JPH03128098A - ドライクリーニング機における静電気発生の抑制方法及び静電気の発生を抑制するドライクリーニング機 - Google Patents

ドライクリーニング機における静電気発生の抑制方法及び静電気の発生を抑制するドライクリーニング機

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JPH03128098A
JPH03128098A JP26775489A JP26775489A JPH03128098A JP H03128098 A JPH03128098 A JP H03128098A JP 26775489 A JP26775489 A JP 26775489A JP 26775489 A JP26775489 A JP 26775489A JP H03128098 A JPH03128098 A JP H03128098A
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JP
Japan
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dry cleaning
static electricity
spray
washing
generation
Prior art date
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Pending
Application number
JP26775489A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Nakagawa
中川 哲二
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Yamamoto Seisakusho Inc
Original Assignee
Yamamoto Seisakusho Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、洗濯槽内部での爆発の起因となる静電気の発
生を抑制する方法及び当該方法を実施するための静電気
の発生を抑制するドライクリーニング機に関するもので
ある。
[従来の技術] 一般工業用ドライクリーニング機に於いて、運転中に洗
濯槽内部で、洗物、溶剤0回転体、ケーシング等の相互
の摩擦、剥離、衝突及び流体の流動作用によって静電気
が発生し、導電性のない物体にitするものとなる。一
方、洗濯槽の回転ドラム内に注入する石油系のドライク
リーニング溶剤は徐々に揮発して洗濯槽内部の空気と混
合し、溶剤の揮発濃度が高まると洗濯槽内の空間に爆発
性雰囲気を形成する可能性がある。これにより、前記の
如く発生した静電気がスパークすると、爆発事故を引き
起こす恐れがあり、過去に爆発による災害やドライクリ
ーニング機の損壊等の事故が生じたことがあった。
従来、上記爆発事故を未然に防止するために、各メーカ
ーに於いて、抱水機能を有するソープを含有した帯電防
止剤が市販されている。
[発明が解決しようとする課題1 しかし、上述のような従来技術においては、以下の理由
により、静電気の発生を抑制する機能に乏しいものであ
り、以前として爆発事故を引き起こす危険性があった。
(1)帯電防止剤には持続性がなく、投入後の初期段階
のみしかその効果を期待することが出来ない。
(2)流し洗い、溜め洗い、脱水等のクリーニング工程
において、大気湿度が低湿度状態であると、ソープ投入
後の初期時点でさえ、その効果が十分に発揮され得ない
ものとなる。
本発明は、上記従来技術の欠点を改善する目的でなされ
たものであり、洗濯槽内部での爆発の起因となる静電気
の発生を抑制する方、法及び当該方法を実施するための
静電気の発生を抑制するドライクリーニング機を提供す
るものである。
c問題点を解決するための手段] 本発明を概説すれば、本発明の内、第1の発明は、ドラ
イクリーニング機における静電気発生の抑制方法に関す
る発明であって、流し洗い、溜め洗い、脱水等の各種の
ドライクリーニング工程時に、洗濯イa内を適宜に加湿
することを特徴とするものである。
また、第2の発明は、上記第1発明を実施するための静
電気の発生を抑制するドライクリーニング機であって、
電磁弁(1)を介して適宜量の給水を受ける噴霧発生タ
ンク(2)と、噴霧発生タンク(2〉の底部に設けた振
動子(3)と、噴霧発生タンク(2)に連通ずるファン
(4)と、一端を洗濯槽のケーシング(5)内に連通し
、他端を噴霧発生タンク(2)に貫通した噴霧送り出し
管(6)とにより成る加湿装置を設けたことを#徴とす
るものである。
[作用] 本発明は上述の如き方法から成るものであり、先ず、第
1発明においては、各種のドライクリーニング工程時に
、洗濯槽内を適宜に加湿することで、洗物、溶剤1回転
体、ケーシング、内部空間に水分を与え、水の性質によ
り上記の各部材の導電性を高めることが出来、静電気が
発生しても素早く逃がし得るものとなって、f’l々位
は格段と低くなる。
また、第2発明においては、噴霧発生タンク(2)の底
部に設けた振動子(3)からの振動によって、当該噴霧
発生タンク(2)内の永が圧縮、膨張されて、水面から
噴霧が発生し、ファン(4)から送風された気流と共に
、噴霧は噴n発生タンク(2)内に貫通した噴霧送り出
し管(6)内を移行して、洗濯槽のケーシング(5)内
に噴出するものとなる。
[実施例] 以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(方法例) 第3図に示す、JIS  L1021のストロール法に
準拠した方法を採用した実験装置により、本発明の静電
気発生の抑制力について実証する。実験装置の構造の概
略は、駆動用モーター(7)によりベルト(8)を介し
てプーリ(9)を回転させ、該プーリ(9)を介して駆
動軸(10)を回転させ、該駆動軸(10)に連結した
回転体(11)をケーシング(5)内で回転させる。ケ
ーシング(5)の上方には、噴n発生タンク(2)に貫
通させた噴霧送り出し管(6)の先端を連通させておき
、噴霧発生タンク(2)内で生成された噴霧を、噴霧送
り出し管(6)内に通して、ケーシング(5〉内の洗濯
槽に充満させる。ケーシング(5)の前面には開閉蓋(
12)が設けられて43す、該開閉M(12)の洗濯槽
側の側面に銅製の/!5能板(13A)を取付け、リー
ド線を介してケーシング(5)の外部の1!!2+能板
(13B、)に取出し、プローブ(14)によって検知
し、帯電位計(15〉を介して記録計(16)により電
圧の測定を行う、尚、帯電位計(15)は、春日電機株
式会社製造に係るKS−525(集電式)を用い、記録
計(16)は、東亜電波工業株式会社製造に係るINR
−141Aを用いて、帯電位の計測及び記録を行なう。
上記装置により実験をした結果、各種のドライクリーニ
ング工程時において、予め溶剤に何も添加していない状
態と溶剤へf電防止剤を添加した状態での各条件下にお
けるf電位圧を各々測定し、一方、前記各条件に加湿条
件を付加した場合における帯電位圧を測定し、両者を比
較検討すると、何れの場合にも加湿した方の帯電位圧が
約4〜5KV低くなることが判明した。上記の内、より
安全な方法を選択すれば、溶剤へ帯電防止剤を添加し、
本発明方法である各種のドライクリーニング工程時に適
宜洗濯槽内へ加湿することで、最大でも[11位圧が2
.8KVとなり、当該値は安全圏となることが確認出来
た。
尚、著者;労働省産業安全研究所、発行所;社団法人産
業安全技術協会に係る刊行物「静電気安全指針J  (
4,3,3,488゛−3月発行)による不導体の爆発
、火災を防止するための帯電位の指標は、安全圏を5K
V以内としている。また、クリーニング業界でのドライ
クリーニング機に使用される石油系溶剤の最小着火エネ
ルギーは、0. 1〜1mJであるため上記の5KVの
値が適用され、その安全係数は4〜6倍となっている。
(・m域側) 本発明に係る静電気の発生を卯制するドライクリーニン
グ機の一実施例は、第1図及び第2図じ示す如くであり
、以下に詳説する。
噴霧発生タンク(2)側面には、i! 51m弁(1)
を介した水供給管(17)を設けている。
噴霧発生タンク(2)の底部には励振回路(18)に直
結した振動子(3)を設け、又内部の適所社はフロート
スイッチ(19)を設置する。当該フロートスイッチ(
19)は前記電磁弁(1)の開閉を制御し、更に励振回
路(18)への通電を制御する。即ち、噴霧発生タンク
(2)内でt!IInを発生させることにより、液位が
一定以下となるとフロートスイッチ(19)が感知して
、電磁弁(1)を開き、水道水が水供給管(17)を通
って噴霧発生タンク(2)内へ供給され、液位が一定に
なるとフロートスイッチ(19)が感知し、電磁弁(1
)が閉じるものとなり、又噴霧発生タンク(2)内に水
が一定液位以上にないときは励振回路(18)への通電
が遮断され振動子(3)の振動が停止するものとなる。
また、噴霧発生タンク(2)の上方側面には、外部に設
けたファン(4)のダクトを連通させ、ファン(4)に
より当該タンク(2)内に送風する。
更に、第1図に示す如く、一端をドライクリーニング機
の洗m 49におけるケーシング(5)内に連通し、他
端を噴霧発生タンク(2)内に貫通させて噴霧送り出し
管(6)を設ける。この場合、噴霧送り出し管(6)の
01tn発生ダクト(2)への貫通程度は、貫通させた
噴霧送り出し管(6)の先端部が制御される液位面より
適宜間隔をおいて上方側に位置するように貫通させるも
のとし、又噴霧送り出し管(6)のケーシング(5)側
の先端部はケーシング(5)と回転体(11)間の気層
部分に開口していればよいが、ドライクリーニング機の
運転中は回転体(11)の回転により液層が移動するた
め、なるべく停止状態の液位から離れた位置に当・該先
端部を設ける。
以上の構成に係る本発明の加湿装置を設けたドライクリ
ーニング機は、噴霧発生タンク(2)内に一定の液位ま
で水が溜ると、励振回路(18)に通電され振動子(3
)が振動し、水中において圧縮、膨張が繰り返され、水
面より噴霧が発生するものとなり、ファン(4)により
発生した気流と共にケーシング(5)内に送り出されて
、洗濯槽内に充満するものとなる。
尚、第1図中、(20)は溶剤槽、(21)はポンプ、
(22)はフィルターである。
[発明の効果コ 以上詳述したように、本発明によれば以下の効果を奏す
る。
各種のドライクリーニング工程時に、洗濯槽内を適宜に
加湿することで、各部材の導電性を高め、静電気が発生
しても素早く逃がし得るものとなり、帯電々位は格段に
低くなってスパークを起こすことがなく、これにより、
揮発した溶剤等の可燃性物質が空気中の酸素と混合し、
その濃度が爆発性雰囲気を形成している場合でも、爆発
を誘引することがなく、爆発による災害やドライクリ−
ニゲ機の損壊を生じることがなくなり、各種のクリーニ
ング工程時における安全性が格段と高まるものとなる。
4、
【図面の簡単な説明】
第1図は第2発明に係るドライクリーニング機の実施例
を示す構成概略図、第2図は第2発明の構成要部である
加湿装置の実施例を示す構成概略図、第3図は実験装置
の構成概略図である。 (1)・・・電磁弁 (2)  ・・噴霧発生タンク (3)  ・振動子  (4) (5)・・・ケーシング (6)・・・噴霧送り出し管 (7)  ・・駆動用モーター (8)・ ・ベルト  (9) (10)・・駆動it![h   (11)(12)・
・開閉ii   (13A)(13B) ・感能板  
(14) (15)  ・帯電位針 (16) (17)  ・水供給管 (18) (19)  ・フロートスイッチ (20)・・溶剤槽  (21) (22)・ ・フィルター ・ファン ・プーリ ・回転体 ・感能板 ・プローブ ・記録計 ・励振回路 ・ポンプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流し洗い、溜め洗い、脱水等の各種のドライクリー
    ニング工程時に、洗濯槽内を適宜に加湿することを特徴
    とするドライクリーニング機における静電気発生の抑制
    方法。 2、電磁弁(1)を介して適宜量の給水を受ける噴霧発
    生タンク(2)と、噴霧発生タンク(2)の底部に設け
    た振動子(3)と、噴霧発生タンク(2)に連通するフ
    ァン(4)と、一端を洗濯槽のケーシング(5)内に連
    通し、他端を噴霧発生タンク(2)に貫通した噴霧送り
    出し管(6)とにより成る加湿装置を設けた静電気の発
    生を抑制するドライクリーニング機。
JP26775489A 1989-10-13 1989-10-13 ドライクリーニング機における静電気発生の抑制方法及び静電気の発生を抑制するドライクリーニング機 Pending JPH03128098A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7695524B2 (en) * 2003-10-31 2010-04-13 Whirlpool Corporation Non-aqueous washing machine and methods

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973298A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 ファナック株式会社 工業用ロボツトの手首機構

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