JPH08310313A - 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造 - Google Patents
自動車用ピラーガーニッシュ支持構造Info
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- JPH08310313A JPH08310313A JP7123740A JP12374095A JPH08310313A JP H08310313 A JPH08310313 A JP H08310313A JP 7123740 A JP7123740 A JP 7123740A JP 12374095 A JP12374095 A JP 12374095A JP H08310313 A JPH08310313 A JP H08310313A
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピラーを単純な形状にしてピラーの成形性を
向上した自動車用ピラーガーニッシュ支持構造を提供す
ること。 【構成】 ピラーガーニッシュ３はピラー１との間に介
在された鉄板製のブラケット２１により支持されてな
り、ブラケット２１は断面がピラーガーニッシュ３に対
向された頂面３７及び両側面３３，３５により略チャン
ネル状に形成されると共に該両側面３３，３５の自由端
部３１がピラー１へ溶接されてなる一般部２３と、該一
般部２３より突出されてピラーガーニッシュ３に係合可
能なる爪部と、該一般部２３の一方の側面３５間に複数
形成されてなる舌部２９とよりなり、該舌部２９は、一
般部２３の頂面３７に形成された切り欠き部より一般部
２３の一方の側面３５の自由端部３１と同一方向に向け
て延在されてなり、該舌部２９の自由端部４９は一般部
２３の他方の側面３３の自由端部３１及び頂面３７間の
寸法より短い位置にあり且つ外方に向けて前記頂面３７
と略平行をなすように形成されてなること。
向上した自動車用ピラーガーニッシュ支持構造を提供す
ること。 【構成】 ピラーガーニッシュ３はピラー１との間に介
在された鉄板製のブラケット２１により支持されてな
り、ブラケット２１は断面がピラーガーニッシュ３に対
向された頂面３７及び両側面３３，３５により略チャン
ネル状に形成されると共に該両側面３３，３５の自由端
部３１がピラー１へ溶接されてなる一般部２３と、該一
般部２３より突出されてピラーガーニッシュ３に係合可
能なる爪部と、該一般部２３の一方の側面３５間に複数
形成されてなる舌部２９とよりなり、該舌部２９は、一
般部２３の頂面３７に形成された切り欠き部より一般部
２３の一方の側面３５の自由端部３１と同一方向に向け
て延在されてなり、該舌部２９の自由端部４９は一般部
２３の他方の側面３３の自由端部３１及び頂面３７間の
寸法より短い位置にあり且つ外方に向けて前記頂面３７
と略平行をなすように形成されてなること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ピラーガーニ
ッシュ支持構造に関する。
ッシュ支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動車用ピラーガーニッシュ支持
構造としては、例えば図７及び図８（実開平５−６５６
９４号公報参照）に示すようなものがある。
構造としては、例えば図７及び図８（実開平５−６５６
９４号公報参照）に示すようなものがある。
【０００３】符号１は「ピラー」としてのフロントピラ
ー、同３はピラーガーニッシュである。
ー、同３はピラーガーニッシュである。
【０００４】前記フロントピラー１は、ピラーインナパ
ネル５と、ピラーアウタパネル７と、両ピラーパネル
５，７間にあって強度を増強したレインフォースパネル
９とよりなり、両ピラーパネル５，７及びレインフォー
スパネル９夫々の前後の両フランジ５ａ，７ａ，９ａ，
５ｂ，７ｂ，９ｂが相互に溶接ＳＷされることで閉断面
のシェル状の柱が形成される。
ネル５と、ピラーアウタパネル７と、両ピラーパネル
５，７間にあって強度を増強したレインフォースパネル
９とよりなり、両ピラーパネル５，７及びレインフォー
スパネル９夫々の前後の両フランジ５ａ，７ａ，９ａ，
５ｂ，７ｂ，９ｂが相互に溶接ＳＷされることで閉断面
のシェル状の柱が形成される。
【０００５】フロントウインドパネル１１は、その端部
１１ａ内面が、前記ピラーアウタパネル７の前後のフラ
ンジ７ａに接着剤１２により固持されてなる。
１１ａ内面が、前記ピラーアウタパネル７の前後のフラ
ンジ７ａに接着剤１２により固持されてなる。
【０００６】また、フロントサイドウインドパネル１３
は、ドア（図示省略）に支持され、該ドアの開閉に伴
い、フロントサイドウインドパネル１３の端部１３ａ内
面が、前記ピラーアウタパネル７の後側のフランジ７ｂ
に支持されたウェルト１４のストリップ部１４ａを圧縮
自在になっている。
は、ドア（図示省略）に支持され、該ドアの開閉に伴
い、フロントサイドウインドパネル１３の端部１３ａ内
面が、前記ピラーアウタパネル７の後側のフランジ７ｂ
に支持されたウェルト１４のストリップ部１４ａを圧縮
自在になっている。
【０００７】前記ピラーインナパネル５は、前記ピラー
ガーニッシュ３に対向された頂面５ｃに凹部５ｄを形成
して、該凹部５ｄ内に上下の長尺の貫通穴５ｅが形成さ
れて、前記ピラーガーニッシュ３の内面より座３ａを介
して突設されたクリップ１５が該貫通穴５ｅに係合され
ることで、前記ピラーインナパネル５に前記ピラーガー
ニッシュ３が支持されている。
ガーニッシュ３に対向された頂面５ｃに凹部５ｄを形成
して、該凹部５ｄ内に上下の長尺の貫通穴５ｅが形成さ
れて、前記ピラーガーニッシュ３の内面より座３ａを介
して突設されたクリップ１５が該貫通穴５ｅに係合され
ることで、前記ピラーインナパネル５に前記ピラーガー
ニッシュ３が支持されている。
【０００８】符号１７は、バッテリ（図示省略）よりル
ームランプ（図示省略）などに電気を導くハーネスであ
り、別のクリップ１８により前記ピラーインナパネル５
に支持されている。
ームランプ（図示省略）などに電気を導くハーネスであ
り、別のクリップ１８により前記ピラーインナパネル５
に支持されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記した
従来の自動車用ピラーガーニッシュ支持構造では、前記
ピラーインナパネル５のプレス成形が困難である。
従来の自動車用ピラーガーニッシュ支持構造では、前記
ピラーインナパネル５のプレス成形が困難である。
【００１０】例えば、クリップ１５の取付座である凹部
５ｄ及び貫通穴５ｅをプレス（図示省略）の固定型に対
する移動型の面直方向に設置すると、三次元に変化して
いるピラーインナパネル５の形状が正確に成形し難い
し、三次元に変化しているピラーインナパネル５の形状
を正確に出すように成形すれば、前記貫通穴５ｅの方向
が出しにくい。
５ｄ及び貫通穴５ｅをプレス（図示省略）の固定型に対
する移動型の面直方向に設置すると、三次元に変化して
いるピラーインナパネル５の形状が正確に成形し難い
し、三次元に変化しているピラーインナパネル５の形状
を正確に出すように成形すれば、前記貫通穴５ｅの方向
が出しにくい。
【００１１】また、ハーネス１７を支持する別のクリッ
プ１８の係合穴（図示省略）と前記貫通穴５ｅとを一挙
に形成しなければ原価高騰の一原因になる。
プ１８の係合穴（図示省略）と前記貫通穴５ｅとを一挙
に形成しなければ原価高騰の一原因になる。
【００１２】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、曲げ加工
を可能としたブラケットをピラーとピラーガーニッシュ
との間に介在させることで、ピラーを単純な形状にして
ピラーの成形性を向上した自動車用ピラーガーニッシュ
支持構造を提供するところにある。
てなされたもので、その目的とするところは、曲げ加工
を可能としたブラケットをピラーとピラーガーニッシュ
との間に介在させることで、ピラーを単純な形状にして
ピラーの成形性を向上した自動車用ピラーガーニッシュ
支持構造を提供するところにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の自動
車用ピラーガーニッシュ支持構造としては、ピラーとピ
ラーガーニッシュとの間に介在された鉄板製のブラケッ
トによりピラーにピラーガーニッシュが支持されてな
り、該ブラケットは、断面が前記ピラーガーニッシュに
対向された頂面及び該頂面の三次元に変化する両稜線よ
り前記ピラー側に延在された両側面により略チャンネル
状に形成されると共に該両側面の自由端部がピラーへ溶
接されてなる一般部と、該一般部より突出されてピラー
ガーニッシュに係合可能なる爪部と、該一般部の一方の
側面間に複数形成されてなる舌部とよりなり、該舌部
は、一般部の頂面に形成された切り欠き部より一般部の
一方の側面の自由端部と同一方向に向けて延在されてな
り、該舌部の自由端部は一般部の他方の側面の自由端部
及び頂面間の寸法より短い位置にあり且つ外方に向けて
前記頂面と略平行をなすように形成されてなることを特
徴とする。
車用ピラーガーニッシュ支持構造としては、ピラーとピ
ラーガーニッシュとの間に介在された鉄板製のブラケッ
トによりピラーにピラーガーニッシュが支持されてな
り、該ブラケットは、断面が前記ピラーガーニッシュに
対向された頂面及び該頂面の三次元に変化する両稜線よ
り前記ピラー側に延在された両側面により略チャンネル
状に形成されると共に該両側面の自由端部がピラーへ溶
接されてなる一般部と、該一般部より突出されてピラー
ガーニッシュに係合可能なる爪部と、該一般部の一方の
側面間に複数形成されてなる舌部とよりなり、該舌部
は、一般部の頂面に形成された切り欠き部より一般部の
一方の側面の自由端部と同一方向に向けて延在されてな
り、該舌部の自由端部は一般部の他方の側面の自由端部
及び頂面間の寸法より短い位置にあり且つ外方に向けて
前記頂面と略平行をなすように形成されてなることを特
徴とする。
【００１４】請求項２にあって、請求項１記載の自動車
用ピラーガーニッシュ支持構造であって、前記舌部の自
由端部は、プレスの固定型と移動型間に挿入された時
に、該固定型と移動型間に挟持されてなることを特徴と
する。
用ピラーガーニッシュ支持構造であって、前記舌部の自
由端部は、プレスの固定型と移動型間に挿入された時
に、該固定型と移動型間に挟持されてなることを特徴と
する。
【００１５】
【作用】本発明の請求項１の自動車用ピラーガーニッシ
ュ支持構造によれば、前記ピラーガーニッシュの前記ピ
ラーへの取付が、三次元に変化する前記ピラーのデザイ
ン線とは無関係のブラケットでもって可能になるので、
前記ピラーを単純な形状にして前記ピラーの成形性を向
上することができる。
ュ支持構造によれば、前記ピラーガーニッシュの前記ピ
ラーへの取付が、三次元に変化する前記ピラーのデザイ
ン線とは無関係のブラケットでもって可能になるので、
前記ピラーを単純な形状にして前記ピラーの成形性を向
上することができる。
【００１６】前記ブラケットは、断面が前記ピラーガー
ニッシュに対向された頂面の両稜線が三次元に変化して
も、該ブラケットの第３面の切り欠き部によって、舌部
の自由端部の形成が、単なる折曲げ加工でよく、原価低
減の一原因になる。
ニッシュに対向された頂面の両稜線が三次元に変化して
も、該ブラケットの第３面の切り欠き部によって、舌部
の自由端部の形成が、単なる折曲げ加工でよく、原価低
減の一原因になる。
【００１７】前記ブラケットの舌部に外方に向けて前記
頂面と略平行をなす自由端部を設けることにより、該ブ
ラケットの成形時のバランスを向上したもので、換言す
ると、ブラケットの成形ねじれによる端部のばらつきを
防止することができる。
頂面と略平行をなす自由端部を設けることにより、該ブ
ラケットの成形時のバランスを向上したもので、換言す
ると、ブラケットの成形ねじれによる端部のばらつきを
防止することができる。
【００１８】本発明の請求項２によれば、請求項１記載
の作用に加え、前記舌部の自由端部は、プレス成形時の
ブラケットの素材のパネルの引き込みを防止できる。つ
まり、プレス成形時のブラケットの素材のパネルの流入
量の差によるねじれを抑え、製品になった際のねじれを
防止できる。
の作用に加え、前記舌部の自由端部は、プレス成形時の
ブラケットの素材のパネルの引き込みを防止できる。つ
まり、プレス成形時のブラケットの素材のパネルの流入
量の差によるねじれを抑え、製品になった際のねじれを
防止できる。
【００１９】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。
る。
【００２０】図１乃至図６を用いて、本発明の一実施例
に係る自動車用ピラーガーニッシュ支持構造を説明す
る。図７及び図８に説明した従来例と同一部材は、同一
符号を用いて説明する。
に係る自動車用ピラーガーニッシュ支持構造を説明す
る。図７及び図８に説明した従来例と同一部材は、同一
符号を用いて説明する。
【００２１】図中符号１は「ピラー」としてのフロント
ピラー、同２１は鉄板製のブラケット、同３はピラーガ
ーニッシュである。
ピラー、同２１は鉄板製のブラケット、同３はピラーガ
ーニッシュである。
【００２２】前記フロントピラー１は、板厚１．２ミリ
メートルのピラーインナパネル５と、板厚０．８ミリメ
ートルのピラーアウタパネル７と、両ピラーパネル５，
７間にあって強度を増強した板厚２．０ミリメートルの
レインフォースパネル９とよりなり、両ピラーパネル
５，７及びレインフォースパネル９夫々の前後の両フラ
ンジ５ａ，７ａ，９ａ，５ｂ，７ｂ，９ｂが相互に溶接
ＳＷされることで閉断面のシェル状の柱が形成される。
メートルのピラーインナパネル５と、板厚０．８ミリメ
ートルのピラーアウタパネル７と、両ピラーパネル５，
７間にあって強度を増強した板厚２．０ミリメートルの
レインフォースパネル９とよりなり、両ピラーパネル
５，７及びレインフォースパネル９夫々の前後の両フラ
ンジ５ａ，７ａ，９ａ，５ｂ，７ｂ，９ｂが相互に溶接
ＳＷされることで閉断面のシェル状の柱が形成される。
【００２３】フロントウインドパネル１１は、その端部
１１ａ内面が、前記ピラーアウタパネル７の前側のフラ
ンジ７ａに接着剤１２により固持されてなる。
１１ａ内面が、前記ピラーアウタパネル７の前側のフラ
ンジ７ａに接着剤１２により固持されてなる。
【００２４】また、フロントサイドウインドパネル１３
（図７参照）は、ドア（図示省略）に支持され、該ドア
の開閉に伴い、フロントサイドウインドパネル１３の端
部１３ａ（図７参照）内面が、前記ピラーアウタパネル
７の後側のフランジ７ａに支持されたウェルト１４のス
トリップ部１４ａを圧縮自在になっている。尚、図１及
び図２に示すウェルト１４のストリップ部１４ａは、前
記フロントサイドウインドパネル１３の端部１３ａ（図
７参照）内面によって圧縮される前の状態を示す図であ
る。
（図７参照）は、ドア（図示省略）に支持され、該ドア
の開閉に伴い、フロントサイドウインドパネル１３の端
部１３ａ（図７参照）内面が、前記ピラーアウタパネル
７の後側のフランジ７ａに支持されたウェルト１４のス
トリップ部１４ａを圧縮自在になっている。尚、図１及
び図２に示すウェルト１４のストリップ部１４ａは、前
記フロントサイドウインドパネル１３の端部１３ａ（図
７参照）内面によって圧縮される前の状態を示す図であ
る。
【００２５】前記ピラーインナパネル５は、前記フロン
トウインドパネル１１の端部１１ａに対向された前面パ
ネル２５及び前記フロントサイドウインドパネル１３の
端部１３ａに対向された後面パネル２７とより横断面略
チャンネル状をなし、前記両ウインドパネル１１，１３
間に配されている。
トウインドパネル１１の端部１１ａに対向された前面パ
ネル２５及び前記フロントサイドウインドパネル１３の
端部１３ａに対向された後面パネル２７とより横断面略
チャンネル状をなし、前記両ウインドパネル１１，１３
間に配されている。
【００２６】前記ブラケット２１の横断面形状は、「両
側面」としての第１面３３及び第２面３５と、前記ピラ
ーガーニッシュ３に対向された「頂面」としての第３面
３７とより大略菱形の略チャンネル状に形成されてな
る。
側面」としての第１面３３及び第２面３５と、前記ピラ
ーガーニッシュ３に対向された「頂面」としての第３面
３７とより大略菱形の略チャンネル状に形成されてな
る。
【００２７】該ブラケット２１の第１面３３及び第３面
３７より形成される第１稜線４３と、第３面３５及び第
３面３７より形成される第２稜線４５とが、前記ピラー
インナパネル５の三次元の変化に追従して、三次元に変
化している。
３７より形成される第１稜線４３と、第３面３５及び第
３面３７より形成される第２稜線４５とが、前記ピラー
インナパネル５の三次元の変化に追従して、三次元に変
化している。
【００２８】該第１面３３及び第２面３５には、前記ピ
ラーインナパネル５の前面パネル２５及び後面パネル２
７に溶接ＳＷにより支持されるように、該第１面３３及
び第２面３５から端部３１，３１が夫々前記ピラーイン
ナパネル５側に複数延在されることで、「一般部」２３
が形成されている。
ラーインナパネル５の前面パネル２５及び後面パネル２
７に溶接ＳＷにより支持されるように、該第１面３３及
び第２面３５から端部３１，３１が夫々前記ピラーイン
ナパネル５側に複数延在されることで、「一般部」２３
が形成されている。
【００２９】該一般部２３の「一方の側面」としての第
２面３５，３５との間には、舌部２９が複数形成されて
なる。
２面３５，３５との間には、舌部２９が複数形成されて
なる。
【００３０】また、前記端部３１，３１が形成されてい
ない第１面３３及び第２面３５には、ピラーガーニッシ
ュ３に係合可能なる爪部３９及び４１が複数切り起こさ
れてなる。
ない第１面３３及び第２面３５には、ピラーガーニッシ
ュ３に係合可能なる爪部３９及び４１が複数切り起こさ
れてなる。
【００３１】該一方の爪部３９は、前記第１面３３にあ
って前記第３面３７側に基部があって切り起こされて前
記端部３１側に自由端部を有する舌片状をなし、最も突
出した位置から先端部３９ａが前記端部３１側にくの字
状に曲折されてなる。
って前記第３面３７側に基部があって切り起こされて前
記端部３１側に自由端部を有する舌片状をなし、最も突
出した位置から先端部３９ａが前記端部３１側にくの字
状に曲折されてなる。
【００３２】前記他方の爪部４１は、前記第２面３５に
あって前記第３面３７側に基部があって切り起こされ
て、該切り起し部の根元に形成したビード４１ａで強度
を増強し、その自由端部４１ｂが前記端部３１側と平行
なるように形成されてなる。
あって前記第３面３７側に基部があって切り起こされ
て、該切り起し部の根元に形成したビード４１ａで強度
を増強し、その自由端部４１ｂが前記端部３１側と平行
なるように形成されてなる。
【００３３】前記舌部２９は、図２に示すように、前記
一般部２３の「頂面」としての第３面３７に形成された
切り欠き部４７より一般部２３の「一方の側面」として
の第２面３５の「自由端部」としての端部３１側と同一
方向に向けて延在されてなる。
一般部２３の「頂面」としての第３面３７に形成された
切り欠き部４７より一般部２３の「一方の側面」として
の第２面３５の「自由端部」としての端部３１側と同一
方向に向けて延在されてなる。
【００３４】該舌部２９の自由端部４９は、図２に示す
ように、一般部２３の「他方の側面」としての第１面３
３と端部３１との「自由端部」としての折れ線部５１及
び「頂面」としての第３面３７間の寸法Ｈ１より短い寸
法Ｈ２位置にあり且つ「外方」としての前記フロントウ
インドパネル１１側に向けて前記「頂面」としての第３
面３７と略平行をなすように形成されてなる。
ように、一般部２３の「他方の側面」としての第１面３
３と端部３１との「自由端部」としての折れ線部５１及
び「頂面」としての第３面３７間の寸法Ｈ１より短い寸
法Ｈ２位置にあり且つ「外方」としての前記フロントウ
インドパネル１１側に向けて前記「頂面」としての第３
面３７と略平行をなすように形成されてなる。
【００３５】換言すると、前記舌部２９の自由端部４９
は、図６に示すように、プレス５３の固定型５５と移動
型５７、第２移動型６５、第３移動型６７間に挿入され
た時に、該固定型５５と第２移動型６５間に挟持されて
なる。
は、図６に示すように、プレス５３の固定型５５と移動
型５７、第２移動型６５、第３移動型６７間に挿入され
た時に、該固定型５５と第２移動型６５間に挟持されて
なる。
【００３６】前記ピラーガーニッシュ３の横断面形状
は、前記フロントピラー１のピラーインナパネル５のフ
ランジ５ａ，５ｂに近接して前後の両端部３ａ，３ｂが
配され、内面３ｃには、前記ブラケット２１の第３面３
７に線接触される第１リブ５９、爪部３９，４１に係合
される第２，第３リブ６１，６３が突設されてなる。
は、前記フロントピラー１のピラーインナパネル５のフ
ランジ５ａ，５ｂに近接して前後の両端部３ａ，３ｂが
配され、内面３ｃには、前記ブラケット２１の第３面３
７に線接触される第１リブ５９、爪部３９，４１に係合
される第２，第３リブ６１，６３が突設されてなる。
【００３７】前記ピラーガーニッシュ３の後側の端部３
ｂは、前記ピラー１のフランジ５ｂ，７ｂ，９ｂに係合
されたウェルト１４のリップ１４ｂに挟持されてなる。
ｂは、前記ピラー１のフランジ５ｂ，７ｂ，９ｂに係合
されたウェルト１４のリップ１４ｂに挟持されてなる。
【００３８】符号６７は、前記フロントウインドパネル
１１の端部１１ａの内面に施された黒色プリントで、前
記ピラーガーニッシュ３の前側の端部３ａ及び接着剤１
２が外側から見えないように覆ってなる。
１１の端部１１ａの内面に施された黒色プリントで、前
記ピラーガーニッシュ３の前側の端部３ａ及び接着剤１
２が外側から見えないように覆ってなる。
【００３９】符号１７は、サンルーフのモータ、自動車
後部の音響機器などの電気接続用のハーネスで、クリッ
プ１８（図７参照）によりフロントピラー１のピラーイ
ンナパネル５に係止されている。
後部の音響機器などの電気接続用のハーネスで、クリッ
プ１８（図７参照）によりフロントピラー１のピラーイ
ンナパネル５に係止されている。
【００４０】従って、上記に説明した本実施例によれ
ば、前記ピラーガーニッシュ３の前記ピラー１への取付
が、三次元に変化する前記ピラー１のデザイン線とは無
関係のブラケット２１でもって可能になるので、前記ピ
ラー１を単純な形状にして前記ピラー１の成形性を向上
することができる。
ば、前記ピラーガーニッシュ３の前記ピラー１への取付
が、三次元に変化する前記ピラー１のデザイン線とは無
関係のブラケット２１でもって可能になるので、前記ピ
ラー１を単純な形状にして前記ピラー１の成形性を向上
することができる。
【００４１】前記ブラケット２１は、断面が前記ピラー
ガーニッシュ３に対向された第３面３７の両稜線４３，
４３が三次元に変化しても、該ブラケット２１の第３面
３７の切り欠き部４７によって、舌部２９の自由端部４
９の形成が、単なる折曲げ加工でよく、原価低減の一原
因になる。
ガーニッシュ３に対向された第３面３７の両稜線４３，
４３が三次元に変化しても、該ブラケット２１の第３面
３７の切り欠き部４７によって、舌部２９の自由端部４
９の形成が、単なる折曲げ加工でよく、原価低減の一原
因になる。
【００４２】前記ブラケット２１の舌部２９に外方に向
けて前記第３面３７と略平行をなす自由端部４９を設け
ることにより、該ブラケット２１の成形時のバランスを
向上したもので、換言すると、ブラケット２１の成形ね
じれによる端部のばらつきを防止することができる。
けて前記第３面３７と略平行をなす自由端部４９を設け
ることにより、該ブラケット２１の成形時のバランスを
向上したもので、換言すると、ブラケット２１の成形ね
じれによる端部のばらつきを防止することができる。
【００４３】また、前記ブラケット２１の舌部２９に外
方に向けて前記第３面３７と略平行をなす自由端部４９
を設けることにより、前記舌部２９の自由端部４９は、
プレス成形時のブラケット２１の素材のパネルの引き込
みを防止できる。つまり、プレス成形時のブラケット２
１の素材のパネルの流入量の差によるねじれを抑え、製
品になった際のねじれを防止できる。
方に向けて前記第３面３７と略平行をなす自由端部４９
を設けることにより、前記舌部２９の自由端部４９は、
プレス成形時のブラケット２１の素材のパネルの引き込
みを防止できる。つまり、プレス成形時のブラケット２
１の素材のパネルの流入量の差によるねじれを抑え、製
品になった際のねじれを防止できる。
【００４４】更に、前記ブラケット２１の爪部３９，４
１は、ブラケット２１そのものから切り起こされてなる
ことで、スプリング機能を有することになる。
１は、ブラケット２１そのものから切り起こされてなる
ことで、スプリング機能を有することになる。
【００４５】尚、前記実施例は、「ピラー」として前記
フロントピラー１（または１st ピラー）を例にして説
明したが、これに限らない。
フロントピラー１（または１st ピラー）を例にして説
明したが、これに限らない。
【００４６】前面パネル２５に相当する部材がフロント
サイドウインドパネル１３の端部１３ａに対向され、後
面パネル２７に相当する部材がリアサイドウインドパネ
ルの端部に対向されたセンターピラー（または２nd ピ
ラー）でも良い。
サイドウインドパネル１３の端部１３ａに対向され、後
面パネル２７に相当する部材がリアサイドウインドパネ
ルの端部に対向されたセンターピラー（または２nd ピ
ラー）でも良い。
【００４７】また、前面パネル２５に相当する部材がリ
アサイドウインドパネルの端部に対向され、後面パネル
２７に相当する部材がリアウインドパネル（または３rd
ピラー）の端部に対向されたリアーピラーでも良い。
アサイドウインドパネルの端部に対向され、後面パネル
２７に相当する部材がリアウインドパネル（または３rd
ピラー）の端部に対向されたリアーピラーでも良い。
【００４８】更に、サイドウインドパネルが複数連続す
る所謂１ボックスカーの夫々のサイドウインドパネル間
のピラーでも良い。
る所謂１ボックスカーの夫々のサイドウインドパネル間
のピラーでも良い。
【００４９】その場合、前記ガーニッシュ本体３の端部
３ａ，３ｂを前記ブラケット２１の爪部３９，４１と前
記ピラーインナパネル５のフランジ５ｂに係合されたウ
ェルト１４のリップ１４ｂでもって挟持する部位は、前
記実施例のように後側の端部３ｂのみではなく、前後の
端部３ａ，３ｂが夫々挟持される場合があることは勿論
である。
３ａ，３ｂを前記ブラケット２１の爪部３９，４１と前
記ピラーインナパネル５のフランジ５ｂに係合されたウ
ェルト１４のリップ１４ｂでもって挟持する部位は、前
記実施例のように後側の端部３ｂのみではなく、前後の
端部３ａ，３ｂが夫々挟持される場合があることは勿論
である。
【００５０】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１の自動
車用ピラーガーニッシュ支持構造によれば、ピラーとピ
ラーガーニッシュとの間に介在された鉄板製のブラケッ
トによりピラーにピラーガーニッシュが支持されてな
り、該ブラケットは、断面が前記ピラーガーニッシュに
対向された頂面及び該頂面の三次元に変化する両稜線よ
り前記ピラー側に延在された両側面により略チャンネル
状に形成されると共に該両側面の自由端部がピラーへ溶
接されてなる一般部と、該一般部より突出されてピラー
ガーニッシュに係合可能なる爪部と、該一般部の一方の
側面間に複数形成されてなる舌部とよりなり、該舌部
は、一般部の頂面に形成された切り欠き部より一般部の
一方の側面の自由端部と同一方向に向けて延在されてな
り、該舌部の自由端部は一般部の他方の側面の自由端部
及び頂面間の寸法より短い位置にあり且つ外方に向けて
前記頂面と略平行をなすように形成されてなることを特
徴とするので、前記ピラーガーニッシュの前記ピラーへ
の取付が、三次元に変化する前記ピラーのデザイン線と
は無関係のブラケットでもって可能になるので、前記ピ
ラーを単純な形状にして前記ピラーの成形性を向上する
ことができる。
車用ピラーガーニッシュ支持構造によれば、ピラーとピ
ラーガーニッシュとの間に介在された鉄板製のブラケッ
トによりピラーにピラーガーニッシュが支持されてな
り、該ブラケットは、断面が前記ピラーガーニッシュに
対向された頂面及び該頂面の三次元に変化する両稜線よ
り前記ピラー側に延在された両側面により略チャンネル
状に形成されると共に該両側面の自由端部がピラーへ溶
接されてなる一般部と、該一般部より突出されてピラー
ガーニッシュに係合可能なる爪部と、該一般部の一方の
側面間に複数形成されてなる舌部とよりなり、該舌部
は、一般部の頂面に形成された切り欠き部より一般部の
一方の側面の自由端部と同一方向に向けて延在されてな
り、該舌部の自由端部は一般部の他方の側面の自由端部
及び頂面間の寸法より短い位置にあり且つ外方に向けて
前記頂面と略平行をなすように形成されてなることを特
徴とするので、前記ピラーガーニッシュの前記ピラーへ
の取付が、三次元に変化する前記ピラーのデザイン線と
は無関係のブラケットでもって可能になるので、前記ピ
ラーを単純な形状にして前記ピラーの成形性を向上する
ことができる。
【００５１】前記ブラケットは、断面が前記ピラーガー
ニッシュに対向された頂面の両稜線が三次元に変化して
も、該ブラケットの第３面の切り欠き部によって、舌部
の自由端部の形成が、単なる折曲げ加工でよく、原価低
減の一原因になる。
ニッシュに対向された頂面の両稜線が三次元に変化して
も、該ブラケットの第３面の切り欠き部によって、舌部
の自由端部の形成が、単なる折曲げ加工でよく、原価低
減の一原因になる。
【００５２】前記ブラケットの舌部に外方に向けて前記
頂面と略平行をなす自由端部を設けることにより、該ブ
ラケットの成形時のバランスを向上したもので、換言す
るとブラケットの成形ねじれによる端部のばらつきを防
止することができる。
頂面と略平行をなす自由端部を設けることにより、該ブ
ラケットの成形時のバランスを向上したもので、換言す
るとブラケットの成形ねじれによる端部のばらつきを防
止することができる。
【００５３】請求項２によれば、前記舌部の自由端部
は、プレスの固定型と移動型間に挿入された時に、該固
定型と移動型間に挟持されてなることを特徴とするの
で、請求項１記載の効果に加え、前記舌部の自由端部
は、プレス成形時のブラケットの素材のパネルの引き込
みを防止できる。つまり、プレス成形時のブラケットの
素材のパネルの流入量の差によるねじれを抑え、製品に
なった際のねじれを防止できる。
は、プレスの固定型と移動型間に挿入された時に、該固
定型と移動型間に挟持されてなることを特徴とするの
で、請求項１記載の効果に加え、前記舌部の自由端部
は、プレス成形時のブラケットの素材のパネルの引き込
みを防止できる。つまり、プレス成形時のブラケットの
素材のパネルの流入量の差によるねじれを抑え、製品に
なった際のねじれを防止できる。
【図１】本発明の一実施例にかかる自動車用ピラーガー
ニッシュ支持構造の横断面図である。
ニッシュ支持構造の横断面図である。
【図２】ブラケットの舌部を示す図１の相当断面図であ
る。
る。
【図３】図１及び図２の分解斜視説明図である。
【図４】図３のブラケットの拡大斜視説明図である。
【図５】図４の矢視Ｖにかかる斜視説明図である。
【図６】図１のブラケットのプレスの断面図である。
【図７】従来例の図１相当横断面図である。
【図８】図７の分解斜視説明図である。
【符号の説明】 １ 「ピラー」としてのフロントピラー ３ ピラーガーニッシュ ５ ピラーインナパネル ５ａ ピラーインナパネルの端部 ５ｂ ピラーインナパネルの端部 ７ ピラーアウタパネル ７ａ ピラーアウタパネルの端部 ７ｂ ピラーアウタパネルの後側のフランジ ９ レインフォースパネル ９ａ レインフォースパネルの端部 ９ｂ レインフォースパネルの端部 １１ フロントウインドパネル １１ａ フロントウインドパネルの端部 １７ ハーネス ２１ 鉄板製のブラケット ２３ 一般部 ２５ ピラーインナパネルの前面パネル ２７ ピラーインナパネルの後面パネル ２９ 舌部 ３１ 端部 ３３，３５ 「両側面」としての第１面及び第２面 ３７ 「頂面」としての第３面 ３９，４１ 爪部 ４３ 第１稜線 ４５ 第２稜線 ４７ 切り欠き部 ４９ 舌部の自由端部 ５１ 第１面と端部との「自由端部」としての折れ線部 ５３ プレス ５５ プレスの固定型 ５７，６５，６７ プレスの移動型
Claims (2)
- 【請求項１】 ピラーとピラーガーニッシュとの間に介
在された鉄板製のブラケットにより前記ピラーに前記ピ
ラーガーニッシュが支持されてなり、 該ブラケットは、断面が前記ピラーガーニッシュに対向
された頂面及び該頂面の三次元に変化する両稜線より前
記ピラー側に延在された両側面により略チャンネル状に
形成されると共に該両側面の自由端部が前記ピラーへ溶
接されてなる一般部と、該一般部より突出されて前記ピ
ラーガーニッシュに係合可能なる爪部と、該一般部の一
方の側面間に複数形成されてなる舌部とよりなり、 該舌部は、前記一般部の頂面に形成された切り欠き部よ
り前記一般部の一方の側面の自由端部と同一方向に向け
て延在されてなり、該舌部の自由端部は前記一般部の他
方の側面の自由端部及び頂面間の寸法より短い位置にあ
り且つ外方に向けて前記頂面と略平行をなすように形成
されてなることを特徴とする自動車用ピラーガーニッシ
ュ支持構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の自動車用ピラーガーニッ
シュ支持構造であって、 前記舌部の自由端部は、プレスの固定型と移動型間に挿
入された時に、該固定型と移動型間に挟持されてなるこ
とを特徴とする自動車用ピラーガーニッシュ支持構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12374095A JP3381456B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造 |
| KR1019960017825A KR0180970B1 (ko) | 1995-05-23 | 1996-05-23 | 자동차용 필라 가니시 지지구조 |
| US08/652,000 US5791716A (en) | 1995-05-23 | 1996-05-23 | Structure for supporting pillar garnish for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12374095A JP3381456B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08310313A true JPH08310313A (ja) | 1996-11-26 |
| JP3381456B2 JP3381456B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=14868166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12374095A Expired - Fee Related JP3381456B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5791716A (ja) |
| JP (1) | JP3381456B2 (ja) |
| KR (1) | KR0180970B1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008510656A (ja) * | 2004-08-24 | 2008-04-10 | クーパー−スタンダード・オートモーティブ・インコーポレーテッド | 外部から見えない分割バー組立体 |
| JP2010095094A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 車両のピラーガーニッシュ |
| JP2010095091A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ピラーガーニッシュ |
| CN109987142A (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-09 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
| CN111791675A (zh) * | 2019-04-04 | 2020-10-20 | 现代自动车株式会社 | 通气装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3160197B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2001-04-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両用内装材 |
| US6059342A (en) * | 1996-02-19 | 2000-05-09 | Nissan Motor Co., Ltd. | Car body structure |
| GB2323578A (en) * | 1997-03-27 | 1998-09-30 | Applied Sweepers Ltd | Rear lights mounted on seat assembly for pedestrian-operated machine |
| US6254172B1 (en) | 1997-06-18 | 2001-07-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automotive impact energy absorbing structure |
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| DE19842651A1 (de) * | 1998-09-17 | 2000-03-23 | Volkswagen Ag | Fahrzeug-Karosseriesäule, insbesondere A-Säule |
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| DE102007019700A1 (de) * | 2007-04-26 | 2008-10-30 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Energieabsorbierendes Deformationselement für ein Fahrzeug |
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| DE102008022427A1 (de) * | 2008-05-07 | 2009-11-12 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Kraftfahrzeug mit A-Säule und in dieser gelagerten Airbag |
| CN103144678B (zh) * | 2008-07-04 | 2015-11-25 | 本田技研工业株式会社 | 汽车的前柱 |
| DE102011051157B4 (de) * | 2011-06-17 | 2021-06-02 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Anordnung aus einer Aufbausäule und einer Innenraumverkleidung der Aufbausäule |
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| US9315091B1 (en) | 2014-11-05 | 2016-04-19 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method of assembling a vehicle body garnish |
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| US10414348B2 (en) | 2016-11-04 | 2019-09-17 | Ford Global Technologies Llc | Anti-rocking bracket for vehicle pillar trim |
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-
1995
- 1995-05-23 JP JP12374095A patent/JP3381456B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-05-23 KR KR1019960017825A patent/KR0180970B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-05-23 US US08/652,000 patent/US5791716A/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |