発明による手首機構によれば、手首の各
動作のオーバートラベルを該手首の動作部によって直接
検出することができるために検出精度が高く、かつ二つ
の動作の各々に就いて一つの軸心上に配設した検出手段
によってオーバートラベルとニアゼロの検出がおこなえ
るので構造のコンパクト化を達成することができるので
ある。以下1本発明を、特にロボット基体上に末尾端を
揺動可能に取付けたロボット上腕の上端にロボット前腕
を起伏動可能に枢着し、その前腕に手首を取付けた関節
腕形の工業用ロボットに適用した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本発明による手首機構が具備された関節腕形の
工業用ロボットの実施例を示す斜視図である。同第1図
において、工業用ロボットはロボット基体10を有し、
このロボット基体10は旋回基台12上で矢印11“で
示す方向に旋回可能に取付けられてい−る。取付けはボ
ルト手段等で行われる。このロボット基体10の上方端
にはロボット上腕16の末尾端がC1軸線沿いに枢着取
付けされており、従ってロボット腕16は矢印1111
で示す両方向に揺動可能に設けられている。また。
このロボット上腕16の上端部18にはロボット前腕2
0が02軸線に関し、矢印1■1で示す両方向に起伏動
可能に設けられている。このロボット前腕20はしかも
上記0□軸線から前方に延長した前腕主部22の先端2
4に手首部30が取付けられ、一方、C2軸線から後方
にも比較的短い後方延長部26を有している。また、手
首部30は手首基部32と、この手首基部32に固着さ
れた、外手首34に保持されている同手首36と、この
同手首36に取付けられたハンド保持部38とを具備し
て構成されている。手首基部32は前腕主部22に対し
て矢印“■1で示す両方向に外手首34と共に旋回自由
に形成され、捷た同手首36は、該外手首34に対して
矢印IVIで示す両方向に回転自由に形成されている。
また、上述したロボット基体10、ロボット上腕16.
ロボット前腕20、手首部30の諸動作を駆動する駆動
源が設けられており、旋回基台12に接近配置されたモ
ータM5が該基台12内の動作伝達機構を介してロボッ
ト基台10を矢印I11方向に駆動する駆動源、モータ
M1がロボット上腕16の矢印II[1方向の揺動用駆
動源、上腕16の後方に前記モータM1と平行に配設さ
れたモータ(図には現われていない)がロボット前腕2
0の矢印1■”方向の起伏動作用駆動源としてそれぞれ
設けられている。
もちろん、これらの駆動源を形成するモータとそれぞれ
の被駆動部分との間には上記の如く動作伝達機構や方向
変換機構、減速機構等の諸機構が設けられて、被駆動部
分の適正な動作制御が行われるように構成されており、
48.50はそれらの機構の一部分である。
一方、上述した前腕先端の手首部30における手首基部
32、外手首34.内手首36、ハンド保持部38の各
部の動作を駆動する駆動源として三つのモータM2. 
Ms 、 M4が前腕20の後方延長部26に対して集
合的に、つまりこの後方延長部26に対して02軸線に
関するモーメント力を作用させ、前腕20の主体部22
に対してC2軸線に関して作用するモーメントとつり合
いをとるように取付けられている。40はモータM3 
、 M4の出力軸の回転を伝達する動作伝達機構又は減
速機構が収納される機枠部分であり、また42はモータ
M2の出力軸の回転を伝達する動作伝達機構又は減速機
構が収納される機箱部分である。このように手首部30
の三自由度の動作駆動源を形成するモータM2. Ms
 、 M4が前腕20の後方延長部26に設けられるこ
とによって前腕20の02軸線まわりの平衡どりが達成
できると共に手首部30の各動作源が該手首部30から
離れた位置に設けられ、手首部30自体の重−縫軽減が
達成されていることにより、これらモータM2. Ma
、 M4の各駆動源に掛る負荷の軽減全達成できる。な
お、第1図に示した実施例は、ロボット基体10が旋回
基台上で旋回する形式の関節腕形の工業用ロボットの実
施例を示したが、水平テーブル上をロボット基体が横移
動する形式の関節形の工業用ロボットに対しても以下に
後述する本発明の手首機構は適用可能であり、更に一本
の伸縮直動腕を有し、該直動腕先端に手首を有した例え
ば円筒座標形の工業用ロボットにも適用することができ
る。
次に、第1図に示した関節腕形の工業用ロボットにおい
て、前腕20と手首部30とに設けられて手首部30に
少くとも二つの動作自由度の例として三つの動作自由度
を得るようにした動作伝達機構に就き、第2図に示す機
構略示図によって説明する。
同第2図において、手首部30の三つの動作自由度は既
述のようにモータM21 Ma1 M4 ’に駆Mjと
するが、これらのモータは外部のロボット制御装置から
の指令信号に応じて作動する電気サーボモータによって
形成される。さて、モータM2の回転駆動力は減速装置
60で減速後に前腕20の主体部22の内部に設けられ
た外軸52の内方端に設けられた一対の噛合歯車機構6
2を介して核外軸52に伝達され、この外軸52の外方
端に結合された手首基部32、外手首34に伝達されて
、外手首34を矢印■方向(第1図)に旋回動作させる
。64.64は前腕主部22と外軸52との間に挿設さ
れた回転軸受である。なお、減速装置60としては周知
のハーモニツクドジイプ(登録商標)減速装置がコンパ
クトな形状と高減速比を得られることから有利である。
また、モータM3の回転駆動力はベルトプーリ機構74
を介して上記外軸52の内側に同軸配置で設けられた中
空中軸54の内方端に設けられた、1対の重両歯車78
a、78bからなる重両噛合機構78を介して該中軸5
4に伝達される。ここで重両噛合機構邦が設けられた理
由は後述するモータM4からの回転力を伝達する動作伝
達機構と同軸配置を採ることにより、前腕20、手首部
30の両者内にコンパクトに三つの動作伝達機構を収納
すると共にモータMs、 M4を前腕20の両側に分離
配置してバツ/ス構造を得るためである。上記中軸54
に伝達された回転力は該中軸54の外方端、且つ外手首
34の内部に設けられた。一対の傘歯車80a。
80bからなる重両噛合機構80、同じく外手首34の
内部に設けられた一対のベルト・プーリ機構82を介し
て減速装置84に伝達され、該減速装@(ハーモニック
ドライブ)の出力車84aが固定された同手首36に伝
達され、該同手首36を中軸54の回転軸心に略直交す
る軸心まわりに首振り動作させるのである。すなわち、
この首振り動作が第1図に矢印sylで示した動作であ
る。
この同手首36の首振り動作は外手首34に対して矢印
WOW方向に作動するものであり、同手首36の内部に
設けられたハンド保持部38も一体となって同方向に動
作することは言うまでもない。
更にモータM4の同転駆動力はベルトプーリ機構86を
介して上記外軸52、中軸54の最も内側に同軸配置で
設けられた内軸56の内方端に設けられた、1対の傘歯
車83a、ssbからなる重両噛合機構88を介して該
内軸56に伝達される。
内軸56に伝達された回転力は該内軸56の外方端5且
つ外手首34の内部に、前述の重両噛合機構80と対向
配置によって設けられた。一対の箒歯車90 a + 
90 bからなる全歯噛合機構90.同じく外手首34
の内部に設けられた一対のベルト・プーリ機構92を介
して前述と同様にハーモニックドライブからなる減速装
置94(同手首36の内側に設けられる)に伝達され、
該減速装置94の出力車94aが固定された傘歯車96
aと噛合する傘歯車96bとからなる一対の重両噛合機
構96を介してハンド保持部38に伝達される。従って
、該バンド保持部38は第1図に矢印1wで示した内軸
56の回転中心と略同軸の軸心まゎジに旋回動作するの
である。すなわち、ハンド保持部38は同手首36に対
して矢印1■1方向に旋回し、該バンド保持部38に取
付けられるロボットハンドを同方向に旋回させるのであ
る。なお、既述の如く、モータM 21 M s + 
M <は電気サーボモータで形成されているので1手首
部30における上述した三つの自由度の動作はロボット
制御装置からの指令に従って所望の各旋回量に制御し得
ることは百うまでもない。
上述した動作伝達機構は手首部30の内部に二つの減速
装置84.94を設けることによって、前腕20中には
高速回転軸54.56’i低速回転軸52の内側に同軸
配置して、前腕20の形状を細身でかつ機械的剛性度を
向上させ得る点に大きな利点を有するが、以下に説明す
る本発明の手首機構は手首部30内には減速装置を設け
ることなく、モータM 3 +モータM4の真近にモー
タM2と同様に減速装置を配(4した実施例にも適用し
得る。
さて、上述した手首部30において、一般に同手首36
の首振り動作はその動作軸心回りに約2000前後の動
作範囲が設定されるが、これに比してハンド保持部38
には一回転(360’)またはそれ以上のスイベル動作
角度が設定される。例えば、ハンド保持部38はその軸
心に関し5時計回ジ方向に180°、反時計回り方向に
180°、りまV総計で360°の動作角度範囲を有す
るように設定され、以って所望のロボット動作を達成す
るように形成される。
依って本発明によれば、上述の機構例の場合には重両噛
合機構96において大径の重両歯車96aと小径の重両
歯車96bとの間の歯数比を適切な減速比に選定し、少
くとも大径の重両歯車96aが時計、反時計回りの各方
向に1800より少い回転角に渡って回転する間にハン
ド保持部38には所望のスイベル作動角度範囲が得られ
るように設計されるのである。このように構成すること
によって同手首36の回転軸心上に該白首36の首振り
動作におけるオーバートラベル又はニアゼロ検出手段と
、ハンド保持部38のスイベル動作におけるオーバート
ラベル又はニアゼロ検出手段との両者を同軸配置で設け
るのである。
第3図は上述したオーバートラベル検出手段およびニア
ゼロ検出手段を具備した手首部30の具体的構成例を示
す縦断面図であり、また第4図は第3図のIV−IV線
に沿う部分平面図である。なお、第3図、第4図におい
て、第2図と同参照番号は第2図に示した要素又は部分
の対応する具体安素又は部分全示している。
さて、第3図に示すように手首部30の同手首36は外
手首34に対して回転軸受100.102を介してこれ
らの軸受100,102の中心軸心まわりに首振り旋回
(第1図矢印1■′)可能に構成され、この首振り旋回
動作の回転入力は、上記軸受100.10’2の中心線
と同軸の回転軸心を有するベルト・グーり機構82の従
動側ブー!j82bから入力される。もちろん、該回転
入力は中軸54から重両噛合機構80、ベルト・プーリ
機構82の駆動側プーリ82aより伝達される。一方。
ハンド保持部38は回転軸受104.106によって回
転可能に設けられ、その回転軸心、つまり両回転軸受1
04.106の中心は前記同手首36の首振り旋回中心
に対してほぼ直交している。すなわち1手首部30は外
手首34の内部に略直交する三つの軸心のまわりに二つ
の動作自由度を有する構成が具備している。しかもハン
ド保持部38の回転入力は、ベルト・プーリ機構82の
プーリ82bと同軸に設けられたベルト・プーリ機構9
2の被駆動側プーリから入力され、1対の重両噛合機構
96で方向を変換されている。従って同手首36の首振
り旋回動作のオーバートラベル検出手段とニアゼロ(動
作原点)検出手段は、該手首36に固定したドグ保持環
に上・下二段構造を有した二つのドグ円板110a、1
10be設け、例えばドグ円板110aには首振り旋回
動作の動作限界位置にドグを突設し、該ドグによって外
手首34の予め選定した位置に設けたリミットスイッチ
、光電スイッチ等の周知の信号発生器を設けておけば首
振り旋回動作がその動作限界から逸脱するオーバートラ
ベル動作したとき、ドグ円板110aのドグが信号発生
器を作動させ、これによってオーバートラベル検出を行
うことができる。
またドグ円板110bには同じく該同手首36の動作原
点位置にドグを設け、このドグと対応して同じく信号発
生器を外手首34に固設しておけば。
信号発生器とドグ円板110bのドグとの係合状態に応
じて動作原点位置の検出および、現在、該動作原点から
どちらの方向(第1図の矢印IV1方向における何れの
矢印向きの方向)に変位しているかが検出できるのであ
る。
一方、ハンド保持部38のオーバートラベル検出手段と
ニアゼロ検出手段とは重両96aの軸首部114の端部
に上記の二つのドグ円板1108゜110bと同心に取
付けたドグ円板112a、112および上記のドグ保持
環108上に予めそれぞれ選定した位置に固設した二つ
の信号発生器、例えばリミットスイッチ等全各別に設け
ておけば、傘歯車96aの回転角からハンド保持部38
の旋回動作におけるオーバートラベル位置、動作原点位
r(/、 k検出することができる。つまり傘歯車96
aとハンド保持部38に直結した傘歯車96bは一定の
減速歯数比で常時噛合関係を保持しているからハンド保
持部38のオーバートラベル検出およびニアゼロ検出は
傘歯車96a(太径1!I )の回転角を介して検出す
ることができるのである。第4図はそれぞれのドグ円板
110a、 110b、 112a。
112bと、信号発生器として設けられたリミットスイ
ッチとの配置をしているものである。なお、第4図に示
した構成では同手首36のオーバートラベル信号とニア
ゼロ信号とを発生するリミットスイッチ120a、12
0bが円周上で同一位置に上・下に設けられ、同じくハ
ンド保持部38のオーバートラベル信号とニアゼロ信号
とを発生するリミットスイッチ122a、122bも同
じく円周上で同一位置に上・下に設けられ、それぞれカ
ム円板形状に形成されたドグ円板110a+110b。
IL2a、112bがこれ、らのリミットスイッチ12
0a、120be 122a、122bを係合又は解離
するように構成されているものである。従って第4図に
おき、110a−OTt、110a−OTzは、ドグ円
板110aがオーバートラベル検出用リミットスイッチ
120aを作動させてオーバートラベル検出を行うドグ
位置、110b−NZはドグ円板110bがニアゼロ検
出用リミットスイッチ120bと係合して動作原点にア
ゼロ点)の検出を行なうドグ位a、112 a −0T
t + 112a−OTxはドグ円板112aがオーバ
ートラベル検出用リミットスィッチ122ai作動させ
てオーバートラベル検出を行うドグ位置、112b−N
Zはドグ円板112bがニアゼロ検出用リミットスイッ
チ122bと係合して動作原点の検出を行なうドグ位置
である。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、工業用
ロボットにおける手首におき、少くとも略直交する二軸
心のまわりに二つの動作自由度を有する場合にこれらの
動作のオーバートラベル検出と、各動作部のニアゼロ検
出と全同心にコンパクトに配設したそれぞれのオーバー
トラベル検出手段とニアゼロ検出手段とによって検出を
行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による手首機構を具備し次工業用ロボッ
トの例として関節腕形の工業用ロボットの外形構造を示
す実施例の斜視図、第2図は同ロボットに適用される手
首に対する動作伝達機構の構成実施例を示す機構略示図
、第3図は本発明による手首機構の具体的構成例を示す
縦断面図、第4図は第3図のfV−IV線に沿う矢視平
面図。 10・・・ロボット基体、16・・・ロボット上腕、2
0・・・ロボット前腕、30・・・手首部、34・・・
外手首、36・・・同手首、38・・・ハンド保持部、
80゜90.96−・・重両噛合機構、110a、11
0b。 112a、112b−=ドグ円板、120a、120b
。 122a、122b・・・リミットスイッチ。 特許出願人 ファナック株式会社 特許′出願代理人 弁理士 青 木    朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士  中  山  恭  介 弁理士  山  口  昭  之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロボット腕の先端に設けられ、少くとも略直交する
    二軸心まわりに首振り動作とスイベル動作の二つの動作
    自由度を有する工業用ロボットの手首において、前記首
    振り動作と前記スイベル動作の両動作伝達機構における
    何れか一方に重両歯車機構全段けて90°の運動方向変
    換をおこなうとともに前記両動作のオーバートラベル検
    出手段または動作原点検出手段を前記直交二軸心の一方
    の軸心上に同軸配置したこと全特徴とする工業用ロボッ
    トの手首機構。 2、 前記オーバートラベル検出手段″!!たは動作原
    点検出手段は回転円板形ドグと、該回転円板形ドグに保
    合又は解離するスイッチ手段とから構成される特許請求
    の範囲第1項に記載の工業用ロボットの手首機構。 3、 前記スイッチ手段をリミットスイッチによって形
    成してなる特許請求の範囲第2項に記載の工業用ロボッ
    トの手首機構。
JP57182930A 1982-10-20 1982-10-20 工業用ロボツトの手首機構 Granted JPS5973298A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57182930A JPS5973298A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 工業用ロボツトの手首機構
EP19830903401 EP0122942A4 (en) 1982-10-20 1983-10-20 WRIST FOR INDUSTRIAL ROBOTS.
PCT/JP1983/000368 WO1984001539A1 (en) 1982-10-20 1983-10-20 Wrist mechanism for industrial robot
US06/624,508 US4586868A (en) 1982-10-20 1983-10-20 Wrist mechanism of an industrial robot

Applications Claiming Priority (1)

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