JPH0778574B2 - 実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒 - Google Patents
実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒Info
- Publication number
- JPH0778574B2 JPH0778574B2 JP61130961A JP13096186A JPH0778574B2 JP H0778574 B2 JPH0778574 B2 JP H0778574B2 JP 61130961 A JP61130961 A JP 61130961A JP 13096186 A JP13096186 A JP 13096186A JP H0778574 B2 JPH0778574 B2 JP H0778574B2
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- JP
- Japan
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- lens barrel
- barrel portion
- eyepiece
- tilt angle
- fixed
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/20—Light-tight connections for movable optical elements
- G02B7/24—Pivoted connections
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/18—Arrangements with more than one light path, e.g. for comparing two specimens
- G02B21/20—Binocular arrangements
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/04—Prisms
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Telescopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒、特に、手
術用顕微鏡の双眼鏡筒として好適な可変傾斜角双眼鏡筒
に関するものである。
術用顕微鏡の双眼鏡筒として好適な可変傾斜角双眼鏡筒
に関するものである。
実体顕微鏡、特に、手術用顕微鏡においては、それを用
いて患部を観察しながら手術を行なうために、焦点距離
の長い対物レンズを使用する場合には、術者の姿勢が楽
になるように、接眼レンズのアイポイントから作業面で
の間隔をできるだけ短くすると共に、接眼鏡筒の傾斜角
を任意に変換できることが望まれる。
いて患部を観察しながら手術を行なうために、焦点距離
の長い対物レンズを使用する場合には、術者の姿勢が楽
になるように、接眼レンズのアイポイントから作業面で
の間隔をできるだけ短くすると共に、接眼鏡筒の傾斜角
を任意に変換できることが望まれる。
従来この種の傾斜角を可変にできる鏡筒としては、例え
ば、特開昭53-70838号公報に記載のものがあり、その構
成を第８図及び第９図によって説明する。
ば、特開昭53-70838号公報に記載のものがあり、その構
成を第８図及び第９図によって説明する。
即ち、第８図に示す従来構成において、１は結像レンズ
２を保持する固定鏡筒部であり、図示しない顕微鏡本体
に固定される。３は可動鏡筒部であり、固定鏡筒部１に
紙面内で回動可能に嵌合されている。４は図示しない接
眼レンズを保持する１対の接眼鏡筒部であり、眼の間隔
を調節するため及び選択された観察方向に適合させるた
めに、可動鏡筒部３に紙面と垂直な面内で回動可能に嵌
合されている。
２を保持する固定鏡筒部であり、図示しない顕微鏡本体
に固定される。３は可動鏡筒部であり、固定鏡筒部１に
紙面内で回動可能に嵌合されている。４は図示しない接
眼レンズを保持する１対の接眼鏡筒部であり、眼の間隔
を調節するため及び選択された観察方向に適合させるた
めに、可動鏡筒部３に紙面と垂直な面内で回動可能に嵌
合されている。
又、５は固定鏡筒部１に枢着されていて、伝動装置６を
介して可動鏡筒部３と連結された回転ミラー、７は可動
鏡筒部３内に配設されていて回転ミラー５側の面にリレ
ーレンズ８が固着された１対の45°ダハプリズム、９
は、可動鏡筒部３内に配設された伝動装置６とは無関係
な１対の偏向ミラー、10は各接眼鏡筒部４内に配設され
た１対の菱形プリズムであり、これらによって像伝達系
を構成すると共に、結像レンズ２による像は、この像伝
達系を介して中間像面11上に正立像として結像されるよ
うになっている。
介して可動鏡筒部３と連結された回転ミラー、７は可動
鏡筒部３内に配設されていて回転ミラー５側の面にリレ
ーレンズ８が固着された１対の45°ダハプリズム、９
は、可動鏡筒部３内に配設された伝動装置６とは無関係
な１対の偏向ミラー、10は各接眼鏡筒部４内に配設され
た１対の菱形プリズムであり、これらによって像伝達系
を構成すると共に、結像レンズ２による像は、この像伝
達系を介して中間像面11上に正立像として結像されるよ
うになっている。
尚、前記伝動装置６は、接眼鏡筒部４の傾斜角を変えて
可動鏡筒部３における光軸を角度αだけ変化させる場合
に、回転ミラーをα/2だけ回転させるように設計されて
おり、且つ製造許容誤差によって生じる伝動装置６の遊
びは、バネ12によって補償されるようになっている。
可動鏡筒部３における光軸を角度αだけ変化させる場合
に、回転ミラーをα/2だけ回転させるように設計されて
おり、且つ製造許容誤差によって生じる伝動装置６の遊
びは、バネ12によって補償されるようになっている。
従って、この鏡筒を用いることにより、接眼鏡筒部４の
傾斜角を変化させても正立した像を正しく観察すること
ができる。
傾斜角を変化させても正立した像を正しく観察すること
ができる。
しかしながら、上記従来例においては、光路が単に回転
ミラー５から離れていくように構成されているために、
鏡筒自体が比較的大型化するきらいがあると共に、第９
図に示されている如く、接眼鏡筒部の傾斜角を変更する
場合の回転中心から接眼レンズまでの回転半径Ｒが大と
なり、特に、傾斜角90°，つまり、鏡筒への入射光と出
射光が平行になった際には、該鏡筒の顕微鏡への取付面
と接眼レンズ取付面との距離Ｌが大となるもので、この
結果として、試料面（作業面）から観察者のアイポイン
トまでの距離が大きくなるものであって、観察及び作業
における操作性が悪化してしまうという欠点がある。
ミラー５から離れていくように構成されているために、
鏡筒自体が比較的大型化するきらいがあると共に、第９
図に示されている如く、接眼鏡筒部の傾斜角を変更する
場合の回転中心から接眼レンズまでの回転半径Ｒが大と
なり、特に、傾斜角90°，つまり、鏡筒への入射光と出
射光が平行になった際には、該鏡筒の顕微鏡への取付面
と接眼レンズ取付面との距離Ｌが大となるもので、この
結果として、試料面（作業面）から観察者のアイポイン
トまでの距離が大きくなるものであって、観察及び作業
における操作性が悪化してしまうという欠点がある。
本発明は、このような従来の鏡筒における問題点に鑑
み、試料面（作業面）から観察者のアイポイントまでの
距離を小さくし、その結果として、観察及び作業の際の
操作性を向上できるようにした実体顕微鏡用可変傾斜角
双眼鏡筒を提供することを目的とする。
み、試料面（作業面）から観察者のアイポイントまでの
距離を小さくし、その結果として、観察及び作業の際の
操作性を向上できるようにした実体顕微鏡用可変傾斜角
双眼鏡筒を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明による実体顕微鏡用
可変傾斜角双眼鏡筒は、固定鏡筒部と、前記固定鏡筒部
に枢着される可動鏡筒部と、前記可動鏡筒部に接続さ
れ、該可動鏡筒部に対して傾斜角を変化させ得る接眼鏡
筒部とを備えた実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒におい
て、前記接眼鏡筒部へ向かう光路を、途中で、該接眼鏡
筒部への入射光軸，及び前記固定鏡筒部への入射光軸に
平行な平面内で、且つ該各光軸とは異なる方向へ180度
偏向する第１偏向手段と、前記光路を前記接眼鏡筒部の
光軸と一致させるべく偏向する第２偏向手段とを設けて
構成し、これによって鏡筒を小型化させ、且つ併せて、
接眼鏡筒部の傾斜角を変更する場合の回転中心から接眼
レンズまでの回転半径を小さくするようにしたものであ
る。
可変傾斜角双眼鏡筒は、固定鏡筒部と、前記固定鏡筒部
に枢着される可動鏡筒部と、前記可動鏡筒部に接続さ
れ、該可動鏡筒部に対して傾斜角を変化させ得る接眼鏡
筒部とを備えた実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒におい
て、前記接眼鏡筒部へ向かう光路を、途中で、該接眼鏡
筒部への入射光軸，及び前記固定鏡筒部への入射光軸に
平行な平面内で、且つ該各光軸とは異なる方向へ180度
偏向する第１偏向手段と、前記光路を前記接眼鏡筒部の
光軸と一致させるべく偏向する第２偏向手段とを設けて
構成し、これによって鏡筒を小型化させ、且つ併せて、
接眼鏡筒部の傾斜角を変更する場合の回転中心から接眼
レンズまでの回転半径を小さくするようにしたものであ
る。
これを図によって説明する。第１図乃至第３図は夫々に
本発明に係る鏡筒の光学系の基本構成を示す側面図，平
面図及び斜視図である。
本発明に係る鏡筒の光学系の基本構成を示す側面図，平
面図及び斜視図である。
これらの各図において、21は左右１対の結像レンズ、22
は左右１対もしくは一体の固定反射部材、23は左右１対
の光路を一旦，元の方向に偏向する左右１対の直角プリ
ズムもしくはミラー（第１偏向手段）、24は左右１対の
回転ミラー（第２偏向手段）、25は入射光軸の回りに回
転可能で眼巾調整を行うための左右１対の菱形プリズム
である。そして、この場合、菱形プリズム25を回転ミラ
ー24上の反射点Ｏを中心として紙面内で回転たとき、こ
の回転各θの1/2だけ回転ミラー24が同方向へ回転する
ようになっている。
は左右１対もしくは一体の固定反射部材、23は左右１対
の光路を一旦，元の方向に偏向する左右１対の直角プリ
ズムもしくはミラー（第１偏向手段）、24は左右１対の
回転ミラー（第２偏向手段）、25は入射光軸の回りに回
転可能で眼巾調整を行うための左右１対の菱形プリズム
である。そして、この場合、菱形プリズム25を回転ミラ
ー24上の反射点Ｏを中心として紙面内で回転たとき、こ
の回転各θの1/2だけ回転ミラー24が同方向へ回転する
ようになっている。
即ち、以上のような構成により、菱形プリズム25（接眼
鏡筒部）の傾斜角を変化させても像は移動せず、常に正
立像を観察できるのであり、従来例に比較するとき、鏡
筒自体が小型化されるほかに、傾斜角を変更する場合の
回転中心から接眼レンズまでの回転半径も小さくなる。
鏡筒部）の傾斜角を変化させても像は移動せず、常に正
立像を観察できるのであり、従来例に比較するとき、鏡
筒自体が小型化されるほかに、傾斜角を変更する場合の
回転中心から接眼レンズまでの回転半径も小さくなる。
以下、図示した各実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
する。
第４図は第１実施例全体の縦断面図、第５図はその主要
部の横断面図である。尚、第１図乃至第３図に示した部
材と同一の部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。
部の横断面図である。尚、第１図乃至第３図に示した部
材と同一の部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。
これらの第４図，第５図の構成において、26は結像レン
ズ21を保持し、且つ固定反射部材22,直角プリズム23,回
転ミラー24を内蔵していて、図示しない顕微鏡本体に固
定される固定鏡筒部、27は固定鏡筒部26に紙面内で回動
可能に枢着された可動鏡筒部、28は図示しない接眼レン
ズを保持すると共に、菱形プリズム25を内蔵していて、
可動鏡筒部27に紙面と垂直な面内で回動可能に嵌合させ
た１対の接眼鏡筒部である。
ズ21を保持し、且つ固定反射部材22,直角プリズム23,回
転ミラー24を内蔵していて、図示しない顕微鏡本体に固
定される固定鏡筒部、27は固定鏡筒部26に紙面内で回動
可能に枢着された可動鏡筒部、28は図示しない接眼レン
ズを保持すると共に、菱形プリズム25を内蔵していて、
可動鏡筒部27に紙面と垂直な面内で回動可能に嵌合させ
た１対の接眼鏡筒部である。
又、29は回転ミラー24を保持する回転ミラー枠、30は固
定鏡筒部26に一体形成されている回転ミラー枠29,可動
鏡筒部27を回転可能に支持する１対の軸部であって、こ
れにより回転ミラー24がその反射点を中心にして回転さ
せられる。31は軸部30に回動可能に装架され、且つ可動
鏡筒部27に固定された可動鏡筒部ギヤ、32は可動鏡筒部
ギヤ31と噛合して1/2に減速される連結ギヤで、夫々に
固定鏡筒部26の軸受33によって軸受されるギヤ軸34の一
端部に固定されている。35はギヤ軸34の他端部に固定さ
れている連結ギヤ、36は軸部30に回動可能に装架され、
且つ回転ミラー枠29に固定された回転ミラー枠ギヤであ
る。尚、連結ギヤ32と回転ミラー枠ギヤ36の歯数は同一
である。
定鏡筒部26に一体形成されている回転ミラー枠29,可動
鏡筒部27を回転可能に支持する１対の軸部であって、こ
れにより回転ミラー24がその反射点を中心にして回転さ
せられる。31は軸部30に回動可能に装架され、且つ可動
鏡筒部27に固定された可動鏡筒部ギヤ、32は可動鏡筒部
ギヤ31と噛合して1/2に減速される連結ギヤで、夫々に
固定鏡筒部26の軸受33によって軸受されるギヤ軸34の一
端部に固定されている。35はギヤ軸34の他端部に固定さ
れている連結ギヤ、36は軸部30に回動可能に装架され、
且つ回転ミラー枠29に固定された回転ミラー枠ギヤであ
る。尚、連結ギヤ32と回転ミラー枠ギヤ36の歯数は同一
である。
本第１実施例による可変傾斜角双眼鏡筒は、上述の如く
構成されているから、図示しない顕微鏡本体からの光線
は、結像レンズ21,固定反射部材22を経て直角プリズム2
3に入り、ここで第４図における紙面と垂直な方向に一
度反射された後、更に反射されて、一旦，元の方向へ戻
るかのように回転ミラー24に向う（第５図参照）。更に
光線は、回転ミラー24で反射された後、菱形プリズム25
を経て図示しない接眼レンズに入るもので、かくして接
眼レンズにより正立した物体像を観察することができ
る。
構成されているから、図示しない顕微鏡本体からの光線
は、結像レンズ21,固定反射部材22を経て直角プリズム2
3に入り、ここで第４図における紙面と垂直な方向に一
度反射された後、更に反射されて、一旦，元の方向へ戻
るかのように回転ミラー24に向う（第５図参照）。更に
光線は、回転ミラー24で反射された後、菱形プリズム25
を経て図示しない接眼レンズに入るもので、かくして接
眼レンズにより正立した物体像を観察することができ
る。
ここで、可動鏡筒部27を回転させて接眼鏡筒部28の傾斜
角を変更することにより、夫々の各ギヤ31,32,35,36の
作用で、回転ミラー24が可動鏡筒部27と同方向へその半
分の角度だけ回転する。従って、反射の法則により、接
眼レンズ内では視野が変化することなく、同じ物体を観
察することができる。
角を変更することにより、夫々の各ギヤ31,32,35,36の
作用で、回転ミラー24が可動鏡筒部27と同方向へその半
分の角度だけ回転する。従って、反射の法則により、接
眼レンズ内では視野が変化することなく、同じ物体を観
察することができる。
以上、本発明による双眼鏡筒の作動原理について説明し
たが、本発明の双眼鏡筒は、光路の途中を一旦，元の方
向へ折り曲がるようにしているので、鏡筒自体が小型化
され、且つ接眼鏡筒部28の傾斜角を変更する場合の回転
中心から接眼レンズまでの回転半径が小さくなる。従っ
て、試料面（作業面）から観察者のアイポイントまでの
距離が小となり、その結果、観察及び作業における操作
性が十分に向上する。又、ダハプリズムのような高精度
であることが要求される高価な光学素子を必要としない
ので、製造コストも安くて済むという利点がある。
たが、本発明の双眼鏡筒は、光路の途中を一旦，元の方
向へ折り曲がるようにしているので、鏡筒自体が小型化
され、且つ接眼鏡筒部28の傾斜角を変更する場合の回転
中心から接眼レンズまでの回転半径が小さくなる。従っ
て、試料面（作業面）から観察者のアイポイントまでの
距離が小となり、その結果、観察及び作業における操作
性が十分に向上する。又、ダハプリズムのような高精度
であることが要求される高価な光学素子を必要としない
ので、製造コストも安くて済むという利点がある。
尚、上記第１実施例の場合、直角プリズム23を固定鏡筒
部26に設けているが、代りに可動鏡筒部27に設けてもよ
く、その場合には、傾斜角の変化に対しては固定ミラー
22と回転ミラー24との位置を入れ替え、且つ固定ミラー
22を可動鏡筒部27に設けることにより対応することがで
きる。
部26に設けているが、代りに可動鏡筒部27に設けてもよ
く、その場合には、傾斜角の変化に対しては固定ミラー
22と回転ミラー24との位置を入れ替え、且つ固定ミラー
22を可動鏡筒部27に設けることにより対応することがで
きる。
次に、第６図（Ａ）及び（Ｂ）は夫々に第２実施例によ
る光学系の側面図及び平面うであって、この例の場合に
は、回転ミラー24を後方にずらして配置している。従っ
て、このような構成によれば、１対の回転ミラー24,24
間から固定反射部材22が外れ、代りに該間に各ギヤ31,3
2,35,36を配置し得るので、鏡筒巾の小さな鏡筒を構成
することができる。
る光学系の側面図及び平面うであって、この例の場合に
は、回転ミラー24を後方にずらして配置している。従っ
て、このような構成によれば、１対の回転ミラー24,24
間から固定反射部材22が外れ、代りに該間に各ギヤ31,3
2,35,36を配置し得るので、鏡筒巾の小さな鏡筒を構成
することができる。
又、第７図（Ａ）及び（Ｂ）は夫々に第３実施例による
光学系の側面図及び平面図であって、この例の場合に
は、直角プリズム23を菱形プリズム25の反対側に配置し
ている。このような構成によれば、回転ミラー24と菱形
プリズム25との間隔をより一層，短くできるので、接眼
鏡筒部の傾斜角を変更する際の回転半径を上記第1,第２
実施例に比較して、更に、一層，小さくすることが可能
である。
光学系の側面図及び平面図であって、この例の場合に
は、直角プリズム23を菱形プリズム25の反対側に配置し
ている。このような構成によれば、回転ミラー24と菱形
プリズム25との間隔をより一層，短くできるので、接眼
鏡筒部の傾斜角を変更する際の回転半径を上記第1,第２
実施例に比較して、更に、一層，小さくすることが可能
である。
尚、本発明による双眼鏡筒は、実体顕微鏡，双眼鏡等に
そのまま適用し得るものである。
そのまま適用し得るものである。
上述の如く、本発明による可変傾斜角双眼鏡筒は、試料
面（作業面）から観察者のアイポイントまでの距離が小
となり、その結果として、観察及び作業における操作性
が向上するという利点がある。又、ダハプリズム等の高
価な光学素子を必要としないので、製造コストも安くて
済むという利点もある。
面（作業面）から観察者のアイポイントまでの距離が小
となり、その結果として、観察及び作業における操作性
が向上するという利点がある。又、ダハプリズム等の高
価な光学素子を必要としないので、製造コストも安くて
済むという利点もある。
第１図乃至第３図は夫々本発明による可変傾斜角双眼鏡
筒の光学系の基本構成を示す側面図，平面図及び斜視
図、第４図及び第５図は夫々第１実施例全体の縦断面図
及び主要部の横断面図、第６図（Ａ）及び（Ｂ）は夫々
第２実施例の光学系の側面図及び平面図、第７図（Ａ）
及び（Ｂ）は夫々第３実施例の光学系の側面図及び平面
図、第８図及び第９図は夫々従来例の縦断面図及び接眼
鏡筒部の傾斜角の変化を示す図である。 21……結像レンズ、22……固定反射部材、23……直角プ
リズム、24……回転ミラー、25……菱形プリズム、26…
…固定鏡筒部、27……可動鏡筒部、28……接眼鏡筒部、
29……回転ミラー枠、30……軸部、31……可動鏡筒部ギ
ヤ、32……連結ギヤ、33……軸受、34……ギヤ軸、35…
…連結ギヤ、36……回転ミラー枠ギヤ。
筒の光学系の基本構成を示す側面図，平面図及び斜視
図、第４図及び第５図は夫々第１実施例全体の縦断面図
及び主要部の横断面図、第６図（Ａ）及び（Ｂ）は夫々
第２実施例の光学系の側面図及び平面図、第７図（Ａ）
及び（Ｂ）は夫々第３実施例の光学系の側面図及び平面
図、第８図及び第９図は夫々従来例の縦断面図及び接眼
鏡筒部の傾斜角の変化を示す図である。 21……結像レンズ、22……固定反射部材、23……直角プ
リズム、24……回転ミラー、25……菱形プリズム、26…
…固定鏡筒部、27……可動鏡筒部、28……接眼鏡筒部、
29……回転ミラー枠、30……軸部、31……可動鏡筒部ギ
ヤ、32……連結ギヤ、33……軸受、34……ギヤ軸、35…
…連結ギヤ、36……回転ミラー枠ギヤ。
Claims (1)
- 【請求項１】固定鏡筒部と、前記固定鏡筒部に枢着され
る可動鏡筒部と、前記可動鏡筒部に接続され、該可動鏡
筒部に対して傾斜角を変化させ得る接眼鏡筒部とを備え
た実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒において、 前記接眼鏡筒部へ向かう光路を、途中で、該接眼鏡筒部
への入射光軸，及び前記固定鏡筒部への入射光軸に平行
な平面内で、且つ該各光軸とは異なる方向へ180度偏向
する第１偏向手段と、前記光路を前記接眼鏡筒部の光軸
と一致させるべく偏向する第２偏向手段とを設けたこと
を特徴とする実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61130961A JPH0778574B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒 |
| US07/057,176 US4798451A (en) | 1986-06-05 | 1987-06-03 | Binocular tube whose angle of inclination is adjustable |
| DE19873718843 DE3718843A1 (de) | 1986-06-05 | 1987-06-05 | Neigungswinkelverstellbarer doppeltubus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61130961A JPH0778574B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62287213A JPS62287213A (ja) | 1987-12-14 |
| JPH0778574B2 true JPH0778574B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=15046675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61130961A Expired - Fee Related JPH0778574B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 実体顕微鏡用可変傾斜角双眼鏡筒 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4798451A (ja) |
| JP (1) | JPH0778574B2 (ja) |
| DE (1) | DE3718843A1 (ja) |
Families Citing this family (33)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2744615B2 (ja) * | 1987-09-30 | 1998-04-28 | 株式会社トプコン | 双眼顕微鏡 |
| JPH01238939A (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
| US4938575A (en) * | 1988-09-30 | 1990-07-03 | Storz Instrument Company | Microscope system and attachment |
| JP3011949B2 (ja) * | 1989-08-23 | 2000-02-21 | 株式会社トプコン | 手術用顕微鏡 |
| JP3006063B2 (ja) * | 1990-10-01 | 2000-02-07 | 株式会社ニコン | 顕微鏡用鏡筒 |
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