JPS59194139A - ベンチレ−テツドブレ−キデイスク - Google Patents
ベンチレ−テツドブレ−キデイスクInfo
- Publication number
- JPS59194139A JPS59194139A JP6645983A JP6645983A JPS59194139A JP S59194139 A JPS59194139 A JP S59194139A JP 6645983 A JP6645983 A JP 6645983A JP 6645983 A JP6645983 A JP 6645983A JP S59194139 A JPS59194139 A JP S59194139A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- rib
- disc
- pad
- frictional
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/12—Discs; Drums for disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D2065/13—Parts or details of discs or drums
- F16D2065/1304—Structure
- F16D2065/1308—Structure one-part
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D2065/13—Parts or details of discs or drums
- F16D2065/1304—Structure
- F16D2065/1328—Structure internal cavities, e.g. cooling channels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、自動車等のディスクブレーキ用のベンチレ
ーテッドブレーキディスクに関する。
ーテッドブレーキディスクに関する。
従来のベンチレーテッドブレーキディスクとL7ては、
例えば、実開昭56−56940号公報にラフパッドが
圧接されるリング状をなすアウタ摩擦部と、そのディス
クブレーキのインナパッドが圧接されるリング状をなす
インナ摩擦部とを有する。両摩擦部は、これらの間に介
在され且つ放射状に延びる多数のリブによυ連結されて
いて、互いに隣9合うリブ間に、該リブ°の数と同数の
通風孔がそれぞれ形成されている。そして、°両摩擦部
は、これらの軸方向と平行に延びて各通風孔を横切るよ
うに設けられた多数の円柱状をなす連結片によっても連
結されている。さらに、両摩擦部の各通風孔側の面には
、互いに他方の摩擦部側に突出する多数の円錐状をなす
突起が設けられていて、これら突起及び連結片によシそ
の表面積を増大させて、放熱効率の向上を図っている。
例えば、実開昭56−56940号公報にラフパッドが
圧接されるリング状をなすアウタ摩擦部と、そのディス
クブレーキのインナパッドが圧接されるリング状をなす
インナ摩擦部とを有する。両摩擦部は、これらの間に介
在され且つ放射状に延びる多数のリブによυ連結されて
いて、互いに隣9合うリブ間に、該リブ°の数と同数の
通風孔がそれぞれ形成されている。そして、°両摩擦部
は、これらの軸方向と平行に延びて各通風孔を横切るよ
うに設けられた多数の円柱状をなす連結片によっても連
結されている。さらに、両摩擦部の各通風孔側の面には
、互いに他方の摩擦部側に突出する多数の円錐状をなす
突起が設けられていて、これら突起及び連結片によシそ
の表面積を増大させて、放熱効率の向上を図っている。
また、アウタ摩擦部の半径方向内側には、リング状をな
す取付部が連続して一体に形成されていて、この取付部
を車輪側部材に固定することによシ、このベンチレーテ
ッドブレーキディスクが車輪側に固設される。
す取付部が連続して一体に形成されていて、この取付部
を車輪側部材に固定することによシ、このベンチレーテ
ッドブレーキディスクが車輪側に固設される。
而して、ベンチレーテッドブレーキディスクは車輪と共
に回転し、その両摩擦部外側の各摩擦面に、ディスクブ
レーキのアウタバット及びインナパッドがそれぞれ圧接
されると、車両の持つ運動エネルギが、各パッドとこれ
(で対応する各摩擦部との間に発生する熱エネルギに変
化し、このエネルギ変換によって制動力が得られる。こ
の場合、エネルギ変換によって生じだ熱エネルギは、各
摩擦面を含む両摩擦部、リブ、連結片、突起のそれぞれ
の表面及び取付部の表面から外気中に放出される。
に回転し、その両摩擦部外側の各摩擦面に、ディスクブ
レーキのアウタバット及びインナパッドがそれぞれ圧接
されると、車両の持つ運動エネルギが、各パッドとこれ
(で対応する各摩擦部との間に発生する熱エネルギに変
化し、このエネルギ変換によって制動力が得られる。こ
の場合、エネルギ変換によって生じだ熱エネルギは、各
摩擦面を含む両摩擦部、リブ、連結片、突起のそれぞれ
の表面及び取付部の表面から外気中に放出される。
しかしながら、このような従来のベンチレーテッドブレ
ーキディスクにあっては、アウタ摩擦部とインナ摩擦部
とのいずれも突起を設ける反面、アウタ摩擦部にのみ連
続させて取付部を設ける構造となつ−Cいたため、アウ
タ摩擦部に生じた熱エネルギの一部が取付部に伝達され
、この取付部の表面から外気中に放出され、あるいは、
車体側部材に吸収される等して、インナ摩擦部側の放熱
効率よシもアウタ摩擦部側の放熱効率の方が高く、その
ため、アウタ摩擦部とインナ摩擦部との間に温度差が生
じていた。その結果、前記温度差より、アウタ摩擦部と
インナ摩擦部との間に熱膨張の差が生じ、アウタ摩擦部
よりもインチ摩擦部の方が大きく変形して、両摩擦部の
各摩擦面の外側がアウタパッド側に傾いていた。
ーキディスクにあっては、アウタ摩擦部とインナ摩擦部
とのいずれも突起を設ける反面、アウタ摩擦部にのみ連
続させて取付部を設ける構造となつ−Cいたため、アウ
タ摩擦部に生じた熱エネルギの一部が取付部に伝達され
、この取付部の表面から外気中に放出され、あるいは、
車体側部材に吸収される等して、インナ摩擦部側の放熱
効率よシもアウタ摩擦部側の放熱効率の方が高く、その
ため、アウタ摩擦部とインナ摩擦部との間に温度差が生
じていた。その結果、前記温度差より、アウタ摩擦部と
インナ摩擦部との間に熱膨張の差が生じ、アウタ摩擦部
よりもインチ摩擦部の方が大きく変形して、両摩擦部の
各摩擦面の外側がアウタパッド側に傾いていた。
したがって、アウタバット及びインナパッドと、両パッ
ドに各対面する摩擦面との間に片当りが生じ、両パッド
が偏摩耗されたり、ブレーキ鳴きを起こす要因ともなっ
ていた。しかも、アウタパッドは、ディスクブレーキの
、ブレーキディスクの半径方向外側に配設されたキャリ
パの爪部分によシ押圧さ1%で移動するが、この爪部分
は片持ばり状をなすため、爪部分の自由端側の押圧力よ
りも固定端側の押圧力の方が犬きくなシ、これによって
、アウタパッドの固定端側(ブレーキディスク 3− の半径方向外側)の摩耗が助長され、所定の制置I力を
得るために必要なブレーキ液量が多量に必要とされると
いう問題があった。
ドに各対面する摩擦面との間に片当りが生じ、両パッド
が偏摩耗されたり、ブレーキ鳴きを起こす要因ともなっ
ていた。しかも、アウタパッドは、ディスクブレーキの
、ブレーキディスクの半径方向外側に配設されたキャリ
パの爪部分によシ押圧さ1%で移動するが、この爪部分
は片持ばり状をなすため、爪部分の自由端側の押圧力よ
りも固定端側の押圧力の方が犬きくなシ、これによって
、アウタパッドの固定端側(ブレーキディスク 3− の半径方向外側)の摩耗が助長され、所定の制置I力を
得るために必要なブレーキ液量が多量に必要とされると
いう問題があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであシ、リプの中心線よりインナパッド側のリプ
部とインチ摩擦部とを加えた体積を、アウタパッド側の
リブ部とアウタ摩擦部とを刃口えた体積よシも増加させ
ると共に、インナパッド側のリブ部とインナー摩擦部と
の練熟容量を、アウタパッド側のリプ部とアウタ摩擦部
と車体取付部との練熟容量に均衡させることにより、両
摩擦部の温朋差をなくし又はその差を小さく +、て、
アウタパッド及びインナパッドが圧接される各摩擦面の
傾きを防止又は抑制し、もって、上記問題を解決するこ
とを目的としている。
たものであシ、リプの中心線よりインナパッド側のリプ
部とインチ摩擦部とを加えた体積を、アウタパッド側の
リブ部とアウタ摩擦部とを刃口えた体積よシも増加させ
ると共に、インナパッド側のリブ部とインナー摩擦部と
の練熟容量を、アウタパッド側のリプ部とアウタ摩擦部
と車体取付部との練熟容量に均衡させることにより、両
摩擦部の温朋差をなくし又はその差を小さく +、て、
アウタパッド及びインナパッドが圧接される各摩擦面の
傾きを防止又は抑制し、もって、上記問題を解決するこ
とを目的としている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、この発明の一実施例を示す図であ
る。
る。
壕ず、構成を説明すると、図中1がアウタ摩擦部であり
、2はインチ摩擦部である。両摩擦部1゜ 4− 2は、共にリング状をなし且つ軸方向に所定間隔おいて
互いに対面するように配置している。アウタ摩擦部1の
、インナ摩擦部2側とは反対側の面にはアウタ摩擦面1
aを有1〜、このアウタ摩擦面1aには、ディスクブレ
ーキ6のアウタパッド4の摩擦材が圧接される。また、
インナ摩擦部2の、アウタ摩擦部1側とは反対側の面に
はインナ摩擦面2aを有し、このインナ摩擦面2aには
、ディスクブレーキ3のインナパッド5の摩擦材が圧接
される1、 アウタ摩擦部1とインナ摩擦部2とは、これらの間に介
在され且つ両摩擦部1,2の軸心線を中心と17で放射
状に延びる多数のリブ6によシ連結していて、互いに隣
シ合9リプ6間に、該リプ6の数と同数の通風孔7をそ
れぞれ形成している。
、2はインチ摩擦部である。両摩擦部1゜ 4− 2は、共にリング状をなし且つ軸方向に所定間隔おいて
互いに対面するように配置している。アウタ摩擦部1の
、インナ摩擦部2側とは反対側の面にはアウタ摩擦面1
aを有1〜、このアウタ摩擦面1aには、ディスクブレ
ーキ6のアウタパッド4の摩擦材が圧接される。また、
インナ摩擦部2の、アウタ摩擦部1側とは反対側の面に
はインナ摩擦面2aを有し、このインナ摩擦面2aには
、ディスクブレーキ3のインナパッド5の摩擦材が圧接
される1、 アウタ摩擦部1とインナ摩擦部2とは、これらの間に介
在され且つ両摩擦部1,2の軸心線を中心と17で放射
状に延びる多数のリブ6によシ連結していて、互いに隣
シ合9リプ6間に、該リプ6の数と同数の通風孔7をそ
れぞれ形成している。
さらに、アウタ摩擦部10半径方向内側には、それ自体
をホイールハブ等の車体側部材(図中略)に固定するた
めの取付部8を連続して形成している。
をホイールハブ等の車体側部材(図中略)に固定するた
めの取付部8を連続して形成している。
取付部8はリング状をなし、且つその半径方向0.)中
途部分にはボルト穴9が複数個設けてあり、ξれらボル
ト穴9に挿通されるボルトによって、この取付部8が車
輪側部材に固定される。
途部分にはボルト穴9が複数個設けてあり、ξれらボル
ト穴9に挿通されるボルトによって、この取付部8が車
輪側部材に固定される。
アウタ摩擦部1、インナ摩擦部2、リブ6及び取付部8
は連続しそ一体に形成されていて、アウタ摩擦部1と、
リブ6の中心HAよりアウタパッド4側のリブ部6aと
、取付部8とによってアウタ側ディスク部が形成され、
また、インチ摩擦部2と、インナパッド側のリブ部6b
とによってインナ側ディスク部が形成される。そして、
アウタ側ディスク部とインナ側ディスク部とで、このベ
ンチレーテッドブレーキディスクが構成される。
は連続しそ一体に形成されていて、アウタ摩擦部1と、
リブ6の中心HAよりアウタパッド4側のリブ部6aと
、取付部8とによってアウタ側ディスク部が形成され、
また、インチ摩擦部2と、インナパッド側のリブ部6b
とによってインナ側ディスク部が形成される。そして、
アウタ側ディスク部とインナ側ディスク部とで、このベ
ンチレーテッドブレーキディスクが構成される。
前記リブ6は、第2図に示すように、アウタ摩擦部1側
の肉厚(円周方向の厚み)よシもインナ摩擦部2側の肉
厚を連続的に大きくしている。そして、該リブ6の、ア
ウタパッド側のリブ部6aの体積よQもインナパッド側
」のリブ部6bの体積を増加させるととによって、イン
ナ側ディスク部の練熟容量を増加させて、その線熱容量
を、アウタ側ディスク部の線熱容量と均衡するように構
成している。
の肉厚(円周方向の厚み)よシもインナ摩擦部2側の肉
厚を連続的に大きくしている。そして、該リブ6の、ア
ウタパッド側のリブ部6aの体積よQもインナパッド側
」のリブ部6bの体積を増加させるととによって、イン
ナ側ディスク部の練熟容量を増加させて、その線熱容量
を、アウタ側ディスク部の線熱容量と均衡するように構
成している。
次に作用を説明する。
制動時に、車輪と共に回転するこのベンチレーテツドブ
1.・−キディスクの、アウタ摩擦部1及びインナ摩擦
部2の各摩擦面1a、2aに、ディスクブレーキ6の、
アウタパッド4及びインナパッド5の各蘇擦材がそれぞ
れ圧接されると、ブレーキティスフ側を回転させるよう
に働く車両の持つ運動エネルギが、ブレーキディスクの
回転を止めるように働く両パッド4,5の摩擦材とブレ
ーキディスクの両摩擦部1,2との間に生じる熱エネル
ギに変化し、このエネルギ変換によって制動力が得られ
る。
1.・−キディスクの、アウタ摩擦部1及びインナ摩擦
部2の各摩擦面1a、2aに、ディスクブレーキ6の、
アウタパッド4及びインナパッド5の各蘇擦材がそれぞ
れ圧接されると、ブレーキティスフ側を回転させるよう
に働く車両の持つ運動エネルギが、ブレーキディスクの
回転を止めるように働く両パッド4,5の摩擦材とブレ
ーキディスクの両摩擦部1,2との間に生じる熱エネル
ギに変化し、このエネルギ変換によって制動力が得られ
る。
この場合、前記エネルギ変換によって生じた熱エネルギ
は、アウタ側ディスク部の場合には、アウタ摩擦部1、
アウタパッド側のリブ部6a、及び取付部8に伝導して
これらで保持されつつ、これらの表面から外気中に放出
され、あるいは取付部8から車体側部材に伝導して吸収
される。一方、インナ側ディスク部の場合には、インチ
摩擦部2及びインナパッド側のリブ部6bに伝導してこ
れ 7− らで保持さJtつつ、これらの表面から外気中に放出さ
れる。ところで、両ディスク部の線熱容量が均衡するよ
うに、インナパッド側のリブ部6bの体積を、アウタパ
ッド側のリブ部の体積よりも大きく形成しているため、
両摩擦部1,2の温度上昇率を等しくし又は該温度上昇
率を同程度捷で近づけることができる。しだがって、ア
ウタ摩擦部1とインナ摩擦部2との熱膨張を等しくし又
はほぼ等しくできるため、両摩擦部の高温時における倒
れ方向への変形を防止することができる。その結果、ア
ウタパッド4及びインナパッド50片当りを防止するこ
とができ、両バッド4,5の偏摩耗やブレーキ鳴き等を
防ぐことができる。しだがって、アウタパッド4及びイ
ンナパッド5の偏摩耗に起因する、所定の制動力を得る
ために必要なブレーキ液量が増大されろという問題を生
じることもない。
は、アウタ側ディスク部の場合には、アウタ摩擦部1、
アウタパッド側のリブ部6a、及び取付部8に伝導して
これらで保持されつつ、これらの表面から外気中に放出
され、あるいは取付部8から車体側部材に伝導して吸収
される。一方、インナ側ディスク部の場合には、インチ
摩擦部2及びインナパッド側のリブ部6bに伝導してこ
れ 7− らで保持さJtつつ、これらの表面から外気中に放出さ
れる。ところで、両ディスク部の線熱容量が均衡するよ
うに、インナパッド側のリブ部6bの体積を、アウタパ
ッド側のリブ部の体積よりも大きく形成しているため、
両摩擦部1,2の温度上昇率を等しくし又は該温度上昇
率を同程度捷で近づけることができる。しだがって、ア
ウタ摩擦部1とインナ摩擦部2との熱膨張を等しくし又
はほぼ等しくできるため、両摩擦部の高温時における倒
れ方向への変形を防止することができる。その結果、ア
ウタパッド4及びインナパッド50片当りを防止するこ
とができ、両バッド4,5の偏摩耗やブレーキ鳴き等を
防ぐことができる。しだがって、アウタパッド4及びイ
ンナパッド5の偏摩耗に起因する、所定の制動力を得る
ために必要なブレーキ液量が増大されろという問題を生
じることもない。
なお、リブ6の形状は、第3図に示すように、アウタバ
ッド側のリブ部6aの肉厚と、インナパッド側のリブ部
6bの肉厚とを段階的に変化さぜ 8− るように構成してもよいことはもちろんである。
ッド側のリブ部6aの肉厚と、インナパッド側のリブ部
6bの肉厚とを段階的に変化さぜ 8− るように構成してもよいことはもちろんである。
第4図及び第5図には、この発明の他の実施例を示す。
この実施例は、インナ摩擦部2の各通風孔7側に半径方
向に延びる突起部10を設け、これにより、インナ摩擦
部の体積をアウタ摩擦部の体積よりも増加させて、両デ
ィスク部の線熱容量を均衡させるようにしたものである
。他の構成及び作用は前記実施例と同様であシ、このよ
うに構成することによっても前記実施例と同様の効果を
得ることができる。
向に延びる突起部10を設け、これにより、インナ摩擦
部の体積をアウタ摩擦部の体積よりも増加させて、両デ
ィスク部の線熱容量を均衡させるようにしたものである
。他の構成及び作用は前記実施例と同様であシ、このよ
うに構成することによっても前記実施例と同様の効果を
得ることができる。
以上説明してきたように、この発明では、ディスクブレ
ーキのアウタパッドが圧接されるアウタD擦部と、イン
ナパッドが圧接されるインナ摩擦部と、前記両摩擦部を
連結するリブ部と、前記アウタ摩擦部に連続して半径方
向内側に形成された車体取付部と、を有するベンチレー
テッドブレーキディスクにおいて、前記ベンチレーテッ
ドブレーキディスクの、軸方向のリブの中心線よりイン
ナパッド側のリブ部とインチ摩擦部とを加えた体積を、
アウタパッド側のリプ部とアウタ摩擦部とを加えた体積
より増加させると共に、前記インナパッド側のリプ部と
インナ摩擦部との線熱容量を、前記アウタパッド側のリ
プ部とアウタ摩擦部と車体取付部との線熱容量に均衡さ
せる構造とした。
ーキのアウタパッドが圧接されるアウタD擦部と、イン
ナパッドが圧接されるインナ摩擦部と、前記両摩擦部を
連結するリブ部と、前記アウタ摩擦部に連続して半径方
向内側に形成された車体取付部と、を有するベンチレー
テッドブレーキディスクにおいて、前記ベンチレーテッ
ドブレーキディスクの、軸方向のリブの中心線よりイン
ナパッド側のリブ部とインチ摩擦部とを加えた体積を、
アウタパッド側のリプ部とアウタ摩擦部とを加えた体積
より増加させると共に、前記インナパッド側のリプ部と
インナ摩擦部との線熱容量を、前記アウタパッド側のリ
プ部とアウタ摩擦部と車体取付部との線熱容量に均衡さ
せる構造とした。
このだめ、制動時におけるアウタ摩擦部とインナ摩擦部
との熱膨張を等しくし又はほぼ等しくすることができ、
ブレーキディスクの温度上昇による両摩擦部の倒れ方向
への変形を防止することができる。しだがって、ブレー
キディスクの各摩擦面へのアウタパッド及びインナパッ
ドの片当シを防止することができ、両パッドの偏摩耗や
、ブレーキ鳴き等の発生が抑止されると共に、両パッド
の偏摩耗に起因する、所定の制動力を得るために必要な
ブレーキ液量の増加を招くこともないという効果が得ら
れる。
との熱膨張を等しくし又はほぼ等しくすることができ、
ブレーキディスクの温度上昇による両摩擦部の倒れ方向
への変形を防止することができる。しだがって、ブレー
キディスクの各摩擦面へのアウタパッド及びインナパッ
ドの片当シを防止することができ、両パッドの偏摩耗や
、ブレーキ鳴き等の発生が抑止されると共に、両パッド
の偏摩耗に起因する、所定の制動力を得るために必要な
ブレーキ液量の増加を招くこともないという効果が得ら
れる。
第1図は、この発明の一実施例を示す縦断面図、第2図
は、第1図の■矢視図、第3図は、この発明の他の実施
例を示すもので第1図の■矢視図、第4図は、この発明
のさらに他の実施例を示す要部断面図、第5図は、第4
図のV矢視図である。 1・・アウタ摩擦部、2・・インチ摩擦部、6・・・デ
ィスクブレーキ、4・・・アウタパッド、5・・インナ
パッド、6・・・リブ、6a・・・アウタパッド側のリ
プ部、6b・・・インナパッド側のリプ部、7・・・通
風孔、8・・・取付部、10・・・突起部、A・・・リ
プの中心線特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲 也弁理士
内 藤 嘉 昭 弁理士 清 水 正弁理士 梶
山 倍 是
は、第1図の■矢視図、第3図は、この発明の他の実施
例を示すもので第1図の■矢視図、第4図は、この発明
のさらに他の実施例を示す要部断面図、第5図は、第4
図のV矢視図である。 1・・アウタ摩擦部、2・・インチ摩擦部、6・・・デ
ィスクブレーキ、4・・・アウタパッド、5・・インナ
パッド、6・・・リブ、6a・・・アウタパッド側のリ
プ部、6b・・・インナパッド側のリプ部、7・・・通
風孔、8・・・取付部、10・・・突起部、A・・・リ
プの中心線特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲 也弁理士
内 藤 嘉 昭 弁理士 清 水 正弁理士 梶
山 倍 是
Claims (1)
- ディスクブレーキのアウタパッドが圧接されるアウタ摩
擦部と、インナパッドが圧接されるインナ摩擦部と、前
記両摩擦部を連結するリブ部と、前記アウタ摩擦部に連
続して半径方向内側に形成された車体取付部と、を有す
るベンチレーテッドブレーキディスクにおいて、前記ベ
ンチレーテッドブレーキディスクの、軸方向のリブの中
心線よシインナパツド側のリブ部とインナ摩擦部とを加
えた体積を、アウタバッド側のリブ部とアウタ摩擦部と
を加えた体積より増加させると共に、前記インナバッド
側のリブ部とインナ摩擦部との線熱容量を、前記アウタ
バッド側のリブ部とアウタ摩擦部と車体取付部との線熱
容量に均衡させたことを特徴とするベンチレーテッドブ
レーキディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6645983A JPS59194139A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | ベンチレ−テツドブレ−キデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6645983A JPS59194139A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | ベンチレ−テツドブレ−キデイスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59194139A true JPS59194139A (ja) | 1984-11-02 |
Family
ID=13316370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6645983A Pending JPS59194139A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | ベンチレ−テツドブレ−キデイスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59194139A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6119827A (en) * | 1997-06-12 | 2000-09-19 | Daimlerchrysler Ag | Brake rotor for a motor vehicle |
JP2001280381A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Honda Motor Co Ltd | ブレーキディスク |
EP2128477A1 (en) * | 2008-05-28 | 2009-12-02 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Disc rotor for disc brake |
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