JPH08315569A - 半導体記憶装置、及びデータ処理装置 - Google Patents

半導体記憶装置、及びデータ処理装置

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JPH08315569A
JPH08315569A JP7141173A JP14117395A JPH08315569A JP H08315569 A JPH08315569 A JP H08315569A JP 7141173 A JP7141173 A JP 7141173A JP 14117395 A JP14117395 A JP 14117395A JP H08315569 A JPH08315569 A JP H08315569A
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JP
Japan
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refresh
timer
semiconductor memory
cycle
signal
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Withdrawn
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JP7141173A
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English (en)
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Hideo Omori
秀雄 大森
Tsuratoki Ooishi
貫時 大石
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、セルフリフレッシュ機能を
搭載する半導体記憶装置の歩留りの向上を図ることにあ
る。 【構成】 タイマ周期情報の外部設定を可能とするレジ
スタをSDRAM32に設け、SDRAM32がデータ
処理装置に搭載された状態で、リフレッシュタイマ22
1の周期設定を可能とする。それにより、SDRAM3
2のプローブ検査工程において、ヒューズ熔断によるリ
フレッシュタイマ周期調整が不要とされて、SDRAM
32の歩留りの向上が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置、さら
にはマトリクス配置されたダイナミック型メモリセルを
含む半導体記憶装置のリフレッシュ制御技術に関し、例
えば外部クロックに同期動作可能なSDRAM(シンク
ロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ)、及びそれを含むデータ処理装置に適用して有効な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の一例とされるDRAM
は、昭和59年11月30日に株式会社オーム社から発
行された「LSIハンドブック(第486頁〜)」にも
記載されているように、アドレスバッファ、デコーダ、
センス増幅器などの周辺回路にはクロックに同期して動
作するダイナミック型の回路が用いられ、消費電力の低
下が図られている。DRAMでは、1〜3相の外部クロ
ックが必要とされ、これらのクロックに基づいて内部回
路クロックを発生させて周辺回路を制御、あるいは駆動
するようにしている。そのようなDRAMにおいては、
ランダムアクセスが主体であり、アクセス毎にロウアド
レス、カラムアドレスの読み込みを順次行うことによ
り、メモリセルが選択される。周辺回路の各部は、メモ
リセルの情報破壊を防ぐため、行選択、メモリセル情報
の検出、列選択の手順に従うように内部クロックによっ
て制御される。通常のDRAMはシステムに搭載された
状態で、システムクロックに非同期で、リードライト動
作が行われるが、それに対して、システムクロックに同
期して動作される半導体記憶装置として、SDRAMが
ある。このSDRAMは、クロックに同期してデータ、
アドレス、制御信号を入出力できるため、DRAMと同
様の大容量メモリをSRAMに匹敵する高速動作させる
ことが可能であり、また、選択された1本のワード線に
対して幾つのデータをアクセスするかをバーストレング
スによって指定することによって、内蔵カラムアドレス
カウンタで順次カラム系の選択状態を切換えていって複
数個のデータを連続的にリード又はライトできる。この
ようなSDRAMやDRAMにおいては、メモリセルと
して、ダイナミック型メモリセルが採用されているた
め、記憶情報保持のためにリフレッシュ動作が必要とさ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リフレッシュ動作の一
つに、セルフリフレッシュがある。半導体記憶装置にお
いては、セルフリフレッシュ時の消費電力の低減を図る
ため、リフレッシュタイマの周期を、標準の周期より長
めに調整できるようになっている。この調整は、プロー
ブ検査工程において、予め形成されたヒューズを選択的
に熔断することによって可能とされる。つまり、ヒュー
ズを熔断しない場合には、タイマ周期は標準の周期とさ
れるが、ヒューズの選択的な熔断により、このタイマ周
期を標準よりも長くなるように設定することができ、そ
れによって、セルフリフレッシュ時の消費電力の低減が
図られる。
【0004】上記プローブ検査工程においては、リフレ
ッシュタイマの周期調整の他に、欠陥ビット(リフレッ
シュ不良を含む)救済が行われる。すなわち、欠陥ビッ
トに代えて冗長ビットが選択されるように設定すること
で、欠陥ビットの救済が行われる。この欠陥救済も、上
記リフレッシュタイマの周期調整の場合と同様に、ヒュ
ーズ熔断によって行われる。
【0005】上記のようなリフレッシュタイマの周期調
整や、欠陥ビット救済において、タイマ周期の設定後
に、欠陥ビット救済が行われた場合、救済ビットのリフ
レッシュの実力がタイマ周期より低い場合には、その救
済ビットはリフレッシュ不良となってしまう。しかしな
がら、その時点で生じたリフレッシュ不良は、欠陥救済
やタイマ周期調整がヒューズ熔断によって行われている
ので、もはや救済不可能であり、このことが、セルフリ
フレッシュ機能を搭載する半導体記憶装置の歩留りの低
下を招いている。
【0006】本発明の目的は、セルフリフレッシュ機能
を搭載する半導体記憶装置の歩留りの向上を図ることに
ある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0009】すなわち、設定されたタイマ周期情報に基
づいてダイナミック型メモリセルのリフレッシュ周期を
制御するためのリフレッシュタイマ(221)を含んで
半導体記憶装置(32)が形成されるとき、上記タイマ
周期情報の外部設定を可能とするレジスタ(300A)
を設けるものである。
【0010】また、外部からの各種情報設定が可能なモ
ードレジスタ(300)と、このモードレジスタの設定
情報に従って各部の動作制御を行うコントロール系回路
(85)とを含んで半導体記憶装置(32)が形成され
るとき、上記モードレジスタに形成されたタイマ周期情
報設定エリア(8〜11)と、このタイマ周期設定アリ
アに設定されたタイマ周期情報に従って、ダイナミック
型メモリセルのリフレッシュ周期を制御するリフレッシ
ュタイマ(221)とを設けるものである。
【0011】さらに、上記構成の半導体記憶装置(3
2)を含んでデータ処理装置を形成することができる。
【0012】
【作用】上記した第1手段によれば、半導体記憶装置が
システムに搭載された状態で、システムから上記レジス
タへのタイマ周期設定が可能とされ、このことが、プロ
ーブ検査工程においてヒューズ熔断によるリフレッシュ
タイマ周期調整を不要として、セルフリフレッシュ機能
を搭載する半導体記憶装置の歩留りの向上を達成する。
【0013】また、上記した第2手段によれば、半導体
記憶装置がシステムに搭載された状態で、システムから
上記モードレジスタに形成されたタイマ周期情報設定エ
リアへのタイマ周期設定が可能とされ、このことが、プ
ローブ検査工程においてヒューズ熔断によるリフレッシ
ュタイマ周期調整を不要として、セルフリフレッシュ機
能を搭載する半導体記憶装置の歩留りの向上を達成す
る。
【0014】
【実施例】図3には本発明の一実施例であるデータ処理
装置が示される。
【0015】このデータ処理装置は、システムバスBU
Sを介して、CPU(中央処理装置)31、SDRAM
32、SRAM33、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)34、周辺装置制御部35、表示系36などが、互
いに信号のやり取り可能に結合され、予め定められたプ
ログラムに従って所定のデータ処理を行うコンピュータ
システムとして構成される。上記CPU30は、本シス
テムの論理的中核とされ、主として、アドレス指定、情
報の読出しと書込み、データの演算、命令のシーケン
ス、割り込の受付け、記憶装置と入出力装置との情報交
換の起動等の機能を有し、演算制御部や、バス制御部、
メモリアクセス制御部などから構成される。上記SDR
AM32や、SRAM33、及びROM34は内部記憶
装置として位置付けられている。そして、SDRAM3
2やSRAM33には、CPU30での計算や制御に必
要なプログラムやデータが格納される。周辺装置制御部
35によって、外部憶装置38の動作制御や、キーボー
ド39などからの情報入力制御が行われる。また、上記
表示系36によって、CRTディスプレイ40への情報
表示制御が行われる。
【0016】図1には上記SDRAM32の構成例が示
される。
【0017】同図に示されるSDRAM32は、特に制
限されないが、公知の 半導体集積回路製造技術によっ
て単結晶シリコンのような一つの半導体基板に形成され
る。このSDRAM32は、メモリバンクAを構成する
メモリアレイ200AとメモリバンクBを構成するメモ
リアレイ200Bを備える。それぞれのメモリアレイ2
00A,200Bは、マトリクス配置されたダイナミッ
ク型のメモリセルを備え、図に従えば、同一列に配置さ
れたメモリセルの選択端子は列毎のワード線(図示せ
ず)に結合され、同一行に配置されたメモリセルのデー
タ入出力端子は行毎に相補データ線(図示せず)に結合
される。
【0018】上記メモリアレイ200Aの図示しないワ
ード線はロウデコーダ201Aによるロウアドレス信号
のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動され
る。メモリアレイ200Aの図示しない相補データ線は
センスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合され
る。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにおける
センスアンプは、メモリセルからのデータ読出しによっ
てそれぞれの相補データ線に現れる微小電位差を検出し
て増幅する増幅回路である。それにおけるカラムスイッ
チ回路は、相補データ線を各別に選択して相補共通デー
タ線204に導通させるためのスイッチ回路である。カ
ラムスイッチ回路はカラムデコーダ203Aによるカラ
ムアドレス信号のデコード結果に従って選択動作され
る。メモリアレイ200B側にも同様にロウデコーダ2
01B,センスアンプ及びカラム選択回路202B,カ
ラムデコーダ203Bが設けられる。上記相補共通デー
タ線204は入力バッファ210の出力端子及び出力バ
ッファ211の入力端子に接続される。入力バッファ2
10の入力端子及び出力バッファ211の出力端子は1
6ビットのデータ入出力端子I/O0〜I/O15に接
続される。
【0019】アドレス入力端子A0〜A11から供給さ
れるロウアドレス信号とカラムアドレス信号はカラムア
ドレスバッファ205とロウアドレスバッファ206に
アドレスマルチプレクス形式で取り込まれる。供給され
たアドレス信号はそれぞれのバッファが保持する。ロウ
アドレスバッファ206は、リフレッシュ動作モードに
おいて、後述するリフレッシュ制御回路222からのア
ドレス切換え信号ADSに従って、リフレッシュカウン
タ208から出力されるリフレッシュアドレス信号をロ
ウアドレス信号として取り込む。カラムアドレスバッフ
ァ205の出力はカラムアドレスカウンタ207のプリ
セットデータとして供給され、カラムアドレスカウンタ
207は、動作モードに応じて、上記プリセットデータ
としてのカラムアドレス信号、又はそのカラムアドレス
信号を順次インクリメントした値を、カラムデコーダ2
03A,203Bに向けて出力する。
【0020】コントローラ212は、特に制限されない
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号CS*(記号*はこれが付され
た信号がローイネーブルの信号であることを意味す
る)、カラムアドレスストローブ信号CAS*、ロウア
ドレスストローブ信号RAS*、及びライトイネーブル
信号WE*などの外部制御信号と、アドレス入力端子A
0〜A11からの制御データなどが供給され、それら信
号のレベルや変化のタイミングなどに基づいてSDRA
Mの動作モード及び上記回路ブロックの動作を制御する
ための内部タイミング信号を形成するもので、そのため
のコントロールロジック(図示せず)とモードレジスタ
300を備える。上記クロック信号CLK、クロックイ
ネーブル信号CKEや、チップセレクト信号CS*など
の各種制御信号は、CPU31からシステムバスBUS
を介して伝達される。
【0021】クロック信号CLKはSDRAM32のマ
スタクロックとされ、その他の外部入力信号は当該クロ
ック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して有意とさ
れる。チップセレクト信号CS*はそのローレベルによ
ってコマンド入力サイクルの開始を指示する。チップセ
レクト信号がハイレベルのとき(チップ非選択状態)、
その他の信号入力は意味を持たない。ただし、後述する
メモリバンクの選択状態やバースト動作などの内部動作
はチップ非選択状態への変化によって影響されない。R
AS*,CAS*,WE*の各信号は通常のDRAMに
おける対応信号とは機能が異なり、コマンドサイクルを
定義するときに有意の信号とされる。クロックイネーブ
ル信号CKEは次のクロック信号の有効性を指示する信
号であり、当該信号CKEがハイレベルであれば次のク
ロック信号CLKの立ち上がりエッジが有効とされ、ロ
ーレベルのときは無効とされる。さらに、図示はしない
がリードモードにおいて出力バッファ211に対するア
ウトプットイネーブルの制御を行う外部制御信号もコン
トローラ212に供給され、その信号が例えばハイレベ
ルのときは出力バッファ211は高出力インピーダンス
イ状態にされる。
【0022】上記ロウアドレス信号は、クロック信号C
LKの立ち上がりエッジに同期するロウアドレスストロ
ーブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおけるA0
〜A11のレベルによって定義される。
【0023】A11からの入力は、上記ロウアドレスス
トローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおいて
バンク選択信号とみなされる。すなわち、A11の入力
がローレベルの時はメモリバンクAが選択され、ハイレ
ベルの時はメモリバンクBが選択される。メモリバンク
の選択制御は、特に制限されないが、選択メモリバンク
側のロウデコーダのみの活性化、非選択メモリバンク側
のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メモリバンク側
のみの入力バッファ210及び出力バッファ211への
接続などの処理によって行うことができる。
【0024】プリチャージコマンドサイクルにおけるA
11の入力は相補データ線などに対するプリチャージ動
作の態様を指示し、そのハイレベルはプリチャージの対
象が双方のメモリバンクであることを指示し、そのロー
レベルは、A11で指示されている一方のメモリバンク
がプリチャージ対象であることを指示する。
【0025】上記カラムアドレス信号は、クロック信号
CLKの立ち上がりエッジに同期するリード又はライト
コマンドサイクルにおけるA0〜A7のレベルによって
定義される。そして、このようにして定義されたカラム
アドレスはバーストアクセスのスタートアドレスとされ
る。
【0026】次に、ダイナミック型メモリセルの情報保
持のためのリフレッシュについて説明する。
【0027】モードレジスタ300には、タイマ周期情
報設定エリアが形成される。このタイマ周期エリアに設
定されたタイマ周期情報に従って、ダイナミック型メモ
リセルのリフレッシュ周期を制御するためのリフレッシ
ュタイマ221が設けられる。セルフリフレッシュモー
ド、又はオートリフレッシュモードに入った場合、コン
トローラ212によって、セルフリフレッシュ信号SF
R、又はオートリフレッシュ信号ATRがアサートされ
る。この信号を受けて、リフレッシュ制御回路222で
は、アドレス切換え信号ADSによってロウアドレスバ
ッファ206に取込まれるアドレスの経路切換えが制御
される。つまり、セルフリフレッシュ信号SFR、又は
オートリフレッシュ信号ATRがアサートされた場合に
は、リフレッシュカウンタ208の出力アドレスがロー
アドレスバッファ206を介してロウデコーダ201A
又は201Bに伝達される。また、リフレッシュ制御回
路222では、オートリフレッシュ信号ATRと、リフ
レッシュタイマ221からのセルフリフレッシュ起動信
号SRSとの論理和が求められ、それがリフレッシュ動
作起動信号RFSとしてコントローラ212に伝達され
る。このリフレッシュ動作起動信号RFSがアサートさ
れた場合にコントローラ212の制御によりリフレッシ
ュ動作が開始される。さらに、セルフリフレッシュモー
ドの場合、上記リフレッシュ制御回路222によりリフ
レッシュカウンタ208のカウントアンプが指示され
る。
【0028】図2にはモードレジスタ300の構成例が
示される。
【0029】特に制限されないが、モードレジスタ30
0は、動作モードレジスタ300A、及びテストモード
レジスタ300Bを含み、モードセット信号がローレベ
ルにアサートされることによって、情報のセット(保
持)が可能とされる。特に制限されないが、動作モード
レジスタ300A、テストモードレジスタ300Bはい
ずれも12ビット構成とされる。7番目の信号A7はイ
ネーブルビットとされ、このイネーブルビットの状態に
よって、テストモードレジスタ300Bへの設定と、動
作モードレジスタ300Aへの設定が選択される。例え
ば、チップセレクト信号CS*、ロウアドレスストロー
ブ信号RAS*、カラムアドレスストローブ信号CAS
*、ライトイネーブル信号WE*、及び信号A7の全て
がローレベルの場合、動作モードレジスタ300Aへの
設定が可能とされる。このとき、テストモードレジスタ
300Bはリセットされる。また、チップセレクト信号
CS*、ロウアドレスストローブ信号RAS*、カラム
アドレスストローブ信号CAS*、ライトイネーブル信
号WE*がローレベルとされ、信号A7がハイレベルの
場合、テストモードレジスタ300Bへの設定が可能と
される。
【0030】動作モードレジスタ300Aにおいて、特
に制限されないが、ビット0〜6までが動作モード設定
エリアとされる。動作モード設定エリアに設定される動
作モード情報としては、バースト長、バーストタイプ
(BT)、及びカラムアドレスストローブ信号CAS*
がアサートされてから何サイクル目にデータ出力が行わ
れるかを示すCASレイテンシなどが含まれる。バース
ト長は最大8種類とされ、バーストタイプは最大2種類
とされ、CASレイテンシは最大8種類とされる。バー
スト長は、ビット0〜2にセットされ、バーストタイプ
はビット3に設定され、CASレイテンシはビット4〜
6にセットされる。セットされた動作モード情報はコン
トロール系回路85に伝達される。このコントロール系
回路85は、図1に示されるコントローラ212の一部
とされ、上記動作モードレジスタ300Aにセットされ
た動作モード情報に基づいて、本実施例シンクロナスD
RAMの各部の動作制御を行う。
【0031】上記動作モードレジスタ300Aにおい
て、ビット8〜11までは、通常、リザーブビットとさ
れる。しかし、本実施例ではこのリザーブビットをタイ
マ周期情報設定エリアとして積極的に使用している。つ
まり、このビット8〜11に設定された情報は、リフレ
ッシュタイマ221に伝達されるようになっており、リ
フレッシュタイマ221では、この伝達されたタイマ周
期情報に基づいてリフレッシュ周期が制御されるように
なっている。そのように本実施例では、タイマ周期情報
の設定が動作モードレジスタ300Aのリザーブビット
(8〜11)を利用して行われるようになっているた
め、タイマ周期設定のためのヒューズ回路は設けられて
いない。従って、プローブ検査工程においては、冗長構
成による欠陥ビット救済は行われるが、ヒューズ熔断に
よるタイマ周期調整は行われない。
【0032】上記モードレジスタ300への情報セット
は、このSDRAM32がデータ処理装置に搭載された
状態で、図1に示されるCPU31によって行われる。
従って、SDRAM32のセルフリフレッシュ時におけ
る消費電力の低減を図るためにリフレッシュタイマ22
1の周期を標準の周期より長めに設定したい場合、SD
RAM32がデータ処理装置に搭載された状態で容易に
その設定が可能とされる。
【0033】尚、テストモードレジスタ300Bにセッ
トされるテストモード情報としては、特に制限されない
が、回路特性チェックのための第1縮約テストや、メモ
リセルアレイのフェイルチェックのための第2縮約テス
ト、メモリセルのプレートストレステスト、セルフリフ
レッシュタイマチェックなどが含まれる。そのようなテ
ストは最大16種類とされる。
【0034】上記実施例によれば、以下の作用効果を得
ることができる。
【0035】(1)SDRAM32のセルフリフレッシ
ュ時における消費電力の低減を図るためにリフレッシュ
タイマ221の周期を標準の周期より長めに設定したい
場合、SDRAM32がデータ処理装置に搭載された状
態で容易にその設定が可能とされるから、SDRAM3
2のプローブ検査工程において、リフレッシュタイマの
周期調整が不要とされる。勿論、リフレッシュタイマの
周期調整のためのヒューズ回路をチップに形成する必要
もない。このため、SDRAMの歩留りの向上を図るこ
とができる。
【0036】(2)上記(1)の作用効果を得るため
に、動作モードレジスタ300Aにおけるリザーブビッ
トを利用してタイマ周期情報を設定するようにしたの
で、このタイマ周期情報設定のためのレジスタを新たに
形成する必要がなく、チップ占有面積の増大を抑えるこ
とができる。
【0037】(3)SDRAM32を搭載するデータ処
理装置においては、CPU31によってSDRAM32
のセルフリフレッシュ周期の設定、及びその変更が可能
とされるので、データ処理装置の使用状況に応じてユー
ザが任意にSDRAM32のセルフリフレッシュ周期を
調整することができる。
【0038】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0039】例えば、上記実施例では、動作モードレジ
スタ300Aにおけるリザーブビットを利用してタイマ
周期情報を設定するようにしたが、このタイマ周期情報
を設定するための専用レジスタを、動作モードレジスタ
300Aとは別に新たに設けるようにしても良い。特
に、システムクロックとは非同期で動作される通常のD
RAMにおいては、リザーブビットを備えた動作モード
レジスタに相当するものが存在しないので、タイマ周期
情報を設定するための専用レジスタを設け、この専用レ
ジスタに、外部ピンを介してタイマ周期情報を設定可能
に構成すると良い。
【0040】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSDR
AMに適用した場合について説明したが、本発明はそれ
に限定されるものではなく、外部クロックとは非同期で
動作する通常のDRAMにも適用することができる。
【0041】本発明は、少なくともダイナミック型メモ
リセルを含むことを条件に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0043】すなわち、半導体記憶装置がシステムに搭
載された状態で、システムからレジスタへのタイマ周期
設定が可能とされるので、ヒューズ熔断によるタイマ周
期調整が不要とされ、それにより、セルフリフレッシュ
機能を搭載する半導体記憶装置の歩留りの向上を図るこ
とができる。また、SDRAMにおいては、それが搭載
されたシステムからモードレジスタへのタイマ周期設定
が可能とされるので、SDRAMのヒューズ熔断による
タイマ周期調整が不要とされ、それにより、SDRAM
の歩留りの向上を図ることができる。さらに、上記半導
体記憶装置を含むデータ処理装置においては、このデー
タ処理装置の使用状況に応じてユーザが任意にセルフリ
フレッシュ周期を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデータ処理装置に搭載
されるSDRAMの全体的な構成ブロック図である。
【図2】上記SDRAMに含まれるモードレジスタの構
成例説明図である。
【図3】上記データ処理装置の全体的な構成例ブロック
図である。
【符号の説明】
31 CPU 32 SDRAM 33 SRAM 34 ROM 35 周辺装置制御部 36 表示系 38 外部記憶装置 39 キーボード 40 CRTディスプレイ 85 コントロール系回路 201A,201B ロウデコーダ 202A,202B センスアンプ及びカラム選択回路 203A,203B カラムデコーダ 205 カラムアドレスバッファ 206 ロウアドレスバッファ 207 カラムアドレスカウンタ 208 リフレッシュカウンタ 210 入力バッファ 211 出力バッファ 212 コントローラ 221 リフレッシュタイマ 222 リフレッシュ制御回路 300 モードレジスタ 300A 動作モードレジスタ 300B テストモードレジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス配置されたダイナミック型メ
    モリセルと、設定されたタイマ周期情報に基づいて上記
    ダイナミック型メモリセルのリフレッシュ周期を制御す
    るリフレッシュタイマとを含む半導体記憶装置におい
    て、 上記タイマ周期情報の外部設定を可能とするレジスタを
    含むことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 マトリクス配置されたダイナミック型メ
    モリセルと、外部からの各種情報設定が可能なモードレ
    ジスタと、上記モードレジスタの設定情報に従って各部
    の動作制御を行うコントロール系回路とを含み、外部ク
    ロックに同期動作可能な半導体記憶装置において、 上記モードレジスタに形成されたタイマ周期情報設定エ
    リアと、 上記タイマ周期設定アリアに設定されたタイマ周期情報
    に従って、上記ダイナミック型メモリセルのリフレッシ
    ュ周期を制御するリフレッシュタイマとを含むことを特
    徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体記憶装置
    と、上記半導体記憶装置をアクセス可能な中央処理装置
    とを含むデータ処理装置。
JP7141173A 1995-05-16 1995-05-16 半導体記憶装置、及びデータ処理装置 Withdrawn JPH08315569A (ja)

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