JPH0972359A - ベンチレーテッドディスク - Google Patents
ベンチレーテッドディスクInfo
- Publication number
- JPH0972359A JPH0972359A JP26062895A JP26062895A JPH0972359A JP H0972359 A JPH0972359 A JP H0972359A JP 26062895 A JP26062895 A JP 26062895A JP 26062895 A JP26062895 A JP 26062895A JP H0972359 A JPH0972359 A JP H0972359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- penetrating holes
- disk
- thick thickness
- holes
- pads
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D2069/004—Profiled friction surfaces, e.g. grooves, dimples
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】リブへの蓄熱が起こりにくいベンチレーテッド
ディスクを得る。 【解決手段】アウタディスク2とリブ5とインナディス
ク3とから形成される厚肉部6に、アウタディスク2か
らリブ5を経てインナディスク3に至る軸方向の貫通孔
7,8を半径方向に2個ずつ並設する。貫通孔7を、厚
肉部6の外縁部と中央部とに設け、貫通孔8を厚肉部6
の内縁部と中央部とに設け、貫通孔7と貫通孔8とを互
い違いに配設する。
ディスクを得る。 【解決手段】アウタディスク2とリブ5とインナディス
ク3とから形成される厚肉部6に、アウタディスク2か
らリブ5を経てインナディスク3に至る軸方向の貫通孔
7,8を半径方向に2個ずつ並設する。貫通孔7を、厚
肉部6の外縁部と中央部とに設け、貫通孔8を厚肉部6
の内縁部と中央部とに設け、貫通孔7と貫通孔8とを互
い違いに配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクブレーキ
のベンチレーテッドディスクに関するものである。
のベンチレーテッドディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧接部内部に冷却風通路を備えたベンチ
レーテッドディスクブレーキのロータにおいて、前記冷
却風通路の内周側冷却風取入口に、冷却風通路に向けて
冷却風を導入させる導風体を、内方向に一体突設したも
のが知られている(実開昭58−82540号公報参
照)。
レーテッドディスクブレーキのロータにおいて、前記冷
却風通路の内周側冷却風取入口に、冷却風通路に向けて
冷却風を導入させる導風体を、内方向に一体突設したも
のが知られている(実開昭58−82540号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のベンチ
レーテッドディスクでは、冷却風通路に面するアウタデ
ィスクおよびインナディスクの各部位は、放熱が良好で
あるが、アウタディスクとリブとインナディスクとから
形成される軸方向の厚肉部の摺動面部は放熱が悪く、該
厚肉部に熱が溜まりやすいという問題点がある。。そこ
で、本発明は上記問題点を解消するためになされたもの
であり、該厚肉部への蓄熱の少ないベンチレーテッドデ
ィスクを提供することを課題とする。
レーテッドディスクでは、冷却風通路に面するアウタデ
ィスクおよびインナディスクの各部位は、放熱が良好で
あるが、アウタディスクとリブとインナディスクとから
形成される軸方向の厚肉部の摺動面部は放熱が悪く、該
厚肉部に熱が溜まりやすいという問題点がある。。そこ
で、本発明は上記問題点を解消するためになされたもの
であり、該厚肉部への蓄熱の少ないベンチレーテッドデ
ィスクを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るベンチレー
テッドディスクは、アウタディスクとリブとインナディ
スクとから形成される軸方向の厚肉部に、軸方向の貫通
孔を設けたことを特徴とする。
テッドディスクは、アウタディスクとリブとインナディ
スクとから形成される軸方向の厚肉部に、軸方向の貫通
孔を設けたことを特徴とする。
【0005】アウタディスクとリブとインナディスクと
から形成される軸方向の厚肉部に、軸方向の貫通孔を設
けると、該貫通孔の壁面からの放熱および該厚肉部内へ
の空気の流通が可能となり、ブレーキ制動時に該厚肉部
に発生する摩擦熱の放熱が良好になり、該厚肉部への蓄
熱が減少する。また、該厚肉部は剛性が高いため、該貫
通孔が変形しにくく、ベンチレーテッドディスクを長期
間使用しても該貫通孔の壁面には亀裂が発生しにくい。
から形成される軸方向の厚肉部に、軸方向の貫通孔を設
けると、該貫通孔の壁面からの放熱および該厚肉部内へ
の空気の流通が可能となり、ブレーキ制動時に該厚肉部
に発生する摩擦熱の放熱が良好になり、該厚肉部への蓄
熱が減少する。また、該厚肉部は剛性が高いため、該貫
通孔が変形しにくく、ベンチレーテッドディスクを長期
間使用しても該貫通孔の壁面には亀裂が発生しにくい。
【0006】
【発明の実施の形態】貫通孔の形状は、円柱状、多角柱
状等の種々の形態で実施できる。貫通孔は、隣接する厚
肉部に互い違いに配設されてもよく、同一円周上に配設
されてもよい。リブは、半径方向に放射状に形成された
ものや、円弧状に形成されたもの等を用いることができ
る。
状等の種々の形態で実施できる。貫通孔は、隣接する厚
肉部に互い違いに配設されてもよく、同一円周上に配設
されてもよい。リブは、半径方向に放射状に形成された
ものや、円弧状に形成されたもの等を用いることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜2に基づいて
説明する。ベンチレーテッドディスク1は、環状のアウ
タディスク2と環状のインナディスク3とアウタディス
ク2の内周縁部に連結された有底円筒状のハット部4と
を有しており、該両ディスク2,3の間には該両ディス
ク2,3を連結するリブ5が半径方向に放射状に設けら
れている。
説明する。ベンチレーテッドディスク1は、環状のアウ
タディスク2と環状のインナディスク3とアウタディス
ク2の内周縁部に連結された有底円筒状のハット部4と
を有しており、該両ディスク2,3の間には該両ディス
ク2,3を連結するリブ5が半径方向に放射状に設けら
れている。
【0008】アウタディスク2とリブ5とインナディス
ク3とから形成される軸方向の厚肉部6には、半径方向
に円柱状の貫通孔7,8が2個づつ並設されている。貫
通孔7は厚肉部6の外縁部と中央部とに設けられ、貫通
孔8は厚肉部6の内縁部と中央部とに設けられ、貫通孔
7と貫通孔8とが互い違いに配設され、厚肉部6の放熱
面積を増加させて厚肉部6の放熱性を高めている。
ク3とから形成される軸方向の厚肉部6には、半径方向
に円柱状の貫通孔7,8が2個づつ並設されている。貫
通孔7は厚肉部6の外縁部と中央部とに設けられ、貫通
孔8は厚肉部6の内縁部と中央部とに設けられ、貫通孔
7と貫通孔8とが互い違いに配設され、厚肉部6の放熱
面積を増加させて厚肉部6の放熱性を高めている。
【0009】次に、ベンチレーテッドディスク1の作用
について説明する。該両ディスク2,3とパッド(図示
せず)とが摩擦係合する際に、摩擦熱及びガスが発生
し、該両ディスク2,3に発生した摩擦熱は、アウタデ
ィスク2,インナディスク3,リブ5の各表面及び貫通
孔7,8の壁面から外部に放出され、摩擦熱が厚肉部6
に蓄熱されない。また、パッド(図示せず)から発生し
たガスは、パッド(図示せず)と厚肉部6とが摩擦係合
する際に、貫通孔7,8内に一時的に蓄えられ、パッド
(図示せず)が貫通孔7,8上を通過した後、貫通孔
7,8から外部に放出され、フェード現象の発生が抑制
される。さらに、厚肉部6は剛性が高いため、貫通孔
7,8の変形が起こりにくく、ベンチレーテッドディス
ク1を長期間使用しても貫通孔部7,8の壁面に亀裂が
発生しにくい。
について説明する。該両ディスク2,3とパッド(図示
せず)とが摩擦係合する際に、摩擦熱及びガスが発生
し、該両ディスク2,3に発生した摩擦熱は、アウタデ
ィスク2,インナディスク3,リブ5の各表面及び貫通
孔7,8の壁面から外部に放出され、摩擦熱が厚肉部6
に蓄熱されない。また、パッド(図示せず)から発生し
たガスは、パッド(図示せず)と厚肉部6とが摩擦係合
する際に、貫通孔7,8内に一時的に蓄えられ、パッド
(図示せず)が貫通孔7,8上を通過した後、貫通孔
7,8から外部に放出され、フェード現象の発生が抑制
される。さらに、厚肉部6は剛性が高いため、貫通孔
7,8の変形が起こりにくく、ベンチレーテッドディス
ク1を長期間使用しても貫通孔部7,8の壁面に亀裂が
発生しにくい。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、アウタディスクとリブ
とインナディスクとから形成される軸方向の厚肉部に、
軸方向の貫通孔を設けたので、ベンチレーテッドディス
クの放熱性が向上すると共にフェード現象の発生が回避
でき、さらに、長期使用しても亀裂が発生しにくい。
とインナディスクとから形成される軸方向の厚肉部に、
軸方向の貫通孔を設けたので、ベンチレーテッドディス
クの放熱性が向上すると共にフェード現象の発生が回避
でき、さらに、長期使用しても亀裂が発生しにくい。
【図1】本発明の実施例であるベンチレーテッドディス
クの一部断面を含む平面図である。
クの一部断面を含む平面図である。
【図2】上記実施例のA−A断面図である。
1 ベンチレーテッドディスク 2 アウタディスク 3 インナディスク 5 リブ 7 貫通孔 8 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 アウタディスクとリブとインナディスク
とから形成される軸方向の厚肉部に、軸方向の貫通孔を
設けたことを特徴とするベンチレーテッドディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26062895A JPH0972359A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ベンチレーテッドディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26062895A JPH0972359A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ベンチレーテッドディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972359A true JPH0972359A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17350568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26062895A Pending JPH0972359A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ベンチレーテッドディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0972359A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10235109A1 (de) * | 2002-08-01 | 2004-02-19 | Bayerische Motoren Werke Ag | Belüftete Bremsscheibe mit zwei gelochten Reibringen |
KR100476261B1 (ko) * | 2002-11-27 | 2005-03-17 | 현대자동차주식회사 | 차량용 디스크 브레이크 |
JP2013534604A (ja) * | 2010-07-19 | 2013-09-05 | ヴィソカ スコラ バンスカ − テクニカ ユニヴェルシタ オストラヴァ | カバーを備えた軸方向および放射方向に冷却されるブレーキディスク |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP26062895A patent/JPH0972359A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10235109A1 (de) * | 2002-08-01 | 2004-02-19 | Bayerische Motoren Werke Ag | Belüftete Bremsscheibe mit zwei gelochten Reibringen |
KR100476261B1 (ko) * | 2002-11-27 | 2005-03-17 | 현대자동차주식회사 | 차량용 디스크 브레이크 |
JP2013534604A (ja) * | 2010-07-19 | 2013-09-05 | ヴィソカ スコラ バンスカ − テクニカ ユニヴェルシタ オストラヴァ | カバーを備えた軸方向および放射方向に冷却されるブレーキディスク |
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