JPH07117120A - 金属貼り合わせ用フイルム - Google Patents

金属貼り合わせ用フイルム

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JPH07117120A
JPH07117120A JP5291168A JP29116893A JPH07117120A JP H07117120 A JPH07117120 A JP H07117120A JP 5291168 A JP5291168 A JP 5291168A JP 29116893 A JP29116893 A JP 29116893A JP H07117120 A JPH07117120 A JP H07117120A
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JP
Japan
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film
resin
polyester
peak temperature
metal
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JP5291168A
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English (en)
Inventor
Takashi Sumiya
隆 角谷
Iwao Tanaka
巌 田中
Taiichi Kurome
泰一 黒目
Kunio Shibatsuji
邦雄 芝辻
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリエステル系樹脂Aよりなる2軸延伸フイ
ルムからなり、該フイルムの融解ピーク温度TA 、面配
向係数SA 、平均屈折率nA 、複屈折率ΔnA が 200℃≦TA ≦240℃、 0.12≦SA ≦0.14、 1.585≦nA ≦1.620、 ΔnA ≦12×10-3、 を満足することを特徴とする金属貼り合わせ用フイル
ム、又は上記樹脂Aと特定のポリエステル系樹脂Bとの
積層構成を有する金属貼り合わせ用フイルム。 【効果】 深絞り加工等の成形性、耐衝撃性、保香性に
優れたフイルムを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属貼り合わせ加工用
のポリエステル系フイルムに関する。更に詳しくは、金
属板に貼り合わせて絞り加工、折り加工等を施しうる金
属貼り合わせ加工用ポリエステル系フイルム、特に飲料
缶、食料缶等の缶胴、缶底、缶蓋に使用しうる金属貼り
合わせ用ポリエステル系フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属には腐蝕防止として一般的に
は塗装が施こされているが、有機溶剤を用いずに防錆性
を得る方法の開発が行なわれている。即ち、(1)2軸
配向ポリエチレンテレフタレートフイルムを低融点ポリ
エステルの接着層を介してラミネートし、製缶材として
用いる方法(特開昭56−10451、特公平1−19
2546号公報等)、(2)非晶質又は低結晶性の芳香
族ポリエステルフイルムを金属板にラミネートし、製缶
材として用いる方法(特開平1−192545、特開平
2−57339号公報等)、(3)低配向ポリエチレン
テレフタレートフイルムを金属板にラミネートし、製缶
材として用いる方法(特開昭64−22530号公報
等)などが提案されてきた。
【0003】しかし、上記(1)の方法については成形
加工性の点で、(2)の方法については保香性、経時脆
化の点で、(3)の方法については(1)の方法同様成
形加工性の点で不十分であり、実用に供されていないの
が実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
現状の問題点に鑑み、とくに成形加工性、保香性、さら
には耐衝撃性に優れ、充分に実用に供し得る、金属貼り
合わせ用フイルムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
金属貼り合わせ用フイルムは、ポリエステル系樹脂Aよ
りなる2軸延伸フイルムからなり、該フイルムの融解ピ
ーク温度TA 、面配向係数SA 、平均屈折率nA 、複屈
折率ΔnA が、 200℃≦TA ≦240℃、 0.12≦SA ≦0.14、 1.585≦nA ≦1.620、 ΔnA ≦12×10-3、 を満足することを特徴とするものからなる。
【0006】また、本発明に係る金属貼り合わせ用フイ
ルムは、積層フイルムから構成することもできる。すな
わち、ポリエステル系樹脂Aおよびポリエステル系樹脂
Bよりなる2軸延伸積層フイルムからなり、該樹脂Bか
らなるフイルム層の融解ピーク温度TB 、面配向係数S
B 、複屈折率ΔnB が、 TB ≧TA +1(TA :樹脂Aからなるフイルム層の融
解ピーク温度)、 0.09≦SB ≦0.118、 ΔnB ≦12×10-3、 を満足することを特徴とする金属貼り合わせ用フイルム
である。
【0007】本発明における樹脂A、Bは共にポリエス
テル系樹脂からなるが、このうちとくに樹脂Aは、ポリ
エステル共重合体からなることが好ましい。この共重合
ポリエステルとしては、特に限定されないが、代表的な
ものとして以下の例を挙げることができる。酸成分とし
ては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカル
ボン酸のような芳香族二塩基酸、アジピン酸、セバチン
酸、アゼライン酸、ドデカジオン酸のような脂肪族ジカ
ルボン酸、ダイマー酸、シクロヘキサンジカルボン酸の
ような脂環族ジカルボン酸等が例示できる。又アルコー
ル成分としては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ブタンジオール、ヘキサンジオールのような脂
肪族ジオールを挙げることができる。これらを1種以上
組み合わせて使用される。例えば好ましい例として、酸
成分としてテレフタル酸75モル%以上、アルコール成
分としてエチレングリコール85モル%以上よりなるポ
リエステル共重合体を挙げることができる。
【0008】ポリマ固有粘度としては、樹脂A、B共、
0.64以上、好ましくは0.68以上が好適である。
特に樹脂Aの固有粘度が0.70以上である場合、より
好ましい。添加される粒子は無機、有機、凝集粒子、真
球粒子、各種変形粒子を用いることが出来る。その中で
も樹脂Bが実質的に無粒子である場合、耐衝撃性からよ
り好ましい。
【0009】本発明においては、樹脂Aの単層フイルム
からなる場合には、その融解ピーク温度TA は200℃
≦TA ≦240℃を満足し、樹脂Aと樹脂Bとの積層フ
イルムからなる場合には、その融解ピーク温度TA 、T
B は、TB ≧TA +1なる関係を満足することが必要で
ある。これは、TA 、TB が上記範囲にない場合、接着
性と耐衝撃性のバランスが悪くなるため好ましくないた
めである。ここで樹脂の融解ピーク温度は、パーキンエ
ルマー社製のDSCを用い、昇温速度10℃/分で測定
したものである。また、樹脂A中には、50重量%、好
ましくは20重量%を越えない範囲で樹脂Bが含有され
てもよい。
【0010】また、本発明においては、樹脂A、Bから
なるA、B層の面配向係数SA 、SB は、 0.12≦SA ≦0.14、 好ましくは0.125≦
A ≦0.130、 0.09≦SB ≦0.118、好ましくは0.105≦
B ≦0.114、 なる関係にある必要がある。これは、SA 、SB の値が
上記下限値より小さくなると、貼り合わせ、成形後の耐
衝撃性が悪化するため好ましくなく、又SB =SA の場
合、接着性と耐衝撃性が両立し難いため好ましくない。
一方、SA 、SBが上記上限値より大きい場合、成形性
が損なわれるため好ましくない。なお、ここでいう面配
向係数とは、アッベの屈折率計を用い、光源としては単
色光ナトリウムD線を用い、マウント液としてはヨウ化
メチレンを用いて25℃雰囲気中で測定したものであ
る。
【0011】また、本発明においては、樹脂Aからなる
A層の平均屈折率nA は、1.585≦nA ≦1.62
0の範囲にある必要がある。A層の平均屈折率がB層の
平均屈折率より大きい場合成形性からみてより好まし
い。これは、平均屈折率nA が上記範囲より高すぎても
低すぎても、成形性が損われるため好ましくないからで
ある。平均屈折率も上記面配向係数同様アッベの屈折率
計を用いて測定する。
【0012】また、本発明においては、A層の複屈折率
ΔnA は、12×10-3以下、好ましくは7×10-3
下である必要があり、積層フイルムとする場合のB層の
複屈折率ΔnB も12×10-3以下、好ましくは6×1
-3以下である必要がある。これは、複屈折率が高すぎ
る場合、成形性が損なわれるため好ましくないからであ
る。複屈折率も上記アッベの屈折率計を用いて測定す
る。
【0013】本発明の樹脂A、Bには、各種滑剤を添加
してもよい。滑剤の種類としては、無機系、有機系を問
わない。無機系で好適な粒子としては、凝集シリカ、球
状シリカ、アルミナ、二酸化チタン、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、ジルコニアを挙げることができる。又有
機系粒子としては、シリコーン粒子、架橋スチレン粒
子、イミド粒子、アミド粒子を挙げることができる。ま
たその平均粒径(沈降法による)としては、2.0μm
以下を、さらに好ましくは1.2μm以下、最も好まし
くは0.8μm以下を挙げることができる。
【0014】本発明においては、A層、B層の表面の中
心線平均粗さRA 、RB が、RA >RB なる関係を満足
する場合、加工性がより優れるため、好ましい。また、
Bは0.05以下の場合、より好ましい。この関係を
達成する方法は各種あり、その方法は特に限定されない
が、例えば次の方法が成形性の点から好ましい。
【0015】〈手法〉A層:凝集シリカを0.03〜
1.0重量%の範囲で添加する。 B層:実質的に無粒子とする。 A層:凝集シリカを0.03〜1.0重量%の範囲で
添加する。 B層:δ、γ、θ型より選ばれたアルミナ、ジルコニ
ア、真球状シリカが数珠状に連なったシリカより1種以
上選ばれた粒子のみを添加する。 :の処方で、B層に凝集シリカを0.03重量
%に達しない範囲で添加する。
【0016】また、本発明においては、樹脂Aは、その
ジエチレングリコール量が1.2重量%以下、カルボン
酸末端基量が50eq/t以下であることが好ましい。
このようにすることにより、一層優れた成形性が確保さ
れる。
【0017】なお、本発明のポリエステル系樹脂の製法
は、特に限定されないが、本金属貼り合わせ品を容器と
して使用する場合には、直重法で合成された樹脂が味覚
保香性の点でより好ましい。又固相重合等の方法でアル
デヒド類を減少させた場合、味覚保香性の点で更に好ま
しくなる。又重合触媒としてはアンチモン、ゲルマニウ
ムを挙げることができるが、味覚保香性の点でゲルマニ
ウムが好ましい。また必要に応じ他の添加剤、例えば酸
化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、着色
剤、顔料、増白剤等を添加してもよい。
【0018】本発明のポリエステル系フイルムの厚みと
しては、2〜150μmの範囲が適当である。好ましく
は8〜60μm、更に好ましくは、12〜40μmであ
る。A、B層厚み比としては、1/50〜50/1をそ
の代表例として挙げることができる。特に1/23〜1
/1、より好ましくは2/25〜1/4である場合、成
形性が良好であり好ましい。
【0019】また、本発明のフイルムが貼り合わされる
金属板としては、ブリキ、ティンフリースティール、ア
ルミニウム等を代表例として挙げることができる。これ
らの金属板は適宜、表面に有機、無機処理が施されてい
てもよい。
【0020】次に、本発明の代表的製法を、樹脂A、樹
脂Bの積層フイルムとする場合について説明するが、こ
れに限定されるものではない。所定の粘度(通常は極限
粘度にて0.45〜1.50)を有する樹脂A、Bに適
宜滑剤処方を施した後、400ppm以下、好ましくは
80ppm以下に乾燥する。該乾燥原料A、Bを2台の
押出機を用いて各々溶融混合する。脱気孔を有する押出
機を用いる場合は乾燥を省略してもよいし、又押出機途
中で各種添加剤を添加してもよい。該樹脂A、Bを溶融
状態で積層後、冷却ロール上で一旦冷却し、しかる後、
60〜135℃の範囲で2.0〜6.0倍縦方向に延伸
した後、60〜140℃の範囲で2.0〜6.0倍横方
向に延伸し、120〜240℃の範囲で必要に応じ弛緩
しつつ熱処理を行う。樹脂AとBの積層は上述したよう
に行ってもよいし、縦一軸延伸フイルム上に溶融状態で
ラミネート積層フイルム層を作った後、横方向に延伸を
行ってもよい。また、積層後同時2軸延伸を施してもよ
い。
【0021】本発明フイルムを得るためには、樹脂A、
Bに延伸直前に接するロールを少なくとも1本づつ各々
温度差、例えば1〜5℃の温度差をつけるのが好まし
い。温度差をつけるに当って必要に応じラジエーション
ヒーター、熱風等を活用してもよい。
【0022】〔測定法〕 (1)深絞り加工性 245℃に加熱したティンフリースティールに所定のフ
イルムを貼り合わせた後、フイルム側から冷却ロールで
冷却した後水冷する。このようにして得られたフイルム
貼り合わせ金属板を、250mm径の円板状に切り出し
た後、フイルム面を内面として加熱成形機を用いて絞り
比1.3に成形する。このようにして得られた缶に対
し、目視判定及び防錆性テストを行う。防錆性は、1%
NaCl水を缶に入れ、缶体を陽極に、NaCl中に陰
極を挿入し、6Vの電圧印加時の電流値で判定した。外
観異常がなく、電流値が0.25mA以下を「○」、そ
れ以外を「×」と判定した。
【0023】(2)耐衝撃性 (1)の条件で製缶した深絞り缶に水を満たした後密閉
する。成缶品及び125℃×8時間のレトルト処理及び
218℃×10分の乾熱処理を施したもの50個につい
て、高さ1.3mより15°に傾斜した床上に落とした
後、(1)に述べた条件で防錆性を評価する。 全数0.25mA以下で平均値が0.10mA以下 : ◎ 全数0.25mA以下で平均値が0.10〜0.18mA : ○〜◎ 全数0.25mA以下 : ○ それ以外 : ×
【0024】(3)味覚保香性 オレンジ飲料、コーヒーを封入し、1週間放置した後そ
の香を評価した。 封入前のコーヒーと同等に感じれるもの : ○ やや香が劣ると感じるもの : △ 大きく劣るもの : × とし、○、△を実用に供し得ると判定した。
【0025】
【実施例】
実施例1〜5、比較例1〜4 樹脂Aとして、酸成分がテレフタル酸(TPA)、イソ
フタル酸(IPA)からなり、アルコール成分がエチレ
ングリコール(EG)、ジエチレングリコール(DE
G)からなり、平均粒径1.5μmの凝集シリカ0.1
3重量%を添加したポリエステル(IV=0.72)を
用い、樹脂Bとして、同様に酸成分がテレフタル酸、イ
ソフタル酸、アルコール成分がエチレングリコール、ジ
エチレングリコールからなり、実質的に無粒子のポリエ
ステル(IV=0.74)を用いた。実施例5では、樹
脂Bに平均粒径0.8μmの真球状架橋ポリスチレン粒
子を添加した。
【0026】上記樹脂A又はBを、押出機に供給し、2
80℃で溶融押出する。複合する場合は2層口金にて積
層し、積層シートとしてキヤストした。この未延伸シー
トを、延伸温度105℃、延伸倍率3.1倍にて縦延伸
した。得られた一軸延伸フイルムを、テンターに導き、
延伸温度110℃、延伸倍率3.1倍にて横延伸した。
二軸に延伸されたフイルムを、一旦冷却後、183℃、
横方向リラックス率3%で弛緩処理を施しつつ熱固定し
た。ただし、実施例2では、縦延伸温度101℃、縦延
伸倍率3.2倍、熱処理温度179℃とし、比較例2で
は、縦延伸温度106℃、縦延伸倍率2.95倍、熱処
理温度188℃とし、比較例3、4では、縦延伸温度9
9℃、縦延伸倍率3.35倍、熱処理温度177℃とし
た。
【0027】得られたフイルムの特性を表1に示す。表
1に示すように、TA 、TB 、SA、SB 、nA 、Δn
A 、ΔnB が本発明で特定した関係を満たすものは、深
絞り加工性、耐衝撃性、保香性共に優れていたが(実施
例1〜5)、いずれかが本発明の関係から外れるもの
は、とくに深絞り加工性、耐衝撃性を満足させることが
できなかった(比較例1〜4)。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属貼り
合わせ用フイルムによるときは、ポリエステル系樹脂A
の単層構成、又は樹脂A、Bの積層構成とし、融解ピー
ク温度TA 、TB 、面配向係数SA 、SB 、平均屈折率
A 、複屈折率ΔnA 、ΔnBを特定の範囲としたの
で、深絞り加工等の成形性、耐衝撃性、保香性に優れた
フイルムを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝辻 邦雄 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル系樹脂Aよりなる2軸延伸
    フイルムからなり、該フイルムの融解ピーク温度TA
    面配向係数SA 、平均屈折率nA 、複屈折率ΔnA が、 200℃≦TA ≦240℃、 0.12≦SA ≦0.14、 1.585≦nA ≦1.620、 ΔnA ≦12×10-3、 を満足することを特徴とする金属貼り合わせ用フイル
    ム。
  2. 【請求項2】 前記樹脂Aがポリエチレンテレフタレー
    ト・イソフタレート共重合樹脂よりなる請求項1の金属
    貼り合わせ用フイルム。
  3. 【請求項3】 前記樹脂Aのジエチレングリコール量が
    1.2重量%以下、カルボン酸末端基量が50eq/t
    以下である請求項1又は2の金属貼り合わせ用フイル
    ム。
  4. 【請求項4】 ポリエステル系樹脂Aおよびポリエステ
    ル系樹脂Bよりなる2軸延伸積層フイルムからなり、該
    樹脂Bからなるフイルム層の融解ピーク温度TB 、面配
    向係数SB 、複屈折率ΔnB が、 TB ≧TA +1(TA :樹脂Aからなるフイルム層の融
    解ピーク温度)、 0.09≦SB ≦0.118、 ΔnB ≦12×10-3、を満足することを特徴とする金
    属貼り合わせ用フイルム。
  5. 【請求項5】 樹脂A、樹脂B層の表面粗さRA 、RB
    が、RA <RB である請求項4の金属貼り合わせ用フイ
    ルム。
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